JPH0619299A - 画像生成装置における現像装置 - Google Patents
画像生成装置における現像装置Info
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- JPH0619299A JPH0619299A JP5098328A JP9832893A JPH0619299A JP H0619299 A JPH0619299 A JP H0619299A JP 5098328 A JP5098328 A JP 5098328A JP 9832893 A JP9832893 A JP 9832893A JP H0619299 A JPH0619299 A JP H0619299A
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持部とこの支持部に回動自在に装着された
現像部とを含む現像装置本体が画像生成装置に着脱自在
に装着される、画像生成装置における現像装置におい
て、現像部を回動する必要なくして充分容易に画像生成
装置に現像装置本体を装着することができるようになす
こと。 【構成】 現像装置本体が画像生成装置から離脱せしめ
られているときには現像部を非作用位置に保持し、現像
装置本体が画像生成装置に装着される際に現像部を非作
用位置に保持する作用を消失する非作用位置保持手段が
配設されている。
現像部とを含む現像装置本体が画像生成装置に着脱自在
に装着される、画像生成装置における現像装置におい
て、現像部を回動する必要なくして充分容易に画像生成
装置に現像装置本体を装着することができるようになす
こと。 【構成】 現像装置本体が画像生成装置から離脱せしめ
られているときには現像部を非作用位置に保持し、現像
装置本体が画像生成装置に装着される際に現像部を非作
用位置に保持する作用を消失する非作用位置保持手段が
配設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機或いは静電
印刷機の如き画像生成装置に装備される現像装置に関す
る。
印刷機の如き画像生成装置に装備される現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像生成装置においては、周知の如く、
静電写真感光体の如き像担持体上に静電潜像を形成し、
次いでこの静電潜像をトナー像に現像している。静電潜
像をトナー像に現像するための現像装置は、例えば磁気
ブラシ機構から構成される現像剤適用手段を具備してお
り、この現像剤適用手段が現像域において静電潜像に現
像剤を適用してトナー像に現像する。現像剤はトナーと
キヤリアとから成る二成分現像剤或いはトナーのみから
成る一成分現像剤でよい。
静電写真感光体の如き像担持体上に静電潜像を形成し、
次いでこの静電潜像をトナー像に現像している。静電潜
像をトナー像に現像するための現像装置は、例えば磁気
ブラシ機構から構成される現像剤適用手段を具備してお
り、この現像剤適用手段が現像域において静電潜像に現
像剤を適用してトナー像に現像する。現像剤はトナーと
キヤリアとから成る二成分現像剤或いはトナーのみから
成る一成分現像剤でよい。
【0003】特開昭60−229072号公報及び実開
昭56−52746号公報に開示されている現像装置に
おいては、現像装置主要部の所要メインテナンスを充分
容易に遂行し得るようになすため、選択的に異なった色
のトナーを使用する現像を可能にするため等の見地か
ら、適用手段を含む現像装置本体を画像生成装置に着脱
自在に装着している。かような現像装置においては、現
像装置本体を画像生成装置から離脱してその主要部に充
分容易に所要メインテナンス作業を施すことできる。ま
た、所望ならば、離脱した現像装置本体に代えて、異な
った色のトナーを収容した他の現像装置本体を画像生成
装置に装着し、かくして異なった色のトナーによる現像
を実現することもできる。
昭56−52746号公報に開示されている現像装置に
おいては、現像装置主要部の所要メインテナンスを充分
容易に遂行し得るようになすため、選択的に異なった色
のトナーを使用する現像を可能にするため等の見地か
ら、適用手段を含む現像装置本体を画像生成装置に着脱
自在に装着している。かような現像装置においては、現
像装置本体を画像生成装置から離脱してその主要部に充
分容易に所要メインテナンス作業を施すことできる。ま
た、所望ならば、離脱した現像装置本体に代えて、異な
った色のトナーを収容した他の現像装置本体を画像生成
装置に装着し、かくして異なった色のトナーによる現像
を実現することもできる。
【0004】回転ドラムの周表面に配設された静電写真
感光体の如き像担持体に現像装置本体の適用手段に保持
された現像像が作用する状態で、像担持体の表面に沿っ
て現像装置本体を移動せしめると、周知の如く現像剤に
よる摺擦によって像担持体が損傷せしめられる虞があ
る。そこで、上記特開昭60−229072号公報に開
示されている現像装置においては、その周表面に像担持
体が配設されている回転ドラムの中心軸線に対して垂直
である鉛直方向に移動せしめることによって、画像生成
装置に現像装置本体を着脱すことができるように構成し
ている。また、上記実開昭56−52746号公報に開
示されている現像装置においては、現像装置本体を像担
持体の表面に沿って(従って回転ドラムの中心軸線と平
行に)移動自在に装着すると共に、現像装置本体の適用
手段に保持された現像剤が像担持体に作用する作用位置
と像担持体に実質上作用しない非作用位置との間を、回
転ドラムの中心軸線に対して垂直である水平方向に移動
自在に現像装置本体を装着し、像担持体の表面に沿って
現像装置本体を移動せしめて画像生成装置に着脱せしめ
る際には、現像装置本体が上記非作用位置にせしめられ
るように構成している。
感光体の如き像担持体に現像装置本体の適用手段に保持
された現像像が作用する状態で、像担持体の表面に沿っ
て現像装置本体を移動せしめると、周知の如く現像剤に
よる摺擦によって像担持体が損傷せしめられる虞があ
る。そこで、上記特開昭60−229072号公報に開
示されている現像装置においては、その周表面に像担持
体が配設されている回転ドラムの中心軸線に対して垂直
である鉛直方向に移動せしめることによって、画像生成
装置に現像装置本体を着脱すことができるように構成し
ている。また、上記実開昭56−52746号公報に開
示されている現像装置においては、現像装置本体を像担
持体の表面に沿って(従って回転ドラムの中心軸線と平
行に)移動自在に装着すると共に、現像装置本体の適用
手段に保持された現像剤が像担持体に作用する作用位置
と像担持体に実質上作用しない非作用位置との間を、回
転ドラムの中心軸線に対して垂直である水平方向に移動
自在に現像装置本体を装着し、像担持体の表面に沿って
現像装置本体を移動せしめて画像生成装置に着脱せしめ
る際には、現像装置本体が上記非作用位置にせしめられ
るように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記特開昭6
0−229072号公報或いは上記実開昭56−527
46号公報に開示されている現像装置の如く、現像装置
本体を鉛直方向或いは水平方向等に直線的に移動自在に
画像生成装置内に装着すると、現像装置本体に直線的移
動を許容するために比較的大きな空間を必要とし、画像
生成装置の小型化が阻害されるという問題が発生する。
0−229072号公報或いは上記実開昭56−527
46号公報に開示されている現像装置の如く、現像装置
本体を鉛直方向或いは水平方向等に直線的に移動自在に
画像生成装置内に装着すると、現像装置本体に直線的移
動を許容するために比較的大きな空間を必要とし、画像
生成装置の小型化が阻害されるという問題が発生する。
【0006】従来の現像装置における上記問題に鑑み、
本出願人の出願にかかる特願昭61−235929号
(発明の名称:現像装置)の明細書及び図面には、支持
部とこの支持部に所要範囲に渡って回動自在に装着され
た現像部とを含む現像装置本体を、画像生成装置に着脱
自在に装着する形態の現像装置が提案されている。画像
形成装置本体側には、現像装置本体の現像部の一端側に
作用する切換機構が配設されている。現像部の他端側に
おいては、現像部と支持部との間にばね手段が介在せし
められている。適用手段が装備されている現像部は切換
機構の作用によって支持部に対して回動せしめられ、適
用手段に保持されている現像剤が像担持体に作用し得る
作用位置と像担持体に実質上作用し得ない非作用位置と
に選択的に位置せしめられる。現像部と支持部との間に
介在せしめられた上記ばね部材は、現像部を作用位置に
弾性的に偏倚する。現像装置本体を画像生成装置に装着
或いはこれから離脱する際には、現像部を上記非作用位
置に位置せしめて、周表面に像担持体が配設されている
回転ドラムの中心軸線方向に現像装置本体を移動せしめ
る。かかる現像装置においては、現像部を作用位置と非
作用位置との間で移動自在にせしめるのに必要である空
間を充分小さくせしめることができ、従って画像生成装
置を充分小型化せしめることができる。
本出願人の出願にかかる特願昭61−235929号
(発明の名称:現像装置)の明細書及び図面には、支持
部とこの支持部に所要範囲に渡って回動自在に装着され
た現像部とを含む現像装置本体を、画像生成装置に着脱
自在に装着する形態の現像装置が提案されている。画像
形成装置本体側には、現像装置本体の現像部の一端側に
作用する切換機構が配設されている。現像部の他端側に
おいては、現像部と支持部との間にばね手段が介在せし
められている。適用手段が装備されている現像部は切換
機構の作用によって支持部に対して回動せしめられ、適
用手段に保持されている現像剤が像担持体に作用し得る
作用位置と像担持体に実質上作用し得ない非作用位置と
に選択的に位置せしめられる。現像部と支持部との間に
介在せしめられた上記ばね部材は、現像部を作用位置に
弾性的に偏倚する。現像装置本体を画像生成装置に装着
或いはこれから離脱する際には、現像部を上記非作用位
置に位置せしめて、周表面に像担持体が配設されている
回転ドラムの中心軸線方向に現像装置本体を移動せしめ
る。かかる現像装置においては、現像部を作用位置と非
作用位置との間で移動自在にせしめるのに必要である空
間を充分小さくせしめることができ、従って画像生成装
置を充分小型化せしめることができる。
【0007】しかしながら、上記特願昭61−2359
29号の明細書及び図面に開示されている現像装置も未
だ充分に満足し得るものではなく、次のとおりの解決す
べき問題が残留することが判明した。即ち、画像生成装
置から現像装置を離脱せしめると、上記ばね部材の弾性
偏倚作用によって現像部は作用位置に位置せしめられ
る。従って、画像生成装置に現像装置本体を装着する際
には、ばね部材の弾性偏倚作用に抗して現像部を非作用
位置に回動せしめ、かかる状態を維持して現像装置本体
を所要方向に移動せしめて画像生成装置に装着しなけれ
ばならず、現像装置本体の装着操作が必ずしも容易でな
い。
29号の明細書及び図面に開示されている現像装置も未
だ充分に満足し得るものではなく、次のとおりの解決す
べき問題が残留することが判明した。即ち、画像生成装
置から現像装置を離脱せしめると、上記ばね部材の弾性
偏倚作用によって現像部は作用位置に位置せしめられ
る。従って、画像生成装置に現像装置本体を装着する際
には、ばね部材の弾性偏倚作用に抗して現像部を非作用
位置に回動せしめ、かかる状態を維持して現像装置本体
を所要方向に移動せしめて画像生成装置に装着しなけれ
ばならず、現像装置本体の装着操作が必ずしも容易でな
い。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その技術的課題は、上記特願昭61−23592
9号の明細書及び図面に開示されている現像装置を更に
改良して、現像部を回動せしめる必要なくして充分容易
に画像生成装置に現像装置本体を装着することができる
ようになすことである。
あり、その技術的課題は、上記特願昭61−23592
9号の明細書及び図面に開示されている現像装置を更に
改良して、現像部を回動せしめる必要なくして充分容易
に画像生成装置に現像装置本体を装着することができる
ようになすことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るために、本発明によれば、該現像装置本体が該画像生
成装置から離脱せしめられているときには該現像部を該
非作用位置に保持し、該現像装置本体が該画像生成装置
に装着される際に該現像部を該非作用位置に保持する作
用を消失する非作用位置保持手段が配設される。
るために、本発明によれば、該現像装置本体が該画像生
成装置から離脱せしめられているときには該現像部を該
非作用位置に保持し、該現像装置本体が該画像生成装置
に装着される際に該現像部を該非作用位置に保持する作
用を消失する非作用位置保持手段が配設される。
【0010】即ち、本発明によれば、画像生成装置本体
に着脱自在に装着され、且つ支持部及び作用位置と非作
用位置との間を回動自在に該支持部に支持された現像部
を含み、該現像部には現像域にて静電潜像に現像剤を適
用するための適用手段が装備されている現像装置本体
と、該現像装置本体が該画像生成装置から離脱せしめら
れているときには該現像部を該非作用位置に保持し、該
現像装置本体が該画像生成装置に装着される際に該現像
部を該非作用位置に保持する作用を消失する非作用位置
保持手段と、を具備することを特徴とする画像生成装置
における現像装置が提供される。
に着脱自在に装着され、且つ支持部及び作用位置と非作
用位置との間を回動自在に該支持部に支持された現像部
を含み、該現像部には現像域にて静電潜像に現像剤を適
用するための適用手段が装備されている現像装置本体
と、該現像装置本体が該画像生成装置から離脱せしめら
れているときには該現像部を該非作用位置に保持し、該
現像装置本体が該画像生成装置に装着される際に該現像
部を該非作用位置に保持する作用を消失する非作用位置
保持手段と、を具備することを特徴とする画像生成装置
における現像装置が提供される。
【0011】該支持部と該現像部との間には該現像部を
該作用位置に弾性的に偏倚する偏倚手段が配設されてお
り、該画像生成装置には該画像生成装置内の所要位置に
該現像装置本体が装着される際及び該画像生成装置内の
該所要位置から該現像装置本体が離脱される際に、該偏
倚手段の弾性偏倚作用に抗して該現像装置本体を該非作
用位置に保持して案内する案内手段が配設されているの
が好ましい。また、該非作用位置保持手段は該支持部に
配設された係合面と、該係合面に係合して該現像部を該
非作用位置に保持する係合位置と該係合面から離脱する
非係合位置との間を移動自在に該現像部に装着された保
持部材と、該保持部材を該係合位置に弾性的に偏倚する
偏倚手段と、該画像生成装置に配設された当接面とから
構成されており、該現像装置本体が該画像生成装置に装
着される際に該係合部材が該当接面に当接することによ
って、該偏倚手段の弾性偏倚作用に抗して該係合手段が
該非係合位置に移動せしめられるのが好適である。
該作用位置に弾性的に偏倚する偏倚手段が配設されてお
り、該画像生成装置には該画像生成装置内の所要位置に
該現像装置本体が装着される際及び該画像生成装置内の
該所要位置から該現像装置本体が離脱される際に、該偏
倚手段の弾性偏倚作用に抗して該現像装置本体を該非作
用位置に保持して案内する案内手段が配設されているの
が好ましい。また、該非作用位置保持手段は該支持部に
配設された係合面と、該係合面に係合して該現像部を該
非作用位置に保持する係合位置と該係合面から離脱する
非係合位置との間を移動自在に該現像部に装着された保
持部材と、該保持部材を該係合位置に弾性的に偏倚する
偏倚手段と、該画像生成装置に配設された当接面とから
構成されており、該現像装置本体が該画像生成装置に装
着される際に該係合部材が該当接面に当接することによ
って、該偏倚手段の弾性偏倚作用に抗して該係合手段が
該非係合位置に移動せしめられるのが好適である。
【0012】
【作用】本発明に従って構成された現像装置において
は、現像装置本体が画像生成装置から離脱せしめられた
状態においては、非作用位置保持手段の作用によって現
像装置本体の現像部は非作用位置に保持されている。従
って、現像部を回動せしめる必要なくして単に現像装置
本体を所要方向に移動せしめることによって画像生成装
置に装着することができる。画像生成装置に現像装置本
体を装着する際には非作用位置保持手段の上記保持作用
が消失され、従って画像生成装置内の所要位置に現像装
置本体が装着された状態においては、非作用位置保持手
段に妨げられることなく現像装置本体の現像部を作用位
置に回動せしめることができる。
は、現像装置本体が画像生成装置から離脱せしめられた
状態においては、非作用位置保持手段の作用によって現
像装置本体の現像部は非作用位置に保持されている。従
って、現像部を回動せしめる必要なくして単に現像装置
本体を所要方向に移動せしめることによって画像生成装
置に装着することができる。画像生成装置に現像装置本
体を装着する際には非作用位置保持手段の上記保持作用
が消失され、従って画像生成装置内の所要位置に現像装
置本体が装着された状態においては、非作用位置保持手
段に妨げられることなく現像装置本体の現像部を作用位
置に回動せしめることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に従って構成された現像装置の
好適実施例について、添付図面を参照して更に詳述す
る。
好適実施例について、添付図面を参照して更に詳述す
る。
【0014】現像装置の概要 最初に、図1を参照して、本発明に従って構成された現
像装置の概要について説明する。
像装置の概要について説明する。
【0015】図示の現像装置は、支持部2(図2)とこ
の支持部2から延びる現像部4とを含む現像装置本体6
を具備している。現像装置本体6は静電複写機の如き画
像生成装置の装置本体に着脱自在に装着され、現像装置
本体6の現像部4は図1に実線で示す非作用位置と図1
に二点鎖線で示す作用位置との間を旋回自在である。
の支持部2から延びる現像部4とを含む現像装置本体6
を具備している。現像装置本体6は静電複写機の如き画
像生成装置の装置本体に着脱自在に装着され、現像装置
本体6の現像部4は図1に実線で示す非作用位置と図1
に二点鎖線で示す作用位置との間を旋回自在である。
【0016】現像部4は現像ハウジング8を備えてお
り、現像ハウジング8は現像室10を規定する。この現
像ハウジング8の図1において左面(後述する感光体に
対向する面)には開口11が形成されている。現像室1
0の左部には現像剤適用手段を構成する磁気ブラシ機構
12が配設され、また現像室10の右部には攪拌手段1
4が配設されている。磁気ブラシ機構12は矢印16で
示す方向に回転される中空スリーブ部材18とこの中空
スリーブ部材18内に配設された静止永久磁石20との
組合せから構成され、中空スリーブ部材18の周表面に
現像剤を保持して矢印16で示す方向に搬送する。攪拌
手段14は支持軸22とこの支持軸22に装着された攪
拌部材24とを備え、攪拌部材24の周表面には外方に
突出する羽根26が設けられている。攪拌手段14は矢
印28で示す方向に回転され、現像室10内の現像剤を
攪拌混合すると共に現像剤中のトナーを摩擦帯電する。
中空スリーブ部材18及び攪拌部材24の上方には案内
部材30が配設されている。案内部材30の上方にはト
ナー移送室32が規定され、このトナー移送室32には
トナー移送手段34が配設されている。トナー移送室3
2の底部にはトナー供給開口36が形成されている。
り、現像ハウジング8は現像室10を規定する。この現
像ハウジング8の図1において左面(後述する感光体に
対向する面)には開口11が形成されている。現像室1
0の左部には現像剤適用手段を構成する磁気ブラシ機構
12が配設され、また現像室10の右部には攪拌手段1
4が配設されている。磁気ブラシ機構12は矢印16で
示す方向に回転される中空スリーブ部材18とこの中空
スリーブ部材18内に配設された静止永久磁石20との
組合せから構成され、中空スリーブ部材18の周表面に
現像剤を保持して矢印16で示す方向に搬送する。攪拌
手段14は支持軸22とこの支持軸22に装着された攪
拌部材24とを備え、攪拌部材24の周表面には外方に
突出する羽根26が設けられている。攪拌手段14は矢
印28で示す方向に回転され、現像室10内の現像剤を
攪拌混合すると共に現像剤中のトナーを摩擦帯電する。
中空スリーブ部材18及び攪拌部材24の上方には案内
部材30が配設されている。案内部材30の上方にはト
ナー移送室32が規定され、このトナー移送室32には
トナー移送手段34が配設されている。トナー移送室3
2の底部にはトナー供給開口36が形成されている。
【0017】上述したとおりの現像装置においては、後
述するトナーカートリッジから供給されたトナーがトナ
ー移送手段34の作用によって図1において紙面に垂直
な方向に移送され、トナー供給開口36を通して案内部
材30上に供給され、案内部材30の上面に沿って攪拌
部材24上に流下せしめられる。攪拌部材24は案内部
材30から流下する現像剤(上述した如くして供給され
た新しいトナーを含む)及び現像室10に存在する現像
剤を混合して磁気ブラシ機構12に送給する。磁気ブラ
シ機構12は混合された現像剤を中空スリーブ部材18
の周表面に磁気的に保持して矢印16で示す方向に搬送
する。一方、現像ハウジング8には中空スリーブ部材1
8の周表面に向けて突出する穂切り部38が一体に設け
られており、中空スリーブ部材18に保持された過剰の
現像剤は穂切り部38の作用によって中空スリーブ部材
18から除去される。除去された現像剤は上方に導か
れ、次いで案内部材30の上面上を攪拌部材24に向け
て流下せしめられる。穂切り部38に近接してトナー濃
度検出器40が配設されており、このトナー濃度検出器
40は中空スリーブ部材18から除去されて上方に導か
れる現像剤のトナー濃度を検出する。穂切り部38の作
用によって穂の長さが調整された現像剤は、中空スリー
ブ部材18の回転によって更に矢印16で示す方向に搬
送され、周表面に感光体が配設された回転ドラム42の
表面に作用する。回転ドラム42の感光体表面にはそれ
自体周知の手段によって静電潜像が形成されており、番
号44で示す現像域において磁気ブラシ機構12に保持
された現像剤が回転ドラム42の感光体表面に作用せし
められて上記静電潜像がトナー像に現像される。
述するトナーカートリッジから供給されたトナーがトナ
ー移送手段34の作用によって図1において紙面に垂直
な方向に移送され、トナー供給開口36を通して案内部
材30上に供給され、案内部材30の上面に沿って攪拌
部材24上に流下せしめられる。攪拌部材24は案内部
材30から流下する現像剤(上述した如くして供給され
た新しいトナーを含む)及び現像室10に存在する現像
剤を混合して磁気ブラシ機構12に送給する。磁気ブラ
シ機構12は混合された現像剤を中空スリーブ部材18
の周表面に磁気的に保持して矢印16で示す方向に搬送
する。一方、現像ハウジング8には中空スリーブ部材1
8の周表面に向けて突出する穂切り部38が一体に設け
られており、中空スリーブ部材18に保持された過剰の
現像剤は穂切り部38の作用によって中空スリーブ部材
18から除去される。除去された現像剤は上方に導か
れ、次いで案内部材30の上面上を攪拌部材24に向け
て流下せしめられる。穂切り部38に近接してトナー濃
度検出器40が配設されており、このトナー濃度検出器
40は中空スリーブ部材18から除去されて上方に導か
れる現像剤のトナー濃度を検出する。穂切り部38の作
用によって穂の長さが調整された現像剤は、中空スリー
ブ部材18の回転によって更に矢印16で示す方向に搬
送され、周表面に感光体が配設された回転ドラム42の
表面に作用する。回転ドラム42の感光体表面にはそれ
自体周知の手段によって静電潜像が形成されており、番
号44で示す現像域において磁気ブラシ機構12に保持
された現像剤が回転ドラム42の感光体表面に作用せし
められて上記静電潜像がトナー像に現像される。
【0018】現像装置本体の構成 次いで、図2及び図4を参照して現像装置本体6の構成
について説明する。図示の現像装置本体6においては、
一端部(図4において左端部)に支持部2が存在し、現
像部は支持部2から他端(図4において右端)に向けて
延在している。支持部2は支持本体46を備え、支持本
体46の前面には把持部材48が一体に設けられてい
る。支持本体46の後面には左右方向に間隔を置いて一
対の突起部50が設けられ、各突起部50には円筒状の
受け凹部52(図4)が規定されている。支持本体46
には実質上鉛直に上方に延びる支持壁54も設けられて
おり、この支持壁54には電気的接続端子56が装着さ
れている。また、支持本体46には爪部58を有する係
合部材60も旋回自在に装着されている。係合部材60
には偏倚ばね62が付設されており、係合部材60の操
作部64を押圧することにより偏倚ばね62の偏倚力に
抗して係合部材60を旋回せしめることができる。
について説明する。図示の現像装置本体6においては、
一端部(図4において左端部)に支持部2が存在し、現
像部は支持部2から他端(図4において右端)に向けて
延在している。支持部2は支持本体46を備え、支持本
体46の前面には把持部材48が一体に設けられてい
る。支持本体46の後面には左右方向に間隔を置いて一
対の突起部50が設けられ、各突起部50には円筒状の
受け凹部52(図4)が規定されている。支持本体46
には実質上鉛直に上方に延びる支持壁54も設けられて
おり、この支持壁54には電気的接続端子56が装着さ
れている。また、支持本体46には爪部58を有する係
合部材60も旋回自在に装着されている。係合部材60
には偏倚ばね62が付設されており、係合部材60の操
作部64を押圧することにより偏倚ばね62の偏倚力に
抗して係合部材60を旋回せしめることができる。
【0019】現像部4の現像ハウジング8は、その幅方
向(図1において紙面に垂直な方向、図4において左右
方向)に間隔を置いて配設された一対の端壁66及び6
8(図2)、一端の端壁66及び68間に配設された底
壁70、側壁72並びに上壁74(図1)を有し、これ
らの壁66、68、70、72及び74によって上記現
像室10が規定されている。図1及び図2から理解され
る如く、磁気ブラシ機構12の中空スリーブ部材18の
両端部に設けられた軸部(図示せず)が上記端壁66及
び68に回転自在に支持され、端壁66と上記軸部との
間には支持部材76が介在せしめられている。中空スリ
ーブ部材18に現像バイアス電圧を印加するためのワイ
ヤ78の一端がこの支持部材76のねじ部材79によっ
て接続され、ワイヤ78の他端は支持部2の接続端子5
6に接続されている。攪拌手段14の支持軸22も上記
端壁66及び68に回転自在に支持されている。
向(図1において紙面に垂直な方向、図4において左右
方向)に間隔を置いて配設された一対の端壁66及び6
8(図2)、一端の端壁66及び68間に配設された底
壁70、側壁72並びに上壁74(図1)を有し、これ
らの壁66、68、70、72及び74によって上記現
像室10が規定されている。図1及び図2から理解され
る如く、磁気ブラシ機構12の中空スリーブ部材18の
両端部に設けられた軸部(図示せず)が上記端壁66及
び68に回転自在に支持され、端壁66と上記軸部との
間には支持部材76が介在せしめられている。中空スリ
ーブ部材18に現像バイアス電圧を印加するためのワイ
ヤ78の一端がこの支持部材76のねじ部材79によっ
て接続され、ワイヤ78の他端は支持部2の接続端子5
6に接続されている。攪拌手段14の支持軸22も上記
端壁66及び68に回転自在に支持されている。
【0020】図2を参照して説明を続けると、現像ハウ
ジング8の上壁74には補助ハウジング80が装着され
ており、この補助ハウジング80はカートリッジ装着部
82とトナー移送部84を備えている。カートリッジ装
着部82はトナー排出室86を規定し、その上面は開放
されている。一方、トナー排出室86の上方にはトナー
カートリッジ88(図10)が着脱自在に装着され、ト
ナーカートリッジ88内のトナーはトナー排出室86に
排出される。トナーカートリッジ88及びこれが装着さ
れるカートリッジ装着部82の詳細については後述す
る。トナー移送部84は中空円筒状の筒状壁90から構
成され、カートリッジ装着部82から図2において左上
方に延びている。筒状壁90の両側部には幅方向に延び
る突起92が設けられており、かかる突起92を取付ね
じ94により現像ハウジング8の上壁74に取付けるこ
とによって補助ハウジング80が現像ハウジング8に装
着されている。筒状壁90によって規定されたトナー移
送室32はトナー排出室86に連通せしめられている。
筒状壁90の底部には上記トナー供給開口36が形成さ
れており、このトナー供給開口36の幅は、矢印96で
示すトナー移送方向に向けて漸次せしめられている。ま
た、トナー移送室32にはトナー移送手段34を構成す
る螺旋状部材98が回転自在に装着されている。螺旋状
部材98の一端部はトナー移送室32からトナー排出室
86に延出せしめられており、その主部は現像室10内
を幅方向に延びている。トナーカートリッジ88(図1
0)からトナー排出室86に排出されたトナーは螺旋状
部材98の作用によってトナー移送室32内を矢印96
で示す方向に移送せしめられる。トナー移送室32の矢
印96で示す移送方向上流側部においてはトナー供給開
口36の幅は比較的小さく、それ故にトナーの移送量が
比較的多いにもかかわらずトナー供給開口36を通して
のトナーの供給割合は比較的小さく、一方トナー移送室
32の矢印96で示す移送方向下流側部においてはトナ
ー供給開口36の幅は比較的大きく、ゆれ故にトナーの
移送量が比較的少ないにもかかわらずトナー供給開口3
6を通してのトナーの供給割合は比較的大きく、かくし
てトナー排出室86からトナー供給開口36を通して現
像室10の幅方向全体に渡って実質上均一にトナーが供
給される。
ジング8の上壁74には補助ハウジング80が装着され
ており、この補助ハウジング80はカートリッジ装着部
82とトナー移送部84を備えている。カートリッジ装
着部82はトナー排出室86を規定し、その上面は開放
されている。一方、トナー排出室86の上方にはトナー
カートリッジ88(図10)が着脱自在に装着され、ト
ナーカートリッジ88内のトナーはトナー排出室86に
排出される。トナーカートリッジ88及びこれが装着さ
れるカートリッジ装着部82の詳細については後述す
る。トナー移送部84は中空円筒状の筒状壁90から構
成され、カートリッジ装着部82から図2において左上
方に延びている。筒状壁90の両側部には幅方向に延び
る突起92が設けられており、かかる突起92を取付ね
じ94により現像ハウジング8の上壁74に取付けるこ
とによって補助ハウジング80が現像ハウジング8に装
着されている。筒状壁90によって規定されたトナー移
送室32はトナー排出室86に連通せしめられている。
筒状壁90の底部には上記トナー供給開口36が形成さ
れており、このトナー供給開口36の幅は、矢印96で
示すトナー移送方向に向けて漸次せしめられている。ま
た、トナー移送室32にはトナー移送手段34を構成す
る螺旋状部材98が回転自在に装着されている。螺旋状
部材98の一端部はトナー移送室32からトナー排出室
86に延出せしめられており、その主部は現像室10内
を幅方向に延びている。トナーカートリッジ88(図1
0)からトナー排出室86に排出されたトナーは螺旋状
部材98の作用によってトナー移送室32内を矢印96
で示す方向に移送せしめられる。トナー移送室32の矢
印96で示す移送方向上流側部においてはトナー供給開
口36の幅は比較的小さく、それ故にトナーの移送量が
比較的多いにもかかわらずトナー供給開口36を通して
のトナーの供給割合は比較的小さく、一方トナー移送室
32の矢印96で示す移送方向下流側部においてはトナ
ー供給開口36の幅は比較的大きく、ゆれ故にトナーの
移送量が比較的少ないにもかかわらずトナー供給開口3
6を通してのトナーの供給割合は比較的大きく、かくし
てトナー排出室86からトナー供給開口36を通して現
像室10の幅方向全体に渡って実質上均一にトナーが供
給される。
【0021】上述した支持部2と現像部4は次のとおり
にして連結されている。主として図2を参照して説明す
ると、支持部2においては、支持壁54に円形状の孔1
00と弧状の案内孔102が形成されている。一方、現
像部4においては、端壁66の外面に支持軸部104と
被案内軸部106とが設けられている。そして、支持軸
部104を孔100に挿入すると共に被案内軸部106
を案内孔102に挿入することによって、現像部4が支
持部2に装着されている。支持軸部104と被案内軸部
106とは支持部2の支持壁54を貫通して突出してお
り、支持軸部104と被案内軸部106との突出端面に
取付ねじ108によって連結プレート片110が装着さ
れており、かくして現像部4が支持部2から離脱するこ
とが確実に防止されている。支持軸部104を被嵌して
偏倚コイルばね112(偏倚手段を構成する)が付設さ
れている。この偏倚ばね112の一端部は支持壁54に
係止され、その他端部は被案内軸部106に係止されて
おり、偏倚コイルばね112は現像部4を図1に二点鎖
線で示す作用位置に向けて矢印114(図1)で示す方
向に弾性的に偏倚せしめる。
にして連結されている。主として図2を参照して説明す
ると、支持部2においては、支持壁54に円形状の孔1
00と弧状の案内孔102が形成されている。一方、現
像部4においては、端壁66の外面に支持軸部104と
被案内軸部106とが設けられている。そして、支持軸
部104を孔100に挿入すると共に被案内軸部106
を案内孔102に挿入することによって、現像部4が支
持部2に装着されている。支持軸部104と被案内軸部
106とは支持部2の支持壁54を貫通して突出してお
り、支持軸部104と被案内軸部106との突出端面に
取付ねじ108によって連結プレート片110が装着さ
れており、かくして現像部4が支持部2から離脱するこ
とが確実に防止されている。支持軸部104を被嵌して
偏倚コイルばね112(偏倚手段を構成する)が付設さ
れている。この偏倚ばね112の一端部は支持壁54に
係止され、その他端部は被案内軸部106に係止されて
おり、偏倚コイルばね112は現像部4を図1に二点鎖
線で示す作用位置に向けて矢印114(図1)で示す方
向に弾性的に偏倚せしめる。
【0022】画像生成装置本体の構成 次に、図3及び図4を参照して、現像装置本体6が着脱
自在に装着される画像生成装置本体の構成について説明
する。静電複写機本体の如き画像生成装置本体は前後方
向(図4において左右方向)に間隔を置いて配設された
前基板116及び後基板118(図4)を備えている。
前基板116には現像装置本体6の現像部4の形状に略
対応した開口(図示せず)が形成されており、現像部4
はかかる開口を通して図4に示す如く前基板116と後
基板118との間に位置付けられる。図4に示す如く、
上記開口の下縁を規定する部位には現像部4の下部の形
状に対応する形状のプレート状支持案内体284が設け
られている。この支持案内体284は、図11及び図1
2に示す如く、一側部が前基板116から幾分外方に突
出し、他側部が前基板116から幾分内方に突出してい
る。かかる支持案内体284は現像装置本体6を装着及
び離脱するときに現像部4を案内支持する。前基板11
6の前面(外面)には左右方向に間隔を置いて一対の支
持ピン120(図4にその一方のみを示す)が植設され
ている。一対の支持ピン120は支持部2に規定された
受け凹部52に対応して配設されている。支持部2の接
続端子56に対応して前基板116の前面には画像生成
装置本体側の接続端子(図示せず)も設けられている。
従って、現像装置本体6を図4に示す如く画像生成装置
本体に装着すると、前基板116の支持ピン120が支
持部2の受け凹部52に受入れられ、これによって支持
部2が前基板116に装着され、また支持部2の接続端
子56と前基板116の接続端子(図示せず)が電気的
に接続される。片方(図2において右上)の突起部50
の内部には金属材料から形成されたスリーブ部材121
が装着されている。また、前基板116及び支持ピン1
20は金属材料から形成されている。そして、螺旋状部
材98を回動せしめるための電動モータ122のアース
線124が固定用ねじによって片方の突起部50に取付
けられ、アース線124は固定用ねじを介してスリーブ
部材121に接続されている。従って、現像装置本体6
を所要の通り装着すると、電動モータ122のアース線
124は固定用ねじ、スリーブ部材121、支持ピン1
20及び前基板116を介してアースされる。
自在に装着される画像生成装置本体の構成について説明
する。静電複写機本体の如き画像生成装置本体は前後方
向(図4において左右方向)に間隔を置いて配設された
前基板116及び後基板118(図4)を備えている。
前基板116には現像装置本体6の現像部4の形状に略
対応した開口(図示せず)が形成されており、現像部4
はかかる開口を通して図4に示す如く前基板116と後
基板118との間に位置付けられる。図4に示す如く、
上記開口の下縁を規定する部位には現像部4の下部の形
状に対応する形状のプレート状支持案内体284が設け
られている。この支持案内体284は、図11及び図1
2に示す如く、一側部が前基板116から幾分外方に突
出し、他側部が前基板116から幾分内方に突出してい
る。かかる支持案内体284は現像装置本体6を装着及
び離脱するときに現像部4を案内支持する。前基板11
6の前面(外面)には左右方向に間隔を置いて一対の支
持ピン120(図4にその一方のみを示す)が植設され
ている。一対の支持ピン120は支持部2に規定された
受け凹部52に対応して配設されている。支持部2の接
続端子56に対応して前基板116の前面には画像生成
装置本体側の接続端子(図示せず)も設けられている。
従って、現像装置本体6を図4に示す如く画像生成装置
本体に装着すると、前基板116の支持ピン120が支
持部2の受け凹部52に受入れられ、これによって支持
部2が前基板116に装着され、また支持部2の接続端
子56と前基板116の接続端子(図示せず)が電気的
に接続される。片方(図2において右上)の突起部50
の内部には金属材料から形成されたスリーブ部材121
が装着されている。また、前基板116及び支持ピン1
20は金属材料から形成されている。そして、螺旋状部
材98を回動せしめるための電動モータ122のアース
線124が固定用ねじによって片方の突起部50に取付
けられ、アース線124は固定用ねじを介してスリーブ
部材121に接続されている。従って、現像装置本体6
を所要の通り装着すると、電動モータ122のアース線
124は固定用ねじ、スリーブ部材121、支持ピン1
20及び前基板116を介してアースされる。
【0023】主として図3を参照して説明を続けると、
前基板116及び後基板118間には上記前後方向に延
びている支持プレート126が配設されてい。支持プレ
ート126の上端部には上方に開放しているチャンネル
状の案内部128が設けられており、この案内部128
は支持プレート126の一端から後端部に向けて延びて
いる。案内部128の大部分は実質上水平に延びてお
り、その他端部128aのみ他端(図4において右方)
に向けて下方に傾斜して延びている(図4も参照された
い)。一方、現像ハウジング8の図1において右端上部
には右方に突出している被支持突部130が設けられ、
この被支持突部130の下面には更に下方に突出する被
作用突片132が一体に設けられている。更に、図4に
示すとおり、現像部4の端壁68の外面には突起部13
4が設けられ、また後基板118には軸部材136が装
着されている。突起部134の端面には図4において左
方に延びる受け凹部140が規定されている。一方、軸
部材136の一端部には固定部142が設けられ、その
他端部は後基板118を貫通して内方に突出している。
軸部材136のこの突出部には矢印138で示す前後方
向に移動自在に歯車144が装着されている。歯車14
4と後基板118との間には、歯車144を内方に弾性
的に偏倚せしめる偏倚ばね部材146が介在されてい
る。歯車144は適宜の接続手段(図示せず)を介して
電動モータでよい駆動源(図示せず)に駆動連結されて
いる。現像装置本体6を画像生成装置本体に装着する際
には、現像ハウジング8に設けられた被作用突片132
は支持プレート126の案内部128に案内されて矢印
148で示す装着方向に移動される。そして、現像装置
本体6を所要位置に装着すると、現像部4の端壁68に
設けられた突起部134の受け凹部140内に軸部材1
36の突出端部が位置付けられる。従って、現像部4の
一端部は支持軸部104を介して支持部2に回転自在に
支持され、現像部4の他端部は軸部材136を介して後
基板118に回転自在に支持され、現像部4は支持軸部
104及び軸部材136を中心として(即ち、現像装置
本体6の幅方向に延びる回転中心軸線を構成する支持軸
部104及び軸部材136の中心軸線を中心として)上
記非作用位置と作用位置との間を回転自在である。図示
していないが、現像装置本体6を所要位置に装着する
と、磁気ブラシ機構12の中空スリーブ部材18を回転
せしめるための歯車及び攪拌手段14の支持軸22を回
転せしめるための歯車が上記歯車144に駆動連結され
る。
前基板116及び後基板118間には上記前後方向に延
びている支持プレート126が配設されてい。支持プレ
ート126の上端部には上方に開放しているチャンネル
状の案内部128が設けられており、この案内部128
は支持プレート126の一端から後端部に向けて延びて
いる。案内部128の大部分は実質上水平に延びてお
り、その他端部128aのみ他端(図4において右方)
に向けて下方に傾斜して延びている(図4も参照された
い)。一方、現像ハウジング8の図1において右端上部
には右方に突出している被支持突部130が設けられ、
この被支持突部130の下面には更に下方に突出する被
作用突片132が一体に設けられている。更に、図4に
示すとおり、現像部4の端壁68の外面には突起部13
4が設けられ、また後基板118には軸部材136が装
着されている。突起部134の端面には図4において左
方に延びる受け凹部140が規定されている。一方、軸
部材136の一端部には固定部142が設けられ、その
他端部は後基板118を貫通して内方に突出している。
軸部材136のこの突出部には矢印138で示す前後方
向に移動自在に歯車144が装着されている。歯車14
4と後基板118との間には、歯車144を内方に弾性
的に偏倚せしめる偏倚ばね部材146が介在されてい
る。歯車144は適宜の接続手段(図示せず)を介して
電動モータでよい駆動源(図示せず)に駆動連結されて
いる。現像装置本体6を画像生成装置本体に装着する際
には、現像ハウジング8に設けられた被作用突片132
は支持プレート126の案内部128に案内されて矢印
148で示す装着方向に移動される。そして、現像装置
本体6を所要位置に装着すると、現像部4の端壁68に
設けられた突起部134の受け凹部140内に軸部材1
36の突出端部が位置付けられる。従って、現像部4の
一端部は支持軸部104を介して支持部2に回転自在に
支持され、現像部4の他端部は軸部材136を介して後
基板118に回転自在に支持され、現像部4は支持軸部
104及び軸部材136を中心として(即ち、現像装置
本体6の幅方向に延びる回転中心軸線を構成する支持軸
部104及び軸部材136の中心軸線を中心として)上
記非作用位置と作用位置との間を回転自在である。図示
していないが、現像装置本体6を所要位置に装着する
と、磁気ブラシ機構12の中空スリーブ部材18を回転
せしめるための歯車及び攪拌手段14の支持軸22を回
転せしめるための歯車が上記歯車144に駆動連結され
る。
【0024】切換機構 図示の実施例では、現像装置本体6を画像生成装置本体
に装着した状態において現像部4を図1に実線で示す非
作用位置と図1に二点鎖線で示す作用位置に選択的にせ
しめる切換機構150が装備されている。図3と共に図
5を参照して説明すると、切換機構150はカム手段1
52及びカム手段152の作用によって昇降動される昇
降部材154を備えている。昇降部材154は本体部1
56、本体部156の中間部に設けられた作用部15
8、本体部156の上端に設けられた折曲部160及び
折曲部160から下方に垂下しているカム従動部162
を有している。本体部156には上下方向に延びる細長
い孔164が形成されている。かかる昇降部材154
は、次のとおりにして支持プレート126の後端部に上
下方向に移動自在に装着されている。昇降部材154の
本体部156の孔164には、案内部材166の案内突
部166aが嵌入されている。一方、取付部材168に
は上下方向に間隔を置いて取付ピン170が設けられ、
各取付ピン170を案内部材166に形成されている孔
172を貫通せしめて支持プレート126に設けられた
開口174に挿入することによって、支持プレート12
6に装着された案内部材166に昇降部材154が装着
されている。取付部材168及び案内部材166を貫通
して固定ねじ176が支持プレート126に螺着されて
いる。従って、昇降部材154は孔164の下端が案内
部材166の案内突部166aの下端に当接する上昇位
置(図6に示す位置)と孔164の上端が案内部材16
6の案内突部166aの上端に当接する下降位置(図5
及び図6に示す位置)との間を移動自在である。昇降部
材154の作用部158は現像ハウジング8に設けられ
た被作用突片132に作用し得るように構成されてお
り、昇降部材154には偏倚ばね178が付設されてい
る。偏倚ばね178の一端部は昇降部材154の本体部
156に設けられた係止突片156aに係止され、その
他端部は支持プレート126の下端部に設けられた係止
片179に係止されている。この偏倚ばね178は昇降
部材154を下方に上記下降位置に向けて弾性的に偏倚
せしめる。
に装着した状態において現像部4を図1に実線で示す非
作用位置と図1に二点鎖線で示す作用位置に選択的にせ
しめる切換機構150が装備されている。図3と共に図
5を参照して説明すると、切換機構150はカム手段1
52及びカム手段152の作用によって昇降動される昇
降部材154を備えている。昇降部材154は本体部1
56、本体部156の中間部に設けられた作用部15
8、本体部156の上端に設けられた折曲部160及び
折曲部160から下方に垂下しているカム従動部162
を有している。本体部156には上下方向に延びる細長
い孔164が形成されている。かかる昇降部材154
は、次のとおりにして支持プレート126の後端部に上
下方向に移動自在に装着されている。昇降部材154の
本体部156の孔164には、案内部材166の案内突
部166aが嵌入されている。一方、取付部材168に
は上下方向に間隔を置いて取付ピン170が設けられ、
各取付ピン170を案内部材166に形成されている孔
172を貫通せしめて支持プレート126に設けられた
開口174に挿入することによって、支持プレート12
6に装着された案内部材166に昇降部材154が装着
されている。取付部材168及び案内部材166を貫通
して固定ねじ176が支持プレート126に螺着されて
いる。従って、昇降部材154は孔164の下端が案内
部材166の案内突部166aの下端に当接する上昇位
置(図6に示す位置)と孔164の上端が案内部材16
6の案内突部166aの上端に当接する下降位置(図5
及び図6に示す位置)との間を移動自在である。昇降部
材154の作用部158は現像ハウジング8に設けられ
た被作用突片132に作用し得るように構成されてお
り、昇降部材154には偏倚ばね178が付設されてい
る。偏倚ばね178の一端部は昇降部材154の本体部
156に設けられた係止突片156aに係止され、その
他端部は支持プレート126の下端部に設けられた係止
片179に係止されている。この偏倚ばね178は昇降
部材154を下方に上記下降位置に向けて弾性的に偏倚
せしめる。
【0025】カム手段152は扇形状の第1のカム18
0及び円板状の第2のカム182を備えている。支持プ
レート126の上部後端部には固定用ねじ184によっ
て補助プレート186が取付けられている。補助プレー
ト186には電動モータ188が装着され、電動モータ
188の出力軸190は補助プレート186を貫通して
突出し、かかる出力軸190の突出端部に上記第1のカ
ム180及び第2のカム182が装着されている。第1
のカム180及び第2のカム182は一体に形成されて
おり、第1のカム180は、周表面が昇降部材154の
カム従動部162の下縁に作用するように配設され、第
2のカム182は昇降部材154の本体部156とカム
従動部162の間に位置するように配設される。第2の
カム182にはマイクロスイッチの如きスイッチ手段1
92が付設されている。スイッチ手段192は検出アー
ム192aを有し、第2のカム182の大径部194が
検出アーム192aに作用するときにはスイッチ手段1
92は閉(ON)になり、第2のカム182の小径部1
96が検出アーム192aに対向して位置するときには
スイッチ手段192は開(OFF)になる。
0及び円板状の第2のカム182を備えている。支持プ
レート126の上部後端部には固定用ねじ184によっ
て補助プレート186が取付けられている。補助プレー
ト186には電動モータ188が装着され、電動モータ
188の出力軸190は補助プレート186を貫通して
突出し、かかる出力軸190の突出端部に上記第1のカ
ム180及び第2のカム182が装着されている。第1
のカム180及び第2のカム182は一体に形成されて
おり、第1のカム180は、周表面が昇降部材154の
カム従動部162の下縁に作用するように配設され、第
2のカム182は昇降部材154の本体部156とカム
従動部162の間に位置するように配設される。第2の
カム182にはマイクロスイッチの如きスイッチ手段1
92が付設されている。スイッチ手段192は検出アー
ム192aを有し、第2のカム182の大径部194が
検出アーム192aに作用するときにはスイッチ手段1
92は閉(ON)になり、第2のカム182の小径部1
96が検出アーム192aに対向して位置するときには
スイッチ手段192は開(OFF)になる。
【0026】現像部4を作用状態にせしめるために、画
像生成装置の操作パネルに設けられている切換スイッチ
(図示せず)を操作すると、電動モータ188が矢印1
98(図6及び図7)で示す方向に回転され、これに伴
って第1のカム180及び第2のカム182も回転され
る。そして、第2のカム182の大径部194がスイッ
チ手段192の検出アーム192aに作用すると、スイ
ッチ手段192からの検出信号に基いて電動モータ18
8が除勢され、かくして昇降部材154及びこれに関連
する要素は図5及び図6に示す状態に保持される。図6
に示す状態においては、第1のカム180は第1の角度
位置から実質上180度回転して第2の角度位置に位置
付けられる。第2の角度位置にあるときには、第1のカ
ム180の小径部200が昇降部材154のカム従動部
162の下縁に作用し、かくして昇降部材154は偏倚
ばね178の作用によって上記下降位置にせしめられ
る。昇降部材154がかかる下降位置にせしめられる
と、図1を参照すると共に図6及び図7を比較参考する
ことによって容易に理解される如く、支持部2に対する
現像部4の矢印114(図1)で示す方向の回動が許容
され、かくして現像部4は現像部4自体の重量及び現像
部4に付設された偏倚コイルばね112の偏倚作用によ
って図1に二点鎖線で示す作用位置にせしめられる。か
かる作用位置においては、現像ハウジング8の一部が回
転ドラム42を支持する支持手段(図示せず)に当接
し、上記作用位置を越える現像部4の回動が確実に阻止
される。現像部4が作用位置に位置付けられると、磁気
ブラシ機構12が回転ドラム42の周表面に近接して位
置し、中空スリーブ部材18に保持された現像剤が現像
域44にて回転ドラム42の感光体表面に作用し、かく
して感光体表面に形成された静電潜像をトナー像に現像
することが可能になる。図6に示す如く昇降部材154
が下降位置にあるときには、作用部158は現像ハウジ
ング8の被作用突片132の下面から若干下方に離隔し
て位置し、それ故に作用部158が被作用突片132に
作用することはない。他方、現像部4を非作用状態にせ
しめるために、操作パネルに設けられた上記切換スイッ
チ(図示せず)を操作すると、同様に電動モータ188
が矢印198で示す方向に回転され、これに伴って第1
のカム180及び第2のカム182も回転される。そし
て、第2のカム182の大径部194に代えて小径部1
96がスイッチ手段192の検出アーム192aに対向
して位置すると、スイッチ手段192からの検出信号に
基いて電動モータ188が除勢され、かくして昇降部材
154及びこれに関連する要素は図7に示す状態に保持
される。図7に示す状態においては、第1のカム180
は第2の角度位置から実質上180度回転して第1の角
度位置に位置付けられる。第1の角度位置にあるときに
は第1のカム180の大径部202が昇降部材154の
カム従動部162の下縁に作用し、かくして昇降部材1
54は偏倚ばね178の作用に抗して上記上昇位置にせ
しめられる。昇降部材154が上昇位置にせしめられる
と、図1及び図7に示す如く、昇降部材154の作用部
158が現像ハウジング8の被作用突片132に作用し
てこれを上昇せしめ、かくして現像部4は矢印114で
示す方向と反対方向に回動されて図1に実線で示す非作
用位置にせしめられる。かかる非作用位置においては、
磁気ブラシ機構12が回転ドラム42の周表面から離隔
して位置し、中空スリーブ部材18に保持された現像剤
が回転ドラムの感光体表面に作用することはない。
像生成装置の操作パネルに設けられている切換スイッチ
(図示せず)を操作すると、電動モータ188が矢印1
98(図6及び図7)で示す方向に回転され、これに伴
って第1のカム180及び第2のカム182も回転され
る。そして、第2のカム182の大径部194がスイッ
チ手段192の検出アーム192aに作用すると、スイ
ッチ手段192からの検出信号に基いて電動モータ18
8が除勢され、かくして昇降部材154及びこれに関連
する要素は図5及び図6に示す状態に保持される。図6
に示す状態においては、第1のカム180は第1の角度
位置から実質上180度回転して第2の角度位置に位置
付けられる。第2の角度位置にあるときには、第1のカ
ム180の小径部200が昇降部材154のカム従動部
162の下縁に作用し、かくして昇降部材154は偏倚
ばね178の作用によって上記下降位置にせしめられ
る。昇降部材154がかかる下降位置にせしめられる
と、図1を参照すると共に図6及び図7を比較参考する
ことによって容易に理解される如く、支持部2に対する
現像部4の矢印114(図1)で示す方向の回動が許容
され、かくして現像部4は現像部4自体の重量及び現像
部4に付設された偏倚コイルばね112の偏倚作用によ
って図1に二点鎖線で示す作用位置にせしめられる。か
かる作用位置においては、現像ハウジング8の一部が回
転ドラム42を支持する支持手段(図示せず)に当接
し、上記作用位置を越える現像部4の回動が確実に阻止
される。現像部4が作用位置に位置付けられると、磁気
ブラシ機構12が回転ドラム42の周表面に近接して位
置し、中空スリーブ部材18に保持された現像剤が現像
域44にて回転ドラム42の感光体表面に作用し、かく
して感光体表面に形成された静電潜像をトナー像に現像
することが可能になる。図6に示す如く昇降部材154
が下降位置にあるときには、作用部158は現像ハウジ
ング8の被作用突片132の下面から若干下方に離隔し
て位置し、それ故に作用部158が被作用突片132に
作用することはない。他方、現像部4を非作用状態にせ
しめるために、操作パネルに設けられた上記切換スイッ
チ(図示せず)を操作すると、同様に電動モータ188
が矢印198で示す方向に回転され、これに伴って第1
のカム180及び第2のカム182も回転される。そし
て、第2のカム182の大径部194に代えて小径部1
96がスイッチ手段192の検出アーム192aに対向
して位置すると、スイッチ手段192からの検出信号に
基いて電動モータ188が除勢され、かくして昇降部材
154及びこれに関連する要素は図7に示す状態に保持
される。図7に示す状態においては、第1のカム180
は第2の角度位置から実質上180度回転して第1の角
度位置に位置付けられる。第1の角度位置にあるときに
は第1のカム180の大径部202が昇降部材154の
カム従動部162の下縁に作用し、かくして昇降部材1
54は偏倚ばね178の作用に抗して上記上昇位置にせ
しめられる。昇降部材154が上昇位置にせしめられる
と、図1及び図7に示す如く、昇降部材154の作用部
158が現像ハウジング8の被作用突片132に作用し
てこれを上昇せしめ、かくして現像部4は矢印114で
示す方向と反対方向に回動されて図1に実線で示す非作
用位置にせしめられる。かかる非作用位置においては、
磁気ブラシ機構12が回転ドラム42の周表面から離隔
して位置し、中空スリーブ部材18に保持された現像剤
が回転ドラムの感光体表面に作用することはない。
【0027】上述した現像装置本体6、画像生成装置本
体及び切換機構150の構成は、本出願人が昭和61年
10月2日付で提出した特願昭61−235929号
(名称:現像装置)の明細書及び図面に開示されたもの
と略同様であり、それ故にそれらの詳細については上記
特願昭61−235929号の明細書及び図面を参照さ
れたい。
体及び切換機構150の構成は、本出願人が昭和61年
10月2日付で提出した特願昭61−235929号
(名称:現像装置)の明細書及び図面に開示されたもの
と略同様であり、それ故にそれらの詳細については上記
特願昭61−235929号の明細書及び図面を参照さ
れたい。
【0028】位置付け手段 図示の現像装置は、現像装置本体6の現像部4を上記作
用位置に確実に保持するための位置付け手段を装備して
いる。図3及び図5を参照して説明すると、位置付け手
段204は現像装置本体6の幅方向(図5において左右
方向)に間隔を置いて配設された一対の押圧部材206
を備えている。支持プレート126の一端部には上方に
突出する突部208aが設けられており、この突部20
8aに植設されたピン210に片方の押圧部材206が
旋回自在に装着されている。また、支持プレート126
の他端部にも上方に突出する突部208bが設けられて
おり、この突部208bに植設されたピン210に他方
の押圧部材206が旋回自在に装着されている。更に、
各ピン210の先端には押圧部材206の離脱を防止す
る係止部材211が装着されている。各押圧部材206
は略逆L字状であり、下方に延びる被作用アーム部21
2と図5において左方に延びる押圧アーム部214を有
し、押圧アーム部214の先端には略三角形状の押圧ブ
ロック片216が固定用ねじ218によって装着されて
いる。押圧部材206の各々は図5及び図6に示す第1
の位置と図7に示す第2の位置との間を旋回自在であ
る。そして、各押圧部材206には弾性偏倚手段を構成
する偏倚コイルばね220が付設されている。偏倚コイ
ルばね220はピン210に被嵌され、その一端部は支
持プレート126に形成された孔222(図3)に係止
され、その他端部は押圧部材206の押圧アーム部21
4に係止され、押圧部材を上記第1の位置に向けて、即
ち図5において反時計方向に弾性的に偏倚せしめる。
用位置に確実に保持するための位置付け手段を装備して
いる。図3及び図5を参照して説明すると、位置付け手
段204は現像装置本体6の幅方向(図5において左右
方向)に間隔を置いて配設された一対の押圧部材206
を備えている。支持プレート126の一端部には上方に
突出する突部208aが設けられており、この突部20
8aに植設されたピン210に片方の押圧部材206が
旋回自在に装着されている。また、支持プレート126
の他端部にも上方に突出する突部208bが設けられて
おり、この突部208bに植設されたピン210に他方
の押圧部材206が旋回自在に装着されている。更に、
各ピン210の先端には押圧部材206の離脱を防止す
る係止部材211が装着されている。各押圧部材206
は略逆L字状であり、下方に延びる被作用アーム部21
2と図5において左方に延びる押圧アーム部214を有
し、押圧アーム部214の先端には略三角形状の押圧ブ
ロック片216が固定用ねじ218によって装着されて
いる。押圧部材206の各々は図5及び図6に示す第1
の位置と図7に示す第2の位置との間を旋回自在であ
る。そして、各押圧部材206には弾性偏倚手段を構成
する偏倚コイルばね220が付設されている。偏倚コイ
ルばね220はピン210に被嵌され、その一端部は支
持プレート126に形成された孔222(図3)に係止
され、その他端部は押圧部材206の押圧アーム部21
4に係止され、押圧部材を上記第1の位置に向けて、即
ち図5において反時計方向に弾性的に偏倚せしめる。
【0029】位置付け手段204は、更に、押圧部材2
06を旋回せしめるための移動部材224を備えてい
る。移動部材224は比較的長い第1の部材226と比
較的短い第2の部材228を有し、第1の部材226が
現像装置本体6の幅方向に移動自在に支持プレート12
6に装着されている。更に詳述すると、支持プレート1
26には現像装置本体6の幅方向に間隔を置いて一対の
支持ねじ230が螺着され、各支持ねじ230にはスリ
ーブ部材232が回転自在に装着されている。一方、第
1の部材226の両端部には、一対の支持ねじ230に
対応して、一対の細長い長孔234が形成されており、
かかる長孔234内にスリーブ部材232を位置付ける
ことによって、第1の部材226が支持プレート126
に装着されている。従って、第1の部材226は、図6
及び図7に示すとおり、支持ねじ230が長孔234の
一端部に位置する位置と支持ねじ230が長孔234の
他端部に位置する位置との間を移動自在である。第1の
部材226の両端部には、更に、押圧部材206に対し
て作用スリーブ部材236が装着されている。第1の部
材226の両端部に支持ねじ238が螺着され、かかる
支持ねじ238に作用スリーブ部材236が回転自在に
装着されている。従って、被作用アーム部212が作用
スリーブ部材236に当接することによって図5、図6
及び図7において反時計方向へ押圧部材206が回動す
ることが確実に阻止される。第1の部材226の上述し
た移動を許容するために、支持プレート126には作用
スリーブ部材236のための長孔240が形成されてお
り、また第1の部材226の装着を許容するために、支
持プレート126の長孔240の一端には、作用スリー
ブ部材236の挿入を許容するための大径部240aが
形成されている。第2の部材228はカム手段152と
第1の部材226の間に介在されている。即ち、第2の
部材228の一端部は、第1の部材226の図5におい
て左端に螺着された連結ねじ242及びこの連結ねじ2
42に装着されたスリーブ部材244を介して第1の部
材226に回転自在に連結されている。また、第2のカ
ム182には一体に円板状部246が設けられており、
第2の部材228の他端部は、円板状部246に偏心し
て螺着された連結ねじ248及びこの連結ねじ248に
装着されたスリーブ部材250を介して第2のカム18
2に回転自在に連結されている。
06を旋回せしめるための移動部材224を備えてい
る。移動部材224は比較的長い第1の部材226と比
較的短い第2の部材228を有し、第1の部材226が
現像装置本体6の幅方向に移動自在に支持プレート12
6に装着されている。更に詳述すると、支持プレート1
26には現像装置本体6の幅方向に間隔を置いて一対の
支持ねじ230が螺着され、各支持ねじ230にはスリ
ーブ部材232が回転自在に装着されている。一方、第
1の部材226の両端部には、一対の支持ねじ230に
対応して、一対の細長い長孔234が形成されており、
かかる長孔234内にスリーブ部材232を位置付ける
ことによって、第1の部材226が支持プレート126
に装着されている。従って、第1の部材226は、図6
及び図7に示すとおり、支持ねじ230が長孔234の
一端部に位置する位置と支持ねじ230が長孔234の
他端部に位置する位置との間を移動自在である。第1の
部材226の両端部には、更に、押圧部材206に対し
て作用スリーブ部材236が装着されている。第1の部
材226の両端部に支持ねじ238が螺着され、かかる
支持ねじ238に作用スリーブ部材236が回転自在に
装着されている。従って、被作用アーム部212が作用
スリーブ部材236に当接することによって図5、図6
及び図7において反時計方向へ押圧部材206が回動す
ることが確実に阻止される。第1の部材226の上述し
た移動を許容するために、支持プレート126には作用
スリーブ部材236のための長孔240が形成されてお
り、また第1の部材226の装着を許容するために、支
持プレート126の長孔240の一端には、作用スリー
ブ部材236の挿入を許容するための大径部240aが
形成されている。第2の部材228はカム手段152と
第1の部材226の間に介在されている。即ち、第2の
部材228の一端部は、第1の部材226の図5におい
て左端に螺着された連結ねじ242及びこの連結ねじ2
42に装着されたスリーブ部材244を介して第1の部
材226に回転自在に連結されている。また、第2のカ
ム182には一体に円板状部246が設けられており、
第2の部材228の他端部は、円板状部246に偏心し
て螺着された連結ねじ248及びこの連結ねじ248に
装着されたスリーブ部材250を介して第2のカム18
2に回転自在に連結されている。
【0030】位置付け手段204の作用を説明すると次
のとおりである。第1のカム180が上記第2の角度位
置にあるときには、位置付け手段204は図6に示す作
用状態に保持される。即ち、第2のカム182に装着さ
れた連結ねじ248は第1の部材226に近接する部位
に位置し、従って第1の部材226は第2の部材228
を介して矢印252(図6)で示す方向に移動され、図
6に示す位置(支持ねじ230が第1の部材226の長
孔234の一端部に位置する位置)に位置付けられる。
かくすると、第1の部材226の移動に伴って支持ねじ
238も同様に移動され、各押圧部材206の矢印25
4(図6)で示す方向の旋回が許容され、各押圧部材2
06は偏倚コイルばね220の作用によって矢印254
で示す方向に旋回せしめられる。かくすると、図6に示
す如く、押圧部材206の押圧アーム部214に設けら
れた押圧ブロック片216が現像部4の図1において右
端部上面、更に詳しくは補助ハウジング80に設けられ
た片方の突起92(図1において右側の突起92)の上
面に作用し、現像部4の自重及び偏倚コイルばね112
の偏倚力と協働して現像部4を矢印114(図1)で示
す方向に回動せしめ、かくして現像部4を上記作用位置
に確実に位置付ける。そして、位置付け手段204のか
かる作用状態においては、各押圧部材206が偏倚コイ
ルばね220の作用によって矢印254(図6)で示す
方向に弾性的に偏倚されている故に、現像部4は偏倚コ
イルばね220及び押圧部材206の作用によって上記
作用位置に弾性的に確実に保持される(従って、押圧部
材206も上記第1の位置に弾性的に保持される)。他
方、第1のカム180が上記第1の角度位置にあるとき
には、位置付け手段204は図7に示す非作用状態に保
持される。即ち、第2のカム182に装着された連結ね
じ248は第1の部材226から離隔する部位に位置
し、従って第1の部材226は第2の部材228を介し
て矢印256(図7)で示す方向に移動され、図7に示
す位置(支持ねじ230が第1の部材226の長孔23
4の他端部に位置する位置)に位置付けられる。かくす
ると、第1の部材226の移動に伴って支持ねじ238
も移動され、支持ねじ238は作用スリーブ部材236
を介して押圧部材206の被作用アーム部212に作用
して矢印258(図7)で示す方向に旋回せしめ、かく
して押圧部材206は図7に示す第2の位置に保持され
る。従って、第1のカム180が上記第1の角度位置に
あることに関連して現像装置本体6の現像部4が上記非
作用位置にせしめられると共に、各押圧部材206が上
記第2の位置にせしめられることに起因してその押圧ブ
ロック片216が現像部4から幾分上方に離隔して位置
し、押圧部材206は現像部4に実質上作用せず、かく
して現像部4は昇降部材154の作用によって上記非作
用位置に確実に保持される。
のとおりである。第1のカム180が上記第2の角度位
置にあるときには、位置付け手段204は図6に示す作
用状態に保持される。即ち、第2のカム182に装着さ
れた連結ねじ248は第1の部材226に近接する部位
に位置し、従って第1の部材226は第2の部材228
を介して矢印252(図6)で示す方向に移動され、図
6に示す位置(支持ねじ230が第1の部材226の長
孔234の一端部に位置する位置)に位置付けられる。
かくすると、第1の部材226の移動に伴って支持ねじ
238も同様に移動され、各押圧部材206の矢印25
4(図6)で示す方向の旋回が許容され、各押圧部材2
06は偏倚コイルばね220の作用によって矢印254
で示す方向に旋回せしめられる。かくすると、図6に示
す如く、押圧部材206の押圧アーム部214に設けら
れた押圧ブロック片216が現像部4の図1において右
端部上面、更に詳しくは補助ハウジング80に設けられ
た片方の突起92(図1において右側の突起92)の上
面に作用し、現像部4の自重及び偏倚コイルばね112
の偏倚力と協働して現像部4を矢印114(図1)で示
す方向に回動せしめ、かくして現像部4を上記作用位置
に確実に位置付ける。そして、位置付け手段204のか
かる作用状態においては、各押圧部材206が偏倚コイ
ルばね220の作用によって矢印254(図6)で示す
方向に弾性的に偏倚されている故に、現像部4は偏倚コ
イルばね220及び押圧部材206の作用によって上記
作用位置に弾性的に確実に保持される(従って、押圧部
材206も上記第1の位置に弾性的に保持される)。他
方、第1のカム180が上記第1の角度位置にあるとき
には、位置付け手段204は図7に示す非作用状態に保
持される。即ち、第2のカム182に装着された連結ね
じ248は第1の部材226から離隔する部位に位置
し、従って第1の部材226は第2の部材228を介し
て矢印256(図7)で示す方向に移動され、図7に示
す位置(支持ねじ230が第1の部材226の長孔23
4の他端部に位置する位置)に位置付けられる。かくす
ると、第1の部材226の移動に伴って支持ねじ238
も移動され、支持ねじ238は作用スリーブ部材236
を介して押圧部材206の被作用アーム部212に作用
して矢印258(図7)で示す方向に旋回せしめ、かく
して押圧部材206は図7に示す第2の位置に保持され
る。従って、第1のカム180が上記第1の角度位置に
あることに関連して現像装置本体6の現像部4が上記非
作用位置にせしめられると共に、各押圧部材206が上
記第2の位置にせしめられることに起因してその押圧ブ
ロック片216が現像部4から幾分上方に離隔して位置
し、押圧部材206は現像部4に実質上作用せず、かく
して現像部4は昇降部材154の作用によって上記非作
用位置に確実に保持される。
【0031】位置付け手段204の上記作用に関して、
まず第1の部材226を矢印256で示す方向に移動せ
しめて押圧部材206による押圧を解除した後に、第1
のカム180によって昇降部材154を上昇せしめるよ
うに構成するのが好ましく、かくすることによって昇降
部材154の上昇を容易に行うことができる。
まず第1の部材226を矢印256で示す方向に移動せ
しめて押圧部材206による押圧を解除した後に、第1
のカム180によって昇降部材154を上昇せしめるよ
うに構成するのが好ましく、かくすることによって昇降
部材154の上昇を容易に行うことができる。
【0032】図6及び図7と共に図8乃至図9をも参照
して説明すると、昇降部材154が上記上昇位置にある
ときには、昇降部材154の作用部158と支持プレー
ト126に設けられた案内部128とは実質上同一の高
さにある(図7、図8参照)。従って、現像装置本体6
を画像生成装置本体から離脱せしめる際に昇降部材15
4を上記上昇位置にせしめると、現像部4が上記非作用
位置にせしめられると共に、これによって位置付け手段
204の押圧部材206が上記第2の位置に保持され、
また昇降部材154の作用部158と支持プレート12
6の案内部128とが同一レベルになる。それ故に、現
像装置本体6を矢印260(図4)で示す離脱方向に移
動せしめることによって、画像生成装置本体から現像装
置本体6を離脱せしめることができる。そして、かかる
離脱の際には、現像ハウジング8に設けられた被作用突
片132は、上昇位置にある昇降部材154の作用部1
58及び支持プレート126の案内部128に案内され
て移動される故に、現像部4は非作用位置に保持され続
け、従って磁気ブラシ機構12に保持された現像剤が回
転ドラム42の感光体表面に実質上作用することなく、
離脱時の感光体の損傷を防止することができ、これに加
えて感光体に作用することによって発生する現像剤の飛
散も確実に防止することができる。また、押圧部材20
6が上記第2の位置に保持されて現像部4に実質上作用
せず、作用部158と案内部128とが同一レベルに保
たれる故に、現像装置本体6を矢印260で示す離脱方
向に容易に移動せしめることができる。上述した現像装
置本体6の離脱に関しては、図11及び図12も参照さ
れたい。
して説明すると、昇降部材154が上記上昇位置にある
ときには、昇降部材154の作用部158と支持プレー
ト126に設けられた案内部128とは実質上同一の高
さにある(図7、図8参照)。従って、現像装置本体6
を画像生成装置本体から離脱せしめる際に昇降部材15
4を上記上昇位置にせしめると、現像部4が上記非作用
位置にせしめられると共に、これによって位置付け手段
204の押圧部材206が上記第2の位置に保持され、
また昇降部材154の作用部158と支持プレート12
6の案内部128とが同一レベルになる。それ故に、現
像装置本体6を矢印260(図4)で示す離脱方向に移
動せしめることによって、画像生成装置本体から現像装
置本体6を離脱せしめることができる。そして、かかる
離脱の際には、現像ハウジング8に設けられた被作用突
片132は、上昇位置にある昇降部材154の作用部1
58及び支持プレート126の案内部128に案内され
て移動される故に、現像部4は非作用位置に保持され続
け、従って磁気ブラシ機構12に保持された現像剤が回
転ドラム42の感光体表面に実質上作用することなく、
離脱時の感光体の損傷を防止することができ、これに加
えて感光体に作用することによって発生する現像剤の飛
散も確実に防止することができる。また、押圧部材20
6が上記第2の位置に保持されて現像部4に実質上作用
せず、作用部158と案内部128とが同一レベルに保
たれる故に、現像装置本体6を矢印260で示す離脱方
向に容易に移動せしめることができる。上述した現像装
置本体6の離脱に関しては、図11及び図12も参照さ
れたい。
【0033】一方、昇降部材154が上記下降位置にせ
しめられると、昇降部材154の作用部158は支持プ
レート126に設けられた案内部128の他端部128
aの下端と実質上同一の高さになる(図6、図9、図1
0参照)。そして、現像部4は位置付け手段204が作
用状態になることによって上記作用位置に確実に保持さ
れる。位置付け手段204が作用状態にあるときには、
各押圧部材206は偏倚コイルばね220によって上記
第1の位置に向けて偏倚せしめられているが、この偏倚
コイルばね220の偏倚作用に抗して上記第2の位置ま
で旋回せしめることができ、それ故に昇降部材154が
上記下降位置にあるときでも現像装置本体6を画像生成
装置本体から離脱せしめることができる。図6、図9及
び図10を参照して説明すると、昇降部材154が上記
下降位置にある、従って現像部4が上記作用位置にある
状態において現像装置本体6を矢印252で示す離脱方
向に移動せしめると、現像ハウジング8に設けられた被
作用突片132は、まず支持プレート126の案内部1
28の他端部128aの傾斜面に案内されて上方に傾斜
して移動し(図9)、しかる後に案内部128の実質上
水平な部位に案内される(図10)(被作用突片132
の上述した上方移動をスムーズにするため、被作用突片
132の、案内部128の他端部128aに接触する部
位を、上記他端部128aに対応して傾斜せめるのが好
ましい)。かように現像装置本体6を移動せしめると、
被作用突片132が上方に移動せしめられることに起因
して、現像部4は矢印252で示す方向の移動に伴って
上記作用位置から上記非作用位置に向けて回動され、こ
れに伴って各押圧部材206は矢印258で示す方向に
第1の位置から第2の位置に向けて旋回される。そし
て、図10に示す如く、被作用突片132が案内部12
8の実質上水平な部位に沿って移動されるときには、現
像装置本体6の現像部4は上記非作用位置に保持され、
また各押圧部材206は実質上第2の位置に保持される
(現像装置本体6を離脱せしめると、各押圧部材206
は偏倚コイルばね220の復元力によって図10に実線
で示す第1の位置にせしめられる)。上記のとおりであ
るので、位置付け手段204が作用状態にあるときで
も、押圧部材206が第1の位置と第2の位置の間を旋
回することができる故に、現像装置本体6を矢印260
で示す離脱方向に移動せしめることによって画像生成装
置本体から離脱せしめることができる。また、現像部4
が上記作用位置に保持されているときに現像装置本体6
を矢印260で示す離脱方向に移動せしめると、案内部
128の傾斜した他端部128a及び現像ハウジング8
に設けられた被作用突片132の作用によって現像部4
が上記非作用位置にせしめられ、非作用位置に保持され
た状態で移動され、それ故に、この場合においても磁気
ブラシ機構12に保持された現像剤が回転ドラム42の
感光体表面に実質上作用することはなく、離脱時の感光
体の損傷を確実に防止することができ、これに加えて現
像剤の飛散も確実に防止することができる。昇降部材1
54が下降位置にある状態での現像装置本体6の離脱に
関しては、図13及び図14も参照されたい。
しめられると、昇降部材154の作用部158は支持プ
レート126に設けられた案内部128の他端部128
aの下端と実質上同一の高さになる(図6、図9、図1
0参照)。そして、現像部4は位置付け手段204が作
用状態になることによって上記作用位置に確実に保持さ
れる。位置付け手段204が作用状態にあるときには、
各押圧部材206は偏倚コイルばね220によって上記
第1の位置に向けて偏倚せしめられているが、この偏倚
コイルばね220の偏倚作用に抗して上記第2の位置ま
で旋回せしめることができ、それ故に昇降部材154が
上記下降位置にあるときでも現像装置本体6を画像生成
装置本体から離脱せしめることができる。図6、図9及
び図10を参照して説明すると、昇降部材154が上記
下降位置にある、従って現像部4が上記作用位置にある
状態において現像装置本体6を矢印252で示す離脱方
向に移動せしめると、現像ハウジング8に設けられた被
作用突片132は、まず支持プレート126の案内部1
28の他端部128aの傾斜面に案内されて上方に傾斜
して移動し(図9)、しかる後に案内部128の実質上
水平な部位に案内される(図10)(被作用突片132
の上述した上方移動をスムーズにするため、被作用突片
132の、案内部128の他端部128aに接触する部
位を、上記他端部128aに対応して傾斜せめるのが好
ましい)。かように現像装置本体6を移動せしめると、
被作用突片132が上方に移動せしめられることに起因
して、現像部4は矢印252で示す方向の移動に伴って
上記作用位置から上記非作用位置に向けて回動され、こ
れに伴って各押圧部材206は矢印258で示す方向に
第1の位置から第2の位置に向けて旋回される。そし
て、図10に示す如く、被作用突片132が案内部12
8の実質上水平な部位に沿って移動されるときには、現
像装置本体6の現像部4は上記非作用位置に保持され、
また各押圧部材206は実質上第2の位置に保持される
(現像装置本体6を離脱せしめると、各押圧部材206
は偏倚コイルばね220の復元力によって図10に実線
で示す第1の位置にせしめられる)。上記のとおりであ
るので、位置付け手段204が作用状態にあるときで
も、押圧部材206が第1の位置と第2の位置の間を旋
回することができる故に、現像装置本体6を矢印260
で示す離脱方向に移動せしめることによって画像生成装
置本体から離脱せしめることができる。また、現像部4
が上記作用位置に保持されているときに現像装置本体6
を矢印260で示す離脱方向に移動せしめると、案内部
128の傾斜した他端部128a及び現像ハウジング8
に設けられた被作用突片132の作用によって現像部4
が上記非作用位置にせしめられ、非作用位置に保持され
た状態で移動され、それ故に、この場合においても磁気
ブラシ機構12に保持された現像剤が回転ドラム42の
感光体表面に実質上作用することはなく、離脱時の感光
体の損傷を確実に防止することができ、これに加えて現
像剤の飛散も確実に防止することができる。昇降部材1
54が下降位置にある状態での現像装置本体6の離脱に
関しては、図13及び図14も参照されたい。
【0034】図8に示す如く、現像ハウジング8の被作
用突片132は案内部128の実質上水平な部位と昇降
部材154の作用部158に実質上跨がるように構成す
るのが好ましく、かくすることによって、現像装置本体
6の一層容易な装着及び離脱が達成される。
用突片132は案内部128の実質上水平な部位と昇降
部材154の作用部158に実質上跨がるように構成す
るのが好ましく、かくすることによって、現像装置本体
6の一層容易な装着及び離脱が達成される。
【0035】非作用位置保持手段 図示の現像装置は、更に、現像部4を非作用位置に保持
するための非作用位置保持手段も備えている。主として
図2及び図4を参照して説明すると、図示の非作用位置
保持手段262は現像装置本体6の装着及び離脱方向に
移動自在である保持部材264を具備している。保持部
材264は矢印148(図4)で示す装着方向に延びて
いる本体部266、この本体部266の図4において右
端部(矢印148で示す装着方向前端部)に設けられた
垂下片268及び本体部266の図4において左端部
(矢印148で示す装着方向後端部)に設けられた回動
阻止部270を有している。一方、現像ハウジング8の
端壁66から外方に突出する突出部272には、縦断面
形状が略T字状である案内溝274(図2)が設けられ
ている。そして、この案内溝274に保持部材264の
本体部266が矢印148及び260で示す方向に移動
自在に装着されている。図4に示す如く、保持部材26
4の垂下片268及び回動阻止部270は、案内溝27
4の下方に開放する開口部を通して下方に突出してい
る。
するための非作用位置保持手段も備えている。主として
図2及び図4を参照して説明すると、図示の非作用位置
保持手段262は現像装置本体6の装着及び離脱方向に
移動自在である保持部材264を具備している。保持部
材264は矢印148(図4)で示す装着方向に延びて
いる本体部266、この本体部266の図4において右
端部(矢印148で示す装着方向前端部)に設けられた
垂下片268及び本体部266の図4において左端部
(矢印148で示す装着方向後端部)に設けられた回動
阻止部270を有している。一方、現像ハウジング8の
端壁66から外方に突出する突出部272には、縦断面
形状が略T字状である案内溝274(図2)が設けられ
ている。そして、この案内溝274に保持部材264の
本体部266が矢印148及び260で示す方向に移動
自在に装着されている。図4に示す如く、保持部材26
4の垂下片268及び回動阻止部270は、案内溝27
4の下方に開放する開口部を通して下方に突出してい
る。
【0036】保持部材264の回動阻止部270は、図
11及び図13に示す係合位置にあるときには支持部2
に係合するように構成されている。詳述すると、回動阻
止部270の下面は実質上水平な阻止面270aを規定
し、一方支持部2の支持本体46の上面には、上記阻止
面270aと協働する実質上水平な係合面276が形成
されており、上記係合位置にあるときには回動阻止部2
70の阻止面270aと支持部2の係合面276とが係
合する。保持部材264には偏倚ばね278から構成さ
れた偏倚手段が付設されている。偏倚ばね278の一端
部は現像ハウジング8に設けられた係止片280に係止
され、その他端部は保持部材264の垂下片268に係
止されている(図11及び図13参照)。この偏倚ばね
278は保持部材264を上記係合位置に向けて偏倚せ
しめる。また、保持部材264に関連して、現像ハウジ
ング8には阻止部材282が設けられている。この阻止
部材282は保持部材264の垂下片268に当接して
上記係合位置を越える保持部材264の移動を確実に阻
止する。
11及び図13に示す係合位置にあるときには支持部2
に係合するように構成されている。詳述すると、回動阻
止部270の下面は実質上水平な阻止面270aを規定
し、一方支持部2の支持本体46の上面には、上記阻止
面270aと協働する実質上水平な係合面276が形成
されており、上記係合位置にあるときには回動阻止部2
70の阻止面270aと支持部2の係合面276とが係
合する。保持部材264には偏倚ばね278から構成さ
れた偏倚手段が付設されている。偏倚ばね278の一端
部は現像ハウジング8に設けられた係止片280に係止
され、その他端部は保持部材264の垂下片268に係
止されている(図11及び図13参照)。この偏倚ばね
278は保持部材264を上記係合位置に向けて偏倚せ
しめる。また、保持部材264に関連して、現像ハウジ
ング8には阻止部材282が設けられている。この阻止
部材282は保持部材264の垂下片268に当接して
上記係合位置を越える保持部材264の移動を確実に阻
止する。
【0037】上述した非作用位置保持手段262の作用
効果を説明すると、次のとおりである。現像装置本体6
を画像生成装置本体から離脱せしめた状態においては、
通常、保持部材264は上記係合位置に保持されてい
る。即ち、保持部材264の垂下片268は現像ハウジ
ング8に設けられた阻止部材282に当接し、またその
回動阻止部270の阻止面270aは支持部2の支持本
体46に規定された係合面276に係合せしめられてい
る。従って、偏倚コイルばね278の偏倚作用にかかわ
らず、阻止面270aと係合面276の作用によって支
持部2に対する現像部4の矢印114(図1)で示す方
向の回動が確実に阻止され、図11及び図13から理解
される如く、現像部4と支持部2に対して上記非作用位
置に保持される。
効果を説明すると、次のとおりである。現像装置本体6
を画像生成装置本体から離脱せしめた状態においては、
通常、保持部材264は上記係合位置に保持されてい
る。即ち、保持部材264の垂下片268は現像ハウジ
ング8に設けられた阻止部材282に当接し、またその
回動阻止部270の阻止面270aは支持部2の支持本
体46に規定された係合面276に係合せしめられてい
る。従って、偏倚コイルばね278の偏倚作用にかかわ
らず、阻止面270aと係合面276の作用によって支
持部2に対する現像部4の矢印114(図1)で示す方
向の回動が確実に阻止され、図11及び図13から理解
される如く、現像部4と支持部2に対して上記非作用位
置に保持される。
【0038】かかる状態にある現像装置本体6を画像生
成装置本体に着脱自在に装着すると、保持部材264の
係合は次のとおりにして解除される。図11及び図12
(これらの図においては昇降部材154は上記上昇位置
に位置せしめられている)と図13及び図14(これら
の図においては昇降部材154は上記下降位置にせしめ
られている)に示す如く、現像装置本体6を前基板11
6に形成された開口を通して幾分挿入して、現像ハウジ
ング8に設けられた被作用突片132を支持プレート1
26の案内部128に位置付け、次いで矢印148で示
す装着方向に移動せしめると、現像部4の大部分を挿入
した時点でまず、図11及び図13に示す通り、前基板
116に設けられた一対の支持ピン120の先端部が支
持部2に規定された一対の受け凹部52に受入れられ
る。この時点においては、図示する如く、現像ハウジン
グ8の被作用突片132が案内部128の実質上水平に
延びる部位に位置し、また保持部材264は上記係合位
置に保持されているのが好ましく、かくすることによっ
て、一対の支持ピン120は支持部2の受け凹部52に
容易に挿入される。現像装置本体6を矢印148で示す
方向に更に移動せしめると、保持部材264の垂下片2
68が前基板116に形成された開口に設けられた支持
案内体284の外側面によって規定されている当接面に
当接し(図11及び図13)、矢印148で示す方向の
移動に伴って保持部材264は偏倚ばね278の偏倚力
に抗して現像部4に対して相対的に矢印260で示す方
向に移動され、これによって保持部材264の阻止面2
70aと支持部2の係合面276の係合状態が解除さ
れ、かくして現像部4の上記作用位置に向けての回動が
許容される。阻止面270aと係合面276の係合状態
が解除される時点においても現像ハウジング8の被作用
突片132は案内部128の実質上水平な部位に位置
し、そしてかかる状態から更に幾分矢印148で示す方
向に移動せしめることによって被作用突片132の下端
が案内部128の実質上水平な部位から離れるよにする
のが好ましい。現像装置本体6を更に移動せしめると、
現像ハウジング8の端壁68(図2)に設けられた突起
部134の受け凹部140内に後基板118に装着され
た軸部材136の先端部が受入れられ、かくして現像装
置本体6が画像生成装置本体に装着される。かかる装着
状態においては、現像装置本体6の一端部は、受け凹部
52内に支持ピン120が位置することによって前基板
116に支持され、現像装置本体の他端部は、受け凹部
140内に軸部材136の先端部が位置することによっ
て後基板118に支持される。また、現像ハウジング8
の被作用突片132は、案内部128の実質上水平な部
位から実質上離れて昇降部材154の作用部158の上
方に位置する。また、支持部2に装着された係合部材6
0の爪部58が前基板116の一部に係合し、かくして
現像装置本体6の矢印260で示す離脱方向の移動が阻
止さる。図11及び図12と図13及び図14とを比較
することによって容易に理解される如く、昇降部材15
4が上昇位置と下降位置とのいずれにあるときにも現像
装置本体6を画像生成装置本体に装着することができる
が、昇降部材154が上記上昇位置にあるときに現像装
置本体6を装着すると現像部4は上記非作用位置に保持
され、これに対して昇降部材154が上記下降位置にあ
るときに現像装置本体6を装着すると現像部4と上記作
用位置に保持される。即ち、昇降部材154が上昇位置
にあるときには、図11及び図12に示す如く、昇降部
材154の作用部158は案内部128の実質上水平な
部位と同一レベルにあり、それ故に、現像装置本体6を
装着すると、作用部158の作用によって現像部4は上
記非作用位置に保持され続ける。従って現像部4を作用
位置にせしめるには、上述した如くして昇降部材154
を下降位置にせしめる必要がある。これに対して、昇降
部材154が下降位置にあるときには、図13及び図1
4に示す如く、昇降部材154の作用部158は案内部
128の傾斜した他端部128aの下端と実質上同一レ
ベルにあり、それ故に、現像装置本体6の装着が完了す
る直前において現像ハウジング8の被作用突片132は
案内部128の他端部128aに沿って下方に移動せし
められ、現像部4は上記作用位置にせしめられる。昇降
部材154が上昇位置又は下降位置のいずれにあるとき
においても、現像装置本体6を装着するとき、更に詳し
くは被作用突片132が案内部128の実質上水平な部
位を移動するときは現像部4は上記非作用位置に保持さ
れる。従って、磁気ブラシ機構12に保持された現像剤
が回転ドラム42の感光体に実質上作用することはな
く、現像装置本体6の装着時における感光体の損傷も確
実に防止することができる。
成装置本体に着脱自在に装着すると、保持部材264の
係合は次のとおりにして解除される。図11及び図12
(これらの図においては昇降部材154は上記上昇位置
に位置せしめられている)と図13及び図14(これら
の図においては昇降部材154は上記下降位置にせしめ
られている)に示す如く、現像装置本体6を前基板11
6に形成された開口を通して幾分挿入して、現像ハウジ
ング8に設けられた被作用突片132を支持プレート1
26の案内部128に位置付け、次いで矢印148で示
す装着方向に移動せしめると、現像部4の大部分を挿入
した時点でまず、図11及び図13に示す通り、前基板
116に設けられた一対の支持ピン120の先端部が支
持部2に規定された一対の受け凹部52に受入れられ
る。この時点においては、図示する如く、現像ハウジン
グ8の被作用突片132が案内部128の実質上水平に
延びる部位に位置し、また保持部材264は上記係合位
置に保持されているのが好ましく、かくすることによっ
て、一対の支持ピン120は支持部2の受け凹部52に
容易に挿入される。現像装置本体6を矢印148で示す
方向に更に移動せしめると、保持部材264の垂下片2
68が前基板116に形成された開口に設けられた支持
案内体284の外側面によって規定されている当接面に
当接し(図11及び図13)、矢印148で示す方向の
移動に伴って保持部材264は偏倚ばね278の偏倚力
に抗して現像部4に対して相対的に矢印260で示す方
向に移動され、これによって保持部材264の阻止面2
70aと支持部2の係合面276の係合状態が解除さ
れ、かくして現像部4の上記作用位置に向けての回動が
許容される。阻止面270aと係合面276の係合状態
が解除される時点においても現像ハウジング8の被作用
突片132は案内部128の実質上水平な部位に位置
し、そしてかかる状態から更に幾分矢印148で示す方
向に移動せしめることによって被作用突片132の下端
が案内部128の実質上水平な部位から離れるよにする
のが好ましい。現像装置本体6を更に移動せしめると、
現像ハウジング8の端壁68(図2)に設けられた突起
部134の受け凹部140内に後基板118に装着され
た軸部材136の先端部が受入れられ、かくして現像装
置本体6が画像生成装置本体に装着される。かかる装着
状態においては、現像装置本体6の一端部は、受け凹部
52内に支持ピン120が位置することによって前基板
116に支持され、現像装置本体の他端部は、受け凹部
140内に軸部材136の先端部が位置することによっ
て後基板118に支持される。また、現像ハウジング8
の被作用突片132は、案内部128の実質上水平な部
位から実質上離れて昇降部材154の作用部158の上
方に位置する。また、支持部2に装着された係合部材6
0の爪部58が前基板116の一部に係合し、かくして
現像装置本体6の矢印260で示す離脱方向の移動が阻
止さる。図11及び図12と図13及び図14とを比較
することによって容易に理解される如く、昇降部材15
4が上昇位置と下降位置とのいずれにあるときにも現像
装置本体6を画像生成装置本体に装着することができる
が、昇降部材154が上記上昇位置にあるときに現像装
置本体6を装着すると現像部4は上記非作用位置に保持
され、これに対して昇降部材154が上記下降位置にあ
るときに現像装置本体6を装着すると現像部4と上記作
用位置に保持される。即ち、昇降部材154が上昇位置
にあるときには、図11及び図12に示す如く、昇降部
材154の作用部158は案内部128の実質上水平な
部位と同一レベルにあり、それ故に、現像装置本体6を
装着すると、作用部158の作用によって現像部4は上
記非作用位置に保持され続ける。従って現像部4を作用
位置にせしめるには、上述した如くして昇降部材154
を下降位置にせしめる必要がある。これに対して、昇降
部材154が下降位置にあるときには、図13及び図1
4に示す如く、昇降部材154の作用部158は案内部
128の傾斜した他端部128aの下端と実質上同一レ
ベルにあり、それ故に、現像装置本体6の装着が完了す
る直前において現像ハウジング8の被作用突片132は
案内部128の他端部128aに沿って下方に移動せし
められ、現像部4は上記作用位置にせしめられる。昇降
部材154が上昇位置又は下降位置のいずれにあるとき
においても、現像装置本体6を装着するとき、更に詳し
くは被作用突片132が案内部128の実質上水平な部
位を移動するときは現像部4は上記非作用位置に保持さ
れる。従って、磁気ブラシ機構12に保持された現像剤
が回転ドラム42の感光体に実質上作用することはな
く、現像装置本体6の装着時における感光体の損傷も確
実に防止することができる。
【0039】現像装置本体6を画像生成装置本体から離
脱せしめると、保持部材264は次のとおりにして係合
位置に保持される。係合部材60による係合を解除して
現像装置本体6を矢印260で示す離脱方向に移動せし
めると、かかる移動に伴って保持部材264が偏倚ばね
278の作用によって現像ハウジング8に対して相対的
に矢印148で示す方向に移動される。そして、矢印2
60で示す方向に幾分移動せしめると、現像部4が非作
用位置にある(図11及び図12に示す如く、昇降部材
154が上記上昇位置にあるときには現像部4は非作用
位置に保持され続けるのに対して、図13及び図14に
示す如く、昇降部材154が上記下降位置にあるときに
は現像部4は矢印260で示す方向の移動に伴って作用
位置から非作用位置にせしめられる)ことに起因して、
保持部材264の阻止面270aと支持部2の係合面2
76が係合する。かかる状態から更に幾分移動せしめる
と、保持部材264が現像ハウジング8に設けられた阻
止部材282に当接し、これによって図11(又は図1
3)に示す如く保持部材264は上記係合位置に保持さ
れる。従って、現像装置本体6を画像生成装置本体から
離脱せしめた状態においても保持部材264が上記係合
位置に保持され、これによって現像部4は支持部2に対
して非作用位置に保持され続ける。現像装置本体6を更
に移動せしめると、一対の支持ピン120が支持部2の
受け凹部52から外れる。支持部2に装着された電気的
接続端子56が前基板116に装着された電気的接続端
子(図示せず)から外れた後に、支持ピン120が受け
凹部52から外れるようになっており、これによって現
像装置本体6の電源が切れた後に電動モータ122のア
ースが切れる。しかる後に、更に矢印260で示す方向
に移動せしめると、現像装置本体6は画像生成装置本体
から離脱される。
脱せしめると、保持部材264は次のとおりにして係合
位置に保持される。係合部材60による係合を解除して
現像装置本体6を矢印260で示す離脱方向に移動せし
めると、かかる移動に伴って保持部材264が偏倚ばね
278の作用によって現像ハウジング8に対して相対的
に矢印148で示す方向に移動される。そして、矢印2
60で示す方向に幾分移動せしめると、現像部4が非作
用位置にある(図11及び図12に示す如く、昇降部材
154が上記上昇位置にあるときには現像部4は非作用
位置に保持され続けるのに対して、図13及び図14に
示す如く、昇降部材154が上記下降位置にあるときに
は現像部4は矢印260で示す方向の移動に伴って作用
位置から非作用位置にせしめられる)ことに起因して、
保持部材264の阻止面270aと支持部2の係合面2
76が係合する。かかる状態から更に幾分移動せしめる
と、保持部材264が現像ハウジング8に設けられた阻
止部材282に当接し、これによって図11(又は図1
3)に示す如く保持部材264は上記係合位置に保持さ
れる。従って、現像装置本体6を画像生成装置本体から
離脱せしめた状態においても保持部材264が上記係合
位置に保持され、これによって現像部4は支持部2に対
して非作用位置に保持され続ける。現像装置本体6を更
に移動せしめると、一対の支持ピン120が支持部2の
受け凹部52から外れる。支持部2に装着された電気的
接続端子56が前基板116に装着された電気的接続端
子(図示せず)から外れた後に、支持ピン120が受け
凹部52から外れるようになっており、これによって現
像装置本体6の電源が切れた後に電動モータ122のア
ースが切れる。しかる後に、更に矢印260で示す方向
に移動せしめると、現像装置本体6は画像生成装置本体
から離脱される。
【0040】トナーカートリッジ及びそれに関連する要素 次に、図2と共に図15及び図16を参照して、図示の
トナーカートリッジ及びそれに関連する要素について説
明する。
トナーカートリッジ及びそれに関連する要素について説
明する。
【0041】図示のトナーカートリッジ88は、略中空
4角柱状のカートリッジ本体288を備えている。カー
トリッジ本体288の上壁290にはトナー供給口29
2(図19乃至図21)が規定されており、このトナー
供給口292はトナーを充填した後に蓋体294によっ
て閉塞される。カートリッジ本体288の下端部は漏斗
状になっており、その下端にはトナー排出口296(図
19乃至図21)が形成されている。カートリッジ本体
288の下端(即ちトナー排出口296の開口端)には
矩形状のフランジ298が一体に設けられており、この
フランジ298の下面に可撓性のシート部材300を貼
着することによって、カートリッジ本体288のトナー
排出口296が密封せしめられている。シート部材30
0の離脱を容易にするために、その一端部は上方に折曲
され、上記フランジ298の上面に貼着されている。従
って、フランジ298の上面に貼着された上記一端部を
剥がし、この一端部を矢印302で示す方向に引張るこ
とによって、シート部材300をフランジ298から容
易に剥がすことができる。
4角柱状のカートリッジ本体288を備えている。カー
トリッジ本体288の上壁290にはトナー供給口29
2(図19乃至図21)が規定されており、このトナー
供給口292はトナーを充填した後に蓋体294によっ
て閉塞される。カートリッジ本体288の下端部は漏斗
状になっており、その下端にはトナー排出口296(図
19乃至図21)が形成されている。カートリッジ本体
288の下端(即ちトナー排出口296の開口端)には
矩形状のフランジ298が一体に設けられており、この
フランジ298の下面に可撓性のシート部材300を貼
着することによって、カートリッジ本体288のトナー
排出口296が密封せしめられている。シート部材30
0の離脱を容易にするために、その一端部は上方に折曲
され、上記フランジ298の上面に貼着されている。従
って、フランジ298の上面に貼着された上記一端部を
剥がし、この一端部を矢印302で示す方向に引張るこ
とによって、シート部材300をフランジ298から容
易に剥がすことができる。
【0042】図示のトナーカートリッジ88は、更に、
カートリッジ本体288を現像装置本体6から離脱せし
める際にトナー排出口296を閉塞するためのカバー部
材304を含んでいる。カバー部材304はフランジ2
98の形状に対応して略矩形状であり、その両側端には
フランジ298の両側端部を受入れる凹部306が規定
されている。従って、図21に示す如く、カバー部材3
04の凹部306内にフランジ298の両側端部を位置
付けてカバー部材304を相対的に矢印308(図2
0)で示す方向に移動せしめることによって、カートリ
ッジ本体288のトナー排出口296を閉塞することが
できる。図15及び図21に示す如く、カバー部材30
4をフランジ298に所要とおりに装着した時点で矢印
308で示す方向への移動を確実に阻止する停止片31
0をカバー部材304に設けるのが好ましい。
カートリッジ本体288を現像装置本体6から離脱せし
める際にトナー排出口296を閉塞するためのカバー部
材304を含んでいる。カバー部材304はフランジ2
98の形状に対応して略矩形状であり、その両側端には
フランジ298の両側端部を受入れる凹部306が規定
されている。従って、図21に示す如く、カバー部材3
04の凹部306内にフランジ298の両側端部を位置
付けてカバー部材304を相対的に矢印308(図2
0)で示す方向に移動せしめることによって、カートリ
ッジ本体288のトナー排出口296を閉塞することが
できる。図15及び図21に示す如く、カバー部材30
4をフランジ298に所要とおりに装着した時点で矢印
308で示す方向への移動を確実に阻止する停止片31
0をカバー部材304に設けるのが好ましい。
【0043】更に、カバー部材304をカートリッジ本
体288のフランジ298に一旦装着すると、カートリ
ッジ本体288に対して相対的にカバー部材304が離
脱移動するのを拘束するカバー部材拘束手段312が配
設されている。図15及び図21を参照して説明する
と、図示の実施例におけるカバー部材拘束手段312は
カートリッジ本体288のフランジ298に形成された
孔314(受部を構成する)とカバー部材304に設け
られた係合部316の組合せから構成されている。係合
部316は矢印308で示す装着方向前側にする前側面
は後方に傾斜する傾斜面であり、上記装着方向後側に位
置する後側面は切り立った傾斜面である楔状突起から構
成されている。従って、矢印308で示す方向にカバー
部材304を移動せしめると、フランジ298及び係合
部316等の弾性変形によって孔314と係合部316
とは容易に係合されるが、孔314と係合突部316と
が一旦係合した後においては、係合部316を、従って
カハー部材304を矢印308で示す方向に対して反対
方向に移動せしめることは充分効果的に阻止される。所
望ならばフランジ298に係合部を設けカバー部材30
4に受部を設けることもできる。
体288のフランジ298に一旦装着すると、カートリ
ッジ本体288に対して相対的にカバー部材304が離
脱移動するのを拘束するカバー部材拘束手段312が配
設されている。図15及び図21を参照して説明する
と、図示の実施例におけるカバー部材拘束手段312は
カートリッジ本体288のフランジ298に形成された
孔314(受部を構成する)とカバー部材304に設け
られた係合部316の組合せから構成されている。係合
部316は矢印308で示す装着方向前側にする前側面
は後方に傾斜する傾斜面であり、上記装着方向後側に位
置する後側面は切り立った傾斜面である楔状突起から構
成されている。従って、矢印308で示す方向にカバー
部材304を移動せしめると、フランジ298及び係合
部316等の弾性変形によって孔314と係合部316
とは容易に係合されるが、孔314と係合突部316と
が一旦係合した後においては、係合部316を、従って
カハー部材304を矢印308で示す方向に対して反対
方向に移動せしめることは充分効果的に阻止される。所
望ならばフランジ298に係合部を設けカバー部材30
4に受部を設けることもできる。
【0044】図示の実施例におけるカバー部材304
は、不使用時にはカートリッジ本体288の一側壁31
8(図19に矢印320で示すカートリッジ本体288
の装着方向に見て後側の側壁が好ましい)に着脱自在に
装着されるように構成されている。即ちカートリッジ本
体288の側壁318には間隔を置いて一対のL字状の
支持突条322が設けられている。各支持突条322は
上下方向に延び、カバー部材304の凹部306に受入
れられる突部を有している。また、側壁318の下端部
には停止片324が設けられている。図15及び図19
に示す如く、カバー部材304の凹部306に支持突条
322の突部を位置付けてカバー部材304を下方に移
動せしめることによってカートリッジ本体288の側壁
318にカバー部材304が着脱自在に装着される。カ
バー部材304の図19において下縁が停止片324に
当接し、カバー部材304は図19に示す状態に保持さ
れる。かかる装着状態においては、カバー部材304の
上端部がカートリッジ本体288の上壁290より幾分
上方に突出しており、それ故に、この突出上端部を把持
して上方に移動せしめることによって、カバー部材30
4を側壁318から容易に離脱せしめることができる。
カバー部材304を上記側壁318に代えて、カートリ
ッジ本体288のフランジ298に装着するようにして
もよく、かくした場合には、カートリッジ88の使用時
にカバー部材304を別個に保管する必要がある(ま
た、トナーカートリッジ88の未使用状態においてフラ
ンジ298の孔314とカバー部材304の係合部31
6とが実質上係合するのを阻止するために、フランジ2
98の下面にシート部材300を貼着して上記孔314
を実質上覆うことが望ましい。
は、不使用時にはカートリッジ本体288の一側壁31
8(図19に矢印320で示すカートリッジ本体288
の装着方向に見て後側の側壁が好ましい)に着脱自在に
装着されるように構成されている。即ちカートリッジ本
体288の側壁318には間隔を置いて一対のL字状の
支持突条322が設けられている。各支持突条322は
上下方向に延び、カバー部材304の凹部306に受入
れられる突部を有している。また、側壁318の下端部
には停止片324が設けられている。図15及び図19
に示す如く、カバー部材304の凹部306に支持突条
322の突部を位置付けてカバー部材304を下方に移
動せしめることによってカートリッジ本体288の側壁
318にカバー部材304が着脱自在に装着される。カ
バー部材304の図19において下縁が停止片324に
当接し、カバー部材304は図19に示す状態に保持さ
れる。かかる装着状態においては、カバー部材304の
上端部がカートリッジ本体288の上壁290より幾分
上方に突出しており、それ故に、この突出上端部を把持
して上方に移動せしめることによって、カバー部材30
4を側壁318から容易に離脱せしめることができる。
カバー部材304を上記側壁318に代えて、カートリ
ッジ本体288のフランジ298に装着するようにして
もよく、かくした場合には、カートリッジ88の使用時
にカバー部材304を別個に保管する必要がある(ま
た、トナーカートリッジ88の未使用状態においてフラ
ンジ298の孔314とカバー部材304の係合部31
6とが実質上係合するのを阻止するために、フランジ2
98の下面にシート部材300を貼着して上記孔314
を実質上覆うことが望ましい。
【0045】主として図2及び図16を参照して説明を
続けると、カートリッジ本体288が着脱自在に装着さ
れる現像装置本体6のカートリッジ装着部82は、4側
壁を有する略筒状であり、その上端には略矩形状のフラ
ンジ326が設けられている。フランジ326の内周部
には、例えばスポンジの如き弾性変形し得るシール部材
328が貼着され、またフランジ326の外周部には、
取付ねじ330によって案内カバー332が装着されて
いる。かかる案内カバー332は、その両側部において
フランジ326と協働してカートリッジ本体288の装
着方向に延びる一対の案内溝334を規定し、その略中
央部には一端(カートリッジ本体288の装着側)に開
放された略半円状の開口336が形成されている。カー
トリッジ本体288の装着を容易にするために、案内カ
バー332の両側部における一端部は、矢印320で示
すカートリッジ本体288の装着方向とは反対方向に向
けて上方に傾斜せしめられていて案内溝334の開口が
幾分拡大せしめられているのが好ましい。カートリッジ
装着部82の一側壁338(図2において右下に位置す
る側壁)には、回転軸340が回転自在に装着されてい
る。回転軸340の一端部は側壁338を貫通して外方
に突出し、かかる突出端部が電動モータ122の出力軸
342に駆動連結されている。回転軸340の一端部に
受け凹部344が設けられ、一方、出力軸342には係
合ピン346が装着され、係合ピン346を受け凹部3
44に挿入することによって、回転軸340と出力軸3
42が駆動連結されている。回転軸340の他端部は上
記側壁338を貫通して内方に突出し、この内方突出端
部にトナー移送手段34の螺旋状部材98が連結されて
いる(図17及び図18参照)。また、回転軸340に
関連して、カートリッジ本体288内のトナーの排出性
を高めるための排出促進手段348が付設されている。
図17も参照して説明すると、排出促進手段348はカ
ートリッジ装着部82の対向する側壁間に回転自在に支
持された支持軸350(かかる支持軸350は上記回転
軸340に対して実質上垂直に延びている)を備えてい
る。この支持軸350の中間部には作用片352が取付
ねじ354によって装着され、またそのトナー排出室8
6内に位置する一端部には揺動部材356が装着されて
いる。揺動部材356は側壁338に形成された開口3
57を通して外方に突出し、この揺動部材356の自由
端部には回転軸340の上方に突出する突出部356a
が設けられている。一方、回転軸340の周表面には半
径方向外方に突出する作用突起358が設けられ、この
作用突起358が揺動部材356の突出部356aに作
用するようになっている。更に、揺動部材356に偏倚
ばね360が付設されている。この偏倚ばね360の一
端部は揺動部材356に係止され、その他端部はカート
リッジ装着部82の一部に係止されており、偏倚ばね3
60は揺動部材356を矢印362(図17)で示す方
向に偏倚せしめる(これによって、揺動部材356は、
通常、図17に示す角度位置、即ち作用片352の先端
部がカートリッジ本体288のフランジ298の下面に
当接する位置に保持される)。電動モータ122が所定
方向に回転されると、回転軸340を介して螺旋状部材
98も同様に回転され、従って後述する如くしてトナー
排出室86に排出されたトナーは、螺旋状部材98の作
用によってトナー移送室32(図1)内を矢印96(図
2)で示す方向に移送される。また、回転軸340が回
転すると、図17及び図18に示す如く、回転軸340
に設けられた作用突起358が揺動部材356の突出部
356aに作用し、揺動部材356は矢印362及び3
64で示す方向に揺動せしめられる。即ち、回転軸34
0が矢印366(図2)で示す方向に回転して作用突起
358が突出部356aに作用してこれを上昇せしめる
と、これに伴って揺動部材356は偏倚ばね360の偏
倚力に抗して矢印364で示す方向に旋回される(図1
8)。そして、回転軸340が更に回転して作用突起3
58が突出部356aから外れると、揺動部材356は
偏倚ばね360の偏倚作用によって矢印362で示す方
向に旋回され、支持軸350に設けられた作用片352
の先端部はカートリッジ本体288のフランジ298に
衝突する(図17)。作用片352が衝突することによ
ってカートリッジ本体288に衝撃が加えられ、これに
よってカートリッジ本体288内のトナーのブロッキン
グが失消されてトナーが充分良好に落下せしめられ、ま
たカートリッジ本体288内面に付着残留したトナーも
分離されて落下せしめられ、かくしてカートリッジ本体
288内のトナーの排出が促進される。
続けると、カートリッジ本体288が着脱自在に装着さ
れる現像装置本体6のカートリッジ装着部82は、4側
壁を有する略筒状であり、その上端には略矩形状のフラ
ンジ326が設けられている。フランジ326の内周部
には、例えばスポンジの如き弾性変形し得るシール部材
328が貼着され、またフランジ326の外周部には、
取付ねじ330によって案内カバー332が装着されて
いる。かかる案内カバー332は、その両側部において
フランジ326と協働してカートリッジ本体288の装
着方向に延びる一対の案内溝334を規定し、その略中
央部には一端(カートリッジ本体288の装着側)に開
放された略半円状の開口336が形成されている。カー
トリッジ本体288の装着を容易にするために、案内カ
バー332の両側部における一端部は、矢印320で示
すカートリッジ本体288の装着方向とは反対方向に向
けて上方に傾斜せしめられていて案内溝334の開口が
幾分拡大せしめられているのが好ましい。カートリッジ
装着部82の一側壁338(図2において右下に位置す
る側壁)には、回転軸340が回転自在に装着されてい
る。回転軸340の一端部は側壁338を貫通して外方
に突出し、かかる突出端部が電動モータ122の出力軸
342に駆動連結されている。回転軸340の一端部に
受け凹部344が設けられ、一方、出力軸342には係
合ピン346が装着され、係合ピン346を受け凹部3
44に挿入することによって、回転軸340と出力軸3
42が駆動連結されている。回転軸340の他端部は上
記側壁338を貫通して内方に突出し、この内方突出端
部にトナー移送手段34の螺旋状部材98が連結されて
いる(図17及び図18参照)。また、回転軸340に
関連して、カートリッジ本体288内のトナーの排出性
を高めるための排出促進手段348が付設されている。
図17も参照して説明すると、排出促進手段348はカ
ートリッジ装着部82の対向する側壁間に回転自在に支
持された支持軸350(かかる支持軸350は上記回転
軸340に対して実質上垂直に延びている)を備えてい
る。この支持軸350の中間部には作用片352が取付
ねじ354によって装着され、またそのトナー排出室8
6内に位置する一端部には揺動部材356が装着されて
いる。揺動部材356は側壁338に形成された開口3
57を通して外方に突出し、この揺動部材356の自由
端部には回転軸340の上方に突出する突出部356a
が設けられている。一方、回転軸340の周表面には半
径方向外方に突出する作用突起358が設けられ、この
作用突起358が揺動部材356の突出部356aに作
用するようになっている。更に、揺動部材356に偏倚
ばね360が付設されている。この偏倚ばね360の一
端部は揺動部材356に係止され、その他端部はカート
リッジ装着部82の一部に係止されており、偏倚ばね3
60は揺動部材356を矢印362(図17)で示す方
向に偏倚せしめる(これによって、揺動部材356は、
通常、図17に示す角度位置、即ち作用片352の先端
部がカートリッジ本体288のフランジ298の下面に
当接する位置に保持される)。電動モータ122が所定
方向に回転されると、回転軸340を介して螺旋状部材
98も同様に回転され、従って後述する如くしてトナー
排出室86に排出されたトナーは、螺旋状部材98の作
用によってトナー移送室32(図1)内を矢印96(図
2)で示す方向に移送される。また、回転軸340が回
転すると、図17及び図18に示す如く、回転軸340
に設けられた作用突起358が揺動部材356の突出部
356aに作用し、揺動部材356は矢印362及び3
64で示す方向に揺動せしめられる。即ち、回転軸34
0が矢印366(図2)で示す方向に回転して作用突起
358が突出部356aに作用してこれを上昇せしめる
と、これに伴って揺動部材356は偏倚ばね360の偏
倚力に抗して矢印364で示す方向に旋回される(図1
8)。そして、回転軸340が更に回転して作用突起3
58が突出部356aから外れると、揺動部材356は
偏倚ばね360の偏倚作用によって矢印362で示す方
向に旋回され、支持軸350に設けられた作用片352
の先端部はカートリッジ本体288のフランジ298に
衝突する(図17)。作用片352が衝突することによ
ってカートリッジ本体288に衝撃が加えられ、これに
よってカートリッジ本体288内のトナーのブロッキン
グが失消されてトナーが充分良好に落下せしめられ、ま
たカートリッジ本体288内面に付着残留したトナーも
分離されて落下せしめられ、かくしてカートリッジ本体
288内のトナーの排出が促進される。
【0046】現像装置は、更に、カートリッジ本体28
8にカバー部材304を少なくとも部分的に装着しなけ
れば現像装置本体6のカートリッジ装着部82からカー
トリッジ本体288を離脱せしめることが実質上不可能
なように構成されている。再び図2及び図16を参照し
て説明すると、図示の実施例においては、カートリッジ
装着部82に設けられたフランジ326の下面に下方に
突出する一対の支持突起368が設けられ、かかる一対
の支持突起368間に係合部材370が上下方向に移動
自在に装着されている。係合部材370は一対の支持突
起368に移動自在に装着された本体部372とこの本
体部372の両端に設けられた一対の係合爪部374を
有し、各支持突起368の下端に装着された係止部材3
76と係合部材370の本体部372との間には偏倚ば
ね部材378が介在されている。この偏倚ばね部材37
8は係合部材370を上方に向けて弾性的に偏倚せしめ
る。一方、カートリッジ本体288のフランジ298の
両側端部には、係合部材370の一対の係合爪部374
に対応して、一切の切欠き380が設けられている。一
対の切欠き380はフランジ298の両側端から内方に
延びており、係合部材370の係合爪部374を受け入
れる受部を規定する。上記係合部材370とその係合爪
部374を受け入れる受部を規定する上記切欠き380
とは、カートリッジ装着部82に装着されたカートリッ
ジ本体288の離脱を阻止するカートリッジ本体離脱阻
止手段を構成する。図2に示す如く、カートリッジ装着
部82のフランジ326には、係合部材370の係合爪
部374が通過し得る切欠き382が形成されている。
8にカバー部材304を少なくとも部分的に装着しなけ
れば現像装置本体6のカートリッジ装着部82からカー
トリッジ本体288を離脱せしめることが実質上不可能
なように構成されている。再び図2及び図16を参照し
て説明すると、図示の実施例においては、カートリッジ
装着部82に設けられたフランジ326の下面に下方に
突出する一対の支持突起368が設けられ、かかる一対
の支持突起368間に係合部材370が上下方向に移動
自在に装着されている。係合部材370は一対の支持突
起368に移動自在に装着された本体部372とこの本
体部372の両端に設けられた一対の係合爪部374を
有し、各支持突起368の下端に装着された係止部材3
76と係合部材370の本体部372との間には偏倚ば
ね部材378が介在されている。この偏倚ばね部材37
8は係合部材370を上方に向けて弾性的に偏倚せしめ
る。一方、カートリッジ本体288のフランジ298の
両側端部には、係合部材370の一対の係合爪部374
に対応して、一切の切欠き380が設けられている。一
対の切欠き380はフランジ298の両側端から内方に
延びており、係合部材370の係合爪部374を受け入
れる受部を規定する。上記係合部材370とその係合爪
部374を受け入れる受部を規定する上記切欠き380
とは、カートリッジ装着部82に装着されたカートリッ
ジ本体288の離脱を阻止するカートリッジ本体離脱阻
止手段を構成する。図2に示す如く、カートリッジ装着
部82のフランジ326には、係合部材370の係合爪
部374が通過し得る切欠き382が形成されている。
【0047】図19乃至図21を参照して、カートリッ
ジ本体288の装着操作及び離脱操作について説明す
る。カートリッジ本体288をカートリッジ装着部82
に装着する際には、まずカートリッジ本体288のフラ
ンジ298の両側端部をカートリッジ装着部82に規定
された一対の案内溝334に位置付けて矢印320(図
19)で示す装着方向に移動せしめる。かくすると、フ
ランジ298の両側端部は一対の案内溝334に案内さ
れ、カートリッジ本体288は図19に示す装着位置に
位置付けられる(フランジ298の図19において左端
が案内カバー332の端壁332aに当接することによ
って上記装着位置を越える移動が阻止される)。かくす
ると、図19に示す如く、係合部材370の一対の係合
爪部374はフランジ326に形成された切欠き382
を通してカートリッジ本体288のフランジ298に形
成された切欠き380に突出し、これに確実に係合す
る。図19に示す如く係合爪部374の矢印320で示
す装着方向に見て前側面は実質上垂直であり、上記装着
方向に見て後側面は上方に向って上記装着方向に傾斜せ
しめられている。それ故に、係合爪部374が上記切欠
き380に係合すると、カートリッジ本体288の矢印
384(図20)で示す離脱方向の移動が確実に阻止さ
れ、後述する如くカバー部材304を少なくとも部分的
に装着しなければカートリッジ本体288を離脱せしめ
ることが実質上不可能になる。
ジ本体288の装着操作及び離脱操作について説明す
る。カートリッジ本体288をカートリッジ装着部82
に装着する際には、まずカートリッジ本体288のフラ
ンジ298の両側端部をカートリッジ装着部82に規定
された一対の案内溝334に位置付けて矢印320(図
19)で示す装着方向に移動せしめる。かくすると、フ
ランジ298の両側端部は一対の案内溝334に案内さ
れ、カートリッジ本体288は図19に示す装着位置に
位置付けられる(フランジ298の図19において左端
が案内カバー332の端壁332aに当接することによ
って上記装着位置を越える移動が阻止される)。かくす
ると、図19に示す如く、係合部材370の一対の係合
爪部374はフランジ326に形成された切欠き382
を通してカートリッジ本体288のフランジ298に形
成された切欠き380に突出し、これに確実に係合す
る。図19に示す如く係合爪部374の矢印320で示
す装着方向に見て前側面は実質上垂直であり、上記装着
方向に見て後側面は上方に向って上記装着方向に傾斜せ
しめられている。それ故に、係合爪部374が上記切欠
き380に係合すると、カートリッジ本体288の矢印
384(図20)で示す離脱方向の移動が確実に阻止さ
れ、後述する如くカバー部材304を少なくとも部分的
に装着しなければカートリッジ本体288を離脱せしめ
ることが実質上不可能になる。
【0048】次いで、カートリッジ本体288のフラン
ジ298に貼着されたシート部材300の一部を剥が
し、これを引張ってフランジ298から完全に離脱せし
める。かくすると、図19に示す如く、カートリッジ本
体288のトナー排出口296が開放され、カートリッ
ジ本体288内のトナーはトナー排出口296を通して
トナー排出室86に排出される。
ジ298に貼着されたシート部材300の一部を剥が
し、これを引張ってフランジ298から完全に離脱せし
める。かくすると、図19に示す如く、カートリッジ本
体288のトナー排出口296が開放され、カートリッ
ジ本体288内のトナーはトナー排出口296を通して
トナー排出室86に排出される。
【0049】一方、カートリッジ本体288をカートリ
ッジ装着部82から離脱せしめるには、まず、図20に
示す如く、カートリッジ本体288の側壁318(図1
5)から離脱せしめたカバー部材304をカートリッジ
装着部82のフランジ326とカートリッジ本体288
のフランジ298との間に挿入して矢印308で示す方
向に移動せしめる。カバー部材304の前縁が上記係合
部材370の一対の係合爪部374を通過する位置まで
カバー部材304が移動せしめられると、カバー部材3
04の前縁が係合爪部374の傾斜面に作用して、係合
部材370を偏倚ばね部材378の偏倚作用に抗して下
方に移動せしめる。かくして、係合部材370の係合爪
部374がカートリッジ本体288のフランジ298に
形成されている切欠き380から離脱され、カートリッ
ジ本体288をカートリッジ装着部82から離脱するこ
とが可能になる。カバー部材304を第13−B図に示
す位置(この位置においては、カバー部材304に設け
られた停止片310がフランジ298の右端に当接し、
カバー部材304のかかる位置を越える移動が阻止され
る)まで移動せしめる(或いはこれに代えてカートリッ
ジ本体288を矢印384で示す離脱方向に移動せしめ
て、カバー部材304に対して図20に示す状態にせし
める)と、カートリッジ本体288のトナー排出口29
6がカバー部材304によって閉塞され、またカバー部
材304の係合部316がフランジ298に形成された
孔314内に位置し、かくしてカートリッジ本体288
に対するカバー部材304の離脱方向の移動が阻止され
る。
ッジ装着部82から離脱せしめるには、まず、図20に
示す如く、カートリッジ本体288の側壁318(図1
5)から離脱せしめたカバー部材304をカートリッジ
装着部82のフランジ326とカートリッジ本体288
のフランジ298との間に挿入して矢印308で示す方
向に移動せしめる。カバー部材304の前縁が上記係合
部材370の一対の係合爪部374を通過する位置まで
カバー部材304が移動せしめられると、カバー部材3
04の前縁が係合爪部374の傾斜面に作用して、係合
部材370を偏倚ばね部材378の偏倚作用に抗して下
方に移動せしめる。かくして、係合部材370の係合爪
部374がカートリッジ本体288のフランジ298に
形成されている切欠き380から離脱され、カートリッ
ジ本体288をカートリッジ装着部82から離脱するこ
とが可能になる。カバー部材304を第13−B図に示
す位置(この位置においては、カバー部材304に設け
られた停止片310がフランジ298の右端に当接し、
カバー部材304のかかる位置を越える移動が阻止され
る)まで移動せしめる(或いはこれに代えてカートリッ
ジ本体288を矢印384で示す離脱方向に移動せしめ
て、カバー部材304に対して図20に示す状態にせし
める)と、カートリッジ本体288のトナー排出口29
6がカバー部材304によって閉塞され、またカバー部
材304の係合部316がフランジ298に形成された
孔314内に位置し、かくしてカートリッジ本体288
に対するカバー部材304の離脱方向の移動が阻止され
る。
【0050】しかる後に、カートリッジ本体288をカ
バー部材304と共に矢印384で示す離脱方向に移動
せしめる。かくして、図21に示す如く、カートリッジ
本体288のトナー排出口296をカバー部材304で
覆った状態でカートリッジ本体288をカートリッジ装
着部82から離脱せしめることができ、カートリッジ本
体288内にトナーが幾分存在していてもかかるトナー
が外部に飛散することはない。
バー部材304と共に矢印384で示す離脱方向に移動
せしめる。かくして、図21に示す如く、カートリッジ
本体288のトナー排出口296をカバー部材304で
覆った状態でカートリッジ本体288をカートリッジ装
着部82から離脱せしめることができ、カートリッジ本
体288内にトナーが幾分存在していてもかかるトナー
が外部に飛散することはない。
【0051】変形例 以上、本発明に従って構成された現像装置の一実施例に
ついて説明したが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能である。
ついて説明したが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能である。
【0052】例えば、カバー部材304に関する機構は
カートリッジ本体288が現像装置本体6の現像部4の
一端部に装着される形態のものに適用して説明したが、
これに限定されることなく、例えばカートリッジ本体が
現像装置本体のトナー収容室に着脱自在に装着される形
態のものにも同様に適用することができる。
カートリッジ本体288が現像装置本体6の現像部4の
一端部に装着される形態のものに適用して説明したが、
これに限定されることなく、例えばカートリッジ本体が
現像装置本体のトナー収容室に着脱自在に装着される形
態のものにも同様に適用することができる。
【0053】また、回転ドラム42の周囲に1個の現像
装置本体6が着脱自在に装着される構成について説明し
たが、多色モノカラー複写等のために、例えば特願昭6
1−235929号の明細書及び図面に開示されている
如く、回転ドラム42の周囲に2個以上の現像装置本体
が着脱自在に装着される形態のものにも同様に適用する
ことができる。
装置本体6が着脱自在に装着される構成について説明し
たが、多色モノカラー複写等のために、例えば特願昭6
1−235929号の明細書及び図面に開示されている
如く、回転ドラム42の周囲に2個以上の現像装置本体
が着脱自在に装着される形態のものにも同様に適用する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の現像装置においては、作用位置
と非作用位置との間を回動せしめられる現像部の移動の
ための空間を充分に小さくせしめて画像生成装置を充分
に小型化することが可能であり、そしてまた現像部を回
動せしめる必要なくして単に現像装置本体を所要方向に
移動せしめることによって充分容易に画像生成装置に装
着することができる。
と非作用位置との間を回動せしめられる現像部の移動の
ための空間を充分に小さくせしめて画像生成装置を充分
に小型化することが可能であり、そしてまた現像部を回
動せしめる必要なくして単に現像装置本体を所要方向に
移動せしめることによって充分容易に画像生成装置に装
着することができる。
【図1】本発明に従って構成された現像装置の好適実施
例を示す断面図。
例を示す断面図。
【図2】図1の現像装置の現像装置本体を一部分解して
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】図2の現像装置本体が着脱自在に装着される画
像生成装置本体側の構成を分解して示す斜視図。
像生成装置本体側の構成を分解して示す斜視図。
【図4】図2の現像装置本体を画像生成装置本体に着脱
自在に装着した状態を一部断面で示す側面図。
自在に装着した状態を一部断面で示す側面図。
【図5】図1の現像装置における切換機構及び位置付け
手段を示す正面図。
手段を示す正面図。
【図6】図5の切換機構の第1のカムが第2の角度位置
にあるときの状態を示す正面図。
にあるときの状態を示す正面図。
【図7】図5の切換機構の第1のカムが第1の角度位置
にあるときの状態を示す正面図。
にあるときの状態を示す正面図。
【図8】図5の切換機構の昇降部材が上昇位置にあると
きの位置付け手段の押圧部材の状態を示す簡略図。
きの位置付け手段の押圧部材の状態を示す簡略図。
【図9】図5の切換機構の昇降部材が下降位置にあると
きの位置付け手段の押圧部材の状態を示す簡略図。
きの位置付け手段の押圧部材の状態を示す簡略図。
【図10】図5の切換機構の昇降部材が下降位置にある
状態において画像生成装置本体から現像装置本体を離脱
せしめるときの位置付け手段の押圧部材の移動を説明す
るための簡略図。
状態において画像生成装置本体から現像装置本体を離脱
せしめるときの位置付け手段の押圧部材の移動を説明す
るための簡略図。
【図11】図5の切換機構の昇降部材が上昇位置にある
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための断面図。
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための断面図。
【図12】図5の切換機構の昇降部材が上昇位置にある
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための、図11と同様な
断面図。
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための、図11と同様な
断面図。
【図13】図5の切換機構の昇降部材が下降位置にある
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための断面図。
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための断面図。
【図14】図5の切換機構の昇降部材が下降位置にある
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための、図13と同様な
断面図。
ときに画像生成装置本体に対して現像装置を装着又は離
脱せしめる際の挙動を説明するための、図13と同様な
断面図。
【図15】図1の現像装置に使用されるトナーカートリ
ッジの一実施例を示す斜視図。
ッジの一実施例を示す斜視図。
【図16】図2の現像装置本体のカートリッジ装着部に
図15のトナーカートリッジを装着した状態を示す部分
正面図。
図15のトナーカートリッジを装着した状態を示す部分
正面図。
【図17】図2の現像装置本体に配設されている排出促
進手段の作用を説明するための簡略図。
進手段の作用を説明するための簡略図。
【図18】図2の現像装置本体に配設されている排出促
進手段の作用を説明するための、図17と同様の簡略
図。
進手段の作用を説明するための、図17と同様の簡略
図。
【図19】図15のトナーカートリッジを図2の現像装
置本体に装着する操作を説明するための簡略断面図。
置本体に装着する操作を説明するための簡略断面図。
【図20】図15のトナーカートリッジを図2の現像装
置本体から離脱する操作を説明するための簡略断面図。
置本体から離脱する操作を説明するための簡略断面図。
【図21】図15のトナーカートリッジを図2の現像装
置本体から離脱した後の状態を示す簡略断面図。
置本体から離脱した後の状態を示す簡略断面図。
2:支持部 4:現像部 6:現像装置本体 8:現像ハウジング 12:磁気ブラシ機構 82:カートリッジ装着部 88:トナーカートリッジ 126:支持プレート 128:案内部 132:被作用突片 150:切換機構 154:昇降部材 180:第1のカム 182:第2のカム 204:位置付け手段 206:押圧部材 224:移動部材 262:被作用位置保持手段 264:保持部材 284:支持案内体(その外側面が当接面を規定する) 288:カートリッジ本体 304:カバー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 剛 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 大畠 陽介 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 画像生成装置本体に着脱自在に装着さ
れ、且つ支持部及び作用位置と非作用位置との間を回動
自在に該支持部に支持された現像部を含み、該現像部に
は現像域にて静電潜像に現像剤を適用するための適用手
段が装備されている現像装置本体と、 該現像装置本体が該画像生成装置から離脱せしめられて
いるときには該現像部を該非作用位置に保持し、該現像
装置本体が該画像生成装置に装着される際に該現像部を
該非作用位置に保持する作用を消失する非作用位置保持
手段と、 を具備することを特徴とする画像生成装置における現像
装置。 - 【請求項2】 該支持部と該現像部との間には該現像部
を該作用位置に弾性的に偏倚する偏倚手段が配設されて
おり、該画像生成装置には該画像生成装置内の所要位置
に該現像装置本体が装着される際及び該画像生成装置内
の該所要位置から該現像装置本体が離脱される際に、該
偏倚手段の弾性偏倚作用に抗して該現像装置本体を該非
作用位置に保持して案内する案内手段が配設されてい
る、請求項1記載の画像生成装置における現像装置。 - 【請求項3】 該非作用位置保持手段は該支持部に配設
された係合面と、該係合面に係合して該現像部を該非作
用位置に保持する係合位置と該係合面から離脱する非係
合位置との間を移動自在に該現像部に装着された保持部
材と、該保持部材を該係合位置に弾性的に偏倚する偏倚
手段と、該画像生成装置に配設された当接面とから構成
されており、該現像装置本体が該画像生成装置に装着さ
れる際に該係合部材が該当接面に当接することによっ
て、該偏倚手段の弾性偏倚作用に抗して該係合手段が該
非係合位置に移動せしめられる、請求項1又は2記載の
画像生成装置における現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5098328A JP2785096B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像生成装置における現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5098328A JP2785096B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像生成装置における現像装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62046697A Division JP2782063B2 (ja) | 1986-11-28 | 1987-03-03 | 現像装置及びそれに使用されるトナーカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619299A true JPH0619299A (ja) | 1994-01-28 |
JP2785096B2 JP2785096B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=14216844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5098328A Expired - Lifetime JP2785096B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像生成装置における現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2785096B2 (ja) |
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JP2001222205A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Matsushita Graphic Communication Systems Inc | プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置 |
US7352106B2 (en) | 2003-10-03 | 2008-04-01 | Tamura Corporation | Piezoelectric transformer driving apparatus |
US7397198B2 (en) | 2004-05-13 | 2008-07-08 | Sony Corporation | Fluorescent lamp driver and liquid crystal display apparatus |
US7436130B2 (en) | 2004-05-10 | 2008-10-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cold-cathode tube lighting device for use in a plurality of cold-cathode tubes lit by two low-impedance power sources |
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-
1993
- 1993-04-02 JP JP5098328A patent/JP2785096B2/ja not_active Expired - Lifetime
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