JP2001215399A - 帯板状部材の取付調整機構 - Google Patents

帯板状部材の取付調整機構

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JP2001215399A
JP2001215399A JP2000028500A JP2000028500A JP2001215399A JP 2001215399 A JP2001215399 A JP 2001215399A JP 2000028500 A JP2000028500 A JP 2000028500A JP 2000028500 A JP2000028500 A JP 2000028500A JP 2001215399 A JP2001215399 A JP 2001215399A
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好司 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として光走査装置の走査光を反射させる反
射鏡などの反射面の方向を、その表裏いずれかの面に当
接させた適宜なカム曲線を有するカム部材の回動によっ
て変更できるようにして、光走査装置の光学特性や走査
特性を容易に確保できる帯板状部材の取付調整機構を提
供する。 【解決手段】 円筒状で回動中心を該円筒の中心から偏
倚させたカム主体7の外周面にカム棒8を突設し、反射
鏡1の一面に、その幅員方向の一側の端部に該カム棒8
を、他側の端部に支持突起3を当接させ、押えバネ11で
押圧してケーシング2に取り付ける。カム主体7には雌
ネジ部7aが形成され、作動ネジ6を螺合させる。カム主
体7の外周面にはカム溝9を形成し、係合ピン10を係合
させる。作動ネジ6の回動で、カム主体7がカム溝9に
より回動しながら進退し、カム棒8が旋回して当接位置
が変化して、反射鏡1の端部を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射鏡などの板
状部材、特に帯板状部材の面が所定の方向に向くように
調整するための帯板状部材の取付調整機構に関し、特に
光走査装置に用いられる反射鏡の反射面の向きを調整す
るのに適した帯板状部材の取付調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置に用
いられている光走査装置は、レーザー光源から発せられ
た画像情報を含むレーザービームが、適宜に調光されて
ポリゴンミラーなどの偏向手段に入射され、該偏向され
たレーザービームで感光体ドラムなどの像担持体を照射
してその表面に静電潜像を形成するようにしたものであ
る。そして、この静電潜像をトナーで現像してトナー像
を形成し、このトナー像を記録紙などの転写媒体に転写
させて画像を形成する。また、カラー複写機やカラープ
リンタ等のカラー画像形成装置には、タンデム型画像形
成装置が広く知られている。これは、複数の感光体ドラ
ムなどの像担持体を並設し、これら像担持体に、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(BK)の画像データを含むレーザービームを各別に走
査させながら照射して静電潜像を形成し、この静電潜像
を所定のトナーで現像してトナー像を形成し、この像担
持体の並設方向に移動する記録紙などの転写媒体に順次
トナー像を転写してカラー画像を形成する方式が採用さ
れている画像形成装置である。
【0003】近年、複写機やプリンタの高速化やカラー
化に伴い、走査用の光ビームや走査ユニットの複数化が
必要となってきた。しかも、形成される画像の鮮明さな
どを確保するためには、これら複数の走査用光ビームの
光学特性や走査ユニットの走査特性などを所定の特性に
確保すると共に、複数のユニットの特性を均一にする必
要がある。光学特性や走査特性を確保するためには、光
走査装置を構成する光学部品の取付精度を高くして、各
光学部品が所定の連繋状態を保つようにしなければなら
ない。特に、反射鏡の反射方向に僅かなずれや取付状態
の変化が生じると光学特性や走査特性などが損なわれて
しまう。このため、反射鏡の反射方向は高精度に調整さ
れる必要がある。特に、ポリゴンミラーで反射された走
査光を反射させる反射鏡は、走査範囲をカバーするため
帯板状をして両端部で支持されており、一方の端部の取
付状態が変化すると反射面の全域の方向が変化してしま
うから、両端部の取付状態を高精度に調整しなければな
らない。
【0004】従来のこの種の反射鏡の調整機構として
は、反射鏡と取り付けるブラケットと反射鏡との間の適
宜位置に、雲母板など極薄のスペーサを介在させて該反
射鏡を傾けることにより、反射面の方向を変化させて調
整している。また、帯板状の反射鏡の調整機構として、
例えば実開平5−33108号公報に記載されたミラー
調整機構がある。このミラー調整機構は、ミラー枠の端
部にミラー反射面側に当接可能な支持片を設け、該支持
片には前記ミラーの反射面側に当接可能な調整板を回動
自在に取り付けると共に、該調整板にその回動位置を調
整する調整部材を設け、さらに、前記ミラー枠の背面側
に接触して該ミラーを押圧する付勢部材を取り付けた構
造とされている。そして、前記調整部材を調整して前記
調整板を回動させると、ミラーが長手方向を軸として揺
動し、その反射面の方向が変るようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の調整機構では、次のような問題がある。前記ス
ペーサを介在させて反射鏡を傾けるようにした機構で
は、反射鏡の傾く方向を任意の方向に設定することがで
きるが、スペーサが極めて薄いため、調整作業が煩雑と
なっている。しかも、スペーサを介在させて止めネジな
どで反射鏡を固定することになるが、この止ネジの締め
付け力が一定でないため、スペーサを介在させたにも拘
わらず、締め付け力が異なるために反射鏡が所望の方向
を向かない場合がある。すなわち、定量的な調整を行な
うことができず、スペーサや反射鏡、これらのブラケッ
トなどの加工精度によって調整内容が異なってしまうお
それがある。
【0006】また、前記実開平5−33108号公報に
記載されたミラー調整機構は、調整部材である調整ネジ
の進退によって調整板を回動させることによるから、調
整ネジの進退量を調整することにより定量的な調整を行
なうことはできるが、調整ネジのピッチに依存してしま
い、微調整を行なうのが難しい。
【0007】また、調整部材に偏心ピンを使用して同様
な調整を行なう機構が考えられるが、調整動作に対する
板材の傾きの変動が大き過ぎて、昨今の精密な調整を必
要とする機器に適さない。
【0008】そこで、この発明は、定量的に調整を行な
うことができると共に、微妙な調整も行なうことができ
るようにした、特に光走査装置の反射鏡に適した帯板状
部材の取付調整機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る帯板状部材の取
付調整機構は、帯板状部材の長手方向の端部であって、
該帯板状部材の幅員方向の一方の側に偏倚した位置にカ
ム部材を、該カム部材のカム曲線が該帯板状部材の一方
の面に当接した状態に設け、幅員方向の他方の側で該帯
板状部材を揺動自在に支持させ、他方の面に付勢手段に
よる蓄勢力を付勢して、前記一方の面をカム曲線に押圧
し、前記カム部材を回動させてカム曲線の前記一方の面
に当接する位置を変更する作動手段を備えたことを特徴
としている。
【0010】カム部材が前記作動手段によって回動させ
られると、帯板状部材と接触するカム曲線の位置が変化
するから、該帯板状部材の幅員方向の一方の側の位置が
変化する。このため、帯板状部材の表面の方向が変化す
ることになる。なお、前記付勢手段によって付勢されて
いるため、帯板状部材はカム曲線に押圧された状態が維
持され、カム部材によって確実に移動させられる。しか
も、帯板状部材の移動をカム曲線によって行なわせるか
ら、該カム曲線を適宜なものとすることにより、帯板状
部材の取付状態の調整のための変化を連続的に行なうわ
せることができ、容易に微調整を行なうことができる。
【0011】また、請求項2の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、前記カム部材が回動する際に、該カム
部材がその回動軸の方向に移動することを特徴としてい
る。
【0012】カム曲線がカム部材の回動軸と直交する面
と交差する構造を採用する場合には、カム部材の回動に
よって、カム曲線と接触する帯板状部材における位置が
変化するから、帯板状部材の取付状態を調整するための
変化が不定となるおそれがある。このため、カム曲線の
移動に応じてカム部材をその回動軸方向に移動させて、
帯板状部材におけるカム曲線と接触する位置を一定とす
ることにより、該帯板状部材の取付状態の調整のための
変化を安定して行なわせることができる。
【0013】また、請求項3の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、前記作動手段をカム部材に螺合する作
動ネジによって形成し、該カム部材の回動軸の方向と該
作動ネジの送り方向とをほぼ一致させ、カム部材に適宜
なカム曲線を有するカム部を形成し、前記該カム部と係
合させた係合部材を備えていることを特徴としている。
【0014】作動ネジを回動させると、カム部材が該作
動ネジとの螺合によって該作動ネジの回動方向に応じて
進退する。このとき、前記カム部に係合部材が係合して
いるから、進退する際に該カム部に拘束されてカム部材
が回動することになる。この回動によって帯板状部材と
カム部材に形成されたカム曲線との接触位置が変更され
て、該帯板状部材の取付状態が変化する。しかも、カム
部のカム曲線の形状を適宜なものとすることにより、帯
板状部材におけるカム曲線と接触する位置を一定とする
ことができる。
【0015】また、請求項4の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、帯板状部材の長手方向の端部に一対の
カム部材を、該カム部材のカム曲線が該帯板状部材の一
方の面に当接した状態に設け、他方の面に付勢手段によ
る蓄勢力を付勢して、前記一方の面を前記一対のカム曲
線に押圧し、前記カム部材を回動させてカム曲線の前記
一方の面に当接する位置を変更する作動手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0016】すなわち、帯板状部材の端部において、そ
の幅員方向の両端部に前記カム部材のカム曲線を当接さ
せたものである。このため、両端部において帯板状部材
の取付状態の調整を行なうことができ、より微調整を行
なうことができる。
【0017】また、請求項5の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、前記一対のカム部材の回動軸をほぼ平
行に配し、一方の回動を他方のカム部材に伝達する伝達
手段を設けて、前記一方のカム部材の回動に同期して他
方のカム部材が回動することを特徴としている。
【0018】一方のカム部材を回動させると、前記伝達
手段を介してその動力が他方のカム部材に伝達されて、
該他方のカム部材も回動することになる。したがって、
カム部材を個別に作動させる必要がなく、調整作業が容
易となる。なお、一対のカム部材の軸は、帯板状部材の
長手方向とほぼ平行に配設することが好ましい。また、
伝達手段としては、ベルト車やギヤその他の構造を用い
ることができる。
【0019】また、請求項6の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、前記一対のカム部材を同軸上に設け、
これら一対のカム部材のカム曲線を異ならせて、前記作
動手段によりこれらカム部材が回動することを特徴とし
ている。
【0020】一対のカム部材を支持している軸を回動さ
せれば、該一対のカム部材が回動する。これらカム部材
のカム曲線が異なっているから、これらに当接している
帯板状部材の幅員方向の両端部は異なる移動量で移動す
る。したがって、帯板状部材の面の方向を変更すること
ができる。なお、前記軸は帯板状部材の幅員方向とほぼ
平行に配設することが好ましい。
【0021】また、請求項7の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、前記一対のカム部材が等しいカム曲線
を備え、これらカム部材の位相を異ならせて、前記作動
手段によりこれらカム部材が回動することを特徴として
いる。
【0022】等しいカム曲線を備えたカム部材を組合わ
せて構成したから、カム曲線が異なるカム部材とした場
合に比べて、カム部材の加工に手間がかからず、部品管
理も容易となる。
【0023】また、請求項8の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、請求項4ないし請求項7に記載の帯板
状部材の取付調整機構において、前記カム部材が回動す
る際に、該カム部材がその回動軸の方向に移動すること
を特徴としている。
【0024】また、請求項9の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構は、請求項8に記載の帯板状部材の取付調
整機構において、前記作動手段をカム部材に螺合する作
動ネジによって形成し、該カム部材の回動軸の方向と該
作動ネジの送り方向とをほぼ一致させ、前記一対のカム
部材の少なくとも一方のカム部材に適宜なカム曲線を有
するカム部を形成し、前記該カム部と係合させた係合部
材を備えていることを特徴としている。
【0025】また、請求項10の発明に係る帯板状部材
の取付調整機構は、前記カム部材を収容したケーシング
を、前記帯板状部材の長手方向と交差する方向に移動可
能としたことを特徴としている。
【0026】すなわち、カム部材が帯板状部材の長手方
向と交差する方向に移動することにより、そのカム曲線
の位置が変化する。このため、該カム曲線に当接させて
ある帯板状部材の位置も変化させることができる。例え
ば、該帯板状部材の面と直交する方向や、幅員方向に該
帯板状部材を移動させることができ、これらの方向に移
動させることにより、他の部品などとの位置関係を容易
に調整することができる。特に、光走査装置では、光路
長の調整を容易に行なうことができ、所望の光学的性能
を容易に確保することができる。しかも、その移動後の
位置において、カム部材を回動させて取付状態を調整す
ることができる。
【0027】また、請求項11の発明に係る帯板状部材
の取付調整機構は、前記カム部材のカム曲線に一端部を
当接させて従動ロッドを設け、該従動ロッドの他端部に
前記帯板状部材を当接させたことを特徴としている。
【0028】カム部材自体をカム曲線で外形が形成され
た薄肉の板材などで形成すれば、該カム曲線は帯板状部
材とほぼ点接触させることができるので、帯板状部材を
安定して調整動作させることができるが、薄肉の板材な
どでは強度が不足する場合が生じるおそれがある。斯か
る場合には、カム部材を筒状等に形成することになる。
そして、筒状のカム部材の表面に形成されたカム曲線に
前記従動ロッドを当接させ、他端部を帯板状部材に当接
させることにより、該従動ロッドを介したカム曲線と帯
板状部材とが点接触する状態となり、該帯板状部材の動
作を安定させることができる。
【0029】そして、請求項12の発明に係る帯板状部
材の取付調整機構は、前記帯板状部材が、光学装置に組
み込まれた反射鏡であることを特徴としている。
【0030】すなわち、この調整機構を光走査装置の反
射鏡に実装することにより、容易に、かつ、定量的に反
射鏡の反射方向を調整することができる。このため、反
射鏡の取付状態を高精度に調整することができ、光走査
装置の光学特性や走査特性を所望のものに確保し、維持
することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る帯板状部材の取付調整機
構を具体的に説明する。なお、この実施形態では、この
帯板状部材を光学装置である光走査装置の反射鏡として
場合について説明してある。
【0032】図1に示すように、帯板状部材である反射
鏡1の端部はケーシング2を臨んで配される。ケーシン
グ2は支持面2aに支持突起3が突設されており、その外
側に雌ネジ部4が螺刻されている。この支持面2aの端部
には、適宜間隔を設けて一対の支持壁5a、5bが一体的に
形成されている。この支持壁5a、5bのうちの反射鏡1の
中央側の支持壁5bには、図示しない雌ネジ部が形成さ
れ、外側の支持壁5aの一部であって該雌ネジ部と貫通す
る位置には図示しない透孔が形成されている。そして、
これら透孔と雌ネジ部とに作動手段としての作動ネジ6
が支持される。すなわち、作動ネジ6は先端部に前記支
持壁5bに形成された図示しない雌ネジ部と螺合する雄ネ
ジ部6aが形成され、この雄ネジ部6aの後端部には該雄ネ
ジ部6aよりも縮径されて、支持壁5bの厚さよりも適宜に
長い先端側首部6bが形成されている。この先端側首部6b
の後端部には雄ネジによって作動ネジ部6cが形成され、
この作動ネジ部6cの後端部に、支持壁5aの厚さよりも適
宜に長い基端側首部6dが形成されている。この基端側首
部6dの端部に頭部6eが形成されている。
【0033】前記作動ネジ6の作動ネジ部6cには、円筒
状をしたカム主体7に形成された雌ネジ部7aが螺合す
る。この雌ネジ部7aはカム主体7の円筒の中心軸から適
宜に偏倚した位置に形成されて、該カム主体7自体で作
動ネジ6を中心として回動する場合に偏心カムとなるよ
うにしてある。このカム主体7の外周面には、該カム主
体7の母線から適宜に傾いた方向を長手方向として突出
させたカム部材としてのカム棒8が設けられている。な
お、カム主体7を偏心カムで形成してある場合には、該
カム棒8は均一な肉厚であってもその外周面でカム曲線
を構成できるが、カム主体7を偏心せずに作動ネジ6cに
支持させて、該カム棒8の肉厚をその長手方向に連続的
に変化させても該カム棒8の外周面でカム曲線を構成で
きる。
【0034】前記カム主体7の外周面の適宜位置には、
適宜深さの溝によってカム部としてのカム溝9が形成さ
れている。他方、前記ケーシング2の適宜位置には、図
3に示すように、このカム溝9に挿入されて該カム溝9
と係合する係合部材としての係合ピン10が設けられてい
る。なお、この係合ピン10は適宜な手段によってカム溝
9と係合するよう付勢されて、カム主体7の回動によっ
てもカム溝9から離脱しないようにしてある。
【0035】反射鏡1は、その幅員方向の一方の側が前
記支持突起3に当接され、他方の側が前記カム主体7の
カム棒8に当接した状態でケーシング2に載置され、そ
の上から付勢手段としての押えバネ11が被せられ、該押
えバネ11の端部をケーシング2の支持面2aに形成された
前記雌ネジ部4と螺合する止ネジ11a を締め付けてケー
シング2に固定される。また、前記押えバネ11の蓄勢力
によって、反射鏡1は支持突起3とカム棒8に押圧され
るようにしてある。また、支持壁5aとカム主体7との間
には作動ネジ6に嵌装されて圧縮コイルバネからなる片
寄せバネ7bが介在されており、この片寄せバネ7bの蓄勢
力によってカム主体7の雌ネジ部7aと作動ネジ部6cとの
間のバックラッシュを除去している。
【0036】前記ケーシング2は、図2と図3、図4に
示すように、ケースホルダ12に収容されている。このケ
ースホルダ12には、ケーシング2の両側に位置する壁部
に、反射鏡1の長手方向と交差する方向に傾斜させた一
対のガイドロッド13が支持されており、ケーシング2に
はこれらガイドロッド13を各別に挿通させる透孔(図示
せず)が形成され、この透孔にガイドロッド13を挿通さ
せて、ケーシング2が該ガイドロッド13に案内されて摺
動するように支持されている。また、図3及び図4に示
すように、ケーシング2とケースホルダ12の壁部との間
には、戻しバネ14が介在されており、その蓄勢力により
ケーシング2をケースホルダ12に対して一方向に移動さ
せるようにしてある。この戻しバネ14を配した側と反対
側のケースホルダ12の壁部には駆動ネジ15が螺合されて
設けられており、その先端部がケーシング2に当接され
ている。さらに、ケースホルダ12には片寄せバネ16が収
容されており、その蓄勢力を受けてケーシング2が該ケ
ースホルダ12の内部で適宜な位置に偏倚されるようにし
てある。
【0037】以上により構成されたこの発明に係る取付
調整機構により反射鏡1を取り付ける作業を、以下に説
明する。
【0038】支持壁5aの図示しない透孔に作動ネジ6を
挿通させ、前記片寄せバネ7bを嵌装させる。この作動ネ
ジ6の作動ネジ部6cにカム主体7を螺合させ、前記雄ネ
ジ部6aを支持壁5bの雌ネジ部に螺合させて該雌ネジ部を
貫通させて、前記先端側首部6bを該雌ネジ部に位置させ
れば、前記基端側首部6dが支持壁5aの透孔に位置して、
作動ネジ6が支持壁5a、5b間に支持された状態となる。
この際、前記係合ピン10をカム主体7のカム溝9に挿入
する。このケーシング2をケースホルダ12に収容させ
て、該ケースホルダ12の壁部から前記ガイドロッド13を
ケーシング2と共に挿通させて、該ケーシング2をケー
スホルダ12に収容させる。そして、反射鏡1をケーシン
グ2の支持突起3とカム棒8に当接させて配し、その上
から前記押えバネ11を被せて止ネジ11a によって該押え
バネ11をケーシングに止着して反射鏡1を固定する。
【0039】前述のように反射鏡1が取り付けられたな
らば、前記作動ネジ6の頭部6eを適宜な治具を用いて回
動させる。作動ネジ6を回動させると、該作動ネジ6に
形成された作動ネジ部6cと螺合しているカム主体7が進
退することになる。カム主体7が進退する場合には、前
記カム溝9の係合ピン10が係合しているから、該カム溝
9に案内されて回動しながら進退する。すなわち、図7
に示す状態から、カム筒7が回動しながら、作動ネジ6
の回動方向に応じた方向に移動すると共に、適宜に回動
する。このカム主体7の回動によって前記カム棒8が旋
回して、図8に示すように、該カム棒8における反射鏡
1の当接位置が変更される。しかも、このカム主体7は
回動軸が偏心させてあるから、カム棒8の当接位置が変
更することによって、反射鏡1が前記支持突起3を支点
として揺動する。したがって、作動ネジ6を回動させる
ことにより、反射鏡1の反射面の方向を調整することが
できる。すなわち、図5及び図6に示すように、カム棒
8における接触位置が異なることにより、反射鏡1が揺
動してその反射面の方向が変更される。
【0040】また、カム主体7には前記片寄せバネ7bの
蓄勢力が付勢されているから、該カム主体7は作動ネジ
6に対して一定位置にある。さらに、前記カム溝9のカ
ム曲線を適宜な形状とすることにより、前記カム棒8が
当接する反射鏡1における位置を一定とすることがで
き、しかもカム棒8と反射鏡1とはほぼ点接触させられ
るから、反射鏡1の取付状態を安定して定量的に調整す
ることができる。
【0041】また、前記ケースホルダ12に螺合させた駆
動ネジ15を回動させた場合には、該駆動ネジ15のケース
ホルダ12に対する進退によって、ケーシング2は、押動
され、あるいは前記戻しバネ14の復元力を受けて、前記
ガイドロッド13に案内されて移動することになる。この
ガイドロッド13は反射鏡1の長手方向と交差する方向を
長手方向として傾斜させてあるから、ケーシング2はガ
イドロッド13に案内されながら昇降することになる。こ
のため、ケーシング2に取り付けられた反射鏡1も昇降
し、その反射面を該反射面と交差する方向に移動させる
ことができる。このため、光学系全体の光路長を調整す
ることができる。
【0042】図9及び図10は、この帯板状部材の取付調
整機構の第2の実施形態を示す図で、図1ないし図7に
示した第1の実施形態に係る取付調整機構と同一の部位
は同一の符号を付してある。この第2実施形態では、前
記支持突起3に代えて支持カム21を回動自在に支持させ
ると共に、該支持カム21を回動させる駆動力を、カム主
体7の回動を伝達させて行なうようにしたものである。
すなわち、前記作動ネジ6に駆動側ギヤ22を嵌着させ、
前記支持カム21の駆動軸に被動側ギヤ23を嵌着させ、こ
れらギヤ22、23に中間ギヤ24を噛合させたものである。
【0043】したがって、前記カム主体7を回動させる
ために作動ネジ6を回動させると、駆動側ギヤ22も回動
し、その回動が前記中間ギヤ24を介して被動側ギヤ23に
伝達される。この被動側ギヤ23が回動すると、これを支
持している駆動軸に支持されている前記支持カム21が回
動する。この支持カム21には反射鏡1の幅員方向の端部
が押圧されているから、支持カム21の回動によって反射
鏡1の該端部が移動し、その反射面の方向が変化するこ
とになる。しかも、カム主体1が臨んでいる端部も該カ
ム主体7の回動によって移動するから、反射鏡1は幅員
方向の両端部がほぼ同時に移動する。このため、反射面
の方向の調整を短時間で行なえ、反射鏡1の取付状態の
調整作業を簡便に行なうことができる。
【0044】図11は前記第2実施形態の変形例を示すも
ので、前記カム主体7と支持カム21との間の動力の伝達
をベルト車によって行なうようにしたものである。すな
わち、カム主体7の作動ネジ6に駆動側プーリ26を嵌着
させ、前記支持カム21の駆動軸に被動側プーリ27を嵌着
させ、これらプーリ26、27にベルト28を掛け渡したもの
である。したがって、カム主体7を回動させると、支持
カム21も回動し、反射鏡1の幅員方向の両端部をほぼ同
時に移動させることができる。
【0045】次に、図12ないし図14に示した第3の実施
形態について説明する。この実施形態では、図13に示す
ように、一対のカム31、32を組合わせる。これら一対の
カム31、32は偏心カムとしてあり、その位相を例えば9
0度ずらせて組合わせてある。組み合わせる際には、こ
れらカム31、32の一方の側面のそれぞれに形成したノッ
ク穴33に、該側面のそれぞれに突設したノックピン34を
挿入するようにしてあり、これらを係合させることによ
り、位相を所望の大きさでずらすことができるようにし
てある。また、これらカム31、32の他方の側面には、軸
部31a 、32a が形成されており、この軸部31a 、32a が
円柱形の中心軸から偏倚した位置に設けられて、カム3
1、32が偏心カムとされている。また、これらカム31、3
2を組み合わせた状態で、軸部31a 、32a は同軸上に位
置するようにしてある。また、軸部31a には中心部に雌
ネジ部31b が形成されている。
【0046】そして、これらカム31、32を組み合わせた
カムアッセンブリ30を図14に示すように、ケーシング35
に前記軸部31a 、32a を掛け渡して支持させる。このと
き、軸部31a 、32a の軸方向は、反射鏡1の幅員方向と
平行な方向としてある。ケーシング35に支持されたカム
アッセンブリ30の前記軸部31a の雌ネジ部31b に、ケー
シング35を貫通させた作動ネジ36を螺合させる。なお、
図示省略したが、第1実施形態の場合と同様に、カム31
にはカム溝が形成され、ケーシング35に設けられた係合
ピンがこのカム溝に係合している。
【0047】ケーシング35には前記カム31、32のそれぞ
れのカム面に基端部が当接する従動ロッド37、38が昇降
自在に設けられており、これら従動ロッド37、38の先端
部がケーシング35の上方へ僅かに突出している。そし
て、反射鏡1はこれら従動ロッド37、38の先端部に当接
した状態でケーシング35の取り付けられるようにしてあ
り、またこれらの当接位置は反射鏡1の幅員方向のそれ
ぞれの端部としてある。
【0048】この第3実施形態に係る取付調整機構で
は、作動ネジ36を回動させると、カムアッセンブリ30が
回動し、前記従動ロッド37、38を介して反射鏡1の端部
を移動させる。このため、該反射鏡1の反射面の方向が
変更されて適宜な方向へ調整される。しかも、従動ロッ
ド37、38が反射鏡1に接触しているので、これらが点接
触し、反射鏡1は安定して取付状態が変更される。
【0049】上述した実施形態では、帯板状部材を反射
鏡1とした構造について説明したが、帯板状部材として
は反射鏡に限られないこと勿論であり、例えばCCD
(電荷結合素子)や光センサなどへ入射する光路に対
し、これら光センサなどの向きを調整する場合などにも
用いることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る帯
板状部材の取付調整機構によれば、帯板状部材にカム部
材を当接させ、該カム部材の運動によって該帯板状部材
の面の方向を変更するようにしたから、その調整を定量
的に行なうことができる。しかも、連続したカム曲線に
応じて調整されるから、調整ネジや偏心ピンによる調整
と比べて微妙な調整を行なうことができ、昨今の各種の
精密機器についても確実な調整を実施することができ
る。特に、該帯板状部材を光走査装置の反射鏡とした場
合に光路の調整を確実に行なうことができる。
【0051】また、請求項2または請求項8の発明に係
る帯板状部材の取付調整機構によれば、カム部材の回動
軸方向の移動量を適宜な大きさとすることにより、帯板
状部材における一定の位置でカム曲線を接触させること
ができ、より定量的に帯板状部材の取付状態を調整する
ことができる。
【0052】また、請求項3または請求項9の発明に係
る帯板状部材の取付調整機構によれば、カム部のカム曲
線の形状を適宜なものとすることにより、帯板状部材に
おけるカム曲線と接触する位置を容易に一定とすること
ができる。
【0053】また、請求項4の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構によれば、帯板状部材の幅員方向の両端部
を移動させて該帯板状部材の面の方向を調整するように
したから、その調整を短時間で行なうことができ、調整
作業が簡便となる。
【0054】また、請求項5の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構によれば、一対のカム部材を同期して回動
させるから、より調整作業を簡便に行なうことができ
る。
【0055】また、請求項6の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構によれば、一対のカム部材の間の動力を伝
達させる機構を必要としないから、部品点数を減じて簡
単な構造とすることができる。
【0056】また、請求項7の発明に係る帯板状部材の
取付調整機構によれば、カム部材のカム曲線は同一形状
のものであるから、カム部材の加工などが簡略化される
と共に、部品管理が簡便となる。
【0057】また、請求項10の発明に係る帯板状部材
の取付調整機構によれば、カム部材自体の位置を帯板状
部材の長手方向と交差する方向の所望の位置に移動させ
るようにしたから、帯板状部材自体を移動させることが
でき、他の部品などとの位置関係を容易に調整すること
ができる。
【0058】また、請求項11の発明に係る帯板状部材
の取付調整機構によれば、帯板状部材に従動ロッドの端
部を当接させることにより、カム部材と点接触させるこ
とができ、安定した動作を行なわせることができる。
【0059】そして、請求項12の発明に係る帯板状部
材の取付調整機構によれば、光走査装置の反射鏡を、そ
の反射の方向と光路の方向との位置を簡単に、定量的に
調整することができる。このため、該光走査装置の光路
を所定のものとすることができ、光学特性や走査特性な
どを所定のものに設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の帯板状部材の取付調整機構の第1実
施形態帯板状部材の取付調整機構の構造を説明する概略
の分解斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る取付調整機構の構造の概略
を示す正面図である。
【図3】図2に示す取付調整機構の右側面図である。
【図4】図2に示す取付調整機構の平面図である。
【図5】第1実施形態に係る取付調整機構の動作を説明
する正面図である。
【図6】第1実施形態に係る取付調整機構の動作を説明
する正面図で、図5に示す状態と異なる状態を示してあ
る。
【図7】第1実施形態に係る取付調整機構の動作を説明
する右側面図である。
【図8】第1実施形態に係る取付調整機構の動作を説明
する右側面図で、図7に示す状態と異なる状態を示して
ある。
【図9】この発明の帯板状部材の取付調整機構の第2実
施形態帯板状部材の取付調整機構の構造を説明する概略
の正面図である。
【図10】図9に示す取付調整機構の平面図である。
【図11】第2実施形態の変形例を示す図で、図9に相
当する正面図である。
【図12】この発明の帯板状部材の取付調整機構の第3
実施形態に係る構造を説明する図で、要部の分解斜視図
である。
【図13】図12に示す要部の組立図である。
【図14】第3実施形態に係る取付調整機構の構造を説
明する概略の斜視図である。
【符号の説明】
1 反射鏡(帯板状部材) 2 ケーシング 3 支持突起 4 雌ネジ部 6 作動ネジ(作動手段) 6a 雄ネジ部 6b 先端側首部 6c 作動ネジ部 6d 基端側首部 6e 頭部 7 カム主体 7a 雌ネジ部 7b 片寄せバネ 8 カム棒(カム部材) 9 カム溝(カム部) 10 係合ピン(係合部材) 11 押えバネ(付勢手段) 12 ケースホルダ 13 ガイドロッド 14 戻しバネ 15 駆動ネジ 16 片寄せバネ 21 支持カム 22 駆動側ギヤ 23 被動側ギヤ 26 駆動側プーリ 27 被動側プーリ 28 ベルト 30 カムアッセンブリ 31 カム 31a 軸部 31b 雌ネジ部 32 カム 32a 軸部 35 ケーシング 36 作動ネジ 37 従動ロッド 38 従動ロッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状部材の長手方向の端部であって、
    該帯板状部材の幅員方向の一方の側に偏倚した位置にカ
    ム部材を、該カム部材のカム曲線が該帯板状部材の一方
    の面に当接した状態に設け、 幅員方向の他方の側で該帯板状部材を揺動自在に支持さ
    せ、 他方の面に付勢手段による蓄勢力を付勢して、前記一方
    の面をカム曲線に押圧し、 前記カム部材を回動させてカム曲線の前記一方の面に当
    接する位置を変更する作動手段を備えたことを特徴とす
    る帯板状部材の取付調整機構。
  2. 【請求項2】 前記カム部材が回動する際に、該カム部
    材がその回動軸の方向に移動することを特徴とする請求
    項1に記載の帯板状部材の取付調整機構。
  3. 【請求項3】 前記作動手段をカム部材に螺合する作動
    ネジによって形成し、 該カム部材の回動軸の方向と該作動ネジの送り方向とを
    ほぼ一致させ、 カム部材に適宜なカム曲線を有するカム部を形成し、 前記該カム部と係合させた係合部材を備えていることを
    特徴とする請求項2に記載の帯板状部材の取付調整機
    構。
  4. 【請求項4】 帯板状部材の長手方向の端部に一対のカ
    ム部材を、該カム部材のカム曲線が該帯板状部材の一方
    の面に当接した状態に設け、 他方の面に付勢手段による蓄勢力を付勢して、前記一方
    の面を前記一対のカム曲線に押圧し、 前記カム部材を回動させてカム曲線の前記一方の面に当
    接する位置を変更する作動手段を備えたことを特徴とす
    る帯板状部材の取付調整機構。
  5. 【請求項5】 前記一対のカム部材の回動軸をほぼ平行
    に配し、一方の回動を他方のカム部材に伝達する伝達手
    段を設けて、前記一方のカム部材の回動に同期して他方
    のカム部材が回動することを特徴とする請求項4に記載
    の帯板状部材の取付調整機構。
  6. 【請求項6】 前記一対のカム部材を同軸上に設け、こ
    れら一対のカム部材のカム曲線を異ならせて、前記作動
    手段によりこれらカム部材が回動することを特徴とする
    請求項4に記載の帯板状部材の取付調整機構。
  7. 【請求項7】 前記一対のカム部材が等しいカム曲線を
    備え、これらカム部材の位相を異ならせて、前記作動手
    段によりこれらカム部材が回動することを特徴とする請
    求項4ないし請求項6のいずれかに記載の帯板状部材の
    取付調整機構。
  8. 【請求項8】 前記カム部材が回動する際に、該カム部
    材がその回動軸の方向に移動することを特徴とする請求
    項4ないし請求項7のいずれかに記載の帯板状部材の取
    付調整機構。
  9. 【請求項9】 前記作動手段をカム部材に螺合する作動
    ネジによって形成し、 該カム部材の回動軸の方向と該作動ネジの送り方向とを
    ほぼ一致させ、 前記一対のカム部材の少なくとも一方のカム部材に適宜
    なカム曲線を有するカム部を形成し、 前記該カム部と係合させた係合部材を備えていることを
    特徴とする請求項8に記載の帯板状部材の取付調整機
    構。
  10. 【請求項10】 前記カム部材を収容したケーシング
    を、前記帯板状部材の長手方向と交差する方向に移動可
    能としたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のい
    ずれかに記載の帯板状部材の取付調整機構。
  11. 【請求項11】 前記カム部材のカム曲線に一端部を当
    接させて従動ロッドを設け、該従動ロッドの他端部に前
    記帯板状部材を当接させたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項10のいずれかに記載の帯板状部材の取付調
    整機構。
  12. 【請求項12】 前記帯板状部材が、光学装置に組み込
    まれた反射鏡であることを特徴とする請求項1ないし請
    求項11のいずれかに記載の帯板状部材の取付調整機
    構。
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