JP3672578B2 - レーザー光源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レーザー発生部を有するレーザー光源装置に関し、たとえば電子写真方式にて画像を形成する複写機やファクシミリ、レーザービームプリンタなどに利用される光ビーム走査装置のレーザー光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザー発生部から出射されるレーザー光は、画信号により変調されており、コリメーターレンズ等の光学系を経た後感光体に結像されて、画信号通りの画像を形成する。
【0003】
この画像形成が高解像度に達成されるためには、各光学系の位置関係が正確に位置決めされなければならない。
【0004】
一般的に、レーザー光源装置の光源部は、光学装置の成型品フレーム上にレーザー発生部、コリメータレンズ、ビーム整形のためのアパーチャーがそれぞれ所定の位置関係で取りつけられている。
【0005】
レーザー光源装置では、レーザー発生部に極く近い位置に設けられたコリメータレンズとレーザー発生部間の距離が、感光体上の結像状態への影響が大きく、数ミクロンメータの高精度で位置決めされている。コリメータレンズは複数枚のレンズで構成されているものであるが、高精度の位置決め精度を保証するため、一本の鏡筒に組みこまれている。
【0006】
鏡筒内に組みこまれたコリメータレンズを使用する場合にでも、数ミクロンメータの高精度での位置調整は容易ではない。従来は、外周にねじ部を設けた鏡筒のねじ部を、内面にねじ部を有する鏡筒挿入部に、ねじ部を嵌合しながら挿入し、鏡筒を回転させてコリメータレンズとレーザー発生部との位置調整をする方法によっていた。調整点近傍まで鏡筒をねじ込むと、鏡筒挿入部奧に設けた弾性部材が鏡筒の挿入を阻止する方向に鏡筒を押し戻し、ねじ部間に存在するミクロン単位の隙間を一定方向に押しつけて、レーザー発生部と鏡筒との距離、及び鏡筒の取付方向が安定になるようにしている。
【0007】
感光体上に結像するビーム径を測定しながら、鏡筒を回転操作して位置調整をしている。この操作で調整を困難にするのは、鏡筒を回転操作することによって、ねじ部間に存在する微小間隙の位置が変化し、鏡筒の取付角度が光軸とずれてしまうことである。このため、以上の調整操作を複数回繰り返すことを余儀なくされることが多い。したがって、従来においては調整作業が面倒であるという問題があった。
【0008】
以上はプレオブジェクティブ型の光学系の場合であるが、ポストオブジェクティブ型の光学系では、コリメータレンズのほかに、平凸球面レンズや平凸シリンドリカルレンズ、場合によってはレーザービーム光の整形のためのプリズムが配置されており、さらに複雑な位置調整を要している。
【0009】
レーザー光源を利用した機器が、汎用的に使用されるようになって、機器のさらなる小型化、コストダウン、信頼性向上のためにレンズの成型加工の技術が実用化されつつある。成型加工を利用すれば、低コストで、性能の一定したレンズを大量に製作することが可能である。
【0010】
成型加工のもう一つの魅力は、複雑な曲面のレンズの製作が可能になったことである。これにより、1枚のレンズに複合機能を持たすことが可能になり、レンズ枚数を減らせるようになった。鏡筒の中に収められていた複数枚のコリメータレンズは、単レンズに置き変わり、低コスト、省スペースが可能となった。この加工技術は、プラスティック成型レンズやプレスガラスレンズで実用化されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のガラスレンズは、研磨加工により1枚1枚のレンズ面を創成していたので、複雑な形状を苦手としていた。比較的シンプルなレンズ面の組み合わせにより、所定の光学特性を得ていたので、レンズ枚数を少なくすることには限度があった。
【0012】
研磨加工により作られる単純な球面を持つ単レンズは、軸対称であり、光軸とレーザー光の光軸合わせと、単レンズと光源との位置合わせとの二調整が必要である。光軸が一致していれば、単レンズが光軸を中心にして回転しても結像状態には変化が生じない。
【0013】
これに対して、複雑なレンズ面を持つ非軸対称の単レンズは、光軸を中心に回転すると正規な結像をしなくなる。従って、非軸対称の単レンズの光学系では、光軸合わせと、単レンズの光軸を中心とした回転方向の単レンズの位置合わせと、光源との位置合わせとの三調整が必要となり、調整作業が複雑になる。
【0014】
本発明は、上記現状技術の問題点及び、レンズ成型技術の進歩に鑑みなされたものであり、調整作業が容易で小型のレーザー光源装置を、提供することを目的とするものであり、特に光源部で複数枚のレンズを使用していたポストオブジェクティブ型光学系に適するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、レンズの有効面外に前記レンズの光軸と平行で角度をもって設けられた2面の平面部を有する非軸対称の単レンズと、前記2面の平面部がなす前記角度と等しい角度の2面の保持平面を有する単レンズ保持部材と、前記単レンズを前記単レンズ保持部材の保持平面に押圧する弾性部材と、半導体レーザー素子とを具備し、前記半導体レーザー素子を前記単レンズ保持部材の一端に前記2面の保持平面に直交する方向に位置決めして固定し、前記単レンズを前記単レンズ保持部材の2面の保持平面に押圧当接させて前記2面の保持平面に平行な方向に移動可能に保持し、前記半導体レーザー素子と前記単レンズとの光軸合せとピント合せとを行うことを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第3の構成は、前記単レンズ保持部材は、前記単レンズと、前記単レンズ保持部材に設けられたそれぞれ2面の平面で構成される当接面を押圧する弾性部材を有することを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第の構成は、前記単レンズと、前記単レンズ保持部材とに設けられたそれぞれ2面の平面とで構成される当接面を接着したことを特徴とするものである。
【0019】
本発明の第の構成は、前記単レンズと前記単レンズ保持部材と前記半導体レーザー素子とアパーチャーとを一体的に構成したことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】
図1によって、本発明でのレーザー発生部と非軸対称の単レンズの光学位置調整の原理を説明する。図は半導体レーザ素子1のレーザー発生部2から出射した偏平のレーザ光3が、図の座標軸で光軸方向がy軸に、楕円の長軸方向がx軸に、楕円の短軸方向がz軸に一致していることを示している。
【0021】
非軸対称の単レンズの一例として、図1では円筒状の単レンズの例で説明している。図のA、Bで近辺がレンズ面である。A、Bの中心を結ぶ線が光軸である。正規のレンズの取付方向が、A面が光の入射側、B面が出射側であるとして説明する。
【0022】
図1の単レンズは、プレス整形されたガラスレンズであり、底面は光軸に平行な平面である。円筒面に設けられた平面7は、光軸と平行であり、かつ底面とは90度の角度を持つ。
【0023】
レンズ保持部は、単レンズの底面を保持する平面な保持部材5と、保持部材5に対して垂直に設けられた平面ガイド壁8とから構成されている。
【0024】
上述した非軸対称の円筒状単レンズを、単レンズの底面が保持部材5に当接するように置く。以上の操作で、単レンズの光軸は、保持部材5の平面に対して平行に設定される。次に、単レンズの円筒面に設けられた平面7を、平面ガイド壁8に当接すると、単レンズの光軸は平面ガイド壁8と平行になる。また、単レンズの形状寸法より、光軸のx、z座標が決まる。
【0025】
従って、円筒状単レンズの光軸の位置、方向は、平面保持部材5と、壁8上の特定の3点を管理すれば正確に知ることができる。
【0026】
単レンズ、及び単レンズ保持部材を成型品とすれば、より正確に単レンズの光軸の位置、方向を求めることができる。
【0027】
平面保持部材5と、壁8とを一体成型物から構成すれば、更に高精度の光軸合わせが可能になる。特に、アルミニウム、真鍮などの金属を、押し出し成型加工したものは好適である。
【0028】
平面保持部材5の材質選択には、熱膨張係数を考慮する必要がある。前述したように、レーザー発生部とレンズ間の距離はミクロン単位の高精度を要するので、温度変化による保持部材の長さ変化を無視することはできない。
【0029】
また、温度変化によりレーザーの発光波長が変化し、これに伴ってレンズの焦点距離も変化するので、使用する光学系の波長と焦点距離の依存特性も考慮する必要がある。
【0030】
レーザー発生部の取付部材、半導体素子の保持部材、レンズの保持部材などの温度変化をによるレーザー発生部とレンズ間の距離変化と、温度変化によるレーザーの発光波長の変化に伴うレンズの焦点距離の変化との総和の変化が、光学系の許容焦点深度内になるように、上記諸材料の材質選択する必要がある。
【0031】
上記原理に基づいて、保持部材上の特定3点の位置を調整することによって、レーザー発生部からのレーザー光と、円筒状単レンズとの光軸を一致させることができる。このようにして、光軸を一致させたレーザー光源装置の保持部材上の特定3点の位置決め部材を、光学装置の本体上に設けておけば、光学装置全体としての光軸を一致させることができる。
【0032】
レーザー発光部と円筒状レンズの位置調整は、円筒状レンズの平面部7と壁8を当接させながら、レンズをy軸方向に移動させることによって、光軸を狂わすことなく行える。当接を確実にするためには、レンズを壁8に押えつけるようなx方向の弾性部材を設ければよい。
【0033】
【実施例】
(実施例1)
図8はレーザービームプリンタの本体装置を説明する図である。半導体レーザ素子1のレーザー発生部2より出射したレーザ光は、単レンズ4、ビーム整形のためのアパーチャ9、ミラー10を経て回転多面鏡11に到達する。回転多面鏡11の回転により、静止状態にあったビームは、走査運動するビームとなる。走査ビーム光は、ミラー12、長尺レンズ13を経て、感光体14上に結像する。半導体レーザ素子1には、画像信号が入力されているので、感光体14上には画像信号に応じたオン/オフの、ドット状のレーザー光が照射されることになる。図示しない現像器によって、オン/オフのレーザー光に対応したトナーが、感光体に付着し可視化される。
【0034】
図2から図5で、本発明のレーザー光源装置の構成、組み立て手順、及び光学位置調整の方法を説明する。図2、図3、図4、図5は光源装置の斜視図、平面図及び側面図、図5は半導体素子の保持方法を示す斜視図である。図2、図3、図4で、15はレンズ保持部材であり、水平な平面部16の両側に、垂直な平面からなる壁17、18が設けられている。壁17、18は、円筒状レンズ4の幅方向の直径とほぼ等しい距離隔てて設けられている。35、36は、レーザー光源装置と光学本体装置を固定するためのビス穴である。
【0035】
平面部16、壁17、18よりなるレンズ保持部材15は、真鍮を冷間鍛造加工した一体成型品の、平面部16、壁17、18などの位置基準面に後加工を施して製作したものである。
【0036】
円筒状レンズ4は光軸と平行な底面を持ち、19、20面にはレンズ面が設けられ、光軸と直交する両側面にはレンズの光軸と平行な平面部21、22が設けられている。このレンズは、球状のガラス材をレンズ金型に入れ、ほぼガラスの軟化温度付近で金型のレンズ面を、ガラス材に転写して製作した、非軸対称の単レンズである。
【0037】
円筒状単レンズ4は、レンズ面19、20を所定の方向にし、底面がレンズ保持部材の平面部16と当接するように置かれ、z軸方向の位置が決められる。壁17とレンズの平面部21の間に、壁17に設けた溝23によって抜け止めされた、弾性部材24が取りつけられ、レンズの平面部22が壁18と確実に当接する状態となり、x軸方向の位置が決まる。この状態で位置調整ができていないのは、y軸である。y軸は光軸方向は調整されているが、レーザー発生部とレンズの距離が未調整である。円筒状単レンズ4は仮止めされているだけであり、力を加えればy方向には移動可能である。
【0038】
このように取りつけた円筒状レンズ4のレンズ面20側に、半導体レーザー素子部が取り付けられる。半導体レーザー素子部は、アルミニウムの成型品からなる保持部材25と半導体レーザー素子26とプリント基板27より構成されている。半導体レーザー素子26は、楕円ビームが所定の方向になるようにされ、保持部材25の中央に設けた孔28に、圧入固定されている。保持部材25に開けられた孔29、30は、保持部材25をレンズ保持部材15に固定するためのビス孔あり、孔31、32は、プリント基板27を保持部材15に固定するためのビス孔である。所定の手順により組み上げられた半導体レーザー素子部を、レンズ保持部材15にビスで仮固定する。この仮固定状態では、半導体レーザ光の光軸と円筒状単レンズ4の光軸は、完全には一致していない。
【0039】
円筒状レンズ4のレンズ面19側のレンズ保持部材15に、レーザービーム光を整形するためのアパーチャー板33が、レンズ保持部材15に設けられた位置決めガイド34に添って接着固定される。
【0040】
次に、仮調整されたレーザー光源装置の光学位置調整の方法を説明する。
レンズ保持部材15を調整治具上に固定する。調整治具はレンズ保持部材15を調整の基準点としており、円筒状単レンズ4の焦点位置にレーザーのビーム径を測定する測定器が設置されており、CRT上でビーム形状が観察できるようにされている。
【0041】
仮止めされていた固定ビス29、30を緩め、保持部材25とレンズ保持部材15をフリー状態にする。保持部材25を、y方向は弾性部材でレンズ保持部材15側に押し当て、x、z方向は微小移動が可能の爪で保持する。円筒状単レンズ4の上部を、z方向は弾性部材でやや下方に押し当て、x方向はフリー、y方向は微小移動が可能の爪で保持する。
【0042】
次に、レーザーを点灯し、CRTを観察しながら保持部材25をx、z方向に微小移動させ、レーザービームがCRTの中央になる位置を求め、レーザー発光部の光軸と円筒状単レンズ4との光軸を合わせる。固定ビス29、30を固定して光軸調整が完了する。
【0043】
円筒状単レンズ4の上部を保持する爪を、y方向に微小移動させる。このときのx方向の爪の動きは、壁18にガイドされるので、円筒状単レンズ4の光軸は狂うことはない。z方向の爪の動きは、円筒状単レンズ4の底面にガイドされるので光軸のz方向の高さが変化する心配もない。従って、調整操作によって円筒状単レンズ4の光軸が変化することはない。CRT上で観察されるレーザービーム径が、最小になる位置がピント位置の調整点である。レーザー光源装置を治具から外し、円筒状単レンズ4と壁18との当接面を接着剤で固定して、レーザー光源装置の光学調整が終了する。
【0044】
このようにして調整したレーザー光源装置を、光学本体フレーム上に設けたレーザー光源装置の位置決め部材に当接し、レーザー光源装置に設けられたビス穴35、36にねじを入れ固定する。光学本体フレーム上に設ける位置決め部材は、レーザー光源装置のz方向の底面を決める部材と、x、y方向の側面を決める部材から構成されている。
【0045】
(実施例2)図6、図7に本発明のレーザー光源装置の他の実施例を示す。図6は平面図、図7は側面図である。図中に用いた符号は、実施例1の図2、図3、図4と同じである。
【0046】
本実施例は、レンズ保持部材の形状と加工方法が異なる点を除いては、実施例1と全く同じである。本実施例のレンズ保持部材は、レンズ保持平面部の両側に壁17、18が設けられ、壁の両側にさらにビス35、36穴を設けた平面が形成され、げた歯状であることを特徴とする。
【0047】
レンズ保持部材の形状を単純化することによって、冷間押し出し加工が可能になり、低コストでレンズ保持部材を製作することができる。
【0048】
なお、本発明は上記実施例に制約されるものでない。例えば、レンズ形状は円筒状でなくとも、底面と側面に光軸と平行な平面部を有するものであればよい。レンズに設けた底面と側面の平面がなす角度は、任意に設定することができる。レンズ平面と当接するレンズ保持部材の角度を、レンズの平面がなす角度と等しくすれば、本実施例と同等の効果を得ることができることは自明である。
【0049】
また、レンズ及びレンズ保持部材に設ける位置決めのための平面部は、点または線であっても同等の効果を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を有する。
【0051】
レンズの有効面外に前記レンズの光軸と平行で角度をもって設けられた2面の平面部を有する非軸対称の単レンズと、前記2面の平面部がなす前記角度と等しい角度の2面の保持平面を有する単レンズ保持部材と、前記単レンズを前記単レンズ保持部材の保持平面に押圧する弾性部材と、半導体レーザー素子とを具備し、前記半導体レーザー素子を前記単レンズ保持部材の一端に前記2面の保持平面に直交する方向に位置決めして固定して、半導体レーザー素子の光軸を単レンズの光軸に合せ、次に前記単レンズを前記単レンズ保持部材の2面の保持平面に押圧当接させて前記2面の保持平面に平行な方向に移動可能に保持して、単レンズを光軸方向に移動させて光軸を狂わすことなく半導体レーザー素子と単レンズとのピント位置合せを行うことができるので、小型で高精度な調整作業が容易である。
【0052】
また、上記構成において、単レンズと前記単レンズ保持部材を、成型品で構成するとさらに高精度の位置調整、部品点数の削減、小型化が実現できる。
【0054】
また、レーザー光源装置の位置調整をした後、単レンズと、前記単レンズ保持部材に設けられたそれぞれ2面の平面で構成される当接面を接着剤で固定すれば、環境や経時変化に対して、安定なレーザー光源装置を提供することができる。
【0055】
また更に、レーザー光源装置を、単レンズと、前記単レンズ保持部材と、半導体レーザー素子とアパーチャーとを一体的に構成すれば、組み立て性、調整作業に優れ、市場でのメインテナンスの容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザー光源装置におけるレンズの位置調整の方法を示す概略図
【図2】実施例1におけるレーザー光源装置の全体構造を示す斜視図
【図3】図2の装置の平面図
【図4】図2の装置の側面図
【図5】図2の装置のレーザー半導体素子の取り付け方法を示す斜視図
【図6】実施例2のレーザー光源装置の平面図
【図7】実施例2のレーザー光源装置の側面図
【図8】レーザービームプリンタの光学系を示す概略図
【符号の説明】
4 レンズ
5、8、15、17、18 レンズ保持部材
6 レンズの底面
7、21、22 レンズの側面部に設けた平面
24 弾性部材
1、26 半導体素子
33 アパーチャ

Claims (4)

  1. レンズの有効面外に前記レンズの光軸と平行で角度をもって設けられた2面の平面部を有する非軸対称の単レンズと、前記2面の平面部がなす前記角度と等しい角度の2面の保持平面を有する単レンズ保持部材と、前記単レンズを前記単レンズ保持部材の保持平面に押圧する弾性部材と、半導体レーザー素子とを具備し、前記半導体レーザー素子を前記単レンズ保持部材の一端に前記2面の保持平面に直交する方向に位置決めして固定し、前記単レンズを前記単レンズ保持部材の2面の保持平面に押圧当接させて前記2面の保持平面に平行な方向に移動可能に保持し、前記半導体レーザー素子と前記単レンズとの光軸合せとピント合せとを行うことを特徴とするレーザー光源装置。
  2. 前記単レンズと前記単レンズ保持部材とが、成型品である請求項1に記載のレーザー光源装置。
  3. 前記単レンズと、前記単レンズ保持部材に設けられたそれぞれ2面の平面で構成される当接面とを接着した請求項1または2のいずれかに記載のレーザー光源装置。
  4. 前記単レンズと前記単レンズ保持部材と前記半導体レーザー素子とアパーチャーとを一体的に構成した請求項1、2または3のいずれかに記載のレーザー光源装置。
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