JP2001221048A - ラジエータのオイルクーラ取付構造 - Google Patents
ラジエータのオイルクーラ取付構造Info
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- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/007—Auxiliary supports for elements
- F28F9/013—Auxiliary supports for elements for tubes or tube-assemblies
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- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/10—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
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- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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- F28F9/0234—Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
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- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイルクーラのボス部に接続するオイルパイ
プと、ラジエータタンクの取付孔との間を、締結手段を
介して予め締結しておき、その状態で全体を高温の炉内
で一体的に且つ液密にろう付け固定できるラジエータの
オイルクーラ取付構造の提供。 【解決手段】 ボス部４とオイルパイプ２と締結手段22
とを有し、ボス部４の先端がオイルクーラ本体１のオイ
ル出入口に接合されると共に、ボス部４の中間部以後に
オイルパイプ２およびラジエータタンク３の取付孔７が
接合される。オイルパイプ２は、その第１環状膨出部６
の先端縁がボス部４の開口に接する。そして、締結手段
22はオイルパイプ２の第１環状膨出部６の後端縁とボス
部４と取付孔７との間を同時に締結する。
プと、ラジエータタンクの取付孔との間を、締結手段を
介して予め締結しておき、その状態で全体を高温の炉内
で一体的に且つ液密にろう付け固定できるラジエータの
オイルクーラ取付構造の提供。 【解決手段】 ボス部４とオイルパイプ２と締結手段22
とを有し、ボス部４の先端がオイルクーラ本体１のオイ
ル出入口に接合されると共に、ボス部４の中間部以後に
オイルパイプ２およびラジエータタンク３の取付孔７が
接合される。オイルパイプ２は、その第１環状膨出部６
の先端縁がボス部４の開口に接する。そして、締結手段
22はオイルパイプ２の第１環状膨出部６の後端縁とボス
部４と取付孔７との間を同時に締結する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてエンジン
冷却用ラジエータのアルミニューム製タンクに内蔵され
るアルミニューム製のオイルクーラの取付構造に関す
る。
冷却用ラジエータのアルミニューム製タンクに内蔵され
るアルミニューム製のオイルクーラの取付構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来型オイルクーラの取付構造は、先ず
オイルクーラ自体を完成し、その後それをアルミニュー
ム製ラジエータタンクに挿入し、次いで、そのオイルク
ーラの両端に突設されたボス部をタンクの取付孔に挿通
する。そして、各ボス部にオイルパイプの先端部を装着
し、ボス部とタンクの取付孔およびオイルパイプとの間
をティグ溶接により固定していた。
オイルクーラ自体を完成し、その後それをアルミニュー
ム製ラジエータタンクに挿入し、次いで、そのオイルク
ーラの両端に突設されたボス部をタンクの取付孔に挿通
する。そして、各ボス部にオイルパイプの先端部を装着
し、ボス部とタンクの取付孔およびオイルパイプとの間
をティグ溶接により固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】オイルクーラの各部品
間、およびそのボス部とオイルパイプとの間、並びにラ
ジエータタンクの取付孔との間を、同時に炉内でろう付
けすることが可能であれば、量産性に優れ、オイルクー
ラ内蔵ラジエータの生産コストを低下させることができ
る。そこで本発明は、その課題を解決することを目的と
する。
間、およびそのボス部とオイルパイプとの間、並びにラ
ジエータタンクの取付孔との間を、同時に炉内でろう付
けすることが可能であれば、量産性に優れ、オイルクー
ラ内蔵ラジエータの生産コストを低下させることができ
る。そこで本発明は、その課題を解決することを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、ラジエータタンク３にオイルクーラが内装されるラ
ジエータのオイルクーラ取付構造において、中空に形成
されて、その先端がオイルクーラ本体１のオイル出入口
に接合され、中間部以後にオイルパイプ２およびラジエ
ータタンク３の取付孔７が接合されるボス部４と、最先
端に筒状嵌着部５を残して先端部外周に第１環状膨出部
６を有し、その筒状嵌着部５が前記ボス部４の中空の開
口に嵌着されると共に、その第１環状膨出部６の先端縁
がボス部４の開口に接するオイルパイプ２と、前記ボス
部４がラジエータタンク３の取付孔７の孔縁に配置され
て、前記オイルパイプ２の環状膨出部６の後端縁とボス
部４と取付孔７との間を同時に締結する締結手段22とを
具備し、その締結状態でボス部４とラジエータタンク３
とオイルパイプ２との間が炉内で一体に且つ液密にろう
付け固定されたラジエータのオイルクーラ取付構造であ
る。
は、ラジエータタンク３にオイルクーラが内装されるラ
ジエータのオイルクーラ取付構造において、中空に形成
されて、その先端がオイルクーラ本体１のオイル出入口
に接合され、中間部以後にオイルパイプ２およびラジエ
ータタンク３の取付孔７が接合されるボス部４と、最先
端に筒状嵌着部５を残して先端部外周に第１環状膨出部
６を有し、その筒状嵌着部５が前記ボス部４の中空の開
口に嵌着されると共に、その第１環状膨出部６の先端縁
がボス部４の開口に接するオイルパイプ２と、前記ボス
部４がラジエータタンク３の取付孔７の孔縁に配置され
て、前記オイルパイプ２の環状膨出部６の後端縁とボス
部４と取付孔７との間を同時に締結する締結手段22とを
具備し、その締結状態でボス部４とラジエータタンク３
とオイルパイプ２との間が炉内で一体に且つ液密にろう
付け固定されたラジエータのオイルクーラ取付構造であ
る。
【０００５】請求項２に記載の本発明は、請求項１にお
いて、前記ボス部４は、その先端部外周にフランジ部８
が突設されると共に後端部外周に外ネジ９が設けられた
中空ボルト状に形成され、そのフランジ部８の先端側が
前記オイルクーラ本体１のオイル出入口に接合されると
共に、フランジ部８の後端側端面がろう材10を介してラ
ジエータタンク３の取付孔７の内面側孔縁部に当接さ
れ、前記オイルパイプ２の前記第１環状膨出部６の先端
側の端面が、ろう材11を介してボス部４の後端側の開口
縁に当接され、内フランジ付きナット12が前記ボス部４
の前記外ネジ９に螺着締結されて、その内フランジ13
が、前記第１環状膨出部６の後端側の端縁に当接しか
つ、ナット12の先端面と前記ボス部４のフランジ部８と
の間でラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持さ
れ、その状態で、炉内に挿入されて、各部品間が一体に
ろう付けされてなるラジエータのオイルクーラ取付構造
である。
いて、前記ボス部４は、その先端部外周にフランジ部８
が突設されると共に後端部外周に外ネジ９が設けられた
中空ボルト状に形成され、そのフランジ部８の先端側が
前記オイルクーラ本体１のオイル出入口に接合されると
共に、フランジ部８の後端側端面がろう材10を介してラ
ジエータタンク３の取付孔７の内面側孔縁部に当接さ
れ、前記オイルパイプ２の前記第１環状膨出部６の先端
側の端面が、ろう材11を介してボス部４の後端側の開口
縁に当接され、内フランジ付きナット12が前記ボス部４
の前記外ネジ９に螺着締結されて、その内フランジ13
が、前記第１環状膨出部６の後端側の端縁に当接しか
つ、ナット12の先端面と前記ボス部４のフランジ部８と
の間でラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持さ
れ、その状態で、炉内に挿入されて、各部品間が一体に
ろう付けされてなるラジエータのオイルクーラ取付構造
である。
【０００６】請求項３に記載の本発明は、請求項１にお
いて、前記ボス部４は、短筒状に形成されると共に中間
部に第２環状膨出部14が形成され、後端部に多数のカシ
メ用の爪部15，16が形成され、そのボス部４の先端部が
前記オイルクーラ本体１の前記オイル出入口に嵌着され
ると共に、そのボス部４の先端部の内面に前記オイルパ
イプ２の筒状嵌着部５が嵌入されて、その第１環状膨出
部６の先端縁が着座され、その第１環状膨出部６の後端
縁に一部の前記爪部15がカシメ固定されると共に、他部
の爪部16のカシメ加工と前記第２環状膨出部14とにより
前記ラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持され
て、それら各部品間が炉内で一体にろう付け固定された
ラジエータのオイルクーラ取付構造である。
いて、前記ボス部４は、短筒状に形成されると共に中間
部に第２環状膨出部14が形成され、後端部に多数のカシ
メ用の爪部15，16が形成され、そのボス部４の先端部が
前記オイルクーラ本体１の前記オイル出入口に嵌着され
ると共に、そのボス部４の先端部の内面に前記オイルパ
イプ２の筒状嵌着部５が嵌入されて、その第１環状膨出
部６の先端縁が着座され、その第１環状膨出部６の後端
縁に一部の前記爪部15がカシメ固定されると共に、他部
の爪部16のカシメ加工と前記第２環状膨出部14とにより
前記ラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持され
て、それら各部品間が炉内で一体にろう付け固定された
ラジエータのオイルクーラ取付構造である。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図１は本発明の第一の実施の
形態を示す要部縦断面図であり、図２はその要部組立て
斜視説明図である。また、図３は本発明の第二の実施の
形態を示す要部縦断面図であり、図４はそのボス部４の
斜視略図である。
施の形態につき説明する。図１は本発明の第一の実施の
形態を示す要部縦断面図であり、図２はその要部組立て
斜視説明図である。また、図３は本発明の第二の実施の
形態を示す要部縦断面図であり、図４はそのボス部４の
斜視略図である。
【０００８】図１および図２に示す実施の形態における
オイルクーラ本体１は、二重管型のものであり、インナ
ーチューブ21の外周にそれとほぼ同一長さのアウターチ
ューブ20が配置され、それらの間にインナーフィン19が
介装されている。そして、インナーチューブ21の長手方
向両端部が拡開されて、その外面がアウターチューブ20
の内面に接続される。アウターチューブ20の長手方向両
端部には、オイル出入口が開口され、その開口にボス部
４の先端が嵌着固定されている。ボス部４は、その先端
部外周にフランジ部８が突設されると共に、後端部外周
に外ネジ９が設けられた中空ボルト状に形成されてい
る。そして、そのボス部４の後端部がラジエータタンク
３の取付孔７に挿通され、その孔縁部とボス部４との間
にリング状のろう材10が介装される。
オイルクーラ本体１は、二重管型のものであり、インナ
ーチューブ21の外周にそれとほぼ同一長さのアウターチ
ューブ20が配置され、それらの間にインナーフィン19が
介装されている。そして、インナーチューブ21の長手方
向両端部が拡開されて、その外面がアウターチューブ20
の内面に接続される。アウターチューブ20の長手方向両
端部には、オイル出入口が開口され、その開口にボス部
４の先端が嵌着固定されている。ボス部４は、その先端
部外周にフランジ部８が突設されると共に、後端部外周
に外ネジ９が設けられた中空ボルト状に形成されてい
る。そして、そのボス部４の後端部がラジエータタンク
３の取付孔７に挿通され、その孔縁部とボス部４との間
にリング状のろう材10が介装される。
【０００９】そして、オイルパイプ２の先端に設けられ
た筒状嵌着部５が、ボス部４の後端部開口に嵌着され
る。オイルパイプ２は、先端部に筒状嵌着部５を残し
て、その外周に第１環状膨出部６が形成され、その第１
環状膨出部６がリング状のろう材11を介して、ボス部４
の後端面に着座される。そして、内フランジ13付きのナ
ット12の内ネジがボス部４の外ネジ９に螺着され、ナッ
ト12の先端面とボス部４のフランジ部８の後端面との間
で、ラジエータタンク３の孔縁部が締結固定される。そ
れと共に、内フランジ13とボス部４の後端面とにより、
オイルパイプ２の第１環状膨出部６が締結される。この
ように組立てられた状態で、箱状のラジエータタンク３
の開口にチューブプレート17の周縁部が嵌着し、ラジエ
ータおよびオイルクーラが組立てられる。
た筒状嵌着部５が、ボス部４の後端部開口に嵌着され
る。オイルパイプ２は、先端部に筒状嵌着部５を残し
て、その外周に第１環状膨出部６が形成され、その第１
環状膨出部６がリング状のろう材11を介して、ボス部４
の後端面に着座される。そして、内フランジ13付きのナ
ット12の内ネジがボス部４の外ネジ９に螺着され、ナッ
ト12の先端面とボス部４のフランジ部８の後端面との間
で、ラジエータタンク３の孔縁部が締結固定される。そ
れと共に、内フランジ13とボス部４の後端面とにより、
オイルパイプ２の第１環状膨出部６が締結される。この
ように組立てられた状態で、箱状のラジエータタンク３
の開口にチューブプレート17の周縁部が嵌着し、ラジエ
ータおよびオイルクーラが組立てられる。
【００１０】なお、互いに接合される各部品は、それら
の少なくとも一方側に予めろう材が被覆されたものが用
いられる。そして、全体を高温の炉内に挿入し、被覆さ
れたろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化すると共に
互いに液密に且つ一体的にろう付け固定し、オイルクー
ラ内蔵のラジエータを完成する。
の少なくとも一方側に予めろう材が被覆されたものが用
いられる。そして、全体を高温の炉内に挿入し、被覆さ
れたろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化すると共に
互いに液密に且つ一体的にろう付け固定し、オイルクー
ラ内蔵のラジエータを完成する。
【００１１】次に、図３の実施の形態では、そのボス部
４が図４に示す如く、短筒状に形成されている。そし
て、その中間部の外周に第２環状膨出部14が膨出形成さ
れ、後端部に多数のカシメ用の爪部15，16が形成されて
いる。そして、このボス部４の筒状嵌着部23がオイルク
ーラ本体１のオイル出入口に挿入され、その縁部が拡開
されてオイルクーラ本体１に固定される。次いで、オイ
ルパイプ２の筒状嵌着部５がボス部４を介してオイルク
ーラ本体１のオイル出入口に嵌着される。なお、第２環
状膨出部14の後端縁と、ラジエータタンク３の取付孔７
の内面側孔縁部との間にはリング状のろう材10が介装さ
れる。そして、ボス部４の爪部15がオイルパイプ２の第
１環状膨出部６の後縁部にカシメ締結されると共に、爪
部16がラジエータタンク３の取付孔７の外面側孔縁部に
カシメ固定される。このようにして、オイルパイプ２と
ボス部４とラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部との
間が一体的に締結される。そして、係る状態で全体を高
温の炉内に挿入し、各部品表面に被覆された図示しない
ろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化することによ
り、各部品間を液密に且つ一体的にろう付け固定する。
４が図４に示す如く、短筒状に形成されている。そし
て、その中間部の外周に第２環状膨出部14が膨出形成さ
れ、後端部に多数のカシメ用の爪部15，16が形成されて
いる。そして、このボス部４の筒状嵌着部23がオイルク
ーラ本体１のオイル出入口に挿入され、その縁部が拡開
されてオイルクーラ本体１に固定される。次いで、オイ
ルパイプ２の筒状嵌着部５がボス部４を介してオイルク
ーラ本体１のオイル出入口に嵌着される。なお、第２環
状膨出部14の後端縁と、ラジエータタンク３の取付孔７
の内面側孔縁部との間にはリング状のろう材10が介装さ
れる。そして、ボス部４の爪部15がオイルパイプ２の第
１環状膨出部６の後縁部にカシメ締結されると共に、爪
部16がラジエータタンク３の取付孔７の外面側孔縁部に
カシメ固定される。このようにして、オイルパイプ２と
ボス部４とラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部との
間が一体的に締結される。そして、係る状態で全体を高
温の炉内に挿入し、各部品表面に被覆された図示しない
ろう材を溶融し、次いでそれを冷却固化することによ
り、各部品間を液密に且つ一体的にろう付け固定する。
【００１２】このようにしてなるオイルクーラ内蔵のラ
ジエータは、チューブ18を流通する間に冷却された図示
しない冷却水がラジエータタンク３内に流入し、ラジエ
ータタンク３内を長手方向にそれが流通する。そして、
オイルクーラ本体１を冷却し、その内部に流通するオイ
ルを冷却するものである。
ジエータは、チューブ18を流通する間に冷却された図示
しない冷却水がラジエータタンク３内に流入し、ラジエ
ータタンク３内を長手方向にそれが流通する。そして、
オイルクーラ本体１を冷却し、その内部に流通するオイ
ルを冷却するものである。
【００１３】
【発明の作用・効果】本発明のラジエータのオイルクー
ラの取付け構造は、締結手段22によってボス部４と、オ
イルパイプ２の第１環状膨出部６と取付孔７との間を同
時に締結し、その締結状態でそれらの間が炉内で一体に
且つ液密にろう付け固定されるものであるから、各部品
が互いに密着状態でろう付けされ、ろう付けの信頼性が
向上する。それと共に、部品点数が少なく組立て易いラ
ジエータのオイルクーラ取付構造を提供できる。請求項
２に記載の本発明によれば、内フランジ付きナット12が
ボス部４の外ネジ９に螺着締結されて、その内フランジ
13が第１環状膨出部６の後端側の端縁に当接し且つ、ナ
ット12の先端面とボス部４のフランジ部８との間で、ラ
ジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持され、その
状態で各部品間が一体的にろう付け固定されるものであ
るから、各部品相互間を確実に締結固定し、ろう付けの
信頼性を更に向上し得る。
ラの取付け構造は、締結手段22によってボス部４と、オ
イルパイプ２の第１環状膨出部６と取付孔７との間を同
時に締結し、その締結状態でそれらの間が炉内で一体に
且つ液密にろう付け固定されるものであるから、各部品
が互いに密着状態でろう付けされ、ろう付けの信頼性が
向上する。それと共に、部品点数が少なく組立て易いラ
ジエータのオイルクーラ取付構造を提供できる。請求項
２に記載の本発明によれば、内フランジ付きナット12が
ボス部４の外ネジ９に螺着締結されて、その内フランジ
13が第１環状膨出部６の後端側の端縁に当接し且つ、ナ
ット12の先端面とボス部４のフランジ部８との間で、ラ
ジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持され、その
状態で各部品間が一体的にろう付け固定されるものであ
るから、各部品相互間を確実に締結固定し、ろう付けの
信頼性を更に向上し得る。
【００１４】請求項３に記載の発明によれば、ボス部４
の後端部に多数の爪部15，16が形成され、第１環状膨出
部６の後端縁に一部の爪部15がカシメ固定されると共
に、他部の爪部16のカシメ加工と第２環状膨出部14とに
より、ラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持さ
れ、その状態で一体にろう付け固定されるものであるか
ら、部品点数が少なく、安価なラジエータのオイルクー
ラ取付構造を提供できる。
の後端部に多数の爪部15，16が形成され、第１環状膨出
部６の後端縁に一部の爪部15がカシメ固定されると共
に、他部の爪部16のカシメ加工と第２環状膨出部14とに
より、ラジエータタンク３の取付孔７の孔縁部が挟持さ
れ、その状態で一体にろう付け固定されるものであるか
ら、部品点数が少なく、安価なラジエータのオイルクー
ラ取付構造を提供できる。
【図１】本発明の第一の実施の形態を示す要部縦断面
図。
図。
【図２】同発明の要部組立て斜視説明図。
【図３】本発明の第二の実施の形態を示す要部縦断面
図。
図。
【図４】同発明のボス部４の斜視略図。
１ オイルクーラ本体 ２ オイルパイプ ３ ラジエータタンク ４ ボス部 ５ 筒状嵌着部 ６ 第１環状膨出部 ７ 取付孔 ８ フランジ部 ９ 外ネジ 10 ろう材 11 ろう材 12 ナット 13 内フランジ 14 第２環状膨出部 15 爪部 16 爪部 17 チューブプレート 18 チューブ 19 インナーフィン 20 アウターチューブ 21 インナーチューブ 22 締結手段 23 筒状嵌着部
Claims (3)
- 【請求項１】 ラジエータタンク３にオイルクーラが内
装されるラジエータのオイルクーラ取付構造において、 中空に形成されて、その先端がオイルクーラ本体１のオ
イル出入口に接合され、中間部以後にオイルパイプ２お
よびラジエータタンク３の取付孔７が接合されるボス部
４と、 最先端に筒状嵌着部５を残して先端部外周に第１環状膨
出部６を有し、その筒状嵌着部５が前記ボス部４の中空
の開口に嵌着されると共に、その第１環状膨出部６の先
端縁がボス部４の開口に接するオイルパイプ２と、 前記ボス部４がラジエータタンク３の取付孔７の孔縁に
配置されて、前記オイルパイプ２の環状膨出部６の後端
縁とボス部４と取付孔７との間を同時に締結する締結手
段22とを具備し、 その締結状態でボス部４とラジエータタンク３とオイル
パイプ２との間が炉内で一体に且つ液密にろう付け固定
されたラジエータのオイルクーラ取付構造。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記ボス部４は、その先端部外周にフランジ部８が突設
されると共に、後端部外周に外ネジ９が設けられた中空
ボルト状に形成され、 そのフランジ部８の先端側が前記オイルクーラ本体１の
オイル出入口に接合されると共に、フランジ部８の後端
側端面がろう材10を介してラジエータタンク３の取付孔
７の内面側孔縁部に当接され、 前記オイルパイプ２の前記第１環状膨出部６の先端側の
端面が、ろう材11を介してボス部４の後端側の開口縁に
当接され、 内フランジ付きナット12が前記ボス部４の前記外ネジ９
に螺着締結されて、その内フランジ13が、前記第１環状
膨出部６の後端側の端縁に当接しかつ、ナット12の先端
面と前記ボス部４のフランジ部８との間でラジエータタ
ンク３の取付孔７の孔縁部が挟持され、 その状態で、炉内に挿入されて、各部品間が一体にろう
付けされてなるラジエータのオイルクーラ取付構造。 - 【請求項３】 請求項１において、 前記ボス部４は、短筒状に形成されると共に中間部に第
２環状膨出部14が形成され、後端部に多数のカシメ用の
爪部15，16が形成され、 そのボス部４の先端部が前記オイルクーラ本体１の前記
オイル出入口に嵌着されると共に、そのボス部４の先端
部の内面に前記オイルパイプ２の筒状嵌着部５が嵌入さ
れて、その第１環状膨出部６の先端縁が着座され、 その第１環状膨出部６の後端縁に一部の前記爪部15がカ
シメ固定されると共に、他部の爪部16のカシメ加工と前
記第２環状膨出部14とにより前記ラジエータタンク３の
取付孔７の孔縁部が挟持されて、それら各部品間が炉内
で一体にろう付け固定されたラジエータのオイルクーラ
取付構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000030587A JP2001221048A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | ラジエータのオイルクーラ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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| JP2001221048A true JP2001221048A (ja) | 2001-08-17 |
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ID=18555577
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001221048A (ja) |
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2000
- 2000-02-08 JP JP2000030587A patent/JP2001221048A/ja active Pending
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