JP2001214575A - 屋根瓦 - Google Patents

屋根瓦

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JP2001214575A
JP2001214575A JP2000024401A JP2000024401A JP2001214575A JP 2001214575 A JP2001214575 A JP 2001214575A JP 2000024401 A JP2000024401 A JP 2000024401A JP 2000024401 A JP2000024401 A JP 2000024401A JP 2001214575 A JP2001214575 A JP 2001214575A
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Kozo Fukuhara
幸蔵 福原
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KINKI CERAMICS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、暴風、地震による瓦の移動、振れ
および浮きを積極的に抑止し、耐風性、耐震性、防水性
等の防災機能および施工性を向上させる屋根瓦を提供す
ること。 【解決手段】 屋根瓦1の頭部イ側の角部に形成した小
口切込部3内へ瓦本体2の裏面ヘ側から突出させてな
り、その厚さが瓦本体2の厚さよりも薄い部分を有する
被押え片4と、前記屋根瓦1の尻部ハ側でかつ前記小口
切込部3と対角線上の位置の角部に形成した肩隅角切込
部5内へ瓦本体2の表面ロ側から突出させてなり、少な
くともその厚さの一部に前記被押え片4との厚さの和が
略瓦本体の厚さとなる部分を有し、更に桟部ニ側の側縁
が瓦本体の桟部ニ側の側縁よりも瓦本体2の内側へ凹ん
でいる押え片6と、前記被押え片4の差込部ホ側の側縁
上方を切り欠いた切欠部7と、前記瓦本体2の尻部ハの
裏面ヘ側の少なくとも一部を幅方向に凹ませて桟木嵌合
部12と、前記瓦本体2の差込部ホの表面ロ側に形成さ
れている水返し10の内側の少なくとも一部を長さ方向
に凹ませて水返し溝11を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抑止・振れ止め・
係止等の機能付加による防災機能を有する屋根瓦に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、葺き合わせ構造をとる一般的な瓦
30は、図20に示すように、釘止め用の釘穴16と桟
木13を引掛けるための引掛け爪14がある程度で、暴
風、地震による瓦の移動、浮きを積極的に抑止する措置
及び葺き合わせ瓦間の係止措置はなく、図21に示すよ
うに、引掛け爪14は単に瓦30の下流方向へのずれ止
めであり、また瓦緊結用釘等の係止具17による釘止め
自体にも前記瓦30の頭部イ側の振れ止め機能はなく、
浮き防止についても効果は薄いだけでなく、係止具17
の引き抜き等の問題があった。
【0003】上記のような問題点を解決するものとして
特公平7−113250に示す瓦がある。この瓦31
は、図22に示すように、肩隅角切込部32の一部に更
なる切込部33と、該切込部33の外側に前記瓦31本
体の略半分以上の厚さを持つ肩隅角凸設片34を形成
し、かつ、この肩隅角切込部32と対角線上の位置の角
部に形成した小口切込部35の一部に斜め下流瓦の前記
切込部33に嵌入する支持軸部36と、この支持軸部3
6に隣接して斜め下流瓦の前記肩隅角凸設片34が嵌入
する凹設部37を形成したものである。従って、瓦31
を葺き合わせた時には、図23に示すように、その斜め
上下方の対角線上において、瓦31の切込部33と支持
軸部36、凹設部37と肩隅角凸設片34とが嵌め合
い、左右方向の瓦のずれを防止できる。
【0004】しかしながら、上記従来技術では、前記瓦
31と前記斜め下流瓦38が互いに嵌め合いする面積が
小さくて、瓦の振れ、浮きに対する考慮が十分になされ
ているとはいえないという問題点があった。また、前記
瓦31の焼成等の製造過程において寸法の誤差が生じた
際は、葺き施工時にその調整をおこなうことは容易でな
く、設計通りに葺き施工することが難しいという問題点
があった。加えて、前記瓦31の葺き施工や運搬時に肩
隅角凸設片34や支持軸部36が欠け易いという問題点
があった。更に、互いに嵌め合うことから左右方向のう
ちの一方向からの葺き施工にしか対応できないという問
題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであって、暴風、地震等による瓦の
移動、振れ及び浮きを積極的に抑止し、耐風性、耐震
性、防水性等の防災機能及び施工性を向上させる屋根瓦
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の屋根瓦
は、相互に隣接する端部を重ね合わせて係止具で屋根面
に係止して敷設する屋根瓦において、該屋根瓦の頭部側
の角部に形成した小口切込部内へ瓦本体の裏面側から突
出させてなり、その厚さが瓦本体の厚さよりも薄い部分
を有する被押え片と、前記屋根瓦の尻部側でかつ前記小
口切込部と対角線上の位置の角部に形成した肩隅角切込
部内へ瓦本体の表面側から突出させてなり、少なくとも
その厚さの一部に前記被押え片との厚さの和が略瓦本体
の厚さとなる部分を有し、更に桟部側の側縁が瓦本体の
桟部側の側縁よりも瓦本体の内側へ凹んでいる押え片と
を有することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の屋根瓦は、前記被押え片
の差込部側の側縁上方をを切り欠いた切欠部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の屋根瓦は、前記瓦本体の
尻部裏面側の少なくとも一部を幅方向に凹ませて桟木嵌
合部を形成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の屋根瓦は、前記瓦本体の
差込部表面側に形成されている水返しの内側の少なくと
も一部を長さ方向に凹ませて水返し溝を形成したことを
特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の屋根瓦は、前記被押え片
の瓦本体の裏面側及び前記押え片の瓦本体の表面側又は
そのいすれか一方を膨らませることによって、前記被押
え片及び前記押え片又はそのいずれか一方の厚さを瓦本
体の略半分の厚さとしたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る屋根瓦1につ
いて図面に基づいて説明する。屋根瓦1は、図1乃至図
4に示すように、瓦本体2の頭部イ側の角部に形成した
小口切込部3内へ瓦本体2の裏面側から突出させた被押
え片4と、前記屋根瓦1の尻部ハ側でかつ前記小口切込
部3と対角線上の位置の角部に形成した肩隅角切込部5
内へ瓦本体の表面ロ側から突出させた押え片6とからな
る。以下、更に詳細に説明する。
【0012】前記被押え片4は、その厚さが瓦本体2の
厚さよりも薄い部分を有している。この実施の形態にお
いては、図4、図6によく現れているように、全体が瓦
本体2の略下半分の厚さとなっている。また、その小口
切込部3内への突出度合は、屋根瓦1の尻部ハ側から頭
部イ側へ約3分の2程度を図示しているが、特に限定さ
れるものではなく、小口切込部3内の全体にわたってい
てもよい。更にまた、この被押え片4の縦側縁の上方全
長にわたって角部を切除した切欠部7を形成して、葺き
合わせ時に重なり合う図外の右下流瓦が重なり易くする
と共に被押え片4自身の欠損を防止するようにしてい
る。
【0013】前記押え片6は、図5、図16によく現れ
ているように、葺き合わせ時において左上流側にある屋
根瓦1の前記被押え片4を上方から押えるものであっ
て、全体の形状は小口切込部3の形状と略同一であり、
根元部分は瓦本体2の厚さと略同一で、少なくともその
尻部ハ側の先端の厚さの一部が瓦本体2の厚さの略上半
分の厚さとなっている。具体的には、図5に示すよう
に、尻部ハ側の先端が前記被押え片4の形状と略同一
で、しかも外形が小口切込部3の内側に沿っており、そ
の厚さは被押え片4の厚さとの合計で略瓦本体2の厚さ
となるようになっている。このために、被押え片4を押
え片6で押えた場合でも瓦本体2の厚さと略同一とな
り、重ね合わせの部分が上方へ突出しないようになって
いる。従って、図11に示すように、押える強度を増大
し防災機能を強化する場合のように、被押え片4の形状
が小口切込部3の全体を占めている場合には、押え片6
の形状は、図10に示すように、全体が略瓦本体2の上
半分の厚さとなり、根元部の瓦本体2と同じ厚さの部分
はなくてもよい。また、左下流瓦の押え片4の外形が屋
根瓦1の小口切込部3の内側に沿っていることから、相
互の略水平方向の移動やずれを防止できるようになって
いる。
【0014】また、押え片6の桟部ニ側の側縁は、瓦本
体2の桟部ニ側の側縁9より内側へ凹んでいる。具体的
には、図5、図7に示すように、その凹んだ横幅Lは1
0mm前後としている。これは、屋根瓦1の焼成過程に
おいて生じる寸法の誤差が最大でも4mm程度であるこ
とを考慮したものであるが、これに限定されるものでは
ない。これによって、外観上、瓦本体2の桟部ニ側の側
縁9が外へ突出しているように見える位置調節部8を形
成している。
【0015】この位置調節部8は、図1乃至図5及び図
7に示すように、葺き合わせ時において縦方向の同列屋
根瓦1の桟部ニ側の側縁9を略同一面となるように、す
なわち、上方から観て一直線状となるように設けてある
ものであって、瓦本体2を左右に移動させることにより
調節する。この位置調節部8の横幅Lの間で位置合わせ
をすることができるので、焼成誤差が生じたような場合
であっても、それを吸収し得るものである。
【0016】また、図1等に示すように、雨水侵入防止
強化のために、従来から設けられている瓦本体2の表面
ロの差込部ホ側の水返し10の内側を長さ方向に所定の
幅で凹ませて水返し溝11が形成されている。その長さ
は、特に限定されるものではないが、尻部ハ側から小口
切込部3までの間である。
【0017】この屋根瓦1の裏面ヘ側には、桟木嵌合部
12が、図2及び図13に示すように、瓦本体2の尻部
ハ側幅方向にその一部又は全部を凹ませ、桟木13の幅
と略等しい長さを有する外形略長方形に形成されてい
る。これは施工時に桟木13への引掛けがより強固にな
されることを目的としても設けられたものである。な
お、本実施の形態においては、その幅は、瓦本体2の前
記尻部ハ側に形成されている一対の引掛け爪14の間隔
と略等しく形成されている。
【0018】以上のようにして構成された本実施形態に
係る屋根瓦1は、以下のようにして葺き合わせがおこな
われる。すなわち、屋根の平部において、図14及び図
15に示すように、野地板等の屋根下地材15に桟木1
3を所定の間隔をもって固定し、前記桟木13に前記屋
根瓦1の引掛け爪14を引掛け、釘穴16に瓦緊結用釘
である係止具17を打ちつけることにより前記屋根瓦1
を前記桟木13に緊結する。同様にして軒部ト方向から
棟部チに向かって同一列縦方向に葺き合わせてゆく。そ
して、棟部チまで到達した後は、同段隣接瓦1と働き寸
法を確保するように同一段横方向に1つの屋根瓦1を葺
き合わせて順次棟部チに向かって隣の一列を葺いてゆ
く。このとき、図16に示すように、前記押え片6と前
記被押え片4とを係合させることによって、葺き合わせ
をおこなうものである。なお、この発明は和形系屋根瓦
すなわち同一段横方向の葺き合わせ部分が瓦2枚に重な
りとなって瓦1枚の段差を生じる構造をとる瓦において
適用できるので、図12に示すような形状の瓦18であ
ってもよい。
【0019】葺き合わせの施工手順としては、2つの施
工法があるが、この発明の屋根瓦1はいずれの施工法に
も適用できる。第1の施工法は、屋根面の右側の軒から
棟に向かって縦一列に屋根瓦1を葺いた後、図17に示
すように、同段隣接瓦1Aの桟部ニに前記屋根瓦1の差
込部ホを差し込むことにより、葺き合わせをおこなう構
造とするものである。以下、更に詳細に説明する。ま
ず、図13に示すように、前記屋根瓦1を引掛け爪14
を桟木13に掛止し、桟木嵌合部12に前記桟木13を
嵌合させ、かつ、図17に示すように、同段隣接瓦1A
の桟部ニに前記屋根瓦1の差込部ホから差し込み、斜め
下流瓦1Bの押え片6に前記屋根瓦1の被押え片4を係
合させる。これにより、図18に示すように、斜め下流
瓦1Bと互いに係止する構造を有するものとなる。その
後、前記屋根瓦1を前記桟木13に固定した後、瓦緊結
用釘等の係止具17を釘穴16に挿通させることにより
桟木13に前記屋根瓦1を緊結する。上記の施工手段を
もって、前記屋根瓦1を順次前記桟木13に緊結してゆ
く。このとき、図7、図9及び図19に示すように、同
列屋根瓦1の桟部ニの側縁9が略面一となるように、前
記位置調節部8の横幅内で調節する。
【0020】また、図8、図9に示すように、前記押え
片6の裏面と前記被押え片4の表面とに隙間Hを持たせ
る構造としてもよい。これにより、葺き施工時あるいは
地震又は強風時に瞬間的に一方の屋根瓦1に力が作用し
ても、この隙間H内の変位であれば互いに押し合うこと
がないので、前記押え片6及び前記被押え片4の欠損を
あらかじめ防止し、前記屋根瓦1を割れにくくさせるこ
とができる。この場合には、押え片6及び被押え片4の
厚さは、瓦本体2の半分の厚さより少し小さく形成して
おく。あるいは、図9の一点破線で示すように、被押え
片4を瓦本体2の裏面ヘ側へ膨らませてその厚さを厚く
形成したり、また押え片6を瓦本体2の表面ロ側へ膨ら
ませてその厚さを厚くすれば、隙間Hの大きさを変える
ことなく、被押え片4及び押え片6の強度の低下を防止
することができる。
【0021】第2の施工法は、屋根面の左側の軒から棟
に向かって縦一列に瓦を葺いた後、図19に示すよう
に、同段隣接瓦1Aの差込部ホ側に前記屋根瓦1の桟部
ニ側をかぶせ、斜め上流瓦1Cと互いに係止することに
より、葺き合わせをおこなう構造とするものである。そ
れ以外の施工手順については差し葺きの場合と同様であ
るのでその説明を省略する。
【0022】
【発明の効果】本発明の効果を整理すると次の通りであ
る。請求項1に記載の屋根瓦によれば、斜め下流側瓦の
押え片が小口切込部により、葺き合わせ瓦の頭部側の振
れ止めがなされ、斜め上流側瓦の小口切込部により、葺
き合わせ瓦の尻部側の振り止めがなされることにより、
葺き合わせ瓦、斜め上流瓦、斜め下流瓦の3枚単位の
瓦、ひいては同一屋根面の全瓦が連鎖的に積極的に関わ
り合うことになり、瓦の振れ、浮きが防止され、地震等
の振動や暴風に対して強力な抵抗を保つことができると
いう利点がある。また、位置調節部により施工時の瓦位
置の調節も容易になり、施工が迅速、確実となるという
利点がある。更にまた、被押え片と押え片の係合部分に
より確実に抑止されているので、釘止めが一箇所でよ
く、施工の手間が省けるという利点がある。加えて、葺
き合わせが屋根面の左右いずれの方向からでもおこなう
ことができるために、葺き合わせ施工が限定されずに施
工できるという利点がある。更に、被押え片は小口切込
部内で瓦本体に連設支持され、押え片は肩隅角切込部内
で瓦本体に連設支持されているので、、セメント瓦、粘
土瓦の種類を問わず変形、破損等の問題が生じにくいと
いう利点がある。
【0023】請求項2に記載の屋根瓦によれば、前記被
押え片の差込部側の側縁上方を切り欠いた切欠部を設け
たので、葺き合わせ時に重なり合う右下流瓦が重なり易
くすると共に被押え片自身の欠損を防止することができ
るという利点がある。
【0024】請求項3に記載の屋根瓦によれば、桟木嵌
合部を設けたので、容易に桟木に瓦を固定できるだけで
なく、確実に桟木に緊結できるという利点がある。
【0025】請求項4に記載の屋根瓦によれば、水切り
溝を設けたので、雨水侵入防止機能等の防災機能が向上
するという利点がある。
【0026】請求項5に記載の屋根瓦によれば、押え片
の裏面と被押え片の表面との隙間をある程度設けたまま
で、前記押え片と前記被押え片の強度を増すことができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す表面側
平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す裏面側
平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す図1の
X方向からの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す図1の
Y方向からの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す図3の
A部拡大図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る屋根瓦を示す図4の
B部拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る屋根瓦の係止構造の
一例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る屋根瓦の係止構造の
一例を示す図7のC−C部拡大断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る屋根瓦の係止構造の
一例を示す図7のD−D部拡大断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る屋根瓦を示す
図3のA部相当部分拡大図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る屋根瓦を示す
図3のB部相当部分拡大図である。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る屋根瓦本体を
示す斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る屋根瓦の係止構造
の一例を示す図2のE−E部分拡大断面図である。
【図14】本発明の実施の形態の屋根瓦を使用した建物
屋根の構造を示す部分斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態の屋根瓦の施工手順の一
例を示す斜視図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る屋根瓦の係止構造
の一例を示す図7のZ方向からの斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態の屋根瓦の施工手順の一
例を示す部分平面図である。
【図18】本発明の実施の形態の屋根瓦の施工手順の一
例を示す部分平面図である。
【図19】本発明の実施の形態の屋根瓦の葺き合わせ状
態の一例を示す部分平面図である。
【図20】従来の一般的な瓦を示す斜視図である。
【図21】図20のF−F部分拡大断面図である。
【図22】従来の他の瓦を示す平面図である。
【図23】図22の瓦を使用した施工手順の一例を示す
部分平面図である。
【符号の説明】
1 屋根瓦 2 瓦本体 3 小口切込部 4 被押え片 5 肩隅角切込部 6 押え片 7 切込部 8 位置調節部 9 屋根瓦の桟部側の側縁 10 水返し 11 水返し溝 12 桟木嵌合部 13 桟木 14 引掛け爪 15 屋根下地材 16 釘穴 17 係止具 イ 頭部 ロ 表面 ハ 尻部 ニ 桟部 ホ 差込部 ヘ 裏面 ト 軒部 チ 棟部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に隣接する端部を重ね合わせて係止
    具で屋根面に係止して敷設する屋根瓦において、該屋根
    瓦の頭部側の角部に形成した小口切込部内へ瓦本体の裏
    面側から突出させてなり、その厚さが瓦本体の厚さより
    も薄い部分を有する被押え片と、前記屋根瓦の尻部側で
    かつ前記小口切込部と対角線上の位置の角部に形成した
    肩隅角切込部内へ瓦本体の表面側から突出させてなり、
    少なくともその厚さの一部に前記被押え片との厚さの和
    が略瓦本体の厚さとなる部分を有し、更に桟部側の側縁
    が瓦本体の桟部側の側縁よりも瓦本体の内側へ凹んでい
    る押え片とを有することを特徴とする屋根瓦。
  2. 【請求項2】 前記被押え片の差込部側の側縁上方を切
    り欠いた切欠部を形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の屋根瓦。
  3. 【請求項3】 前記瓦本体の尻部裏面側の少なくとも一
    部を幅方向に凹ませて桟木嵌合部を形成したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の屋根瓦。
  4. 【請求項4】 前記瓦本体の差込部表面側に形成されて
    いる水返しの内側の少なくとも一部を長さ方向に凹ませ
    て水返し溝を形成したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の屋根瓦。
  5. 【請求項5】 前記被押え片の瓦本体の裏面側及び前記
    押え片の瓦本体の表面側又はそのいすれか一方を膨らま
    せることによって、前記被押え片及び前記押え片又はそ
    のいずれか一方の厚さを瓦本体の略半分の厚さとしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の屋根瓦。
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KR101542541B1 (ko) 2014-10-07 2015-08-06 주식회사 대동요업 역류 방지가 가능한 기와
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