JP2001218484A - 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器 - Google Patents

超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器

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JP2001218484A JP2000319792A JP2000319792A JP2001218484A JP 2001218484 A JP2001218484 A JP 2001218484A JP 2000319792 A JP2000319792 A JP 2000319792A JP 2000319792 A JP2000319792 A JP 2000319792A JP 2001218484 A JP2001218484 A JP 2001218484A
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朗弘 飯野
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賢二 鈴木
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/14Drive circuits; Control arrangements or methods
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない部品点数で正転および逆転可能な超音
波モータおよび超音波モータ付き電子機器を提供するこ
と。 【解決手段】 圧電素子2の一方の面に複数の電極群1
1a、11bを、他方の面に共通電極11cを設ける。
共通電極11cは、増幅回路12から得られる電圧信号
を昇圧する昇圧回路14と接続する。複数の電極群11
a、11bは、ここから出力される信号の信号経路を切
替る選択回路15a、15bと接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータおよ
び超音波モータを用いた電子機器に係わり、特に超音波
モータの駆動回路に自励発振回路を用いた超音波モータ
および超音波モータを用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波モータの駆動回路には部品
点数が少なく簡易的な構成で実現可能な自励発振回路が
研究、開発され、小型の電子機器の応用がなされてい
る。例えば、特開平9−163769号公報にこのよう
な自励発振回路が開示されている。
【0003】図16に示すように、従来の駆動回路は、
抵抗とNANDゲートから成る増幅回路と、コイルとト
ランジスタから成る昇圧回路と、抵抗とコンデンサから
成る位相設定回路と、インバータ、NORゲートから成
る位相調整回路と、停止信号発生回路より構成される。
【0004】増幅回路で増幅された信号は、位相設定回
路、位相調整回路を経て昇圧回路に入力される。昇圧回
路により昇圧された信号は、圧電素子の電極に印加さ
れ、圧電素子が励振駆動される。圧電素子の振動に基づ
く駆動信号が、増幅回路にフィードバックされることに
より、圧電素子は自励発振を行う。その結果、圧電素子
に接合された振動体が振動し、この振動体に加圧手段に
より所定の圧力で接触している移動体が回転する。
【0005】停止信号発生回路は、増幅回路の動作を制
御するためのもので、停止信号により増幅回路は出力を
停止し、圧電素子は自励振動を停止するため、移動体の
回転を任意に停止させることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、従来の昇
圧回路を利用した自励発振回路では、昇圧回路で発生し
た信号を圧電素子の表面上に形成された電極群に印加す
る際、一つの電極群にのみ印加していたので回転方向が
一方向に限られていた。従って、シャッタの開閉やディ
スクの位置決め等、超音波モータの指定位置への制御等
で正転、逆転の動作が必要な用途に対応ができなくな
る、という課題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、従来のこれら
の課題を解決するために、外部信号に応じて正転と逆転
を制御可能な昇圧回路を有する自励発振回路によって駆
動される超音波モータおよび超音波モータ付き電子機器
を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、圧電素子を有する振動体と、増幅回路
とからなり、振動体を所定の共振モードで自励発振させ
る発振回路を構成し、振動体に発生する振動波で移動体
を駆動する超音波モータにおいて、増幅回路で発生した
電圧を昇圧し、前記圧電素子の一方の面に形成された共
通電極に信号を出力する昇圧回路と、前記圧電素子の他
方の面に形成されている複数の電極群から出力される昇
圧信号の信号経路を切替る選択回路と、を有する構成と
した。
【0009】これによれば、昇圧回路で発生した信号を
圧電素子の一方の面に形成された共通電極に信号を出力
し、圧電素子の他方に形成されている複数の電極群に回
転方向を選択する選択回路に接続したことにより、1組
の昇圧回路だけで正転、逆転の回転方向を制御すること
が可能となった。これより、部品点数の増加を抑えて、
昇圧回路を使った正転、逆転可能な自励発振回路を実現
することができるとともに、選択回路を昇圧回路と接続
されていない側の電極側に設けることにより、昇圧回路
によって得られた昇圧電圧を低下させずそのまま圧電素
子に供給できる効率の良い自励発振回路を有する超音波
モータおよび超音波モータ付き電子機器を提供すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を適用した実施の形態を図
を参照して詳細に説明する。
【0011】(実施の形態1)まず初めに、本発明に適
用可能な超音波モータの原理、構造について説明する。
【0012】超音波モータ1は、少なくとも圧電素子2
を有する振動体3と振動体3の振動波によって駆動され
る移動体4と振動体3と移動体4に加圧力を与える加圧
手段6で構成される。
【0013】図2に本発明の超音波モータ1の断面図を
示す。超音波モータ1は、円板状の振動体3の中心を支
持板8に固定された中心軸9によって支持され、振動体
3の片側には圧電素子2が接合され、もう片側には振動
体3の変位拡大を促す突起3aが設けられている。移動
体4の中心には軸受け10が設けられ、中心軸9で案内
されている。移動体4の上面に設けられたピポット5を
台座7に固定された押さえバネ6で加圧することで移動
体4の摺動面と振動体3の突起3aとの間に適度な摩擦
力を与える。
【0014】図3に超音波モータ1の動作原理を説明し
た図を示す。振動体3に接合される圧電素子2は図3A
に示すように円周方向に4分の1波長毎に分割され、一
つおきに分極方向が反対になるように厚み方向に分極処
理されている。各電極パターンは第1電極群(斜線部)
11aと第2電極群(非斜線部)11bの二つの電極群
を形成する。図3Bに示すようにこの電極を施した圧電
素子2は振動体3の突起3aが電極パターンの境界に位
置するように接合される。振動体3との接合面は全体に
渡って共通電極11cが設けられている。第1電極群1
1aに所定の周波数の信号が印加されると振動体3には
図3Cのような定在波が発生する。具体的には、例えば
周方向に三つの波を有し、径方向に一つの節円を有する
振動モードが励振される。この時上昇した突起3aは右
に傾くため移動体4は右に移動する。第2電極群11b
に信号を印加すると図3Dのような定在波が発生し上昇
した突起3aは左に傾き移動体4を左に移動させる。こ
のように定在波の腹と節の中間部に振動体3の突起3a
を配置し、所定の駆動周波数を有する信号を印加する電
極群を選択することにより移動体4の正転、逆転の切替
を可能としている。
【0015】ここでは、本発明に適用できる超音波モー
タ1として図2に示した様な構造および図3に示した原
理について説明したがこれに限るものではない。
【0016】図1は、本発明の実施の形態1の自励発振
回路の回路ブロック図を示したものであり、超音波モー
タ1と増幅回路12と位相設定回路13と昇圧回路14
と選択回路15から構成される。また、具体的な回路図
を図4に示す。
【0017】増幅回路12は、インバータ16と抵抗1
7で構成され、信号の反転増幅を行う。インバータ16
の入力には、振動体3で発生した信号を選択する選択回
路15からの信号が入力される。インバータ16の出力
電圧は、インバータ16の入力と出力を接続している帰
還抵抗17によりインバータ16の反転増幅の動作点を
決定し、VDD/2を中心に交流信号が増幅され、位相
設定回路13に入力される。インバータ16は、スリー
ステート構成のICを使用し、制御信号により自励発振
回路の起動および停止を行う。
【0018】位相設定回路13は、抵抗18、二つのコ
ンデンサ19、20で構成され、振動体3で発生する不
要な周波数成分をカットし、振動体3を駆動する所定の
周波数成分を取り出し、同信号の位相を設定する。イン
バータ21も同様に、自励発振回路の位相を調整すると
ともに、位相設定回路13で低下した信号を増幅し、位
相設定回路13を経た信号の反転増幅を行い、トランジ
スタ22のベースに出力する。
【0019】トランジスタ22と昇圧コイル23は、昇
圧回路14を構成し、インバータ21で増幅された信号
を反転昇圧する。トランジスタ22のエミッタは、接地
されており、コレクタは昇圧コイル23と振動体3、即
ち圧電素子2の共通電極11cと電気的に接続される。
【0020】圧電素子2の一方の面には、図3Aに示す
ように複数の電極からなる1組の電極群11a、11b
が形成されており、他方の面には、全面にわたり共通電
極11cが形成されている。振動体3は、電極としての
役割も兼ねており、昇圧回路14で昇圧された信号は振
動体3を介し共通電極11cに導通され、複数の電極か
らなる電極群11a、11bから選択回路15に信号が
入力される。
【0021】昇圧された電圧値は、昇圧コイル23を適
切に選択することで、電源電圧の数倍の電圧で圧電素子
2を励振駆動させることができる。このため、電源が
1.5Vの低電圧であっても、安定してまた、超音波モ
ータ1を高出力で駆動することができる。
【0022】選択回路15は、例えば1組のバッファ2
4a、24bで構成される。バッファ24a、24b
は、スリーステート構成となっており、外部信号によっ
て能動状態となるか非能動状態となるかが決定される。
バッファ24a、24bの入力には、圧電素子2の第1
電極群11aと第2電極群11bがそれぞれ独立に接続
される。外部からの信号で能動状態となるバッファを選
択することにより駆動信号を印加する電極群を選択し、
移動体4の正転、逆転を切替る。
【0023】増幅されたバッファの出力信号は、位相設
定用のコンデンサ20を経て、増幅回路12にフィード
バックされる。
【0024】自励発振回路では、電源投入時、様々な周
波数成分のノイズが発生するが、超音波モータ1と抵抗
18、コンデンサ19、20からなる共振回路で不要な
周波数成分がカットされ、特定周波数の信号が選択され
る。増幅回路12と位相設定回路13と昇圧回路14に
より、振動体3に発生する特定周波数を主成分とする信
号はフィードバックされ、反転昇圧された駆動信号は、
継続して自励発振を行う。また、自励発振回路は、圧電
素子2が持つ温度や外部の負荷による共振点の移動に自
ずと対応し発振するので、他励式のような周波数自動追
尾回路が不要となり、駆動回路の簡素化が実現される。
【0025】本発明では、選択回路15を昇圧回路14
と接続された電極面と反対の面の電極に接続することに
より、昇圧電圧を選択回路15で低下させることなく、
効率良く圧電素子2に供給することを特徴としている。
また、この様なことさえ考慮すれば図1において、増幅
回路12、位相設定回路13の位置は任意であり、どこ
に設けても構わない。また、構成も本実施例に限るもの
ではなく任意である。
【0026】本発明では、昇圧回路14をトランジスタ
22と昇圧コイル23で構成しているが、昇圧コイル2
3の代わりにトランス25を用いても効果は同じであ
る。
【0027】図5にトランス25を用いた回路構成を示
す。図4との差異は、トランス25を接続する位置がト
ランジスタ22のエミッタ側になっていること、および
トランス25を用いたことによる1次側と2次側の電気
的な絶縁である。
【0028】トランジスタ22のコレクタは電源電圧と
接続され、ベースに入力された信号により、トランジス
タ22が導通状態となり、エミッタよりトランス25の
1次側に電源電圧が印加される。同信号は、トランス2
5を経てGNDに入力される。トランジスタ22のベー
スに入力される信号をOFFとすることで電源電圧の数
倍の逆起電圧が二次側に発生し、圧電素子2の共通電極
11cに昇圧信号が印加される。
【0029】このように、昇圧回路14は、トランス2
5を用いても同様また、より大きな昇圧効果があり、ト
ランス25の巻数により任意に電圧を昇圧することが可
能である。
【0030】また、他の具体的な回路構成としては、図
6、図7、図8でもよい。図6は、選択回路15にトラ
ンスミッションゲートを用いた実施例である。
【0031】制御信号をトランスミッションゲート26
a、26bの制御端子に入力することにより、トランス
ミッションゲート26a、26bを能動状態、非能動状
態とすることができ、移動体4の移動方向を制御でき
る。能動状態にあるトランスミッションゲート23は、
インバータやバッファのように信号が増幅されることな
く、振動体3で励振駆動した電圧がコンデンサ20に印
加される。
【0032】図7は、選択回路15をトランジスタで構
成した実施例である。トランジスタ27a、27bのベ
ースに回転方向を選択する制御信号を入力することによ
り、超音波モータ1の回転方向を選択することができ
る。トランジスタの適用により、トランスミッションゲ
ート26同様に、振動体3で励振駆動した電圧がスルー
される。また、トランジスタは、インバータやバッファ
等のICと比較して素子の耐圧が非常に高いので、昇圧
回路14で昇圧する信号を高く設定することが可能とな
る。
【0033】図8は、選択回路15をインバータ28
a、28bで構成した実施例である。インバータの採用
により、選択回路15で位相が反転する為、これまで必
要であった位相調整用のインバータ21を削除すること
が可能となった。部品点数の削減に加え、増幅回路を全
てインバータで構成することができるため、部品の種類
を少なくすることにも寄与している。このような回路構
成とすることにより、駆動回路の小型化が実現できる。
【0034】以上のように、昇圧回路14で昇圧した信
号を圧電素子の一方の面に形成されている共通電極に入
力し、圧電素子2のもう他方の複数電極群から信号の切
替を選択する選択回路15に出力し、これを選択するこ
とにより、昇圧回路14を用いた自励発振回路で正転、
逆転を行うことが可能となった。
【0035】(実施の形態2)図9は、本発明の実施の
形態2の具体的な回路構成を示したものであり、前記実
施の形態1の回路構成との相違点のみを説明する。
【0036】これまで、回転方向の信号の切替を行う選
択回路15は、圧電素子2の複数の電極群11a、11
bから直接、接続されていたが、本実施例では、これら
の間に、位相設定回路を構成するコンデンサ20a、2
0bを挿入した。また、選択回路15を1組のインバー
タ16と抵抗17の増幅回路12で構成した。帰還抵抗
17は、インバータ16ではなくインバータ21に設け
ても構わない。
【0037】圧電素子2の一方の面にある複数の電極群
11a、11b側にコンデンサ20a、20bを挿入す
ることにより、振動体で発生した不要な周波数成分をカ
ットし、発振信号ならびに発振波形を整流することがで
き、圧電素子2の両端に印可される信号は、目的外の周
波数成分が極めて少ない理想的な駆動信号となり、超音
波モータ1の効率は向上する。また、駆動に用いていな
い未使用電極群から発生する電圧を緩和し、非能動状態
にある増幅回路16に対する悪影響を抑える。
【0038】本実施例では、圧電素子2とでフィルタ回
路を構成するコンデンサ20a、20bを挿入したが、
高周波成分を抑えるフィルタを構成すれば良くコイルを
用いても構わない。コイルの場合は、増幅回路16と直
列に接続される。
【0039】図には示していないが、抵抗18をインバ
ータ16とコンデンサ20の間に設けることにより更に
この効果は高まる。
【0040】この様な回路構成とすることにより、異常
発振に強い自励発振回路が得られ、また、増幅回路12
構成するインバータ16を選択回路15に用いることに
より、部品の種類を少なくすることが可能である。
【0041】図10は図9に示した自励発振回路の変形
例である。コンデンサ20a、20bとGNDの間にトラン
ジスタ32a、32bを設けている。トランジスタ32
a、32bのベースに電流を流すことによりコンデンサ
20a、20bは接地されフィルタとして機能する。従っ
て、自励発振回路を構成する側のコンデンサを接地させ
ることができるため電極11a、11bのうち駆動に用
いない電極から圧電効果により出力される信号に対して
コンデンサが悪影響を及ぼさない。すなわち圧電素子2
の振動に悪影響を及ぼさない。ここでは図示しないが、
接地された一つのコンデンサの他端をリレー等のスイッ
チング手段を介して電極11a、11bのいずれかに選
択的に接続する方式をとってもよい。
【0042】更に、インバータ16a、16bの入力段
には抵抗33a、33bが設けてある。上記同様電極1
1a、11bのうち駆動に用いていない電極から出力さ
れる信号が非能動状態にあるインバータに影響を及ぼす
のを防止することができる。非駆動状態に有るインバー
タは通常ハイインピーダンス状態とみなすことができる
が、駆動に用いられていない電極から出力される信号の
電圧レベルが高いときにはこの状態が崩れるため、発振
信号に悪影響を及ぼすとともに、圧電素子2の振動にも
悪影響を及ぼし、発振の安定性やモータ特性を低下させ
る可能性が有るからである。
【0043】次に図11を例にして実際の駆動方法を説
明する。図11はインバータ16a、16bの制御端子
およびトランジスタ32a、32bのベースへの制御信
号の印加の様子を示したものである。先ず始めにインバ
ータ16aおよびトランジスタ32aにHighレベル
信号を入力し、電極11a、11bのいずれで自励発振
回路を構成するか、すなわちどちらの方向に移動体を回
転させるかを決定する。その後、インバータ21の制御
端子にHighレベル信号を入力することで発振を開始
させる。その後、例えばインバータ21の制御端子に短
い周期でHigh/Lowレベルの信号を交互に入力す
ることで、ステップ動作が可能となる。
【0044】この様に自励発振回路を駆動状態とするか
非駆動状態とするか選択可能な複数のスイッチング手段
(ここではインバータ16a、16b、トランジスタ3
2a、32b)を同時に駆動状態としないことで所定の
共振モードで発振を開始するまでの時間が速くなるとと
もに、安定な発振が可能となる。例えば、インバータ2
1、16aトランジスタ32aを同時に駆動状態とする
と、大きなノイズを発生し所定の共振モードの周波数で
発振を開始するまでに長い時間を要したり、場合によっ
ては異常発振を起こし駆動できない場合もあるからであ
る。
【0045】特に、インバータ16aを駆動状態とし、
インバータ16aの入力段の電位が動作点であるVDD
/2に達した後でインバータ21を駆動状態とすること
で発振を開始するまでの時間を速くできる。
【0046】この様な制御信号の与え方は本実施励に示
した自励発振回路に限るものではなく、もちろん昇圧回
路を有さない自励発振回路に適用しても同様の効果が得
られる。
【0047】(実施の形態3)図12は、本発明の実施
の形態3の具体的な回路構成を示したものであり、前記
実施例の回路構成との相違点のみを説明する。
【0048】昇圧回路で反転昇圧された信号は、圧電素
子2の一方の面に形成されている共通電極11cに入力
され、振動体により励振駆動された信号は、圧電素子2
の他方の面の設けられた駆動信号を検出する検出電極部
11dから出力される。検出電極部11dから出力され
る信号は、増幅回路12にフィードバックされる。
【0049】超音波モータ1の回転方向を選択する選択
回路15にトランジスタ29a、29bを用い、回転方
向を選択する制御信号をトランジスタ29a、29bの
ベースに入力することにより、振動体で発生した信号が
各トランジスタを流れ、同信号はGNDに流入される。検
出電極部から出力する信号は、回転方向に係わらず常に
増幅回路にフィードバックされ、自励発振が行われる。
【0050】検出電極部11dを図13に示す。検出電
極部11dは、第1電極群11a、第2電極群11bと
同一面に設けてある。例えば、径方向に二次の振動モー
ドを利用した場合、図の用に検出電極部11dを圧電素
子2の変位が最も大きくなる振幅の腹の位置に設けるこ
とにより、不要周波数成分の少ない主周波数成分の駆動
信号を検出することができる。
【0051】(実施の形態4)図14は、本発明の実施
の形態4の具体的な回路構成を示したものである。トラ
ンジスタ22a、22bおよびコイル23a、23bか
らなる二つの昇圧回路の出力を電極11a、11bに供
給できるような構成としている。この出力信号はスリー
ステート・インバータ21a、21bからなる出力信号
切り替え手段によりどの昇圧回路を能動状態とするか、
非能動状態とするか選択可能となる。すなわちインバー
タ21a、21bのうち能動状態となったインバータか
ら信号が出力されると、これと接続された昇圧回路から
電極に信号が出力されるようになっている。この場合、
トランジスタの絶縁強度はインバータ等の部品と比べて
高いため、駆動に用いていない電極からの出力信号の影
響を受けにくく超音波モータを高電力で駆動できる。
【0052】ここでは複数の昇圧回路のどれを出力可能
にするか選択可能な出力信号切り替え手段を有する構成
としたが、一つの昇圧回路とこの出力をどの電極に供給
するか選択可能な出力信号切り替え手段を有する構成と
しても良い。例えばリレー等が出力信号切り替え手段と
なり、二つの電極夫々と一つの昇圧回路の出力の間に二
つのリレーを設け、昇圧信号の出力電極を選択する方式
をとっても構わない。この場合、リレーの絶縁強度は極
めて高いため駆動に用いていない電極からの出力信号の
影響を受けにくく超音波モータを高電力で駆動できる。
【0053】(実施の形態5)図14は、本発明を超音
波モータ1を駆動源とする電子機器に適用したブロック
図を示したものであり、圧電素子2と振動体3と加圧手
段6と移動体4と伝達機構30と出力機構31で構成さ
れる超音波モータ付き電子機器である。本実施の形態
は、圧電素子2と圧電素子2に接着される振動体3と振
動体3に周期的に圧接される移動体3と移動体3と一体
に動作する伝達機構30の動作に基づいて可動される出
力機構31と振動体3と移動体4を加圧する加圧機構6
から構成される。
【0054】ここで、伝達機構30は例えば歯車列、摩
擦車等の伝達車を用いる。出力機構31としては、プリ
ンタにおいて紙送り機構、カメラにおいてはシャッタ駆
動機構、レンズ駆動機構、フィルム巻き上げ機構等を、
また電子時計や計測器においては指針等を、ロボットに
おいてはアーム機構、工作機械においては、歯具送り機
構や加工部材送り機構等を用いる。
【0055】なお、本実施の形態における電子機器とし
ては、電子時計、計測器、カメラ、プリンタ、印刷機、
ロボット、工作機、ゲーム機、移動装置等を実現でき
る。さらに移動体に出力軸を設け、出力軸からのトルク
を伝達するための動力伝達機構を有する構成とすれば、
超音波モータ駆動装置を実現できる。
【0056】
【発明の効果】本発明では、圧電素子を有する振動体
と、増幅回路とからなり、振動体を所定の共振モードで
自励発振させる発振回路を構成し、振動体に発生する振
動波で移動体を駆動する超音波モータにおいて、増幅回
路で発生した電圧を昇圧し、前記圧電素子の一方の面に
形成された共通電極に信号を出力する昇圧回路と、前記
圧電素子を他方の面に形成されている複数の電極群から
出力される昇圧信号の信号経路を切替る選択回路とを有
する構成とした。昇圧回路で発生した信号を前記圧電素
子の一方の面に形成された共通電極に信号を出力し、前
記共通電極に入力された昇圧信号を他方の面に形成され
ている複数の電極群から、信号経路を切替る選択回路に
出力したことにより、1組の昇圧回路で正転、逆転の回
転方向を制御することが可能となった。これより、部品
点数の増加を抑えて、昇圧回路を使った正転、逆転可能
な自励振駆動回路を実現することができるとともに、こ
れを用いた超音波モータ付き電子機器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波モータの実施の形態1の回路ブ
ロック図を示したものである。
【図2】本発明の超音波モータの断面図を示したもので
ある。
【図3】本発明の超音波モータの動作原理を示した図で
ある。
【図4】本発明の超音波モータの実施の形態1の具体的
な回路構成を示したものである。
【図5】本発明の超音波モータの実施の形態1の具体的
な回路構成を示したものである。
【図6】本発明の超音波モータの実施の形態1の具体的
な回路構成を示したものである。
【図7】本発明の超音波モータの実施の形態1の具体的
な回路構成を示したものである。
【図8】本発明の超音波モータの実施の形態1の具体的
な回路構成を示したものである。
【図9】本発明の超音波モータの実施の形態2の具体的
な回路構成を示したものである。
【図10】本発明の超音波モータの実施の形態2の具体
的な回路構成を示したものである。
【図11】本発明の超音波モータの駆動回路への制御信
号の印加の様子を示したものである。
【図12】本発明の超音波モータの実施の形態3の具体
的な回路構成を示したものである。
【図13】本発明の超音波モータに使用する圧電素子の
電極パターン図を示したものである。
【図14】本発明の超音波モータの実施の形態4の具体
的な回路構成を示したものである。
【図15】本発明に係わる超音波モータを電子機器に適
用した例を示したブロック図である。
【図16】従来の超音波モータの自励発振回路の例を示
したものである。
【符号の説明】
2 圧電素子 3 振動体 4 移動体 12 増幅回路 14 昇圧回路 15a、15b 選択回路 20 コンデンサ 22 トランジスタ 23 昇圧コイル 30 伝達機構 31 出力機構
フロントページの続き (72)発明者 似鳥 幸司 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA00 AA06 AA08 BB01 BB16 BC01 BC02 BC04 BC08 BC09 CC06 DD01 DD23 DD39 DD53 DD66 DD73 DD85 DD92 EE01 EE24 FF26 FF30 FF31 FF32 FF38

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に設けられた複数の電極群と、
    他方の面に設けられた共通電極と、前記複数の電極群の
    うちの少なくとも1つの電極と前記共通電極との間に印
    加する駆動信号により独立に駆動可能な複数の駆動部と
    を有する圧電素子と、 前記圧電素子を有する振動体と、 前記振動体を所定の共振モードで自励発振させる発振回
    路と、 前記発振回路の信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路から得られる電圧信号を昇圧し、前記共通
    電極に信号を出力する昇圧回路と、 前記複数の電極群から出力される信号の信号経路を切替
    る選択回路と、を有する超音波モータ。
  2. 【請求項2】 前記昇圧回路は、少なくとも1組のコイ
    ルもしくはトランスと、トランジスタからなる請求項1
    記載の超音波モータ。
  3. 【請求項3】 前記選択回路は、少なくとも1組の増幅
    回路を有する請求項1記載の超音波モータ。
  4. 【請求項4】 前記圧電素子の前記複数の電極群と、前
    記複数の電極群から出力される信号経路を切替る前記選
    択回路の間にフィルタ回路を構成する素子を配置した請
    求項1記載の超音波モータ。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ回路は、外部からの指令信
    号に応じてフィルタ回路として機能するか否かが選択可
    能である請求項4記載の超音波モータ。
  6. 【請求項6】 前記圧電素子の前記一方の面は、前記複
    数の駆動部それぞれに設けられた前記複数の電極群の他
    に、前記振動体の振動に基づく駆動信号を検出する検出
    電極部を有し、前記検出電極部から得られる検出信号を
    前記増幅回路に帰還することで自励発振回路を構成する
    請求項1記載の超音波モータ。
  7. 【請求項7】 前記選択回路は前記複数の電極群とGN
    Dとを短絡するか否かを選択する請求項6記載の超音波
    モータ。
  8. 【請求項8】 一方の面に設けられた複数の電極群と、
    他方の面に設けられた共通電極と、前記複数の電極群の
    うちの少なくとも1つの電極と前記共通電極との間に印
    加する駆動信号により独立に駆動可能な複数の駆動部と
    を有する圧電素子と、 前記圧電素子を有する振動体と、 前記振動体を所定の共振モードで自励発振させる発振回
    路と、 前記発振回路の信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路から得られる電圧信号を昇圧し、前記共通
    電極に信号を出力する昇圧回路と、前記複数の電極の何
    れに前記昇圧回路からの出力信号を出力するかを選択す
    る出力信号切り替え手段と、を有する超音波モータ。
  9. 【請求項9】 圧電素子を有する振動体と、 前記振動体を所定の共振モードで自励発振し、駆動状態
    と非駆動状態を選択する複数のスイッチング手段を有す
    る発振回路と、 前記発振回路の信号を増幅する増幅回路とを有し、 前記発振回路は、前記複数のスイッチング手段の少なく
    とも1つのスイッチング手段を前記駆動状態に、残りの
    スイッチング手段を前記非駆動状態とすることで前記非
    駆動状態から前記駆動状態へ移行する超音波モータ。
  10. 【請求項10】 請求記1から請求項9のいずれか1つ
    に記載の超音波モータを有し、 移動体と一体に動作する伝達機構と、 前記伝達機構の動作に基づいて動作する出力機構と、 を有する超音波モータ付き電子機器。
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