JP2001216118A - クライアント端末装置、画像形成装置、サーバ端末装置、画像形成システム、画像形成方法及び記憶媒体 - Google Patents

クライアント端末装置、画像形成装置、サーバ端末装置、画像形成システム、画像形成方法及び記憶媒体

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JP2001216118A
JP2001216118A JP2000023137A JP2000023137A JP2001216118A JP 2001216118 A JP2001216118 A JP 2001216118A JP 2000023137 A JP2000023137 A JP 2000023137A JP 2000023137 A JP2000023137 A JP 2000023137A JP 2001216118 A JP2001216118 A JP 2001216118A
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power
forming apparatuses
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された複数個の画像形成
装置の使用状況をリアルタイムに管理できるようにす
る。 【解決手段】 ネットワークに接続された全てまたは一
部の画像形成装置の電源情報を一斉に入手するととも
に、それぞれの画像形成装置の電源ON/OFFを設定
可能にして、各画像形成装置の使用状況を統一的に管
理、制御を行うことで、ネットワーク全体で省エネルギ
ー化が行えるばかりか、ユーザ一人一人にとって、すぐ
にプリント可能な画像形成システムを提供できるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント端末
装置、画像形成装置、サーバ端末装置、画像形成システ
ム、画像形成方法及び記憶媒体に関し、特に、ネットワ
ークに接続された複数の画像形成装置と各画像形成装置
を管理するコンピュータとで構成される画像形成システ
ム及びその管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からネットワークに接続されている
デバイスの電源を、ネットワーク経由で自動的にONま
たは、OFFする方式は広く知られている。また、ネッ
トワークに接続された複数の電源が入っている状態の画
像形成装置の状態情報を取得して、同一ネットワークに
接続されたコンピュータ上にて管理するネットワークユ
ーティリティソフトウェアも公知のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知の従来例では、ネットワーク上に接続された複数の画
像形成装置のOFF/ONの状況を集中的に管理、制御
するものではなかった。
【0004】このため、ネットワークに接続された全て
(または一部)の画像形成装置の電源情報を一斉に入手
することができず、各画像形成装置の使用状況をリアル
タイムに管理することはできない問題があった。
【0005】本発明は上述の問題点にかんがみ、ネット
ワークに接続された複数個の画像形成装置の使用状況を
リアルタイムに管理できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクライアント端
末装置は、複数個の画像形成装置が接続されているネッ
トワークに接続されて使用されるクライアント端末装置
において、上記ネットワークを介して上記複数個の画像
形成装置と通信を行って、各画像形成装置における電源
状況情報を取得する通信手段と、上記通信手段によって
得られた上記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示
する表示手段とを具備することを特徴としている。ま
た、本発明の他の特徴とするところは、複数個の画像形
成装置が接続されているネットワークに接続されて使用
されるクライアント端末装置において、上記ネットワー
クを介して上記複数個の画像形成装置と通信を行って、
各画像形成装置における電源状況情報を取得する通信手
段と、上記通信手段によって得られた上記複数の画像形
成装置の電源状況情報を表示する表示手段と、上記複数
の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更させるよう
にする制御信号を上記ネットワークを介して出力する電
源状態制御手段とを具備することを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、複数個の画
像形成装置が接続されているネットワークに接続されて
使用されるクライアント端末装置において、上記複数個
の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻を設定する
時刻設定手段と、上記時刻設定手段によって設定された
変更時刻を上記ネットワークを介して出力する電源変更
時刻出力手段を具備することを特徴としている。
【0007】本発明の画像形成装置は、ネットワークに
接続されて使用される画像形成装置において、上記ネッ
トワークに接続されている端末装置と通信する通信手段
と、上記通信手段を介して取得した制御情報に基づいて
電源状態を変更させる電源状態変更手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0008】本発明のサーバ端末装置は、複数個の画像
形成装置、及び少なくとも1個のクライアント端末装置
が接続されているネットワークに接続されて使用される
サーバ端末装置において、上記クライアント端末装置か
ら出力された制御信号に基づいて、上記複数個の画像形
成装置の一部または全部の電源状況を一斉に管理する画
像形成端末電源管理手段を具備することを特徴としてい
る。また、本発明の他の特徴とするところは、複数個の
画像形成装置、及び少なくとも1個のクライアント端末
装置が接続されているネットワークに接続されて使用さ
れるサーバ端末装置において、上記ネットワークを介し
て入力された制御情報に基づいて上記複数の画像形成装
置のそれぞれの電源状態を変更する時刻を個別に設定す
る変更時刻設定手段を具備することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、複数個の
画像形成装置、及び少なくとも1個のクライアント端末
装置が接続されているネットワークに接続されて使用さ
れるサーバ端末装置において、上記ネットワークを介し
て入力された制御情報に基づいて上記複数の画像形成装
置のそれぞれの電源状態を変更する時刻を個別に設定す
る変更時刻設定手段と、上記変更時刻設定手段によって
設定された時刻に、上記複数の画像形成装置のそれぞれ
の電源状態を変更する画像形成端末電源状態変更手段と
を具備することを特徴としている。
【0009】本発明の画像形成システムは、複数個の画
像形成装置、少なくとも1個のクライアント端末装置、
及びサーバ端末装置がネットワークに接続されて成る画
像形成システムにおいて、上記ネットワークを介して上
記複数個の画像形成装置と通信を行って、各画像形成装
置における電源状況情報を取得する通信手段と、上記通
信手段によって得られた上記複数の画像形成装置の電源
状況情報を表示する表示手段とを有するクライアント端
末装置と、上記クライアント端末装置から出力された制
御信号に基づいて、上記複数個の画像形成装置の一部ま
たは全部の電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源
管理手段を有するサーバ端末装置と、上記ネットワーク
に接続されている端末装置と通信する通信手段と、上記
通信手段を介して取得した制御情報に基づいて電源状態
を変更させる電源状態変更手段とを有する画像形成装置
とを具備することを特徴としている。また、本発明の他
の特徴とするところは、複数個の画像形成装置、少なく
とも1個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置
がネットワークに接続されて成る画像形成システムにお
いて、上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成
装置と通信を行って、各画像形成装置における電源状況
情報を取得する通信手段と、上記通信手段によって得ら
れた上記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する
表示手段とを有するクライアント端末装置と、上記ネッ
トワークを介して入力された制御情報に基づいて上記複
数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する時刻
を個別に設定する変更時刻設定手段を有するサーバ端末
装置と、上記ネットワークに接続されている端末装置と
通信する通信手段と、上記通信手段を介して取得した制
御情報に基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手
段とを有する画像形成装置とを具備することを特徴とし
ている。また、本発明のその他の特徴とするところは、
複数個の画像形成装置、少なくとも1個のクライアント
端末装置、及びサーバ端末装置がネットワークに接続さ
れて成る画像形成システムにおいて、上記ネットワーク
を介して上記複数個の画像形成装置と通信を行って、各
画像形成装置における電源状況情報を取得する通信手段
と、上記通信手段によって得られた上記複数の画像形成
装置の電源状況情報を表示する表示手段とを有するクラ
イアント端末装置と、上記ネットワークを介して入力さ
れた制御情報に基づいて上記複数の画像形成装置のそれ
ぞれの電源状態を変更する時刻を個別に設定する変更時
刻設定手段と、上記変更時刻設定手段によって設定され
た時刻に、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状
態を変更する画像形成端末電源状態変更手段とを有する
サーバ端末装置と、上記ネットワークに接続されている
端末装置と通信する通信手段と、上記通信手段を介して
取得した制御情報に基づいて電源状態を変更させる電源
状態変更手段とを有する画像形成装置とを具備すること
を特徴としている。また、本発明のその他の特徴とする
ところは、複数個の画像形成装置、少なくとも1個のク
ライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネットワー
クに接続されて成る画像形成システムにおいて、上記ネ
ットワークを介して上記複数個の画像形成装置と通信を
行って、各画像形成装置における電源状況情報を取得す
る通信手段と、上記通信手段によって得られた上記複数
の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手段と、
上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更さ
せるようにする制御信号を上記ネットワークを介して出
力する電源状態制御手段とを有するクライアント端末装
置と、上記クライアント端末装置から出力された制御信
号に基づいて、上記複数個の画像形成装置の一部または
全部の電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源管理
手段を有するサーバ端末装置と、上記ネットワークに接
続されている端末装置と通信する通信手段と、上記通信
手段を介して取得した制御情報に基づいて電源状態を変
更させる電源状態変更手段とを有する画像形成装置とを
具備することを特徴としている。また、本発明のその他
の特徴とするところは、複数個の画像形成装置、少なく
とも1個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置
がネットワークに接続されて成る画像形成システムにお
いて、上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成
装置と通信を行って、各画像形成装置における電源状況
情報を取得する通信手段と、上記通信手段によって得ら
れた上記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する
表示手段と、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源
状態を変更させるようにする制御信号を上記ネットワー
クを介して出力する電源状態制御手段とを有するクライ
アント端末装置と、上記ネットワークを介して入力され
た制御情報に基づいて上記複数の画像形成装置のそれぞ
れの電源状態を変更する時刻を個別に設定する変更時刻
設定手段を有するサーバ端末装置と、上記ネットワーク
に接続されている端末装置と通信する通信手段と、上記
通信手段を介して取得した制御情報に基づいて電源状態
を変更させる電源状態変更手段とを有する画像形成装置
とを具備することを特徴としている。また、本発明のそ
の他の特徴とするところは、複数個の画像形成装置、少
なくとも1個のクライアント端末装置、及びサーバ端末
装置がネットワークに接続されて成る画像形成システム
において、上記ネットワークを介して上記複数個の画像
形成装置と通信を行って、各画像形成装置における電源
状況情報を取得する通信手段と、上記通信手段によって
得られた上記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示
する表示手段と、上記複数の画像形成装置のそれぞれの
電源状態を変更させるようにする制御信号を上記ネット
ワークを介して出力する電源状態制御手段とを有するク
ライアント端末装置と、上記ネットワークを介して入力
された制御情報に基づいて上記複数の画像形成装置のそ
れぞれの電源状態を変更する時刻を個別に設定する変更
時刻設定手段と、上記変更時刻設定手段によって設定さ
れた時刻に、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源
状態を変更する画像形成端末電源状態変更手段とを有す
るサーバ端末装置と、上記ネットワークに接続されてい
る端末装置と通信する通信手段と、上記通信手段を介し
て取得した制御情報に基づいて電源状態を変更させる電
源状態変更手段とを有する画像形成装置とを具備するこ
とを特徴としている。また、本発明のその他の特徴とす
るところは、 複数個の画像形成装置、少なくとも1個
のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネット
ワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、上
記複数個の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻を
上記ネットワークを介して出力する電源変更時刻出力手
段を有するクライアント端末装置と、上記クライアント
端末装置から出力された制御信号に基づいて、上記複数
個の画像形成装置の一部または全部の電源状況を一斉に
管理する画像形成端末電源管理手段を有するサーバ端末
装置と、上記ネットワークに接続されている端末装置と
通信する通信手段と、上記通信手段を介して取得した制
御情報に基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手
段とを有する画像形成装置とを具備することを特徴とし
ている。また、本発明のその他の特徴とするところは、
複数個の画像形成装置、少なくとも1個のクライアント
端末装置、及びサーバ端末装置がネットワークに接続さ
れて成る画像形成システムにおいて、上記複数個の画像
形成装置の電源状態を変更させる時刻を上記ネットワー
クを介して出力する電源変更時刻出力手段を有するクラ
イアント端末装置と、上記ネットワークを介して入力さ
れた制御情報に基づいて上記複数の画像形成装置のそれ
ぞれの電源状態を変更する時刻を個別に設定する変更時
刻設定手段を有するサーバ端末装置と、上記ネットワー
クに接続されている端末装置と通信する通信手段と、上
記通信手段を介して取得した制御情報に基づいて電源状
態を変更させる電源状態変更手段とを有する画像形成装
置とを具備することを特徴としている。また、本発明の
その他の特徴とするところは、複数個の画像形成装置、
少なくとも1個のクライアント端末装置、及びサーバ端
末装置がネットワークに接続されて成る画像形成システ
ムにおいて、上記複数個の画像形成装置の電源状態を変
更させる時刻を上記ネットワークを介して出力する電源
変更時刻出力手段を有するクライアント端末装置と、上
記ネットワークを介して入力された制御情報に基づいて
上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更す
る時刻を個別に設定する変更時刻設定手段と、上記変更
時刻設定手段によって設定された時刻に、上記複数の画
像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する画像形成端
末電源状態変更手段とを有するサーバ端末装置と、上記
ネットワークに接続されている端末装置と通信する通信
手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に基づ
いて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有する
画像形成装置とを具備することを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記画像形
成装置の電源状況は、ON、OFFの2モード、または
ON、OFF及びスリープの3モードであることを特徴
としている。
【0010】本発明のネットワークシステムにおける画
像形成方法は、ネットワークに接続された複数の画像形
成装置の電源情報を一斉に入手する第1の処理と、上記
第1の処理で入手した電源情報に基づいて、上記複数の
画像形成装置の電源状態を設定する第2の処理とを行
い、上記ネットワークに接続されている画像形成装置の
使用状況を統一的に管理及び制御することを特徴として
いる。
【0011】本発明の記憶媒体は、上記に記載の各機能
手段を構成するプログラムをコンピュータから読み出し
可能に格納したことを特徴としている。また、本発明の
他の特徴とするところは、上記ネットワークシステムに
おける画像形成方法を実施するプログラムをコンピュー
タから読み出し可能に格納したことを特徴としている。
【0012】本発明は上記技術手段を有するので、ネッ
トワークに接続された画像形成装置の電源情報を一斉に
入手することが可能となり、各画像形成装置の使用状況
をリアルタイムに管理することができるようになる。こ
れにより、夜遅い時間や朝早い時間でも、自分自身の身
辺で既にONされている画像形成装置を即座に見つけ
て、画像形成することが可能となり、各々のユーザにと
って無駄のない円滑な画像形成システムを構築すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。 [第1の実施形態] <システムの概要>図1は、第1の実施形態におけるシ
ステムの構成を示す外観図である。図1において、10
1はネットワークであり、複数のネットワーク機器がネ
ットワーク101を介して接続されている。
【0014】102は、ネットワーク101に接続され
たコンピュータであり、サーバ端末装置として動作する
ものである。
【0015】103は、ネットワーク101に接続され
たコンピュータであり、上記クライアント103は、図
1の103a〜103bに示すように同一のネットワー
ク上にいくつか接続されているが、ここでは代表してク
ライアント103のみを表記する。このクライアント1
03はクライアント端末装置として動作するものであ
る。
【0016】104は、ネットワーク101に接続され
たネットワーク機器であり、MFP(Multi Function P
eripheral)と呼ばれる多目的な画像形成装置であり、画
像形成端末装置として動作する。上記画像形成装置は、
クライアント端末装置と同様に、同一ネットワーク10
1上にいくつか接続されており、図1の104a,10
4b,104c,…を代表して104と表記する。ま
た、このネットワーク101上には、不図示のプリンタ
やFAXなどのような、他のネットワーク機器が接続さ
れてもよい。
【0017】ここで、コンピュータ102(または10
3)上では、いわゆるDTP(DeskTop Publishing)の
アプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書や
図形が作成或いは編集される。そして、上記作成或いは
編集された各種文書や図形がPDL言語(Page Descrip
tion Language:ページ記述言語)に変換され、ネットワ
ーク101を経由してMFP104に送出されて出力さ
れる。
【0018】一方、MFP104は、コンピュータ10
2(または103)側とネットワーク101を介して情
報交換できる通信インターフェイスを有しており、MF
P104の情報や状態をコンピュータ102(または1
03)側に逐次知らせるように構成されている。
【0019】更に、コンピュータ102(または10
3)側では、それらの情報を受けて動作するユーティリ
ティソフトウェアを持っており、MFP104(104
a,104b,104c,…)は、このコンピュータ1
02(または103)の下で一元管理される。
【0020】<MFP104>次に、MFP104の構
成について説明する。図2は、MFP104の構成を示
すブロック図である。図示するように、MFP104は
画像の読み取りを行うスキャナ部201と、読み取られ
た画像データを画像処理するスキャナIP部202と、
ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像
の送受信を行うFAX部203と、ネットワークを利用
して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Netw
ork Interface Card)部204と、NIC部204を介
してコンピュータから送られてきたページ記述言語(P
DL)をビットマップイメージに展開するPDL部20
5と、MFP104の使い方に応じて画像信号を一時保
存したり、経路を決定するコア部206と、コア部20
6から出力された画像データに画像処理を施すプリンタ
IP部207を経由し、パルス幅変調(PWM)を行うP
WM部208と、画像形成を行うプリンタ部209と、
用紙の出力仕上げの処理を行うフィニッシャ部210と
を有する。
【0021】<スキャナ部201>次に、スキャナ部2
01の構成及び動作について説明する。図3は、スキャ
ナ部201の構成を示す図である。
【0022】まず、複写機としての原稿の複写におい
て、原稿台ガラス301に読み取られるべき原稿302
が置かれる。原稿302は、照明303により照射さ
れ、ミラー304,305,306を経て光学系307
により、CCD308上に像が結ばれる。更に、モータ
309により、ミラー304、照明303を含む第1ミ
ラーユニット310が図中の矢印方向に速度vで機械的
に駆動され、ミラー305、306を含む第2ミラーユ
ニット311が図中の矢印方向に速度1/2vで駆動さ
れ、原稿302の全面が走査される。
【0023】<スキャナIP部202>次に、スキャナ
IP部202について説明する。図4(a)、(b)
は、スキャナIP部202の構成を示すブロック図であ
り、図4(a)はカラースキャナ用、図4(b)はネッ
トワークシステムにおけるモノクロスキャナ用のもので
ある。
【0024】図4に示したように、カラースキャナの場
合は、入力された光学的信号は、CCDセンサ308に
より電気信号に変換される。このCCDセンサ308
は、RGBラインのカラーセンサであり、RGBそれぞ
れの画像信号としてA/D変換部401に入力される。
【0025】ここで、ゲイン調整、オフセット調整され
た後、A/Dコンバータで各色信号毎に8bitのディ
ジタル画像信号R0,G0,B0に変換される。その
後、シェーディング補正回路402で色毎に基準白色板
の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施
される。更に、CCDセンサ308の各色ラインセンサ
は、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラ
インディレイ調整回路(ライン補間部)403により副
走査方向の空間的ずれが補正される。
【0026】次に、入力マスキング部404は、CCD
センサ308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる
読取色空間をNTSCの標準色空間に変換するものであ
り、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのスペ
クトル特性等を含む諸特性を考慮した装置固有の定数を
用いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された輝
度信号(R0,G0,B0)を標準的な輝度信号(R,
G,B)に変換する。
【0027】更に、輝度/濃度変換部(LOG変換部)
405は、ルックアップテーブル(LUT)により構成
され、RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号
になるように変換される。
【0028】一方、モノクロスキャナの場合には、CC
D308、A/D変換部401、シェーディング部40
2のみを経由して、コア部206に画像信号が送られ
る。
【0029】<FAX部203>次に、FAX部203
について説明する。図5は、FAX部203の構成を示
すブロック図である。
【0030】まず、受信時には、電話回線から送られて
きたデータをNCU部501で受け取り電圧の変換を行
い、モデム部502内の復調部504でA/D変換及び
復調操作を行った後、伸張部506でラスタデータに展
開する。
【0031】一般に、FAXでの圧縮伸張にはランレン
グス法などが用いられるが、公知であるためここではそ
の説明を割愛する。ラスタデータに変換された画像は、
メモリ部507に一時保管され、画像データに転送エラ
ーがないことを確認後、コア部206へ送られる。
【0032】次に、送信時には、コア部206より転送
されたラスタイメージの画像信号に対して、圧縮部50
5でランレングス法などの圧縮を施し、モデム部502
内の変調部503にてD/A変換及び変調操作を行った
後、NCU部501を介して電話回線へと送られる。
【0033】<NIC部204>次に、NIC部204
の構成について説明する。図6は、NIC部204及び
PDL部205の構成を示すブロック図である。
【0034】NIC部204は、図1に示したネットワ
ーク101に対するインターフェイス機能を提供するも
のであり、例えば100Base-TXなどのイーサネット
(Ethernet)ケーブルなどを利用して外部からの情報を
入手したり、外部へ情報を流したりする役割を果たして
いる。
【0035】イーサネットは、LANの伝送路に関する規
格であり、IEEE 802.3標準の伝送速度10Mbpsの規格と
ほぼ同義であり(登録商標でもある)、コンピュータ同
士をどのようなケーブルを使って結び、どのような信号
で、どうやり取りするかなどを決めているものである。
【0036】外部より情報を入手する場合は、まず、ト
ランス部601で電圧が変換され、LANコントローラ
部602へ送られる。LANコントローラ部602は、
その内部に第1のバッファメモリ(不図示)を備えてお
り、その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2
のバッファメモリ(不図示)に送出後、PDL部205
へ信号を出力する。
【0037】次に、外部に情報を提供する場合には、P
DL部205より送られてきたデータにLANコントロ
ーラ部602で必要な情報が付加され、トランス部60
1を経由してネットワークに転送される。
【0038】<PDL部205>次に、図6を用いてP
DL部205について説明する。
【0039】コンピュータ上で動作するアプリケーショ
ンソフトウェアによって作成された画像データは、文
書、図形、写真等の各データから構成されており、それ
ぞれ文字コード、図形コード及びラスタ画像データなど
による画像記述の要素の組み合わせから成っている。
【0040】これが、いわゆる、PDL(Page Descrip
tion Language:ページ記述言語)であり、Adobe社
のPostScript(登録商標)言語に代表されるものであ
る。このページ記述言語は、テキストとグラフィックス
の両方に対応し、プリンタなどの解像度に関係なく文字
やグラフィックス、画像などを高品位で出力できる利点
を有しており、DTPで利用するアプリケーションソフト
やプリンタ、高解像度のイメージセッターに採用され、
事実上の業界標準となっている。
【0041】ここで、PDL部205は上述のPDLデ
ータからラスタ画像データへの変換処理を表す部分であ
り、NIC部204から送られてきたPDLデータがC
PU603を経由して、一旦ハードディスク(HDD)
のような大容量メモリ604に格納され、ここでジョブ
毎に管理、保存される。
【0042】次に、必要に応じて、CPU603はRI
P(Raster Image Processing)と呼ばれるラスタ化画像
処理を行って、PDLデータをラスタイメージに展開す
る。展開されたラスタイメージデータは、CMYKの色
成分毎にDRAMなどの高速にアクセス可能なメモリ6
05にジョブ毎にページ単位で格納され、プリンタ部2
08の状況に合わせて再びCPU603からコア部20
6へ送られる。
【0043】<コア部206>次に、コア部206につ
いて説明する。図7は、コア部206の構成を示すブロ
ック図である。
【0044】図7に示すように、コア部206内のバス
セレクタ部701は、MFP104の利用における、い
わば交通整理の役割を担っている。すなわち、スタンド
アローンとしての複写機能、ネットワークスキャン、ネ
ットワークプリント、ファクシミリ送信/受信、或いは
ディスプレイ表示など、MFP104における各種機能
に応じてバスの切り替えを行うものである。
【0045】具体的に詳述するならば、以下のような機
能が考えられる。 ・スタンドアローン複写:スキャナ201→コア206
→プリンタ208 ・ネットワークスキャン:スキャナ201→コア206
→NIC部204 ・ネットワークプリント:NIC部204→コア206
→プリンタ208 ・ファクシミリ送信機能:スキャナ201→コア206
→FAX部203 ・ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア206
→プリンタ208
【0046】次に、バスセレクタ部701から出力され
た画像データは、圧縮部702、ハードディスク(HD
D)などの大容量メモリからなるメモリ部703及び、
伸張部704を通ってプリンタ部208またはディスプ
レイ部210へ送られる。ここで用いられる圧縮方式
は、JPEG,JBIG,ZIPなど一般的なものを用
いればよい。
【0047】次に、圧縮された画像データは、ジョブ毎
に管理され、ファイル名、作成者、作成日時、ファイル
サイズなどの付加データと一緒に格納される。更に、ジ
ョブの番号とパスワードを設けて、それらも一緒に格納
すれば、パーソナルボックス機能をサポートすることが
できる。これは、データの一時保存や特定の人にしかプ
リントアウト(HDDからの読み出し)ができない親展
機能である。
【0048】また、格納されているそれぞれのジョブに
対して、ジョブを指定して呼び出しが行われた場合に
は、パスワードの認証を行った後、HDDより呼び出
し、画像伸張を行ってラスタイメージに戻してプリンタ
部207に送られる。
【0049】次に、図8(a)を参照しながらカラープ
リンタIP部の構成を説明する。出力マスキング/UC
R回路部721は、M1,C1,Y1信号を画像形成装
置のトナー色であるY,M,C,K信号にマトリクス演
算を用いて変換する部分であり、CCDセンサ308で
読み込まれたRGB信号に基づいたC1,M1,Y1,
K1信号をトナーの分光分布特性に基づいたC,M,
Y,K信号に補正して出力する。
【0050】そして、ガンマ補正部722にてトナーの
色味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)
を使って画像出力のためのC,M,Y,Kデータに変換
され、空間フィルタ723ではシャープネスまたはスム
ージングが施された後、画像信号はPWM部208へと
送られる。
【0051】同様に、図8(b)はネットワークシステ
ムにおけるモノクロプリンタIP部であり、ガンマ補正
部722、空間フィルタ723を通過した後、二値化回
路724で公知のディザ法や誤差拡散法、濃度保存法な
どが利用され、PWM部208に送られる。
【0052】<PWM部208>次に、PWM部208
について説明する。図9(a)は、PWM部208の構
成及びパルス幅変調(PWM)を示す図である。
【0053】まず、コア部206を出たイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色に色分解された画像データはそれぞれのプ
リンタIP部207及び、PWM部208を通ってそれ
ぞれ画像形成される。
【0054】図9の(a)において、801は三角波発
生部であり、三角波を発生させる。802はD/A変換
部であり、入力されたディジタル画像信号をアナログ信
号に変換するものである。803はコンパレータであ
り、図9(b)に示すように、三角波811と画像信号
812とを比較し、PWM信号813を出力する。80
4はレーザ駆動部であり、コンパレータ803からのP
WM信号813に従ってCMYKそれぞれのレーザのO
N/OFFを制御する。805はCMYKそれぞれの半
導体レーザであり、レーザビームを照射する。
【0055】そして、後述するポリゴンスキャナ913
で、それぞれのレーザビームを走査して、それぞれの感
光ドラム917,921,925,929に照射され
る。
【0056】<カラープリンタ部209>次に、カラー
プリンタ部209について説明する。図10は、プリン
タ部209の構造を示す側断面図である。
【0057】図10において、913はポリンゴンミラ
ーであり、4つの半導体レーザ805より発光された4
本のレーザ光(CMYK)を受ける。その内のイエロー
(Y)はミラー914,915,916を経て感光ドラ
ム917を走査する。次のマゼンタ(M)はミラー91
8,919,920を経て感光ドラム921を走査し、
次のシアン(C)はミラー922,923,924を経
て感光ドラム925を走査し、次のブラック(K)はミ
ラー926,927,928を経て感光ドラム929を
走査する。
【0058】一方、930はイエロー(Y)のトナーを
供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム9
17上にイエローのトナー像を形成し、931はマゼン
タ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に
従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を形成
する。
【0059】また、932はシアン(C)のトナーを供
給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム92
5上にシアンのトナー像を形成し、933はブラック
(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従
い、感光ドラム929上にブラックのトナー像を形成す
る。以上、4色(Y,M,C,K)のトナー像が用紙に
転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0060】用紙カセット934,935及び手差しト
レイ936の何れかより給紙された用紙は、レジストロ
ーラ937を経て転写ベルト938上に吸着され、搬送
される。また、給紙のタイミングと同期がとられて、予
め感光ドラム917,921,925,929には各色
のトナーが現像されており、用紙の搬送とともにトナー
が用紙に転写される。
【0061】各色のトナーが転写された用紙は、分離さ
れ、搬送ベルト939により搬送され、定着器940に
よってトナーが用紙に定着される。
【0062】なお、4つの感光ドラム917,921,
925,929は、距離dをおいて、等間隔に配置され
ており、また、搬送ベルト939により、用紙は一定速
度vで搬送されており、このタイミング同期がなされ
て、4つの半導体レーザ805は駆動される。
【0063】<モノクロプリンタ部209>図11に、
モノクロプリンタ部の概観図を示す。図11において、
1013はポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザ80
5より発光されたレーザ光を受ける。レーザ光は反射ミ
ラー1014、1015、1016を経て感光ドラム1017を走査す
る。一方、1030は黒色のトナーを供給する現像器であ
り、レーザ光に従い、感光ドラム1017上にトナー像を形
成し、トナー像がシートに転写され、出力画像を得るこ
とができる。
【0064】シートカセット1034、1035及び、手差しト
レイ1036のいずれかより給紙されたシートは、レジスト
ローラ1037を経て、転写ベルト1038上に吸着され、搬送
される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光
ドラム1017にはトナーが現像されており、シートの搬送
とともに、トナーがシートに転写される。トナーが転写
されたシートは分離され、定着器1040によって、トナー
がシートに定着される。
【0065】定着器1040を抜けたシートは、フラッパ10
50により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ
1050を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これ
によりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順に
プリントしたときに正しいページ順となる。
【0066】<フィニッシャ部210>次に、フィニッ
シャ部210について説明する。図12は、フィニッシ
ャ部210の構造を示す側断面図である。
【0067】プリンタ部208の定着部940を出た用
紙は、フィニッシャ部209に入力される。図12に示
すように、フィニッシャ部209には、サンプルトレイ
1101及びスタックトレイ1102が設けられてお
り、ジョブの種類や排出される用紙の枚数に応じて切り
替えられ、用紙が排出される。
【0068】また、ソート方式には、複数のビンを有し
各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述する電子ソ
ート機能とビン(またはトレイ)を奥手前方向にシフト
させて各ジョブ毎に出力用紙を振り分けるシフトソート
方式とがあり、並べ替え(ソーティング:Sorting)を行
うことができる。
【0069】ここで、電子ソート機能はコレートと呼ば
れ、上述のコア部206で説明した大容量メモリを持っ
ていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリ
ングしたページ順と排出順を変更する、いわゆる、コレ
ート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポ
ートできる。
【0070】また、上述のソーティングがジョブ毎に振
り分けるのに対し、ページ毎に種別するグループ機能も
有する。更に、スタックトレイ1102に排出する場合
には、用紙が排出される前の用紙をジョブ毎に蓄えてお
き、排出する直前にステープラ1105にてバインドす
ることも可能である。
【0071】その他、上述の2つのトレイに至るまで
に、紙をZ字状に折るためのZ折り機1104、ファイ
ル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャー1
106があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を
行う。また、インサータ1103は、中差し機能を行う
ために用いられ、ここのトレー1110に中差し用の用
紙を入れることができ、入れられた用紙は搬送ローラー
によって搬送される。更に、サドルステッチャ1107
は、ブックレット形式に紙を2つ折りにし、その真ん中
をバインドするために使用する。この場合、ブックレッ
トトレイ1108に排出される。
【0072】<ネットワーク>図1のネットワーク10
1は、実際には図13において、101a,101b,
101cに示すように、複数のルータ1201〜120
4を介して相互に接続されて第1のLAN(Local Area
Network)1206を構成し、ネットワーク101dが
接続されているルータ1205と接続されて第2のLA
N1207を構成し、第1のLAN1206と第2のL
AN1207とは専用回線1208を介して相互に接続
されている。
【0073】このような接続形態を有するネットワーク
101においては、図14に示すように、例えば、送信
元デバイス1320a(デバイスA)のデータ1321
が画像データ、PDLデータ或いはプログラムデータの
如何を問わず、上記データ1321を受信先デバイス1
320b(デバイスB)に転送する場合、まず、データ
1321を細分化して分割群データ1322を取得す
る。
【0074】次いで、個々の分割データ1323、13
24、1326に対し、ヘッダ1325に送り先アドレ
ス(TCP/IPプロトコルを利用した場合は、送り先の
IPアドレス)などを付加し、パケット1327〜13
30として順次ネットワーク101上に送って行く。そ
して、デバイス1320bのアドレスとパケット133
0のヘッダ1331とが一致するとデータ1332は分
離され、データ1333〜1336に示すように、デバ
イス1320aでのデータ状態に再生されて行く。
【0075】<ネットワークユーティリティソフトウェ
アの説明>ここで、図1に戻り、クライアント103上
にて動作するユーティリティソフトウェアについて説明
する。
【0076】MFP104内のネットワークインターフ
ェイス部(NIC部204+PDL部205)にはMI
B(Management Information Base)と呼ばれる標準化さ
れたデータベースが構築されており、SNMP(Simple
Network Management Protocol)というネットワーク管
理プロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと
通信し、MFP104をはじめとして、ネットワーク上
に接続されたプリンタやFAXなどの管理が可能であ
る。
【0077】一方、コンピュータ102(または10
3)には、ユーティリティソフトウェアと呼ばれるソフ
トウェアプログラムが動作しており、ネットワークを介
して上述のSNMPの利用によりMIBを使って必要な
情報交換が可能となる。
【0078】具体的には、図15に示すような構成にお
いて、サーバ102、クライアント103a、103
b、MFP104a,104b,104cがあり、それ
ぞれのIPアドレスをいま、192.168.1.XXXとしたと
き、それぞれのXXXの値を例えば、11 51, 52, 101
102及び103とし、サブネットマスクは、全て25
5.255.255.0と設定したとする。
【0079】このとき、クライアント103bがネット
ワーク101に対して、アドレス192.168.1.255を用い
てMIBオブジェクトを「C1401」のようにブロー
ドキャストする。図15では、 "sysLocation"というデ
バイスの所在地などを問い合わせるMIBオブジェクト
をブロードキャストし、それに対して、MFP104a
は、「C1402」により自分の登録されている所在地
をMIBバリューとして、例えば、 “BuildingA_3F_Di
vX1"として返している。
【0080】ここで、この所在地を表すロケーション情
報は、ビル名(上記例におけるBuildingA)、フロア名
(上記例における3F)、区画名(上記例におけるDi
vX1)のように、階層化されたデータ構造を有してお
り、上位層から下位層へと段階的にエリアを特定するこ
とが可能な構成になっている。これにより、例えば、
“ビル名=BuildingA、フロア名=3F”のように、フ
ロア名までを特定することにより、当該フロアに設置さ
れている全てのデバイスを指定することが可能となる。
【0081】図16は、このMIBのやりとりを利用し
て、クライアント103bがそれぞれのMFP104か
ら必要情報を得るためのフローチャートである。クライ
アント103bは、ネットワークユーティリティソフト
ウェアを立ち上げると、まず、最初のステップS150
1により必要なMIBオブジェクトをブロードキャスト
し、次に、ステップS1502において、それぞれのデ
バイスよりMIBバリューを入手する。
【0082】例えば、MFP104の装備情報として、
フィニッシャ部210が接続されているか否かを検知し
たり、ステータス情報として現在プリントができるか否
かを検知したり、或いは、MFP104の名前や設置場
所などを入手したりといった具合に、MIBを使うこと
により、それぞれのクライアントで情報の読み出しが可
能であり、時にはそのデータに修正が必要な場合には書
き込みを行うことも可能である。但し、すべてのクライ
アントに書き込みを許可するとデータベース管理がしに
くいため、例えば、サーバ102とクライアント103
を区別してリードライトに制限を持たせることも可能で
ある。
【0083】したがって、上述の機能を使うことによ
り、MFP104の装備情報、装置状態、ネットワーク
の設定、ジョブの経緯、使用状況の管理、制御などあら
ゆる情報を入手することが可能となる。
【0084】図16に再び戻って説明すると、ステップ
S1503ではそれぞれのMIBバリューがある条件を
満たすか否かが判定される。例えば、クライアント10
3と同じBuildingAの3Fにあるデバイス群104を検
索したい場合に、"BuildingA3F“という条件を与える
と、ネットワーク101内にあるデバイスの中で、設置
時(或いは、設置後)に予めBuildingA3F…で始まる
MIBバリューが設定してあるものだけが選択される。
【0085】次に、ステップS1504にてソート順を
決める。それぞれクライアントの指示により降順の場合
には降順でソート(ステップS1505)し、昇順の場
合には昇順でソート(ステップS1506)する。ソー
トにあたっては、sysLocationの残りのパラメータ(_Div
X1)でもよいし、その中での名称順でもかまわない。
【0086】ステップS1507の判定の結果、すべて
のネットワークデバイスの検索が終了していない場合に
は、ステップS1508に進み、次のデバイスの検索の
準備を行い、その後、ステップS1502に戻って上述
した処理を繰り返し行う。
【0087】一方、ステップS1507の判定の結果、
すべてのネットワークデバイスを検索すると、今度は表
示動作に移行する。クライアントは、すべてのデバイス
を表示するか否か(ステップS1509)、或いは、す
べてでない場合にはいくつ表示するか(ステップS15
10)を予め決めておき、決められた数だけ表示する
(ステップS1511)ことになる。
【0088】<GUIの説明>次に、GUI(Graphic
User Interface)と呼ばれるコンピュータ102(また
は103)上で動作するユーティリティソフトウェアの
画面について説明する。図17は、ユーティリティソフ
トウェアの画面を示す図である。
【0089】まず、コンピュータ102(または10
3)上でユーティリティソフトウェアを起動させると、
図17に示すような画面が表示される。ここで1601
はウィンドウ、1608がカーソルで、マウスを使って
クリックすると別のウィンドウが開いたり、次の状態に
遷移したりする。
【0090】1602はタイトルバーと呼ばれ、現在の
ウィンドウの階層やタイトルを表示するのに用いられ
る。1603〜1606はそれぞれタブと呼ばれ、それ
ぞれの分類毎に整理されており、必要な情報を見たり、
必要な情報を選択したりすることができる。
【0091】図17の例では、1603がデバイスリス
トタブと呼ばれ、デバイスの存在とその概要を知ること
ができる。1604はステータスタブで、それぞれの装
置の状態を知ることができる。1605はマップタブ
で、それぞれのデバイスの所在を知ることができる。1
606はセットアップタブで、装置の設置情報を確認、
変更などをすることができる。
【0092】<デバイスリストタブの説明>続いて、上
述のユーティリティソフトウェアのデバイスタブについ
て、同じく図17を参照して説明する。まず、デバイス
タブ1603をクリックすると、ネットワークに接続さ
れた複数のMFP104が、図16のフローチャートに
従って、予め決められた条件でソーティングされて表示
される。
【0093】表示される内容は、デバイスナンバー16
11、デバイスがON (○)であるかOFF (●)であるかを
知らせるPWR1612、デバイス名称1613、デバ
イスの所在地を表すフロア情報1614と位置情報16
15、そして後述のセットアップタブにて予め設定され
た自動デバイスONの時刻1616と自動デバイスOFF
の時刻1617の各カラムで表示され、1618は現在
の時刻を表わしている。
【0094】<ステータスタブの説明>次に、図17に
おいて、ステータスタブ1604をクリックすると、図
18に示す画面が現れる。ここでは、図17と同様、そ
れぞれのデバイスステータスを伺うことができる。
【0095】例えば、1707のステータスで全デバイ
スの状況を把握することもできるし、各デバイスの詳細
が知りたい場合には、デバイスのカラムをダブルクリッ
クするか、詳細キー1708をクリックすると、図19
が現れて、その状態が紙ジャムやエラーであるか、サー
ビスマンコールか、或いは、電源が入っていないかなど
をチェックすることができるし、ジャムの発生位置を表
示するなどの詳細情報を表示することもできる。なお、
図18において、1709はOKボタン、1710はキ
ャンセルボタンである。
【0096】<マップタブの説明>また、マップタブを
クリックすると、図20に示すようなウィンドウに遷移
し、どのデバイスが使用可能か、またそれらの位置関係
が表示される。図20に示す例では、3階建てのビル内
でのネットワーク環境を模式的に表した図であり、1
F,2F,3Fは各階をそれぞれ表し、DivA1、D
ivB1、…などはそれぞれの階に存在するMFP10
4の位置を表示している。本マップは、各デバイスの階
層的ロケーション情報に基づいて、ビル名、フロア名、
区画名のごとき階層化されて表示される。また、マップ
に表示される各デバイスアイコン(DivA1、Div
B1、・・・)は、対応するデバイスの電源状態が識別
可能に表示される。
【0097】なお、図17に示す1616にはこの記号
で表記されている。また、図20において、1801は
建物の名称、1803はカーソル、1806はセレクト
ボタン、1807はプレビューボタン、1808はネク
ストボタンをそれぞれ示している。
【0098】図20において、1802はクライアント
103(またはサーバ102)自身の居場所を示してお
り、#01〜#05…などはそれぞれMFP104を示
し、それぞれの所在地が同図より明らかになる。また、
この画面を見ることで、クライアント103はどのMF
P104に出力すべきかを判断することができる。
【0099】<セットアップタブの説明>次に、セット
アップタブ1606をクリックすると、図21に示す画
面が現れる。この画面は、セットアップタブを表してお
り、それぞれのデバイスの設定情報などを確認したり、
変更したりすることができる。例えば、カーソル190
7にてセレクティングのデバイス名称1901,所在地
1902〜1904、自動電源ON時刻の設定190
5、自動電源OFF時刻の設定1906などがこの画面
から設定できる。時刻の設定は、ここでは15分単位に
なっているが、直接入力して自由に決めてもかまわな
い。
【0100】また、階層化されたロケーション情報のみ
を指定することにより、そのロケーション情報に合致す
るMFP電源制御時刻を一括して設定するようにしても
よい。図27に示した例によれば、階層的ロケーション
情報の上位層から“ビル名=BuildingA、フロア名=3
F”までを満足するロケーション情報を有するMFPの
電源オン/オフ時刻を一括して設定することが可能とな
る。なお、図27において、2702〜2707は、図
19における1902〜1907に対応している。
【0101】<自動電源ON/OFFの仕組み>次に、
図22のフローチャートを参照しながら自動電源ON/
OFFの仕組みを説明する。まず、上記ネットワークユ
ーティリティを管理するサーバ102(または、クライ
アント103)は、ネットワーク101に接続されたM
FP104に対して電源がONであるかOFFであるか
を知るためにMIBオブジェクトをブロードキャスト
(ステップS2001)する。
【0102】このとき、1つのデバイス(仮にNとする)
からそれに対する返答として電源状況が返される。この
デバイス状況をステップS2002において判定し、そ
の判定の結果、デバイス状況がOFFの場合には、現在
の時刻と上記ユーティリティにて予め設定されたTUR
N ON時刻を比較して(ステップS2003)、ON
であるべき時刻に既になっていれば、デバイスNの電源
をON(ステップS2004)にする。
【0103】このときONにする仕組みは、デバイス側
は図23のような電源構成をとっており、AC電源コー
ド2101が差し込まれていて、かつ、メインSW21
03がONされていれば、常に電源が入っている状態の
システムDC電源2105と、上記のようにネットワー
クからの指令で自由にOFF/ONを切り替えることが
できるメインDC電源2106により各制御系に電源供
給されている。また、定着ヒータをはじめとするAC電
源が直接利用されるものに関しては、ジャム処理時など
に電源が切れるように、図23のようなドアSW210
7が設けられている。
【0104】ここで、システムDC電源2105から電
源供給されるものには、プッシュ型SWでかつデバイス
内部にてON/OFFが自由に切り替えられる操作部S
W2108と操作部2109、さらにそれらをコントロ
ールするシステムコントローラ部2110、そして、ネ
ットワーク101側から指示を受けてシステムコントロ
ーラ部に伝えるNIC部204がある。
【0105】一方、メインDC電源2106から電源供
給されるものには、モータやソレノイド或いは、センサ
部などのMFP104を動作させるための各種入出力部
2112と、それを制御するメインコントローラ部21
13があり、MFP104の電源のほとんどは、このメ
インDC電源2106と定着ヒータを中心とするAC制
御系で消費され、システムDC電源2105のみが常時
入っていたとしても、その消費電力はきわめて小さい。
【0106】そして、ネットワーク側から受けたOFF
/ON指示は、NIC部204からシステムコントロー
ラ部2110に伝わり、オートSW2104のOFF/
ONを制御する。ONすれば、メインDC電源2106
と定着ヒータなどのAC系がONされ、OFFするとそ
れらがOFFする仕組みになっている。
【0107】再び、図22に戻って、デバイスNが電源
ON状態であった場合には、現在の時刻と上記ユーティ
リティにて予め設定されたTURN OFF時刻を比較
して、OFFであるべき時刻に既になっていれば、デバ
イスNの電源をOFFにすればよいのだが、いきなりO
FFにしてしまうと、利用ユーザは困るため、利用ユー
ザがいるか否かを確認し、いなければデバイスNの電源
を上述の方法でOFF(ステップS2007)にする。
【0108】利用ユーザがいるか否かは、MFP104
において、スキャナ部201、FAX部203、PDL
部205、プリンタ部209、フィニッシャ部210の
いずれも作動しておらず、また、処理待ちの状態にもな
っていないことが前提である。
【0109】次に、ブロードキャストされた次のデバイ
スからの返答を待ち、返答されれば同じようにOFF/
ON制御を行う。また、予め設定されたポーリング時間
(例えば15分)が経過(ステップS2008)した
ら、再びステップS2001に戻って、ネットワーク上
のデバイスにブロードキャストを繰り返す。
【0110】[第2の実施形態]図15に示したよう
に、クライアントから直接ブロードキャストする方法で
は、クライアントが多数あり、それぞれが上記ユーティ
リティを立ち上げた場合には、ネットワークトラフィッ
クが大きくなり過ぎてしまうため、この作業をサーバか
らだけにして、サーバ内でそこで得た情報をデータベー
ス化して管理するのが、図24、図25に示す方法であ
る。
【0111】図24、図25において、サーバ102
は、まず必要データのMIBオブジェクトをブロードキ
ャスト(C2201, ステップS2301)し、各デバイスよりそ
れらのMIBバリューを入手(C2202, ステップS2302)
し、サーバ内のメモリに入れる。そして、ステップS23
03において、すべてのデバイスを検索したか否かを判断
し、検索していない場合にはステップS2304にて次の次
のデバイスを検索する用意を行う。上述の作業を同一ネ
ットワーク(192.168.1.XXX)すべてのデバイスに関して
行い、サーバ内にてデータベースとして管理(ステップ
S2305)する。
【0112】ここで、それぞれのデバイスの情報は刻一
刻と変化するため、ステップS2306で終了の判断が行わ
れるまで、定期的(ステップS2307)にこれらの情報を入
手し、必要に応じて更新していく。
【0113】一方、クライアント側では、ユーティリテ
ィを立ち上げると、定期的にサーバ内のデータベースを
覗き (C2203, ステップS2311) に行く。ここからは、
上述の図15の説明と同様にMIBバリューが条件を満
たすか否か(ステップS2312)、ソート順序(ステップS2
313)を判断し、降順である場合にはステップS2314
に進んで降順でソートする。また、スステップS231
3の判断の結果、昇順である場合にはステップS231
5に進み、昇順でソートする処理を行う。
【0114】更に、全表示か部分表示か(ステップS231
6)を判断し、全表示を行う場合にはステップS2318
に進んで、ソートされた順番で全デバイスを表示する。
また、全表示を行わない場合には、ステップS2319
に進み、予め決められた数のデバイスのみを表示する処
理を行う。
【0115】次に、ステップS2320で表示終了か否
かを判断し、終了でない場合にはステップS2321に
進み、一定時間が経過するのを待ってからステップS2
311に戻り、上述した処理を繰り返し行う。
【0116】[第3の実施形態]次に、図26のフロー
チャートを用いて第3の実施形態について説明する。同
一ネットワーク内のMFPを全てブロードキャスト(ス
テップS2401)するサーバ102のデータベースに
予め登録しておけば、それぞれのデバイスがブロードキ
ャストに返答するか否か(ステップS2402)でメイ
ンSW2103が入っているかどうかを判断することが
可能である。したがって、電源状況は3種類に分けられ
る。
【0117】すなわち、(1)メインSW2103が入
っていて、かつ、オートSW2104も入っている電源
ON状態。(2)メインSW2103は入っているがオ
ートSW2104がOFFされているスリープ状態。
(3)メインSW2103自体が切られている電源OF
F状態である、の3種類である。そして表示手段には、
ON,OFF及びスリープの3状態で表示する。
【0118】例えば、予めサーバ102側にて登録され
ているが、ステップS2402の判断の結果、デバイス
からの応答がない場合には、電源OFF状態を表示(ス
テップS2410)。
【0119】ステップS2402の判断の結果、デバイ
スから返答があった場合には、ステップS2403にお
いて、スリープモード付きまたはファックス付きである
か否かを判断する。スリープモードまたはファックス付
きでない場合にはステップS2404に進み、現在時刻
は自動電源ON時間内か否かを判断する。この判断の結
果、そうであるならばステップS2405に進み、その
デバイスの電源をONにする処理を行う。次に、ステッ
プS2406に進み、電源ON状態を表示する。
【0120】一方、ステップS2403の判断の結果、
スリープモードまたはファックス付きで有り、ステップ
S2404の判断の結果、現在時刻は自動電源ON時間
内では無い場合にはステップS2407に進み、そのデ
バイスを利用しているユーザはいるか否かを判断する。
この判断の結果、利用しているユーザがいる場合にはス
テップS2406に進んでON状態を表示する。また、
ステップS2407の判断の結果、利用しているユーザ
がいない場合にはステップS2408に進み、デバイス
の電源をOFFにして、次に、ステップS2409にて
スリープ表示を行う。
【0121】本実施形態においては、ある決められた時
間が経過したか否かをステップS2411において判断
しており、この判断の結果、一定時間が経過していない
場合にはステップS2412にて次のデバイスへ行く処
理を行い。また、ステップS2411の判断の結果、一
定の時間が経過した場合にはステップS2401に戻っ
てブロードキャスト動作を行い、常に最新情報に更新す
るようにしている。
【0122】近年、MFP104は、省エネルギーのた
めにオンディンマンド定着方式を採用した、定着ヒータ
が素早く立ち上がるタイプのデバイスである場合には、
電源がON/OFFのほかにスリープモードと呼ばれる
状態がいわば、上記(2)のメインSW2103は入っ
ているがオートSW2104がOFFされているスリー
プ状態に相当する。
【0123】このスリープモードを持っているデバイス
は、通例、誰にも使用されていない状態がある一定時間
続くと自動的にスリープモードに入り、自分自身で省エ
ネモードとなる。これは、真夜中に届くFAXなどにも
備えることが可能で、省エネにかなり有効な方式でもあ
る。
【0124】そのため、FAX付きのデバイスか否かを
判定して、FAX付きのものは電源OFFにせずに24
時間待機したり、夜中や早朝も作業するオフィスではフ
ロアに1台24時間待機するデバイスを設けるなど様々
なMIB情報やデバイス環境と組み合わせて利用するこ
とも可能である。
【0125】以上説明した本発明の実施形態によれば、
ネットワークに接続された全て(または一部)のMFP
デバイスの電源情報を一斉に入手し、それぞれのデバイ
スにそれぞれの電源ON/OFFを設定して、使用状況
を統一的に管理、制御などをリアルタイムに提供するこ
とが可能となる。
【0126】また、これを利用することで、各ユーザは
夜遅い時間や朝早い時間でも、自分自身の身辺で既にO
Nされたデバイスを即座に見つけて、プリントすること
が可能であり、ネットワーク全体で省エネルギー化が行
えるばかりか、ユーザ一人一人にとって、すぐにプリン
ト可能であるので無駄の無い円滑なデバイス分割を可能
にする。
【0127】なお、本発明は複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ,インターフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0128】また、本発明の目的は上述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0129】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0130】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0131】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0132】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークに接続された複数の画像形成装置に対し
て、OFF/ONの状況を集中的に管理、制御し、それ
ぞれのデバイスをそれぞれ異なるタイミングで自動的に
OFF/ONを切り替えることができる。また、ログオ
ン中のユーザ数や周辺のデバイスのOFF/ON状況に
応じて複合機を優先的に立ち上げたり、立ち上げデバイ
ス数を制限するなどの集中管理を行うことが可能とな
り、ネットワーク全体での省エネルギー化を考慮した画
像形成システムを提供することができる。さらに、各ユ
ーザは夜遅い時間や朝早い時間でも、自分自身の身辺で
既にONされたデバイスを即座に見つけてプリントする
ことができ、これによりネットワーク全体で省エネルギ
ー化が行えるとともに、無駄の無い円滑なデバイス分割
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるシステムの構成を示す外観図
である。
【図2】画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】画像形成装置のスキャナ部の構成を示す図であ
る。
【図4】画像形成装置の画像処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】画像形成装置のFAX部の構成を示すブロック
図である。
【図6】画像形成装置のNIC部及びPDL部の構成を
示すブロック図である。
【図7】画像形成装置のコア部の構成を示すブロック図
である。
【図8】カラー画像形成装置及びモノクロ画像形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】画像形成装置のPWM部の構成及びパルス幅変
調を示す図である。
【図10】カラー画像形成装置のプリンタ部の構造を示
す側断面図である。
【図11】白黒画像形成装置のプリンタ部の構造を示す
側断面図である。
【図12】画像形成装置のフィニッシャ部の構造を示す
側断面図である。
【図13】ネットワーク環境を示す図である。
【図14】ネットワークデータ転送を示す図である。
【図15】ブロードキャストの概念図を示す図である。
【図16】デバイス情報の入手と表示のフローチャート
である。
【図17】デバイスリストタブ画面を示す図である。
【図18】ステータスタブ画面の一例を示す図である。
【図19】マップタブ画面の一例を示す図である。
【図20】3階建てのビル内でのネットワーク環境を模
式的に表した図である。
【図21】セットアップタブ画面を示す図である。
【図22】デバイスの電源OFF/ONのフローチャー
トである。
【図23】デバイスの電源系統のブロック図である。
【図24】ブロードキャストの概念図を示す図である。
【図25】デバイス情報の入手と表示のフローチャート
である。
【図26】デバイス情報の入手と表示のフローチャート
である。
【図27】マップタブ画面の他の例を示す図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク 102 ドキュメントサーバコンピュータ 103 クライアントコンピュータ 104 カラーMFP 105 白黒MFP
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04N 1/00 107Z 5K033 H04N 1/00 G06F 1/00 334H 107 H04L 11/00 310Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AQ06 HH03 HH11 HJ07 HK19 HQ12 HQ17 5B011 EA10 EB08 FF04 HH06 MA05 MA13 5B021 AA01 BB10 EE04 MM00 MM01 5B089 GA11 GA21 GB02 HA01 JA35 JB15 KA01 KA13 KB04 KB11 KC26 KC59 KH01 LB12 MC02 5C062 AA05 AA14 AA35 AB23 AB46 AB49 AB53 AC36 AF06 BA00 5K033 DB12 DB14 DB25

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の画像形成装置が接続されている
    ネットワークに接続されて使用されるクライアント端末
    装置において、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、 上記通信手段によって得られた上記複数の画像形成装置
    の電源状況情報を表示する表示手段とを具備することを
    特徴とするクライアント端末装置。
  2. 【請求項2】 複数個の画像形成装置が接続されている
    ネットワークに接続されて使用されるクライアント端末
    装置において、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、 上記通信手段によって得られた上記複数の画像形成装置
    の電源状況情報を表示する表示手段と、 上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更さ
    せるようにする制御信号を上記ネットワークを介して出
    力する電源状態制御手段とを具備することを特徴とする
    クライアント端末装置。
  3. 【請求項3】 複数個の画像形成装置が接続されている
    ネットワークに接続されて使用されるクライアント端末
    装置において、 上記複数個の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻
    を設定する時刻設定手段と、 上記時刻設定手段によって設定された変更時刻を上記ネ
    ットワークを介して出力する電源変更時刻出力手段を具
    備することを特徴とするクライアント端末装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されて使用される画
    像形成装置において、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、 上記通信手段を介して取得した制御情報に基づいて電源
    状態を変更させる電源状態変更手段とを具備することを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数個の画像形成装置、及び少なくとも
    1個のクライアント端末装置が接続されているネットワ
    ークに接続されて使用されるサーバ端末装置において、 上記クライアント端末装置から出力された制御信号に基
    づいて、上記複数個の画像形成装置の一部または全部の
    電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源管理手段を
    具備することを特徴とするサーバ端末装置。
  6. 【請求項6】 複数個の画像形成装置、及び少なくとも
    1個のクライアント端末装置が接続されているネットワ
    ークに接続されて使用されるサーバ端末装置において、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段を具備する
    ことを特徴とするサーバ端末装置。
  7. 【請求項7】 複数個の画像形成装置、及び少なくとも
    1個のクライアント端末装置が接続されているネットワ
    ークに接続されて使用されるサーバ端末装置において、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段と、 上記変更時刻設定手段によって設定された時刻に、上記
    複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する画
    像形成端末電源状態変更手段とを具備することを特徴と
    するサーバ端末装置。
  8. 【請求項8】 複数個の画像形成装置、少なくとも1個
    のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネット
    ワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段とを有するクライアント端末装置と、 上記クライアント端末装置から出力された制御信号に基
    づいて、上記複数個の画像形成装置の一部または全部の
    電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源管理手段を
    有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  9. 【請求項9】 複数個の画像形成装置、少なくとも1個
    のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネット
    ワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段とを有するクライアント端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段を有するサ
    ーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  10. 【請求項10】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段とを有するクライアント端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段と、上記変
    更時刻設定手段によって設定された時刻に、上記複数の
    画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する画像形成
    端末電源状態変更手段とを有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  11. 【請求項11】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段と、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を
    変更させるようにする制御信号を上記ネットワークを介
    して出力する電源状態制御手段とを有するクライアント
    端末装置と、 上記クライアント端末装置から出力された制御信号に基
    づいて、上記複数個の画像形成装置の一部または全部の
    電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源管理手段を
    有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  12. 【請求項12】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段と、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を
    変更させるようにする制御信号を上記ネットワークを介
    して出力する電源状態制御手段とを有するクライアント
    端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段を有するサ
    ーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  13. 【請求項13】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記ネットワークを介して上記複数個の画像形成装置と
    通信を行って、各画像形成装置における電源状況情報を
    取得する通信手段と、上記通信手段によって得られた上
    記複数の画像形成装置の電源状況情報を表示する表示手
    段と、上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を
    変更させるようにする制御信号を上記ネットワークを介
    して出力する電源状態制御手段とを有するクライアント
    端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段と、上記変
    更時刻設定手段によって設定された時刻に、上記複数の
    画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する画像形成
    端末電源状態変更手段とを有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  14. 【請求項14】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記複数個の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻
    を上記ネットワークを介して出力する電源変更時刻出力
    手段を有するクライアント端末装置と、 上記クライアント端末装置から出力された制御信号に基
    づいて、上記複数個の画像形成装置の一部または全部の
    電源状況を一斉に管理する画像形成端末電源管理手段を
    有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  15. 【請求項15】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記複数個の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻
    を上記ネットワークを介して出力する電源変更時刻出力
    手段を有するクライアント端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段を有するサ
    ーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  16. 【請求項16】 複数個の画像形成装置、少なくとも1
    個のクライアント端末装置、及びサーバ端末装置がネッ
    トワークに接続されて成る画像形成システムにおいて、 上記複数個の画像形成装置の電源状態を変更させる時刻
    を上記ネットワークを介して出力する電源変更時刻出力
    手段を有するクライアント端末装置と、 上記ネットワークを介して入力された制御情報に基づい
    て上記複数の画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更
    する時刻を個別に設定する変更時刻設定手段と、上記変
    更時刻設定手段によって設定された時刻に、上記複数の
    画像形成装置のそれぞれの電源状態を変更する画像形成
    端末電源状態変更手段とを有するサーバ端末装置と、 上記ネットワークに接続されている端末装置と通信する
    通信手段と、上記通信手段を介して取得した制御情報に
    基づいて電源状態を変更させる電源状態変更手段とを有
    する画像形成装置とを具備することを特徴とする画像形
    成システム。
  17. 【請求項17】 上記画像形成装置の電源状況は、O
    N、OFFの2モード、またはON、OFF及びスリー
    プの3モードであることを特徴とする請求項8〜16の
    何れか1項に記載の画像形成システム。
  18. 【請求項18】 ネットワークに接続された複数の画像
    形成装置の電源情報を一斉に入手する第1の処理と、 上記第1の処理で入手した電源情報に基づいて、上記複
    数の画像形成装置の電源状態を設定する第2の処理とを
    行い、 上記ネットワークに接続されている画像形成装置の使用
    状況を統一的に管理及び制御することを特徴とするネッ
    トワークシステムにおける画像形成方法。
  19. 【請求項19】 上記請求項1〜7の何れか1項に記載
    の各機能手段を構成するプログラムをコンピュータから
    読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記請求項18に記載のネットワーク
    システムにおける画像形成方法を実施するプログラムを
    コンピュータから読み出し可能に格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
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