JP2003090951A - 帯板状部材の取付機構 - Google Patents

帯板状部材の取付機構

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JP2003090951A
JP2003090951A JP2001281262A JP2001281262A JP2003090951A JP 2003090951 A JP2003090951 A JP 2003090951A JP 2001281262 A JP2001281262 A JP 2001281262A JP 2001281262 A JP2001281262 A JP 2001281262A JP 2003090951 A JP2003090951 A JP 2003090951A
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plate
support shaft
holding plate
mirror
hole
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Yoshiyuki Takase
善幸 高瀬
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/041Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with variable magnification

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、シリンドリカルミラーの反射面の方
向を容易に調整できるとともに、調整後に振動や熱が加
えられた場合であっても、反射面の方向が不用意に変化
してしまわないよう、シリンドリカルミラーを収容する
ホルダの軸に貫通孔を形成し、この貫通孔に棒状掛止部
材を挿通させて、これを所定部品に係合させて上記軸を
固定する。 【解決手段】 シリンドリカルミラー1を収容させたミ
ラーホルダ2の支持軸4に固定ネジ43を挿通する貫通孔
4aを形成する。支持軸4を挿通させて支持する操作調整
板30の、該支持軸4を挿通させる受容孔31の外側周縁部
に台座部40を形成し、この台座部40の台座舌片部42に上
記固定ネジ43と螺合する雌ネジを形成する。ミラーの反
射面の方向の調整後に固定ネジ43を貫通孔4aに挿通さ
せ、上記雌ネジに締め付け、台座部40の押え舌片部41を
撓ませて支持軸4を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射鏡などの帯
板状部材の面が所定の方向を向くように調整するための
帯板状部材の取付機構に関し、特に画情報に基づいて記
録紙などに画像を形成する光再生走査装置に用いられる
反射鏡であって、感光体ドラムなどの像担持体に入射す
る光線を反射させるシリンドリカルミラーの反射面の向
きを調整するのに適した帯板状部材の取付機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置に用
いられている光再生走査装置は、レーザー光源から発せ
られた画像情報を含むレーザービームが、適宜に調光さ
れてポリゴンミラーなどの偏向手段に入射され、該偏向
されたレーザービームで感光体ドラムなどの像担持体を
照射してその表面に静電潜像を形成するようにしたもの
である。そして、この静電潜像をトナーで現像してトナ
ー像を形成し、このトナー像を記録紙などの転写媒体に
転写させて画像を形成する。また、カラー複写機やカラ
ープリンタ等のカラー画像形成装置には、タンデム型画
像形成装置が広く知られている。これは、複数の感光体
ドラムなどの像担持体を並設し、これら像担持体に、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(BK)の画像データを含むレーザービームを各別に
走査させながら照射して静電潜像を形成し、この静電潜
像を所定のトナーで現像してトナー像を形成し、この像
担持体の並設方向に移動する記録紙などの転写媒体に順
次トナー像を転写してカラー画像を形成する方式が採用
されている画像形成装置である。なお、ポリゴンミラー
などの偏向手段によって偏向されて静電潜像を形成する
方向を主走査方向とし、像担持体である感光体ドラムの
回転による静電潜像を形成する方向を副走査方向とす
る。
【0003】近年、複写機やプリンタの高速化やカラー
化に伴い、走査用の光ビームや走査ユニットの複数化が
必要となってきた。しかも、形成される画像の鮮明さな
どを確保するためには、これら複数の走査用光ビームの
光学特性や走査ユニットの走査特性などを所定の特性に
確保すると共に、複数のユニットの特性を均一にする必
要がある。光学特性や走査特性を確保するためには、光
再生走査装置を構成する光学部品の取付精度を高くし
て、各光学部品が所定の連繋状態を保つようにしなけれ
ばならない。反射鏡の反射方向に僅かなずれや取付状態
の変化が生じると、光学特性や走査特性などが損なわれ
てしまう。このため、反射鏡の反射方向は高精度に調整
される必要がある。特に、ポリゴンミラーで反射された
走査光を反射させる反射鏡は、走査範囲をカバーするた
め帯板状をして両端部で支持されており、一方の端部の
取付状態が変化すると反射面の全域の方向が変化してし
まうから、両端部の取付状態を高精度に調整しなければ
ならない。
【0004】従来のこの種の反射鏡の調整機構として
は、例えば実開平5−33108号公報に記載されたミ
ラー調整機構がある。このミラー調整機構は、ミラー枠
の端部にミラーの反射面側に当接可能な支持片を設け、
該支持片には前記ミラーの反射面側に当接可能な調整板
を回動自在に取り付けると共に、該調整板にその回動位
置を調整する調整部材を設け、さらに、前記ミラー枠の
背面側に接触して該ミラーを押圧する付勢部材を取り付
けた構造とされている。そして、前記調整部材を調整し
て前記調整板を回動させると、ミラーが長手方向を軸と
して揺動し、その反射面の方向が変るようにしてある。
【0005】他方、特開平6−148490号公報に
は、ビーム走査光学系の光学部材保持機構が開示されて
いる。この光学部材保持機構は、光学装置などのハウジ
ングの側板に小突起を有する穴を形成し、この穴に平面
ミラーの両端部を遊嵌し、側板に外側から固定される押
圧板をその固定用ネジとは異なる支点によって回動自在
とし、該押圧板に設けた押圧片をミラーの背面に当接さ
せ、押圧板を回動させてミラーの傾き角度を調整して固
定用ネジで側板に固定する構造が採用されている。な
お、押圧板の回動は、押圧板に形成された長孔と偏心ピ
ンとが組み合わされて、該偏心ピンを回動させることに
より行なわれる。
【0006】ところで、光再生走査装置の像担持体へ光
線を案内する最終段の反射鏡には、像担持体の表面に所
定の倍率で入射するように調整するために、表面が円筒
面で形成された長尺状のシリンドリカルミラーが用いら
れる場合がある。このシリンドリカルミラーでは、その
法線方向の位置がずれることにより像担持体の表面にお
ける倍率が変化し、その曲率中心と平行な方向を軸とし
て回動することにより像担持体への入射位置が変化し、
両端部の相対位置がずれることにより主走査方向の走査
線の位置が変化する。したがって、シリンドリカルミラ
ーでは、その法線方向の位置の調整(以下、「倍率の調
整」という。)と、回動角度を調整して入射位置の調整
(以下、「レジの調整」という。)と、両端部の相対位
置の調整(以下、「スキューの調整」という。)とを行
なう必要がある。そして、このシリンドリカルミラーの
取付機構にも、前述した従来のミラー調整機構や光学部
材保持機構などが利用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
5−33108号公報に記載されたミラー調整機構は、
ミラーに直接に接触している調整板を回動させる機構で
あり、この調整板はいずれか一方の端部または両端部に
配されている構造であるため、調整の仕方によってはミ
ラーに捩れや曲げなどの歪が生じてしまうおそれがあ
る。すなわち、一方の端部に調整板が配されている機構
では、他方の端部は所定の力で拘束されており、このた
め該調整板を回動させて該一方の端部を押動させると、
ミラーが曲げられたり捩られたりしてしまうおそれがあ
る。また、両端部に調整板が配されている機構では、ミ
ラーの両端部に調整を施すことになり、調整作業が煩雑
となると共に、均等な調整を行なわなければミラーの歪
の確実な防止を行なうことができない。
【0008】また、特開平6−148490号公報に記
載された光学部材保持機構では、板バネとして機能して
ミラーの背面を弾性的に押圧する押圧板が、ミラーの両
端部に接触させてある機構である。このため、前記ミラ
ー調整機構の場合と同様に、一方の端部に押圧させた押
圧板を調整することにより、その調整力がミラーを曲げ
たり捩ったりするため、歪が生じてしまうおそれがあ
る。
【0009】また、前述したように、シリンドリカルミ
ラーの取付調整を従来のミラー調整機構や光学部材保持
機構により行なうものでは、その調整が煩雑となってし
まう。例えば、ミラーを取り付けるブラケットなどが摺
動するように設けられ、その摺動によって倍率の調整を
行なうようにした構造とし、レジとスキューの調整は、
調整板や押圧板の回動によって行なう。このため、レジ
の調整を終えてスキューを調整しようと調整板や押圧板
を回動させると、終了したレジの調整位置が狂ってしま
い、再度レジの調整を行なう必要がある。すなわち、レ
ジとスキューとを交互に調整しながら所定の光学的性能
に収斂させなければならない。このため、調整作業が煩
雑となり、不慣れな者では相当な時間を要する場合があ
る。
【0010】このような問題点に鑑みて、本願出願人
は、ミラーやレンズなどであって帯板状をした光学部材
を取り付ける際に、光学部材に歪を生じさせることがな
くその反射方向などの調整のための取付精度を高くする
ことができ、特にシリンドリカルミラーのように、取付
調整を異なる複数の方向に移動させて行なわなければな
らない光学部材であっても、簡単に、かつ、確実に調整
を行なうことができる帯板状部材の取付調整機構を既に
提案した(特願2000−176901号)。
【0011】本願出願人が提案したこの帯板状部材、特
にシリンドリカルミラーの取付調整機構は、少なくとも
一面が開放されたミラー容器に、シリンドリカルミラー
をその反射面が開放された開口に露呈する状態で収容さ
せ、前記ミラー容器の両端部にシリンドリカルミラーの
長手方向に延伸させた支持軸を突設し、これら支持軸の
それぞれに保持板を遊嵌させ、これら保持板を、シリン
ドリカルミラーを配設するフレームの面に対して前記支
持軸と交差する方向に摺動自在に設け、これら保持板の
一方を支持軸に適宜なスキマばめの状態で遊嵌させた拘
束保持板とし、他方の保持板を、支持軸に適宜な遊びを
もって該支持軸が偏倚自在となる状態に遊嵌させた遊嵌
保持板とし、前記拘束保持板の外側に突出した支持軸の
端部に、係脱自在に係合調整板を連繋させ、該係合調整
板を拘束保持板に対して回動させることによりミラー容
器を支持軸を軸として回動させ、前記遊嵌保持板の外側
に突出した支持軸の端部に、操作調整板を連繋させると
共に、この操作調整板を該遊嵌保持板に対して、シリン
ドリカルミラーの法線方向と交差する方向に摺動自在と
し、前記保持板の双方を前記フレームに対してシリンド
リカルミラーの法線方向に摺動自在とした、構成が採用
されたものである。
【0012】そして、前記保持板をフレームに対して摺
動させることにより倍率の調整を行い、前記係合調整板
を前記拘束保持板に対して回動させることによりレジの
調整を行い、前記操作調整板を前記遊嵌保持板に対して
摺動させることによりスキューの調整を行うことができ
るものである。しかも、これらの調整はそれぞれを独立
させて行なうことができるので、一の調整を行なった場
合に他の調整に影響することなく、調整作業を簡便に行
うことができるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成を備えた調整機構では、レジの調整を行う際の支持軸
の回動を許容するために、前記操作調整板を支持軸の円
滑な回動を許容する程度に嵌合させなければならない。
この操作調整板と支持軸との嵌合状態は、比較的大きな
ガタが設けられていなければ、支持軸が円滑に回動せ
ず、レジの調整を正確に行えなくなってしまう。しか
し、このガタが設けられているため、複写機やプリンタ
などの動作中に発生する熱や振動によって支持軸が操作
調整板に対してずれてしまうおそれがある。
【0014】スキュー及びレジの調整後にこのずれが生
じる場合には、例えばカラー複写機などでは、転写され
た画像にずれが生じる色ズレの原因となってしまう。こ
のため、例えば、図16に示すように、前記操作調整板
に、一部が切断され、切断された部分に重畳する舌片部
51が設けられた締め付け輪部50を形成し、支持軸52をこ
の締め付け輪部50に遊挿し、前記舌片部51に止めネジ53
を締め付けてこれら舌片部51を締結して、支持軸52を締
め付けるようにする構造が考えられる。しかし、斯かる
構造を採用し、レジの調整後に舌片部51を締結して支持
軸52を固定すると、止めネジ53の締め付けによって支持
軸52が締め付け輪部50内でガタ分ズレてしまい、既に調
整済みにスキューが変化してしまうおそれがある。この
ため、図16に示すように構造は採用しにくい。また、ガ
タがあるため、動作時にミラーが振動し、画質に悪影響
を及ぼすおそれがある。
【0015】そこで、この発明は、倍率やレジ、スキュ
ーなど所望の調整を行った後に、所定の部材を簡単に固
定できるとともに、固定時に既に調整済みの部位を変位
させてしまうことのない帯板状部材の取付機構を提供す
ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る帯板状部材の取
付機構は、両端部で支持された帯板状部材の表面が指向
する方向を調整する帯板状部材の取付機構において、少
なくとも一面が開放された容器に、前記帯板状部材を該
帯板状部材の表面が開放された開口に露呈する状態に収
容させ、前記容器の両端部に調整機構に連繋可能な支持
軸を帯板状部材の長手方向に延伸させて設け、前記支持
軸のそれぞれを保持板に形成した透孔に、該透孔内で支
持軸が偏倚自在となる状態で遊嵌させ、前記支持軸の前
記保持板の外側に突出した部分に調整板を連繋させ、少
なくともいずれか一方の支持軸の前記保持板の外側に突
出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向に係止
透孔を形成し、前記調整板に前記係止透孔を貫通させた
棒状係止部材を係止する係合部を形成し、前記調整板を
保持板に対して移動させることにより、前記支持軸を該
支持軸と交差する方向に移動可能とすると共に、前記調
整板を保持板に対して回動させることにより、前記帯板
状部材を支持軸と軸として回動自在としたことを特徴と
している。
【0017】前記調整板を前記保持板に対して移動させ
ると、前記支持軸が保持板の前記透孔内で偏倚する。こ
の支持軸を備えた容器やホルダには帯板状部材が収容さ
れているから、この支持軸の偏倚により帯板状部材の位
置が変更される。また、支持軸を軸として回動させる
と、帯板状部材の表面が指向する方向が変更される。そ
して、帯板状部材の表面の指向方向を調整するなど所定
の調整後に、前記棒状掛止部材を前記係止透孔に挿通さ
せて前記係合部に係合させれば、該棒状掛止部材が係止
されるとともに、支持軸が固定される。したがって、そ
の後の振動や温度変化があっても、支持軸が不用意に回
動したり、その位置がずれてしまうことがなく、帯板状
部材が一定位置に安定して維持される。
【0018】また、請求項2の発明に係る帯板状部材の
取付機構は、前記係合部は、前記支持軸に挿通させる受
容孔と、該受容孔の一部に設けられて支持軸を支持する
支持面とからなることを特徴としている。
【0019】支持軸を適宜数の支持面で支持させること
により、円筒形の支持軸は適宜数の点によって支持され
るから、より安定して支持される。しかも、棒状掛止部
材で固定した場合にもより安定した状態となる。
【0020】また、請求項3の発明に係る帯板状部材の
取付機構は、この帯板状部材を光再生走査装置のシリン
ドリカルミラーとして、その取付機構に実施する場合の
もので、所望のフレームに配設されて、両端部で支持さ
れた長尺なシリンドリカルミラーの表面が指向する方向
を調整するシリンドリカルミラーの取付機構において、
少なくとも一面が開放されて、前記シリンドリカルミラ
ーを該シリンドリカルミラーの反射面が開放された開口
に露呈する状態で収容するミラー容器と、前記ミラー容
器の両端部にシリンドリカルミラーの長手方向に延伸さ
せた支持軸と、前記支持軸のそれぞれに遊嵌させた保持
板と、前記支持軸の前記保持板の外側に突出した部分に
連繋させた調整板と、少なくともいずれか一方の支持軸
の前記保持板の外側に突出した部分に、該支持軸の軸方
向と直交する方向に係止透孔を形成し、前記調整板に前
記係止透孔を貫通させた棒状係止部材を係止する係合部
を形成し、前記保持板を、該シリンドリカルミラーを配
設する前記フレームの面に対して前記支持軸と交差する
方向に摺動自在に設け、前記調整板を保持板に対して該
保持板の摺動方向と交差する方向に摺動自在に設け、前
記ミラー容器を支持軸を軸として回動自在としたことを
特徴としている。
【0021】前記保持板を前記フレームに対して摺動さ
せると、該保持板には支持軸が遊嵌されているミラー容
器が同方向へ移動する。このミラー容器の移動によりシ
リンドリカルミラーを一の方向へ移動させることができ
る。また、前記調整板を移動させることにより、この調
整板には支持軸が連繋されているから、シリンドリカル
ミラーも移動する。しかも、この移動方向は一の方向と
交差する他の方向となる。すなわち、シリンドリカルミ
ラーを二方向へ移動させることができ、反射面の倍率と
スキューの調整を行なうことができる。また、支持軸を
中心とした回動により反射面の方向を変更させることが
でき、レジの調整を行なうことができる。そして、倍率
とスキュー、レジの調整が完了したならば、棒状掛止部
材を支持軸の係止透孔に挿通させて調整板の係合部に係
止させれば、支持軸が固定される。このため、その後の
振動や熱にさらされても、安定した状態が維持される。
【0022】また、請求項4の発明に係る帯板状部材の
取付機構は、シリンドリカルミラーの取付機構に関する
もので、前記保持板のいずれか一方を、支持軸に適宜な
スキマばめの状態で遊嵌させた拘束保持板とし、他方の
保持板を、支持軸に適宜な遊びをもって該支持軸が偏倚
自在となる状態に遊嵌させた遊嵌保持板とし、前記拘束
保持板の外側に位置させた前記調整板を支持軸と係脱す
る係合調整板として、該係合調整板を拘束保持板に対し
て回動させることによりミラー容器を支持軸を軸として
回動させ、前記保持板の双方を前記フレームに対してシ
リンドリカルミラーの法線方向に摺動自在とし、前記遊
嵌保持板の外側に位置させた前記調整板を操作調整板と
し、前記操作調整板に連繋する支持軸の前記保持板の外
側に突出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向
に係止透孔を形成し、前記操作調整板に前記係止透孔を
貫通させた棒状係止部材を係止する係合部を形成し、前
記操作調整板を前記遊嵌保持板に対して、シリンドリカ
ルミラーの法線方向と交差する方向に摺動自在としたこ
とを特徴としている。
【0023】倍率とスキュー、レジの調整後に前記支持
軸の係止透孔に棒状掛止部材を挿通させて前記操作調整
板の掛止部に係止させれば、シリンドリカルミラーを所
望の状態に位置させることができる。しかも、光再生走
査装置の運転による振動や熱にって、支持軸が不用意に
移動してしまうことがないから、安定して光再生走査装
置をどうさせることができる。
【0024】また、請求項5の発明に係る帯板状部材の
取付機構は、シリンドリカルミラーの取付機構に関する
もので、前記保持板のいずれか一方を、支持軸に適宜な
スキマばめの状態で遊嵌させた拘束保持板とし、他方の
保持板を、支持軸に適宜な遊びをもって該支持軸が偏倚
自在となる状態に遊嵌させた遊嵌保持板とし、前記拘束
保持板の外側に位置させた前記調整板を支持軸と係脱す
る係合調整板として、該係合調整板を拘束保持板に対し
て回動させることによりミラー容器を支持軸を軸として
回動させ、前記保持板の双方を前記フレームに対してシ
リンドリカルミラーへの入射光線の方向に摺動自在と
し、前記遊嵌保持板の外側に位置させた前記調整板を操
作調整板とし 前記遊嵌保持板の外側に位置させた前記
調整板を操作調整板とし、前記操作調整板に連繋する支
持軸の前記保持板の外側に突出した部分に、該支持軸の
軸方向と直交する方向に係止透孔を形成し、前記操作調
整板に前記係止透孔を貫通させた棒状係止部材を係止す
る係合部を形成し、前記操作調整板を前記遊嵌保持板に
対して、シリンドリカルミラーの法線方向と交差する方
向に摺動自在としたことを特徴としている。
【0025】保持板をシリンドリカルミラーの反射面の
法線方向に摺動するようにすれば、該シリンドリカルミ
ラーへの光線の入射方向に拘わらないから、保持板の摺
動を案内する部位などを一定にできる。このため、入射
方向が異なる複数のシリンドリカルミラーに対して保持
板の形状を共通化することができて好ましい。他方、法
線方向に摺動する場合には、摺動前後で入射位置がズレ
るから、摺動後には入射光がシリンドリカルミラーから
外れてしまうおそれがある。そのため、光路の設計上で
定められた入射方向へシリンドリカルミラーを摺動自在
とすれば、入射光が外れてしまうことがない。また、倍
率とスキュー、レジの調整後に棒状掛止部材を支持軸の
係止透孔に挿通させて操作調整板の係合部に係止させれ
ば、支持軸が確実に固定される。
【0026】また、請求項6の発明に係る帯板状部材の
取付機構は、シリンドリカルミラーの取付機構に関する
もので、前記係合部は、前記支持軸に挿通させる受容孔
と、該受容孔の一部に設けられて支持軸を支持する支持
面とからなることを特徴としている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る帯板状部材の取付機構を
具体的に説明する。なお、この実施形態は、光再生走査
装置に用いられるシリンドリカルミラーを帯板状部材と
し、その倍率とレジ、スキューの調整を行なう取付機構
について説明する。
【0028】シリンドリカルミラー1は、図10に示すよ
うに長尺の帯板状に形成されており、その長手方向が光
再生走査装置の主走査の方向としてある。このシリンド
リカルミラー1の表面1aは、図8に示すように走査に係
る中央部分は円筒面に形成されており、両端部はほぼ平
面に形成されている。シリンドリカルミラー1は、図11
〜図15に示すように、ミラー容器であるミラーホルダ2
に収容される。ミラーホルダ2は図13及び図14に示すよ
うに、ホルダ部2aは断面がほぼ矩形の箱状をし、シリン
ドリカルミラー1とほぼ等しい長さの長尺としてあり、
長手方向の一面が開放されて開口とされている。ホルダ
部2aの底板の両端部には、図11に示すように、小突起に
よりミラー受け部2bが形成されている。このミラー受け
部2bは、一方の端部には2ヵ所に、他方の端部には1ヵ
所に形成されて、シリンドリカルミラー1の裏面に3点
で接触するようにしてある。また、ホルダ部2aの側壁の
端部の外側面には、適宜な突起からなるバネ係止部2cが
設けられている。
【0029】ホルダ部2aの両端部には、それぞれ支持軸
3、4が設けられており、その外径を支持軸3の方が支
持軸4よりも大きいものとしてある。また、支持軸3の
中央部には、図11及び図15に示すように、3面を平面に
形成して係止部3aが形成されている。さらに、支持軸3
の先端部には、図11に示すように、その軸方向に適宜深
さの切込み3bが形成されている。なお、このミラーホル
ダ2はホルダ部2aと支持軸3、4とを、合成樹脂によっ
て一体的に成型することができ、ホルダ部2aと支持軸
3、4の接続部には補強のための適宜なリブ5が設けら
れている。
【0030】シリンドリカルミラー1はミラーホルダ2
のホルダ部2aに、該シリンドリカルミラー1の反射面を
ホルダ部2aの開口に露呈させて収容されている。ホルダ
部2aに収容されたシリンドリカルミラー1の両端部に、
それぞれミラー押えバネ6a、6bが設定される。ミラー押
えバネ6a、6bは板材をほぼコ字形に折曲形成されてお
り、そのコ字形の脚部の部分には、図15に示すように、
ほぼ矩形の透孔6cが形成されている。また、コ字形の胴
部の部分には、一部に切込みが形成され、この切込みに
囲まれた部分を適宜に折曲してコ字形の内方へ突出する
バネ押え突起6dが形成されている。このバネ押え突起6d
は、ミラー押えバネ6aには2ヵ所に、ミラー押えバネ6b
には1ヵ所に形成されている。図15に示すように、ホル
ダ部2aに収容されたシリンドリカルミラー1にこれらミ
ラー押えバネ6a、6bが被せられる。このとき、ミラー押
えバネ6a、6bの前記透孔6cが前記バネ係止部2cに係合し
て、ミラー押えバネ6a、6bが外れるのを防止する。ま
た、シリンドリカルミラー1の両端部の平面にバネ押え
突起6dが当接することになり、シリンドリカルミラー1
は3点で押えられる。なお、シリンドリカルミラー1の
これらバネ押え突起6aが当接する部分には、適宜な窪み
部によってバネ当り部を形成しても構わない。また、前
記ミラー受け部2bが2ヵ所に形成された側の端部には、
2ヵ所にバネ押え突起6dが形成されたミラー押えバネ6a
を、ミラー受け部2bが1ヵ所に形成された側の端部に
は、1ヵ所にバネ押え突起6dが形成されたミラー押えバ
ネ6bをそれぞれ取り付けてある。
【0031】前記ミラーホルダ2に収容されたシリンド
リカルミラー1が、光再生走査装置10の所定の位置に設
置される。図7は、光再生走査装置10の一部であってこ
のシリンドリカルミラー1が取り付けられる部分の側面
図であり、この光再生走査装置10には4本のシリンドリ
カルミラー1が取り付けられている。図1は、このシリ
ンドリカルミラー1を光再生走査装置10に取り付ける状
態の概略を示す分解斜視図である。光再生走査装置10の
該シリンドリカルミラー1が取り付けられる部分にはフ
レーム11が設けられている。なお、図7に示すように、
光再生走査装置10のケーシングの側壁自体をフレーム11
として用いても構わない。また、図1には支持軸4の側
のみにフレーム11を記してあるが、支持軸3の側にも同
様なフレーム11が設けられている。このフレーム11には
ミラーホルダ2を挿通させることができる挿通孔11a が
形成されている。この挿通孔11a を挟む位置であって、
後述する作用を果す位置には一対のガイド突起11b が突
設されており、これらガイド突起11b を結ぶ直線上の適
宜位置には、ガイド孔11c が形成されている。また、挿
通孔11a を挟む適宜な位置には一対の雌ネジ部11d が形
成されている。
【0032】前記挿通孔11a を通して、フレーム11の間
にミラーホルダ2が位置した状態で、ミラーホルダ2の
支持軸3、4がそれぞれのフレーム11の外側に突出す
る。フレーム11の外側から前記支持軸3、4に保持板12
を嵌装させる。
【0033】前記保持板12は、いずれの支持軸3、4に
嵌装されるものも等しい形状に、板金などによって形成
されている。この保持板12の中央部には、支持軸3、4
を嵌装させる支持孔12a が形成されている。この支持孔
12a の内径は支持軸3にスキマばめで嵌合する大きさと
されて、該支持孔12a に案内されて支持軸3が回動可能
とされている。また、支持軸4は支持軸3よりも小径と
されているため、支持軸4は支持孔12a 内で移動して、
支持軸4の中心が支持孔12a の中心に対して偏倚自在と
されている。なお、支持軸3に嵌装される保持板12が拘
束保持板とされ、支持軸4に嵌装される保持板12が遊嵌
保持板とされている。
【0034】この保持板12には、前記ガイド突起11b を
遊挿させることができる一対の切り込み12b が形成され
ていて、保持板12を支持軸3、4に嵌装させた状態で該
切り込み12b がガイド突起11b に遊嵌するようにしてあ
る。この切り込み12b は、その長手方向を2つのガイド
突起11b を結ぶ直線の方向としてあり、このため、保持
板12はガイド突起11b を結ぶ直線の方向に摺動可能とさ
れている。また、保持板12をフレーム11に当接させた状
態で、前記ガイド孔11c を臨む位置の保持板12の部分に
は、切り込み12b を結ぶ直線とほぼ直交する方向を長手
方向とする長孔により位置決め孔12c が形成されてい
る。この位置決め孔12c は前記ガイド孔11c の内径より
も適宜に大きな幅員で形成されている。なお、ガイド突
起11b を結ぶ直線は、支持孔12a の中心を通過するよう
にしてあり、このため、支持孔12aと切り込み12b 、位
置決め孔12c のそれぞれの中心はほぼ同一線上に位置し
ている。また、保持板12をフレーム11に当接させた状態
で、前記雌ネジ部11d を臨む位置の保持板12の部分に
は、該雌ネジ部11d の呼び径よりも適宜に大きな内径の
貫通部12d が形成されている。なお、貫通部12d のうち
の一方は長孔で形成され、他方は切り込みによって形成
されている。
【0035】保持板12には、前記切り込み12b を結ぶ直
線とほぼ直交する方向で、支持孔12a の径方向の直線上
の、該支持孔12a を挟む位置に、該径方向を長手方向と
する一対の雌ネジ部12e が形成されている。前記切り込
み12b を結ぶ直線上であって、支持孔12a を挟んで前記
位置決め孔12c のほぼ反対側の位置にはガイド孔12fが
形成されている。このガイド孔12f の径方向であって、
切り込み12b を結ぶ直線と直交する直線上の該ガイド孔
12f を挟んだ位置には一対の長孔12g が形成されてい
る。
【0036】前記支持軸3の先端部は拘束保持板12より
も外方に突出し、この突出した先端部に係合調整板20が
取り付けられる。また、前記支持軸4の先端部は遊嵌保
持板12よりも外方に突出し、この突出した先端部に操作
調整板30が嵌装される。
【0037】係合調整板20は、図1及び図2に示すよう
に、板金などによって形成されて、ほぼ矩形の中央部に
切込み部21が形成された形状とされている。この切込み
部21はほぼ矩形に形成されており、その平行な2面の面
間距離が、支持軸3の前記係止部3aの平行な2面の2面
幅とほぼ等しくしてある。このため、この切込み部21に
係止部3aが差し込まれて係合し、係止部3aに切込み部21
を係合させた状態で係合調整板20を旋回させると、支持
軸3が回動し、ミラーホルダ2が回動することになる。
この切込み部21の幅員の中央を通る中心線の延長上であ
って、切込み部21を係止部3aに係合させた状態で保持板
12の前記ガイド孔12f が臨む位置には、上記中心線の方
向を長手方向とした長孔22が形成されている。この長孔
22の幅員はガイド孔12f の内径よりも適宜に大きいもの
とされている。また、切込み部21を係止部3aに係合させ
た状態で保持板12の前記雌ネジ部12e が臨む位置には、
前記長孔22の長手方向を長手方向とする止着用長孔23が
形成されている。
【0038】前記操作調整板30は、板金などによってほ
ぼ矩形に形成されており、前記支持軸4とスキマばめに
よって嵌合する受容孔31が形成されている。このため、
該操作調整板30は支持軸4に対して回動可能とされてい
る。受容孔31を支持軸4に嵌合させた状態で、遊嵌保持
板12の前記雌ネジ部12e に臨む位置には、これら雌ネジ
部12e を結ぶ直線の方向が長手方向とされた止着用長孔
32が形成されている。また、受容孔31を支持軸4に嵌合
させた状態で、遊嵌保持板12の前記ガイド孔12f を臨む
位置には、前記止着用長孔32を結ぶ直線と直交する方向
を長手方向とする長孔33が形成されている。また、前記
長孔12g を臨む位置には、該長孔12g に遊嵌されるガイ
ド突起34が形成されている。
【0039】操作調整板30の外側面であって前記受容孔
31の一部には、係合部としての台座部40が設けられてい
る。この台座部40は、図1と図3〜図6に示すように、
受容孔31の周縁部に突設された二つの押え舌片部41と一
つの台座舌片部42とから形成されている。押え舌片部41
は受容孔31の口径を内径とした円筒の一部によって形成
されており、これら押え舌片部41の間には、固定ネジ43
が挿通される間隔41aが形成されている。また、図3に
示すように、この押さえ舌片部41は、一方の押え舌片部
41が操作調整板30と切り離されており、外力によって適
宜に径方向に撓むようにしてある。台座舌片部42は受容
孔31の口径を内径とした円筒の一部で形成されるととも
に、内面の一部であって、後述するように、支持軸4を
受ける部分が平面に形成されている。また、台座舌片部
42の中央部であって前記間隔41aが対向した部分には、
適宜長さ円筒の外側に突出させたネジ受け部44が形成さ
れており、このネジ受け部44に前記固定ネジ43と螺合す
る雌ネジ部が形成されている。
【0040】他方、前記支持軸4には、前記固定ネジ43
が挿通される貫通孔4aが形成されている。
【0041】以上により構成されたこの発明の実施形態
である帯板状部材としてのシリンドリカルミラーの取付
機構の作用を、以下に説明する。
【0042】ミラーホルダ2に収容されたシリンドリカ
ルミラー1は、前記ミラー押えバネ6a、6bで押圧される
と共に、バネ押え突起6dによって3点で押圧されるか
ら、安定した状態で保持されている。このミラーホルダ
2をフレーム11の挿通孔11a から挿入して、支持軸3、
4をフレーム11から外側に突出させた状態とする。この
とき、シリンドリカルミラー1の反射面が指向する方向
を、前記一対のガイド突起11b を結ぶ直線の方向にほぼ
一致させる。フレーム11の外側に突出した支持軸3、4
に保持板12の支持孔12a を挿通させて嵌装する。このと
き、支持軸3では該支持孔12a がスキマばめの状態で嵌
合され、支持軸4では支持孔12a に対して大きな遊びが
ある状態で嵌合される。また、保持板12の前記切り込み
12b にフレーム11に突設したガイド突起11b を遊挿させ
る。これら保持板12を、前記貫通孔12d を貫通させた止
ネジ12h (図7示)をフレーム11の雌ネジ部11d に螺合
させて、切り込み12b がガイド突起11b から離脱しない
程度でフレーム11に仮止する。
【0043】支持軸3には、前記係止部3aに切込み部21
を係合させながら係合調整板20を取り付け、該係合調整
板20の止着用長孔23を貫通させた止ネジを保持板12の長
孔12g に螺合させて、該係合調整板20を保持板12に仮止
する。また、支持軸3の前記切込み3bにテーパ板3c(図
1及び図2示)を該支持軸3の端部から差込み、該支持
軸3を僅かに拡径させて、係合調整板20が支持軸3から
離脱することを防止する。
【0044】支持軸4には、前記操作調整板30のガイド
突起34を保持板12の長孔12g に遊挿させながら、該操作
調整板30の受容孔31を嵌合させ、前記止着用長孔32を貫
通させた止ネジ30a (図7示)を保持板12の雌ネジ部12
e に螺合させて、該操作調整板30を保持板12に仮止す
る。この状態では、図7に示すように、保持板12の位置
決め孔12c にはフレーム11のガイド孔11c が露呈した状
態となる。また、前記係合調整板20の長孔22と操作調整
板30の長孔33には保持板12のガイド孔12f が露呈した状
態となる。
【0045】上述のように、シリンドリカルミラー1が
フレーム11に取り付けられたならば、このシリンドリカ
ルミラー1からの反射光の入射位置の調整を行なう。図
8に示すように、シリンドリカルミラー1が仮止された
状態S0 で、入射光Li が反射面1aで反射し、その反射
光Lo0が所望の点Tに入射しているが、この状態では、
点Tにおいて所望の倍率が得られないとする。このた
め、倍率の調整を行なう。
【0046】この倍率の調整は、前記保持板12をフレー
ム11に対して摺動させることにより行なう。前記位置決
め孔12c から先端部に偏心ピンを備えた胴部を有する調
整治具を挿入し、その偏心ピンをフレーム11のガイド孔
11c に遊挿させ、胴部を位置決め孔12c 内に位置させ
る。この調整治具を偏心ピンを軸として回動させると、
その胴部が偏心ピンを軸として旋回するから、該胴部の
側面が位置決め孔12c の内壁面を押圧する。このため、
保持板12はフレーム11のガイド突起11b を結ぶ直線の方
向、即ち図1及び図2における矢標P方向に摺動するこ
となる。この保持板12は支持軸3と嵌合した状態にある
から、保持板12の摺動によってミラーホルダ2が同方向
に移動する。このため、図8において、倍率位置S1
シリンドリカルミラー1が移動し、所望の倍率を得るこ
とができる。このシリンドリカルミラー1の移動方向
は、その反射面1aの法線の方向であり、シリンドリカル
ミラー1の厚さ方向である。すなわち、前記ガイド突起
11b を結ぶ直線の方向はシリンドリカルミラー1の反射
面1aの法線方向とほぼ一致させてある。
【0047】前記倍率位置S1 にシリンドリカルミラー
1を移動させた状態では、所望の倍率で点Tに反射光を
入射させることができるようになる。この状態で、仮止
していた前記止ネジ12h を締めつけて、保持板12をフレ
ーム11に固定する。シリンドリカルミラー1が倍率位置
1 に位置した状態では、反射面1aでの反射光は点Tに
入射しない。このため、シリンドリカルミラー1の反射
面1aが指向する方向を調整して、すなわちレジの調整を
行なって反射光Lo0が点Tに入射するようにする。
【0048】前記係合調整板20の長孔22から偏心ピンを
備えた調整治具を挿入し、該偏心ピンを保持板12のガイ
ド孔12f に挿入して、該調整治具を回動させる。この回
動によって該調整治具の胴部が長孔22の内壁面を押圧す
るから、係合調整板20が該係合調整板20が係合している
支持軸3を中心として保持板12に対して図1及び図2に
おいて矢標R方向に回動する。係合調整板20に係合して
いる支持軸3も、該係合調整板20の回動に伴われて回動
する。このとき、支持軸4は、保持板12と操作調整板30
に対して回動する。これら支持軸3、4の回動によって
ミラーホルダ2が回動し、シリンドリカルミラー1も回
動して、図8における走査位置S2 に位置して、その反
射面1aの指向する方向が変更される。これにより、反射
光Lo2が点Tに入射するようになる。この状態で、仮止
していた前記止ネジ20a を長孔12g に締めつけて、前記
係合調整板20を保持板12に固定する。
【0049】充分に短尺なシリンドリカルミラー1であ
れば、所望の倍率で所望の点Tに光線を導くことができ
た時点でその取付調整が完了するが、長尺なシリンドリ
カルミラー1の場合には、その長手方向に沿って順次反
射する反射光が所望の走査線を描くように調整する必要
がある。例えば、図9上実線でに示すように、所望の走
査線をC0 とした場合、前述した倍率とレジの調整を行
なって該走査線C0 における点Tにシリンドリカルミラ
ー1の反射光Lo2が入射する状態となっても、このとき
には反射光Lo2が走査線C1 を描く場合がある。このた
め、走査線C1を走査線C0 と一致させるようスキュー
の調整を行なわなければならない。
【0050】前記操作調整板30の前記長孔33から偏心ピ
ンを有する調整治具を挿入して、該偏心ピンを保持板12
のガイド孔12f に挿入する。この調整治具を回動させる
と、その胴部が偏心ピンを軸として旋回するから、該胴
部の側面が長孔33の内壁面を押圧する。このため、操作
調整板30は保持板12に形成された雌ネジ部12e に止着用
長孔32が案内されて、該雌ネジ部12e の長手方向、即ち
図1及び図2における矢標Q方向に摺動する。なお、こ
の摺動方向は、保持板12の摺動方向と直交する方向であ
る。
【0051】前記操作調整板30の受容孔31には支持軸4
が嵌合しており、しかも該支持軸4は保持板12の支持孔
12a に偏倚可能に挿通させてあるから、操作調整板30が
摺動すると支持軸4が移動する。このため、該支持軸4
と支持軸3の相対位置が変更される。したがって、図9
に示すように、走査線C1 に対応する支持軸4側の端部
40を、支持軸3側の端部E3 と相対的に等しい高さと
なる位置E41に調整することができる。この調整によっ
て走査線C0 とほぼ平行な走査線C2 が得られる。この
走査線C2 が得られたならば、仮止していた前記止ネジ
30a を長孔12gに締めつけて、前記操作調整板30を保持
板12に固定する。
【0052】そして、再度レジを調整する。すなわち、
前記止ネジ20a を緩めて係合調整板20を保持板12に対し
て回動させて、前述と同様にシリンドリカルミラー1の
反射面1aが指向する方向を変更して、走査線C2 を走査
線C0 に一致させればよい。次いで、再度止ネジ20a を
締めつけて係合調整板20を保持板12に固定する。さら
に、支持軸4に形成された貫通孔4aに前記固定ネジ43を
挿通させ、前記台座舌片部42に形成されたネジ受け部44
の図示しない雌ネジ部に螺合させて締め付ける。これに
より、押え舌片部41が撓まされて支持軸4を該押え舌片
部41と台座舌片部42とで挟持し、該支持軸4が操作調整
板30に固定される。これによって、シリンドリカルミラ
ー1の反射光Lo2を所望の走査線C0 に沿って走査する
ことができるようになり、このシリンドリカルミラー1
の取付調整を完了する。しかも、支持軸4が固定ネジ43
に固定された状態にあるから、このシリンドリカルミラ
ー1が組み込まれた光再生走査装置の動作中の振動や熱
によっても該シリンドリカルミラー1の状態に変化がな
く、安定した動作が維持される。
【0053】以上に説明した実施形態では、倍率を調整
するために前記保持板12をフレーム11に対して摺動させ
る場合に、その移動方向をシリンドリカルミラー1の反
射面1aの法線方向としたが、法線方向に移動させる場合
には、図8に示すように、シリンドリカルミラー1に対
する入射位置が状態S0 と状態S1 とではずれることに
なる。後工程においてレジとスキューを調整する場合
に、このずれに起因して入射位置がシリンドリカルミラ
ー1の反射面1aから外れてしまうおそれがある場合に
は、この入射位置のずれを除去する必要がある。このた
めには、状態S1 にあるシリンドリカルミラー1を、反
射面1aの法線方向と直交する方向に移動させて、入射位
置が反射面1aのほぼ中央となるよう調整すればよい。ま
た、入射光Li の光路は設計上定められているので、こ
の入射光Li の方向にシリンドリカルミラー1を移動さ
せることにより、入射位置を反射面1aの中央に調整する
ことができる。すなわち、フレーム11に突設した前記一
対のガイド突起11b を結ぶ直線の方向を入射光Li の方
向とほぼ一致させればよい。ただし、カラー画像形成装
置などのように、複数本のシリンドリカルミラー1が用
いられる構造では、倍率の調整を法線方向に移動させる
ことにより行なうようにすれば、全てのシリンドリカル
ミラー1に対して等しい形状の保持板12とすることがで
き、部品を共通化することができるので好ましい。
【0054】また、この実施形態では、帯板状部材をシ
リンドリカルミラーとした場合の構造を説明したが、平
面ミラーの取付調整にこの構造を用いることもできる。
なお、平面ミラーの場合には、スキューの調整のための
両端部の相対位置の調整を必要としないから、本実施形
態の操作調整板30を必要とせず、支持軸4を回動自在に
支持するとともに、調整後に固定できるようにした構造
であって構わない。
【0055】また、この実施形態では、ミラーホルダ2
にシリンドリカルミラー1を収容させた構造について説
明したが、シリンドリカルミラー1の両端部のそれぞれ
にホルダを設け、このホルダに前記支持軸3、4と同様
の支持軸を延伸させて設けた構造としても構わない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る帯
板状部材の取付機構によれば、帯板状部材を容器に収容
させたから、帯板状部材の取付状態の調整を行なうため
の調整力が、該帯板状部材には直接には加えられない。
このため、帯板状部材が捩られたり曲げられたりするこ
とがなく、歪が生じることがない。しかも、取付状態の
調整後に振動や熱が加えられた場合でも、帯板状部材の
取付状態が変化することがなく、安定して動作させるこ
とができる。
【0057】また、請求項2の発明に係る帯板状部材の
取付機構によれば、支持面によって支持軸を支持するか
ら、より安定した状態で支持軸を保持することができ
る。
【0058】また、請求項3の発明に係る帯板状部材で
あるシリンドリカルミラーの取付機構によれば、倍率と
スキュー、レジの調整後に該シリンドリカルミラーが組
み込まれた光再生走査装置の動作による振動や熱が加え
られた場合でも、シリンドリカルミラーの取付状態が変
化することがなく、光再生走査装置を安定して動作させ
ることができる。
【0059】また、請求項4の発明に係る帯板状部材で
あるシリンドリカルミラーの取付機構によれば、独立し
て倍率とスキュー、レジの調整を行うことができ、これ
らの調整後に棒状掛止部材を係合部に係止させることが
できるから、調整された状態で確実に支持軸を固定する
ことができる。
【0060】また、請求項5の発明に係る帯板状部材で
あるシリンドリカルミラーの取付機構によれば、保持板
を移動させても入射光線の該シリンドリカルミラーへの
入射位置が変化しない。このため、シリンドリカルミラ
ーを移動させても入射光線がシリンドリカルミラーの反
射面から外れてしまうことがない。
【0061】また、請求項6の発明に係る帯板状部材で
あるシリンドリカルミラーの取付機構によれば、より安
定した状態で支持軸を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る取付機構の概略の構造を示す斜
視図で、一の方向からのものを示す図である。
【図2】図1に示す取付機構の概略の構造を示す斜視図
で、他の方向からのものを示す図である。
【図3】この発明に係る取付機構の要部の部品を示す正
面図である。
【図4】この発明に係る取付機構の要部を示す斜視図で
あり、組立前の状態を示している。
【図5】図4に示す要部の斜視図であり、調整時の状態
を示している。
【図6】図4に示す要部の斜視図であり、取付時の状態
を示している。
【図7】光再生走査装置のシリンドリカルミラーを、こ
の調整機構を備えた取付構造によって取り付けた状態を
示す一の方向からの側面図である。
【図8】シリンドリカルミラーに入射する光線と反射す
る光線の関係を、該シリンドリカルミラーの摺動前後に
ついて説明する図である。
【図9】画像を再生するための光線の走査線の調整手順
を説明するための図である。
【図10】この発明に係る取付機構により取付調整され
る帯板状部材としてのシリンドリカルミラーの平面図で
ある。
【図11】この発明に係る取付機構により取付調整され
る帯板状部材であるシリンドリカルミラーを収容するミ
ラーホルダの平面図である。
【図12】図11に示す容器の右側面図である。
【図13】図11におけるA−A線断面図である。
【図14】図11におけるB−B線断面図である。
【図15】図11に示す容器にシリンドリカルミラーを収
容させる手順を示す分解図である。
【図16】支持軸を固定するために用いられる従来の構
造の概略を示す正面図である。
【符号の説明】
1 シリンドリカルミラー 2 ミラーホルダ 3 支持軸 3a 係止部 3b 切込み 3c テーバー板 4 支持軸 4a 貫通孔 10 光再生走査装置 11 フレーム 11a 挿通孔 11b ガイド突起 11c ガイド孔 11d 雌ネジ部 12 保持板 12a 支持孔 12b 切り込み 12c 位置決め孔 12d 貫通部 12e 雌ネジ部 12f ガイド孔 12g 長孔 12h 止めネジ 20 係合調整板 20a 止めネジ 21 切込み部 22 長孔 23 止着用長孔 30 操作調整板 30a 止めネジ 31 受容孔 32 止着用長孔 33 長孔 34 ガイド突起 40 台座部(係合部) 41 押え舌片部 41a 間隔 42 台座舌片部 43 固定ネジ 44 ネジ受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA43 AA45 AA48 BA83 BA87 BA90 DA03 2H043 BC02 BC08 CA05 CA09 CA10 CD02 CE01 2H044 AJ07 2H076 AB02 AB18 EA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部で支持された帯板状部材の表面が
    指向する方向を調整する帯板状部材の取付機構におい
    て、 少なくとも一面が開放された容器に、前記帯板状部材を
    該帯板状部材の表面が開放された開口に露呈する状態に
    収容させ、 前記容器の両端部に調整機構に連繋可能な支持軸を帯板
    状部材の長手方向に延伸させて設け、 前記支持軸のそれぞれを保持板に形成した透孔に、該透
    孔内で支持軸が偏倚自在となる状態で遊嵌させ、 前記支持軸の前記保持板の外側に突出した部分に調整板
    を連繋させ、 少なくともいずれか一方の支持軸の前記保持板の外側に
    突出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向に係
    止透孔を形成し、 前記調整板に前記係止透孔を貫通させた棒状係止部材を
    係止する係合部を形成し、 前記調整板を保持板に対して移動させることにより、前
    記支持軸を該支持軸と交差する方向に移動可能とすると
    共に、前記調整板を保持板に対して回動させることによ
    り、前記帯板状部材を支持軸と軸として回動自在とした
    ことを特徴とする帯板状部材の取付機構。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、前記支持軸に挿通させる
    受容孔と、該受容孔の一部に設けられて支持軸を支持す
    る支持面とからなることを特徴とする請求項1に記載の
    帯板状部材の取付機構。
  3. 【請求項3】 所望のフレームに配設されて、両端部で
    支持された長尺なシリンドリカルミラーの表面が指向す
    る方向を調整するシリンドリカルミラーの取付機構にお
    いて、 少なくとも一面が開放されて、前記シリンドリカルミラ
    ーを該シリンドリカルミラーの反射面が開放された開口
    に露呈する状態で収容するミラー容器と、 前記ミラー容器の両端部にシリンドリカルミラーの長手
    方向に延伸させた支持軸と、 前記支持軸のそれぞれに遊嵌させた保持板と、 前記支持軸の前記保持板の外側に突出した部分に連繋さ
    せた調整板と、 少なくともいずれか一方の支持軸の前記保持板の外側に
    突出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向に係
    止透孔を形成し、 前記調整板に前記係止透孔を貫通させた棒状係止部材を
    係止する係合部を形成し、 前記保持板を、該シリンドリカルミラーを配設する前記
    フレームの面に対して前記支持軸と交差する方向に摺動
    自在に設け、 前記調整板を保持板に対して該保持板の摺動方向と交差
    する方向に摺動自在に設け、 前記ミラー容器を支持軸を軸として回動自在としたこと
    を特徴とするシリンドリカルミラーの取付機構。
  4. 【請求項4】 前記保持板のいずれか一方を、支持軸に
    適宜なスキマばめの状態で遊嵌させた拘束保持板とし、 他方の保持板を、支持軸に適宜な遊びをもって該支持軸
    が偏倚自在となる状態に遊嵌させた遊嵌保持板とし、 前記拘束保持板の外側に位置させた前記調整板を支持軸
    と係脱する係合調整板として、該係合調整板を拘束保持
    板に対して回動させることによりミラー容器を支持軸を
    軸として回動させ、 前記保持板の双方を前記フレームに対してシリンドリカ
    ルミラーの法線方向に摺動自在とし、 前記遊嵌保持板の外側に位置させた前記調整板を操作調
    整板とし、 前記操作調整板に連繋する支持軸の前記保持板の外側に
    突出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向に係
    止透孔を形成し、 前記操作調整板に前記係止透孔を貫通させた棒状係止部
    材を係止する係合部を形成し、 前記操作調整板を前記遊嵌保持板に対して、シリンドリ
    カルミラーの法線方向と交差する方向に摺動自在とした
    ことを特徴とする請求項4に記載のシリンドリカルミラ
    ーの取付機構。
  5. 【請求項5】 前記保持板のいずれか一方を、支持軸に
    適宜なスキマばめの状態で遊嵌させた拘束保持板とし、 他方の保持板を、支持軸に適宜な遊びをもって該支持軸
    が偏倚自在となる状態に遊嵌させた遊嵌保持板とし、 前記拘束保持板の外側に位置させた前記調整板を支持軸
    と係脱する係合調整板として、該係合調整板を拘束保持
    板に対して回動させることによりミラー容器を支持軸を
    軸として回動させ、 前記保持板の双方を前記フレームに対してシリンドリカ
    ルミラーへの入射光線の方向に摺動自在とし、 前記遊嵌保持板の外側に位置させた前記調整板を操作調
    整板とし、 前記操作調整板に連繋する支持軸の前記保持板の外側に
    突出した部分に、該支持軸の軸方向と直交する方向に係
    止透孔を形成し、 前記操作調整板に前記係止透孔を貫通させた棒状係止部
    材を係止する係合部を形成し、 前記操作調整板を前記遊嵌保持板に対して、シリンドリ
    カルミラーの法線方向と交差する方向に摺動自在とした
    ことを特徴とする請求項4に記載のシリンドリカルミラ
    ーの取付機構。
  6. 【請求項6】 前記係合部は、前記支持軸に挿通させる
    受容孔と、該受容孔の一部に設けられて支持軸を支持す
    る支持面とからなることを特徴とする請求項4または請
    求項5に記載のシリンドリカルミラーの取付機構。
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