JP2001216955A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
ことができ、かつ貼り付け作用が容易な新旧識別ラベル
を貼り付けてなる電池を得ること。 【解決手段】 感熱性接着剤層を有する絶縁基材からな
る新旧識別シールにより、前記接着剤層を介して、正極
端子および負極端子の少なくとも一方が覆われてなる電
池。
Description
態、すなわち電池が新しいか古いかを識別することので
きるシールを貼り付けた電池に関する。
バージン性を識別できるように、種々の方法が考案され
ている。例えば、実開昭52−72029号公報には、
熱可塑性合成樹脂製の断面L字状の絶縁リングと、これ
と一体成形された架橋状の帯状部とからなる正極端子面
用封止具が開示されている。しかし、この封止具は構造
が複雑であり、一体成形工程そのものが煩雑になるとい
う問題がある。また、封止具を正極端子面へ取り付ける
ことが比較的困難であるという問題がある。さらに、こ
の封止具は負極端子面には適用できない。
は、紙などの絶縁性薄板の中心部の周辺に小さな孔を設
け、中心部以外の部分に接着剤を塗布して得られる乾電
池用の新旧区分板が開示されている。また、実開昭58
−169768号公報には、乾電池用封印テープが開示
されている。このテープは、帯状のテープ本体の一方の
面に粘着剤を塗布し、得られる粘着面の中央部に沿って
帯状フィルムを接着し、前記フィルムをベースに接着
し、切り込みによって、前記フィルムがテープ本体中央
部に位置する封印テープを前記ベースから引きはがすこ
とができるように形成することによって得られる。しか
し、これらの公報に記載されている接着剤は、いわゆる
粘着性を有する接着剤であり、正極端子面および負極端
子面のいずれにも適用が可能であるが、貼り付けの作業
性に劣るという問題がある。
点に鑑み、本発明は、正極端子および負極端子のいずれ
にも用いることができ、かつ貼り付け作用が容易な新旧
識別シールを貼り付けてなる電池を得ることにある。
び負極端子の少なくとも一方に、感熱性接着剤層を有す
る絶縁基材からなる新旧識別シールが、前記接着剤層を
介して、貼り付けられている電池を提供する。前記絶縁
基材は熱収縮性樹脂フィルムからなるのが好ましい。ま
た、前記シールが、前記正極端子面および/または負極
端子面に接する部分に、非接着剤層を有するのが好まし
い。また、前記電池が熱収縮性外装材で覆われており、
前記新旧識別シールが前記外装材と一体に形成されてい
るのが有効である。ここで、本発明において、「端子
面」とは、電池の端子における最も外側の端部に位置す
る面をいう。
る絶縁基材からなる新旧識別シール(以下、「識別シー
ル」という。)により、前記接着剤層を介して、正極端
子および負極端子の少なくとも一方が覆われている電池
を提供する。ここで、本発明の最大の特徴は、識別シー
ルに、感熱性接着剤層を設けた点にある。かかる感熱性
接着剤層があると、感熱性接着剤層の部分をポイント的
に加熱するだけで、識別シールを正極端子面および/ま
たは負極端子面に貼り付けることができるのである。さ
らに、感熱性接着剤層によれば、識別シールを一旦剥が
すと、加熱源がないかぎり再び貼り付けることができ
ず、バージン性の確保に対する信頼性が向上するという
利点がある。
剤層を有する絶縁基材からなる。絶縁基材としては、絶
縁性を有し、電池の正極端子および負極端子に沿って貼
り付けることができるように、ある程度折り曲げたりす
ることのできるものであれば特に制限はない。例えば、
紙、各種樹脂フィルムなどがあげられる。なかでも、端
子の形状に沿って収縮することにより端子を密着して覆
うため、識別シールの周縁部が引っかかりにくく取れに
くいという信頼性の観点から、熱収縮性フィルムを用い
るのが好ましい。熱収縮性樹脂フィルムとしては、例え
ばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
ミドなどより形成される(例えば厚さ0.01〜0.2
mm程度)単層または多層のフィルムを使用することが
できる。前記熱収縮性フィルムとしては、電池に貼り付
けたときに周方向に大きく収縮するように、一軸または
二軸に延伸して形成されたフィルムを用いるのが好まし
い。
剤としては、例えばポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体などのエチレン系樹脂に、ロジン、石油樹
脂、テルペン樹脂などの粘着付与剤、可塑剤、滑剤など
を添加して形成した接着剤を使用することができる。こ
の感熱性接着剤は、絶縁基材として熱収縮性フィルムを
用いる場合に特に好ましい。例えば、感熱性接着剤の感
熱接着温度と熱収縮性フィルムの熱収縮温度とを適宜選
択することにより、感熱性接着剤による接着と熱収縮性
フィルムの熱収縮との順序を変えることができる。感熱
性接着剤の感熱接着温度が熱収縮性フィルムの熱収縮温
度より低い場合は、識別シールを貼り付ける際に徐々に
加熱することにより、まず接着させてから、熱収縮させ
ることができる。また、反対に感熱性接着剤の感熱接着
温度が熱収縮性フィルムの熱収縮温度より高い場合は、
識別シールの適用に当たって、まず熱収縮させてから接
着することができる。確実に、かつ美観を損なわずに識
別シールを配するという観点からは前者が好ましいと考
えられる。
別シールの形態について説明する。なお、本発明におけ
る識別シールの形態は、少なくとも正極端子面および負
極端子面を有効に封止することができればこれらのみに
限定されるものではない。 (1)正極端子について まず、正極端子用の識別シールの形態の例について説明
する。図1は、正極端子に識別シールを貼り付けた本発
明の一実施の形態に係る電池の斜視図である。図1に示
すように、電池本体1の正極端子2に識別シール3を貼
り付けることにより、本発明の電池が構成されている。
ここで、識別シール3は、正極端子2と接する両方の端
部3’に、感熱性接着剤を塗布することにより形成され
た層を有するのが好ましい。このように、端部3’のみ
が接着剤層を有すれば、その上面のみを加熱することに
より、識別シール3を正極端子2に貼り付けることがで
きる。また、正極端子2の最端部である正極端子面2’
と接する識別シール3の部分に、感熱接着剤層を設けな
ければ、すなわち非接着剤層を設ければ、識別シール3
を容易に取り外すことができるという利点がある。
貼り付けた本発明の別の実施の形態に係る電池の斜視図
である。電池の種類によって正極端子は種々の形状を採
りうるため、正極端子2のうち少なくとも正極端子面
2’を覆うことができれば、図2に示すように、正極端
子の一部に識別シール3を貼り付ける態様としてもよ
い。なお、図2において、図1と同じ符号を用いて表し
た部分は前述と同じである。
に係る識別シール3を貼り付ける態様を示す。図3は、
負極端子に識別シールを貼り付けた本発明の一実施の形
態に係る電池の斜視図である。また、図4は、負極端子
に識別シールを貼り付けた本発明の別の実施の形態に係
る電池の斜視図である。図4に示すように、負極端子5
の全面を覆うことのできる円形の識別シール3を貼り付
けてもよい。ただし、剥がし易さの観点から、感熱性接
着剤層は負極端子面以外の周縁部に設けるのが好まし
い。また、図3に示すような帯形状の識別シール3とし
てもよく、負極端子5の負極端子面5’と接する部分に
は感熱性接着剤層を設けず、識別シール3の両端部3’
にのみ感熱性接着剤層を設けるのが好ましい。なお、こ
こでは正極端子と負極端子について識別シールの形状を
例示したが、これらの形状は正極端子および負極端子の
間で任意に組み合わせて用いることができる。さらに、
本発明に係る識別シールは、電池の形状に応じて適宜変
更することが可能であり、これらの形状に限定されるも
のではない。
材と一体に形成されていると有効である。図5に、外装
材に一体に形成された識別シールを電池に設ける様子を
説明するための図を示す。図5に示すように、外装材6
には、識別シール3が一体に形成されており、その境界
部にはミシン目7を設けるのが好ましい。また、識別シ
ール3の正極端子2に面する側の面には、感熱性接着層
を設けるが、識別シール3の取り外しが容易になるよう
に、その端部8に感熱性接着剤が塗布されていないマー
ジンを設けておくのが有効である。また、正極端子2の
正極端子面2’と接する部分には、感熱性接着剤層を設
けないのが好ましい。
た識別シールを有する電池の部分概略断面図を示す。図
6に示す矢印の部分に加熱しながら押圧することによ
り、外装材6で電池を覆うとともに、新旧識別シール3
を正極端子2に貼り付けることができる。端部8は接着
していないため、これを引っ張れば、容易に識別シール
3を剥がすことができる。また、正極端子面2’に感熱
性接着剤層を設けていないため、識別シール3を容易に
取り外すことができる。
け作業が容易で、バージン性の確保に関して信頼性に優
れる電池を得ることができる。
実施の形態に係る電池の斜視図である。
の実施の形態に係る電池の斜視図である。
実施の形態に係る電池の斜視図である。
の実施の形態に係る電池の斜視図である。
を電池に設ける様子を説明するための図である。
を有する電池の部分概略断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 正極端子および負極端子の少なくとも一
方に、感熱性接着剤層を有する絶縁基材からなる新旧識
別シールが、前記接着剤層を介して、貼り付けられてい
る電池。 - 【請求項2】 前記絶縁基材が熱収縮性樹脂フィルムか
らなる請求項1記載の電池。 - 【請求項3】 前記新旧識別シールが、前記正極端子面
および/または負極端子面に接する部分に、非接着剤層
を有する請求項1または2記載の電池。 - 【請求項4】 前記電池が熱収縮性外装材で覆われてお
り、前記新旧識別シールが前記外装材と一体に形成され
ている請求項1〜3のいずれかに記載の電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311027A JP3853144B2 (ja) | 1999-11-24 | 2000-10-11 | 電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP33251199 | 1999-11-24 | ||
JP2000311027A JP3853144B2 (ja) | 1999-11-24 | 2000-10-11 | 電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3853144B2 JP3853144B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=26574204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000311027A Expired - Fee Related JP3853144B2 (ja) | 1999-11-24 | 2000-10-11 | 電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3853144B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014207063A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-30 | Fdkエナジー株式会社 | 電池 |
JP2016173976A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | Fdkエナジー株式会社 | 筒型電池 |
KR20210002689U (ko) * | 2020-05-28 | 2021-12-07 | 황영상 | 건전지의 봉인 시트지 |
-
2000
- 2000-10-11 JP JP2000311027A patent/JP3853144B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016173976A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | Fdkエナジー株式会社 | 筒型電池 |
KR20210002689U (ko) * | 2020-05-28 | 2021-12-07 | 황영상 | 건전지의 봉인 시트지 |
KR200495619Y1 (ko) * | 2020-05-28 | 2022-07-08 | 황영상 | 건전지의 봉인 시트지 |
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Publication number | Publication date |
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JP3853144B2 (ja) | 2006-12-06 |
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