JP2001174333A - 複層塗膜の補修塗装方法 - Google Patents

複層塗膜の補修塗装方法

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JP2001174333A
JP2001174333A JP36409699A JP36409699A JP2001174333A JP 2001174333 A JP2001174333 A JP 2001174333A JP 36409699 A JP36409699 A JP 36409699A JP 36409699 A JP36409699 A JP 36409699A JP 2001174333 A JP2001174333 A JP 2001174333A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調色経験の少ない調色者にも、カラーベース
塗膜、半透明反射塗膜及びクリヤ塗膜からなる複層塗膜
を効率よく補修塗装できる方法を提供する。 【解決手段】 カラーベース塗膜、半透明反射塗膜及び
クリヤ塗膜からなる複層塗膜を多角度測色計、コンピュ
ータを用いて調色、補修塗装する方法であって、補修部
の複層塗膜と同じ登録色番号の塗料組成、登録データを
検索し、一組を選択してカラーベース塗料のコンピュー
タ調色を行ない第1の調色経過塗装板を作成する、不合
格であれば、角度条件25度におけるΔL* 値により
半透明反射塗膜の膜厚を調整し第2の調色経過塗装板を
作成する、不合格であれば、さらにコンピュータ調色を
行ない第1の調色経過塗装板を作成し、合格するまで繰
り返し調色を行う補修塗装方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車補修塗装な
どの補修塗装における、多角度測色計を用いた複層塗膜
の補修塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、自動車補修塗装にお
いては、カラーベース塗膜、半透明反射塗膜及びクリヤ
塗膜からなる複層塗膜を補修塗装する場合には、カラー
ベース塗膜及び半透明反射塗膜のそれぞれが光学特性を
有しているため、色合わせを行うべき自動車車体の総合
膜を多角度測色計にて測色しても、カラーベース塗料と
半透明反射塗膜との配合をそれぞれ分割して、コンピュ
ータにより算出させることは極めて困難であり、調色者
が経験と勘で色合わせを行ってきた。そのため調色経験
の少ない調色者は色を合わせることが困難であり、色を
合わせるのに相当の時間を費やしたり、色合わせができ
ないといった問題があった。
【0003】本発明の目的は、自動車補修塗装におい
て、調色経験が少ない調色者においても短時間で目標と
する基準色に調色することができるシステムを提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、多角度測
色計を用いて2以上の角度条件における複層塗膜である
基準色の測色値及び色番号の塗料配合、測色データなど
から、コンピュータ調色によりカラーベース塗料の配合
を求め、必要に応じて、鏡面反射軸と受光軸とのなす角
度で15〜30度の角度条件での測色値から、半透明反
射塗膜形成用塗料の塗装膜厚を決定する方法を用いるこ
とにより、目標とする基準色に調色することができ、複
層塗膜の補修塗装を行うことができることを見出し本発
明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、カラーベース塗膜の
上に半透明反射塗膜が形成されており、該反射塗膜の上
にクリヤ塗膜が形成されてなる複層塗膜を補修塗装する
方法であって、予め複数の複層塗膜の登録色番号、該各
登録色番号の複層塗膜を補修塗装するための少なくとも
各一組の登録塗料配合(カラーベース塗料と半透明反射
塗料と必要に応じてクリヤ塗料との組合せ)、各登録塗
料配合に基く多角度測色計による登録測色データ及び原
色塗料の光学特性値データが登録されたコンピュータを
用いて、下記の工程 (1)補修塗装において塗色を合せるべき複層塗膜の基
準色を多角度測色計にて測色した測色データ、及び該基
準色の色番号をコンピュータに入力し、該基準色と色番
号が一致している上記登録色番号の少なくとも一組の登
録塗料配合及び登録測色データを検索し、一組の登録塗
料配合及び登録測色データを選定する工程、(2)上記
工程(1)で選定された一組の登録塗料配合、該登録塗
料配合に基く複層塗膜の登録測色データ、工程(1)の
基準色の測色データ、及び予め登録しておいた原色塗料
の光学特性値データをもとにコンピュータ調色によりカ
ラーベース塗料の第1候補配合を算出する工程、(3)
上記工程(2)で算出された第1候補配合に基づくカラ
ーベース塗料によるカラーベース塗膜及び工程(1)で
選定された登録塗料配合の半透明反射塗膜形成用塗料に
よる半透明反射塗膜及び補修塗装用クリヤ塗料のクリヤ
塗膜を順次形成した第1の調色経過塗装板を作成し、該
経過塗装板の色が合格か否かを判断する工程、を有する
ことを特徴とする複層塗膜の補修塗装方法を提供するも
のである。
【0006】また、本発明は、上記工程(3)の次に、
(4)上記第1の調色経過塗装板の鏡面反射軸と受光軸
とのなす角度が15〜30度の範囲内となる角度条件に
おける、基準色と調色経過塗装板との明度の差に基い
て、半透明反射塗膜形成用塗料の塗装膜厚を決める工
程、及び(5)上記第1候補配合に基づくカラーベース
塗膜、上記工程(4)で決定した塗装膜厚にて塗装した
半透明反射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形成した第2の調
色経過塗装板を作成し、該第2の経過塗装板の色が合格
か否かを判断する工程、を有することを特徴とする上記
補修塗装方法を提供するものである。
【0007】さらに、本発明は、上記工程(5)の次
に、さらに(6)基準色の測色データ、第2の調色経過
塗装板を作成した一組(カラーベース塗料、半透明反射
塗膜形成用塗料及び必要に応じてクリヤ塗料)の塗料配
合、第2の調色経過塗装板の多角度測色計による測色デ
ータ、及び原色塗料の光学特性値データをもとにコンピ
ュータ調色によりカラーベース塗料の補正配合を算出す
る工程、及び(7)上記工程(6)で算出した補正配合
に基づくカラーベース塗膜、上記工程(4)で決定した
塗装膜厚に基く半透明反射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形
成した第3の調色経過塗装板を作成し、該第3の経過塗
装板の色が合格か否かを判断する工程、を有し、該経過
塗装板の色が不合格であれば、第2の調色経過塗装板の
かわりに最新の調色経過塗装板を用いて上記工程(6)
及び(7)と同様の工程を合格するまで繰り返すことを
特徴とする上記補修塗装方法を提供するものである。
【0008】以下、本発明の補修塗装方法について詳細
に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の補修塗装方法において、
補修塗装を行う複層塗膜は、カラーベース塗膜、該カラ
ーベース塗膜上の半透明反射塗膜、及び該半透明反射塗
膜上のクリヤ塗膜からなる。
【0010】カラーベース塗膜は、通常、硬化したバイ
ンダ樹脂及び着色顔料を含有する。半透明反射塗膜は、
通常、硬化したバインダ樹脂及び光輝材を含有するもの
であって、下層のカラーベース塗膜が透けて見え、カラ
ーベース塗膜と半透明反射塗膜との両者が相俟って意匠
性に優れた塗色を呈するものである。半透明反射塗膜に
含有される光輝材としては、チタンや酸化鉄などでマイ
カ表面がコーティングされた光輝性マイカ粉、アルミニ
ウム粉、光輝性グラファイト、金粉、銅粉などを挙げる
ことができるが、なかでも光輝性マイカ粉を好適に使用
することができる。半透明反射塗膜形成用塗料には、必
要に応じて、塗膜中での光輝材の配向を制御するための
配向性制御剤、シリカ粉末などを配合することができ
る。
【0011】クリヤ塗膜は、塗膜の光沢向上、耐候性な
どの塗膜性能の向上などのために形成されてなる透明塗
膜である。
【0012】本発明の複層塗膜を補修する方法において
は、予め、補修塗装される可能性のある塗装物品におけ
る複数の複層塗膜の登録色番号、該各登録色番号の複層
塗膜を補修塗装するための少なくとも各一組の登録塗料
配合(カラーベース塗料と半透明反射塗料と必要に応じ
てクリヤ塗料との組合せ)、各登録塗料配合に基く複層
塗膜の多角度測色計による登録測色データ、及び原色塗
料の光学特性値データが登録されたコンピュータを用い
る。
【0013】上記登録色番号は、通常、塗装物品の製造
メーカー毎に指定された色コード番号であり、その色番
号に応じて、補修塗装する際の、カラーベース塗料と半
透明反射塗膜形成用塗料と必要に応じてクリヤ塗料との
組合せの塗料配合が登録されている。この塗料配合は、
一つの登録色番号について一組のみであることができる
が、実績配合なども含まれることができ複数組の塗料配
合が登録されていてもよい。これらの塗料配合の組合せ
毎に、これらの組合せの塗料を順次形成した複層塗膜に
ついての多角度測色計による測色データもコンピュータ
に予め登録されている。
【0014】コンピュータに予め登録されている原色塗
料の光学特性値データとしては、例えば、原色塗料のK
値(光吸収係数)、S値(光散乱係数)などであること
ができる。上記K値及びS値は、例えば、原色塗料及び
原色塗料のうすめ色の測色データを数値処理して得るこ
とができる。
【0015】本発明方法における各工程について以下に
順次説明する。工程(1) 補修塗装を行うにあたり、塗色を合せるべき複層塗膜の
基準色を多角度測色計にて測定する。自動車補修などの
補修塗装において、補修塗膜を形成した際、補修塗装部
の塗膜と補修塗装部近傍の塗膜の色との差が目視で認め
られ難いことが必要であることから、上記基準色として
は、通常、補修塗装部近傍の複層塗膜の色であることが
好適である。
【0016】基準色を多角度測色計によって測定するに
は、2以上の角度条件、すなわち、測定光の入射角が異
なるか、又は鏡面反射軸と受光軸とのなす角度である受
光角度が異なる2以上の条件で測定する。上記鏡面反射
軸とは、入射角と反射角とが同じ角度であるときの反射
角を形成する軸、例えば入射角が45度の場合、反射角
が45度である軸である。
【0017】受光角度を変化させる場合、その角度条件
は特に限定されるものではないが、通常、角度条件が2
の場合には、上記受光角度が15〜30度及び75〜1
10度の各角度範囲のうちの各1ずつであること、ま
た、角度条件が3の場合には、上記受光角度が15〜3
0度、35〜60度及び75〜110度の各角度範囲の
うちの各1ずつであること、さらに、角度条件が4の場
合には、上記受光角度が15〜30度、35〜60度、
70〜80度及び90〜110度の各角度範囲のうちの
各1ずつであることが目視による色の判断との対応がと
れやすいことから好適である。この角度条件は、予めコ
ンピュータに登録しておく前記登録測色データの多角度
測色計の角度条件と一致させておく。
【0018】上記基準色を各角度条件によって測定した
各測定値(角度基準測定値)は、明度、彩度、色相を表
すか、計算できるなど、色を特定できるものであればよ
く、例えば、XYZ表色系(X、Y、Z)、L* a*
b* 表色系(L* 、a* 、b* 値)、ハンタ
ーLab表色系(L、a、b値)、CIE(1994)
に規定されるL* C* h表色系(L* 値、C*
値、h値)、マンセル表色系(H、V、C)などによっ
て表すことができる。なかでも、L* a*b* 表色
系又はL* C* h表色系による表示が自動車補修塗
装分野を含む工業分野での色の表示において一般的であ
る。
【0019】工程(1)においては、上記基準色である
複層塗膜の多角度測色計による測色データ及び色番号を
コンピュータに入力するとともに、上記基準色と色番号
が一致している前記予め登録した登録色番号の少なくと
も一組の登録塗料配合及び登録測色データを検索し選定
する。複数組の登録塗料配合が検索された場合には、そ
の中から一組の登録塗料配合を、例えば、基準色との色
整合の度合い、配合データなどを勘案するなどして最も
合理的と思われるものを適宜選定することができる。こ
の選定方法は特に限定されるものではない。
【0020】工程(2) 工程(1)で選定された一組の登録塗料配合及び該登録
塗料配合に基く複層塗膜の登録測色データ、工程(1)
の基準色の多角度測色計による測色データ、及びカラー
ベース塗料の調色に使用する原色塗料の光学特性値デー
タをもとに、複層塗膜の塗色を基準色により一層近づけ
るために、コンピュータ調色を行い、カラーベース塗料
の第1候補配合を算出する。コンピュータ調色に際して
は、コンピュータによる色合わせのための計算ロジック
を用いることができる。
【0021】工程(3) 上記工程(2)で算出された第1候補配合に基づくカラ
ーベース塗料の塗膜及び工程(1)で選定された登録塗
料配合の半透明反射塗膜形成用塗料に基く半透明反射塗
膜及び補修塗装用クリヤ塗料のクリヤ塗膜をそれぞれ所
定の標準膜厚となるように順次形成した第1の調色経過
塗装板を作成し、該経過塗装板の色が合格か否かを判断
する。この判断基準は、目視、多角度測定における基準
色との色差(ΔE)値などによって総合的に決めること
ができる。
【0022】上記工程(3)で第1の調色経過塗装板が
不合格の場合には、さらに下記の工程(4)及び(5)
を行う。
【0023】工程(4) 上記工程(3)で得た第1の調色経過塗装板が不合格の
場合、この工程(4)において、複層塗膜の明度を基準
色の明度に合せるため、半透明反射塗膜の塗装膜厚を決
める工程であり、第1の調色経過塗装板の鏡面反射軸と
受光軸とのなす角度が15〜30度の範囲内となる角度
条件における、基準色と調色経過塗装板との明度の差に
基いて、半透明反射塗膜形成用塗料の塗装膜厚を決め
る。上記15〜30度の角度条件の測定値のみで、充分
に目視とよく合った複層塗膜の明度の調整を行うことが
できる。本発明において、「膜厚」とは「乾燥膜厚」を
意味するものとする。
【0024】半透明反射塗膜は、膜厚が厚くなるに従っ
て複層塗膜の明度を向上させるので、基準色に対して第
1の調色経過塗装板の塗色の明度が高い場合には、半透
明反射塗膜の膜厚を第1の調色経過塗装板における半透
明反射塗膜の膜厚より薄くし、一方、基準色に対して第
1の調色経過塗装板の塗色の明度が低い場合には、半透
明反射塗膜の膜厚を第1の調色経過塗装板における半透
明反射塗膜の膜厚より厚くすることによって明度を近づ
けることができる。
【0025】明度差の値によって、どの程度膜厚を変化
させればよいかは、使用する半透明反射塗膜形成用塗料
の種類などによって異なり、一概に論ずることはできな
いが、明度差をΔL*値[(第1の調色経過塗装板L*
値)−(基準色のL*値)]で表す場合には、通常、下
記の目安で行うことができる。ΔL*値が+3程度で、
5μm程度薄くする、ΔL*値が−3程度で、5μm程
度厚くする。
【0026】半透明反射塗膜形成用塗料を塗装する場
合、通常に塗装すると、塗装回数1回で5μm程度の膜
厚とすることができるので、その目安で塗装回数を変化
させて膜厚を調整することができる。
【0027】明度差の値によって、どの程度膜厚を変化
させるかは、塗色ごとに半透明反射塗膜形成用塗料の膜
厚と明度変化の検量線を作成して決定することもでき
る。
【0028】工程(5) 工程(5)においては、第1の調色経過塗装板におい
て、半透明反射塗膜の膜厚を工程(4)で決めた膜厚と
する以外は同様にして第2の調色経過塗装板を作成す
る。すなわち、前記工程(2)で算出した第1の候補配
合に基づくカラーベース塗膜、上記工程(4)で決定し
た塗装膜厚にて塗装した半透明反射塗膜及び上記クリヤ
塗膜を形成した第2の調色経過塗装板を作成する。
【0029】そして、作成した第2の調色経過塗装板の
色が合格か否かを判断する。この判断基準は、目視、多
角度測定における基準色との色差(ΔE)値などによっ
て総合的に決めることができる。
【0030】上記工程(5)で作成した第2の調色経過
塗装板が不合格の場合には、さらに下記の工程(6)及
び(7)を行う。
【0031】工程(6) 工程(6)は、上記工程(5)で得た第2の調色経過塗
装板が不合格の場合、複層塗膜の色を基準色に近づける
ため、コンピュータ調色によりカラーベース塗料の補正
配合を算出する工程である。すなわち、基準色の測色デ
ータ、第2の調色経過塗装板を作成した一組(カラーベ
ース塗料、半透明反射塗膜形成用塗料及び必要に応じて
クリヤ塗料)の塗料配合、第2の調色経過塗装板の多角
度測色計による測色データ、及び原色塗料の光学特性値
データをもとに、コンピュータ調色によりカラーベース
塗料の補正配合を算出する。コンピュータ調色に際して
は、コンピュータによる色合わせのための計算ロジック
を用いることができる。
【0032】工程(7) 工程(7)は、上記工程(6)で算出した補正配合に基
づくカラーベース塗膜、上記工程(4)で決定した塗装
膜厚に基く半透明反射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形成し
た第3の調色経過塗装板を作成し、該第3の経過塗装板
の色が合格か否かを判断する。
【0033】第3の調色経過塗装板(最新の調色経過塗
装板)の色が不合格の場合には、上記第2の調色経過塗
装板のかわりに第3の調色経過塗装板(最新の調色経過
塗装板)を用いる以外は同様にして上記工程(6)及び
(7)を合格するまで繰り返し行う。
【0034】調色経過塗装板が合格の場合には、その調
色経過塗装板の作成に用いたと同じ塗料配合、膜厚に
て、カラーベース塗料、半透明反射塗膜形成用塗料及び
クリヤ塗料を用いて補修塗装を行うことができる。クリ
ヤ塗料は色への影響が小さい場合には、種類を変更する
ことが可能である。
【0035】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、本発明は実施例に限定されるもので
はない。
【0036】実施例1 自動車車体における補修塗装部近傍の塗膜面の色である
基準色と調色経過塗装板の塗色の測定は、関西ペイント
(株)製の多角度測色計「Van−VanFAセンサ
ー」にて行い、調色するカラーベース塗料の配合計算
は、関西ペイント(株)製のコンピュータ・カラー・マ
ッチング装置「Van−VanFAステーション」にて
行った。上記「Van−VanFAセンサー」は、鏡面
反射軸と受光軸のなす角度が25度、45度、75度の
3角度条件で測定して測色値を得ることができるもので
ある。コンピュータ・カラー・マッチング装置には、予
め複数の複層塗膜(カラーベース塗膜−半透明反射塗膜
−クリヤ塗膜の複層塗膜)の登録色番号、該各登録色番
号の複層塗膜を補修塗装するための少なくとも各一組の
登録塗料配合(カラーベース塗料と半透明反射塗料との
組合せ)、各登録塗料配合に基く多角度測色計による登
録測色データ及びカラーベース塗料用の原色塗料の光学
特性値データが登録されている。また補修塗装用の塗料
としては、関西ペイント(株)製、「レタンPG2K」
を使用した。
【0037】自動車車体の塗膜面の基準色は、色番号が
「A−001」であり、この基準色を「Van−Van
FAセンサー」にて上記25度、45度、75度の3角
度条件にて測定した。その結果は下記表1のとおりであ
った。
【0038】
【表1】表1
【0039】また、登録色番号が「A−001」(仮
称)の塗料配合(カラーベース塗料と半透明反射塗膜形
成用塗料との組合せ)及びこの塗料配合のときの複層塗
膜の3角度条件での測定データを「Van−VanFA
ステーション」から検索したところ、20件の塗料配合
の組合せがあり、これらを色整合の度合を指数化した数
値を用いて、色整合の度合の良いものから順に並べた。
最も色整合の度合の良かった組合せ(「A−001CK
05」)の塗料配合は特に高価なものではなく合理的な
ものであったので「A−001CK05」を選定した。
「A−001CK05」における半透明反射塗膜形成用
塗料は、顔料分として白色の光輝性マイカ粉を含有する
パールベース塗料であった。
【0040】この「A−001CK05」の登録塗料配
合、この配合に基く複層塗膜の登録測色データをもと
に、「Van−VanFAステーション」を用いてコン
ピュータ調色を行い、カラーベース塗料の第1候補配合
を得た。第1候補配合は下記表2に示すとおりであっ
た。
【0041】
【表2】表2
【0042】ついで、ブリキ板上に上記第1候補配合の
カラーベース塗料を膜厚が約40μmとなるように塗装
し、セッティング後、上記「A−001CK05」にお
ける半透明反射塗膜形成用塗料を膜厚が約15μmとな
るように3回塗りした。さらにセッティング後、関西ペ
イント(株)製の補修用クリヤ塗料「レタンPG2Kク
リヤー」を膜厚約50μmとなるように塗装した後、6
0℃で20分間焼付けて第1の調色経過塗装板を作成し
た。この塗装板の色を「Van−VanFAセンサー」
を用いて前記3角度条件にて測色した。その測色結果は
下記表3に示すとおりであった。
【0043】
【表3】表3
【0044】第1の調色経過塗装板の塗色は基準色とか
なり離れており、不合格であった。測定角度25度にお
けるL*値について、第1の調色経過塗装板を基準色と
比較すると、ΔL*値は、約3.1であったので半透明
反射塗膜の膜厚を小さくするため半透明反射塗膜用塗料
の塗装回数を3回から2回に減らす以外は、第1の調色
経過塗装板の作成と同様の操作を行い第2の調色経過塗
装板を得た。この塗装板の色を「Van−VanFAセ
ンサー」を用いて前記3角度条件にて測色した。その測
色結果は下記表4に示すとおりであった。
【0045】
【表4】表4
【0046】第2の調色経過塗装板と基準色とのΔL*
値の絶対値は小さくなっていたが、第2の調色経過塗装
板の塗色は基準色とかなり離れており、不合格であっ
た。そこで、第2の調色経過塗装板の測色データを読み
込ませ、「Van−VanFAステーション」を用いて
コンピュータ調色を行い、カラーベース塗料の修正配合
(1)を得た。この修正配合(1)は下記表5に示すと
おりであった。
【0047】
【表5】表5
【0048】カラーベース塗料として修正配合(1)の
ものを使用する以外は、第2の調色経過塗装板の作成と
同様の操作を行い第3の調色経過塗装板を得た。この塗
装板の色を「Van−VanFAセンサー」を用いて前
記3角度条件にて測色した。その測色結果は下記表6に
示すとおりであった。
【0049】
【表6】表6
【0050】第3の調色経過塗装板の塗色は基準色とか
なり離れており、不合格であった。そこで、第3の調色
経過塗装板の測色データを読み込ませ、「Van−Va
nFAステーション」を用いてコンピュータ調色を行
い、カラーベース塗料の修正配合(2)を得た。この修
正配合(2)は下記表7に示すとおりであった。
【0051】
【表7】表7
【0052】カラーベース塗料として修正配合(2)の
ものを使用する以外は、第3の調色経過塗装板の作成と
同様の操作を行い第4の調色経過塗装板を得た。この塗
装板の色を「Van−VanFAセンサー」を用いて前
記3角度条件にて測色した。その測色結果は下記表8に
示すとおりであった。表8には、各測定角度条件におけ
る基準色と第4の調色経過塗装板の色差(ΔE)も示し
た。
【0053】
【表8】表8
【0054】第4の調色経過塗装板の測色値は基準色の
測色値に近く、また、目視評価においても良好であった
ので合格とした。第4の調色経過塗装板の作成と同様の
塗料、操作にて補修塗装を行ったところ良好な補修塗装
を行うことができた。
【0055】実施例2 実施例1において、自動車車体における補修塗装部近傍
の塗膜面の色である基準色を「B−002」(仮称)と
して調色を行っていく以外は実施例1と同様の装置、測
定条件にて行った。
【0056】自動車車体の補修塗装しようとする部位近
傍の塗膜面の色である基準色「B−002」を「Van
−VanFAセンサー」にて上記25度、45度、75
度の3角度条件にて測定した。その結果は下記表9のと
おりであった。
【0057】
【表9】表9
【0058】登録色番号が「B−002」の塗料配合
(カラーベース塗料と半透明反射塗膜形成用塗料との組
合せ)及びこの塗料配合のときの複層塗膜の3角度条件
での測定データを「Van−VanFAステーション」
から検索したところ、13件の塗料配合の組合せがあ
り、これらを色整合の度合を指数化した数値を用いて、
色整合の度合の良いものから順に並べた。最も色整合の
度合の良かった組合せ(「B−002CK28」)の塗
料配合は特に高価なものではなく合理的なものであった
ので「B−002CK28」を選定した。「B−002
CK28」における半透明反射塗膜形成用塗料は、顔料
分として白色の光輝性マイカ粉及びシリカを含有するパ
ールベース塗料であった。
【0059】この「B−002CK28」の登録塗料配
合、この配合に基く複層塗膜の登録測色データをもと
に、「Van−VanFAステーション」を用いてコン
ピュータ調色を行い、カラーベース塗料の第1候補配合
を得た。第1候補配合は下記表10に示すとおりであっ
た。
【0060】
【表10】表10
【0061】ついで、ブリキ板上に上記第1候補配合の
カラーベース塗料を膜厚が約40μmとなるように塗装
し、セッティング後、上記「B−002CK28」にお
ける半透明反射塗膜形成用塗料を膜厚が約15μmとな
るように3回塗りした。さらにセッティング後、関西ペ
イント(株)製の補修用クリヤ塗料「レタンPG2Kク
リヤー」を膜厚約50μmとなるように塗装した後、6
0℃で20分間焼付けて第1の調色経過塗装板を作成し
た。この塗装板の色を「Van−VanFAセンサー」
を用いて前記3角度条件にて測色した。その測色結果は
下記表11に示すとおりであった。
【0062】
【表11】表11
【0063】第1の調色経過塗装板の塗色は基準色とか
なり離れており、不合格であった。測定角度25度にお
けるL*値について、第1の調色経過塗装板を基準色と
比較すると、ΔL*値は、約−2.0であったので半透
明反射塗膜の膜厚を大きくするため半透明反射塗膜用塗
料の塗装回数を3回から4回に増やす以外は、第1の調
色経過塗装板の作成と同様の操作を行い第2の調色経過
塗装板を得た。この塗装板の色を「Van−VanFA
センサー」を用いて前記3角度条件にて測色した。その
測色結果は下記表12に示すとおりであった。
【0064】
【表12】表12
【0065】第2の調色経過塗装板と基準色とのΔL*
値の絶対値は小さくなっていたが、第2の調色経過塗装
板の塗色は基準色とかなり離れており、不合格であっ
た。そこで、第2の調色経過塗装板の測色データを読み
込ませ、「Van−VanFAステーション」を用いて
コンピュータ調色を行い、カラーベース塗料の修正配合
(1)を得た。この修正配合(1)は下記表13に示す
とおりであった。
【0066】
【表13】表13
【0067】カラーベース塗料として修正配合(1)の
ものを使用する以外は、第2の調色経過塗装板の作成と
同様の操作を行い第3の調色経過塗装板を得た。この塗
装板の色を「Van−VanFAセンサー」を用いて前
記3角度条件にて測色した。その測色結果は下記表14
に示すとおりであった。
【0068】
【表14】表14
【0069】第3の調色経過塗装板の塗色は基準色とか
なり離れており、不合格であった。そこで、第3の調色
経過塗装板の測色データを読み込ませ、「Van−Va
nFAステーション」を用いてコンピュータ調色を行
い、カラーベース塗料の修正配合(2)を得た。この修
正配合(2)は下記表15に示すとおりであった。
【0070】
【表15】表15
【0071】カラーベース塗料として修正配合(2)の
ものを使用する以外は、第3の調色経過塗装板の作成と
同様の操作を行い第4の調色経過塗装板を得た。この塗
装板の色を「Van−VanFAセンサー」を用いて前
記3角度条件にて測色した。その測色結果は下記表16
に示すとおりであった。表8には、各測定角度条件にお
ける基準色と第4の調色経過塗装板の色差(ΔE)も示
した。
【0072】
【表16】表16
【0073】第4の調色経過塗装板の測色値は基準色の
測色値に近く、いずれの角度条件においてもΔEは1.
0以下であり、また、目視評価においても良好であった
ので合格とした。第4の調色経過塗装板の作成と同様の
塗料、操作にて補修塗装を行ったところ良好な補修塗装
を行うことができた。第4の調色経過塗装板の作成と同
様の塗料、操作にて補修塗装を行ったところ良好な補修
塗装を行うことができた。
【0074】
【発明の効果】本発明方法によりカラーベース塗膜、半
透明反射塗膜及びクリヤ塗膜からなる複層塗膜を効率よ
く補修塗装することができる。この方法により、3コー
トパール仕上げのような、従来、調色経験の少ない調色
者には調色が困難であった複層塗膜においても容易に調
色を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 AA08 DA02 DA03 DA04 DA12 DA14 DA32 DA45 DA52 4D075 AE03 DA27 EA43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーベース塗膜の上に半透明反射塗膜
    が形成されており、該反射塗膜の上にクリヤ塗膜が形成
    されてなる複層塗膜を補修塗装する方法であって、予め
    複数の複層塗膜の登録色番号、該各登録色番号の複層塗
    膜を補修塗装するための少なくとも各一組の登録塗料配
    合(カラーベース塗料と半透明反射塗料と必要に応じて
    クリヤ塗料との組合せ)、各登録塗料配合に基く多角度
    測色計による登録測色データ及び原色塗料の光学特性値
    データが登録されたコンピュータを用いて、下記の工程 (1)補修塗装において塗色を合せるべき複層塗膜の基
    準色を多角度測色計にて測色した測色データ、及び該基
    準色の色番号をコンピュータに入力し、該基準色と色番
    号が一致している上記登録色番号の少なくとも一組の登
    録塗料配合及び登録測色データを検索し、一組の登録塗
    料配合及び登録測色データを選定する工程、(2)上記
    工程(1)で選定された一組の登録塗料配合、該登録塗
    料配合に基く複層塗膜の登録測色データ、工程(1)の
    基準色の測色データ、及び予め登録しておいた原色塗料
    の光学特性値データをもとにコンピュータ調色によりカ
    ラーベース塗料の第1候補配合を算出する工程、(3)
    上記工程(2)で算出された第1候補配合に基づくカラ
    ーベース塗料によるカラーベース塗膜及び工程(1)で
    選定された登録塗料配合の半透明反射塗膜形成用塗料に
    よる半透明反射塗膜及び補修塗装用クリヤ塗料のクリヤ
    塗膜を順次形成した第1の調色経過塗装板を作成し、該
    経過塗装板の色が合格か否かを判断する工程、を有する
    ことを特徴とする複層塗膜の補修塗装方法。
  2. 【請求項2】 上記工程(3)の次に、さらに(4)上
    記第1の調色経過塗装板の鏡面反射軸と受光軸とのなす
    角度が15〜30度の範囲内となる角度条件における、
    基準色と調色経過塗装板との明度の差に基いて、半透明
    反射塗膜形成用塗料の塗装膜厚を決める工程、及び
    (5)上記第1候補配合に基づくカラーベース塗膜、上
    記工程(4)で決定した塗装膜厚にて塗装した半透明反
    射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形成した第2の調色経過塗
    装板を作成し、該第2の経過塗装板の色が合格か否かを
    判断する工程、を有することを特徴とする請求項1記載
    の補修塗装方法。
  3. 【請求項3】 上記工程(5)の次に、さらに(6)基
    準色の測色データ、第2の調色経過塗装板を作成した一
    組(カラーベース塗料、半透明反射塗膜形成用塗料及び
    必要に応じてクリヤ塗料)の塗料配合、第2の調色経過
    塗装板の多角度測色計による測色データ、及び原色塗料
    の光学特性値データをもとにコンピュータ調色によりカ
    ラーベース塗料の補正配合を算出する工程、及び(7)
    上記工程(6)で算出した補正配合に基づくカラーベー
    ス塗膜、上記工程(4)で決定した塗装膜厚に基く半透
    明反射塗膜及び上記クリヤ塗膜を形成した第3の調色経
    過塗装板を作成し、該第3の経過塗装板の色が合格か否
    かを判断する工程、を有し、該経過塗装板の色が不合格
    であれば、第2の調色経過塗装板のかわりに最新の調色
    経過塗装板を用いて上記工程(6)及び(7)と同様の
    工程を合格するまで繰り返すことを特徴とする請求項2
    記載の補修塗装方法。
  4. 【請求項4】 半透明反射塗膜が、少なくとも1種の光
    輝性マイカ粉を含有するものである請求項1〜3のいず
    れか一項に記載の補修塗装方法。
  5. 【請求項5】 基準色が、補修方法を行う部位の近傍の
    複層塗膜の色である請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の補修塗装方法。
  6. 【請求項6】 多角度測色計にて測定する受光角度が、
    鏡面反射軸と受光軸とのなす角度で15〜30度、35
    〜60度及び75〜110度の各角度範囲内のうちの各
    1ずつである合計3の受光角度である請求項1〜5のい
    ずれか一項に記載の補修塗装方法。
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