JP2001258278A - トラス型アクチュエータの駆動制御装置 - Google Patents

トラス型アクチュエータの駆動制御装置

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JP2001258278A
JP2001258278A JP2000072245A JP2000072245A JP2001258278A JP 2001258278 A JP2001258278 A JP 2001258278A JP 2000072245 A JP2000072245 A JP 2000072245A JP 2000072245 A JP2000072245 A JP 2000072245A JP 2001258278 A JP2001258278 A JP 2001258278A
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displacement
phase difference
unit
truss
type actuator
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JP2000072245A
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Kazuhiro Shibatani
一弘 柴谷
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
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    • HELECTRICITY
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    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H02N2/002Driving devices, e.g. vibrators using only longitudinal or radial modes
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    • HELECTRICITY
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音、振動および摩耗を少なくすること、およ
び被駆動部材の速度制御を行うことを可能となし得、し
かもアクチュエータの負荷変動や使用環境の変動に拘わ
らず、被駆動部材への出力状態を一定に制御することを
可能にする。 【解決手段】トラス型アクチュエータの一方の変位部2
又は3を駆動して他方の従動側の変位部3又は2に伝達
させるもので、両変位部の変位を各々検出する2つの変
位センサ11、12と、その変位センサの検出変位の位
相差を検出する位相差検出部13と、目標位相差を設定
する目標位相差設定部(CPU20等)と、位相差検出
部13からの位相差と目標位相差との偏差を判別する偏
差判別部14と、その判別結果に基づき発振周波数を変
更する周波数変更部(周波数制御部15及び発振器1
6)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの変位部の各
々の一端側が連結されているとともにその一端側で被駆
動部材を駆動するトラス型アクチュエータの駆動制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラス型アクチュエータの一つと
して、2つの変位部分が互いに直交するように鋼板を打
ち抜き、各変位部分の両面に圧電素子を貼付した薄板状
トラス型アクチュエータが知られている(薄型超音波リ
ニアモータの製作と評価:永留ほか、1998年度精密
工学会春季大会学術講演会講演論文集)。
【0003】このアクチュエータによる被駆動部材の駆
動方式としては、いずれか一方の側の圧電素子を共振駆
動して、変位部分の交差する頂点を被駆動部材に対して
斜めに衝突させ、被駆動部材を所定方向に移動させる方
式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の駆動方式による場合には、鋼板の頂点部分が被
駆動部材に直線的に衝突するため、騒音や振動が大き
く、また鋼板や被駆動部材の摩耗が激しいという問題点
を有していた。また、圧電素子の変位量を検出する機構
を有していないため、被駆動部材の速度制御等が困難で
あるという問題点を有している。更に、変位部分におけ
る共振駆動による変位を検出する機構を備えていないた
め、例えばアクチュエータに発生する負荷変動や、アク
チュエータの使用環境の変動により変位部分の変位が所
定値からずれて、被駆動部材への出力状態を一定に制御
することができないでいた。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、騒音、振動および摩耗を
少なくすること、および被駆動部材の速度制御を行うこ
とを可能となし得、しかもアクチュエータの負荷変動や
使用環境の変動に拘わらず、被駆動部材への出力状態を
一定に制御することができるトラス型アクチュエータの
駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトラス型アクチ
ュエータの駆動制御装置は、固定部、各先端側が交差す
るように各基端側が固定部に固定された2つの変位部、
および両変位部の先端に配設された合成部からなる駆動
部と、上記合成部を駆動対象の被駆動部材に加圧接触さ
せる加圧部とからなるトラス型アクチュエータに対し、
前記2つの変位部の一方の変位部を駆動して振動させ、
その振動を他方の従動側の変位部に伝達させることによ
り、被駆動部材を駆動させる片側駆動タイプのトラス型
アクチュエータの駆動制御装置であって、前記2つの変
位部の変位を各々検出する2つの変位検出部と、両変位
検出部の検出変位の位相差を検出する位相差検出部と、
目標位相差を設定する目標位相差設定部と、位相差検出
部からの位相差と目標位相差設定部からの目標位相差と
の偏差を判別する偏差判別部と、偏差判別部による判別
結果に基づき前記変位部の駆動周波数を変更する周波数
変更部とを具備することを特徴とする。
【0007】この本発明による場合には、2つの変位部
の一方の変位部を駆動して振動させ、その振動を他方の
従動側変位部に伝達させることにより、被駆動部材を駆
動させる。このとき、アクチュエータの両変位部に各々
配設した変位検出部が検出した両変位についての位相差
を位相差検出部が検出する。そして、位相差検出部が検
出した位相差と、目標位相差設定部からの目標位相差と
の偏差、つまり目標位相差に対する検出位相差の偏りを
偏差判別部が判別し、その判別結果に基づき周波数変更
部が発振周波数を前記偏差を解消するように変更するの
で、最終的に検出位相差と目標位相差とが一致するよう
になって、アクチュエータの負荷変動や使用環境の変動
に拘わらずに、被駆動部材への出力状態を一定に制御す
ることが可能になる。また、騒音、振動および摩耗を少
なくすること、および被駆動部材の速度制御を行うこと
も可能であり、これらは具体的には以下のようにして実
現される。
【0008】本発明のトラス型アクチュエータの駆動制
御装置において、前記目標位相差設定部に設定される前
記目標位相差を記憶するメモリを有し、その目標位相差
が変更可能となっている構成とすることができる。
【0009】この構成にあっては、メモリに記憶された
目標位相差データに応じて目標位相差設定部の設定目標
位相差が変更されるので、被駆動部材の速度を所望の速
度に可変制御することが可能になる。
【0010】本発明のトラス型アクチュエータの駆動制
御装置において、固定部、各先端側が交差するように各
基端側が固定部に固定された2つの変位部、および両変
位部の先端に配設された合成部からなる駆動部と、上記
合成部を駆動対象の被駆動部材に加圧接触させる加圧部
とからなるトラス型アクチュエータに対し、前記2つの
変位部の一方の変位部を駆動して振動させ、その振動を
他方の従動側の変位部に90゜の目標位相差で伝達させ
ることにより、被駆動部材を駆動させる片側駆動タイプ
のトラス型アクチュエータの駆動制御装置であって、前
記2つの変位部の変位を各々パルス信号として検出する
2つの変位検出部と、両変位検出部から出力されるパル
ス信号の相互の位相差を検出する位相差検出部と、前記
位相差検出部から出力される検出信号に基づき位相差に
応じてレベルが変化する信号を生成する第1の信号生成
部と、前記位相差検出部から出力される検出信号に基づ
き位相差に応じて逆方向にレベルが変化する信号を生成
する第2の信号生成部と、前記第1、第2の信号生成部
からそれぞれ出力される2つの信号に基づき両信号間の
偏差を判別する偏差判別部と、偏差判別部による判別結
果に基づき前記変位部の駆動周波数を変更する周波数変
更部とを具備することを特徴とする。
【0011】この発明にあっては、第1、第2の信号生
成部からそれぞれ出力される両信号が逆方向にレベルが
変化するものであるので、その両信号の中間値が、従動
側変位部が駆動側変位部に対して90゜の目標位相差で
従動させる際の目標位相差となり、その目標位相差に対
する検出位相差の偏差を求め、その偏差結果に基づいて
周波数を変更すればよく、目標位相差設定部を省略する
ことが可能になる。
【0012】ここで、駆動側変位部と従動側変位部との
位相差が+/−90゜であるときは合成部の軌跡は円軌
跡となり、それ以外のとき(直線軌跡となる0゜を除
く)は合成部の軌跡は楕円軌跡となる。上記位相差は、
前記駆動周波数との間に、後述する図2に示すような関
係があるので、合成部は円または楕円軌跡で動き、騒
音、振動が減少し、また合成部および被駆動部材の摩耗
を少なくすることが可能になる。
【0013】この発明の具体的な構成としては、前記位
相差検出部は、両変位検出部から出力されるパルス信号
相互の位相差に対応したデューティー比のパルス信号を
得る論理回路からなり、第1の信号生成部は、論理回路
から出力されるパルス信号を平滑化する第1の平滑化回
路からなり、第2の信号生成部は、論理回路から出力さ
れるパルス信号の位相を反転するインバータ回路と、イ
ンバータ回路から出力されるパルス信号を平滑化する第
2の平滑化回路とからなり、偏差判別部は、前記第1、
第2の信号生成部からそれぞれ出力される2つの信号の
レベルを比較する比較回路からなる構成とすることがで
きる。
【0014】本発明のトラス型アクチュエータの駆動制
御装置において、前記2つの変位部が積層型圧電素子か
らなり、前記変位検出部は該圧電素子に流れる電流値に
基づき該圧電素子の変位を検出する検出回路からなる構
成とすることができる。
【0015】この構成にあっては、圧電素子に流れる電
流値に対して圧電素子の変位がほぼ比例する関係がある
ことを利用しており、それ故に変位検出部が圧電素子に
流れる電流値を検出することで、被駆動部材の速度制御
が可能になる。
【0016】本発明のトラス型アクチュエータの駆動制
御装置において、前記変位検出部は前記2つの変位部に
それぞれ取付けられ、その変位を検出する歪みゲージか
らなる構成とすることができる。
【0017】この構成にあっては、歪みゲージで変位部
の変位を検出するので、駆動信号に矩形波を直接使用し
て積層型圧電素子に流れる電流値を検出する場合に発生
する、駆動側の変位部に関する電流値の脈動に伴う不正
確な位相検出を防止することが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に基づき具
体的に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る駆動制御装置を適用
するトラス型アクチュエータの構成を示す模式的正面図
である。
【0020】このトラス型アクチュエータは、駆動部1
と加圧部6とを有し、円板状の被駆動部材10を回転駆
動するものである。駆動部1は、例えば90°の挟み角
度で交差された2本の第1変位部2および第2変位部3
と、これら第1、第2変位部2、3の先端側の交点に接
着された合成部4と、第1、第2変位部2、3の後端側
の端面が接着された固定部5とから構成されている。
【0021】第1、第2変位部2、3には各々、圧電効
果により電気信号を変位に変換する積層型の圧電素子が
用いられている。合成部4には、安定して高い摩擦係数
が得られ、摩耗し難いタングステンなどの金属材料が用
いられている。固定部5は、製造し易く強度の得られる
ステンレスなどの金属材料が用いられている。また、こ
れらの接着には接着力や強度に優れたエポキシ樹脂系の
接着剤が用いられる。
【0022】被駆動部材10は、例えば鉄、アルミニウ
ムなどの金属で作られた円板状のロータであり、合成部
4との接触による摩耗を防ぐため、その側面にはタフト
ライド処理、アルマイト処理などの表面処理が施されて
いる。加圧部6は、例えばコイルばねで構成され、固定
部5を被駆動部10であるロータの中心方向に加圧する
ように設定されている。
【0023】このように構成されたトラス型アクチュエ
ータを駆動する本実施形態に係る駆動制御装置は、被駆
動部材10の回転方向に応じて、2つの第1、第2変位
部2、3のうち一方のみを駆動するものである。
【0024】図2は、第1変位部2のみを駆動する場合
における駆動周波数(横軸)と両変位部2、3の位相差
(縦軸)の関係を示す図である。なお、図2(a)は、
駆動側の第1変位部2の変位に対し、従動側の第2変位
部3の変位が進む場合であり、図2(b)は従動側の第
2変位部3の変位が遅れる場合である。この図2のデー
タは実験により確認されている。
【0025】この図2により理解されるように、第1、
第2の各変位部2、3の位相差は駆動周波数により変化
し、駆動周波数と位相差との関係はほぼ線形関係にあ
る。具体的には、駆動周波数を減少させていくと位相差
が進み、駆動周波数を増加させていくと位相差が遅れ
る。
【0026】本発明は、この図2の駆動周波数と変位部
の位相差との関係を利用して制御するものである。
【0027】ところで、従動側の第2変位部の位相が進
むか遅れるかは、トラス型アクチュエータの設計により
決定される。それ故に、駆動周波数を変更することにつ
いては、設計されたトラス型アクチュエータの特性、つ
まり第2変位部の位相が進むか遅れるかに応じ、被駆動
部材10の回転方向に対して第1変位部2を駆動側とす
るか或いは第2変位部3を駆動側とするかにつき切替え
る必要がある。
【0028】図3は、本発明の駆動制御装置の基本構成
を示すブロック図である。
【0029】この駆動制御装置は、第1、第2変位部
2、3に各々取付けられた変位センサ11、12と、変
位センサ11、12からの信号を入力する位相差検出部
13と、位相差検出部13からの信号およびCPU20
からD/A変換器21を介して目標位相差が入力される
偏差判別部14と、偏差判別部14からの信号を入力す
る周波数制御部15と、周波数制御部15にて発振周波
数が制御される、発振周波数可変の発振器16と、発振
器16の出力側に設けられたパワーアンプ17と、CP
U20からI/O22を介して第1、第2変位部2、3
の一方に信号を選択出力する切り替えスイッチ18とか
らなる。なお、周波数制御部15および発振器16は、
周波数変更部を構成する。また、上記切り替えスイッチ
18は、第1変位部2を駆動する場合にオンとされる第
1スイッチ部18aと、第2変位部3を駆動する場合に
オンとされる第2スイッチ部18bとからなる。
【0030】この駆動制御装置にあっては、各変位部
2、3に取付けた変位センサ11、12が各変位部2、
3の変位を検出し、位相差検出部13は各変位の位相差
を検出し、偏差判別部14は位相差検出部13からの検
出位相差と、CPU20からの目標位相差との偏差を判
別する。その判別された偏差に基づき、周波数制御部1
5が発振器16の発振周波数を、前記偏差を解消する方
向に変更する、例えば現状の周波数に対して一定分だけ
高い、或いは一定分だけ低い周波数に増減させることに
より、最終的に第1変位部2と第2変位部3の位相差を
制御する。これは、合成部4の軌跡形状を制御すること
であり、被駆動部10への駆動出力を制御することにな
る。
【0031】なお、被駆動体10の回転方向は、第1ス
イッチ部18aと第2スイッチ部18bのオンオフ状態
を切り替えることで時計回りまたは反時計周りのいずれ
にもすることができる。例えば第1変位部2を駆動側と
していた場合には、第2変位部3を駆動側とすることに
より行う。
【0032】本発明の駆動制御装置では、偏差を解消す
る方向に周波数を変更することを1回または2回以上行
うことにより、最終的に、第1変位部2と第2変位部3
との位相差を、CPU20から与えられる目標位相差に
一致させることが可能である。よって、トラス型アクチ
ュエータに負荷変動が発生したり、或いはトラス型アク
チュエータを使用する環境に変動が発生したりしても、
本発明の駆動制御装置は被駆動部材10への出力状態を
一定に制御することが可能になる。
【0033】また、本発明の駆動制御装置は、前記CP
U20に備わったメモリなどに目標位相差のパターンを
記憶させた構成としてもよい。このように構成した場合
には、記憶したパターンで被駆動部材10の速度制御、
或いは力制御を行うことが実現される。上記パターンと
しては、種々のものを設定記憶することが可能であり、
要は被駆動部材10を駆動するパターンに目標位相差の
パターンを設定しておけばよい。
【0034】次に、本発明の駆動制御装置に用いること
ができる変位センサの例につき説明する。
【0035】図4は、変位センサ11、12として、抵
抗Rを用いた場合の駆動制御装置を示すブロック図であ
る。なお、変位部2、3には、積層型圧電素子を用いて
いる。また、図3の発振器16に代えて、DDS(ダイ
レクトデジタルシンセサイザ)を用い、周波数変更部と
してはDDS16の前段にアップ/ダウンカウンタ33
を配した構成としている。
【0036】この場合の変位センサは、圧電素子2、3
に直列接続した抵抗Rであり、この抵抗Rによる電圧降
下に伴う電流値を検出することで、圧電素子2、3に流
れる電流値Iを電流検出部31、32にて測定する。電
流検出部23は、内蔵するゼロクロスコンパレータによ
り検出した電流値Iをパルス信号に変換し、位相差検出
部13に出力する。
【0037】この駆動制御装置の場合、圧電素子2、3
の特性より、圧電素子2、3の変位は圧電素子2、3に
流れる電流値Iにほぼ比例しているため、圧電素子2、
3の変位を検出できる。
【0038】次に、上記電流検出部31、32から圧電
素子2、3の変位をパルス信号として位相差検出部に出
力するタイプの駆動制御装置に用いることができる位相
差検出部および偏差判別部の例につき説明する。
【0039】図5は、その位相差検出部および偏差判別
部を示すブロック図である。
【0040】この位相差検出部としては、1つのEx−
Or回路13から構成され、このEx−Or回路13に
は、図6(a)に示すパルス信号に変換された駆動側素
子の変位信号と、図6(b)に示すパルス信号に変換さ
れた従動側素子の変位信号とが入力される。
【0041】位相差検出部としてのEx−Or回路13
の出力は、図6(c)に示すように、図6(a)および
図6(b)に示す変位信号の位相差に対応したデューテ
ィー比のパルス信号である。このパルス信号は、図5に
示す第1LPF(ローパスフィルタ)34により平滑化
され、具体的には図8に示す出力波形Pとされ、このP
の出力と、CPU20からD/A変換器30を介して指
定された目標位相差を示す電圧(図8に示すA)とが、
偏差判別部としてのコンパレータ14により比較され
て、Pの出力を電圧Aに近づける方向、つまり周波数を
一定量だけ増やすべきか減少させるべきかが判別され
る。
【0042】特に、目標位相差が90°である場合に
は、図7に示す構成とすることができる。即ち、位相差
検出部としてのEx−Or回路13の出力をインバータ
35にて反転し(図6(d)参照)、第2LPF36に
より平滑化している。
【0043】このとき、第1、第2LPF34、36の
出力値と位相差との関係は図8に示すようになる。すな
わち、第2LPF36から出力される信号の波形は、第
1LPF34から出力される信号の波形Pを反転した波
形Qとなる。第1LPF34と第2LPF36の出力値
が交わる点が位相差90°である。よって、第1LPF
34の出力と第2LPF36の出力との中間出力値を目
標位相差(すなわち90゜)とし、これに対して検出位
相差(Pの出力)が高い(H)のときは、Pの出力が低
くなって目標位相差(中間出力値)に近付くように周波
数変更を行い、逆に検出位相差(34の出力)が低い
(L)のときは、Pの出力が高くなって目標位相差(中
間出力値)に近付くように周波数変更を行うようにす
る。したがって、目標位相差を90°に固定とする場合
は、CPU20からの目標値指定は必要ない。
【0044】次に、電流検出部から圧電素子の変位をパ
ルス信号として位相差検出部に出力するタイプの駆動制
御装置に用いることができる周波数変更部の例につき、
前述の図4に基づき説明する。この場合の周波数変更部
30には、発振器16にDDSを用い、その前段にアッ
プ/ダウンカウンタ33を配している。
【0045】偏差判別部14からの判別結果は、アップ
/ダウンカウンタ33に入力され、ここで周波数を一定
量だけ変更すべくカウント値が変更される。その変更後
のカウント値はDDS16に入力され、DDS16はそ
のカウント値に対応した周波数(正弦波)で発振する。
【0046】また、図4に示す発振器としてのDDS1
6に代えて、図9に示すように、D/A変換器34とV
CO(電圧制御発振器)35に置換えることが可能であ
る。この場合にも同様な周波数変更ができる。なお、V
CO35の出力波形は正弦波であるが、必ずしも正弦波
でなくてもよい。
【0047】また、本発明の駆動制御装置は、図10に
示すようにCPU20より変位部を駆動する信号を生成
することも可能である。つまり、CPU20からD/A
変換器21を介して出力された目標位相差と、位相差検
出部13からの検出位相差との差を偏差判別部14が判
別し、その判別結果がI/O36を介してCPU20に
入力され、CPU20はその差に基づき駆動信号を出力
する。但し、前述のDDS16もしくはVCO35を用
いる場合は、これらの出力波形は正弦波であるが、この
図10の駆動制御装置にあっては、CPU20からD/
A変換器31を介して出力される信号の波形は方形波で
あるため、その方形波の出力をLPF38により正弦波
に波形整形してパワーアンプ17に与えられる。
【0048】なお、上述した実施形態では明言していな
いが、本発明の駆動制御装置で駆動する場合、上述の積
層型圧電素子で構成されたトラス型アクチュエータは、
2つの変位部の片側が駆動される片側駆動タイプのトラ
ス型アクチュエータとして機能する。この片側駆動タイ
プのトラス型アクチュエータにおいては、従動側の変位
部としての圧電素子は弾性体としての役割と変位センサ
としての役割とを兼用する。さらに、駆動する圧電素子
を一方側から他方側に切替えることにより、駆動側素子
と従動側素子の役割は反転することになる。
【0049】また、上述した実施形態では変位センサと
して抵抗を用いているが、本発明はこれに限らず、ひず
みゲージを使用することができる。詳述すると、前述し
た積層型圧電素子を用いたトラス型アクチュエータにお
いて、駆動信号に矩形波を直接用いる場合、駆動側素子
の電流値に脈動があらわれ、位相検出が正しく行われな
いことがある。このような場合、変位部にひずみゲージ
を接着し、変位を測定する。具体的な構成は、以下のよ
うにすることができる。
【0050】図11は、変位部に弾性体を用いたトラス
型アクチュエータを示す模式的正面図であり、ボルト締
めランジュバン型の振動子を用いた例である。具体的に
は、変位部52は、2つの金属円柱体52a、52bの
間に、両側が電極板で挟まれた2つの単板圧電素子から
なる素子部53が配設され、かつ金属円柱体52a側に
ホーン形をした弾性体54が配設され、その全体がボル
トにより締め付けられた構成である。もう一方の変位部
55も同様であり、2つの金属円柱体55a、55bの
間に、両側が電極板で挟まれた2つの単板圧電素子から
なる素子部56が配設され、かつ金属円柱体55a側に
ホーン形をした弾性体57が配設され、その全体がボル
トにより締め付けられた構成である。
【0051】両変位部52、55は、素子部53、56
を構成する電極板を介して固定部61に取付けられ、両
変位部52、55の一端(図の上側)には合成部60が
固定されている。両変位部52、55の変位は、弾性体
54、57に取付けた歪みゲージ58、59にて電圧値
として検出される構成となっている。なお、弾性体5
4、57は変位拡大のために、先細りのホーン形状とさ
れている。
【0052】図12は、変位部に弾性体を用いた、他の
トラス型アクチュエータを示す模式的正面図である。
【0053】固定部70に単板圧電素子71、74を配
置し、その単板圧電素子71、74に弾性体からなる変
位部72、75の基端を接続し、変位部72、75の先
端側に合成部77が固定されている。また、弾性体から
なる変位部72、75の途中には、歪みゲージ73、7
6が取付けられている。
【0054】単板圧電素子71、74に流れる電流は微
小であるため、電流検出により変位を検出することが困
難な場合があるが、変位部72、75に歪みゲージ7
3、76を接着し、変位を測定するようにしているの
で、確実に変位の検出が可能となる。
【0055】図13は、被駆動部材を一方向に回転させ
る場合に適用できるトラス型アクチュエータを示す模式
的正面図である。
【0056】このトラス型アクチュエータは、一方の駆
動側変位部81が積層型圧電素子で、他方の従動側変位
部82が弾性体で構成され、積層型圧電素子からなる駆
動側変位部81には変位検出用の抵抗Rが接続され、弾
性体からなる従動側変位部82には、従動側変位部82
の変位を検出する歪みゲージ83が取付けられている。
両変位部81、82の基端側は固定部80に固定され、
両変位部81、82の先端側には合成部84が取付けら
れている。
【0057】この構成の場合は、駆動する圧電素子が1
つでよいのでコストを低減できる利点がある。更に、従
動側変位部82と固定部80を一体成形可能であるの
で、コスト低減ができる。なお、この構成による場合に
は、駆動側変位部81としては、積層型圧電素子で、単
板圧電素子と弾性体とを組み合わせたものなどが考えら
れる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による場合
には、トラス型アクチュエータの負荷変動や使用環境の
変動による影響を受けずに、被駆動部材への出力状態を
一定に保つことができる。また、目標位相差の設定によ
り合成部の軌跡制御ができるので、被駆動部材の速度制
御や力制御が可能になる。特に、合成部を円軌跡や楕円
軌跡で駆動させる場合には、直線軌跡による場合とは異
なり、合成部が被駆動部材に対して滑らかに当接する状
態となるため、騒音、振動および摩耗を少なくすること
ができる。更に、駆動する変位部が片側でよいため、駆
動回路を簡略化でき、消費電力を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動制御装置を適用するトラス型
アクチュエータの構成を示す模式的正面図である。
【図2】一方の変位部のみを駆動する場合における駆動
周波数と変位部の位相差の関係を示す図であり、(a)
は、駆動側の変位部の変位に対し、従動側の変位部の変
位が進む場合であり、(b)は従動側の変位部の変位が
遅れる場合である。
【図3】本発明の駆動制御装置の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の駆動制御装置を構成する変位検出部に
電流検出用の抵抗を用いた構成のブロック図である。
【図5】本発明の駆動制御装置を構成する位相差検出部
および偏差判別部に用いられる、回路構成の例を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の駆動制御装置を構成する位相差検出部
から偏差判別部までにおける信号を示す図であり、
(a)は位相差検出部の入力信号(変位信号)であるパ
ルス波形を示す図、(b)は位相差検出部の他の入力信
号(変位信号)であるパルス波形を示す図、(c)は位
相差検出部の出力信号であるパルス波形を示す図、
(d)は位相差検出部の出力信号をインバータしたパル
ス波形を示す図である。
【図7】本発明の駆動制御装置を構成する位相差検出部
および偏差判別部に用いられる、回路構成の他の例を示
すブロック図である。
【図8】図5および図7の回路構成による信号例を示す
図である。
【図9】本発明の駆動制御装置を構成する周波数変更部
の回路構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の駆動制御装置の他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の駆動制御装置が適用される、変位部
に弾性体を用いたトラス型アクチュエータを示す模式的
正面図である。
【図12】本発明の駆動制御装置が適用される、変位部
に弾性体を用いた、他のトラス型アクチュエータを示す
模式的正面図である。
【図13】本発明の駆動制御装置により被駆動部材を一
方向に回転させる場合に適用できるトラス型アクチュエ
ータを示す模式的正面図である。
【符号の説明】
1 駆動部 2 第1変位部 3 第2変位部 4 合成部 5 固定部 6 加圧部 10 被駆動部材 11、12 変位センサ 13 位相差検出部 14 偏差判別部 15 周波数制御部 16 発振器 17 パワーアンプ 18 切り替えスイッチ 20CPU 21 D/A変換器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部、各先端側が交差するように各基
    端側が固定部に固定された2つの変位部、および両変位
    部の先端に配設された合成部からなる駆動部と、上記合
    成部を駆動対象の被駆動部材に加圧接触させる加圧部と
    からなるトラス型アクチュエータに対し、前記2つの変
    位部の一方の変位部を駆動して振動させ、その振動を他
    方の従動側の変位部に伝達させることにより、被駆動部
    材を駆動させる片側駆動タイプのトラス型アクチュエー
    タの駆動制御装置であって、 前記2つの変位部の変位を各々検出する2つの変位検出
    部と、 両変位検出部の検出変位の位相差を検出する位相差検出
    部と、 目標位相差を設定する目標位相差設定部と、 位相差検出部からの位相差と目標位相差設定部からの目
    標位相差との偏差を判別する偏差判別部と、 偏差判別部による判別結果に基づき前記変位部の駆動周
    波数を変更する周波数変更部とを具備することを特徴と
    するトラス型アクチュエータの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記目標位相差設定部に設定される前記
    目標位相差を記憶するメモリを有し、その目標位相差が
    変更可能となっていることを特徴とする請求項1に記載
    のトラス型アクチュエータの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 固定部、各先端側が交差するように各基
    端側が固定部に固定された2つの変位部、および両変位
    部の先端に配設された合成部からなる駆動部と、上記合
    成部を駆動対象の被駆動部材に加圧接触させる加圧部と
    からなるトラス型アクチュエータに対し、前記2つの変
    位部の一方の変位部を駆動して振動させ、その振動を他
    方の従動側の変位部に90゜の目標位相差で伝達させる
    ことにより、被駆動部材を駆動させる片側駆動タイプの
    トラス型アクチュエータの駆動制御装置であって、 前記2つの変位部の変位を各々パルス信号として検出す
    る2つの変位検出部と、 両変位検出部から出力されるパルス信号の相互の位相差
    を検出する位相差検出部と、 前記位相差検出部から出力される検出信号に基づき位相
    差に応じてレベルが変化する信号を生成する第1の信号
    生成部と、 前記位相差検出部から出力される検出信号に基づき位相
    差に応じて逆方向にレベルが変化する信号を生成する第
    2の信号生成部と、 前記第1、第2の信号生成部からそれぞれ出力される2
    つの信号に基づき両信号間の偏差を判別する偏差判別部
    と、 偏差判別部による判別結果に基づき前記変位部の駆動周
    波数を変更する周波数変更部とを具備することを特徴と
    するトラス型アクチュエータの駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記位相差検出部は、両変位検出部から
    出力されるパルス信号相互の位相差に対応したデューテ
    ィー比のパルス信号を得る論理回路からなり、 第1の信号生成部は、論理回路から出力されるパルス信
    号を平滑化する第1の平滑化回路からなり、 第2の信号生成部は、論理回路から出力されるパルス信
    号の位相を反転するインバータ回路と、インバータ回路
    から出力されるパルス信号を平滑化する第2の平滑化回
    路とからなり、 偏差判別部は、前記第1、第2の信号生成部からそれぞ
    れ出力される2つの信号のレベルを比較する比較回路か
    らなることを特徴とする請求項3に記載のトラス型アク
    チュエータの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記2つの変位部が積層型圧電素子から
    なり、前記変位検出部は該圧電素子に流れる電流値に基
    づき該圧電素子の変位を検出する検出回路からなること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のトラス
    型アクチュエータの駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記変位検出部は前記2つの変位部にそ
    れぞれ取付けられ、その変位を検出する歪みゲージから
    なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    のトラス型アクチュエータの駆動制御装置。
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