JP2001212920A - 包装材及び包装用袋及び包装容器蓋及び包装容器 - Google Patents

包装材及び包装用袋及び包装容器蓋及び包装容器

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JP2001212920A JP2000023088A JP2000023088A JP2001212920A JP 2001212920 A JP2001212920 A JP 2001212920A JP 2000023088 A JP2000023088 A JP 2000023088A JP 2000023088 A JP2000023088 A JP 2000023088A JP 2001212920 A JP2001212920 A JP 2001212920A
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Masao Nakajima
正雄 中島
Kenichi Niimi
健一 新見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装材の基材としての紙層に対して、常温水、
熱水(例えは80℃以上)に対する湿潤紙力強度を向上
させて、包装材に耐水性及び耐熱性や強度や剛性を付与
することにある。 【解決手段】坪量が50〜450g/m2 の範囲内にあ
る中性紙に分子中に少なくとも1個以上のイソシアネー
ト基を有したイソシアネート化合物による含浸樹脂2を
予め含浸させた後に熱処理して得られた処理紙1の片面
又は両面に、0.1〜100μmの微細孔3aを有した
プラスチックフィルム3が積層されている包装材、およ
び包装用袋、および包装容器蓋、および加熱用容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水蒸気を透過し、
水蒸気以外の水分は透過しない包装材、及びその包装材
を用いて製袋された包装用袋、及びその包装材を用いて
製造された包装容器蓋、及びその包装材を用いて製造さ
れた包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装用袋や包装用蓋材などに使用
されている包装材(包装材料)としては、紙とポリオレ
フィン系樹脂フィルムに代表されるポリエチレンフィル
ム、あるいは紙とポリオレフィン系樹脂フィルム、また
は紙とポリエステル系樹脂フィルムなどの複合材が用い
られる。
【0003】近年は、上記包装材を用いて袋、トレーな
どの包装容器、又は上記包装材とインサート射出成形と
により成形加工された複合包装容器などが、紙を主体と
するエコロジー性能のある包装容器として増大し、多用
されるようになってきている。
【0004】これらエコロジー性能のある包装容器の紙
を主体とする包装材に使用される紙自体には、サイズ剤
として、SBR(スチレンブタジエンラバー)に代表さ
れるラテックス類、ポリアクリルアミドに代表される水
溶性剛性高分子類、カルボキシメチルセルロースに代表
されるセルロース類などが使用されている。
【0005】例えば、紙を主体とするエコロジー性能の
ある従来の上記包装材や、そのような包装材により製造
されたエコロジー性能のある従来の上記包装容器を用い
て電子レンジなどで調理又は加熱した際には、80℃以
上の熱水や汁などが接触する場合が多々ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記複合包装材や複合
包装容器などに使用されている現状の紙では、特に熱水
や汁などが接触した際に、満足できる十分な湿潤紙力強
度が得られないものであり、常温水、熱水(例えは80
℃以上)に対する湿潤紙力強度の強い紙が求められてい
る。
【0007】また、上記包装容器を用いて電子レンジな
どで加熱調理したり、加熱、加温したりした際に、水分
の多い食材では、多量に水蒸気が容器内に発生し、密封
された容器にあっては、激しく膨張して電子レンジ内で
破裂する危険がある。
【0008】本発明の目的は、常温水、熱水(例えは8
0℃以上)に対する湿潤紙力強度を向上させて上記欠点
を解決することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、中性紙からなる紙繊維構造物の紙層内に、分子
中に少なくとも1個以上のイソシアネート基を有したイ
ソシアネート化合物による含浸樹脂を予め含浸させた後
に、熱処理して得られた処理紙の片面又は両面に、水蒸
気透過性の微細孔を有したプラスチックフィルムが積層
されていることを特徴とする包装材である。
【0010】次に本発明の請求項2に係る発明は、上記
請求項1に係る発明の包装材において、前記中性紙から
なる紙繊維構造物の紙層の坪量が50〜450g/m2
の範囲内にある包装材である。
【0011】次に本発明の請求項3に係る発明は、上記
請求項1又は請求項2に係る発明の包装材において、前
記微細孔径が、0.1〜100μmの範囲内にある包装
材である。
【0012】次に本発明の請求項4に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る発明の包装
材を用いて製袋されていることを特徴とする包装用袋で
ある。
【0013】次に本発明の請求項5に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る発明の包装
材を用いて製造されていることを特徴とする包装容器蓋
である。
【0014】次に本発明の請求項6に係る発明は、上記
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る発明の包装
材を用いて製造されていることを特徴とする包装容器で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る発明の包
装材(包装材料)を、実施の形態に従って以下に詳細に
説明する。
【0016】図1(a)は、請求項1に係る発明の一実
施例における包装材の側断面図であり、樹脂含浸した後
に熱処理された処理紙1の片面に、微細孔を有したプラ
スチックフィルム3が積層ラミネートされているもので
ある。
【0017】処理紙1は、坪量が50〜450g/m2
の範囲内にある中性紙による紙層により構成され、その
中性紙による紙層内には分子中に少なくとも1個以上の
イソシアネート基を有したイソシアネート化合物による
含浸樹脂2が含浸していて、その含浸樹脂2を含浸させ
た紙層が熱処理されているものである。なお、中性紙と
は、PH(水素イオン濃度)6〜8.5程度の値を示す
紙であり、サイズ剤として紙の繊維に直接定着する反応
性サイズ剤(例えばアルキルケテンダイマー、アルケニ
ルコハク酸など)や定着剤としてカチオン化デンプンな
どの中性物質を使用する。これに対して一般紙は、サイ
ズ剤として、ロジン(松脂)サイズ剤、硫酸アルミニウ
ムなどが使用されるためPH4〜6の酸性となってい
る。
【0018】プラスチックフィルム3は、厚さ0.1〜
100μm程度であり、0.1〜100μmの孔径の多
数の微細孔3aが、不規則的若しくは規則的な配列にて
貫設されているものであり、前記処理紙1に対しては熱
融着により、または必要に応じて適宜接着剤層を介して
ラミネートされているものである。
【0019】図1(b)は、上記請求項1に係る発明の
包装材の他の実施例における側断面図であり、樹脂含浸
した後に熱処理された前記処理紙1の両面に、微細孔を
有した前記プラスチックフィルム3が、それぞれ積層ラ
ミネートされているものである。
【0020】本発明の上記包装材に使用される紙層は、
通常のパルプから抄紙された中性紙であることが望まし
い。例えば、酸性紙の場合は加熱されると劣化しやす
く、強度の低下や変色を起こし、包装材あるいは、それ
を用いて製造される包装容器として満足できるものが得
られない。
【0021】本発明で好適に使用される紙層の坪量とし
ては、50〜450g/m2 が好ましい。例えば、50
g/m2 以下であると、紙の強度が十分に得られず、4
50g/m2 以上では、樹脂含浸し難いなどの不都合が
ある。
【0022】紙の熱水における強度を保持するために、
含浸樹脂2としては、イソシアネート化合物、即ち分子
量が170〜2000で、分子中に少なくとも1個以上
のイソシアネート基を有する化合物を用いる。
【0023】イソシアネート化合物としては、フェニレ
ンジイソシアネート(PDI)、トリレンジイソシアネ
ート(TDI)、ナフタレンジイソシアネート(ND
I)、4、4ジイソシアネートジフェニルメタン(MD
I)などの芳香族ジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート(XDI)などの芳香族脂肪族ジイソシアネ
ートのほか、水添(TDI)、水添(XDI)、水添
(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMD
I)、イソフォロンジイソシアネート(IPDI)など
の脂肪族若しくは脂環族ジイソシアネート、およびこれ
らの誘導体がある。
【0024】また、ポリオール付加物、ブレット則に規
定されるブレット体、三量体である三官能以上のイソシ
アネート、リジントリイソシアネート(LTI)などの
三官能イソシアネートの他、イソシアネートを含む各種
のオリゴマー、ポリマーを使用でき、その中でも、分子
量が170〜2000の範囲のものは、含浸工程におけ
る含浸が進行し易いものである。
【0025】これらのイソシアネート化合物は、中性紙
の紙層における繊維の絡み合い部分に固着し、かつ繊維
構造物内部(紙層内部)で水と尿素化合物を生成するこ
とにより、剛性の高い、耐水性、耐熱性の優れた構造物
としての処理紙1の形成を可能とするものである。
【0026】処理紙1を形成する際における中性紙の紙
層に対するイソシアネート化合物の含浸方法としては、
どぶ付け含浸(ディッピング)方式、どぶ付け含浸(デ
ィッピング)及び絞り方式、ロールコーター(塗布)方
式などの紙層の全体に含浸されるような方式であれば、
特に限定されない。
【0027】イソシアネート化合物の中性紙の紙層への
含浸量としては、特に限定はされないが、例えば、1.
0〜30.0重量%程度が生産性、コストなどの面から
好ましい。
【0028】本発明におけるプラスチックフィルム3に
使用する樹脂フィルムとしては、ポリオレフィン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、フッ素系
樹脂、シリコン系樹脂、再生セルロース系樹脂などが使
用可能である。
【0029】このプラスチックフィルム3としては、上
記樹脂の中で、ヒートシール性(熱融着性)を有する樹
脂を選択することが包装材として好ましいものである
が、但し、耐熱性を確保するためには、使用する上記樹
脂の融点は110℃以上であることが好ましい。
【0030】本発明におけるプラスチックフィルム3に
貫設されている微細孔3aの孔設方法としては、表面の
粗面化や穿孔方式(パンチングなど機械的穿孔、物理的
擦過傷付け、フォトエッチングなど化学的穿孔、化学的
傷付け)があり、手段としては、針、研磨、熱レーザ
ー、および化学薬品などを用いることができる。
【0031】微細孔3aは、水分をほとんど(またはな
るべく)透過せず、水蒸気のみを透過させるために、水
蒸気抜気性や水蒸気漏洩性を考慮して、その孔径を0.
1〜100μm程度、開口率を3〜20%程度に設定す
ることが好ましい。
【0032】次に、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る上記発明の包装材を用いて製袋された包装
用袋であり、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1
に係る上記発明の包装材を用いて製造された包装容器蓋
であり、本発明の請求項4係る発明は、請求項1に係る
上記発明の包装材を用いて製造された加熱用包装容器で
ある。
【0033】上記請求項1の発明の包装材により製袋さ
れた請求項2に係る包装用袋としては、固体状若しくは
液状の菓子類、加工食品類を包装するための軟質の袋状
容器があり、筒状にした上記包装材の上下二方をヒート
シールして製袋した袋状容器、二つ折りした上記包装材
の三方をヒートシールして製袋したもの、二枚重ねした
上記包装材の四方をヒートシールして製袋したものなど
があり、前記ヒートシール部分のシール内面は、少なく
ともプラスチックフィルム3面同士が互いに重ね合わせ
られるように製袋されている。
【0034】上記請求項1の発明の包装材により製造さ
れた請求項3に係る包装容器蓋としては、例えばカップ
状容器、トレー状容器のシート状蓋材として使用可能な
ものであり、内容物が装填された容器の上部開口部に被
覆した後に、その蓋材内面側のプラスチックフィルム3
面を開口部に対してヒートシールすることにより施蓋包
装される。
【0035】上記請求項1の発明の包装材により製造さ
れた請求項4に係る加熱用包装容器としては、加熱用カ
ップ状容器、加熱用トレー状容器であり、特に電子レン
ジ加熱用容器などである。
【0036】
【実施例】本発明における処理紙を製造するための中性
紙のシート状繊維構造物として、ノーコート紙(190
g/m2 )を使用し、その繊維構造物内に含浸させる含
浸樹脂であるイソシアネート化合物として、トリレンジ
イソシアネートのアダクト体(トリレンジイソシアネー
トの付加生成物)を使用した。まず、上記中性紙のシー
ト状繊維構造物(紙層)を、酢酸エチル溶剤にて希釈し
た上記トリレンジイソシアネートのアダクト体樹脂中に
浸漬して、繊維構造物の樹脂含浸量が20g/m2 にな
るように調整して樹脂含浸紙を作成した。続いて、該樹
脂含浸紙を、アダクト体樹脂中より取り出した後、温度
100〜180℃程度でプレスしながら加熱処理して処
理紙1を作成した。上記処理紙1の乾燥時の引っ張り強
度と湿潤時の引っ張り強度を下記表1に示す。
【0037】
【表1】 次に、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムと厚さ15μmの無延伸ポリプロピレンフィルムと
をラミネートしたプラスチックフィルムに熱レーザー加
工により多数の微細孔を、下記表2の各実施例1〜5に
示す孔径と開口率にて貫設して、微細孔3aが貫設され
たプラスチックフィルム3を作成した。次に、上記処理
紙1とプラスチックフィルム3とを重ね合わせ、ウレタ
ン系接着剤にてラミネートして、本発明の包装材を作成
した。
【0038】<比較結果>上記実施例(表1中の実施例
1〜5)にて作成した包装材の水蒸気の透過性能を透気
度(秒)により比較した。
【0039】その結果、表2に示すように、実施例1
(微細孔径0.5)により作成した包装材は、水分の不
透過状態は確保されたものの、透気度が400秒となっ
て、水蒸気を透過する必要条件を満たすことができず、
水蒸気の抜けが悪い包装材となった。
【0040】実施例2〜4(微細孔径1.0〜100.
0μm)により作成した包装材は、透気度が120秒〜
90秒、水分の不透過状態も確保され、水分を透過せず
(必要程度に透過せず)かつ水蒸気を透過する必要条件
を満たす包装材としての良好な結果が得られた。
【0041】実施例5(微細孔径120μm)により作
成した包装材は、透気度が50秒となって、水蒸気を透
過する必要条件は満たすことができたが、水分の不透過
状態が確保されず、水分を透過せず(必要程度に透過せ
ず)かつ水蒸気を透過する必要条件を満たさない包装材
であった。
【0042】また、上記実施例1〜5により作成された
それぞれ上記包装材を、ヒートシールして包装用袋に製
袋し、その中に脱脂綿に醤油を染み込ませた物を内容物
として入れて100℃程度に加熱することにより、袋か
らの醤油の染み出しおよび水蒸気の抜け、破袋強度を調
べた。
【0043】その結果、実施例1では水蒸気の抜けが悪
く、そのため袋に内圧が生じて破袋が見られ、実施例2
〜4では水蒸気の抜けが良いため、袋には内圧が発生せ
ず、破袋が見られず、また、袋面からの醤油(水分)の
染み出し(透過)も見られなかった。また、実施例5で
は水蒸気の抜けが良過ぎるため、袋には内圧が発生せ
ず、破袋が見られないものの、袋面からの醤油(水分)
の染み出し(透過)が見られた。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明の包装材、及びそれを用いた包装
用袋、及び包装容器蓋、及び包装容器は、その包装材の
基材としての紙繊維構造物層内に、イソシアネート化合
物が樹脂含浸しており、また、その紙繊維構造物層内に
樹脂含浸したイソシアネート化合物を加熱することによ
り尿素化合物にしてあり、そのために、包装材や包装用
袋及び包装容器蓋及び包装容器などの基材としての紙繊
維構造物に対しては、耐水性及び耐熱性や、紙層の強度
や剛性が付与できる効果がある。
【0046】また、本発明の包装材は、紙繊維構造物と
微細孔を貫設したプラスチックフィルムとを積層ラミネ
ートすることにより包装材としたものであり、水蒸気は
抜気できるが水を通す(流出、漏洩する)ことがない、
あるいは包装材本体に水が浸透しても、紙層強度が強
く、剛性もあり、従来にない包装材を提供できる効果が
ある。
【0047】そのため、電子レンジなどの加熱手段によ
る加熱や加熱調理などにも十分に耐える実用性のある包
装材、及び包装用袋、及び紙や樹脂製のカップ、トレー
などの包装容器蓋、及びカップ、トレーなどの包装容器
本体として利用展開できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(b)は本発明の包装材の側断面図。
【符号の説明】
1…処理紙 2…含浸樹脂 3…プラスチックフィルム
3a…微細孔
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA01 AA04 AA05 AD30 BA01 BA24 BA36 BA54 BB03 BC18 EA30 FA01 FA03 GA01 HD08 HE01 3E086 AB01 AD01 AD05 BA04 BA14 BA15 BA43 BB02 BB41 BB51 BB71 CA01 4F100 AK01B AK07C AK42B AK51G BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C CB00 DG01A DG10A DJ10B DJ10C EJ82A GB15 GB16 GB17 GB18 JD04 JD04B JK02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中性紙からなる紙繊維構造物の紙層内に、
    分子中に少なくとも1個以上のイソシアネート基を有し
    たイソシアネート化合物による含浸樹脂を予め含浸させ
    た後に熱処理して得られた処理紙の片面又は両面に、水
    蒸気透過性の微細孔を有したプラスチックフィルムが積
    層されていることを特徴とする包装材。
  2. 【請求項2】前記中性紙からなる紙繊維構造物の紙層の
    坪量が50〜450g/m2 の範囲内にある請求項1記
    載の包装材。
  3. 【請求項3】前記微細孔径が、0.1〜100μmの範
    囲内にある請求項1又は請求項2記載の包装材。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の包装材を用いて製袋されていることを特徴とする包装
    用袋。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の包装材を用いて製造されていることを特徴とする包装
    容器蓋。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の包装材を用いて製造されていることを特徴とする包装
    容器。
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