JP2005309301A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の光ビームを使用し走査線品質の高い光走査装置装置を提供する。
【解決手段】 シリンダミラー64Bの側面端部には調整ねじ74が当接しており、筐体99の一部99aに設けられたねじ穴74Bに螺合した調整ねじ74を回転させることで一方の端点を支点としてシリンダミラー64Bが回転調整され、感光体ドラム16上の走査線のSKEW調整を行う。シリンダミラー64Aの反射面は支持部92で母線を中心に回動可能に支持され、反射面の反対面は押圧部材82が設けられ支持部92による支持を可能にしている。側面は3点で支持されており、側面の長手方向両端部を支持する2箇所の支点91と調整ねじ73による支持となる。調整ねじ73は反射面から遠い位置に配置されており、シリンダミラー64Aを副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形状の断面とすることで、調整ねじ73に掛かる回転モーメントを大きくすることができる。調整ねじ73はシリンダミラー64Aの長手方向中央付近に設け、シリンダミラー64Aの振動周波数の固有値を上げて振動を抑えることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光走査装置および画像形成装置に関し、特にレーザビームプリンタ等の走査光学系で、複数の光源を有する光走査装置および画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタや電子写真複写機等の光ビームにより画像を記録する画像記録装置が普及している。このような画像記録装置では、光走査装置によって光ビームを感光体上に走査させている。
光走査装置では、一般に、半導体レーザから出力した光ビームを画像データに基づいて変調し、コリメータレンズ等を介して、所定速度で回転する回転多面鏡の反射面に入射させる。この回転多面鏡の回転により、光ビームの入射角が連続的に変化しながら偏向され、光ビームが感光体上を主走査する。また、回転多面鏡の反射面に反射された光ビームは、fθレンズ、シリンダミラー(又はシリンダレンズ)等を介して、感光体へと案内され、感光体上を一定速度で走査するとともに、感光体上に結像される。これにより、感光体に画像が露光記録される。
ところで、近年の画像形成装置の高速化の要求に伴って、光走査装置の走査速度の向上が望まれている。光走査装置の高速化を図る技術としては、複数の光ビームを用いて、1回の走査で複数の走査線を同時に走査する同時走査方式が知られている。
この同時走査方式の光走査装置の光学系(以下、「複数ビーム走査光学系」という)の設計においては、複数の光ビーム間の「BOW差」及び「ピッチずれ」を考慮する必要がある。図11には2本の光ビームで走査する場合のBOW差、図12には2本の光ビームで走査する場合のピッチずれが示されており、各図において、破線が理想的な走査線の位置、実線が実際の走査線の位置である。
BOW差とは、各光ビームによって形成される走査線の湾曲量が異なり、主走査方向の走査位置によって副走査方向の2つの光ビームの間隔が変化していることを意味する。また、ピッチずれとは、2つの光ビームが、当該光ビーム間の副走査方向の間隔が所定値からずれた状態で同時走査され、走査線の間隔が粗密になることを意味する。複数の光ビームを用いて、1回の走査で複数の走査線を同時に走査させる場合に、このようなBOW差やピッチずれが生じると、副走査方向に画像ムラが生じて画質が低下してしまう。高画質の画像出力を得るためにBOW差及びピッチずれを低減した光走査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし近年、高解像度の画像形成装置が要求されており、複数の光源を使用した光走査装置の開発が進められている。複数の光源を使用する光走査装置において問題となるのが走査線の品質であり、BOW差とピッチずれを低減させるだけでは近年の高画質(走査線の直線性、小径スポットサイズの安定性)要求を満足するには不十分である。例えば特許文献1には走査線の副走査方向の傾き(SKEW:スキュー)の補正に関しては開示されていない。
また、高速・高解像度に対応する為に複数の感光体及び現像器を備えた画像形成装置が有力な手段であるが、一個の感光体及び現像器を使用した複数サイクルの現像システムを採用した画像形成装置に比較して走査線の要求品質は厳しく、且つ装置全体の小型化が要求される。
特開2001―215423号公報 (図4、第5〜8頁)
本発明は上記事実を考慮し、複数の光ビームを使用し走査線品質の高い光走査装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の光走査装置は、光ビームを射出する光源と、前記光ビームを主走査方向に偏向させる偏向装置と、偏向された光ビームを被走査面上に結像させる光学系と、前記偏向装置と被走査面の間の光路上に設けられた複数のシリンダミラーと、を備えた光走査装置であって、被走査面に近いシリンダミラーを反射面の法線を軸に回転させて走査線の傾きを調整するスキュー調整手段と、前記偏向装置に近いシリンダミラーを反射面の母線を軸に回転させて副走査方向の角度を調整する角度調整手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、二個のシリンダミラーを使用して複数の走査線の湾曲(BOW差)の低減、及び副走査方向のピッチずれの低減を行い、被走査面に近い方のシリンダミラーを、ビームの反射面および透過面に対して略法線軸で回転させることで光路長の変動を極力少なくして走査線の傾き(SKEW)を調整することができる。すなわち走査線の傾きを、被走査面に近いシリンダミラーを傾けることで調整すれば偏向装置に近いシリンダミラーによる調整に比較して調整量を小さくでき、主走査方向の倍率変動およびスポットサイズに悪影響を及ぼすことがない。
請求項2に記載の光走査装置は、スキュー調整手段と前記角度調整手段は光走査装置を4分割した区域の内、1区域から作業可能に配置されたことを特徴とする。
上記構成の発明では、二個のシリンダミラーの調整方向を、4分割した区域の内1区域内に作業方向がくるように設定することで、作業者は二個のシリンダミラーの調整作業を同一位置で行うことが可能となり、生産性が向上し高品質な光走査装置を容易に製造できる。
請求項3に記載の光走査装置は、偏向装置に近いシリンダミラーは副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形状の断面を持つ形状であることを特徴とする。
上記構成の発明では、偏向装置に近いシリンダミラーを調整ねじで副走査方向に回動させて角度の調節を行う際、シリンダミラーの光軸方向を長くし、調整ねじの当接する位置に大きな回転モーメントが掛かれば、反射面の反対側から光軸方向に押圧するスプリングの力によって調整しにくくなる不具合を避けることができる。
請求項4に記載の光走査装置は、角度調整手段は前記偏向装置に近いシリンダミラーの長手方向略中央に設けられたことを特徴とする。
上記構成の発明では、偏向装置に近いシリンダミラーの角度を調整する調整ねじがシリンダミラーの長手方向略中央部を支持、調整することによりシリンダミラーの振動周波数の固有値を高くできるので、外部からの加振があってもシリンダミラーが振動しにくくなり、安定した画質を提供できる。
請求項5に記載の光走査装置は、前記被走査面に近いシリンダミラーを撓ませることで走査線の湾曲調整を行う湾曲調整手段を備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、走査線の湾曲調整を行う際、被走査面に近いシリンダミラーを撓ませることで調整すれば偏向装置に近いシリンダミラーによる調整に比較して調整量を小さくでき、ミラーの湾曲過大でミラーを破損する恐れがない。
請求項6に記載の画像形成装置は、複数の感光体と複数の現像器及び複数の光走査装置を備え、前記複数の光走査装置は請求項1乃至請求項5に記載の光走査装置であることを特徴とする。
上記構成の発明では、高い走査線の品質が要求される複数の感光体と複数の現像器及び複数の光走査装置を備えた画像形成装置において、請求項1乃至5に記載の光走査装置を使用したことで、色ずれの少ない高品質な画像を提供する画像形成装置とできる。
本発明は上記構成としたので、複数の光ビームを使用し走査線品質の高い光走査装置とすることができた。
図1には、本実施形態に係る画像形成装置10の概略構成が示されている。
図1に示されているように、画像形成装置10はケーシング12によって被覆されている。ケーシング12内には、画像形成部14が設けられている。画像形成部14は、図1に示される矢印A方向に定速回転する円筒状の感光体ドラム16と、所望の画像データ(本実施の形態における画像形成装置10は白黒画像を対象としているため、グレイスケールの画像データ)に基づいて光ビームを(図1の矢印B参照)感光体ドラム16に向けて、主走査しながら照射する光走査装置18とを含んで構成されていいる。
感光体ドラム16の周面近傍には帯電器20が配設されている。帯電器20は、感光体ドラム16を一様に帯電させる。帯電器20により一様に帯電された感光体ドラム16は、矢印A方向に回転することによって、光走査装置18からの光ビームが照射される。これにより、感光体ドラム16の周面上に潜像が形成される。
また、光走査装置18による光ビームの照射位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側には、感光体ドラム16の周面に対向して、感光体ドラム16にトナーを供給する現像器22が配設されている。現像器22から供給されたトナーは、光走査装置18によって光ビームが照射された部分にトナーを付着するようになっている。これにより感光体ドラム16の周面上にトナー像が形成される。
現像器22の配設位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側(感光体ドラム16の軸芯垂下位置)には、感光体ドラム16の周面に対向して、転写用帯電体24が配設されている。転写用帯電体24は、用紙トレイ26又は手差しトレイ28から、感光体ドラム16と転写用帯電体24の間に案内された用紙30に、感光体ドラム16の周面上に形成されたトナー像を転写する。
転写用帯電体24の配設位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側には、感光体ドラム16に対向して、クリーナー32が配設されている。クリーナー32により、転写後に感光体ドラム16の周面に残留しているトナーが除去される。
トナー像が転写された用紙30は、矢印C方向に搬送される。感光体ドラム16よりも用紙30の搬送方向下流側には、加圧ローラ34と加熱ローラ36を含んで構成している定着器38が配設されている。定着器38では、搬送されてきたトナー像が転写された用紙30を加熱及び加圧し、トナーを融解固定する。すなわち、定着器38では所謂定着処理が施され、用紙30上に所定の画像が記録される。定着処理が施され、画像が記録された用紙30は排出トレイ40に排出される。
次に、光走査装置の構成について詳しく説明する。
図2には、本実施形態に係る光走査装置の詳細構成が示されている。
図2に示されているように、光走査装置18は、光源として、アレイ状の半導体レーザ(以下、「レーザアレイ」)50を備えている。また、偏向手段として、側面に複数の反射面52Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正六角形)に形成されており、図示しないモータによって矢印D方向に高速で回転される回転多面鏡52を備えている。レーザアレイ50は、複数の発光点54が2次元配列された面発光レーザとなっている。
図3には、レーザアレイの一例が示されている。
図3に示されているようにレーザアレイ50には、所定の間隔で、主走査方向に6個、副走査方向に6個の計36個の発光点54が2次元的に配置されている。また、主走査方向に並んだ発光点54は、副走査方向に隣合う発光点54との距離を6等分した距離を1ステップとし、副走査方向に1ステップずつ段階的にずらされて配置されている。すなわち、副走査方向に限って見れば、1ステップ毎に発光点54が配置されていることになる。このように副走査方向に段階的にずらして発光点54を配置することにより、全ての発光点54が異なる走査線を走査することができるようになっている(36本の走査線を同時走査可能)。
レーザアレイ50の各発光点54からは、所望の画像データに基づいて変調された光ビームLBが射出される。なお、レーザアレイ50は面発光レーザであるので、複数の光ビームLBは、平行に(平行光ではなく、光ビームの進行方向が同じという意味)出射される。
各発光点54から射出された複数の光ビームLBの進行方向下流側には、図2に示すように、コリメータレンズ56、アパチャー58、シリンダレンズ60、ミラー61が順に配置されている。各発光点54から射出された複数の光ビームLBは、コリメータレンズ56、アパチャー58、シリンダレンズ60、ミラー61を介して、回転多面鏡52に到達するようになっている。
コリメータレンズ56は、各発光点54から射出された複数の光ビームLBを発散光から略平行光に変換するとともに、当該コリメータレンズ56の像側(光ビームの進行方向下流側)焦点位置で交差するように収束する。
アパチャー58は、このコリメータレンズ56の像側焦点位置に配置されている。コリメータレンズ56によって略平行光とされた複数の光ビームLBは、アパチャー58を通過することによって同時に整形される。なお、アパチャー58の位置では全ての光ビームLBが交差するので、アパチャー58によるビームのけられ方は、全ての光ビームLBで同じである。
シリンダレンズ60は、副走査方向にのみパワーを有しており、複数の光ビームLBは、シリンダレンズ60によって各々副走査方向に収束された後、ミラー61に反射されて回転多面鏡52に案内される。
また、シリンダレンズ60は、当該シリンダレンズの物体側(光ビームの進行方向上流側)焦点位置がアパチャー58の配置位置と一致するように、且つ像側焦点位置が回転多面鏡52の反射面52A上となるように配置されている。
このようにシリンダレンズ60を配置することにより、レーザアレイ50と回転多面鏡52の反射面52Aとが、副走査方向においてアフォーカルで且つ共役な関係となる。したがって、複数の光ビームLBは、回転多面鏡52の反射面52A上で主走査方向に長い線状に各々結像されるとともに、副走査方向において互いに平行に、且つ回転多面鏡52の反射面52Aに対して副走査方向に角度を持たずに、回転多面鏡52の反射面52Aに入射する。
回転多面鏡52に入射した複数の光ビームは、当該回転多面鏡52の回転によって、各反射面52Aに対する光ビームの入射角度が連続的に変化して偏向される。これにより、複数の光ビームLBが、同時に感光体ドラム16の表面を矢印E方向(主走査方向)に走査しながら照射される。
回転多面鏡52の反射面52Aにより反射された光ビームLBの進行方向には、第1のレンズ62A及び第2のレンズ62Bで構成され、主走査方向にのみパワーを有するfθレンズ62が配置されている。このfθレンズ62によって、各光ビームLBが感光体ドラム16に光ビームを照射するときの走査速度が等速度になる。
fθレンズ62よりも光ビームの進行方向下流側には、副走査方向にのみパワーを有する第1のシリンダミラー64Aが配設されている。また、第1のシリンダミラー64Aによる光ビームLBの反射方向には、副走査方向にのみパワーを有する第2のシリンダミラー64Bが配設されている。第1のシリンダミラー64A、第2のシリンダミラー64Bによって、各光ビームLBは感光体ドラム16へと案内されるとともに、感光体ドラム16の周面上に結像される。
また、第1のシリンダミラー64A、第2のシリンダミラー64Bは、第1のシリンダミラー64Aの像側焦点位置と第2のシリンダミラー64Bの物体側焦点位置とが一致するように(当該2ミラー間の光路長が、第1のシリンダミラーの焦点距離と第2のシリンダミラーの焦点距離の和となるように)配置されている。これにより、回転多面鏡52の反射面52Aと感光体ドラム16の周面の走査位置とが、副走査方向においてアフォーカルで且つ共役な関係とされている。
ただし、第1のシリンダミラー64A、第2のシリンダミラー64Bは両方とも正のパワー(集光するパワーのことであり、このパワーが大きい程、焦点距離が短い)を有する必要がある。正負、或いは負正の組合せではアフォーカルで且つ共役な関係とすることはできない。なお、以下では、第1、第2のシリンダミラー64A、64Bを特に区別しない場合は、シリンダミラー64と呼んで説明する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図4には、本実施形態に係る光走査装置のブロック図が示されている。
図4に示されているように、レーザアレイ50の各発光点54から出射された複数(副走査方向に並んだ36本)の光ビームは、コリメータレンズ56によって略平行光とされ、アパチャー58によって成形され、シリンダレンズ60によって副走査方向に収束されて、回転多面鏡52の反射面52Aに入射する。回転多面鏡52に入射した複数の光ビームは、当該回転多面鏡52の回転によって偏向される。
このときレーザアレイ50と回転多面鏡52の反射面52Aとがアフォーカルで且つ共役な関係となっているので、各発光点54から出射された複数の光ビームは、互いに平行な(同一進行方向)状態で、且つ回転多面鏡52の反射面52Aに対して副走査方向に角度を持たずに、回転多面鏡52の反射面52Aに入射する。すなわち、回転多面鏡52の反射面52Aには、複数の光ビームが光走査装置18の光学系の光軸L1と平行に入射する。これにより、回転多面鏡52での光ビームLBの偏向によるBOW差の発生を抑えることができる。
回転多面鏡52の回転によって偏向された複数の光ビームLBは、互いに平行な状態で、fθレンズ62に入射する。fθレンズ62に入射した複数の光ビームLBは、感光体ドラム16の周面上で光ビームを主走査するときの走査速度が等速度される。このfθレンズ62は主走査方向にのみパワーを有しているので、複数の光ビームLBは、fθレンズ62の透過によってもBOW差は発生しない。
fθレンズ62を透過した複数の光ビームは、副走査方向にのみパワーを有する第1のシリンダミラー64A及び第2のシリンダミラー64Bによって、感光体ドラム16の周面上に結像される。すなわち、複数の光ビームLBは、BOW差のないまま、感光体ドラム16の周面上に結像される。
また、シリンダミラー1枚で結像する場合は、図5に示すように、複数ビームが非平行な状態で感光体ドラム16に入射するため、光走査装置18と感光体ドラム16の周面間の距離変動等によってピッチずれが発生することがある。上記のように、第1のシリンダミラー64A及び第2のシリンダミラー64Bと2枚のシリンダミラーを用いて、回転多面鏡52の反射面52Aと感光体ドラム16の周面の走査位置とがアフォーカルな関係となっているので、複数ビームを平行な状態で感光体ドラム16の周面に入射させることができ、ピッチずれの発生を抑制することもできる。
このように、本実施の形態では、BOW差及びピッチずれの発生を抑えつつ、同時に、36本の光ビームによって感光体ドラム16の周面上を走査して、36本の走査線の画像を書き込むことができる。
ところで、近年においては更に高品質の走査線が市場から要求され、特に走査線の傾き(SKEW)とビームのスポットサイズの安定した小型化が必要不可欠になって来ている。走査線の傾き(SKEW)とビームのスポットサイズの安定した小型化を達成するための構成を次に説明する。
図5には、本実施形態に係る光走査装置の構成が示されている。
図5に示されているように、SKEW調整部は被走査面に近い方のシリンダミラー、すなわちシリンダミラー64Bに設けられている。シリンダミラー64Bの側面端部には調整ねじ74が当接しており、筐体99の一部99aに設けられたねじ穴74Bに螺合した調整ねじ74を回転させることで一方の端点を支点としてシリンダミラー64Bが回転調整され、感光体ドラム16上の走査線のSKEW調整を行う。
このとき回転多面鏡52に近い方のシリンダミラー、すなわちシリンダミラー64Aを傾けてSKEW調整を行うと、シリンダミラー64Bの副走査方向パワーの影響で、ミラーの調整量に対するSKEW調整の感度が低くなり、より多くミラーを移動させる必要がある。36本の光ビームがシリンダミラーに入射する角度が設計値に対して大幅にずれてしまい、感光体ドラム16上のフォーカス位置もずれるので安定した小径のビームを得ることができない。
次にL−REGI(副走査方向)の調整について説明する。L−REGI調整部は図6に示すようにシリンダミラー64Aに設けられている。シリンダミラー64Aの反射面を支持部92で支持し、支持位置はビーム入射位置(母線位置)とする。すなわち支持部92を支点として反射面を支持することで母線を中心にシリンダミラー64Aを回動させることができる。
一方の側面には側面の長手方向両端部を支持する2箇所の支点91、および調整ねじ73が当接しており、調整ねじ73は筐体99に設けられたねじ穴73Bに螺合しているので、調整ねじ73を回転させると母線を中心としてシリンダミラー64Aは回転・角度調整され、L−REGIが調整される。
この調整により36本の光ビームがシリンダミラー64Aに入射する角度を略設計値に合わせることができ、感光体ドラム16上でのビームのフォーカス位置も正確に合うので小ビーム径の安定したビームを得ることができる。
図6、7、8には、本実施形態に係るシリンダミラーの保持機構が示されている。
図6に示されているように、シリンダミラー64Aの反射面は支持部92で母線を中心に回動可能に支持され、反射面の反対面は押圧部材82が設けられ支持部92による支持を可能にしている。側面は3点で支持されており、図7、8に示すように側面の長手方向両端部を支持する2箇所の支点91と調整ねじ73による支持となる。調整ねじ73は反射面から遠い位置に配置されており、図6(a)のようにシリンダミラー64Aを副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形状の断面とすることで、調整ねじ73に掛かる回転モーメントを大きくすることができる。
つまり図6(b)に示すように、副走査方向と光軸方向の長さが同じ断面形状のシリンダミラー64A’であった場合、支点91と調整ねじ73の距離L2は、副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形の断面形状をもつシリンダミラー64Aの支点91と調整ねじ73の距離L1よりも当然短くなる。このため図6(c)のように、調整ねじ73を引いても押圧部材82の押圧力が押圧部材81の押圧力よりも勝り、調整ねじ73の移動にシリンダミラー64A’が追随しない事態が発生することもある。
これに対して、副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形の断面形状をもつシリンダミラー64Aでは、押圧部材81による押圧力と調整ねじ73で角度を規制しながら支持部92で反射面の母線を中心に回動可能に支持されているので、シリンダミラー64Aを回動させる回転モーメントは押圧部材82の押圧力よりも十分大きく、図6(c)のように調整ねじ73の移動にシリンダミラー64Aが追随しない事態を避けることができる。
このとき、調整ねじ73は図7のようにシリンダミラー64Aの長手方向端部付近に設けるよりも、図8に示すようにシリンダミラー64Aの長手方向中央付近に設ければ、シリンダミラー64Aの振動周波数の固有値を上げ、振動を抑えることができる。これにより副走査方向の濃度むら(バンディング)のない高画質の光走査装置とすることができる。
前記2箇所の調整部、すなわち調整ねじ74の回転でシリンダミラー64Bを回転調整することによる走査線のSKEW調整と、調整ねじ73の回転でシリンダミラー64Aを角度調整することによるL−REGI調整は、図5に示すように光走査装置18を4分割した区域の内、1区域から作業可能になるように調整機構が構成されている。
これにより前記調整を行う作業者が同一位置で作業することが可能となるので生産性が向上し、高品質な光走査装置を容易に製造できる。
ここで更に高画質な光走査装置が必要とされる場合、走査線の湾曲(BOW)調整を行う必要がある。通常、走査線の傾き(SKEW)などは部品の取付誤差等で発生するために調整が必要となるが、走査線の湾曲(BOW)は部品の取付誤差等の要因では発生しないので走査線の湾曲調整機構は省略される場合もある。しかし、より高品質が必要とされる場合は湾曲の調整をも行う必要がある。
図9、10には、本実施形態に係るシリンダミラーのBOW調整機構が示されている。
図9、10に示されているように、本実施形態ではシリンダミラー64BにBOW調整機構を設けている。シリンダミラー64Bはコの字型の板金93で覆われており、板金93の、シリンダミラー64Bの側面と対向する面の長さ方向略中央付近にはねじ穴75Bが設けられている。調整ねじ75はねじ穴75Bに螺合し、シリンダミラー64Bの側面長さ方向中央部に当接する。図10のように、調整ねじ75の回転により黒矢印方向に移動した調整ねじ75の先端が当接したシリンダミラー64Bは図10の破線の方向に湾曲し、この結果として感光体ドラム16上の走査線のBOW調整が行われる。
このとき、シリンダミラー64Aもしくはミラー68を湾曲させることでBOW調整を行おうとすれば、光路の先にあるシリンダミラー64Bの副走査方向パワーの影響によりシリンダミラー64Aもしくはミラー68の湾曲量に対するBOW調整量の感度が低くなるため、より強くシリンダミラー64Aもしくはミラー68を湾曲させる必要が生じ、最終的にはシリンダミラー64Aもしくはミラー68の破損に至る可能性もある。
上記の実施例は一個の光走査装置で構成された画像形成装置についての実施例であるが、複数の光走査装置によって構成された画像形成装置に応用してもよいことは言うまでもない。複数の光走査装置により構成された画像形成装置は一個の光走査装置を用いた場合に比較してより高い走査線の品質が要求されるので、上記実施例よりも大きい効果が期待できる。
本発明の第1形態に係る画像形成装置を示す断面図である。 本発明の第1形態に係る光走査装置を示す斜視図である。 レーザアレイにおける発光点の配置の一例を示す図である。 本発明の第1形態に係る光走査装置の光路を示す図である。 本発明の第1形態に係る光走査装置を示す断面図である。 本発明の第1形態に係るミラー支持機構を示す断面図である。 本発明の第1形態に係るミラー支持機構を示す平面図である。 本発明の第1形態に係るミラー支持機構を示す平面図である。 本発明の第1形態に係るミラー支持機構を示す断面図である。 本発明の第1形態に係るミラー支持機構を示す正面図である。 2本の光ビームで走査する場合のBOW差を示す図である。 2本の光ビームで走査する場合のピッチずれを示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
18 光走査装置
52 回転多面鏡
64A シリンダミラー
64B シリンダミラー
68 ミラー
73 調整ねじ
74 調整ねじ
75 調整ねじ

Claims (6)

  1. 光ビームを射出する光源と、
    前記光ビームを主走査方向に偏向させる偏向装置と、
    偏向された光ビームを被走査面上に結像させる光学系と、
    前記偏向装置と被走査面の間の光路上に設けられた複数のシリンダミラーと、
    を備えた光走査装置であって、
    被走査面に近いシリンダミラーを反射面の法線を軸に回転させて走査線の傾きを調整するスキュー調整手段と、
    前記偏向装置に近いシリンダミラーを反射面の母線を軸に回転させて副走査方向の角度を調整する角度調整手段とを備えたことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記スキュー調整手段と前記角度調整手段は光走査装置を4分割した区域の内、1区域から作業可能に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記偏向装置に近いシリンダミラーは副走査方向よりも光軸方向を長くした略長方形状の断面を持つ形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記角度調整手段は前記偏向装置に近いシリンダミラーの長手方向略中央に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記被走査面に近いシリンダミラーを撓ませることで走査線の湾曲調整を行う湾曲調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の光走査装置。
  6. 複数の感光体と複数の現像器及び複数の光走査装置を備え、前記複数の光走査装置は請求項1乃至請求項5に記載の光走査装置であることを特徴とする画像形成装置。
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