JP2001221690A - コンピュータ調色装置及びこの装置を用いた塗料の調色方法 - Google Patents

コンピュータ調色装置及びこの装置を用いた塗料の調色方法

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JP2001221690A JP2000028414A JP2000028414A JP2001221690A JP 2001221690 A JP2001221690 A JP 2001221690A JP 2000028414 A JP2000028414 A JP 2000028414A JP 2000028414 A JP2000028414 A JP 2000028414A JP 2001221690 A JP2001221690 A JP 2001221690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光輝感のある塗色に対しても、精度高く色合
わせできるコンピュータ調色方法を提供する。 【解決手段】 (A)測色計と、(B)ミクロ光輝感測
定器と、(C)複数の塗料配合、該各塗料配合に対応し
た色データとミクロ光輝感データ、複数の原色塗料の色
特性データとミクロ光輝感特性データが登録されてお
り、色合わせ計算ロジックが作動するコンピュータとか
ら構成されてなるコンピュータ調色装置、及びこの調色
装置を用いて、(1)基準色の塗膜を測色計にて測定し
て基準色の色データを得る工程、(2)基準色の塗膜を
ミクロ光輝感測定器にて測定して基準色のミクロ光輝感
データを得る工程、及び(3)該基準色の色データ及び
ミクロ光輝感データと、予めコンピュータに登録された
色データ及びミクロ光輝感データとを比較し、候補塗料
配合を選択する工程、を行う光輝感を有する塗料のコン
ピュータ調色方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ調色
装置及びこの装置を用いた塗料のコンピュータ調色方法
に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】コンピュータ利用による色合
わせシステムは、例えば、米国特許3,601,589
号明細書に記載されているように公知である。上記米国
特許には、未知の色パネルの全スペクトル反射率を走査
用分光光度計によって決定し、この反射率データをコン
ピュータに送り、コンピュータは顔料のK値(「光吸収
係数」を示す)及びS値(「光散乱係数」を示す)を表
す予め記憶されたデータを数学的に処理し、論理的色合
わせを行う方法が開示されている。
【0003】上記米国特許の開示内容は、基本的には、
一組の計算手順に関するものである。つまり、この計算
手順に従うと、一組の波長に対してK値及びS値を算出
することができ、さらには、一組の顔料を、それらの顔
料の組み合せのK及びS値が、前記組の各波長毎に未知
の色のK及びS値に等しくなるように決定することがで
きる。これは、その他の分光光度準拠型色合わせシステ
ムにおいても使用されている基本的な色合わせアルゴリ
ズムである。
【0004】上記米国特許によるシステムの問題点は、
第一には、非常に高価で保守が難しいことであり、第二
には、未知の色の未知及び既知の顔料に対して得られた
データを用いた論理的色合わせを行っていることであ
る。すなわち、計算で得られた色彩値に従って顔料を混
合して得られた最終の色は、前記未知の色とは異なる色
になる可能性がある。したがって、前記色合わせ公式
は、通常、第1次の数学的近似法であって、システムの
一部であるソフトウェアを補正して補正及び調整を行う
必要がある。
【0005】上記システムを改良するために、例えば、
特開昭63−153677号公報において、ポータブル
なカラーメータを使用して選択色を分析するとともに選
択色の色相、彩度、輝度を表す色データを記憶し、前記
カラーメータ内の前記色データをコンピュータに接続す
るとともに、利用可能な複数個の色公式(塗料配合)を
前記コンピュータ内に記憶し、前記記憶した利用可能な
色公式によって指定された各塗料の色相、彩度、輝度を
表す色データを前記コンピュータ内に記憶し、前記カラ
ーメータから受け取った選択色の色データと、前記記憶
した利用可能な色公式のそれぞれを表す前記記憶した色
データとを比較して最近似整合を見つけ出し、前記最近
似整合として見つけ出された前記色データによって表さ
れる記憶した色公式を選択し、これによって前記選択色
に対する色合わせを行う方法及び装置が提案されてい
る。
【0006】また、近年、自動車の塗色は、個人の好み
の多様化、美粧性の向上などの観点からアルミニウム粉
や光輝性マイカ粉が配合された光輝感のある塗色が増加
している。この光輝感のある塗色を補修塗装するに際し
て、色合わせを行う場合、前記特開昭63−15367
7号公報に記載された色合わせ方法では、色合わせ精度
がいまだ十分ではなく、光輝感のある塗色に対してコン
ピュータによる精度の高い色合わせ方法はこれまでなか
った。
【0007】本発明の目的は、光輝感のある塗色に対し
ても、精度高く色合わせできるコンピュータ調色方法を
提供することである。また、本発明の目的は、このコン
ピュータ調色方法に使用することができるコンピュータ
調色装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、測色計
と、ミクロ光輝感測定器と、各種塗料配合、塗色データ
などが入力され、色合わせ計算ロジックが作動するコン
ピュータとから構成されたコンピュータ調色装置を用い
ることによって上記目的を達成できることを見出し本発
明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、(A)測色計と、
(B)ミクロ光輝感測定器と、(C)複数の塗料配合、
該各塗料配合に対応した色データとミクロ光輝感デー
タ、複数の原色塗料の色特性データとミクロ光輝感特性
データが登録されており、該塗料配合及び該各データを
利用した色合わせ計算ロジックが作動するコンピュータ
とから構成されてなる塗料のコンピュータ調色装置を提
供するものである。
【0010】また本発明は、さらに、コンピュータ
(C)に登録される複数の各塗料配合に対応した各色番
号がコンピュータ(C)に登録されてなる上記コンピュ
ータ調色装置を提供するものである。
【0011】さらに本発明は、(A)測色計と、(B)
ミクロ光輝感測定器と、(C)複数の塗料配合、該各塗
料配合に対応した色データとミクロ光輝感データ、複数
の原色塗料の色特性データとミクロ光輝感特性データが
登録されており、該塗料配合及び該各データを利用した
色合わせ計算ロジックが作動するコンピュータとから構
成されてなるコンピュータ調色装置を用いて、下記
(1)〜(3)の工程を行うことを特徴とするコンピュ
ータ調色方法を提供するものである。 (1)調色により塗料の塗色を合せるべき基準色の塗膜
を測色計にて測定して基準色の色データを得る工程、
(2)調色により塗料の塗色を合せるべき基準色の塗膜
をミクロ光輝感測定器にて測定して基準色のミクロ光輝
感データを得る工程、(3)該基準色の色データ及びミ
クロ光輝感データと、予めコンピュータに登録された塗
料配合に対応した色データ及びミクロ光輝感データとを
比較し、登録された該塗料配合の色及びミクロ光輝感の
整合の度合いを指数化し、候補塗料配合を選択する工
程。
【0012】また本発明は、上記工程(3)の後、さら
に(4)選択された候補塗料配合を色合わせ計算ロジッ
クを用いて修正して、基準色にさらに近づけた修正配合
を得る工程、を行うことを特徴とする上記コンピュータ
調色方法を提供するものである。
【0013】また本発明は、さらに、工程(3)で得ら
れる候補塗料配合又は工程(4)で得られる修正配合を
電子天秤に伝達することを特徴とする上記コンピュータ
調色方法を提供するものである。
【0014】さらに本発明は、(A)測色計と、(B)
ミクロ光輝感測定器と、(C)複数の色番号、該色番号
に対応した各塗料配合、該各塗料配合に対応した色デー
タとミクロ光輝感データ、複数の原色塗料の色特性デー
タとミクロ光輝感特性データが登録されており、該各塗
料配合及び該各データを利用した色合わせ計算ロジック
が作動するコンピュータとから構成されてなるコンピュ
ータ調色装置を用いて、下記(5)〜(7)の工程を行
うことを特徴とするコンピュータ調色方法を提供するも
のである。(5)調色により塗料の塗色を合せるべき基
準色の塗膜を、測色計にて測定して基準色の色データを
得る工程、(6)調色により塗料の塗色を合せるべき基
準色の塗膜をミクロ光輝感測定器にて測定して基準色の
ミクロ光輝感データを得る工程、(7)該基準色の予め
設定された色番号と同じ色番号の少なくとも一つの塗料
配合の色データ及びミクロ光輝感データを選び出し、選
び出された塗料配合の色データ及びミクロ光輝感データ
と、基準色の色データ及びミクロ光輝感データとを比較
し、上記選び出された塗料配合の色及びミクロ光輝感の
整合の度合いを指数化し、候補塗料配合を選択する工
程。
【0015】また本発明は、上記工程(7)の後、さら
に(8)選択された候補塗料配合を色合わせ計算ロジッ
クを用いて修正して、基準色にさらに近づけた修正配合
を得る工程、を行うことを特徴とする上記コンピュータ
調色方法を提供するものである。
【0016】さらに本発明は、さらに、上記工程(7)
で得られる候補塗料配合又は工程(8)で得られる修正
配合を電子天秤に伝達することを特徴とする上記コンピ
ュータ調色方法を提供するものである。
【0017】以下、本発明の装置及び方法について詳細
に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、本発明における塗料のコン
ピュータ調色装置について説明する。本発明装置によっ
て、調色により塗料の塗色を合せるべき塗膜が光輝感を
有する塗膜(以下、「光輝塗膜」ということがある)で
ある場合について好適に調色を行うことができる。
【0019】上記光輝塗膜としては、例えば、リん片状
のアルミニウム粉末、雲母状酸化鉄、雲母粉末、金属酸
化物被覆雲母粉末などのキラキラ感や干渉作用を有する
光輝性顔料を含有する単層塗膜(1)、これらの光輝性
顔料と着色顔料とを同一塗膜中に含有する単層塗膜
(2)、着色ベース塗膜上に上記単層塗膜(1)又は単
層塗膜(2)を積層してなる複層塗膜(3)、上記単層
塗膜(1)もしくは(2)又は複層塗膜(3)の塗膜面
上にさらにクリヤ塗膜が積層されてなる複層塗膜(4)
などを挙げることができる。
【0020】本発明のコンピュータ調色装置は、下記の
測色計(A)と、ミクロ光輝感測定器(B)と、コンピ
ュータ(C)とから構成されている。
【0021】測色計(A) 測色計(A)は、塗膜の色を測定して塗膜の色データを
得るための機器であり、この目的が達成できるものであ
れば、それ自体既知の測色計を使用することができる。
【0022】測色計としては、測定角度が多角度である
多角度測色計が好適である。多角度測色計においては、
2以上の角度条件、通常、2〜4の角度条件、すなわ
ち、測定光の入射角が異なるか、又は鏡面反射軸と受光
軸とのなす角度である受光角度が異なる2以上の条件で
測定する。上記鏡面反射軸とは、入射角と反射角とが同
じ角度であるときの反射角を形成する軸、例えば入射角
が45度の場合、反射角が45度である軸である。
【0023】受光角度を変化させる場合、その角度条件
は特に限定されるものではないが、通常、角度条件が2
の場合には、上記受光角度が15〜30度及び75〜1
10度の各角度範囲のうちの各1ずつであること、ま
た、角度条件が3の場合には、上記受光角度が15〜3
0度、35〜60度及び75〜110度の各角度範囲の
うちの各1ずつであること、さらに、角度条件が4の場
合には、上記受光角度が15〜30度、35〜60度、
70〜80度及び90〜110度の各角度範囲のうちの
各1ずつであることが目視による色の判断との対応がと
れやすいことから好適である。
【0024】上記塗膜の色を各角度条件によって測定し
た各測定値(角度基準測定値)は、明度、彩度、色相を
表すか、計算できるなど、色を特定できるものであれば
よく、例えば、XYZ表色系(X、Y、Z)、L**
* 表色系(L*、a*、b*値)、ハンターLab表
色系(L、a、b値)、CIE(1994)に規定され
るL** h表色系(L*値、C*値、h値)、マンセ
ル表色系(H、V、C)などによって表すことができ
る。なかでも、L***表色系又はL** h表
色系による表示が自動車補修塗装分野を含む工業分野で
の色の表示において一般的である。
【0025】ミクロ光輝感測定器(B) ミクロ光輝感測定器(B)は、光輝塗膜のミクロ光輝感
を測定するための機器であり、この目的が達成できるも
のであれば特に制限なく使用することができる。
【0026】ミクロ光輝感測定器(B)としては、例え
ば、光輝塗膜面に光を照射する光照射装置、光照射され
た塗膜面を照射光が入射しない角度にて撮影して画像を
形成するCCDカメラ、該CCDカメラに接続され該画
像を解析する画像解析装置を具備したミクロ光輝感測定
器を挙げることができる。
【0027】上記ミクロ光輝感測定器を用いて光輝塗膜
のミクロ光輝感を測定するには、まず光輝塗膜面に光照
射する。この光は擬似(人工)太陽光が好ましく、この
光源としては、例えばハロゲンランプ、メタルハライド
ランプなどが適している。光輝塗膜面への光照射角度は
塗面の鉛直線に基いて、通常5〜60度、好ましくは1
0〜20度の範囲内が適しており、特に鉛直線に対して
15度程度が好適である。また、光の照射領域の形状は
特に限定されるものではないが、通常、円形であり、塗
膜面上における照射面積は通常、該塗膜面の1〜10,
000mm2の範囲内が適しているが、この範囲に制限
されるものではない。照射光の照度は、通常、100〜
2,000ルクス(lux)の範囲内が好ましい。
【0028】このように光輝塗膜面に光照射し、それに
基く反射光のうち、正反射光が入射しない角度で、光が
照射されている塗膜面をCCD(Charge Cou
ple Device)カメラで撮影する。この撮影角
度は正反射光が入射しない角度であればよいが、塗膜面
に対して鉛直方向が特に好適である。また、CCDカメ
ラの撮影方向と正反射光との角度は10〜60度の範囲
内にあることが好ましい。光照射された塗膜面における
CCDカメラでの測定範囲は、均一に光が照射されてい
る範囲であれば特に限定されるものではないが、通常、
照射部分の中央部を含み、測定面積が1〜10,000
mm2、好ましくは10〜600mm2の範囲内であるこ
とが適当である。
【0029】上記CCDカメラで撮影された画像は、2
次元画像であり、多数(通常10,000〜1,00
0,000個)の区画(ピクセル、画素)に分割され、
それぞれの区画における輝度を測定する。本発明におい
て、「輝度」とは、「CCDカメラによって撮影して得
られた2次元画像の区画毎の濃淡値を示すデジタル階調
であり、被写体の明るさに対応するデジタル量」を意味
する。8ビット分解能のCCDカメラから出力される区
画毎の輝度を意味するデジタル階調は0〜255の値を
示す。
【0030】上記CCDカメラで撮影された2次元画像
において、光輝性顔料の反射光が強い部分に相当する区
画はキラキラ感が強いので輝度が高く、そうでない部分
に相当する区画では当然ながら輝度は低くなる。また光
輝性顔料の反射光が強い部分に相当する区画であって
も、光輝性顔料の大きさ、形状、角度、材質などによっ
て輝度が変化する。つまリ区画ごとに輝度を表示でき、
本発明ではそれぞれの区画における輝度に基いてCCD
カメラで撮影した2次元画像の輝度分布を三次元に表示
することが可能である。この輝度の三次元分布図は、
山、谷および平地の部分に分けられ、山の高さや大きさ
は光輝性顔料による光輝感の程度を示し、山が高くなる
ほど光輝感が頭著であることを示し、谷及び平地部分は
光輝感が無いか小さいことを示し、主として着色顔料又
は素地による光の反射を示す。
【0031】上記CCDカメラで撮影された画像の解析
は、CCDカメラに接続された画像解析装置によって行
うことができる。この画像解析装置に用いられる画像解
析ソフトとしては、例えば三谷商事(株)の「Mac
SCOPE」(商品名)などが好適である。
【0032】画像の解析においては、「キラキラ感」
(塗膜中の光輝性顔料から正反射された光によって生じ
る不規則で微細な輝きの知覚)と「粒子感」(できるだ
けキラキラ感が発現しにくい照明条件下において試料を
観察したときに、光輝材含有塗膜中の光輝性顔料の配向
・重なりで起きる不規則・無方向性の模様(ランダムパ
ターン)から発する知覚)とをそれぞれ別々に定量的に
評価することが個人差によるバラツキが小さいことから
好適である。
【0033】キラキラ感を定量的に測定する好適な方法
としては、例えば、下記の測定方法を挙げることができ
る。光照射された光輝塗膜面をCCDカメラで撮影して
なる2次元画像を多数の区画に分割し、該区画のそれぞ
れの輝度を該区画の全てにわたり合計して総計値を得
て、この総計値を全区画数で割り算して平均輝度xを求
め、この平均輝度x以上の値に閾値αを設定する。閾値
αは、通常、平均輝度xとy(yは、24〜40の数、
好ましくは28〜36、さらに好ましくは32)との和
であることが適当である。
【0034】ついで、上記区画のそれぞれの輝度から閾
値αの値を減算し、その減算値が正の値である該減算値
を総計し、その総和である総体積Vを得る。また、閾値
α以上の輝度を有する区画の総数(閾値αで2値化を行
うことによって得られる上記閾値α以上の区画の総数)
である総面積Sを得る。輝度ピークの平均高さPHav
αは、輝度ピークが円錐、角錐に近似できると考えられ
ることから、総体積Vを総面積Sで割った値を3倍する
こと、すなわち下記式 PHavα=3V/S によって得られる値とする。
【0035】また、上記平均輝度x以上であり上記閾値
α以下である閾値βを設定する。閾値βは、閾値α以下
であり通常、平均輝度xとz(zは、16〜32の数、
好ましくは20〜28、さらに好ましくは24)との和
であることが適当である。
【0036】ついで、上記区画のそれぞれの輝度から閾
値βの値を減算し、その減算値が正の値である該減算値
を総計し、その総和である総体積Wを得る。また、閾値
β以上の輝度を有する区画の総数(閾値βで2値化を行
うことによって得られる上記閾値β以上の区画の総数)
である総面積Aを得る。閾値βでの輝度ピークの平均高
さPHavβは、輝度ピークが円錐、角錐に近似できる
と考えられることから、総体積Wを総面積Aで割った値
を3倍すること、すなわち下記式 PHavβ=3W/A によって得られる値とすることができる。
【0037】また、閾値βでの総面積Aと閾値β以上の
輝度を示す光学粒子の個数Cとから光学粒子の平均粒子
面積を求めることができる。本発明において、「光学粒
子」とは、「2次元画像上で輝度が閾値以上である独立
した連続体」を意味するものとする。上記光学粒子の形
状を円と仮定し、平均粒子面積と同じ面積を有する円の
直径Dを、下記式
【0038】
【数1】
【0039】によって求め、上記PHavβとLとから
輝度ピークの平均裾広がり率PSavを下記式 PSav=D/PHavβ によって得る。
【0040】前記のようにして求めた輝度ピーク平均高
さPHavαと上記のようにして求めた輝度ピークの平
均裾広がり率PSavとから輝き値BVを下記式 BV=PHavα + a・PSav (式中、aは、PHavαが25未満の場合には300
であり、PHavαが45を超える場合には1050で
あり、PHavαが25〜45の数である場合には、下
記式 a=300+37.5×(PHavα−25) で示される値である)によって近似的に算出することが
できる。
【0041】本発明の好適な方法において、上記のよう
にして求めた輝き値BVによって、光輝塗膜の「キラキ
ラ感」を定量的に測定することができ、輝き値BVと目
視観察による「キラキラ感」の官能評価結果との相関性
は、塗膜における光輝材の濃度差、明度差が大きい場合
においても高いものである。
【0042】次に、「粒子感」を定量的に測定する好適
な方法について説明する。上記粒子感の定量的測定方法
は、前記のようにして、光照射された光輝塗膜面をCC
Dカメラで撮影して2次元画像を得て、この2次元画像
を2次元フーリエ変換してなる空間周波数スペクトルか
ら低空間周波数成分のパワーを積分及び直流成分で正規
化して得られる2次元パワースペクトル積分値を得て、
この2次元パワースペクトル積分値から塗膜の粒子感を
定量的に評価する方法である。
【0043】2次元フーリエ変換後の空間周波数スペク
トルの画像から低空間周波数成分を抽出して、積分及び
直流成分での正規化を行なって得られる2次元パワース
ペクトル積分値を測定するにあたり、空間周波数スペク
トルの画像から抽出する低空間周波数成分の抽出領域
を、解像度を表す線密度が、下限値0本/mm〜上限値
が2〜13.4本/mmの範囲のいずれかの数値である
領域、好ましくは0本/mm〜4.4本/mmの領域と
することが、目視観察による「粒子感」の官能評価結果
との相関性を高いものとする観点から適している。2次
元パワースペクトル積分値が大きいほど粒子感が大きく
なる。
【0044】2次元パワースペクトル積分値(以下、
「IPSL」と略称することがある)は次式によって求
めることができる。
【0045】
【数2】
【0046】(式中、νは空間周波数、θは角度、Pは
パワースペクトル、0〜Lは抽出した低空間周波数領域
であり、Lは抽出した周波数の上限を意味する)また、
前記輝き値BVをもとに下記一次式により計算したMB
Vの値により「キラキラ感」を評価することもできる。 MBV=(BV−50)/2 MBVの値は、キラキラ感のないものは0とし、最もキ
ラキラ感のあるものはほぼ100とした値であって、
「キラキラ感」のあるものほど大きな数値を示す。
【0047】また、前記2次元パワースペクトル積分値
(IPSL)をもとに下記一次式により計算したMGR
の値により「粒子感」を評価することもできる。
【0048】IPSLの値が、0.32以上の場合は、
MGR=[(IPSL×1000)−285]/2
とし、IPSLの値が、0.15<IPSL<0.3
2の範囲内にある場合は、MGR=[IPSL×(35
/0.17)−(525/17)]/2とし、IPSL
の値が、0.15以下の場合は、MGR=0 とす
る。
【0049】上記MGRの値は、光輝材の粒子感のない
もは0とし、最も光輝材の粒子感のあるものはほぼ10
0とした値であって、「粒子感」のあるものほど大きな
数値を示す。
【0050】また、さらに上記MBV及びMGRの値に
基いて総合的にミクロ光輝感を表す、下記式により計算
したミクロ光輝感を指数化した数値(ミクロ光輝感指
数)によってミクロ光輝感を評価することができる。 ミクロ光輝感指数=(MGR+α・MBV)/(1+
α) 多くの光輝感を有する塗装板について検討したところ、
上記αの値を1.63とすると、目視でのミクロ光輝感
とよく合致した結果が得られることがわかった。ミクロ
光輝感指数は、光輝感のないもの(キラキラ感も粒子感
もない)場合は0となり、光輝感の最もある(キラキラ
感も粒子感も最もある)ものはほぼ100となる値であ
る。
【0051】コンピュータ(C) コンピュータ(C)には、複数の塗料配合、該各塗料配
合に対応した色データとミクロ光輝感データ、複数の原
色塗料の色特性データとミクロ光輝感特性データ、及び
必要に応じて、複数の色番号と該色番号に対応した各塗
料配合が登録されており、コンピュータ(C)は該塗料
配合及び該各データを利用した色合わせ計算ロジックが
作動するようになっている。
【0052】コンピュータに登録されている各塗料配合
に対応した色データは、各塗料から得られる塗膜の多角
度測色計による測色データであることができる。
【0053】コンピュータに登録されている原色塗料の
色特性データとしては、例えば、原色塗料のK値(光吸
収係数)、S値(光散乱係数)などであることができ
る。上記K値及びS値は、例えば、原色塗料及び原色塗
料のうすめ色の測色データを数値処理して得ることがで
きる。
【0054】コンピュータに必要に応じて登録される上
記色番号は、通常、塗装物品製造メーカー毎に指定され
た色コード番号であり、その色番号に応じて、補修塗装
する際の、塗料配合が登録されている。この塗料配合
は、一つの色番号について一つ又は一組のみであること
ができるが、実績配合なども含まれることができ複数個
又は複数組の塗料配合が登録されていてもよい。これら
の塗料配合毎に、形成塗膜の多角度測色計による測色デ
ータもコンピュータに予め登録されている。
【0055】次に上記本発明のコンピュータ調色装値を
用いたコンピュータ調色方法について以下に説明する。
本発明のコンピュータ調色方法には、色番号を用いて同
一の色番号の中から塗料配合を選び出す工程を有さない
第1の調色方法、及び色番号を用いて同一の色番号の中
から塗料配合を選び出す工程を有する第2の調色方法の
2つの態様がある。
【0056】まず、上記第1の調色方法について各工程
に基いて順次説明する。工程(1) 工程(1)は、調色により塗料の塗色を合せるべき基準
色の塗膜を前記測色計(A)にて測定して基準色の色デ
ータを得る工程である。塗色を合せるべき塗膜の色であ
る基準色を前記多角度測色計にて測定して前記角度条件
における色データを得ることが好適である。自動車補修
などの補修塗装において、補修塗膜を形成した際、補修
塗装部の塗膜と補修塗装部近傍の塗膜の色との差が目視
で認められ難いことが必要であることから、上記基準色
としては、通常、補修塗装部近傍の塗膜の色であること
が適している。
【0057】工程(2) 工程(2)は、上記基準色の塗膜を前記ミクロ光輝感測
定器(B)にて測定して基準色のミクロ光輝感データを
得る工程である。ミクロ光輝感測定器(B)としては、
前記したように光照射装置、光照射された塗膜面を照射
光が入射しない角度にて撮影して画像を形成するCCD
カメラ、該CCDカメラに接続され該画像を解析する画
像解析装置を具備したものを用いることが好適である。
また、前記したように、基準色のミクロ光輝感を「キラ
キラ感」と「粒子感」とに分けて定量的に評価し、それ
ぞれのデータを得ることが好適である。
【0058】工程(3) 工程(3)において、前記工程(1)で得た基準色の色
データ及び上記工程(2)で得た基準色のミクロ光輝感
データと、予めコンピュータに登録された塗料配合に対
応した色データ及びミクロ光輝感データをコンピュータ
にて比較し、登録された該塗料配合の色とミクロ光輝感
の整合の度合いを指数化し、候補塗料配合を選択する。
候補塗料配合の選択にあたっては、基準色との色及びミ
クロ光輝感の整合の度合い、配合データなどを勘案する
などして最も合理的と思われるものを適宜選択すること
ができる。この選択方法は特に限定されるものではな
い。候補塗料配合は、例えば、基準色との色差及びミク
ロ光輝感の整合度合いが一定範囲内にあるもの中から選
択することが好適である。
【0059】第1の調色方法は、上記工程(1)、
(2)及び(3)を必須工程とするものであるが、さら
に基準色に近づけるために工程(3)の後、下記工程
(4)を行ってもよい。
【0060】工程(4) 複数の塗料配合、該各塗料配合に対応した色データとミ
クロ光輝感データ、複数の原色塗料の色特性データとミ
クロ光輝感特性データが登録されたコンピュータを用い
て、該塗料配合及び該各データを利用した色合わせ計算
ロジックを作動させて、工程(3)で選択された候補塗
料配合を修正して、基準色にさらに近づけた修正配合を
得る工程である。
【0061】第1の調色方法は、さらに上記工程(3)
で得られる候補塗料配合又は工程(4)で得られる修正
配合を電子天秤に伝達する工程を有していてもよい。
【0062】つぎに、第2の調色方法について説明す
る。第2の調色方法においては、上記第1の調色方法に
おいて使用するコンピュータに登録されたデータとし
て、複数の色番号と該色番号に対応した各塗料配合も登
録されたものを使用して、下記(5)〜(7)の工程を
行う。
【0063】工程(5) 工程(5)は前記第1の調色方法における工程(1)と
同様の工程である。
【0064】工程(6) 工程(6)は前記第1の調色方法における工程(2)と
同様の工程である。
【0065】工程(7) 工程(7)において、予めコンピュータに登録された色
番号の中から基準色の色番号と同じ色番号の少なくとも
一つの塗料配合の色データとミクロ光輝感データとを選
び出し、選び出された塗料配合の色データとミクロ光輝
感データと、基準色の色データ及びミクロ光輝感データ
とを比較し、上記選び出された塗料配合の色とミクロ光
輝感の整合度合いを指数化し、候補塗料配合を選択す
る。候補塗料配合の選択にあたっては、基準色との色及
びミクロ光輝感の整合の度合い、配合データなどを勘案
するなどして最も合理的と思われるものを適宜選択する
ことができる。この選択方法は特に限定されるものでは
ない。
【0066】第2の調色方法は、上記工程(5)、
(6)及び(7)を必須工程とするものであるが、さら
に基準色に近づけるために工程(7)の後、下記工程
(8)を行ってもよい。
【0067】工程(8) 工程(8)は、前記第1の調色方法における工程(4)
と同様の工程であり、色合わせ計算ロジックを作動させ
て、工程(7)で選択された候補塗料配合を修正して、
基準色にさらに近づけた修正配合を得る工程である。第
2の調色方法は、さらに上記工程(7)で得られる候補
塗料配合又は工程(8)で得られる修正配合を電子天秤
に伝達する工程を有していてもよい。
【0068】前記第1の調色方法及び上記第2の調色方
法において、電子天秤への配合の伝達は、電話回線、光
ケーブルなどを利用して行うことができる。この伝達さ
れた配合に基いて、電子天秤を使用して調色用塗料を配
合することができる。この調色用塗料を塗装して調色経
過塗板を作成することによって、この塗料が合格か否か
を判断することができる。不合格であれば、この調色用
塗料の配合、調色経過塗板の色データとミクロ光輝感デ
ータに基づいて、色合わせ計算ロジックを作動させて再
び修正配合を得ることができる。
【0069】本発明方法を使用して、自動車車体の光輝
感を有する塗膜の補修塗装を行うための塗料調色方法の
一例を示す工程図を後記図1に示す。
【0070】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、本発明は実施例に限定されるもので
はない。
【0071】使用装置及び測定方法について 以下の各実施例において、調色により塗料の塗色を合せ
るべき基準色の測定は、関西ペイント(株)製の多角度
測色計「Van−VanFAセンサー」にて行い、複数
の原色塗料の色特性データとミクロ光輝感特性データが
登録されており、該各塗料配合及び該各データを利用し
た色合わせ計算ロジックが作動するコンピュータは、関
西ペイント(株)製のコンピュータ・カラー・マッチン
グ装置「Van−VanFAステーション」にて行っ
た。上記「Van−VanFAセンサー」は、鏡面反射
軸と受光軸のなす角度が25度、45度、75度の3角
度条件で測定して測色値を得ることができるものであ
る。また調色により塗料の塗色を合せるべき基準色のミ
クロ光輝感データは、ミノルタ製「RD−175」にA
Fマクロ100mmF2.8レンズを取り付けたCCD
カメラにて行い、照明には先端に集光レンズを取り付け
た光ファイバー式のハロゲンライトにて行った。撮影し
た画像は、コンピュータ上で原画像データが512×5
12画素のモノクロ256階調のデジタル画像データに
切り出したうえで、画像解析ソフトにてデジタル処理を
行った。
【0072】実施例1 シルバーメタリック塗色(「SM−001」;仮称)に
おける自動車車体の塗膜面の基準色を「Van−Van
FAセンサー」にて25度、45度、75度の3角度条
件にて測定した。その結果は下記表1のとおりであっ
た。
【0073】
【表1】表1
【0074】またミクロ光輝感についても測定し、
[(MGR+1.63MBV)/2.63]によるミク
ロ光輝感指数を計算したところ54.25であった。
【0075】「SM−001」の登録塗色名の配合を
「Van−VanFAステーション」によって検索した
ところ、30件の塗料配合が選び出された。次に「Va
n−VanFAステーション」を用いて、これらの塗料
配合を、色整合の度合を指数化した数値とミクロ光輝感
指数から、色整合とミクロ光輝感整合の度合の良いもの
から順に並べた。最も色整合とミクロ光輝感整合の度合
の良かった組合せ(「SM−001CK01」)の塗料
配合は特に高価なものではなく合理的なものであったの
で「SM−001CK01」の配合を候補塗料配合に選
定した。また色整合の度合を指数化した数値のみを用い
て検索した結果、最も良かった組合せ「SM−001C
K07」についても併せて調色検討を行った。
【0076】この「SM−001CK01」と「SM−
001CK07」の登録塗料配合をもとに、「Van−
VanFAステーション」を用いてコンピュータ調色を
行い、塗料配合を得た。「SM−001CK01」に基
く塗料配合は下記表2に示すとおりであり、「SM−0
01CK07」に基く塗料配合は下記表3に示すとおり
であった。
【0077】
【表2】表2
【0078】
【表3】表3
【0079】ついで、ブリキ板上に上記各配合の塗料を
塗装し、セッティング後、関西ペイント(株)製の補修
用クリヤ塗料「レタンPG2Kクリヤー」を膜厚約50
μmとなるように塗装した後、60℃で20分間焼付け
て調色経過塗装板を作成した。この塗装板の色を「Va
n−VanFAセンサー」を用いて前記3角度条件にて
測色し色差を計算した。またミクロ光輝感についても測
定し、ミクロ光輝感指数を計算した。
【0080】「SM−001CK01」においては、ミ
クロ光輝感指数は54.94であり、3角度条件での測
色結果は下記表4に示すとおりであった。
【0081】
【表4】表4
【0082】「SM−001CK07」においては、ミ
クロ光輝感指数は46.71であり、3角度条件での測
色結果は下記表5に示すとおりであった。
【0083】
【表5】表5
【0084】「SM−001CK01」に基く調色経過
塗装板の塗色は、基準色から僅かに離れており不合格で
あった。しかしながら、ミクロ光輝感指数は、基準色と
ほぼ同等の値を示しており、光輝材であるアルミニウム
粉末のミクロ光輝感は目視で一致していた。「SM−0
01CK07」に基く調色経過塗装板の塗色は、基準色
との色差は小さいものの、アルミニウム粉末のミクロ光
輝感がかなり離れており不合格であった。通常、ミクロ
光輝感指数が2〜3程度異なると目視で光輝材のキラキ
ラ感及び/又は粒子感に相違を認めることができる。
【0085】そこで調色経過塗装板の測色データを読み
込ませ、「Van−VanFAステーション」を用いて
コンピュータで微調色計算を行い、修正配合を得た。
「SM−001CK01」に基く修正配合は、前記表2
に示す塗料配合に、さらに下記表6に示す原色塗料を所
定量追加する配合であった。なお、「SM−001CK
07」については、色差が小さく、また25度と75度
との△L*の符号が反転しており、微調色における修正
配合計算を行っても色差が減衰せず修正配合の計算がで
きなかった。
【0086】
【表6】表6
【0087】上記「SM−001CK01」に基く修正
配合にて調色を行い、ブリキ板上に上記配合の塗料を塗
装し、セッティング後、前記と同様にクリヤ塗料を塗装
し焼付けて調色経過塗装板を作成した。この塗装板の色
を「Van−VanFAセンサー」を用いて前記3角度
条件にて測色し色差を計算した。その測色結果は下記表
7に示すとおりであり、基準色の測色値に近かった。
【0088】
【表7】表7
【0089】この塗装板のミクロ光輝感指数は54.7
8であった。またこの塗装板は目視評価においても色、
ミクロ光輝感とも基準色によく一致しており、良好であ
ったので合格とした。そこで実際に調色した塗料を自動
車車体に補修塗装し、自動車車体の補修塗装部とその近
傍の塗膜面に対して、目視で等色判定をしたところ良好
な色一致性を確認した。
【0090】実施例2 レッドパール塗色(「RP−002」;仮称)における
自動車車体の塗膜面の基準色を「Van−VanFAセ
ンサー」にて25度、45度、75度の3角度条件にて
測定した。その結果は下記表8のとおりであった。
【0091】
【表8】表8
【0092】またミクロ光輝感についても測定し、ミク
ロ光輝感指数を計算したところ28.14であった。
【0093】「RP−002」の登録塗色名の配合を
「Van−VanFAステーション」によって検索した
ところ、13件の塗料配合が選び出された。次に「Va
n−VanFAステーション」を用いて、これらの塗料
配合を、色整合の度合を指数化した数値とミクロ光輝感
指数から、色整合とミクロ光輝感整合の度合の良いもの
から順に並べた。最も色整合とミクロ光輝感整合の度合
の良かった組合せ(「RP−002CK01」)の塗料
配合は特に高価なものではなく合理的なものであったの
で「RP−002CK01」の配合を候補塗料配合に選
定した。また色整合の度合を指数化した数値のみを用い
て検索した結果、最も良かった組合せ「RP−002C
K12」についても併せて調色検討を行った。
【0094】この「RP−002CK01」と「RP−
002CK12」の登録塗料配合をもとに、「Van−
VanFAステーション」を用いてコンピュータ調色を
行い、塗料配合を得た。「RP−002CK01」に基
く塗料配合は下記表9に示すとおりであり、「RP−0
02CK12」に基く塗料配合は下記表10に示すとお
りであった。
【0095】
【表9】表9
【0096】
【表10】表10
【0097】ついで、ブリキ板上に上記各配合塗料を塗
装し、セッティング後、補修用クリヤ塗料「レタンPG
2Kクリヤー」を膜厚約50μmとなるように塗装した
後、60℃で20分間焼付けて各調色経過塗装板を作成
した。これらの塗装板の色を「Van−VanFAセン
サー」を用いて前記3角度条件にて測色した後、色差を
計算した。またミクロ光輝感についても測定し、ミクロ
光輝感指数を計算した。
【0098】「RP−002CK01」に基く塗装板に
おいては、ミクロ光輝感指数は26.36であり、3角
度条件での測色結果は下記表11に示すとおりであっ
た。
【0099】
【表11】表11
【0100】「RP−002CK12」に基く塗装板に
おいては、ミクロ光輝感指数は10.82であり、3角
度条件での測色結果は下記表12に示すとおりであっ
た。
【0101】
【表12】表12
【0102】「RP−002CK01」に基く調色経過
塗装板の塗色は、基準色から僅かに離れており不合格で
あった。しかしながら、ミクロ光輝感指数は、基準色と
ほぼ同等の値を示しており、光輝材であるパール顔料
(光輝性マイカ粉末)のミクロ光輝感は目視で一致して
いた。「RP−002CK12」に基く調色経過塗装板
の塗色は、基準色との色差は小さいものの、光輝材のミ
クロ光輝感がかなり離れており不合格であった。
【0103】そこで調色経過塗装板の測色データを読み
込ませ、「Van−VanFAステーション」を用いて
コンピュータで微調色計算を行い、修正配合を得た。
「RP−002CK01」に基く修正配合は、前記表9
に示す塗料配合に、さらに下記表13に示す所定量の原
色塗料を追加する配合であった。なお、「RP−002
CK12」に基く調色経過塗装板については、3角度の
色差が小さく、3角度ともバランス良く色差を減衰させ
る微調色の修正配合計算が行えなかった。
【0104】
【表13】表13
【0105】上記「RP−002CK01」に基く修正
配合にて調色を行い、ブリキ板上に上記配合の塗料を塗
装し、セッティング後、前記と同様にクリヤ塗料を塗装
し焼付けて調色経過塗装板を作成した。この塗装板の色
を「Van−VanFAセンサー」を用いて前記3角度
条件にて測色し色差を計算した。その測色結果は下記表
14に示すとおりであり、基準色の測色値に近かった。
【0106】
【表14】表14
【0107】この塗装板のミクロ光輝感指数は26.3
1であった。またこの塗装板は目視評価においても色、
ミクロ光輝感とも基準色によく一致しており、良好であ
ったので合格とした。そこで実際に調色した塗料を自動
車車体に補修塗装し、自動車車体の補修塗装部とその近
傍の塗膜面に対して、目視で等色判定をしたところ良好
な色一致性を確認した。
【0108】実施例3 色番号不明のシルバーメタリック塗色における自動車車
体の塗膜面の基準色を「Van−VanFAセンサー」
にて25度、45度、75度の3角度条件にて測定し
た。その結果は下記表15のとおりであった。
【0109】
【表15】表15
【0110】またミクロ光輝感についても測定し、
[(MGR+1.63MBV)/2.63]によるミク
ロ光輝感指数を計算したところ58.94であった。
【0111】このシルバーメタリック塗色の配合を「V
an−VanFAステーション」によって全件検索し、
色整合の度合を指数化した数値とミクロ光輝感指数か
ら、色整合とミクロ光輝感整合の度合の良いものから順
に並べた。最も色整合とミクロ光輝感整合の度合の良か
った組合せ(「SM−002CK05」)の塗料配合は
特に高価なものではなく合理的なものであったので「S
M−002CK05」の配合を候補塗料配合に選定し
た。また色整合の度合を指数化した数値のみを用いて検
索した結果、最も良かった組合せ「SM−003CK1
0」についても併せて調色検討を行った。
【0112】この「SM−002CK05」と「SM−
003CK10」の登録塗料配合をもとに、「Van−
VanFAステーション」を用いてコンピュータ調色を
行い、塗料配合を得た。「SM−002CK05」に基
く塗料配合は下記表16に示すとおりであり、「SM−
003CK10」に基く塗料配合は下記表17に示すと
おりであった。
【0113】
【表16】表16
【0114】
【表17】表17
【0115】ついで、ブリキ板上に上記各配合の塗料を
塗装し、セッティング後、関西ペイント(株)製の補修
用クリヤ塗料「レタンPG2Kクリヤー」を膜厚約50
μmとなるように塗装した後、60℃で20分間焼付け
て調色経過塗装板を作成した。この塗装板の色を「Va
n−VanFAセンサー」を用いて前記3角度条件にて
測色し色差を計算した。またミクロ光輝感についても測
定し、ミクロ光輝感指数を計算した。
【0116】「SM−002CK05」においては、ミ
クロ光輝感指数は57.38であり、3角度条件での測
色結果は下記表18に示すとおりであった。
【0117】
【表18】表18
【0118】「SM−003CK10」においては、ミ
クロ光輝感指数は64.08であり、3角度条件での測
色結果は下記表19に示すとおりであった。
【0119】
【表19】表19
【0120】「SM−002CK05」に基く調色経過
塗装板の塗色は、基準色から僅かに離れており不合格で
あった。しかしながら、ミクロ光輝感指数は、基準色と
ほぼ同等の値を示しており、光輝材であるアルミニウム
粉末のミクロ光輝感は目視で一致していた。「SM−0
03CK10」に基く調色経過塗装板の塗色は、基準色
との色差は小さいものの、アルミニウム粉末のミクロ光
輝感がかなり離れており不合格であった。通常、ミクロ
光輝感指数が2〜3程度異なると目視で光輝材のキラキ
ラ感及び/又は粒子感に相違を認めることができる。
【0121】そこで調色経過塗装板の測色データを読み
込ませ、「Van−VanFAステーション」を用いて
コンピュータで微調色計算を行い、修正配合を得た。
「SM−002CK05」に基く修正配合は、前記表1
6に示す塗料配合に、さらに下記表20に示す原色塗料
を所定量追加する配合であった。なお、「SM−003
CK10」については、3角度の色差が小さく、3角度
ともバランス良く色差を減衰させる微調色の修正配合計
算が行えなかった。
【0122】
【表20】表20
【0123】上記「SM−002CK05」に基く修正
配合にて調色を行い、ブリキ板上に上記配合の塗料を塗
装し、セッティング後、前記と同様にクリヤ塗料を塗装
し焼付けて調色経過塗装板を作成した。この塗装板の色
を「Van−VanFAセンサー」を用いて前記3角度
条件にて測色し色差を計算した。その測色結果は下記表
21に示すとおりであり、基準色の測色値に近かった。
【0124】
【表21】表21
【0125】この塗装板のミクロ光輝感指数は56.9
8であった。またこの塗装板は目視評価においても色、
ミクロ光輝感とも基準色によく一致しており、良好であ
ったので合格とした。そこで実際に調色した塗料を自動
車車体に補修塗装し、自動車車体の補修塗装部とその近
傍の塗膜面に対して、目視で等色判定をしたところ良好
な色一致性を確認した。
【0126】
【発明の効果】本発明方法によって、光輝感のある塗料
に対して精度高く色合わせでき、調色者による調色精度
のばらつきをなくすことができ、調色経験の少ない調色
者にも容易に精度高く塗料の色合わせを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車車体の光輝性塗膜を補修塗装する際の、
本発明方法による塗料の調色方法の一例を示す工程図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 AA08 DA02 DA03 DA04 DA06 DA14 DA17 DA21 DA45 4J038 EA011 HA066 HA216 HA546 KA08 KA20 LA06 NA01 PB09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)測色計と、(B)ミクロ光輝感測定
    器と、(C)複数の塗料配合、該各塗料配合に対応した
    色データとミクロ光輝感データ、複数の原色塗料の色特
    性データとミクロ光輝感特性データが登録されており、
    該塗料配合及び該各データを利用した色合わせ計算ロジ
    ックが作動するコンピュータとから構成されてなる塗料
    のコンピュータ調色装置。
  2. 【請求項2】コンピュータ(C)に登録される複数の各
    塗料配合に対応した各色番号がコンピュータに登録され
    てなる請求項1記載のコンピュータ調色装置。
  3. 【請求項3】測色計(A)が、多角度測色計である請求
    項1又は2記載のコンピュータ調色装置。
  4. 【請求項4】(A)測色計と、(B)ミクロ光輝感測定
    器と、(C)複数の塗料配合、該各塗料配合に対応した
    色データとミクロ光輝感データ、複数の原色塗料の色特
    性データとミクロ光輝感特性データが登録されており、
    該塗料配合及び該各データを利用した色合わせ計算ロジ
    ックが作動するコンピュータとから構成されてなるコン
    ピュータ調色装置を用いて、下記(1)〜(3)の工程
    を行うことを特徴とする光輝感を有する塗料のコンピュ
    ータ調色方法。 (1)調色により塗料の塗色を合せるべき基準色の塗膜
    を測色計にて測定して基準色の色データを得る工程、
    (2)調色により塗料の塗色を合せるべき基準色の塗膜
    をミクロ光輝感測定器にて測定して基準色のミクロ光輝
    感データを得る工程、(3)該基準色の色データ及びミ
    クロ光輝感データと、予めコンピュータに登録された塗
    料配合に対応した色データ及びミクロ光輝感データとを
    比較し、登録された該塗料配合の色及びミクロ光輝感の
    整合の度合いを指数化し、候補塗料配合を選択する工
    程。
  5. 【請求項5】上記工程(3)の後、さらに(4)選択さ
    れた候補塗料配合を色合わせ計算ロジックを用いて修正
    して、基準色にさらに近づけた修正配合を得る工程、を
    行うことを特徴とする請求項4記載のコンピュータ調色
    方法。
  6. 【請求項6】さらに、工程(3)で得られる候補塗料配
    合又は工程(4)で得られる修正配合を電子天秤に伝達
    することを特徴とする請求項4又は5記載のコンピュー
    タ調色方法。
  7. 【請求項7】(A)測色計と、(B)ミクロ光輝感測定
    器と、(C)複数の色番号、該色番号に対応した各塗料
    配合、該各塗料配合に対応した色データとミクロ光輝感
    データ、複数の原色塗料の色特性データとミクロ光輝感
    特性データが登録されており、該各塗料配合及び該各デ
    ータを利用した色合わせ計算ロジックが作動するコンピ
    ュータとから構成されてなるコンピュータ調色装置を用
    いて、下記(5)〜(7)の工程を行うことを特徴とす
    るコンピュータ調色方法。(5)調色により塗料の塗色
    を合せるべき基準色の塗膜を、測色計にて測定して基準
    色の色データを得る工程、(6)調色により塗料の塗色
    を合せるべき基準色の塗膜をミクロ光輝感測定器にて測
    定して基準色のミクロ光輝感データを得る工程、(7)
    該基準色の予め設定された色番号と同じ色番号の少なく
    とも一つの塗料配合の色データ及びミクロ光輝感データ
    を選び出し、選び出された塗料配合の色データ及びミク
    ロ光輝感データと、基準色の色データ及びミクロ光輝感
    データとを比較し、上記選び出された塗料配合の色及び
    ミクロ光輝感の整合の度合いを指数化し、候補塗料配合
    を選択する工程。
  8. 【請求項8】上記工程(7)の後、さらに(8)選択さ
    れた候補塗料配合を色合わせ計算ロジックを用いて修正
    して、基準色にさらに近づけた修正配合を得る工程、を
    行うことを特徴とする請求項7記載のコンピュータ調色
    方法。
  9. 【請求項9】さらに、工程(7)で得られる候補塗料配
    合又は工程(8)で得られる修正配合を電子天秤に伝達
    することを特徴とする請求項7又は8記載のコンピュー
    タ調色方法。
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