JP2001213295A - 車両用液圧ブレーキ装置 - Google Patents

車両用液圧ブレーキ装置

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JP2001213295A JP2000256697A JP2000256697A JP2001213295A JP 2001213295 A JP2001213295 A JP 2001213295A JP 2000256697 A JP2000256697 A JP 2000256697A JP 2000256697 A JP2000256697 A JP 2000256697A JP 2001213295 A JP2001213295 A JP 2001213295A
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正人 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の電気制御系が正常なときにはマスタシ
リンダからの液圧供給を止めてブレーキ液圧を動力駆動
のポンプで発生させるストロークシミュレータを具備し
た液圧ブレーキ装置の急加圧時等の応答性を、ペダルス
トロークの増大等を抑えて経済的に高めることである。 【解決手段】 ストロークシミュレータ4の背圧室4b
からリザーバ8に至る回路に絞り19を設けた。また、
絞り手前の回路からポンプ7の吸入口に至る第1吸入路
20と、リザーバ8を第1吸入路20に連通させる第2
吸入路21を設けて第2吸入路21に逆止弁22を設け
た。こうすると、急加圧時や低温時に背圧室4bから排
出されるブレーキ液の圧力が高まり、それをポンプ7が
吸入するのでポンプの吸入効率が向上して昇圧遅れが回
避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メイン液圧源と
なる動力駆動のポンプのほかに、フェールセーフ対応の
マスタシリンダを備え、ポンプだけでは液圧供給が不十
分となる時、例えば急加圧(急ブレーキ)時やブレーキ
液粘度が高くなる低温時、さらには電圧低下等によりポ
ンプ性能が低下した時には応答性を高めるためにマスタ
シリンダからも液圧を供給するようにした車両用液圧ブ
レーキ装置の改善案に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の液圧ブレーキ装置は、車両の高
度な挙動制御のためにブレーキの効きを電気的に制御す
るものが増えてきた。そのような装置の一例として、例
えば特許公報第2590825号にはペダル操作により
液圧を発生するマスターシリンダとは別に、ポンプ及び
アキュムレータにより構成された液圧源を備え、ブレー
キペダルの踏み込み量とは関係なく、液圧をホイルシリ
ンダに供給できるブレーキ装置が開示されているが、こ
の装置はスペースをとるアキュームレータを含むため、
エンジンルーム内への搭載性が悪い。
【0003】また、ホイルシリンダ圧を電子制御で加減
圧する際の補充用ブレーキ液をポンプのみで発生させる
装置も特開平9−20229号公報や特開平10−67
311号公報などで提案されているが、これ等の装置
は、マスタシリンダとホイルシリンダ間の連絡通路が遮
断されている場合、制御に必要なブレーキ液の全量をポ
ンプで賄わなければならず容量の大きなポンプ等が必要
になる。また、急加圧時や低温時の昇圧遅れが問題とな
り、制動距離も延びる。
【0004】そこで、上記の不具合に対処したブレーキ
装置が提案されている。
【0005】図4が、その装置の基本回路図である。図
に示すように、マスタシリンダ1とホイルシリンダ2
A、2B(A、Bの符号は便宜上用いたもので以下では
表示を省くこともある)間の連絡通路に電磁駆動の開閉
弁3とストロークシミュレータ4を挿入している。ま
た、電子制御装置(図示せず)からの指令に基づいてホ
イルシリンダ圧を制御する制御弁(図のそれは加圧用の
開閉弁5A、5Bと、減圧用の開閉弁6A、6B)と、
ポンプ7(図のそれは電動油圧ポンプ)の吐出口からリ
ザーバ8に通じた吸入側に至るリターン通路の開閉弁9
と、ポンプ7の吸入側とマスタシリンダ1を連通させる
バイパス路10と、そのバイパス路10を開閉する開閉
弁11と、バイパス路10からリザーバ8への液流を阻
止する逆止弁12を設けている。開閉弁5、6は、アン
チロック制御が行えるようにするために設けたが、本発
明に必須の要素ではない。
【0006】13A、13Bは液圧検出用の圧力セン
サ、14は過昇圧防止用のリリーフ弁、15は消音対策
用の絞り、16は消音器である。リリーフ弁14、絞り
15、消音器16は、前述の提案の回路に新たに追加し
たが、これ等は好ましい要素に過ぎない。
【0007】また、ここでは、ストロークシミュレータ
4の背圧室4bをリザーバ8につないでその部屋をウェ
ット状態に保つようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4のブレーキ装置
は、通常時(電気制御系が正常なとき)のブレーキ液圧
はポンプ7で作り出し、急加圧時や低温でブレーキ液粘
度が増してポンプ7だけでは液圧供給が不十分な場合に
はマスタシリンダ1からもホイルシリンダ2に液圧を供
給する。
【0009】マスタシリンダからの液圧供給は開閉弁3
を開く方法でも行えるが、その方法を採るとポンプ作動
や開閉弁3を断続開閉することによる脈動がブレーキペ
ダル17に伝わり、ペダルフィールが悪化する。また、
開閉弁3を開けっぱなしにする場合には、ホイルシリン
ダ側の液圧がマスタシリンダ圧(マスタシリンダで発生
した液圧)を上回ったときにブレーキペダルのキックバ
ックも生じる。
【0010】図4の装置は、その不具合を無くすために
開閉弁11を有するバイパス路10を設けてマスタシリ
ンダ1からの液圧供給をポンプ7経由で行うようにした
が、開閉弁11が開く急加圧時等には逆止弁12が閉じ
てポンプ7がリザーバ8から液を吸わなくなるので、マ
スタシリンダからの補給液量が増加してペダルストロー
ク(ブレーキペダル7のストローク)が開閉弁11が閉
じている緩加圧時に比べて大きくなる。
【0011】また、バイパス路に電磁駆動の開閉弁11
を設ける必要があるので経済的にも不利になる。
【0012】そこで、この発明は、急加圧時等の応答性
向上をペダルストロークの伸びを抑えて経済的に実現す
ることを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、ブレーキ操作力に応じた液圧
を発生するマスタシリンダと、動力駆動のポンプと、マ
スタシリンダとホイルシリンダ間の連絡通路に設ける開
閉弁と、主室を前記開閉弁とマスタシリンダ間の連絡通
路に、背圧室をリザーバに各々連通させたストロークシ
ミュレータを有し、装置の電気制御系が正常なときには
前記開閉弁を閉じてポンプからホイルシリンダにブレー
キ液圧を供給する車両用液圧ブレーキ装置において、前
記ストロークシミュレータの背圧室とリザーバを結ぶ回
路に絞りを設け、この絞りと前記背圧室との間の回路か
らポンプの吸入口に至る第1吸入路とリザーバを第1吸
入路に連通させる第2吸入路を各々設けて第2吸入路に
リザーバからポンプへの液流のみを許す逆止弁を設けた
のである。
【0014】ストロークシミュレータは、主室への流入
液量に対して背圧室からの流出液量を増幅できるものを
採用すると発明の効果をより一層高めることができる。
【0015】
【作用】ブレーキペダルを踏込むとマスタシリンダから
の吐出液がストロークシミュレータの主室に流入する。
これに伴い、ストロークシミュレータの背圧室からブレ
ーキ液が排出されるが、図4の装置ではその排出液がリ
ザーバに流れ、有効に利用されない。
【0016】これに対し、この発明のブレーキ装置で
は、背圧室とリザーバ間に設けた絞りの働きにより、ブ
レーキ液の粘度が高いほど、また、ブレーキペダルの踏
込みが急で背圧室からの排出流量が大きくなるほど絞り
手前の回路の液圧が大きくなる。その絞り手前の回路は
第1吸入路を介してポンプの吸入口につながっており、
従って、急加圧時やブレーキ液の粘度が高まる低温時に
は加圧されたブレーキ液がポンプに汲み上げられ、これ
により、ポンプの吸入効率が向上して急加圧時やや低温
時の昇圧遅れが回避される。
【0017】また、この構造では、図4の装置の開閉弁
11に比べて安価な絞りを利用するので、コスト増も抑
えられる。さらに、図4の装置は、開閉弁11が開いて
いる間はポンプへの液の供給がマスタシリンダからなさ
れるのに対し、この発明の装置はポンプによる液の汲み
上げと絞り経由での一部の液の流出によって第1吸入路
の圧力が下がると第2吸入路の逆止弁が開いてポンプに
よる液の汲み上げがリザーバからなされるので、急加圧
時のペダルストロークが緩加圧時に比べて極端に伸びる
こともない。
【0018】なお、ストロークシミュレータとして液量
増幅器を用いると主室への流入液量よりも背圧室からの
排出液量が増大するので、ポンプの吸入効率が更に高ま
ってペダルの入り込みをより小さくすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の車両用液圧ブ
レーキ装置の実施形態を示す。この図は、通常2系統に
分けて設けられる液圧回路のうち一方を示すもので、ホ
イルシリンダ2A、2Bは前左右輪、後左右輪、左前輪
と右後輪、右前輪と左後輪のいずれかの車輪ブレーキに
属するものを表わしている。
【0020】マスタシリンダ1は、装置の電気制御系が
失陥したときの踏力による制動を可能ならしめるために
設けたものであって、踏力による制動でのブレーキ力低
下を無くすために、ブレーキペダル17の操作力を真空
ブースタ18で比例増幅して液圧を発生させるものを用
いている。
【0021】この図1のブレーキ装置は、先に述べた図
4の装置の一部を変更したものであるので、変更部を除
く同一部については同一符号を付して再説明を省く。
【0022】ポンプ7の吸入側及び吐出側には、リザー
バ8へのブレーキ液の逆流を阻止する逆止弁がそれぞれ
設置されるが、それ等の逆止弁はポンプ7に含まれてい
ると考えて図示していない。
【0023】この図1のブレーキ装置は、図4の装置の
バイパス路10と開閉弁11に代えて、ストロークシミ
ュレータ4の背圧室4bとリザーバ8を結ぶ回路に絞り
19を設け、絞り手前(絞り19よりも背圧室側)の回
路からポンプ7の吸入口に至る第1吸入路20と、リザ
ーバ8を第1吸入路20に連通させる第2吸入路21を
設けて第2吸入路21にリザーバ8からポンプ7に向け
ての液流のみを許す逆止弁22を設けており、この点が
図4の装置と異なる。
【0024】上記構成のブレーキ装置では、ブレーキペ
ダル17が踏み込まれたときに、ブレーキスイッチ(図
示せず)及び/もしくは圧力センサ13Aからの信号に
よって開閉弁3を閉じ、ポンプ7を回転させる。こうす
ればポンプ7からホイルシリンダ2への供給液量を調整
することにより、任意の大きさの増圧量を設定すること
ができ、ドライバの意思に基づく車両制動を行い得る。
ホイルシリンダ2を作動させ増圧する場合は、まずリタ
ーン通路の開閉弁9をブレーキ開始時に閉めた状態でポ
ンプ7を高速作動する。この時、マスタシリンダからの
連結通路の開閉弁3は閉じられており、ポンプ7で汲み
上げたブレーキ液は全量がホイルシリンダ2に供給さ
れ、ブレーキ液圧を高める。これによりホイルシリンダ
側の圧力センサ13Bの出力が所定の圧力に達すればポ
ンプ7の回転速度を弱め、或いは停止し、場合によって
は開閉弁9を開く。
【0025】マスタシリンダ1にはドライバの操作力に
比例した液圧が発生しているが、開閉弁3が閉じられて
いるため、開閉弁3経由でのマスタシリンダからのブレ
ーキ液供給はなされない。このことにより、ドライバは
ポンプ7の発生する脈動から切り離されており、振動、
キックバックの無い良好なペダルフィールを得ることが
できる。
【0026】また、急ブレーキ時やブレーキ液の粘度が
高まる低温時には絞り19による絞り効果で第1吸入路
20の圧力を高めてポンプ7の吸入効率を向上させ、そ
れにより、ホイルシリンダ2の昇圧遅れを防止する。第
1吸入路20の圧力が下がるか又は緩加圧等で第1吸入
路20の昇圧が起こらなければ、第2吸入路21の逆止
弁22が開いてポンプ7による液の汲み上げがリザーバ
8からなされる。図4の装置はポンプの吐出量が不足す
るか否かを、ドライバによる操作力やマスタシリンダ圧
の変化率が所定値を超えたか否か(急ブレーキ等の場
合、その変化率が大きい)などで判断し、ポンプ吐出量
が不足すると判断されたときに開閉弁11を開ける必要
があったが、図1の装置は、その機能を必要としない。
絞り19の開度を適切に設計しておけばよく、制御もし
易くなる。
【0027】ブレーキ終了時には、ポンプ7の作動を終
了し、ホイルシリンダ2の液圧を開閉弁9を開いてリザ
ーバ8に戻す。図中の開閉弁6はアンチロック制御のた
めに配置しているが、必要であればより早い減圧のため
にこれを用いることもできる。このとき、低圧域では開
閉弁3を開いて、排出液の一部をマスタシリンダ1側に
戻してもよい。
【0028】例示のブレーキ装置は、ホイルシリンダ圧
の加減圧制御を行う開閉弁5、6、9、マスタシリンダ
圧をポンプの吐出側回路の液圧をそれぞれ検出する圧力
センサ13A、13Bを有しており、このほかに、ブレ
ーキスイッチ、電子制御装置、車輪速センサ(いずれも
図示せず)などを備えさせることで、 1)ポンプからホイルシリンダに供給される液圧をブレ
ーキペダルの操作量(操作力でもよい)に比例させる制
御、 2)車輪がロック傾向を示したときのアンチロック制
御、 3)ブレーキペダルの操作がない状態で減速や車体の姿
勢制御などを目的としてブレーキ系の加圧を行う自動ブ
レーキやトラクションコントロール、 4)電気自動車などで使用される回生制動に応じて液圧
ブレーキ力を弱めて回生効率を高める回生協調ブレーキ
制御、 5)前後輪のブレーキ力配分を最適に調整するEBD制
御、など、多彩な液圧制御が行える。
【0029】なお、ホイルシリンダ2に対する供給液量
は、例えば、ドライバによるブレーキペダルの操作力
と、ホイルシリンダの液圧を検出し、ポンプ7の回転数
調整、ポンプ駆動モータのトルク調整、あるいは開閉弁
5、6の開閉制御によってホイルシリンダ圧を操作力に
応じた値にすると云った方法で調整することができる。
【0030】図2は、ストロークシミュレータ4の具体
例を示している。図2(a)はマスタシリンダ1に連通
させる主室4aと、リザーバ8に連通させる背圧室4b
との間を、スプリング4cに付勢されたピストン4dで
仕切ったもの、また、図2(b)は、主室4aと背圧室
4b間を伸縮自在のベローズピストン4eで区画し、ベ
ローズピストン4eの弾性復元力を利用してブレーキペ
ダルに踏込み反力を与えるものであり、これ以外のスト
ロークシミュレータも採用できる。
【0031】図3は、液量増幅機能をもつストロークシ
ミュレータの具体例である。主室4aと背圧室4b間
を、スプリング4cに付勢された異径ピストン4fで仕
切っており、異径ピストン4fの一端と他端の受圧面積
比に比例した液量増幅がなされる。その増幅された液量
がポンプ7に供給されるため、ブレーキペダルの入り込
みをより小さくすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、スト
ロークシミュレータの背圧室からリザーバに向けて排出
されるブレーキ液に安価な絞りで排出抵抗を加え、それ
によって昇圧したブレーキ液をポンプで汲み上げるの
で、ポンプの吸込み効率が向上し、急加圧時や低温時の
昇圧遅れを経済的に回避することが可能になる。
【0033】また、第1吸入路の圧力が下がるとポンプ
によるブレーキ液の汲み上げ先がリザーバに切換わるの
で、急加圧時のペダルストロークが緩加圧時に比べて大
きく伸びることもない。ストロークシミュレータとして
液量増幅器を用いる場合には、急加圧時のブレーキペダ
ルの入り込みをより小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の液圧ブレーキ装置の回路図
【図2】(a)ストロークシミュレータの具体例を示す
断面図 (b)ストロークシミュレータの他の例を示す断面図
【図3】液量増幅器を用いたストロークシミュレータの
断面図
【図4】改善対象の液圧ブレーキ装置の回路図
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2A、2B ホイルシリンダ 3 開閉弁 4 ストロークシミュレータ 5A、5B 開閉弁 6A、6B 開閉弁 7 ポンプ 8 リザーバ 9 開閉弁 12 逆止弁 13A、13B 圧力センサ 14 リリーフ弁 15 絞り 16 消音器 17 ブレーキペダル 18 真空ブースタ 19 絞り 20 第1吸入路 21 第2吸入路 22 逆止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作力に応じた液圧を発生する
    マスタシリンダと、動力駆動のポンプと、マスタシリン
    ダとホイルシリンダ間の連絡通路に設ける開閉弁と、主
    室を前記開閉弁とマスタシリンダ間の連絡通路に、背圧
    室をリザーバに各々連通させたストロークシミュレータ
    を有し、装置の電気制御系が正常なときには前記開閉弁
    を閉じてポンプからホイルシリンダにブレーキ液圧を供
    給する車両用液圧ブレーキ装置において、 前記ストロークシミュレータの背圧室とリザーバを結ぶ
    回路に絞りを設け、この絞りと前記背圧室との間の回路
    からポンプの吸入口に至る第1吸入路とリザーバを第1
    吸入路に連通させる第2吸入路を各々設けて第2吸入路
    にリザーバからポンプへの液流のみを許す逆止弁を設け
    たことを特徴とする車両用液圧ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ストロークシミュレータとして、液
    量増幅器を用い、主室への流入液量に対し、増幅された
    液量を背圧室から流出させるようにした請求項1記載の
    車両用液圧ブレーキ装置。
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