JP2008046553A - レーザースキャナユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤および治具を用いなくてもコリメータレンズユニットの固定および位置調整を行うことができるレーザースキャナユニットを提供する。
【解決手段】レーザースキャナユニット2は、コリメータレンズユニット4をハウジング2Aのガイド溝25に固定するばね部材5を備えている。このばね部材5は、コリメータレンズユニット4を保持する保持部51と、ハウジング2Aのガイド面21aに対向して配置される対向部52と、この対向部52の端部から当該対向部52を覆うように斜めに延びるとともに先端にハウジング2Aの傾斜面21bに当接する当接部54が設けられた板ばね部53とを有している。ばね部材5には対向部52および板ばね部53を共に貫通する長穴56が設けられ、この長穴56から微調整用ねじ部材9がガイド面21aにねじ込まれる。
【選択図】図3
【解決手段】レーザースキャナユニット2は、コリメータレンズユニット4をハウジング2Aのガイド溝25に固定するばね部材5を備えている。このばね部材5は、コリメータレンズユニット4を保持する保持部51と、ハウジング2Aのガイド面21aに対向して配置される対向部52と、この対向部52の端部から当該対向部52を覆うように斜めに延びるとともに先端にハウジング2Aの傾斜面21bに当接する当接部54が設けられた板ばね部53とを有している。ばね部材5には対向部52および板ばね部53を共に貫通する長穴56が設けられ、この長穴56から微調整用ねじ部材9がガイド面21aにねじ込まれる。
【選択図】図3
Description
本発明は、レーザースキャナユニットに関するものである。
従来、画像形成装置に組み込まれて、レーザー光を照射することにより感光体ドラム上に静電画像を形成するレーザースキャナユニットが知られている。このレーザースキャナユニットは、光源である半導体レーザー等が取り付けられたハウジングの内部に、コリメータレンズユニット、ポリゴンミラー、fθレンズ等が収容されたものである。
前記コリメータレンズユニットは、光源から発せられたレーザー光を平行光束にするコリメータレンズ、このコリメータレンズが内部に設けられる鏡筒、およびこの鏡筒に装着されて、平行光束とされたレーザー光を整形するアパーチャ等で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなコリメータレンズユニットは、光軸方向に位置調整された後にハウジングに固定されるようになっている。また、その位置調整には、高い精度が要求される。
一般的に、ハウジングには、コリメータレンズユニットを光軸方向に移動可能に支持するガイド溝が設けられている。そして、コリメータレンズユニットを専用の治具でチャックしてガイド溝に沿って移動させることによりコリメータレンズユニットの位置調整が行われる。また、コリメータレンズユニットの固定は、予めガイド溝に紫外線硬化性の接着剤を塗布しておき、治具による位置調整が終わった後に紫外線を照射して接着剤を硬化させることによって行われる。
特開2004−170854号公報
しかしながら、治具がコリメータレンズユニットをチャックしている部分では治具によって紫外線が遮られてしまい、接着剤が硬化しないことがある。このため、チャックを開く際に、コリメータレンズユニットの位置がずれてしまうおそれがあった。そこで、接着剤を用いないでコリメータレンズユニットを固定することが望まれる。
また、コリメータレンズユニットをチャックする治具を用いるため、ハウジングに治具が入るスペースを設ける必要があった。
本発明は、このような事情に鑑み、接着剤および治具を用いなくてもコリメータレンズユニットの固定および位置調整を行うことができるレーザースキャナユニットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、鏡筒内にコリメータレンズが設けられるとともにその鏡筒にアパーチャが装着されたコリメータレンズユニットと、このコリメータレンズユニットを光軸方向に移動可能に支持するガイド溝を有し、当該コリメータレンズユニットを収容するハウジングとを備えたレーザースキャナユニットにおいて、前記ハウジングのガイド溝の側方には、前記光軸方向に平行なガイド面およびこのガイド面から前記光軸方向の一方に向かって下り勾配で傾斜する傾斜面が設けられており、前記コリメータレンズユニットを保持する保持部と、前記ガイド面に対向して配置され、当該ガイド面に押し付けられることによって前記保持部にコリメータレンズユニットをガイド溝に押し付ける押し付け力を付与する対向部と、この対向部の前記光軸方向の他方の端部から当該対向部を覆うように斜めに延びるとともに先端に前記傾斜面に当接する当接部が設けられた板ばね部とを有し、前記対向部および板ばね部を共に貫通して前記光軸方向に延びる長穴が設けられたばね部材と、前記ばね部材の長穴から前記ガイド面にねじ込まれるねじ部および前記板ばね部を押圧する頭部を有する微調整用ねじ部材とをさらに備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレーザースキャナユニットにおいて、前記ハウジングには、前記微調整用ねじ部材を回転させる際に前記ばね部材が回転することを規制する回転規制部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、ばね部材に設けられた長穴からハウジングのガイド面に微調整用ねじ部材のねじ部がねじ込まれて、ばね部材の板ばね部が微調整用ねじ部材の頭部で押圧されると、板ばね部は対向部の端部から当該対向部を覆うように斜めに延びているので、対向部がガイド面に押し付けられるようになる。これにより保持部にコリメータレンズユニットをハウジングのガイド溝に押し付ける押し付け力が付与されるようになるため、この押し付け力によってコリメータレンズユニットがガイド溝に固定されるようになる。すなわち、微調整用ねじ部材を締めるだけで接着剤を使用することなくコリメータレンズユニットを固定することができる。
しかも、ばね部材の板ばね部の先端には、ハウジングの傾斜面に当接する当接部が設けられているので、微調整用ねじ部材の頭部が板ばね部を押し込む押し込み量が変化すると、当接部がハウジングの傾斜面上を摺動し、これによりばね部材がガイド面に沿って光軸方向に移動するようになる。すなわち、微調整用ねじ部材のねじ込み量を調整することによって治具を使用することなくコリメータレンズユニットの光軸方向の位置調整をすることができるようになる。
このように、本発明では、前記のようなばね部材を採用することによって、コリメータレンズユニットの位置調整と固定とを同時に行うことができるようになる。
請求項2の発明によれば、ハウジングに設けた回転規制部によりばね部材の回転を規制することによって、微調整用ねじ部材を回転させる際にその回転力がばね部材を介してコリメータレンズユニットに伝わることを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置であるプリンタ10の概略構成図である。なお、本発明は、プリンタに限らず、他の画像形成装置である複写機やファクシミリ装置、複合機等にも適用可能である。
プリンタ10は、用紙を搬送路Lに沿って搬送する途中で、端末等から送られた画像データに基づいて用紙に画像を形成するものであり、箱状の装置本体1の内部に、感光体ドラム131の表面にトナー像を形成した後にそのトナー像を用紙に転写する画像形成部13と、画像形成部13に用紙を供給する給紙部12と、トナー像を用紙に定着させる定着部14とを備えている。
前記搬送路Lは、前方から後方(図1の右側から左側)に略水平に延びる水平部L1と、水平部L1の後端部から略垂直に立上る垂直部L2とを有し、側面視で略L字状をなしている。
前記給紙部12は、搬送路Lの水平部L1の下方に配設される給紙カセット121を有しており、給紙カセット121に収納された用紙をピックアップローラ12aによって取り出すとともに、その用紙を給紙ローラ12b〜12eによって1枚ずつ搬送路Lの水平部L1に送り出し、さらに搬送路Lに送り出された用紙を、レジストローラ12fによって一旦待機させ、所定のタイミングで画像形成部13に供給するようになっている。
また、給紙部12は、装置本体1の前面に設けられた開口11内に配設された手差しユニット122をも有しており、手差しユニット122に載置された用紙をピックアップローラ12gおよび給紙ローラ12c,12eによって搬送路Lの水平部L1に送り出すことができるようになっている。なお、開口11は、装置本体1に揺動可能に取り付けられた蓋部材11aによって開閉可能となっている。
前記画像形成部13は、搬送路Lの水平部L1の前後方向の略中央に配設される感光体ドラム131と、感光体ドラム131の上方に配設される帯電部132と、感光体ドラム131の前方に配設される現像部133と、感光体ドラム131の下方に配設される転写部134と、感光体ドラム131の後方に配設されるクリーニング部135と、帯電部132およびクリーニング部135並びに前記定着部14の上方に配設されるレーザースキャナユニット(LSU)2とを有している。
前記感光体ドラム131は、図1において時計回りに回転するようになっており、その表面には、当該表面が帯電部132によって一様に帯電された後に、レーザースキャナユニット2によって画像データに基づくレーザー光が帯電部132と現像部133との間から照射されることにより静電潜像が形成され、さらに静電潜像が形成された表面に、現像部133からトナーが供給されることによってトナー像が形成されるようになっている。
そして、前記給紙部12から供給された用紙は、転写部134の転写ローラ134aによって感光体ドラム131に押し付けられながら搬送されることにより、その表面(転写面)に、感光体ドラム131の表面に形成されたトナー像が転写され、その後に定着部14に送り込まれる。
なお、転写後の感光体ドラム131の表面に残留したトナーおよび残留電荷は、クリーニング部135によって除去されるようになっている。
前記定着部14は、熱ローラ14aと、圧力ローラ14bとを有しており、これらのローラ14a,14bでトナー像が転写された用紙を挟み込むことにより、熱と圧力でトナー像を用紙に定着させるようになっている。
そして、トナー像が定着された用紙は、排出ローラ18によって装置本体1の上面に形成された排出部19に排出される。
なお、本実施形態のプリンタ10では、搬送路Lの水平部L1と給紙カセット121との間に、スイッチバック部15が設けられており、用紙の両面に画像を形成できるようになっている。
前記レーザースキャナユニット2は、具体的には、図2に示すように、周壁28および底壁29を有して上方に開口する容器状をなし、コリメータレンズユニット4、ポリゴンミラー6が取り付けられたポリゴンモータ7、2つのfθレンズ8A,8B等を収容するハウジング2Aと、このハウジング2Aの開口を塞ぐ蓋体2B(図1参照)とを備えている。また、ハウジング2Aの周壁28には、光源である半導体レーザー3が取り付けられていて、この半導体レーザー3からポリゴンミラー6に向けて発せられるレーザー光の光軸上に前記コリメータレンズユニット4が配設されている。なお、本明細書では、半導体レーザー3から発せられるレーザー光の光軸方向をX方向といい、特にポリゴンミラー6に向かう方向を+X方向、反対側を−X方向というとともに、X方向に直交する方向であって底壁29の上面に平行な方向をY方向といい、特に+X方向に向かって左向きを+Y方向、反対側を−Y方向という。
前記コリメータレンズユニット4は、図3に示すように、X方向に延びる円形筒状の鏡筒41と、この鏡筒内に設けられて、半導体レーザー3から発せられたレーザー光を平行光束にするコリメータレンズ(図示せず)と、鏡筒41に装着されて、平行光束とされたレーザー光を整形するアパーチャ42とを有している。そして、このコリメータレンズユニット4は、ばね部材5によってハウジング2Aに固定されるようになっている。
前記周壁28の半導体レーザー3が取り付けられた部分と底壁29とで形成されるコーナー部分には、略V字状の断面形状でX方向に延びるガイド溝25が設けられている。このガイド溝25には、前記コリメータレンズユニット4の鏡筒41が嵌り込み可能となっており、これによりコリメータレンズユニット4がガイド溝25にX方向に移動可能に支持されるようになっている。
また、ガイド溝25の底面には、さらに一段窪む凹溝25aが設けられている一方、鏡筒41の下端部には、凹溝25aに嵌合可能な凸部41aが設けられていて、凸部41aが凹溝25aに嵌合することにより、コリメータレンズユニット4がレーザー光の光軸回りに回転しないようになっている。
前記ガイド溝25の側方(−Y方向側)には、Y方向に所定の厚みを有する縦壁21が底壁29および周壁28に跨って立設されている。この縦壁21は側面視で台形状をなしていて、その上面は、X方向およびY方向に平行なガイド面21aを構成しており、+X方向の面は、ガイド面21aから+X方向に向かって下り勾配で傾斜する傾斜面21bを構成している。
前記ガイド面21aには、Y方向の中央位置であってX方向の中央位置よりも少し+X方向寄りの位置に穴24が設けられている。また、ガイド面21aの−Y方向の端部には、全長に亘って突条部23が設けられている一方、前記傾斜面21bのY方向の両端部には、全長に亘って突条部22が設けられている。
前記ばね部材5は、所定の形状に形成された一枚の金属片が折り曲げ加工されることにより形成されたものであり、コリメータレンズユニット4をガイド溝25と反対側から保持する保持部51と、この保持部51の−Y方向の端部に連設され、前記ガイド面21aに対向して配置される対向部52と、この対向部52の−X方向の端部から当該対向部52を覆うように斜めに延びる板ばね部53とを有している。また、ばね部材5には、対向部52および板ばね部53を共に貫通してX方向に延びる長穴56が設けられており、この長穴56から微調整用ねじ部材9のねじ部91がガイド面21aの穴24にねじ込まれるようになっている。
前記保持部51には、図4に示すように複数の爪51aが設けられており、この爪51aでコリメータレンズユニット4を保持可能となっている。
前記対向部52は、保持部51がコリメータレンズユニット4を保持した状態でコリメータレンズユニット4がガイド溝25上に載置されたときに、ガイド面21aとの間に僅かな隙間を形成するものである。このため、対向部52がガイド面21aに押し付けられると、保持部51にコリメータレンズユニット4をガイド溝25に押し付ける押し付け力が付与されるようになる。
前記板ばね部53の先端には、当該先端から垂下して傾斜面21bに当接する当接部54が設けられている。この当接部54の下端部は丸みを帯びた形状に形成されていて、当接部54が傾斜面21b上をスムーズに摺動可能となっている。また、当接部54と板ばね部53とで形成されるコーナー部分には、当該コーナー部分の中央部が内側に打ち出されることによって絞り部55が形成されている。このため、板ばね部53と当接部54とがなす角度が一定に保たれたままで、当接部54が傾斜面21bを摺動するようになる。
さらに、対向部52のY方向の寸法は、長穴56から微調整用ねじ部材9のねじ部91が穴24にねじ込まれたときに対向部52の−Y方向の端部がガイド面21aの突条部23の+Y方向の側面に当接するように設定されているとともに、前記当接部54のY方向の寸法は、当接部54の下端部が前記傾斜面21bの突条部22の間に隙間無くまたは僅かに隙間が形成される状態で嵌り込むように設定されている。このため、微調整用ねじ部材9を回転させても、ばね部材5は突条部22,23に当たって回転できないようになっている。すなわち、突条部22,23がばね部材5の回転を規制する回転規制部を構成している。
前記微調整用ねじ部材9は、タッピングビスであり、ばね部材5の長穴56からねじ部91がガイド面21aの穴24にねじ込まれると、頭部92で板ばね部53を押圧するようになっている。なお、微調整用ねじ部材9は、タッピングビスである必要はなく、ガイド面21aの穴24がねじ穴で構成されている場合には、ボルトであってもよい。
図5および図7(a)に、ばね部材5の保持部51に保持させたコリメータレンズユニット4をガイド溝25に載置するとともに、微調整用ねじ部材9を頭部92がばね部材5の板ばね部53に当たるまで締め込んだ状態を示す。
この状態からさらに微調整用ねじ部材9を締め込むと、図6および図7(b)に示すように、板ばね部53が微調整用ねじ部材9の頭部92で押圧されて、板ばね部53の復元力で対向部52がガイド面21aに押し付けられるとともに、当接部54が傾斜面21b上を下方に摺動するため、ばね部材5がガイド面21aに沿って+X方向に移動する。このばね部材5の移動に伴ってコリメータレンズユニット4もガイド溝25に沿って+X方向に移動する。そして、レーザー光のビーム径が最適な値になるまで微調整用ねじ部材5を締め込んで、コリメータレンズユニット4の位置調整を行う。
前記コリメータレンズユニット4の移動距離Lとしては、例えば、図7に示す角度の傾斜面21bに対して、微調整用ねじ部材9としてピッチが2.94mmのPタイトのタッピングビスを用いれば、微調整用ねじ部材9を1回転させたときの移動距離Lは、2mmとなる。なお、傾斜面21bの角度は、コリメータレンズの性能に合わせて設定すればよい。
逆に、コリメータレンズユニット4が+X方向に行き過ぎてしまった場合には、微調整用ねじ部材5を緩めれば、板ばね部53の復元力により当接部54が傾斜面21b上を上方に摺動しながらばね部材5が−X方向に移動し、コリメータレンズユニット4も−X方向に移動するようになる。
すなわち、ばね部材5は、微調整用ねじ部材9の頭部92が板ばね部53を押し込む押し込み量に応じてX方向に移動する。このため、微調整用ねじ部材9のねじ込み量を調整することによって治具を使用することなくコリメータレンズユニット4のX方向の位置調整をすることができるようになる。
そして、位置調整を行った後は、板ばね部53の復元力によって微調整用ねじ部材9が緩むのを防止するために、ねじロックにより微調整用ねじ部材9を接着固定する。
また、微調整用ねじ部材9の頭部92が板ばね部53を押圧した状態では、板ばね部53の復元力で対向部52がガイド面21aに押し付けられるため、これにより保持部51にコリメータレンズユニット4をガイド溝25に押し付ける押し付け力が付与されて、この押し付け力によってコリメータレンズユニット4がガイド溝25に固定されるようになる。このため、微調整用ねじ部材9を締めるだけで接着剤を使用することなくコリメータレンズユニット4を固定することができる。
このように、本実施形態のレーザースキャナユニット2では、前記のようなばね部材5を採用することによって、接着剤および治具を使用することなくコリメータレンズユニット4の位置調整と固定とを同時に行うことができるようになる。
また、ガイド面21aおよび傾斜面21bに設けた突条部22,23により、ばね部材5が微調整用ねじ部材9の回転に連動して回転することが規制されるため、微調整用ねじ部材9を回転させる際の回転力がばね部材5を介してコリメータレンズユニット4に伝わることを防止することができる。
なお、前記実施形態では、コリメータレンズユニット4を+X方向に移動させながら位置調整を行う形態を示したが、縦壁21およびばね部材5を平面視で180度回転させる配置とすることによって、コリメータレンズユニット4を−X方向に移動させながら位置調整を行うようにすることも可能である。この場合には、傾斜面21bは、−X方向に向かって下り傾斜となる。
また、ばね部材5は、保持部51、対向部52、板ばね部53、当接部54が一体となっている必要はなく、別体で構成されていてもよい。
2 レーザースキャナユニット
2A ハウジング
21a ガイド面
21b 傾斜面
22,23 突条部(回転規制部)
25 ガイド溝
4 コリメータレンズユニット
41 鏡筒
42 アパーチャ
5 ばね部材
51 保持部
52 対向部
53 板ばね部
54 当接部
56 長穴
9 微調整用ねじ部材
91 ねじ部
92 頭部
10 プリンタ(画像形成装置)
2A ハウジング
21a ガイド面
21b 傾斜面
22,23 突条部(回転規制部)
25 ガイド溝
4 コリメータレンズユニット
41 鏡筒
42 アパーチャ
5 ばね部材
51 保持部
52 対向部
53 板ばね部
54 当接部
56 長穴
9 微調整用ねじ部材
91 ねじ部
92 頭部
10 プリンタ(画像形成装置)
Claims (2)
- 鏡筒内にコリメータレンズが設けられるとともにその鏡筒にアパーチャが装着されたコリメータレンズユニットと、このコリメータレンズユニットを光軸方向に移動可能に支持するガイド溝を有し、当該コリメータレンズユニットを収容するハウジングとを備えたレーザースキャナユニットにおいて、
前記ハウジングのガイド溝の側方には、前記光軸方向に平行なガイド面およびこのガイド面から前記光軸方向の一方に向かって下り勾配で傾斜する傾斜面が設けられており、
前記コリメータレンズユニットを保持する保持部と、前記ガイド面に対向して配置され、当該ガイド面に押し付けられることによって前記保持部にコリメータレンズユニットをガイド溝に押し付ける押し付け力を付与する対向部と、この対向部の前記光軸方向の他方の端部から当該対向部を覆うように斜めに延びるとともに先端に前記傾斜面に当接する当接部が設けられた板ばね部とを有し、前記対向部および板ばね部を共に貫通して前記光軸方向に延びる長穴が設けられたばね部材と、前記ばね部材の長穴から前記ガイド面にねじ込まれるねじ部および前記板ばね部を押圧する頭部を有する微調整用ねじ部材とをさらに備えることを特徴とするレーザースキャナユニット。 - 前記ハウジングには、前記微調整用ねじ部材を回転させる際に前記ばね部材が回転することを規制する回転規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレーザースキャナユニット。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2017003938A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 光源装置及びこの光源装置を用いた光走査装置、物体検出装置 |
CN108572527A (zh) * | 2017-03-10 | 2018-09-25 | 佳能株式会社 | 片簧、壳体、光扫描装置和图像形成装置 |
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2006
- 2006-08-21 JP JP2006224468A patent/JP2008046553A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017003938A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 株式会社リコー | 光源装置及びこの光源装置を用いた光走査装置、物体検出装置 |
CN108572527A (zh) * | 2017-03-10 | 2018-09-25 | 佳能株式会社 | 片簧、壳体、光扫描装置和图像形成装置 |
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