JP2008046400A - 支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光学部品の取付精度を維持できる支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、画像形成装置を得る。
【解決手段】Fθレンズ118の球形部126が、側壁134の丸穴部138Aを通って縦穴部138Bの下端部まで押し下げられ、板バネ144の付勢力F1により押圧されて、球形部126と凹部142とが嵌合し、Fθレンズ118の一端が支持される。このとき、Fθレンズ118がどの方向に移動されても、球形部126は、側壁134の凹部142の表面に沿って回転移動するので、衝撃が加えられても、球形部126が凹部142に密着しており、隙間ができにくく、取付精度を維持できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置において、光源から出射された光ビームをポリゴンミラーで偏向し、fθレンズや反射ミラー等の光学部品で光ビームを調整、反射して感光体表面を走査させる光走査装置が広く利用されている。
ここで、光走査装置の光学部品の取付時に種々の調整が行われるが、反射ミラーの傾き状態又はあおり状態を反射ミラーを移動又は回転することによって調整する光走査装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
この光走査装置では、反射ミラーを支持板で支持し、支持板の一端部を左右調整バネ及び軸受により光学箱の側壁に固定している。
特開2003−287700
本発明は、光学部品の取付精度を維持できる支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る支持構造は、光ビームを出射して被走査面を走査露光する光走査装置の筐体内に設けられた光学部品の支持構造において、前記筐体の側壁に形成された球面を有する凹部と、前記光学部品の一端部に形成され、前記凹部に支持される球体部と、前記筐体の側壁に形成され前記光学部品の他端部を支持する支持部と、前記凹部又は前記支持部に設けられ、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記光学部品に付与する付勢部材と、を有することを特徴としている。
本発明の請求項2に係る支持構造は、前記光学部品の他端部に固定側球体部を形成し、前記固定側球体部の球面部分を前記支持部に設けた弾性部材で支持することを特徴としている。
本発明の請求項3に係る支持構造は、前記凹部に支持された前記球体部を押圧する弾性部材を前記筐体の側壁に設けたことを特徴としている。
本発明の請求項4に係る支持構造は、前記球体部は、光学部品の一端部から軸方向へ延び該球体部の外径より外寸法が小さい軸部の先端部に形成され、前記筐体の側壁には、前記凹部とつながり前記球体部の外径より大径の貫通孔が形成されたことを特徴としている。
本発明の請求項5に係る支持構造は、前記固定側球体部は、光学部品の他端部から軸方向へ延びる軸部の先端部に形成され、前記支持部には、前記軸部を支持し前記筐体の側壁に固定されるプレートと、前記プレートと前記固定側球体部との間に挿入され、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記光学部品に付与する弾性部材と、が設けられたことを特徴としている。
本発明の請求項6に係る支持構造は、前記固定側球体部の前記筐体の外側面に、前記光学部品を軸回りに回転させる治具が嵌る凹部を形成したことを特徴としている。
本発明の請求項7に係る光走査装置は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の支持構造を備えたことを特徴としている。
本発明の請求項8に係る光走査装置の取付構造は、光ビームを出射して被走査面を走査露光する光走査装置をタンデム式の画像形成装置のフレームに取付ける光走査装置の取付構造において、前記光走査装置の筐体から突設されたシャフトと、前記シャフトの先端に設けられた球体部と、前記フレームに形成され、前記球体部を支持する凹部と、前記フレームに設けられ、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記筐体へ付与する付勢部材と、を有することを特徴としている。
本発明の請求項9に係る画像形成装置は、請求項7に記載の光走査装置又は請求項8に記載の光走査装置の取付構造を備えたことを特徴としている。
本発明は、上記構成としたので、請求項1の発明は、光学部品の取付精度を維持できる。請求項2の発明は、光学部品の取付精度をさらに維持できる。請求項3の発明は、光学部品の取付精度をさらに維持できる。請求項4の発明は、光学部品の取付けが容易となる。請求項5の発明は、光学部品の取付精度をさらに維持できる。請求項6の発明は、光学部品の回転調整が容易となる。請求項7の発明は、光走査装置の調整が容易となる。請求項8の発明は、画像形成装置に光走査装置を取付ける場合の取付精度を維持できる。請求項9の発明は、光学部品、光走査装置の調整が容易となり、調整後も取付状態が安定するので、カラー画像形成を安定して行える。
本発明の支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置の取付構造の第1実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、画像形成装置としてのプリンタ10が示されている。
プリンタ10において、筐体12に光走査装置100が固定されており、光走査装置100に隣接する位置に、光走査装置100及びプリンタ各部の動作を制御する制御ユニット50が設けられている。
プリンタ10の下方側には、記録用紙Pを収納する用紙トレイ14が設けられている。用紙トレイ14の上方には、記録用紙Pの先端部位置を調整する一対のレジストローラ16が設けられている。
プリンタ10の中央部には、画像形成ユニット18が設けられている。画像形成ユニット18は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び ブラック(K)の各トナーに対応して、4つの感光体ドラム20Y、20M、20C、20Kを備えており、これらが上下一列に並んでいる。
感光体ドラム20Y、20M、20C、20Kの回転方向上流側には、感光体ドラム20Y、20M、20C、20Kの表面を帯電する帯電ローラ22Y、22M、22C、22Kが設けられている。
また、感光体ドラム20Y、20M、20C、20Kの回転方向下流側には、Y、M、C、Kの各トナーをそれぞれ感光体20Y、20M、20C、20K上に現像する現像器24Y、24M、24C、24Kが設けられている。
一方、感光体ドラム20Y、20Mには第1中間転写体26が接触し、感光体ドラム20C、20Kには第2中間転写体28が接触している。そして、第1中間転写体26、第2中間転写体28には第3中間転写体30が接触している。
第3中間転写体30と対向する位置には、転写ロール32が設けられている。転写ロール32と第3中間転写体30との間を記録用紙Pが搬送され、第3中間転写体30上のトナー画像を記録用紙Pに転写させる。
記録用紙Pが搬送される用紙搬送路34の下流には、定着装置36が設けられている。定着装置36は、加圧ローラ38と加熱ローラ40を有しており、記録用紙Pを加熱・加圧してトナー画像を記録用紙P上に定着させる。
トナー画像が定着された記録用紙Pは、用紙搬送ローラ42でトレイ44に輩出される。
ここで、プリンタ10の画像形成について説明する。
画像形成が開始されると、各感光体ドラム20Y〜20Kの表面が一様に帯電される。
光走査装置100から出力画像に対応した光ビーム60Y〜60Kが、帯電後の感光体ドラム20Y〜20Kの表面に照射され、感光体ドラム20Y〜20K上に各色分解画像に応じた静電潜像が形成される。
この静電潜像に対して、現像装置24Y〜24Kが選択的に各色、すなわちY〜Kのトナーを付与し、感光体ドラム20Y〜20K上にY〜K色のトナー画像が形成される。
その後、マゼンタ用の感光体ドラム20Mから第1中間転写体26に、マゼンタのトナー画像が一次転写される。また、イエロー用の感光体ドラム20Yから第1中間転写体26に、イエローのトナー画像が一次転写され、第1中間転写体26上で前記マゼンタのトナー画像に重ね合わされる。
一方、同様にブラック用の感光体ドラム20Kから、第2中間転写体28にブラックのトナー画像が一次転写される。また、シアン用の感光体ドラム20Cから第2中間転写体28に、シアンのトナー画像が一次転写され、第2中間転写体28上で前記ブラックのトナー画像に重ね合わされる。
第1中間転写体26へ一次転写されたマゼンタとイエローのトナー画像は、第3中間転写体30へ二次転写される。一方、第2中間転写体28へ一次転写されたブラックとシアンのトナー画像も、第3中間転写体30へ二次転写される。
ここで先に二次転写されているマゼンタ 、イエローのトナー画像と、シアンおよびブラックのトナー画像とが重ね合わされ、カラー(3色)とブラックのフルカラートナー画像が第3中間転写体30上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー画像は、第3中間転写体30と転写ロール32との間のニップ部に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール16から記録用紙Pが当該ニップ部分に搬送され、記録用紙P上にフルカラートナー画像が三次転写(最終転写)される。
この記録用紙Pは、その後、定着装置36に送られ、加圧ロール38と加熱ロール40とのニップ部分を通過する。その際、加圧ロール38と加熱ロール40とから与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー画像が記録用紙Pに定着する。定着後、記録用紙Pは排出され、記録用紙Pへのフルカラー画像形成が終了する。
次に、光走査装置100について説明する。
図2に示すように、光走査装置100は、光学箱102を備えている。光学箱102は、境界部108を境に第1ケース部104と第2ケース部106とに別れている。
光走査装置100は、まず、第1ケース部104に保持されている各シングルレーザビームアレイ110Y〜110Kから各色光ビーム60Y〜60Kを射出する。各色光ビーム60Y〜60Kは、各種光学部品で反射及び透過し、偏向走査装置112の回転多面鏡114に入射する。
次に、回転多面鏡114の反射面により光ビーム60Y〜60Kの全てがFθレンズ116,118に入射する。
そして、光ビーム60Y〜60Kは反射ミラー111によって反射され、境界部108の中央部分にあけられた窓108Aから第2ケース部106に出射される。
近接した4本の光ビーム60Y〜60Kは、光分離多面鏡113によって各感光体ドラム20Y〜20Kの配列位置に応じた方向に分離される。光分離多面鏡113で分離された4本の光ビーム60Y〜60Kは、反射ミラー115Y〜115Kによって反射する。
反射ミラー115Y〜115Kで反射した光ビーム60Y〜60Kは、反射ミラー117Y〜117Kによって、それぞれ対応する各感光体ドラム20Y〜20Kに導かれる。
次に、支持構造について説明する。
ここでは、一例として、Fθレンズ118の支持構造について説明する。
図3は、光学箱102の側壁134と側壁136の間に、Fθレンズ118が張架され支持された状態を示している。
図3に示すように、Fθレンズ118の一方の側面から外方に向けて直方体状の支持ベース122及び支軸124が突設されており、さらに、支軸124の端部には、球形状の球形部126が設けられている。
一方、Fθレンズ118の他方の側面から外方に向けて直方体状の支持ベース128及び支軸130が突設されており、支軸130の端部には、半球形状の半球部132が設けられている。
ここで、Fθレンズ118は、プラスチックレンズであり、Fθレンズ118、支持ベース122、128、支軸124、130、球形部126、及び半球部132は一体成形されている。
図3及び図4aに示すように、側壁134には、球形部126が挿通可能な挿通穴138が設けられている。
挿通穴138は、球形部126を挿通する丸穴部138Aと、支軸124を挿通する縦穴部138Bとで構成されている。丸穴部138A及び縦穴部138Bは連通している。
縦穴部138Bの下端部には、球形部126の球面と略等しい曲率の球面を有する凹部142が形成されている。
また、挿通穴138の上方には、ネジ締め用の締結穴162が形成されており、締結穴162の上方には、凸状のボス148が設けられている。
ここで、Fθレンズ118の球形部126が、側壁134の丸穴部138Aを挿通され、支軸124が縦穴部138Bに沿って押し下げられることにより、Fθレンズ118が側壁134に軸支される。
続いて、一方側がへの字型に曲げられた板バネ144が、ボス148で位置決めされ、ネジ146が締結穴162に締結されることで、側壁134に固定される。
図4bに示すように、板バネ144は、Fθレンズ118の球形部126を側壁134に押しつける方向に力F1で付勢している。これにより、Fθレンズ118の球形部126と、凹部142とが密着する。
一方、図3及び図5に示すように、側壁136には、Fθレンズ118が挿通可能な挿通穴140が形成されており、さらにネジ締結用の締結穴158及び160が形成されている。挿通穴140により、組立時に側壁136の外側からFθレンズ118を取付けられるようになっている。
側壁136の外面側には、ネジ152、154が締結穴158、160に締結されることで、調整板金150が固定される。
調整板金150は、図5aに示すように、調整用チャック150A、固定用穴150Bと、調整用凹部150Cと、支持凹部150Dが形成されている。
調整用チャック150Aは、Fθレンズの位置調整を行う治具のピンがチャッキングされる。固定用穴150Bは、調整板金150を側壁136に固定するときに、ネジの軸部が挿通される。
調整用凹部150Cは、側壁136から外方に突設されたボス136A、136B(図5c参照)と係合することで、側壁136の外面上で大まかな位置決めがされる。
支持凹部150Dは、調整板金150の側面部から中心部に向けて幅が狭くなる凹部となっており、調整板金150の中心部においてFθレンズ118の支軸130と略等しい幅とされている。
ここで、図5cに示すように、側壁136と調整板金150との隙間に挟まれることにより、板バネ156が固定されるようになっている。
板バネ156は、図5bに示すように、への字型に曲げられた付勢部156Aと、板バネ156を側壁136に固定するための引掛部156Bと、付勢部156Aに形成されFθレンズ118の支軸130(図3参照)が挿通可能な凹部156Cとが形成されている。
なお、調整板金150及び板バネ156により、支持部153が構成されている。
図5cに示すように、Fθレンズ118(図3参照)の半球部132の端面には、調整用治具が嵌められFθレンズ118の回転又は位置調整が行われる六角形の凹部168が設けられている。
次に、本発明の第1実施形態の作用について説明する。
図3に示すように、まず、Fθレンズ118が、側壁136の挿通穴140を通って、側壁134と側壁136との間に配置される。
続いて、Fθレンズ118の球形部126が、側壁134の丸穴部138Aを挿通され、支軸124が縦穴部138Bの下端部まで押し下げられる。
続いて、板バネ144がボス148で位置決めされ、ネジ146により側壁134に固定される。このとき、板バネ144は、球形部126に当接し、球形部126を側壁134側に押圧する。これにより、球形部126と凹部142とが密着し、Fθレンズ118の一端が支持される。
続いて、図5cに示すように、Fθレンズ118の支軸130が、調整板金150の支持凹部150Dにより支持されるとともに、調整用凹部150Cと側壁136のボス136A、136Bとが係合される。
ここで、ネジ166が、側壁134から落下しない程度にゆるく締められ、調整板金150が側壁136の外面に仮固定される。
続いて、板バネ156の引掛部156Bが、側壁136と調整板金150とに挟まれ、付勢部156Aが、Fθレンズ118の半球部132に当接する。
続いて、図示しない調整治具が、調整用チャック150Aをチャッキングして調整板金150Aを上下、左右、斜め方向に移動させるとともに、各シングルレーザビームアレイ110Y〜110Kから出射された各色光ビーム60Y〜60Kの光走査位置等が、図示しない測定手段により測定される。
このとき、Fθレンズ118がどの方向に移動されても、球形部126は、側壁134の凹部142表面に沿って回転移動するので、Fθレンズ118は引っ掛かることなく、滑らかに移動し、調整がし易い。
各色光ビーム60Y〜60Kの光走査位置等が、予め設定された調整規格内となったら、ネジ166を締結し、調整板金150を側壁136の外面に固定する。
調整板金150の固定により板バネ156も固定され、板バネ156が、半球部132を側壁136から離れる方向に力F2で付勢する。
続いて、図示しない調整治具が半球部132の凹部168に嵌められ、Fθレンズ118(図3参照)が支軸130を中心として回転されることにより、各色光ビーム60Y〜60Kの他の調整が行われる。
上記調整終了後、ネジロック等の接着剤を用いて、Fθレンズ118が固定される。
ここで、図4b及び図5cに示すように、Fθレンズ118は、板バネ144及び板バネ156の付勢力F1、F2により一方向に付勢されているので、衝撃が加えられても、球形部126が凹部142に密着しており、隙間ができにくい。
次に、本発明の支持構造、光走査装置の取付構造、光走査装置、及び画像形成装置の第2実施形態を図面に基づき説明する。
なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部品には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図6は、プリンタ10の筐体のフレーム180とフレーム182の間に、光走査装置210が張架され支持された状態を示している。
光走査装置210の本体を形成する光学箱211の一方の側面から外方に向けて、直方体状の支持ベース212、218及び支軸214、220が突設されている。
支軸214の端部には、球形状の球形部216が設けられており、支軸220の端部には、球形状の球形部222が設けられている。
一方、光学箱211の他方の側面から外方に向けて直方体状の支持ベース224及び支軸226が突設されており、支軸226の端部には、半球形状の半球部228が設けられている。
ここで、フレーム180には、球形部188が挿通可能な挿通穴184と、球形部222が挿通可能な挿通穴186が設けられている。
挿通穴184は、球形部188を挿通する丸穴部と支軸214を挿通する縦穴部とで構成されており、丸穴部及び縦穴部は連通している。
挿通穴186は、球形部222を挿通する丸穴部と支軸220を挿通する縦穴部とで構成されており、丸穴部及び縦穴部は連通している。
挿通穴184、186の下端部には、それぞれ球面状の凹部188、190が設けられている。
また、挿通穴184、186の上方には、ネジ締め用の締結穴189、191が形成されており、締結穴189、191の上方には、凸状のボス194、196が設けられている。
ここで、光学箱211の球形部216、222が、それぞれ挿通穴184、186を挿通され、支軸214、220が押し下げられることにより、光学箱211の一方側がフレーム180に支持される。
続いて、板バネ198、200が、それぞれボス194、196で位置決めされ、ネジ202、204が締結穴189、191に締結されることで、フレーム180に球形部216、222が固定される。
板バネ198、200は、球形部216、222をフレーム180に付勢しており、球形部216と凹部188が嵌合し、球形部222と凹部190が嵌合する。
一方、フレーム182には、支軸226が挿通可能な挿通穴192が形成されており、さらにネジ締結用の締結穴193及び195が形成されている。
フレーム182の外面には、ネジ234が締結穴193、195に締結されることで、調整板金230が固定される。
調整板金230は、前述の調整板金150(図5a参照)と同様に、図示しない調整用チャック、固定用穴、調整用凹部、支持凹部が形成されている。
ここで、側壁182と調整板金230との隙間に挟まれることにより、板バネ236が固定される。
板バネ236は、前述の板バネ156(図5b参照)と同様の形状となっている。また、調整板金230及び板バネ236により、支持部231が構成されている。
次に、本発明の第2実施形態の作用について図6を用いて説明する。
まず、光学箱211が、斜め(紙面左手前から紙面右奥の方向)に配置されながら、フレーム180とフレーム182の間に挿入される。
続いて、球形部216、222が、挿通穴184、186を挿通され、支軸214、220が挿通穴184、186の下端部まで押し下げられる。
続いて、板バネ198、200がボス194、196で位置決めされ、ネジ202、204でそれぞれフレーム180に固定される。このとき、板バネ198、200は、球形部216、222にそれぞれ当接し、フレーム180側に押圧する。
これにより、球形部216、222と凹部188、190とが嵌合し、光学箱211の一方の側面が支持される。
一方、光学箱211の他方の側面では、支軸226及び半球部228が挿通穴192を挿通され、調整板金230がネジ234によりフレーム182に仮固定されて、支軸226が支持される。
続いて、フレーム182と調整板金230とに挟まれて固定された板バネ236が、半球部228に当接する。
続いて、図示しない調整治具が、調整板金230を上下、左右、斜め方向に移動させるとともに、各シングルレーザビームアレイ110Y〜110K(図2参照)から出射され、紙面奥方向に向けて反射された各色光ビーム60Y〜60Kの光走査位置等が、図示しない測定手段により測定される。
このとき、光学箱211がどの方向に移動されても、球形部216、222は、フレーム180の凹部188、190の表面に沿って回転移動するので、光学箱211は引っ掛かることなく、滑らかに移動し、調整がし易い。
各色光ビーム60Y〜60Kの光走査位置等が、予め設定された調整規格内となったら、ネジ234を締結し、調整板金230をフレーム182の外面に固定する。
調整板金230の固定により板バネ236が、半球部228をフレーム182から離れる方向に付勢する。
上記調整終了後、ネジロック等の接着剤を用いて、支軸226が調整板金230及びフレーム182に固定される。
ここで、光学箱211は、板バネ198、200、及び板バネ236の付勢力により一方向に付勢されているので、衝撃が加えられても、球形部216、222が凹部188、190に密着しており、隙間ができにくい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
Fθレンズ118以外に、Fθレンズ116、反射ミラー111、115Y〜115K、117Y〜117K、光分離多面鏡113等の光学部品の支持構造に適用できる。
球形部126、216、222は、側壁134、フレーム180の凹部142、188、190と接しない範囲において、略平面状の端部を有するものであってもよい。
半球部132の凹部168は、上記以外の多角形状のものであってもよく、長方形の溝や、十字形の溝を形成してもよい。
また、球形部126、216、222及び半球部132、228は、一体成型されたものでなくともよく、ネジ溝が形成された軸部が設けられた球体を、支軸にねじ込み締結させるような分割式のものであってもよい。
凹部142、188、190及び縦穴部138B、184B、186Bは、丸穴部138A、184A、186Aより上方に位置するものであってもよい。
支軸124、130、214、220、226は、直方体形状以外に、円筒形状のものであってもよい。
板バネ144、156、198、200、236は、への字形状だけでなく、平板形状のものであってもよく、また、先端部に突起部を有し、突起部で付勢するものであってもよい。
板バネ156、236の替わりに、コイルバネを用いてもよく、また、ゴム等の弾性を有する弾性部材を調整板金150、236と半球部132、228との間に挿入してもよい。
ボス136、148、ネジ146、152、154、202、204、234の個数は自由に変更可能であり、取り付け位置も、上記以外の位置に適宜設定できる。
光走査装置210の支軸214、220、226の設置位置は、光走査装置210の側面における上記以外の場所に設置可能であり、また、設置箇所も、複数箇所設置できる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光走査装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るFθレンズの支持構造の断面図である。 (a)本発明の第1実施形態に係るFθレンズの一端部及び側壁の一部を拡大した斜視図である。(b)本発明の第1実施形態に係るFθレンズの支持構造の部分断面図である (a)本発明の第1実施形態に係る調整板金の斜視図である。(b)本発明の第1実施形態に係る板バネの斜視図である。(c)本発明の第1実施形態に係る調整板金及び板バネの組付図である。 本発明の第2実施形態に係る光走査装置の取付構造の断面図である。
符号の説明
10 プリンタ (画像形成装置)
100 光走査装置(光走査装置)
102 光学箱(筐体)
118 Fθレンズ(光学部品)
124 支軸(軸部)
126 球形部(球体部)
130 支軸(軸部)
132 半球部(固定側球体部)
134 側壁(側壁)
136 側壁(側壁)
138 挿通穴(貫通孔)
142 凹部(凹部)
144 板バネ(付勢部材、弾性部材)
150 調整板金(プレート)
153 支持部(支持部)
156 板バネ(付勢部材、弾性部材)
168 凹部(凹部)
180 フレーム(フレーム)
182 フレーム(フレーム)
184 挿通穴(貫通孔)
186 挿通穴(貫通孔)
188 凹部(凹部)
190 凹部(凹部)
198 板バネ(付勢部材、弾性部材)
200 板バネ(付勢部材、弾性部材)
210 光走査装置(光走査装置)
211 光学箱(筐体)
214 支軸(シャフト)
216 球形部(球体部)
220 支軸(シャフト)
222 球形部(球体部)
226 支軸(シャフト)
228 半球部(固定側球体部)
230 調整板金(プレート)
231 支持部(支持部)
236 板バネ(付勢部材、弾性部材)

Claims (9)

  1. 光ビームを出射して被走査面を走査露光する光走査装置の筐体内に設けられた光学部品の支持構造において、
    前記筐体の側壁に形成された球面を有する凹部と、
    前記光学部品の一端部に形成され、前記凹部に支持される球体部と、
    前記筐体の側壁に形成され前記光学部品の他端部を支持する支持部と、
    前記凹部又は前記支持部に設けられ、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記光学部品に付与する付勢部材と、
    を有することを特徴とする支持構造。
  2. 前記光学部品の他端部に固定側球体部を形成し、前記固定側球体部の球面部分を前記支持部に設けた弾性部材で支持することを特徴とする請求項1に記載の支持構造。
  3. 前記凹部に支持された前記球体部を押圧する弾性部材を前記筐体の側壁に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の支持構造。
  4. 前記球体部は、光学部品の一端部から軸方向へ延び該球体部の外径より外寸法が小さい軸部の先端部に形成され、前記筐体の側壁には、前記凹部とつながり前記球体部の外径より大径の貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支持構造。
  5. 前記固定側球体部は、光学部品の他端部から軸方向へ延びる軸部の先端部に形成され、前記支持部には、前記軸部を支持し前記筐体の側壁に固定されるプレートと、前記プレートと前記固定側球体部との間に挿入され、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記光学部品に付与する弾性部材と、が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の支持構造。
  6. 前記固定側球体部の前記筐体の外側面に、前記光学部品を軸回りに回転させる治具が嵌る凹部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の支持構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の支持構造を備えたことを特徴とする光走査装置。
  8. 光ビームを出射して被走査面を走査露光する光走査装置をタンデム式の画像形成装置のフレームに取付ける光走査装置の取付構造において、
    前記光走査装置の筐体から突設されたシャフトと、
    前記シャフトの先端に設けられた球体部と、
    前記フレームに形成され、前記球体部を支持する凹部と、
    前記フレームに設けられ、前記球体部を前記凹部へ密着させる付勢力を前記筐体へ付与する付勢部材と、
    を有することを特徴とする光走査装置の取付構造。
  9. 請求項7に記載の光走査装置又は請求項8に記載の光走査装置の取付構造を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033735A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kyocera Mita Corp 光学装置及び画像形成装置
JP2011053467A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Canon Inc 光走査装置およびそれを備える画像形成装置
JP2012230424A (ja) * 2012-08-03 2012-11-22 Kyocera Document Solutions Inc 光走査装置の固定機構及び画像形成装置
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