JP2008038425A - 断熱屋根材 - Google Patents

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【課題】断熱材と屋根材とを一体にした状態で、断熱材を連続させて断熱欠損が生じることがなく、しかも簡単に施工できる断熱屋根材を提供すること。
【解決手段】金属製表面材21の軒側に連結用突出部23を形成し、棟側の連結用受部24を連結用突出部23を傾けて係止できるように形成することで、係止連結の際の断熱材22の干渉が防止することができ、連結用受部24の軒側に折曲げ部25を形成することで、傾けた棟側の連結用突出部23の下端角部23cが金属製表面材21と干渉せず、しかも小さな傾き角度で係止連結することができる。 これにより、係止連結状態で金属製表面材20,20に断熱材22,22同士が当接するように取り付けることができ、断熱材22と屋根材21とを一体にした状態で、断熱材22,22を連続させて断熱欠損が生じることがなく、しかも簡単に施工できる断熱屋根材20とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、断熱屋根材に関し、断熱材と屋根材とを一体にした状態で、断熱材を連続させて断熱欠損を生じさせることなく、しかも簡単に施工できるようにしたものである。
近年、住宅建築物等の高気密・高断熱に対する要求が高まる中で、天井裏(小屋裏)の断熱に加え、屋根に対しても断熱を施こすことが行なわれつつある。
このような屋根に断熱を施すため、断熱性を付加した屋根材が開発されており、例えば特許文献1の横葺き屋根板では、断熱材と屋根板部材とを別体とし、屋根下地面に止着用吊子部材で断熱材を固定した後、止着用吊子部材と係合連結される係合部を形成した屋根板部材を取り付けるようにしている。
この断熱材別体型の屋根材では、断熱材を隙間なく連続させることができ、断熱欠損を極力抑えることができ、断熱性能を確保できるものの、断熱材の固定と屋根板部材の固定とが別工程であるため、部品点数が多く、施工に時間がかかるとともに、合成樹脂発泡体からなる断熱材が特に軽量であるため、この断熱材が風により飛散するおそれがある。
また、断熱材と屋根板部材とが別体であるため、雨音が響くという問題もある。
そこで、断熱材と屋根板材とを一体とした断熱材一体型屋根材が提案されており、例えば特許文献2の長尺横段葺屋根板1では、図4に示すように、金属製の屋根板2の一側端に断面略コ字形に折り曲げた嵌挿突片部3を形成するとともに、この嵌挿突片部3と屋根板2の裏面との間に空間部Sを形成する。また、屋根板2の他側端には、表面上方に折り曲げて嵌挿突片部3が係止される突片係止溝部4を形成するとともに、表面側に係止凸部5を形成し、裏面側に空間部S1を形成し、さらに釘止用延長舌片部6を連続して形成してある。さらに、屋根板2の裏面の中間部から釘止用延長舌片部6までの部分に断熱材7を接着してある。
これにより、軒側の屋根板1の釘止用延長舌片部6を釘止めしておき、次の棟側の屋根板1の嵌挿突片部3を、固定した屋根板1の突片係止溝部4に入れるようした後、引き上げるようにして係止して連結し、釘止めすることを繰り返して長尺横段葺屋根材1,1を取り付ける。
また、断熱材と屋根板材とを一体とした断熱材一体型屋根材の他の例である特許文献3の横葺き屋根材10では、図5に示すように、表面材11と接続部材12とからなり、表面材11の軒側には、係合部11aが形成され、接続部材12の軒側には、折下げ部分12aと、これに続く折り曲げ部分からなる接続部材係合部12bが形成され、接続部材12の軒側先端の爪12cで表面材11の係合部11aを巻き込むようにしてこれら表面材11と接続部材12とが結合一体化されている。また、表面材11の棟側には、表面上方に折り曲げて軒側の係合部11aが係止される係止部11bが形成され、この係止部11bに連続して釘止め用の止着部11cが形成してある。さらに、表面材11の裏面の略全長にわたって断熱材13が接着してあり、軒側の係合部11aの裏面部分の断熱材13が厚さ方向に切り欠いて空間部S2が形成してある。
これにより、軒側の屋根板10の釘止用の止着部11cを釘止めしておき、次の棟側の屋根板10の係合部11aを、固定した屋根板10の係止部11bに入れるようした後、引き上げるようにして係止して連結し、釘止めすることを繰り返して横葺き屋根材10,10を取り付ける。
特開平04−146356号公報 特開平08−291595号公報 特開2005−171626号公報
ところが、特許文献2記載の長尺横段葺屋根板1では、屋根材2を屋根下地面に取り付けると同時に断熱材7を取り付けることができ、施工性や雨音の防音性は改善できるものの、断熱材7が屋根材2の中間部だけにしかなく、空間部S,S1に断熱欠損が生じ、十分な断熱性能を確保できないという問題がある。
また、特許文献3記載の横葺き屋根板10でも、屋根材11aを屋根下地面に取り付けると同時に断熱材13を取り付けることができ、施工性や雨音の防音性は改善できるものの、断熱材13が屋根材11の略全長に取り付けてあるにもかかわらず、係合部11aと係止部11cとの断熱材13,13同士に屋根下地面から軒側に続く空間S2が介在し、これら空間S2によって断熱欠損が生じ、十分な断熱性能を確保できないという問題がある。
さらに、これら断熱材一体型屋根材では、係止連結状態としても釘などで固定するまでは、空間部Sや空間部S2により棟側の屋根材がずり落ち、施工がやり難いという問題がある。
この発明は、かかる従来技術の課題に鑑みてなされたもので、断熱材と屋根材とを一体にした状態で、断熱材を連続させて断熱欠損が生じることがなく、しかも簡単に施工できる断熱屋根材を提供しようとするものである。
上記従来技術の課題を解決するため、断熱材と屋根材とを一体にした断熱材一体型屋根材について鋭意検討を重ねた結果、軒側の屋根材に次の棟側の屋根材を係止連結する場合に、同一平面上で係止し、これをそのまま引き上げて連結しようとしていたため、係止連結部に位置する断熱材が軒側の屋根材と干渉することになり、この部分の断熱材を切り欠いて空間部を形成しておく必要があるが、棟側の屋根材を係止連結する場合に、軒側を下げて棟側を上げるように傾けて係止連結することができれば、係止連結部に位置する断熱材と屋根材との干渉を避けることができることを見出すとともに、係止連結する場合の傾き角度をできるだけ小さくして施工性を確保するためには、断熱材の軒側の下端角部と屋根材との干渉を避けることができる形状が必要であることを見出し、この発明を完成したものである。その具体的な構成は、以下の通りである。
すなわち、この発明の請求項1記載の断熱屋根材は、金属製表面材の軒側端部には、下方に折り曲げて棟側に開口する断面略コ字状の連結用突出部を形成し、前記金属製表面材の棟側端部には、上方に折り曲げて軒側に開口して前記連結用突出部の下端片部を傾けて係止可能な断面略V字状の連結用受部と、この連結用受部に連続した棟側端に平坦な釘打ち用片部とを形成し、これら金属製表面材の裏面には、前記棟側の釘打ち用片部端から軒側の前記連結用突出部まで断熱材を設けて断熱屋根材を構成し、この断熱屋根材の前記断熱材を、軒側に固定された断熱屋根材の前記連結用受部に棟側で連結する断熱屋根材の前記連結用突出部を係止連結した状態でこれら軒側および棟側の断熱材同士が当接可能とするとともに、前記金属製表面材の前記連結用受部の軒側に、軒側を低く傾けて係止連結しようとする状態で棟側の断熱屋根材の前記連結用突出部の下端角部との干渉を防止する折曲げ部を形成したことを特徴とするものである。
この断熱屋根材によれば、金属製表面材の軒側に連結用突出部を形成し、棟側の連結用受部を連結用突出部を傾けて係止できるように形成することで、係止連結の際の断熱材の干渉が防止できるようになり、連結用受部の軒側に折曲げ部を形成することで、傾けた棟側の連結用突出部の下端角部が金属製表面材と干渉せず、しかも小さな傾き角度で係止連結できるようにしている。そして、軒側の断熱屋根材に棟側の断熱屋根材を係止連結した状態で断熱材同士が当接するように金属製表面材に断熱材を取り付けることで、断熱欠損を生じることなく断熱材を連続させるようにし、しかも断熱材同士の当接で棟側の断熱屋根材のずり落ちが防止され、施工を容易としている。
また、この発明の請求項2記載の断熱屋根材は、請求項1記載の構成に加え、上記金属製表面材の棟側端を下方に折り曲げ前記断熱材の当接可能部分の一部に挟むように構成したことを特徴とするものである。
この断熱屋根材によれば、金属製表面材の軒側端部を下方に折り曲げて断熱材の途中までに挟むようにすることで、金属製表面材の裏面に直接発泡樹脂を吹き付けて断熱材を設ける場合に断熱材のはみ出しを防止でき、しかも断熱材の途中までとして断熱性能を確保できるようにする。
さらに、この発明の請求項3記載の断熱屋根材は、請求項1または2に記載の構成に加え、上記断熱材を、合成樹脂発泡断熱材で構成したことを特徴とするものである。
この断熱屋根材によれば、断熱材を、合成樹脂発泡断熱材で構成しており、硬質ポリウレタンフォームからなる断熱材を金属製表面材に直接注入発泡させて一体化したり、予め成形したスチレンフォームを接着して金属製表面材と一体化する等、合成樹脂発泡断熱材で必要な断熱性能を確保できるようになる。
この発明の請求項1記載の断熱屋根材によれば、金属製表面材の軒側に連結用突出部を形成し、棟側の連結用受部を連結用突出部を傾けて係止できるように形成することで、係止連結の際の断熱材の干渉が防止することができ、連結用受部の軒側に折曲げ部を形成することで、傾けた棟側の連結用突出部の下端角部が金属製表面材と干渉せず、しかも小さな傾き角度で係止連結することができる。
これにより、係止連結状態で金属製表面材に断熱材同士が当接するように取り付けることができ、断熱材と屋根材とを一体にした状態で、断熱材を連続させて断熱欠損が生じることがなく、しかも断熱材同士の当接で棟側の断熱屋根材のずり落ちが防止され、簡単に施工できる断熱屋根材とすることができる。
また、この発明の請求項2記載の断熱屋根材によれば、金属製表面材の軒側端部を下方に折り曲げて断熱材の途中までに挟むようにすることで、金属製表面材の裏面に直接発泡樹脂を吹き付けて断熱材を設ける場合に断熱材のはみ出しを防止することができ、しかも断熱材の途中までとすることで、断熱性能の低下を極力防止して断熱性能を確保することができる。
さらに、この発明の請求項3記載の断熱屋根材によれば、硬質ポリウレタンフォームからなる断熱材を金属製表面材に直接注入して発泡させて一体化したり、予め成形したスチレンフォームを接着して金属製表面材と一体化する等、合成樹脂発泡断熱材で必要な断熱性能を確保することができる。
以下、この発明の断熱屋根材の一実施の形態について、詳細に説明する。
図1および図2は、この発明の断熱屋根材の一実施の形態にかかり、図1は係止連結状態で示す断面図および単体の拡大断面図、図2は係止連結工程の断面図および部分拡大断面図である。
この発明の断熱屋根材20は、金属製表面材21と、この金属製表面材21の裏面に一体に設けられる合成樹脂断熱材22とで構成される。
金属製表面材21には、屋根の軒側に配置される軒側端部(図中の左端部)に、下方に折り曲げた後、断熱屋根材20の厚さの略半分程度の部分からさらに内側に折り曲げて屋根の棟側(図中の右端側)に開口する断面略コ字状の連結用突出部23が形成されており、この連結用突出部23の水平に突き出す下端片部23aの先端部が外側に折り曲げられて円弧状に膨らんだ係止部23bが形成され、さらに先端が折り返して端部処理が施してある。
この金属製表面材21には、屋根の棟側に配置される棟側端部(図中の右端部)に、上方に折り曲げて折り返すようにし、軒側(図中の左端側)に開口して断面略V字状の連結用受部24が形成されており、この略V字状の溝部分24aに軒側端部の連結用突出部23の下端片部23aの先端の係止部23bを傾けて係止し、傾いたまま引き込んだ後水平に戻すようにして係止連結される。
さらに、金属製表面材21の軒側端部には、連結用受部24の略V字状の溝部分24aの上端から連続して略水平部24bおよび略垂直部24cを介して金属製表面材21の中間部分と略同一平面の釘打ち用片部24dが形成され、釘打ち用片部24dの先端部が上方に折り返して端部処理が施してある。
このような金属製表面材21の裏面には、棟側の端部の釘打ち用片部24dから軒側の連結用突出部23の近傍まで合成樹脂断熱材22が一体に設けてあり、断熱屋根材20、20を係止連結した状態で合成樹脂断熱材22、22の棟側の端面20aと軒側の端面20bとが当接するように軒側の端面20bの位置が定めてある。
また、この断熱屋根材20には、金属製表面材21の棟側の連結用受部24の軒側に、軒側を低く傾けて係止連結しようとする状態で棟側の断熱屋根材20の連結用突出部23の下端角部23cとの干渉を防止する折曲げ部25が形成してある。
この金属製表面材21としては、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅等が用いられ、表面に塗装やメッキなどが施されたものであっても良い。
また、合成樹脂断熱材22としては、硬質ポリウレタンフォーム、スチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、グラスウール、ロックウール、セルローズファイバ、塩ビ発泡体、発泡ゴムなどが用いられ、金属製表面材21の裏面に直接注入発泡させて一体化したり、別体として成形した合成樹脂断熱材22を金属製表面材21に接着剤などで取り付けて一体化しても良い。
なお、合成樹脂断熱材22には、紙、プラスチックフィルム、鉄、銅、アルミニウムなどの金属箔または蒸着フィルムなどの裏面材を設けるようにしても良い。
つぎに、このように構成した断熱屋根材20による屋根の施工方法について、図2により説明する。
まず、軒側の断熱屋根材20を釘打ち用片部24dに釘を打って屋根下地面に固定する。この断熱屋根材20の棟側に連結する断熱屋根材20Aを、合成樹脂断熱材22の軒側端部が釘打ち用片部24c上に位置し、連結用突出部23が連結用受部24の軒側に位置するように配置する(図2(a)参照)。
この後、棟側の連結する断熱屋根材20Aを、軒側を低く棟側を高くするように傾けて連結用突出部23の下端片部23aが、断熱屋根材20の連結用受部24の略V字状の溝部分24aの開口部と対向するようにする。このとき、断熱屋根材20Aを傾けることで、連結用突出部23の下端角部23cが断熱屋根材20の金属製表面材21に接近するようになるが、金属製表面材21のこの部分に折り曲げ部25を形成して凹状にしてあるので、干渉が防止でき、円滑に傾けることができる(図2(b)参照)。また、この折り曲げ部25をV字状に形成することで、合成樹脂断熱材22の厚さを厚くしても傾ける角度を小さくした状態で干渉を防止することができる。
こうして断熱屋根材20Aを傾けた状態で棟側に引き上げるようにし、連結用突出部23の下端片部23aの先端の係止部23bを、断熱屋根材20の連結用受部24の略V字状の溝部24aの谷底に係止する。この状態では、断熱屋根材20Aの合成樹脂断熱材22の軒側の端面22bが断熱屋根材20の釘打ち用片部24dの外側に位置するようになる(図2(c)参照)。
この後、傾いた断熱屋根材20Aを水平に戻すようにして係止連結状態とする。この係止連結状態では、断熱屋根材20Aの連結用突出部23の下端片部23aの先端の係止部23bが、断熱屋根材20の連結用受部24の略V字状の溝部24aの谷底に係止されるとともに、断熱屋根材20Aの合成樹脂断熱材22の軒側の端面22bと断熱屋根材20の合成樹脂断熱材22の棟側の端面22aとが当接し、合成樹脂断熱材22、22が連続した状態になる(図2(d)参照)。
また、この断熱屋根材20Aの合成樹脂断熱材22の軒側の端面22bと断熱屋根材20の合成樹脂断熱材22の棟側の端面22aとが当接することで、棟側の断熱屋根材20Aのずり落ちが機械的抑えられ、所定の連結状態が保持される。
この後、棟側の断熱屋根材20Aの釘打ち用片部24dに釘を打って固定することで、軒側の次段の断熱屋根材20A取り付けが終わる。これを繰り返すことで、断熱屋根材20の施工が完了する。
したがって、断熱屋根材20、20Aの合成樹脂断熱材22、22に断熱欠損が生じることがなく、十分な断熱性能を確保することができ、しかも施工は、係止連結の際、僅かに傾けるだけで良く、簡単に施工することができる。
次に、この発明の断熱屋根材の他の一実施の形態について、図3により説明するが、すでに説明した実施の形態と同一部分には、同一記号を記し重複する説明は省略する。
この断熱屋根材30では、金属製表面材21の棟側の端部の形状が異なるものであり、断熱屋根材20での上方に折り曲げて端部処理を施すのに替え、上方に僅かに突出させたのち下方に直角に折り曲げて断熱材22の側面支持部31を形成し、その端部を内側に折り曲げて端部処理が施してある。
なお、他の構成は、既に説明した断熱屋根材30と同一であり、同一の取付方法で施工することができる。
このような側面支持部31を設けることで、金属製表面材21を成形した後反転して内側に直接合成樹脂を注入または吹き付けて合成樹脂断熱材22を形成する場合にその合成樹脂の外側へのはみ出しを防止することができ、この断熱屋根材30の製造を容易にすることができる。
また、この側面支持部31を挟んで隣接する断熱屋根材30、30Aを連結固定する場合でも、断熱材22,22の一部に側面支持部31が挟まれるだけであり、断熱欠損を極力押さえて断熱性を確保することができる。
この発明の断熱屋根材の一実施の形態にかかる係止連結状態で示す断面図および単体の拡大断面図である。 この発明の断熱屋根材の一実施の形態にかかる係止連結工程の断面図および部分拡大断面図である。 この発明の断熱屋根材の他の一実施の形態にかかる係止連結状態で示す断面図および単体の拡大断面図である。 従来の断熱屋根材の断面図および拡大断面図である。 従来の他の断熱屋根材の断面図および拡大断面図である。
符号の説明
20 断熱屋根材
21 金属製表面材
22 合成樹脂断熱材
23 連結用突出部
23a 下端片部
23b 止着部
23c 下端角部
24 連結用受部
24a 溝部
24b 水平部
24c 垂直部
24d 釘打ち用片部
25 折り曲げ部
30 断熱屋根材
31 側面支持部

Claims (3)

  1. 金属製表面材の軒側端部には、下方に折り曲げて棟側に開口する断面略コ字状の連結用突出部を形成し、
    前記金属製表面材の棟側端部には、上方に折り曲げて軒側に開口して前記連結用突出部の下端片部を傾けて係止可能な断面略V字状の連結用受部と、この連結用受部に連続した棟側端に平坦な釘打ち用片部とを形成し、
    これら金属製表面材の裏面には、前記棟側の釘打ち用片部端から軒側の前記連結用突出部まで断熱材を設けて断熱屋根材を構成し、
    この断熱屋根材の前記断熱材を、軒側に固定された断熱屋根材の前記連結用受部に棟側で連結する断熱屋根材の前記連結用突出部を係止連結した状態でこれら軒側および棟側の断熱材同士が当接可能とするとともに、前記金属製表面材の前記連結用受部の軒側に、軒側を低く傾けて係止連結しようとする状態で棟側の断熱屋根材の前記連結用突出部の下端角部との干渉を防止する折曲げ部を形成したことを特徴とする断熱屋根材。
  2. 上記金属製表面材の棟側端を下方に折り曲げ前記断熱材の当接可能部分の一部に挟むように構成したことを特徴とする請求項1記載の断熱屋根材。
  3. 上記断熱材を、合成樹脂発泡断熱材で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の断熱屋根材。

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KR102198692B1 (ko) * 2020-03-09 2021-01-05 김종탁 정자형 파고라

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