JP2001194609A - 偏向走査装置 - Google Patents

偏向走査装置

Info

Publication number
JP2001194609A
JP2001194609A JP2000006729A JP2000006729A JP2001194609A JP 2001194609 A JP2001194609 A JP 2001194609A JP 2000006729 A JP2000006729 A JP 2000006729A JP 2000006729 A JP2000006729 A JP 2000006729A JP 2001194609 A JP2001194609 A JP 2001194609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
scanning device
optical element
diffractive optical
deflection scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000006729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4478270B2 (ja
JP2001194609A5 (ja
Inventor
Taku Fukita
卓 蕗田
Hideyuki Miyamoto
英幸 宮本
Kenichi Tomita
健一 冨田
Michiyo Miyamoto
みち代 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000006729A priority Critical patent/JP4478270B2/ja
Priority to US09/750,169 priority patent/US6657760B2/en
Publication of JP2001194609A publication Critical patent/JP2001194609A/ja
Publication of JP2001194609A5 publication Critical patent/JP2001194609A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4478270B2 publication Critical patent/JP4478270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平行平板を使用することなく走査線の曲がり
と片倍率を補正する。 【解決手段】 回折光学素子8の底面は断面円弧状の曲
面部8aとし、光学箱には回折光学素子8の長手方向の
端部をそれぞれ保持するための1対の保持台11を設け
る。保持台11の上面のほぼ中央には例えばV字状の凹
部11aを形成し、保持台11の上面の凹部11aの側
方にはねじ孔11bを形成する。回折光学素子8の曲面
部8aを保持台11の凹部11aに入れるようにして、
回折光学素子8を保持台11に載せ、回折光学素子8の
上面に板ばね12を配置し、ビス13を板ばね12の挿
通孔12aを通して保持台11のねじ孔11bに螺合す
る。板ばね12は回折光学素子8を揺動可能に押圧保持
しているので、回折光学素子8を長手方向の軸線に沿っ
て移動することにより走査線の片倍率を補正し、軸線の
周りに回転することにより走査線の曲がりを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー電子
写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタ
ル複写機等のカラー画像形成装置に使用することが好適
であり、特に各色間の走査線のずれを抑えてカラー画像
情報を記録する偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の偏向走査装置では、光源
ユニットから出射したレーザー光を、シリンドリカルレ
ンズを通して偏向器の多面鏡の反射面に線状に集光さ
せ、多面鏡を回転させることによりレーザー光を偏向走
査させ、fθレンズを通して像担持体である回転ドラム
の感光体の被走査面上に結像させている。
【0003】この際に、fθレンズの形状が不均一であ
ったり取付位置が偏心したりしている場合には、被走査
面上を走査する走査線に曲がりが発生したり、主走査方
向の長さの左右差である片倍率が発生したりする。これ
らの走査線の曲がりや片倍率は、モノクロ画像を形成す
る場合でそれらが極端に大きくなければ問題ないが、カ
ラー画像を形成する場合には複数の走査線を重ね合わせ
るために問題が生ずる。即ち、カラー画像を高精細に形
成するためには、走査線の曲がりと片倍率を小さくして
各色間の走査線のずれを少なくする必要がある。
【0004】また、カラー画像を形成する場合でも、単
一の偏向走査装置と単一の像坦持体を使用して各色を被
走査面上に重ね合わせる場合には、各色の走査線の曲が
りと片倍率の癖は同様であるので、色ずれは或る程度の
範囲に収まる。しかし、複数の偏向走査装置と複数の像
担持体を組み合わせてカラー画像を高速度で形成する場
合には、各色の走査線の曲がりと片倍率の癖が偏向走査
装置毎に異なるので、副走査方向のレジストレーション
を合わせても各色の間に走査線のずれが発生し、高精細
なカラー画像を形成することが極めて困難になる。
【0005】一方、このように問題に対処するための光
走査装置が、特開平9−159944号公報と特開平1
1−190822号公報に開示されている。前者では結
像レンズと像担持体の間に透明な平行平板を追加し、こ
の平行平板を長手方向の軸線の周りに回動することによ
り走査線の曲がりを補正している。そして、後者では走
査レンズの長手方向の両端に設けた円柱状突起部と走査
レンズの中央部とを弾性部材によりV字状溝と支持柱に
それぞれ押圧し、走査レンズの熱膨張による走査線の位
置ずれを抑制している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平9
−159944号公報の光走査装置では、結像レンズと
像担持体の間に平行平板を追加したことになるので、製
造コストが増大する上に、走査線の片倍率は補正できな
い状態になっている。
【0007】そして、特開平11−190822号公報
では、弾性部材が走査レンズの有効面内に存在すると共
に走査レンズの中央部を押圧しているので、レンズ面を
歪ませて画像を劣化させる懸念がある。また、レンズの
長手方向の両端部に円柱状突起部を設けているので、レ
ンズ全長が長くなっている。従って、レンズを合成樹脂
材料から成形した場合には、成形タクトが長くなった
り、レンズ面又は回折面の精度が悪化したり、成形型か
らの取り個数が減少したりして、走査レンズの製造コス
トや光学性能に影響を及ぼしている。更に、走査レンズ
を長手方向に調整することを考慮していないため、走査
線の片倍率を補正できない状態になっている。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
平行平板を使用することなく走査線の曲がりと片倍率を
補正し得る偏向走査装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、光源手段と、該光源手段か
ら出射した光束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段
により偏向した光束を被走査面上に走査するfθレンズ
とを備え、該fθレンズは少なくとも1枚のレンズから
構成し、前記レンズは保持台に姿勢調整自在に保持した
偏向走査装置であって、前記レンズの下面に形成した曲
面部を前記保持台に形成した凹部により保持したことを
特徴とする偏向走査装置である。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記凹部は略V
字状又は略U字状の溝としたことを特徴とする請求項1
に記載の偏向走査装置である。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記レンズは前
記保持台に接着固定したことを特徴とする請求項1に記
載の偏向走査装置である。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記レンズを接
着固定するための凹部を有する接着台を主走査方向の中
心近傍と相対する少なくとも1個所に設けたことを特徴
とする請求項1に記載の偏向走査装置である。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記レンズと前
記接着台を離間させて接着固定したことを特徴とする請
求項4に記載の偏向走査装置である。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記レンズと前
記接着台を少なくとも1個所において均一な距離で離間
させ、該均一な距離の範囲において前記レンズを前記接
着部に接着固定したことを特徴とする請求項5に記載の
偏向走査装置である。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記レンズは合
成樹脂料材から成形したことを特徴とする請求項1〜6
の何れか1つの請求項に記載の偏向走査装置である。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記レンズは回
折光学素子としたことを特徴とする請求項1〜7の何れ
か1つの請求項に記載の偏向走査装置である。
【0017】請求項9に記載の発明は、光源手段と、該
光源手段から出射した光束を偏向走査する偏向手段と、
該偏向手段により偏向した光束を被走査面上に走査する
fθレンズとを備え、該fθレンズは少なくとも1枚の
レンズから構成し、前記レンズは保持台に姿勢調整自在
に保持した偏向走査装置であって、前記レンズを保持部
材により保持すると共に、該保持部材に設けた曲面部を
前記保持台に形成した凹部により保持したことを特徴と
する偏向走査装置である。
【0018】請求項10に記載の発明は、前記保持部材
は板金製とし、前記曲面部はピン部材として前記保持部
材に組み付けたことを特徴とする請求項9に記載の偏向
走査装置である。
【0019】請求項11に記載の発明は、前記保持部材
は板金製とし、前記曲面部は絞り加工により前記保持部
材と一体に形成したことを特徴とする請求項9に記載の
偏向走査装置である。
【0020】請求項12に記載の発明は、前記レンズは
回折光学素子としたことを特徴とする請求項9〜11の
何れか1つの請求項に記載の偏向走査装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の平面図であり、
光学箱1には光源ユニット2が取り付けられていると共
に、光源ユニット2から出射したレーザー光Lの進行方
向にはシリンドリカルレンズ3と偏光器4が順次に配置
されている。偏向器4には多面鏡5がA方向に回転自在
に保持されており、この多面鏡5において偏向したレー
ザー光Lの進行方向には、fθレンズ6の屈折部を構成
する屈折光学素子7とfθレンズ6の回折部を構成する
回折光学素子8とが光学箱1の内部に配置され、像坦持
体である回転ドラム9が光学箱1の外部に配置されてい
る。
【0022】光源ユニット2から出射したレーザー光L
は、シリンドリカルレンズ3を透過して多面鏡5の反射
面に線状に集光し、回転する多面鏡5の反射面によって
偏向走査する。偏向走査されたレーザー光Lは、fθレ
ンズ6の屈折光学素子7と回折光学素子8を透過し、光
学箱1の出射口1aから回転ドラム9上の感光体に結像
すると共に、主走査方向であるB方向に走査する。。
【0023】図2は回折光学素子8とその近傍の分解斜
視図であり、回折光学素子8の姿勢の調整を可能とする
調整機構を示している。回折光学素子8は例えば合成樹
脂材料から成形されており、回折光学素子8の底面は断
面円弧状の曲面部8aとされている。そして、光学箱1
には回折光学素子8の長手方向の端部をそれぞれ保持す
るための1対の保持台11が設けられており、保持台1
1の上面のほぼ中央には回折光学素子8の曲面部8aを
受け入れる例えばV字状の凹部11aが形成され、保持
台11の上面の凹部11aの側方にはねじ孔11bが形
成されている。
【0024】回折光学素子8を光学箱1に取り付ける際
には、回折光学素子8の曲面部8aを保持台11の凹部
11aに入れるようにして、回折光学素子8を保持台1
1上に載せる。次に、回折光学素子8の上面に板ばね1
2を配置し、ビス13を板ばね12の挿通孔12aを通
して保持台11のねじ孔11bに螺合する。これによ
り、板ばね12は回折光学素子8を揺動可能に押圧保持
する。
【0025】図3は走査線の片倍率と曲がりを測定する
方法を示す平面図であり、回転ドラム9の被走査面14
に相当する位置に、レーザー光Lを検出するための光セ
ンサ15、16、17を配置し、光センサ15、16、
17の光センサ面を被走査面14に一致させる。
【0026】走査線の片倍率を補正する際には、レーザ
ー光Lが光センサ15と光センサ16の間を走査する時
間と、レーザー光Lが光センサ16と光センサ17の間
を走査する時間とを測定する。次に、これらの時間を比
較し、被走査面14上での主走査方向の走査線の中心に
対する左右の走査線の長さの差、つまり片倍率を求め
る。そして図4に示すように、左右の片倍率が同じにな
るように回折光学素子8を長手方向の軸線に沿ったC方
向に移動する。
【0027】一方、走査線の曲がりを補正する場合に
は、光センサ15、16、17の高さ方向に並んだライ
ンセンサを使用し、光センサ15、16、17に入射し
たレーザー光Lの高さ位置を検知して走査線の曲がりを
それぞれ測定する。そして、走査線の曲がりが減少する
ように、回折光学素子8を長手方向の軸線を中心として
D方向に回動する。なお、回折光学素子8の回動方向は
特に限定する必要はない。
【0028】走査線の片倍率と曲がりを補正した後に
は、回折光学素子8の姿勢はそのまま板ばね12の押圧
力により維持できる。しかし、調整後に回折光学素子8
と保持台11の間、或いは回折光学素子8と板ばね12
の間を接着剤で固定すれば、回折光学素子8の姿勢をよ
り確実に維持することができる。
【0029】このように第1の実施例では、fθレンズ
6の一部を構成する回折光学素子8の底面を曲面部8a
とすると共に、その曲面部8aを保持台11の凹部11
aにより保持したので、回折光学素子8を長手方向の軸
線に沿ったC方向に円滑に直線移動して走査線の片倍率
を調整できる上に、長手方向の軸線の周りのD方向に円
滑に回転移動することにより走査線の曲がりを調整でき
る。従って、走査線の片倍率と曲がりを容易に調整でき
る上に、従来では必要であった平行平板を不要とするこ
とが可能となり、製造コストを削減できる。また、従来
のように回折光学素子8の中央部を押圧することがない
ので、回折光学素子8を歪ませることがなく、画質を向
上させることができる。
【0030】そして、回折光学素子8を合成樹脂材料か
ら成形したので、回折光学素子8の曲面部8aを含む形
状の自由度が高くなる上に仕上げ加工も不要になるの
で、製造コストを更に削減できる。また、回折光学素子
8を使用しても、その両端部に従来のような円柱状突起
が存在しないので、回折光学素子8の全長を短縮でき
る。従って、成形タクトを短縮でき、回折面の精度を向
上させることが可能となり、成形型からの取り個数を増
大させることができ、製造コストや光学性能を改善でき
る。
【0031】なお、この第1の実施例では回折光学素子
8を合成樹脂材料から成形したが、その他の材料から形
成した場合でも、走査線の片倍率と曲がりの調整は容易
に実施できる。また、保持台11の凹部11aは略V字
状としたが、略U字状であっても支障はない。更に、回
折光学素子8のC方向とD方向への位置を調整するため
の他の調整機構を設け、回折光学素子8の位置を調整し
た後にその調整機構を固定することによっても、回折光
学素子8の姿勢を維持できる。
【0032】図5は第2の実施例の回折光学素子8とそ
の近傍の分解斜視図であり、左右の保持台11の中間に
回折光学素子8を接着固定するための接着台21が追加
されている。この接着台21は回折光学素子8の長手方
向の略中央を接着固定可能な位置に配置され、接着台2
1の上面には回折光学素子8の曲面部8aを受け入れる
例えばU字状の凹部21aが形成されている。
【0033】図6の部分断面図に示すように、接着台2
1の凹部21が回折光学素子8の曲面部8aを受け入れ
た状態では、接着台21の凹部21aと回折光学素子8
の曲面部8aとの間には隙間22が設けられ、この隙間
22に接着剤23が充填されている。
【0034】走査線の片倍率と曲がりを調整する際に
は、隙間22に紫外線硬化性の接着剤23を予め充填し
ておき、第1の実施例と同様に回折光学素子8の姿勢を
調整する。即ち、図7に示すように回折光学素子8をC
方向に直線移動することにより走査線の片倍率を調整
し、回折光学素子8をD方向に回転移動することにより
走査線の曲がりを補正する。その後に、回折光学素子8
の上方から紫外線を接着剤23に照射し、接着剤23を
硬化させて回折光学素子8を接着台21に接着固定す
る。
【0035】この第2の実施例では、第1の実施例の板
ばね12やビス13が不要となるので、製造コストを低
減できる。また、回折光学素子8の長手方向の略中央を
接着固定したので、回折光学素子8が熱膨張した場合に
回折光学素子8の左右の延伸量が均一となり、光学設計
上の被走査面14における走査線の片倍率を均一にする
ことが可能となる。更に、回折光学素子8と接着台21
の間の隙間22の間隔を均一とすれば、隙間22に施し
た接着剤23の層の厚さが均一になり、接着剤23が硬
化する際に均一に収縮し、回折光学素子8の姿勢が崩れ
ることはない。なお、接着台21は1個所に設けたが、
回折光学素子8の主走査方向の中央近傍と相対する2個
所以上の位置に設けてもよい。
【0036】図8は第3の実施例の回折光学素子31と
その近傍の分解斜視図であり、回折光学素子31の底面
は平坦とされ、この回折光学素子31は板金製の保持部
材32に例えば接着により固定保持されている。保持部
材32の左右の両側には、別体の円筒状のピンから成る
軸部33が回折光学素子31の長手方向の軸線上にそれ
ぞれ設けられ、軸部33は保持部材32に例えば圧入に
より固定されている。軸部33は保持台11の凹部11
aに保持され、第1の実施例と同様に保持台11にビス
13を介して固定された板ばね12により押圧され、保
持部材32は揺動可能とされている。
【0037】保持部材32には、回折光学素子31の底
面を保持する水平保持部32aと、この水平保持部32
aの端縁から立ち上がって回折光学素子31の端面を保
持する左右の垂直保持部32bと、水平保持部32aの
一側縁から水平に突出する突片状の片倍率調整部32c
と、この片倍率調整部32cと平行に突出した曲がり調
整部32dとが設けられている。片倍率調整部32dに
は下方に延びる垂直部32eと水平部32fとが設けら
れており、曲がり調整部32dにはビス34を挿通させ
る挿通孔32gが形成されている。
【0038】図9は板ばね12を除いて示す組立正面
図、図10は板ばね12を除くと共に保持台11を切欠
した組立側面図であり、一方の保持台11と保持部材3
2の片倍率調整部32cの間には第1の圧縮コイルばね
35が配置され、保持部材32はE方向に付勢されてい
る。片倍率調整部32cの垂直部32eを間にして第1
の圧縮コイルばね35の反対側には偏心カム36が配置
され、偏心カム36は保持部材32を第1の圧縮コイル
ばね35の付勢力に抗してE方向と反対の方向に駆動可
能とされている。
【0039】また、保持部材32の曲がり調整部32d
の下方には第2の圧縮コイルばね37が配置され、左右
の保持台11の略中央に設けられたばね保持台38にビ
ス34を介して支持されている。ビス34は保持部材3
2の曲がり調整部32dの挿通孔32gから第2の圧縮
コイルばね37の内側を通ってばね保持台38に螺合さ
れ、保持部材32は第2の圧縮コイルばね37に付勢力
によりF方向に付勢されている。
【0040】走査線の片倍率を調整する際には、偏心カ
ム36を治具等により回転させ、保持部材32を回折光
学素子31の長手方向の軸線に沿ったC方向に移動させ
る。そして、走査線の片倍率を補正した後に、偏心カム
36を接着、ビス等により固定し回折光学素子8の姿勢
を維持する。
【0041】また、走査線の曲がりを調整する場合に
は、ビス34を治具等により回転させ、保持部材32上
の回折光学素子31をF方向に回動させる。その後は、
ビス34の締め込み位置において保持部材32の姿勢を
維持できるが、ビス34を接着等により固定することも
好ましい。
【0042】この第3の実施例では、回折光学素子31
を保持部材32により保持し、保持部材32の軸部33
を光学箱1の保持台11にC方向に移動自在かつF方向
に回動自在に支持したので、保持部材32の姿勢を調整
することにより走査線の片倍率と曲がりを補正できる。
また、回折光学素子31の姿勢を調整かつ固定する際
に、外力が回折光学素子31に直接加わることはないの
で、回折光学素子31を歪ませることがなく画像を劣化
させることはない。更に、保持部材32を板金製とした
ので、軸部33を保持部材32に容易に組み付けること
ができると共に、保持部材32を高い強度で構成するこ
とが可能となる。
【0043】なお、回折光学素子31は保持部材32に
接着により固定したが、その他の手段、例えばばね等で
あっても支障はない。また、保持部材32は板金製とし
たが、それに限定するものではない。更に、別体のピン
から成る軸部33を保持部材32に圧入により固定した
が、かしめ、接着等により固定することもできる。
【0044】そして、軸部33は保持部材32に別体と
して組み付けたが、予め保持部材32と一体に設けてお
いてもよい。また、軸部33は円柱状としたが、凹部1
1aとの接触面に曲率が存在すれば半円柱状であっても
よい。
【0045】例えば、図11の一部を切欠した部分斜視
図に示すように、板金製の保持部材32’の垂直保持部
32bに軸部33’を深絞り加工により円筒状に一体形
成することもできる。また、図12の部分斜視図に示す
ように、板金製の保持部材32”の垂直保持部32b
に、半円筒状の軸部33”をプレス加工により曲げと同
時に一体に形成してもよい。これらの場合には、別部材
としてのピンを用意して保持部材32に組み付ける必要
がなく、保持部材33’、33”の製造コストを低減で
きる上に、保持部材33’、33”の強度を維持でき
る。
【0046】上述の第1〜第3の実施例において、回折
光学素子8、31はfθレンズ6を構成する他の非球面
レンズと置換することが可能である。また、回折光学素
子8、31は必ずしも光学箱1に配置する必要はなく、
画像形成装置のステー等に直接配置しても支障はない。
更に、保持台又は接着台11、21、38が光学箱1と
一体であってもよいことは云うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、レンズの下面に形成した曲面部を保持台に形成し
た凹部により保持したので、レンズの動きの自由度を確
保できる。従って、レンズを長手方向の軸線の周りに回
転移動することにより走査線の曲がりを補正できると共
に、レンズを長手方向の軸線に沿って直線移動すること
により走査線の片倍率を補正できる。また、従来の平行
平板を必要としないので、製造コストを低減できる。更
に、従来のようにレンズの中央部を押圧することがない
ので、レンズを歪ませて画像を劣化させることもない。
【0048】請求項2に記載の発明は、凹部を略V字状
又は略U字状の溝としたので、レンズを長手方向の軸線
の周りと長手方向の軸線に沿って円滑に移動させること
ができ、レンズを調整する際の作業性を向上させること
ができる。
【0049】請求項3に記載の発明は、レンズを保持台
に接着固定したので、レンズを接着固定する前にはレン
ズの動きの自由度を確保できると共に、レンズを接着固
定した後にはレンズの姿勢を確実に保持して画像の劣化
を防止できる。また、レンズを固定するためのばね、ビ
ス等の固定具を必要としないので、部品点数を含む製造
コストを削減できる。
【0050】請求項4に記載の発明は、レンズを接着台
の凹部に主走査方向の中心近傍と相対する少なくとも1
個所において接着固定したので、レンズが熱膨張した際
にレンズの長手方向への左右の延伸量が均一になり、光
学設計上の走査線の片倍率を均一にすることができる。
【0051】請求項5に記載の発明は、レンズと接着台
を離間させて接着固定したので、レンズの動きの自由度
をより高く確保できる。
【0052】請求項6に記載の発明は、レンズと接着台
を少なくとも1個所において均一な距離で離間させ、こ
の均一な距離の範囲においてレンズを接着部に接着固定
したので、その均一な範囲では接着剤の層の厚さが均一
になり、接着剤が硬化収縮してもレンズの姿勢を変化さ
せることはない。
【0053】請求項7に記載の発明は、レンズを合成樹
脂材料から成形したので、レンズの曲面部を含む形状の
自由度が高くなり、かつレンズの仕上げ加工も不要にな
り、製造コストを低減できる。また、レンズの両端部に
従来の円柱状突起を設ける必要がないので、レンズ全長
を短縮できる。従って、成形タクトを短縮し、レンズ面
又は回折面の精度を向上させ、成形型からの取り個数を
増大させることができ、レンズの製造コストと光学性能
を改善できる。
【0054】請求項8に記載の発明は、レンズを回折光
学素子としたので、屈折光学素子の場合と比較して、ス
ポット径等の光学性能が悪化することを抑制しながら走
査線をより高精度に補正できる。
【0055】請求項9に記載の発明は、レンズを保持部
材により保持すると共に、保持部材に設けた曲面部を保
持台に形成した凹部により保持したので、請求項1に記
載の偏向走査装置と同様な効果が得られる上に、レンズ
の姿勢を調整する際に外力がレンズに直接加わることが
なく、レンズを歪ませて画像を劣化させることもない。
【0056】請求項10に記載の発明は、保持部材を板
金製とし、軸部をピン部材として保持部材に組み付けた
ので、それらを圧入やかしめにより容易に組み付けるこ
とができる上に、保持部材を高い強度で構成することが
可能となる。
【0057】請求項11に記載の発明は、保持部材を板
金製とし、曲面部を絞り加工により保持部材と一体に形
成したので、別体のピン部材を用意したり保持部材に組
み付けたりする必要がなく、製造コストを低減でき、か
つ保持部材の強度を維持できる。
【0058】請求項12に記載の発明は、レンズを回折
光学素子としたので、請求項8に記載の偏向走査装置と
同様な効果が得られ、屈折光学素子の場合と比較して、
スポット径等の光学性能が悪化することを抑制しながら
走査線をより高精度に補正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の平面図である。
【図2】回折光学素子とその近傍の分解斜視図である。
【図3】走査線の片倍率と曲がりを測定する方法の説明
図である。
【図4】回折光学素子の調整方向の説明図である。
【図5】第2の実施例の回折光学素子とその近傍の分解
斜視図である。
【図6】回折光学素子と接着台の関係を示す部分断面図
である。
【図7】回折光学素子の調整方向の説明図である。
【図8】第3の実施例の回折光学素子とその近傍の分解
斜視図である。
【図9】板ばねを除いた組立正面図である。
【図10】板ばねを除くと共に保持台を切欠した組立側
面図である。
【図11】曲面部の変形例を示す一部を切欠した部分斜
視図である。
【図12】曲面部の変形例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 光学箱 2 光源ユニット 4 偏光器 6 fθレンズ 7 屈折光学素子 8、31 回折光学素子 8a 曲面部 9 回転ドラム 11、38 保持台 11a、21a 凹部 12 板ばね 13、34 ビス 14 被走査面 21 接着台 22 隙間 23 接着剤 32 保持部材 33、33’、33”軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宮本 みち代 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H043 AE02 AE17 AE24 2H044 AA02 AA13 AA15 AA16 2H045 AA01 CA63 DA04 2H049 AA04 AA14 AA55 AA68 AA69 2H087 KA19 LA22 PA02 PA17 PB02 RA46 UA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段と、該光源手段から出射した光
    束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段により偏向し
    た光束を被走査面上に走査するfθレンズとを備え、該
    fθレンズは少なくとも1枚のレンズから構成し、前記
    レンズは保持台に姿勢調整自在に保持した偏向走査装置
    であって、前記レンズの下面に形成した曲面部を前記保
    持台に形成した凹部により保持したことを特徴とする偏
    向走査装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部は略V字状又は略U字状の溝と
    したことを特徴とする請求項1に記載の偏向走査装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズは前記保持台に接着固定した
    ことを特徴とする請求項1に記載の偏向走査装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズを接着固定するための凹部を
    有する接着台を主走査方向の中心近傍と相対する少なく
    とも1個所に設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    偏向走査装置。
  5. 【請求項5】 前記レンズと前記接着台を離間させて接
    着固定したことを特徴とする請求項4に記載の偏向走査
    装置。
  6. 【請求項6】 前記レンズと前記接着台を少なくとも1
    個所において均一な距離で離間させ、該均一な距離の範
    囲において前記レンズを前記接着部に接着固定したこと
    を特徴とする請求項5に記載の偏向走査装置。
  7. 【請求項7】 前記レンズは合成樹脂料材から成形した
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つの請求項に
    記載の偏向走査装置。
  8. 【請求項8】 前記レンズは回折光学素子としたことを
    特徴とする請求項1〜7の何れか1つの請求項に記載の
    偏向走査装置。
  9. 【請求項9】 光源手段と、該光源手段から出射した光
    束を偏向走査する偏向手段と、該偏向手段により偏向し
    た光束を被走査面上に走査するfθレンズとを備え、該
    fθレンズは少なくとも1枚のレンズから構成し、前記
    レンズは保持台に姿勢調整自在に保持した偏向走査装置
    であって、前記レンズを保持部材により保持すると共
    に、該保持部材に設けた曲面部を前記保持台に形成した
    凹部により保持したことを特徴とする偏向走査装置。
  10. 【請求項10】 前記保持部材は板金製とし、前記曲面
    部はピン部材として前記保持部材に組み付けたことを特
    徴とする請求項9に記載の偏向走査装置。
  11. 【請求項11】 前記保持部材は板金製とし、前記曲面
    部は絞り加工により前記保持部材と一体に形成したこと
    を特徴とする請求項9に記載の偏向走査装置。
  12. 【請求項12】 前記レンズは回折光学素子としたこと
    を特徴とする請求項9〜11の何れか1つの請求項に記
    載の偏向走査装置。
JP2000006729A 2000-01-14 2000-01-14 偏向走査装置 Expired - Fee Related JP4478270B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006729A JP4478270B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 偏向走査装置
US09/750,169 US6657760B2 (en) 2000-01-14 2000-12-29 Image scanning apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006729A JP4478270B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 偏向走査装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001194609A true JP2001194609A (ja) 2001-07-19
JP2001194609A5 JP2001194609A5 (ja) 2007-03-01
JP4478270B2 JP4478270B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=18535211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006729A Expired - Fee Related JP4478270B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 偏向走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4478270B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266762A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 長尺光学素子の保持機構、光走査装置、画像形成装置、長尺光学素子の形状調整方法および長尺光学素子の形状調整装置
US6985312B2 (en) 2003-03-14 2006-01-10 Ricoh Company, Ltd. Lens mounting device
JP2007127793A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置
JP2007192979A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 走査線調整装置および光走査装置ならびに画像形成装置
JP2007219243A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Kyocera Mita Corp 光素子保持体、及び光走査ユニット
JP2009156987A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Canon Inc 光走査装置及び画像形成装置
JP2009222861A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 走査光学装置
JP2009222863A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 走査光学装置
JP2011033735A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kyocera Mita Corp 光学装置及び画像形成装置
CN108572527A (zh) * 2017-03-10 2018-09-25 佳能株式会社 片簧、壳体、光扫描装置和图像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6985312B2 (en) 2003-03-14 2006-01-10 Ricoh Company, Ltd. Lens mounting device
JP2005266762A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 長尺光学素子の保持機構、光走査装置、画像形成装置、長尺光学素子の形状調整方法および長尺光学素子の形状調整装置
JP4744125B2 (ja) * 2004-02-17 2011-08-10 株式会社リコー 長尺光学素子の保持機構、光走査装置、画像形成装置
JP2007127793A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置
JP2007192979A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 走査線調整装置および光走査装置ならびに画像形成装置
JP2007219243A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Kyocera Mita Corp 光素子保持体、及び光走査ユニット
JP2009156987A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Canon Inc 光走査装置及び画像形成装置
JP2009222861A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 走査光学装置
JP2009222863A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 走査光学装置
JP2011033735A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kyocera Mita Corp 光学装置及び画像形成装置
CN108572527A (zh) * 2017-03-10 2018-09-25 佳能株式会社 片簧、壳体、光扫描装置和图像形成装置
CN108572527B (zh) * 2017-03-10 2022-03-08 佳能株式会社 片簧、壳体、光扫描装置和图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4478270B2 (ja) 2010-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0136840B1 (ko) 광주사장치
US6621512B2 (en) Multi-beam light source device and multi-beam scanning apparatus using the same
JPH04309058A (ja) 密着型センサおよびイメージスキャナならびにファクシミリ
JP2001194609A (ja) 偏向走査装置
JP4994753B2 (ja) レンズユニット及びそれを用いた画像読取装置
US6657760B2 (en) Image scanning apparatus
JP5352988B2 (ja) 構造組立体、光走査装置、及び、画像形成装置
JP2004354982A (ja) 画像読取装置
US5600495A (en) Structure for attaching scanning optical system
JP2002258189A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2005195942A (ja) レンズモジュール及び固体撮像装置
JP4750306B2 (ja) 光走査装置
JP4226203B2 (ja) 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置
JP3913357B2 (ja) マルチビーム光走査装置および画像形成装置
JP3659817B2 (ja) 画像読取り装置
JP2770306B2 (ja) 光走査装置
JPH05336301A (ja) 画像読取装置
JP2007183414A (ja) 光源装置並びにそれを用いた光走査装置、画像形成装置
JP4922694B2 (ja) 光線変位算出方法、光走査装置、及び画像形成装置
JP2008046518A (ja) 画像読取装置における反射ミラーユニット及びこれを用いた画像読取装置
JP2583154B2 (ja) 光学系のミラー保持装置
JPH10268173A (ja) 光学調整機構
JP4617979B2 (ja) 光学ユニット、画像形成装置及びホルダの製造方法
JP3270251B2 (ja) ルーフミラーアレイ成形用金型駒の組付け方法およびその金型駒を有するルーフミラーアレイ成形用金型
JP3672578B2 (ja) レーザー光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees