JP2017003938A - 光源装置及びこの光源装置を用いた光走査装置、物体検出装置 - Google Patents

光源装置及びこの光源装置を用いた光走査装置、物体検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源装置でのレンズの光軸を光源の光軸に対して精度良く一致させる。【解決手段】光源10と、光源10を保持する光源保持部材11と、光源10からの光が通過するレンズ20と、レンズ20を保持するレンズ保持部材22と、光源保持部材11とレンズ保持部材22とを保持するベース部材21と、を備える。レンズ保持部材22には、レンズ20が当接されて該レンズ光軸の向きを規制する第1及び第2基準面が各々光軸に平行かつ相互に異なる方向に形成され、ベース部材21には、レンズ保持部材22が当接されて該レンズ保持部材22の位置を光軸に垂直な平面内で規制する第3及び第4基準面が各々光軸に平行かつ相互に直交する面に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置及びこの光源装置を用いた光走査装置、物体検出装置に関する。
レーザ光源装置を用いたレーザレーダや画像形成装置においては、光ビームの位置精度への要求が非常に高くなっている。
例えば、タンデム方式のフルカラーの画像形成装置の場合、4つの光源装置より射出されたそれぞれの光ビーム(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに対応)が、各色毎に設けられた感光体ドラムを露光走査する。これら4つの感光体ドラムは、出力紙の搬送方向に並設されており、フルカラー画像を出力するために、各色の感光体上の画像を順次転写して重ね合わせる。かかるタンデム方式のフルカラー機では、複数の光源装置から射出された光ビームを各々個別の光路に導き、各々の感光体に潜像を書込み、現像後に各現像画像を重ね合わせることで、フルカラー画像を形成する。
このような方式のフルカラー機では、各色の光ビームの位置精度が画像品質向上のポイントとなる。具体的には、各色の走査位置がずれる場合、特に副走査方向へのズレが生じると、各色の画像の重ね合わせに誤差が生じ、出力画像が色ズレとなって、良好な画像が得られない。ここで、初期時における重ね合わせ誤差は、書込開始のタイミングの制御により、画像品質向上のための補正が可能である。これに対して、温度変化等の環境変化に伴う光ビーム位置精度の劣化は、画像品質の低下につながる。
光源装置において、光ビームの位置精度を向上するためには、レンズと光源との相対的な位置変動、特に副走査方向での位置変動を小さく抑える必要がある。このため、光源装置では、光源とレンズとを確実に保持することが求められる。
また、レーザレーダ装置においても、遠距離での高い分解能が求められるため、画像形成装置と同様に、光ビームの位置精度が重要である。さらに、車載環境では温湿度変化や振動も大きいため、レーザレーダ装置においては、環境変化や振動に強い光源が求められている。
従来のレンズの保持方法としては、小型化又は低コスト化の観点より、レンズが光源保持部材にUV硬化接着剤で接着固定される方式が知られている。この方式は、レンズを接着する際に、初期調整作業として、レンズをX,Y,Zの3軸方向に動かしながら、光軸方向(ピント調整)、主走査方向、副走査方向での被走査面上での光ビームの位置を調整して、レンズを固定する。
接着剤を用いないレンズ保持方式として、弾性部材によってレンズをL型もしくはV型溝に付勢して保持する方式がある(特許文献1)。この方式は、弾性部材(バネ)を跳ね上げた状態もしくは付勢した状態のままで、レンズをL型もしくはV型溝の当接面に沿って光軸方向に移動させることにより、ピント調整を行う。
接着剤を用いないでレンズを保持する他の形態として、特許文献2に開示されたレンズ保持機構がある。この機構は、ばねによりレンズをレンズ保持部材に対して押圧して固定するレンズ保持機構であって、ばねを保持部材に対して固定するための第1の締結部と、レンズを保持部材に対して押圧するための第2の締結部とを備える。
従来の光源装置におけるレンズ保持機構は、位置調整されたレンズを姿勢変化なく締結することが難しいという課題がある。また、レンズ面を直接押すなどして調整する必要があるため、調整に時間が掛かる、また、レンズ面に傷や汚れが付着する可能性がある等、調整の手間という観点において改善の余地がある。
特開平8−7294号公報 特開2003−315647公報
本発明は、レンズの光軸を、例えば光源の光軸に対して精度良く一致させる等、所望の位置に精度良く調製・支持することが可能な光源装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、光源と、前記光源を保持する光源保持部材と、前記光源からの光が通過するレンズと、前記レンズを保持するレンズ保持部材と、前記光源保持部材と前記レンズ保持部材とを保持するベース部材と、を備え、前記レンズ保持部材には、前記レンズが当接されて該レンズの光軸の向きを規制する第1及び第2基準面が各々前記光軸に平行かつ相互に異なる方向に形成され、前記ベース部材には、前記レンズ保持部材が当接されて該レンズ保持部材の位置を前記光軸に垂直な平面内で規制する第3及び第4基準面が、各々前記光軸に平行かつ相互に直交する面に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズの光軸を、例えば光源の光軸に対して精度良く一致させる等、所望の位置に精度良く調製・支持することが可能な光源装置を提供することができる。
本発明に係る光源装置の実施形態の全体構成を示す外観斜視図である。 上記光源装置の外観斜視図であり、図1からレンズ位置調整部を除いた状態を示す。 図2からLD保持部材を除いた状態を示す外観斜視図である。 図3からレンズ保持モジュールを除いた状態を示す外観斜視図である。 レンズ保持モジュールの正面図である。 LD保持部材をベース部材に取付けた状態を示す外観斜視図である。 LD保持部材にLD基板を取付けた状態を示す外観斜視図である。 本発明に係るレーザレーダ装置の実施形態における投光側の構成を示す光学系平面図である。 上記レーザレーダ装置の受光側の構成を示す光学系平面図である。 上記レーザレーダ装置の光学系正面図である。
本実施形態の光源装置は、光源と、前記光源を保持する光源保持部材と、前記光源からの光が通過するレンズと、レンズを保持するレンズ保持部材と、光源保持部材とレンズ保持部材とを保持するベース部材と、を備える。レンズ保持部材には、レンズが当接されて該レンズの光軸の向きを規制する第1及び第2基準面が各々光軸に平行かつ相互に異なる方向に形成される。ベース部材には、レンズ保持部材が当接されて該レンズ保持部材の位置を光軸に垂直な平面内で規制する第3及び第4基準面が、各々光軸に平行かつ相互に直交する面に形成される。
以下、図1乃至図7を参照して、光源装置の構成を詳細に説明する。なお、図中(図1、図8乃至図10中)に表したXYZ三次元座標は、それぞれ光軸方向をZ軸、Z軸に直交しZ軸方向から見て横方向をX軸、Z軸及びX軸に直交しZ軸方向から見て縦方向をY軸として表している。
図1に示すように、光源装置1は、光源としてのレーザダイオード(Laser Diode、以下「LD」と略記する。)10と、LD10を保持する光源保持部材としてのLD保持部材11を備える。また、光源装置1は、LD10から放射されるレーザ光を通過させるレンズ20と、レンズ20を保持するレンズ保持部材22を備える。さらに、光源装置1は、LD保持部材11とレンズ保持部材22とを保持するベース部材21を備える。
光源のLD10は、図6に示すように、正面から見た形状が略「F」字状の平板状部材であるLD保持部材11の一端側(図6において上端側)に形成された円形の孔部110に圧入されることで保持されている。レンズ20は、LD10から放射されるレーザ光を通過させて、光軸に平行な光束を生成する。
LD保持部材11は、保持されたLD10の発光点がレンズ20の光軸と一致するよう、光軸と垂直な平面内で位置調整可能となっており、かかる調整後にベース部材21に対してねじ111,112,113,114で固定される(図6参照)。位置調整されたLD10とレンズ20の位置関係を図3に示す。また、ベース部材21の外観及びLD10とベース部材21との位置関係を図4に示す。
ベース部材21は、LD保持部材11、レンズ保持部材22、及びレンズ位置調整用アクチュエータ25を保持するための部材であり、図4に示すようなブロック状の外観を呈する。本実施形態では、LD保持部材11、レンズ保持部材22、及びレンズ位置調整用アクチュエータ25は、それぞれ、ベース部材21の背面部、高さ方向における略中央、及び左側面部に取り付けられる。このため、ベース部材21の背面及び左側面は、それぞれ平面となっており、かかる2つの平面は相互に直交し、光軸に対して直交及び平行になるよう形成されている。すなわち、図1に示す光軸をZ軸とするXYZ三次元座標を基準にすると、ベース部材21の背面にはXY平面が形成され、ベース部材21の左側面にはYZ平面が形成されている。
ベース部材21の背面側には、LD保持部材11を取り付けるための複数のねじ孔214が形成されている。この例ではベース部材21の背面側にねじ孔214が4つ形成され、図6では、締結部材としてのねじ111,112,113,114がLD保持部材11の各孔部を通じてねじ孔214にねじ込まれた状態を表している。かかる締結により、LD保持部材11がベース部材21によって保持される。
ベース部材21の左側面側には、レンズ位置微調整用アクチュエータ25を取り付けるための複数のねじ孔215が形成されている。図1では、締結部材としてのねじ251がレンズ位置微調整用アクチュエータ25の各孔部を通じてねじ孔215にねじ込まれた状態を表している。かかる締結により、レンズ位置微調整用アクチュエータ25がベース部材21によって保持されている。
さらに、ベース部材21の略中央の高さ位置には、レンズ保持部材22の位置調整及び取り付けを行うための平面部として、相互に直交する2つの基準面211,212が形成されている。以下、レンズ保持部材の後述する第1及び第2基準面と区別するため、ベース部材21のかかる2つの基準面211,212を、それぞれ「第3基準面」、「第4基準面」と称する。上記のXYZ三次元座標を基準にすると、第3基準面211はXZ平面であり、第4基準面212はYZ平面である。
第3基準面211は、レンズ保持部材22が載せられる平面であり、レンズ保持部材22を固定するためのねじ孔213が形成されている。第4基準面212は、第3基準面211に載せられたレンズ保持部材22を光軸(Z軸)方向にスライド移動させる際に基準となる面であり、第3基準面211から垂直に立ち上がるように形成されている。ベース部材21の右側部には、レンズ保持部材22を付勢して第4基準面212に押し当てるための付勢部材としての加圧ばね28が設けられている。
LD保持部材11がベース部材21により保持されている図6の状態から、LD保持部材11の背面側にLD基板12を取り付けた状態を図7に示す。LD基板12は、LD10を駆動制御するためのCPUなどの各種の回路を備えた矩形状の基板であり、LD保持部材11に設けられた複数のねじ孔115に対応する位置に孔部が形成されている。LD基板12は、これら孔部を通じて締結部材としてのねじ121,122,123がねじ孔115にねじ込まれることによって、LD保持部材11に固定される。LD10の電極であるLD脚101は、LD基板12の所定の配線パターンに対して半田付けで接続されている。
レンズ保持部材22は、図3及び図5に示すように、正面及び側面視で略L字状の外観を呈し、正面側に突起する部位に、締結部材であるねじ24が挿入される孔部が形成されている。この孔部は、ねじ24の径よりも若干大きい内径であり、特に、光軸(Z軸)方向の径が大きい長孔状になっている。
レンズ保持部材22は、ねじ24が上記孔部に挿入されベース部材21のねじ孔213(図4参照)にねじ込まれる(締められる)ことにより、ベース部材21に対して固定される。ねじ24が軽く締められた状態では、レンズ保持部材22がベース部材21に対して移動可能である。
レンズ保持部材22は、上述したLD基板12の円形の孔部110に対応する高さ位置に、レンズ20の側面(コバ)を載置して保持するためのV溝部221が形成されている。このV溝部221は、正面視で略V字形状を呈し、垂線を基準として等しい角度で傾斜する左右対称の平面として、第1基準面222と第2基準面223とを有する。第1基準面222及び第2基準面223は、それぞれ光軸(Z軸)に対して平行であり、X及びY軸に対して相互に異なる方向に傾斜する平面である。
これら基準面222,223は、レンズ20が載置される場合に、レンズ20の回転により光軸の向きが変わらないように光軸の向きを一定に保つ役割を有する。ここで、レンズ20の回転には、図1に示すα方向の回転及びβ方向の回転が挙げられる。α方向の回転とは、レンズ20の光軸が所定の位置から縦軸(図1のY軸)を軸とした左右方向に回転することをいう。また、β方向の回転とは、レンズ20の光軸が所定の位置から横軸(図1のX軸)を軸とした上下方向に回転することをいう。
レンズ20は、レンズ保持部材22の第1基準面222及び第2基準面223上に載置され、逆「U」字状に形成された金属製の押圧部材23によって上方から押圧されることで、レンズ保持部材22に保持される。押圧部材23は、その両端部に締結部材としてのねじ26,27が挿入される孔部が形成され、図2及び図5に示すように、ねじ26,27が各孔部を通じてレンズ保持部材22のねじ孔にねじ込まれている。かかる締結により、レンズ20がレンズ保持部材22によって固定及び保持され、レンズ20の光軸の向きがα方向またはβ方向の回転により変わらないように規制される。
このようにして、レンズ20がレンズ保持部材22に固定されて一体化すなわちモジュール化された状態のものを、以下は「レンズ保持モジュール」と称する。
図5に示す状態のレンズ保持モジュールMは、レンズ保持部材22に対するレンズ20の固定が完了しているが、ベース部材21に対するレンズ保持部材22の固定は未だ完了していない。すなわち、ベース部材21に対するレンズ保持部材22の固定は、締結部材であるねじ24を用いて行うが、この例では、ねじ24の頭部に付勢部材としてのばね座金241が介挿されている。
図5に示す状態は、未だレンズ位置の調整前であり、ばね座金241が十分に潰れる程度にねじ24がねじこまれていない。したがって、この状態では、例えば手でレンズ20を上から押して、レンズ保持部材22の各基準面222,223に対してガタなく取り付けられているか等を確認することができる。そして、かかる確認作業および光軸整列等の各種作業を行った後に、ねじ24を十分に締め付けることで、レンズ保持モジュールMをベース部材21に対して固定することができる。
より詳しく説明すると、レンズ保持モジュールMとしてレンズ20が一体化されたレンズ保持部材22は、その底面が、図4に示すベース部材21のXZ平面を形成する第3基準面211上に載置されている。レンズ保持部材22の側部がベース部材21の加圧ばね28により押圧されることにより、レンズ保持部材22の左側面は、ベース部材21のYZ平面を形成する第4基準面212に当接する。この状態から締結部材のねじ24を十分に締め付けると、ばね座金241の押圧力によりレンズ保持部材22がベース部材21のXZ平面を形成する第3基準面211の方に押圧(付勢)され、かかる第3基準面211にレンズ保持部材22の底面が密着する。
図1では、ねじ24が軽く締められた状態を示しており、このため、レンズ保持部材22は、ベース部材21の各基準面211,212とは密着しているが、光軸(Z軸)方向には可動な状態となっている。この状態で、図1に示す、ベース部材21に固定されたレンズ位置微調整用アクチュエータ25を駆動し、レンズ保持部材22の各基準面222,223上に搭載されたレンズ20をレンズ保持部材22ごと光軸方向に駆動して、レンズ位置の調整を行う。
レンズ位置微調整用アクチュエータ25は、ねじ251を介してベース部材21に固定される基台部250と、腕部255Aを有し基台部250に対して相対移動する移動部255とを備える。レンズ位置微調整用アクチュエータ25の移動部255は、内部に電磁ソレノイドなどを備え、CPUなどの制御部によって数値制御されることで、光軸(Z軸)方向に往復移動する。
腕部255Aは、移動部255の上端からX軸方向に伸びていて、レンズ保持部材22の背面及び正面に当接することにより、移動部255の移動に伴ってレンズ保持部材22を移動させる。簡明化のため図1では腕部255Aを1本しか表していないが、実際にはレンズ保持部材22の正面に当接する2本目の腕部がある。
したがって、レンズ位置微調整用アクチュエータ25の移動部255を光軸(Z軸)方向に往復移動するよう駆動制御することで、レンズ保持部材22がベース部材21に対して光軸と平行に往復移動する。このとき、レンズ20が各基準面222,223上に固定されたレンズ保持部材22が、ベース部材21の各基準面211,212と平行方向に往復移動することで、レンズ20の位置調整が行われる。かかる位置調整によりレンズ20の光軸(Z軸)方向の位置が決定されると、締結部材のねじ24を十分に締めることで、レンズ保持部材22がベース部材21に固定される。
このような構成の本実施形態によれば、レンズ単体のサイズと比較してレンズ保持部材22及びベース部材21の各基準面(222,223及び211,212)の面積を広く確保でき、このため、ねじ24を締める際にα方向に回転する不都合も生じない。
かくして、レンズ位置の調整が完了すると、レンズ位置微調整用アクチュエータ25をベース部材21から取り外す(図2参照)。
この例では、レンズ位置微調整用アクチュエータ25は、ベース部材21に対して着脱可能とし、レンズ位置の調整時にベース部材21に固定してレンズ保持部材22を光軸方向に移動させる構成とした。他の例として、レンズ位置微調整用アクチュエータ25は、レンズ位置の調整時にも本光源装置とは分離して、離隔された外部位置からアクセスしてレンズ保持部材22を移動するようにしても構わない。
LD10の保持状態を図6に示す。LD10は、LD保持部材11の対応する孔部に圧入されることで保持されている。かかる保持状態から、LD保持部材11は、ベース部材21の背面に沿って位置調整されることで、LD10の発光点とレンズ20の光軸とが一致するように、光軸に垂直な平面(XY平面)内の位置が調整される。
この位置調整の後、LD保持部材11は、ねじ111〜114により、ベース部材21に固定される。このとき、LD10の位置が振動などで動かないように、ねじ111及び112は、できるだけLD10の近傍を固定することが好ましい。かかる位置調整の完了後、LD保持部材11にねじ121,122,123でLD基板12を取り付け、LD脚101を半田付けした状態を図7に示す。
このように、光源装置1では、レンズ保持部材22とベース部材21とを別部材で構成して、レンズ20の光軸の向きと光軸方向の位置とを別個に調整する。すなわち、レンズ保持部材22の各基準面222,223にレンズ20を取り付けることでレンズ20の光軸の向きを調整し、ベース部材21に対するレンズ保持部材22の位置調整によってLD10に対するレンズ20の光軸方向の位置を調整する。
このため、光源装置1によれば、レンズの光軸方向の正確な位置を気にせずに、レンズ保持部材22の各基準面222,223にレンズ20をガタなく強固に固定することができる。さらに、レンズ20の固定されたレンズ保持部材22をベース部材21の各基準面211,212に対して位置調整することで、振動によりレンズ20が動いてしまうこともなく強固に固定することができる。また、レンズ20の光軸方向の位置調整も、光束の向きを正しく保持しながら行うことが可能となる。
また、本実施形態のレンズ保持部材22では、光軸に平行な第1基準面222及び第2基準面223が形成されたV溝部221を有することから、レンズ20のサイズやコバが小さい場合でも、レンズ取付けの際にV溝部221に対しガタなく押えられる。さらに、レンズ取付けの際にV溝部221に対しレンズ20の光軸の向きが変化しない。
また、レンズ保持部材22によれば、レンズ単体に比べてレンズ保持部材22の第1及び第2基準面222,223の面積を大きく取れるので、レンズ保持部材22における光軸の向きがベース部材21に対して変化しない。
従って、この光源装置1によれば、レンズ20の光軸の向きを変化させずにレンズ20の位置調整を行うことが可能になる。その結果、レンズ20を環境変化や振動による変動がない状態で固定できるので、良好なレーザ走査が実現される。
さらに、本実施形態では、モジュール化されたレンズ20とモジュール化されたLD10をそれぞれベース部材21に対して位置調整して固定する構成であることから、光軸に対する各種の調整作業が容易であり、且つしっかりと固定することができる。
本実施形態では、ベース部材21の第3及び第4基準面211,212に対してレンズ保持モジュールを移動させることで光軸方向の調整を行い、ベース部材21の背面に対してLD保持部材11を移動させることで光軸と直交方向の調整を行う。したがって、光軸方向の調整と光軸と直交方向の調整を独立して行うことができ、レンズ20の光軸をLD10の光軸に対して精度良く一致させることが可能になる。さらには、レンズ20及びLD10の位置調整の容易化および固定の確実化、迅速化が実現できる。
このため、本実施形態の光源装置を上述したタンデム方式のフルカラーの画像形成装置の4つの光源装置に用いることで、光ビームの位置精度が良好に確保され、主副の走査方向、特に副走査方向での位置変動を小さく抑えることができる。したがって、かかる画像形成装置によれば、出力画像の色ズレが防止された良好な画像出力を実現することができる。
また、本実施形態の光源装置を上述したレーザレーダ装置の光源装置に用いることで、光ビームの位置精度が良好に確保され、遠距離での高い分解能や、環境変化や振動に対する高い耐久性を実現することができる。
(レーザレーダ装置)
上述した光源装置を用いた光走査装置及び物体検出装置としてのレーザレーダ装置の構成を、図8から図10に示して説明する。
以下は、レーザレーダ装置を、車両に搭載し、対象物(検出物体)としての他の車両に光を照射し、その反射光を受光して当該他の車両との距離を測定する例について説明する。なお、他の例として、実施形態のレーザレーダ装置を、車両以外の静止物体及び移動物体に搭載して使用してもよいし、単体で用いてもよい。また、検出物体である対象物には、車両以外の静止物体及び移動物体も含まれる。
本実施形態のレーザレーダ装置は、図8に示すように、光源のLD10と、カップリングレンズ20と、反射ミラー30と、偏向器としての走査ミラー40と、を投光手段Pとして備える。このうち、LD10及びカップリングレンズ20は、上述した光源装置1の構成要素である。また、反射ミラー30及び走査ミラー40は、光源のLD10から出射される光を走査して投光する役割を有する。
他方、レーザレーダ装置は、図9に示すように、上記の走査ミラー40及び反射ミラー30と、結像光学系50と、アバランシェフォトダイオード(Avalanche Photodiode:APD)などの光検出器60と、を受光手段Rとして備える。受光手段Rは、上述した投光手段Pで投光される光を受光する役割を有する。
このレーザレーダ装置では、反射ミラー30及び走査ミラー40が投光手段Pと受光手段Rとで兼用されるものであり、投光手段Pと受光手段Rとは、図10に示すような位置関係となる。
さらに、レーザレーダ装置は、他の対象物との間の距離を測定するためのCPUやメモリ等からなる処理装置(以下、「距離測定装置」と称する。)を備えている。この距離測定装置は、LD10からレーザ光のパルスを所定周期で出射し、該光パルスの他の対象物からの反射光を光検出器60で検出するタイミングに基づいて、当該他の対象物との間の距離を測定する。
以下、このレーザレーダ装置が車両に搭載され、他の車両との間の距離を測定する場合を説明する。
本実施形態では、距離測定装置が搭載されている車両の移動方向を光軸と同じZ軸方向とし、Z軸に直交する方向をX(横)軸及びY(縦)軸方向とするXYZ3次元直交座標系が設定されている(図8乃至図10参照)。光源であるLD10の1パルス当たりの発光時間は、一例として数n秒から100n秒程度であり、用途に応じた任意の値に設定することができる。
他方、LD10の発光周期は、本実施形態では3μ秒以上であることが望ましい。その理由は、この発光周期が短すぎると、レーザ光の対象物からの反射光が、1つ前の発光での対象物からの反射光と干渉し、これら2つの反射光の信号を分離できなくなる虞があるからである。
光源のLD10から光パルスを送出した時間と該光パルスの反射光を検出した時間との差をΔt、光速をCとすると、対象物までの距離Lは、L=Δt×C÷2で与えられる。例えば、Δtが3μ秒のとき、Lは450mとなる。
一般に、距離測定装置では、検出可能な距離は最大200m程度であり、仮に450m先から反射光が戻って来たとしてもその光強度は十分に小さい。このため、連続して送出された2つの光パルスの2つの反射光が干渉してもほとんど影響はない。
また、一般に、距離測定装置では、光パルスの発光周波数は10kHzから100kHz程度に設定され、これを発光周期に換算すると10μ秒から100μ秒になる。これら状況に鑑みると、検出範囲を近距離に限定し、光出力を適正光量に設定すれば、遠距離からの反射光と干渉することはないので、上記10μ秒から100μ秒の発光周期を更に短縮することが可能である。但し、本実施形態では、上述した理由により、LD10の発光周期を3μ秒以上とすることが望ましい。
偏向器である走査ミラー40の回転体は、モータ等を含む駆動装置により、その軸線周りに所定の回転速度で回転駆動される。走査ミラー40の回転体は、一例として図9及び図10に示す矢印の方向に回転される。本実施形態では、偏向器である走査ミラー40は1面であり、レーザ光を反射することで当該レーザ光を偏向する偏向面となっている。走査ミラー40の回転体が回転駆動されると、該回転軸の軸線周りに走査ミラー40が回転し、走査ミラー40に入射したレーザ光は、他の車両に向けて投光される。
なお、発散光束の場合、走査ミラー40での反射光は、徐々に拡散して他の車両に照射されるため、各照射領域のY軸(縦軸)方向の長さは、回転軸と該照射領域との距離に依存し、この距離が長いほど長くなる。そして、他の車両などの対象物に照射され反射されたレーザ光の一部は、元の光路を徐々に拡散しながら戻り、走査ミラー40に入射され、反射ミラー30により折り返され、結像光学系50を経て光検出器60に入射する。
このレーザレーダ装置では、受光手段Rとして、集光レンズなどの結像光学系50、APD(アバランシェフォトダイオード)などの光検出器60を有している。ここで、光検出器60は、一例としてフォトダイオードであるが、物体からの反射光は微弱なため、高感度なフォトダイオードであるAPDを用いるのが望ましい。
レーザレーダ装置では、物体からの反射光(光パルス)を光検出器60で受光すると、光検出器60からの受光信号が測定処理装置に出力される。かかる受光信号を受信した測定処理装置は、光パルスを送出したタイミングと、該パルスに対応する受光信号を受信したタイミングとの時間差に基づいて、照射領域との距離を算出する。
本実施形態では、走査ミラー40の回転数は、数100rpm〜数1000rpmの範囲で一定の回転数に設定される。レーザ光の発光間隔は、走査ミラー40の回転数と、投光角度分解能によって変わり、具体的には、回転数が高くなるほど、或いは投光角度分解能が小さくなるほど、レーザ光の発光間隔が短くなる。
一例として、走査ミラー40の回転数が500rpm、投光角度分解能が1°の場合、発光間隔は333μsec、発光周波数は3kHzである。走査ミラー40で−80°〜+80°の範囲を走査し、333μsec毎に発光させる場合には、1°毎に161個の測定データが得られる。
他の一例として、偏向器の回転数が6000rpm、投光角度分解能が0.25°の場合、発光間隔は6.9μsec、発光周波数は144kHzである。走査ミラー40で−80°から+80°まで走査し、6.9μsec毎に発光させる場合には、0.25°毎に641個の測定データが得られる。
なお、これらは例示であって、走査ミラー40の回転数及び投光角度分解能は、用途に適した条件に、適宜設定することができる。
本実施形態のレーザレーダ装置では、投光手段Pの構成要素として上述した光源装置を使用していることから、精度の良い位置調整がなされたレンズ20及びLD10によって、良好なレーザ走査が実現される。また、LD10から放出される光ビームの位置精度が良好に確保され、遠距離での高い分解能や、環境変化や振動に対する高い耐久性を実現することができる。
1 光源装置
10 LD(光源)
20 レンズ
11 LD保持部材(光源保持部材)
22 レンズ保持部材
222 第1基準面
223 第2基準面
21 ベース部材
211 第3基準面
212 第4基準面

Claims (9)

  1. 光源と、
    前記光源を保持する光源保持部材と、
    前記光源からの光が通過するレンズと、
    前記レンズを保持するレンズ保持部材と、
    前記光源保持部材と前記レンズ保持部材とを保持するベース部材と、
    を備え、
    前記レンズ保持部材には、前記レンズが当接されて該レンズの光軸の向きを規制する第1及び第2基準面が各々前記光軸に平行かつ相互に異なる方向に形成され、
    前記ベース部材には、前記レンズ保持部材が当接されて該レンズ保持部材の位置を前記光軸に垂直な平面内で規制する第3及び第4基準面が、各々前記光軸に平行かつ相互に直交する面に形成されている
    光源装置。
  2. 前記レンズを固定した前記レンズ保持部材をレンズ保持モジュールとし、前記レンズ保持モジュールを前記第3及び第4基準面に当接させながら前記光軸方向に相対移動させることで前記レンズの位置調整を行う
    請求項1記載の光源装置。
  3. 前記レンズ保持モジュールのレンズ位置調整は、前記レンズ保持部材の第1及び第2基準面を、前記ベース部材の第3及び第4基準面と平行方向に相対移動することにより行う
    請求項2記載の光源装置。
  4. 前記レンズ保持部材の第1及び第2基準面を、前記ベース部材の第3及び第4基準面に向けて付勢する付勢部材を有する
    請求項1記載の光源装置。
  5. 前記光源保持部材は、光軸に垂直な平面内で位置決め調整された状態で前記ベース部材に固定されている請求項1記載の光源装置。
  6. 前記光源を駆動制御するための回路を備えた基板を有し、
    前記基板は、前記光源保持部材に固定されている請求項1記載の光源装置。
  7. 前記レンズ保持部材を、前記第3及び第4基準面に沿って前記光軸に平行な方向に駆動させる駆動装置を有する
    請求項1記載の光源装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の光源装置と、
    前記光源から出射される光を走査して投光するための投光手段と、
    を有する光走査装置。
  9. 請求項8記載の光走査装置と、
    前記光走査装置で投光される光を受光するための受光手段と、
    を有する物体検出装置。
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