JP2001113615A - ラベルの製造方法 - Google Patents

ラベルの製造方法

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JP2001113615A
JP2001113615A JP29971999A JP29971999A JP2001113615A JP 2001113615 A JP2001113615 A JP 2001113615A JP 29971999 A JP29971999 A JP 29971999A JP 29971999 A JP29971999 A JP 29971999A JP 2001113615 A JP2001113615 A JP 2001113615A
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Daisuke Kamiya
大介 神谷
Kotaro Yoneda
耕太郎 米田
Hiroshi Iesako
博 家迫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着剤層又は接着剤層が設けられた基材を切
断する際、切断を行う刃に対して粘着剤又は接着剤が付
着して切断不良を起こしたり、ラベルが付着して切断以
降の操作に支障をきたしたりするのを防ぐとともに、粘
着剤層又は接着剤層が剥離してその破片により周囲が汚
染されるのを防ぐことができるラベルの製造方法を提供
する。 【解決手段】 帯状の基材11の表面には、粘着剤又は
接着剤よりなる粘接着剤層12(粘着剤層又は接着剤
層)が間欠的に設けられている。そして、粘接着剤層1
2の形成領域Z1と粘接着剤層12の非形成領域Z2
が、基材11の長手方向において交互に連続する構成と
なっている。基材11は、非形成領域Z2の中間位置に
おいて切断され、これにより複数のラベルが得られるよ
うになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラベルの製造方
法に関するものであり、特に、ペットボトルやガラスび
ん等の容器に貼付して使用されるラベルの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のラベルは、基材上に粘着剤
又は接着剤よりなる粘着剤層又は接着剤層を全面に設け
た後、切断装置で所定の大きさ、形状に切断して調製さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構
成においては次のような問題があった。まず、切断時に
粘着剤層又は接着剤層が粘着性又は接着性を有する場合
に、粘着剤又は接着剤が切断装置の刃に付着することで
ある。刃に付着した粘着剤又は接着剤は刃の切れ味を低
下させて切断不良を招くため、良好な切れ味を維持する
ためには刃の清掃や交換を定期的に行う必要があった。
【0004】また、ラベルの切断面には粘着剤層又は接
着剤層が露出しているため、切断時に粘着剤層又は接着
剤層が粘着性又は接着性を有する場合には、切断動作す
る刃に対してラベルがその切断面において付着するおそ
れがあった。特に、ラベルが貼付される被着体に対して
ラベルを貼付する貼付装置が上記の切断装置に連続して
配置されている場合、ラベルが刃に付着してしまうと切
断装置から貼付装置へラベルを円滑に送り出すことが困
難となるため不都合であった。
【0005】粘着剤層又は接着剤層がディレードタック
型粘着剤やホットメルト型接着剤等、常温で非粘着性又
は非接着性の粘着剤又は接着剤よりなる場合には、粘着
性又は接着性の発現しない温度(常温)で切断を行え
ば、上述のような問題点は解消することができる。しか
し、この場合、粘着剤層又は接着剤層が硬質の固形状で
あるために、切断したときに、その切断位置の近傍から
一部の粘着剤層又は接着剤層が剥離して、その破片が周
囲を汚染するという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、粘着剤層又は接着剤層が設けられた基材
を切断する際、切断を行う刃に対して粘着剤又は接着剤
が付着して切断不良を起こしたり、ラベルが付着して切
断以降の操作に支障をきたしたりするのを防ぐととも
に、粘着剤層又は接着剤層が剥離してその破片により周
囲が汚染されるのを防ぐことができるラベルの製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のラベルの製造方法は、粘
着剤層又は接着剤層が間欠的に設けられた基材の粘着剤
層又は接着剤層の非形成領域を切断して調製することを
要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1(a)、(b)に示す
ように、基材11は一定の幅を有する帯状に形成され、
その表面には粘着剤又は接着剤よりなる粘着剤層又は接
着剤層12(以下、「粘着剤層又は接着剤層12」を
「粘接着剤層12」と表記する)が形成されている。粘
接着剤層12は、基材11の表面全体に形成されるので
はなく間欠的(断続的)に設けられており、粘接着剤層
12の形成領域Z1と粘接着剤層12の非形成領域Z2
が、基材11の長手方向において交互に連続する構成と
なっている。そして、図1中に矢印で示す非形成領域Z
2の中間位置において基材11をその長手方向に直交す
るように切断することにより、長方形状のラベル13
(図2参照)が複数得られるようになっている。また、
基材11の裏面には、通常少なくとも一部に印刷層(図
示略)が形成されている。
【0009】図2(a)に示すように、ラベル13は、
基材11の表面の粘接着剤層12で被着体14の所定位
置に貼付して使用される。この場合、ラベル13の両端
には粘接着剤層12の非形成領域Z2が存在するので、
ラベル13を剥がす場合に便利である。被着体14とし
ては、ペットボトルやガラスびん等の容器が挙げられ
る。なお、図2(b)に示すラベル13は、図2(a)
に示すラベル13より長尺に形成されている。そして、
このラベル13は円筒状の被着体14の外周面を周回
し、ラベル13の一端が他端に重なって円環状をなすよ
うにして被着体14に貼付して使用される。
【0010】図1(a)、(b)に示すように、基材1
1の長手方向における非形成領域Z2の長さ、即ち、隣
接する形成領域Z1間の間隔は、切断装置で切断すると
きに切断装置の刃が粘接着剤層12に接触しない限り、
できるだけ狭いことが好ましい。具体的には6mm以下
が好ましく、2mm以下がより好ましく、1mm以下が
さらに好ましい。この間隔が6mmを超えると、被着体
14に貼付されたラベル13に手や物が触れたときに引
っ掛かって、ラベル13が剥がれたりラベル13の縁が
折れ曲がったりするおそれがあるので好ましくない。
【0011】基材11の材質は特に限定されるものでな
く、用途等に応じて適当なものを使用することができ
る。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリスチレン、セロファン、ポリ塩化ビニ
ル、紙、布、金属、発泡プラスチック等からなるテープ
状又はシート状のものが挙げられる。その中でも、作業
性、経済性、リサイクル性、焼却時の安全性の点で、ポ
リエチレン、ポリプロピレン又はポリエステルよりなる
テープ状のものが好ましい。機能面からは、ストレッチ
フィルムやシュリンクフィルムのような容器(被着体1
4)に密着させやすい性質をもつものが、外観が美しい
ものとなるために好ましい。
【0012】また、基材11の厚さも特に限定されるも
のでなく、用途等に応じて適当なものを使用することが
できるが、作業性や経済性の面から10〜70μm程度
が好ましい。
【0013】粘接着剤層12を形成する粘着剤又は接着
剤としては、常温で粘着性又は接着性を有するものや、
常温では非粘着性又は非接着性であり加熱処理によって
粘着性又は接着性を発現するもの等、従来公知のものの
中から用途等に応じて適宜選択して使用することができ
る。常温で非粘着性又は非接着性であり加熱処理によっ
て粘着性又は接着性を発現する粘着剤又は接着剤として
は、例えば、特開平10−46117号公報や特開平1
1−5959号公報に開示される感熱粘着剤、特公昭6
2−21835号公報や特開平6−100848号公報
に開示されるディレードタック型粘着剤、特開平10−
114339号公報や特開平5−320466号公報に
開示されるホットメルト型接着剤、富士産業(株)製の
商品名フジコーイジーラベルや東洋ペトロライト(株)
製の商品名ラベルメルト等に用いられているホットメル
ト型接着剤、特公昭60−35952号公報に開示され
るヒートシール型接着剤等が挙げられる。
【0014】特開平10−46117号公報に開示され
る感熱粘着剤は、特定の塩基で中和されたカルボキシル
基を有する特定の水溶性又は水分散性の共重合体の存在
下に(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とす
る特定のラジカル重合性単量体を乳化重合して得られる
水性重合体エマルジョンである。また、特開平11−5
959号公報に開示される感熱粘着剤は、塩基で中和さ
れた特定の水溶性樹脂である成分Aと、ラジカル重合性
単量体の乳化重合により得られる特定の重合体である成
分Bからなる水性エマルジョン型の粘着剤組成物であ
る。
【0015】特公昭62−21835号公報に開示され
るディレードタック型粘着剤は、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、粘着付与樹脂、結晶性可塑剤及びワックスを
配合してなるものである。また、特開平6−10084
8号公報に開示されるディレードタック型粘着剤は、熱
可塑性樹脂、粘着付与剤、結晶性可塑剤及びコロイドを
含有するものである。これらのディレードタック型粘着
剤は、加熱により粘着性が発現した後、加熱源を取り去
ってもしばらくの間、粘着性が持続するため作業性が良
好という利点がある。
【0016】特開平10−114339号公報に開示さ
れるホットメルト型接着剤は、エチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合体を主成分とし、シラングラフト
変成した重合体を含有するものである。また、特開平5
−320466号公報に開示されるホットメルト型接着
剤は、エチレン−不飽和エステル−一酸化炭素共重合体
のシラングラフト変成体と、エポキシ基を有するオレフ
ィン系重合体のシラングラフト変成体を含有するもので
ある。これらのホットメルト型接着剤は、加熱により接
着性が発現した後、加熱源を取り去ると直ちに接着性を
失うため、被着体14に貼付する際に接着性を有する時
間を長くするためには被着体14も同時に加熱すること
が好ましい。
【0017】特公昭60−35952号公報に開示され
るヒートシール型接着剤は、酢酸ビニル系重合体水性分
散液を主体とするものである。また、その他のヒートシ
ール型接着剤として、エチレン−酢酸ビニル樹脂系、ア
クリル系樹脂、スチレン系ブロック重合体、クロロプレ
ン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル等から構成さ
れて水や溶剤に分散又は溶解したものを使用することも
できる。これらのヒートシール型接着剤は、ホットメル
ト型接着剤と同様に、加熱により接着性が発現した後、
加熱源を取り去ると直ちに接着性を失うため、貼付の際
に接着性を有する時間を長くするためには被着体14も
同時に加熱することが好ましい。
【0018】次に、前記のラベル13の製造方法につい
て説明する。まず、基材11の表面に粘着剤又は接着剤
よりなる粘接着剤層12を間欠的に形成する。粘接着剤
層12の形成方法は特に限定されるものでなく、例え
ば、グラビヤ印刷、オフセット印刷、凸版印刷、スクリ
ーン印刷、ロールコーター塗布、スプレー塗布、流延塗
布、ドクターブレード塗布、刷毛塗り等が挙げられる。
その中でも、間欠的に粘接着剤層12を形成するのが容
易であることからグラビヤ印刷、オフセット印刷、凸版
印刷、スクリーン印刷が好ましく、グラビヤ印刷が特に
好ましい。
【0019】続いて、粘接着剤層12が間欠的に形成さ
れた基材11を、図1中に矢印で示す非形成領域Z2の
中間位置において基材11の長手方向に直交するように
切断すると、長方形状のラベル13が複数得られる。な
お、基材11を切断する切断装置は特に限定されるもの
でなく、従来公知のものの中から適宜選択して使用する
ことができる。
【0020】以上のように、この実施形態によれば次の
ような効果が発揮される。・ ラベル13は、粘接着剤
層12を基材11の表面に間欠的に形成した後、粘接着
剤層12の非形成領域Z2において切断することにより
調製されるため、基材11の切断を行う切断装置の刃が
粘接着剤層12に直接接触するおそれはない。従って、
たとえ切断時に粘接着剤層12が粘着性又は接着性を有
していても、粘着剤又は接着剤が刃に付着したり、切断
動作する刃に対してラベル13がその切断面において付
着したりするおそれはない。よって、粘着剤又は接着剤
の付着により切断不良が発生したり、ラベル13の付着
により切断以降の操作に支障をきたしたりするのを防ぐ
ことができる。また、粘接着剤層12がディレードタッ
ク型粘着剤やホットメルト型接着剤等、常温で非粘着性
又は非接着性の粘着剤又は接着剤よりなる場合も、切断
装置の刃が粘接着剤層12に直接接触しないため、粘接
着剤層12が切断時に剥離するおそれはない。従って、
剥離した粘接着剤層12の破片で周囲が汚染されるのを
防ぐことができる。
【0021】・ 粘接着剤層12が間欠的に設けられた
基材11において、隣接する形成領域Z1間の間隔を6
mm以下に設定することにより、被着体14に貼付され
たラベル13に手や物が触れたときに引っ掛かって、ラ
ベル13が剥がれたりラベル13の縁が折れ曲がったり
するおそれを抑えることができる。さらに、その間隔を
2mm以下、特に1mm以下に設定することにより、上
記の効果を向上させることができる。
【0022】・ 基材11は一定の幅を有する帯状に形
成され、その表面には粘接着剤層12の形成領域Z1及
び非形成領域Z2が交互に連続して形成されている。ま
た、この形成領域Z1及び非形成領域Z2は、基材11
の長手方向における長さがそれぞれ全て同一となってい
る。このため、粘接着剤層12の非形成領域Z2の中間
位置において基材11を切断することにより、同じ長方
形状で同じ大きさのラベル13を複数得ることができ
る。
【0023】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 実施形態では、非形成領域Z2を除く基材11の表
面全面に粘接着剤層12が形成され、全ての非形成領域
Z2の中間位置において基材11を切断してラベル13
が調製される。しかし、切断位置となる非形成領域Z2
に加えて、切断位置とならない粘接着剤層12の非形成
領域Z3を基材11の表面に形成してもよい。つまり、
例えば図3(a)、(b)に示すように、実施形態の形
成領域Z1を、その両脇の非形成領域Z2に近い位置を
除いて非形成領域Z3に変更する。そして、この非形成
領域Z3においては基材11を切断せず、同図中に矢印
で示す非形成領域Z2の中間位置においてのみ切断して
ラベル13を調製するように変更してもよい。
【0024】このように構成した場合、粘着剤又は接着
剤の使用量を抑えることができるため、製造コストの低
減を図ることができる。 ・ 粘接着剤層12の形成領域Z1の平面形状は実施形
態の長方形状に限定されるものでなく、正方形状、多角
形状、円形状、楕円形状等、任意の形状に形成してもよ
い。図4は形成領域Z1の平面形状が長円形状になるよ
うに粘接着剤層12を形成した基材11を示す平面図で
あるが、この場合は同図中に矢印で示す隣接する形成領
域Z1間の中間位置において基材11を切断することに
よりラベル13が調製される。
【0025】・ 図5に示すように、基材11の表面に
形成された粘接着剤層12に対応するように、裏面にも
粘接着剤層12を形成してもよい。このように構成した
場合、同図中に矢印で示す非形成領域Z2の中間位置に
おいて切断することにより、両面に粘接着剤層12を備
えたラベル13を調製することができる。
【0026】・ 基材11の裏面に形成される印刷層に
より切断位置を明示するようにしてもよい。このように
構成した場合、切断位置を容易に認識することができ、
正確な位置で基材11を切断することができる。また、
印刷層によって明示された切断位置を認識できるセンサ
手段を切断装置に設け、切断装置が切断位置を認識して
その切断位置において基材11を切断できるように構成
してもよい。
【0027】・ 粘接着剤層12の非形成領域Z2の中
間位置(図1中の矢印で示す位置)に、基材11の長手
方向に直交して延びるミシン目を形成したり、切断用溝
を形成してもよい。このように構成した場合、基材11
を容易かつ正確に切断することができる。
【0028】・ 基材11を透明又は半透明の樹脂によ
り形成し、粘接着剤層12を有色に形成する。また、切
断装置には、基材11に対して光を照射する照射手段
と、照射手段から照射されて基材11を透過した光を検
出する検出手段と、検出手段からの制御を受けて切断動
作を行う切断手段とを設ける。そして、透過光の差によ
って粘接着剤層12の形成領域Z1と非形成領域Z2を
判別し、非形成領域Z2において切断が行われるように
構成してもよい。
【0029】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記粘着剤層又は接着剤層を、粘着剤層又は接着剤
層の非形成領域が基材の両面において対応するように基
材の両面に設けたことを特徴とする請求項1に記載のラ
ベルの製造方法。このように構成した場合、両面に粘着
剤層又は接着剤層を備えたラベルを調製することができ
る。
【0030】・ 前記粘着剤層又は接着剤層を常温で非
粘着性又は非接着性であり加熱処理によって粘着性又は
接着性を発現する粘着剤又は接着剤により形成したこと
を特徴とする請求項1に記載のラベルの製造方法。この
ように構成した場合、粘着剤層又は接着剤層の表面を使
用前において保護するための離型シート等の保護手段を
省略することができ、製造工程の簡略化、低コスト化を
図ることができる。
【0031】・ 前記接着剤層をディレードタック型接
着剤により形成したことを特徴とする請求項1に記載の
ラベルの製造方法。このように構成した場合、接着剤層
の表面を使用前において保護するための離型シート等の
保護手段を省略することができ、製造工程の簡略化、低
コスト化を図ることができる。また、加熱により接着剤
層の接着性を発現させた後、加熱源を取り去ってもしば
らくの間、接着性が持続するため、作業性を向上させる
ことができる。
【0032】・ 粘着剤層又は接着剤層が間欠的に設け
られた基材の粘着剤層又は接着剤層の非形成領域を切断
して調製することを特徴とするラベル。このように構成
した場合、粘着剤層又は接着剤層が設けられた基材を切
断する際、切断を行う刃に対して粘着剤又は接着剤が付
着して切断不良を起こしたり、ラベルが付着して切断以
降の操作に支障をきたしたりするのを防ぐことができ
る。また、粘着剤層又は接着剤層が剥離してその破片に
より周囲が汚染されるのを防ぐことができる。
【0033】・ 粘着剤層又は接着剤層が間欠的に設け
られた基材の粘着剤層又は接着剤層の非形成領域を切断
して調製したラベルを貼付して形成されるラベル付き物
品。このように構成した場合、ラベルを製造するとき
に、粘着剤層又は接着剤層が設けられた基材を切断する
際、切断を行う刃に対して粘着剤又は接着剤が付着して
切断不良を起こしたり、ラベルが付着して切断以降の操
作に支障をきたしたりするのを防ぐことができる。ま
た、粘着剤層又は接着剤層が剥離してその破片により周
囲が汚染されるのを防ぐことができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明のラベルの製造方法によれば、粘着剤層又は接着剤層
が設けられた基材を切断する際、切断を行う刃に対して
粘着剤又は接着剤が付着して切断不良を起こしたり、ラ
ベルが付着して切断以降の操作に支障をきたしたりする
のを防ぐことができる。また、粘着剤層又は接着剤層が
剥離してその破片により周囲が汚染されるのを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は粘接着剤層を表面に形成した基材を
示す平面図、(b)はその断面図。
【図2】 (a)、(b)はラベルを被着体に貼付した
状態を示す斜視図。
【図3】 (a)は粘接着剤層を表面に形成した基材の
別例を示す平面図、(b)はその断面図。
【図4】 粘接着剤層を表面に形成した基材の別例を示
す平面図。
【図5】 粘接着剤層を両面に形成した基材を示す断面
図。
【符号の説明】
11…基材、12…粘着剤層又は接着剤層、13…ラベ
ル、Z1…粘着剤層又は接着剤層の形成領域、Z2…粘
着剤層又は接着剤層の非形成領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 家迫 博 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成 株式会社名古屋総合研究所内 Fターム(参考) 3E075 BA83 CA02 DB14 DD02 DD09 GA02 GA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着剤層又は接着剤層が間欠的に設けら
    れた基材の粘着剤層又は接着剤層の非形成領域を切断し
    て調製することを特徴とするラベルの製造方法。
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