JP2011033735A - 光学装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主走査方向に延びる長板状のfθレンズと、該fθレンズを保持し装置本体に固定するレンズホルダを備えた光学装置であって、前記レンズホルダは、前記fθレンズの長手方向両端を保持する端面保持部と、少なくとも一部の周面が円弧状の筒状であって前記fθレンズの長手方向外側に突出する支持軸と、前記端面保持部の一端から外側に延出する係合片とを備え、前記装置本体の内部側面には、前記支持軸を回転可能に支持する受け部と、前記係合片と係合して前記fθレンズの主走査方向の移動を規制する係合溝が設けられ、前記支持軸を前記受け部に載置し、前記係合片と前記係合溝とが係合した状態で所定の角度で位置決めされた前記fθレンズが、前記係合溝に注入された接着剤により固定されることを特徴とする光学装置とする。
【選択図】 図3
Description
しかし、ネジによる固定では、長期間の使用によって装置の振動等でネジが緩むと再度の調整が必要となり、使用者では調整が困難であるという問題がある。
また、接着面積が小さいとネジ固定と同様に使用経過によって接着剥がれが生じ再調整が必要となる可能性もある。
図1は本発明に係る光学装置を露光装置として備える画像形成装置の内部構造を示す概略図である。
本発明に係る画像形成装置(100)は、図1ではプリンタを例示しているが、これに限定されるものではなく複写機やファクシミリ等であっても良い。
各色ドラムで形成されたトナー像は、一次転写ローラ(40)によって中間転写ベルト(50)上に転写され、重ね合わされてフルカラー画像を形成する。中間転写ベルト(50)上に転写されたフルカラー画像は、給紙ユニット(70)から送られる用紙に二次転写ローラ(60)によって転写され、定着される。
その後、定着装置(80)によってトナーが用紙に定着され、排紙部(90)へ排紙する。
本発明に係る光学装置(10)は、図2に示すようにfθレンズユニット(1)、ポリゴンミラー(2)、反射ミラー(3)等を備える。
光学装置(10)は、レーザ光発振器(図示せず)から発光したレーザ光(L)をコリメータレンズ、シリンドリカルレンズ(何れも図示せず)を通して、ポリゴンミラー(2)に照射する。ポリゴンミラー(2)は高速回転しながらレーザ光(L)を反射し、反射されたレーザ光(L)はfθレンズユニット(1)及び反射ミラー(3)を介して感光体ドラム(20)の表面をその母線に沿って主走査する。
以下、角度調整の機構について詳述する。
なお、図3において図左方が装置前方、右方が装置後方である。
レンズホルダ(12)は板金部材からなり、その左右方向両端部に設けられた端面保持部(121)には、支持軸(13)がかしめ固定されている。
支持軸(13)は、fθレンズ(11)の長手方向外側に突出しており、後述する受け部(4)により回転可能に支持される。
なお、図3では示されていないが、レンズホルダ(12)の紙面奥側(fθレンズ(11)で隠れている部分)は、fθレンズ(11)に合わせて開口している。
また、支持軸(13)は図示例では円筒形としているが、これに限定されず、半円筒形等周面の一部が円弧状の筒形であっても良い。
突出部(121a)、係合片(121b)は図3では夫々上端、下端から上方、下方に延伸する方形状の突起としているが、これに限定されるものではない。また、図3ではレンズホルダ(12)の後端側に形成しているが、前端側に形成しても良い。
なお、図4,5は装置後方部分(fθレンズユニット(1)の後端部分)を示す。
なお、受け部(4)は図4では、V字形状としてfθレンズユニット(1)の副走査方向の移動を規制している。また、受け部(4)の形状はV字形状に限定されず支持軸(13)に倣う円弧状等であっても良い。
fθレンズユニット(1)は、受け部(4)上で支持軸(13)によって回動自在であり、端面保持部(121)が係合溝(5)によって規制され主走査方向への移動が規制されるので、fθレンズ(11)の角度を容易に調整することができる。
接着剤の注入作業が容易になり、注入作業時に組立作業者の過失によってfθレンズ(11)の角度のズレが生じる虞を低減でき、確実に接着できるからである。
なお、接着剤は特には限定されないが、例えば光硬化性樹脂接着剤を用いるのが良い。
fθレンズ(11)の角度調整後、接着剤硬化までに突出部(121a)から手を離しても板バネ(6)によって支持軸(13)を押さえて固定できるので、fθレンズユニット(1)の角度、即ちfθレンズ(11)の角度がずれることを防止できるからである。
なお、本実施形態では板バネ(6)は支持軸(13)を受け台(4)に押え付ける板バネとしたが、これに限定されるものではなく、例えば端面保持部(121)を係合溝(5)に押え付ける板バネであっても良い。
10 光学装置
1 fθレンズユニット
11 fθレンズ
12 レンズホルダ
121 端面保持部
121a 突出部
121b 係合片
13 支持軸
5 係合溝
51 注入溝
6 板バネ
Claims (5)
- 主走査方向に延びる長板状のfθレンズと、該fθレンズを保持し装置本体に固定するレンズホルダを備えた光学装置であって、
前記レンズホルダは、前記fθレンズの長手方向両端を保持する端面保持部と、少なくとも一部の周面が円弧状の筒状であって前記fθレンズの長手方向外側に突出する支持軸と、前記端面保持部の一端から外側に延出する係合片とを備え、
前記装置本体の内部側面には、前記支持軸を回転可能に支持する受け部と、前記係合片と係合して前記fθレンズの主走査方向の移動を規制する係合溝が設けられ、
前記支持軸を前記受け部に載置し、前記係合片と前記係合溝とが係合した状態で所定の角度で位置決めされた前記fθレンズが、前記係合溝に注入された接着剤により固定されることを特徴とする光学装置。 - 前記端面保持部の他端には前記端面保持部を突出させた突出部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
- 前記係合溝に接着剤を流し込むための注入溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
- 前記支持軸を押え付ける板バネを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光学装置。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の光学装置を備える画像形成装置。
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- 2009-07-30 JP JP2009178417A patent/JP5102258B2/ja active Active
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