JP3145091U - 両面テープ - Google Patents

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貴信 辻
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Abstract

【課題】離型紙を不要とし、密封性を要求する包装体の開封テープに適したテープを提供する。
【解決手段】プラスチックフィルムまたは紙からなるテープ基材1の片面に粘着剤層2が形成されており、反対側の面にはワックスを主成分とするホットメルト接着剤層3が形成されており、離型紙なしでロール状に巻かれていることを特徴とする両面テープ。離型紙を使用しないので、接着時に離型紙を剥がす必要がなく、余分なゴミが生じることもない。
【選択図】図2

Description

本考案はプラスチックフィルムまたは紙を基材とする両面テープに関するものである。
両面テープは2つの物を貼り合わせる際に使用すると便利であるので、種々の分野で広く使用されている。従来の両面テープは離型紙が必要であり、例えば特開2000−265132号公報(特許文献1)には、テープ基材の両面に粘着剤層が形成されており、それら粘着剤層の表面をそれぞれ剥離紙で被覆した両面テープが開示されており、或いは特開平6−299127号公報(特許文献2)には、テープ基材の少なくとも一面に再剥離再接着可能な接着剤層を形成した両面テープで、片方の面の接着剤層(または粘着剤層)を1枚の離型紙で被覆して、ロール状に巻いた両面テープが開示されている。
また、特開2000−80334号公報(特許文献3)には、剥離紙の片面に再剥離再貼着型の感圧接着剤層と強粘着型の感圧接着剤層を積層して、ロール状に巻いた両面テープが開示されている。
特開2000−265132号公報 特開平6−299127号公報 特開2000−80334号公報
従来の両面テープは少なくとも片面に離型紙が必要である。離型紙は紙に液状シリコーンをコーティングして、乾燥し、薄膜を形成させたものであるが、塗布面に異物などが存在すると、その部分はシリコーンがはじかれて、薄膜が存在しない状態になるという製造上の問題がある。また、このような問題のある離型紙を粘着テープに誤って使用したとすると、シリコーン膜が存在しない箇所の紙部分が粘着剤に付着しているので、その離型紙を粘着テープから剥がして、粘着テープを被対象物に接着させた場合、紙が付着した箇所は接着されず、浮いた状態となってしまうという問題が生じる。
また、接着する時には、離型紙を剥がしながら作業を行わなければならず、手間が掛かるとともに、剥がした離型紙はゴミとなり、ゴミを増加させるという問題もある。
更に、一旦離型紙を剥がしてしまうと、剥がした箇所は粘着剤が露出した状態になるので、剥がした箇所の全面を直ちに何かに接着する必要がある。このため、両面テープの片面では一部分のみを接着に供しようとすると、離型紙を部分的に残しておかなければならないが、この残した離型紙が意図せずに剥がれてしまうと、その部分が他の物に貼着してしまうなどと、作業性が悪いという問題がある。
本考案によれば、プラスチックフィルムまたは紙からなるテープ基材の片面に粘着剤層が形成されており、反対側の面にはワックスを35%以上含むまたはワックスを主成分とするホットメルト接着剤層が形成されており、離型紙なしでロール状に巻かれていることを特徴とする両面テープにより、前述した問題を解決する。
本考案の両面テープでは剥離紙を使用していないので、前述したような剥離紙を使用する場合の問題が生じず、また、テープの表面に剥離紙の一部が付着したままであるということがない。
更に、本考案によれば、剥離紙を使用しないので、接着時に剥離紙を剥がす必要がなく、また、剥がした剥離紙をゴミとして捨てる必要もない。
また、本考案の両面テープによれば、テープの片面のみが粘着性を有しており、そのテープの片面を必要箇所に貼着すれば、他面は加熱しないと接着力を発揮しないので、他面が意図しない箇所に貼着してしまう心配がなく、安心して所定の作業を行うことができる。
本考案によれば、両面テープの片面にワックスを主成分とするホットメルト接着剤層が形成されているので、必要な部分にだけ熱をかけて、部分的に接着することができ、全面的に接着しなくてもよい。また、開封テープとして使用する場合はホットメルト接着剤により完全密封できる。
以下、本考案を図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の両面テープの実施例の拡大断面図である。図2は本考案の実施例の両面テープの断面説明図である。
本考案の両面テープ10はプラスチックフィルムまたは紙からなるテープ基材1の片面に粘着剤層2が形成されており、テープ基材1の反対側の面にはワックスを主成分とするホットメルト接着剤層3が形成されている。そして、本考案の両面テープ10は図2に示すように、離型紙なしでロール状に巻かれている。
テープ基材1は通常テープに使用するものであれば特に限定されない。テープ基材1として紙を使用する場合は、天然の材料からなる紙でも、合成紙でもよい。また、本考案ではホットメルト接着剤層3としてワックスを主成分とするものを使用するので、テープ基材1としてプラスチックフィルムを使用する場合でも、任意の材質のプラスチックフィルムを使用することができる。すなわち、片面に設けたホットメルト接着剤層3を加熱により溶融する際に、テープ基材1が溶融しないように、ホットメルト接着剤層3の融点よりも高い融点を有するプラスチックフィルムとすることが好ましいが、一般に、ワックスは融点がプラスチックよりも低いので(パラフィンワックスは40〜70℃程度、マイクロクリスタリンワックスは60〜90℃程度)、プラスチックフィルムとして任意のものを使用できる。
粘着剤層2を構成する粘着剤としては、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤など、任意の粘着力を有するものを使用できる。
ホットメルト接着剤層3は所謂ワックス系接着剤から構成され、ワックスを35%以上または主成分とし、これに熱可塑性重合体を配合したものである。
ワックスとしては、天然ワックスでも合成ワックス(例えば、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等)でもよい。
熱可塑性重合体は特に限定されないが、ワックスとの相溶性がよいものが好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、酢酸ビニル−ビニルピロリドン共重合体等が挙げられる。
その他に、適宜、粘着付与剤、酸化防止剤、光安定剤等各種配合剤を添加することができる。
本考案のテープ10におけるホットメルト接着剤層3はワックスを主成分または35%以上含有しているので、ワックスの特有の性質が発揮され、特にその表面には物が付着し難いという性質が利用される。すなわち、本考案のホットメルト接着剤層3は剥離紙と同様の役目をするので、粘着剤層2とホットメルト接着剤層3とが接触しても、両者は固着せず、簡単に引離すことができる。このため、本考案の両面テープ10は、離型紙を使用せずに、図2に示すように、ロール状に巻取ることができる。
本考案の両面テープ10においては、密封性が要求されるような包装体における開封テープとしても適している。従来の開封テープは一般にOPP(延伸ポリプロピレン)テープの片面のみに粘着剤層が形成され、反対側の面はシリコーン処理されており、包装体の内側に貼着される。このため、ピロー包装などのように袋を構成するフィルムをヒートシールで密封する場合、従来の開封テープの箇所ではヒートシールしてもシリコーン処理側の面はフィルムに密着せず、密封できなかった。これに対して、本考案の両面テープ10は、包装体の袋を構成するフィルムの縁よりテープの端が突出し、またはフィルムの縁と同じになるようにして、粘着剤層2側を袋の内側となるフィルム面に貼着し、その後、通常の通りにフィルムをヒートシールして包装体を形成すればよい。本考案の両面テープ10はヒートシール工程において加熱押圧された箇所はワックス系ホットメルト接着剤層3が溶融して、それと接触している袋を構成するフィルムと、または両面テープ10のホットメルト接着剤層3同士が接着する。このため出来上がった包装体においては本考案の両面テープ10が開封テープの役目をし、しかも密封を維持することができる。
本考案の両面テープ10は、通常の温度では片面の粘着剤層2側しか接着力がないので、片面テープとしても利用でき、また、粘着剤層2側を被接着物に貼着した後、別の被接着物または別の被接着箇所に押圧して加熱することにより両面テープとして使用できる。
本考案の両面テープの実施例の拡大断面図である。 本考案の両面テープの実施例の断面説明図である。
符号の説明
10 両面テープ
1 テープ基材
2 粘着剤層
3 ワックス系接着剤層

Claims (2)

  1. プラスチックフィルムまたは紙からなるテープ基材の片面に粘着剤層が形成されており、反対側の面にはワックスを35%以上含有するホットメルト接着剤層が形成されており、離型紙なしでロール状に巻かれていることを特徴とする両面テープ。
  2. プラスチックフィルムまたは紙からなるテープ基材の片面に粘着剤層が形成されており、反対側の面にはワックスを主成分とするホットメルト接着剤層が形成されており、離型紙なしでロール状に巻かれていることを特徴とする両面テープ。
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