JP2001212292A - 弾球遊技機収納装置 - Google Patents

弾球遊技機収納装置

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JP2001212292A
JP2001212292A JP2000025765A JP2000025765A JP2001212292A JP 2001212292 A JP2001212292 A JP 2001212292A JP 2000025765 A JP2000025765 A JP 2000025765A JP 2000025765 A JP2000025765 A JP 2000025765A JP 2001212292 A JP2001212292 A JP 2001212292A
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ball game
ball
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bogie
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JP2000025765A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完成した弾球遊技機を、製造ラインから自動
的に自動倉庫へ格納することができ、誤入庫や誤出庫の
おそれのない弾球遊技機収納装置を提供する。 【解決手段】 情報管理手段C10、入庫指令手段C2
0を有するコンピュータシステムC1によって、弾球遊
技機積載手段S1、台車搬送手段T1、自動倉庫J1を
連係させてシステム化する。完成状態の弾球遊技機20
は、弾球遊技機積載手段S1により台車D1に移載さ
れ、弾球遊技機20が収納された台車D1は、台車搬送
手段T1により自動倉庫J1に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機収納装
置に関するものであり、特に、弾球遊技機の完成品の自
動倉庫への入庫を行う弾球遊技機収納装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、製造ラインによって製造されて完
成品となった弾球遊技機は、1台毎或いは数台毎にパレ
ット積みされて自動倉庫に収納されて保管されている。
この場合に、自動倉庫に収納されている弾球遊技機のデ
ータ、例えば、機種名、納入先、製造日、出荷予定日、
証紙番号などは、コンピュータに適宜入力されて管理さ
れており、出荷内容に応じて所望の弾球遊技機を上記自
動倉庫から取り出して出荷可能としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従前の弾球遊
技機の自動倉庫への入庫作業においては、完成した弾球
遊技機を製造ラインから一旦作業者によって自動倉庫ま
で搬送し、そして作業者が自動倉庫のコントローラを操
作して弾球遊技機を自動倉庫へ入庫していた。
【0004】そのため、一旦人手を介して弾球遊技機を
自動倉庫へ入庫しているため、完全な自動化を図ること
ができず効率が悪いとともに、データの入力ミスや弾球
遊技機の取り違えなどによって誤入庫や誤出庫のおそれ
があった。
【0005】そこで、本発明は、完成した弾球遊技機
を、製造ラインから自動的に自動倉庫へ格納することが
でき、誤入庫や誤出庫のおそれのない弾球遊技機収納装
置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、弾球
遊技機収納装置であって、製造ライン(10)にて製造
された弾球遊技機(20)を台車(D1)に積載する弾
球遊技機積載手段(S1)と、上記弾球遊技機が積載さ
れた台車を搬送する台車搬送手段(T1)と、上記台車
搬送手段により搬送された台車を格納する自動倉庫(J
1)と、を有することを特徴とする。
【0007】この第1の構成の弾球遊技機収納装置にお
いては、弾球遊技機積載手段(S1)が製造ライン(1
0)にて製造された弾球遊技機(20)を台車(D1)
に積載する。すると、台車搬送手段(T1)が、上記弾
球遊技機が積載された台車を搬送する。搬送された台車
は、自動倉庫(J1)に格納される。よって、完成した
弾球遊技機を、製造ラインから自動的に自動倉庫へ格納
することができ、人手を介さず効率的に格納を行うこと
ができる。
【0008】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記弾球遊技機収納装置が、さらに、製造された弾
球遊技機に関するデータ及び台車に関するデータを管理
する情報管理手段(C10)と、上記情報管理手段のデ
ータに基づいて、上記弾球遊技機積載手段、上記台車搬
送手段及び上記自動倉庫に指令を行う入庫指令手段(C
20)と、を有することを特徴とする。よって、製造さ
れた弾球遊技機に関するデータ及び台車に関するデータ
が管理されて、これらのデータにより入出庫が管理され
るので、誤入庫や誤出庫のおそれを防止することが可能
となる。
【0009】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、上記台車に、所定のデータを記憶可能な記憶
媒体(D16)が設けられていることを特徴とする。よ
って、例えば、この記憶媒体に台車を特定するためのデ
ータを格納しておくことにより、台車を正確に特定で
き、誤入庫や誤出庫のおそれを防止することが可能とな
る。
【0010】また、第4には、上記第3の構成におい
て、上記記憶媒体には、台車を特定するための情報が記
憶されていることを特徴とする。よって、台車を正確に
特定でき、誤入庫や誤出庫のおそれを防止することが可
能となる。
【0011】また、第5には、上記第1から第4までの
いずれかの構成において、上記台車が、上記弾球遊技機
を収納する収納部(D12、D14)を上下方向に複数
段有していることを特徴とする。 よって、台車に収納
が可能な上記弾球遊技機を収納する収納台数を、単位床
面積当たりにおいて拡大を図ることが可能になる。
【0012】また、第6には、上記第5の構成におい
て、上記弾球遊技機積載手段が、積載する弾球遊技機を
昇降させる弾球遊技機昇降手段(S12)を有すること
を特徴とする。また、第7には、上記第5の構成におい
て、上記弾球遊技機収納装置が、上記台車を昇降させる
台車昇降手段(T210)を有することを特徴とする。
よって、上記台車の各収納部へ、上記弾球遊技機積載手
段側、或いは上記台車側を昇降させることによって上記
台車の各収納部と弾球遊技機を水平位置とすべくなされ
ているため、収納部を上下方向に複数段有している台車
に対して、上記弾球遊技機を平行にスライドするだけで
上記弾球遊技機を上記台車の所定の収納部へ収納するこ
とができる。
【0013】また、第8には、上記第1から第7までの
いずれかの構成において、上記情報管理手段が、弾球遊
技機に関するデータとして、機種名、納入先、製造日、
出荷予定日、証紙番号、台車番号のうち、少なくともい
ずれかのデータを弾球遊技機ごとに有していることを特
徴とする。よって、弾球遊技機ごとに所定のデータを把
握した状態で入出庫できるので、確実に誤入庫、誤出庫
を防止することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての各実
施例を図面を利用して説明する。本発明の第1実施例に
基づく弾球遊技機収納装置N1は、主に、積載手段側を
昇降させることによって、台車の各収納部と弾球遊技機
を水平位置とすべくなされているものである。この弾球
遊技機収納装置N1は、図1及び図2に示されるよう
に、製造ライン10、トラバーサ(弾球遊技機積載手
段)S1、台車D1、コンベヤライン(台車搬送手段)
T1、自動倉庫J1、コンピュータシステムC1を有し
ている。
【0015】まず、上記製造ライン10においては、弾
球遊技機20に機種毎に各種製造工程を施して、さらに
動作検査、証紙貼りまでを行って弾球遊技機20を出荷
可能な完成状態まで組み上げる。そして、正立状態で製
造された弾球遊技機20を、図示略の横倒し機によって
横臥状態として、上記トラバーサS1へ供給する。
【0016】また、上記トラバーサS1は、図3〜図5
に示すように、上記製造ライン10とコンベヤラインT
1間に配設されており、完成した弾球遊技機20を上記
製造ライン10から上記コンベヤラインT1に配設され
ている上記台車D1に移載するものである。このトラバ
ーサS1は、ローラコンベヤS10、キャリアS12、
挿入ユニットS20を有している。
【0017】上記ローラコンベヤS10は、水平状態に
配設されており、上記製造ライン10から搬送されてき
た弾球遊技機20を、各ローラが回転することによって
上記トラバーサS1の中央部まで搬送する。また、上記
キャリアS12は、断面略L字状に形成されており、水
平面側に上記ローラコンベヤS10が結合され、また、
垂直面側に挿入ユニットS20が結合されている。つま
り、上記ローラコンベヤS10と上記挿入ユニットS2
0は、上記キャリアS12によって一体的に結合されて
いる。また、上記キャリアS12は、一対のレールS3
4にスライド自在に軸支されており、該レールS34に
案内されて上下動可能になされている。また、上記キャ
リアS12には、昇降チェーンS34が係合されてい
る。そのため、昇降モータS30によって上記昇降チェ
ーンS34が回転駆動されると、上記キャリアS12が
上下に昇降することになる。
【0018】また、上記挿入ユニットS20は、ロータ
リアクチュエータS24の回転軸に一端が結合されてい
る上記挿入レバーS22を有している。そして、上記挿
入レバーS22は、細長長方形状の板状を呈し、上記ロ
ータリアクチュエータS24によって回動されることに
よって水平状態と垂直状態が切り換えられる。また、上
記挿入レバーS22は、上記ロータリアクチュエータS
24を介してスライドシリンダーS26に係合されてお
り、該スライドシリンダーS26によって左右に水平に
駆動される。さらに、上述したように、上記挿入レバー
S22は、上記キャリアS12が上下に昇降するのに伴
って昇降自在となっている。
【0019】このように構成することによって上記挿入
ユニットS20は、上記挿入レバーS22を垂直状態と
した場合には、上記ローラコンベヤS10に上記弾球遊
技機20が入り込んだときに、上記挿入レバーS22と
上記弾球遊技機20が接触しない状態となるため、上記
弾球遊技機20の上記製造ライン10からの受け入れが
可能となる。また、上記挿入レバーS22を垂直状態と
した場合には、上記弾球遊技機20の後部面に当接する
ことができるため、上記スライドシリンダーS26によ
って上記挿入レバーS22を上記台車D1方向へ移動さ
せれば、弾球遊技機20を台車D1へ送り出すことがで
き、弾球遊技機20を上記製造ライン10から台車D1
へ積載することが可能となる。
【0020】さらに、上記挿入レバーS22は、上記キ
ャリアS12が上下に昇降するのに伴って昇降自在とな
っている。そのため、後述するように、上記台車D1は
上段収納部D12と下段収納部D14に上下2段階に分
かれている(図6参照)が、上記挿入レバーS22を昇
降させて、上段収納部D12或いは下段収納部D14と
水平位置とすることによって、上下2段階の収納部に対
応して収納することが可能になる。また、この時に、上
記弾球遊技機20は、上記挿入レバーS22を上記スラ
イドシリンダーS26によって平行にスライドさせるだ
けで上記弾球遊技機を上記台車D1の所定の収納部へ収
納することができる。
【0021】また、上記台車D1は、図6に示すよう
に、略直方体状に枠組みされて形成されており、弾球遊
技機20を収納した状態で上記自動倉庫J1内に格納さ
れる。また、上段収納部D12と下段収納部D14の上
下2段階に収納部が形成されており、弾球遊技機20を
横臥状態で収納する。そのため、台車D1に収納が可能
な上記弾球遊技機20を収納する収納台数を、単位床面
積当たりにおいて拡大を図ることが可能になる。なお、
収納位置は、上段収納部D12が4つ、下段収納部D1
4が4つの計8つとなっている。また、各上段収納部D
12と下段収納部D14の上壁面には側面視略コ字状の
掛止金具D18が垂下して固着されており、弾球遊技機
20の横倒れや、揺れなどを好適に防止する。また、台
車D1の底面には、複数のキャスターD20が固着され
ており、台車D1の昇降をスムーズなものとしている。
【0022】また、図6に示すように、上記台車D1の
側面部にはICタグ(記憶媒体)D16が固着されてお
り、台車を特定するための情報が格納されている。つま
り、このICタグD16に格納されている情報を読み取
ることにより、台車を特定することができる。
【0023】また、上記コンベヤラインT1は、図2に
示すように、入庫用ラインT10と空台車用ラインT2
0から構成されており、それぞれ図示略のコンベヤチェ
ーンによって、台車D1の搬送が可能になされている。
上記入庫用ラインT10は、上記トラバーサS1から上
記自動倉庫J1の搬入口T30まで連続的に配設されて
おり、弾球遊技機20が積載された台車D1をトラバー
サS1から自動倉庫J1の搬入口T30まで搬送する。
また、空台車用ラインT20は、自動倉庫J1の搬入口
T30からトラバーサS1まで連続的に配設されてい
る。
【0024】また、上記自動倉庫J1は、台車D1を収
納可能な大きさに鉄骨を枠組みすることによって複数の
ラックJ10aを格子状に連設してラック棚J10を構
成しており、また該ラック棚J10は複数列設定されて
いる。そして、各ラック棚J10の列毎に上下左右に昇
降可能になされているクレーンJ20が配設されてお
り、上記コンベヤラインT1上を搬送されてきた弾球遊
技機20が積載された台車D1を予め設定された所定の
ラックJ10aに自動的に収納する。また、出荷情報に
基づいて予め設定された所定のラックJ10aから、弾
球遊技機20を積載した台車D1を自動的に出荷積み荷
場J30側へ出庫する。
【0025】また、上記コンピュータシステムC1は、
図1に示すように、情報管理手段C10、及び入庫指令
手段C20を有している。情報管理手段C10は、管理
用のコンピュータ装置であり、製造された弾球遊技機2
0のデータ、弾球遊技機20を積載した台車D1のデー
タなどを管理して、上記入庫指令手段C20や外部の各
装置に制御信号等を送信する。つまり、この情報管理手
段C10は、図7に示すような管理テーブルを有し、こ
の管理テーブルにより管理を行う。この管理テーブルに
おいては、機種名、出荷先、出荷先台数、出荷予定日、
製造日、積載数、証紙番号、台車番号、収納位置の各情
報が各弾球遊技機ごとに管理されている。ここで、上記
出荷先台数とは、その弾球遊技機が出荷される出荷先
に、該弾球遊技機とともに送られる弾球遊技機の合計数
をいい、また、上記積載数とは、その弾球遊技機が収納
される台車に格納される弾球遊技機の数をいう。この図
7に示す管理テーブルを「弾球遊技機管理テーブル」と
する。
【0026】また、情報管理手段C10は、台車とその
台車が格納される自動倉庫J1のラック棚J10との関
係を管理するための管理テーブル(これを「台車管理テ
ーブル」とする)をも有する。
【0027】また、上記入庫指令手段C20は、上記情
報管理手段C10のデータに基づいて、トラバーサS
1、コンベヤラインT1、上記自動倉庫J1等に必要な
制御信号を送出する装置である。
【0028】上記構成の弾球遊技機収納装置N1の動作
について説明する。製造ライン10では、弾球遊技機の
組立てが行われて、完成状態でトラバーサS1に送られ
る。なお、上記弾球遊技機管理テーブルにおいては、製
造ライン10において製造を開始する前の生産計画の段
階で、機種名、出荷先、出荷先台数、出荷予定日の情報
は登録されており、また、該製造ライン10の最終段階
で、弾球遊技機20に証紙番号が貼付され、この証紙番
号の情報の読取りが行われるので、この段階で証紙番号
の情報も登録される。また、製造日の情報についても、
例えば、弾球遊技機20が製造ライン10の終端に来た
時点で弾球遊技機管理テーブルに登録する。
【0029】そして、トラバーサS1は、送られた弾球
遊技機を台車D1に移載するのであるが、そのために、
自動倉庫J1から弾球遊技機が収納されていない空の台
車D1を取り出し、空台車用ラインT2を介して移載位
置に送る。移載位置とは、弾球遊技機を台車に移載する
際の台車の位置であり、図3、図4における台車が位置
している所が台車移載位置となる。なお、その際、台車
D1に取付けられたICタグD16により、台車番号の
読取りが行われる。
【0030】すると、製造ライン10の終端位置にある
弾球遊技機20(図3参照)は、該製造ライン10に設
けられたローラコンベア及びトラバーサS1に設けられ
たローラコンベアS10を作動させて、トラバーサS1
の中央部にまで搬送される。その際、当然キャリアS1
2は下位置にある。そして、移載する弾球遊技機に対し
て台車D1のどの収納位置に収納するかは予め決められ
ているので、その収納位置に収納できるように、台車D
1の位置と、キャリアS12の位置を調整する。つま
り、挿入レバーS22で押し出された位置に収納位置が
来るように、台車D1の位置を調整する。この台車D1
の調整は、上記移載位置に設けられたローラコンベアを
作動させることにより行う。また、キャリアS12につ
いては、弾球遊技機20を台車D1の上側の収納位置に
収納する場合には、キャリアS12を上昇させることに
なる。
【0031】上記の台車D1の位置と、キャリアS12
の位置の調整が完了したら、弾球遊技機20を台車D1
に収納する。つまり、挿入レバーS22を回動させて水
平状態とし、その状態で該挿入レバーS22を前方に移
動させる。すると、弾球遊技機20はその後端を押され
て、台車D1の収納位置に収納されることになる。収納
が完了すると、弾球遊技機管理テーブルにおける台車番
号の情報や収納位置の情報が登録される。なお、台車番
号の読取りが行われた時点等他の時期に台車番号の情報
等の登録が行われるようにしてもよい。
【0032】上記の動作を繰り返して、弾球遊技機20
の収納を行っていく。台車D1への収納は、基本的には
出荷先ごとに行うものとし、弾球遊技機20の出荷先が
異なる場合には、他の台車D1に移載するようにするの
が好ましい。弾球遊技機管理テーブルにおける積載数の
情報は、ある台車D1に弾球遊技機20の収納が完了し
た時点で登録してもいいし、その前の時点で登録するよ
うにしてもよい。
【0033】収納が完了した台車D1は、コンベヤライ
ンT1の入庫ラインT10により、自動倉庫J1に送ら
れ、該自動倉庫J1における空きのあるラックJ10a
に収納される。
【0034】次に、自動倉庫J1に格納された弾球遊技
機20を出荷する場合には、出荷対象の弾球遊技機が収
納された台車D1を自動倉庫J1より取り出し、出荷積
み荷場J30に移送する。すなわち、出荷対象の弾球遊
技機が収納された台車D1を弾球遊技機管理テーブルに
より検索し、さらに、該台車D1が格納されているラッ
クJ10aを上記台車管理テーブルより検索して、該当
するラックJ10aに格納されている台車D1を取り出
し、出荷積み荷場J30に移送する。
【0035】以上述べたように、本第1実施例によれ
ば、上記コンピュータシステムC1によって、製造ライ
ン10、トラバーサS1、台車D1、コンベヤラインT
1、自動倉庫J1を連係させてシステム化することがで
きるため、完成した弾球遊技機20を、上記製造ライン
10から自動的に上記自動倉庫J1へ入庫することがで
き、また人手を介さず効率的で誤入庫及び誤出庫のおそ
れのないものとすることができる。
【0036】続いて第2実施例の弾球遊技機収納装置N
2について説明する。本実施例の弾球遊技機収納装置N
2は、上記第1実施例が積載手段側を昇降させて、台車
の各収納部と弾球遊技機を水平位置とすべくなしている
のに対して、台車側を昇降させて、台車の各収納部と弾
球遊技機を水平位置とすべくなしたものである。なお、
その他の上記コンピュータシステムC1、上記製造ライ
ン10、上記台車D1、上記自動倉庫J1などの構成に
おいては、上記第1実施例と略同一であるため、上記第
1実施例との相違する部分のみに説明を限定し、共通す
る部分は説明を一部省略する。
【0037】本実施例における弾球遊技機収納装置N2
は、図8、図9に示されるように、製造ライン10、ト
ラバーサ(弾球遊技機積載手段)S2、台車D1、コン
ベヤライン(台車搬送手段)T2、図示略の自動倉庫J
1、図示略のコンピュータシステムC1を有している。
【0038】ここで、上記トラバーサS2は、図8、図
9に示すように、上記製造ライン10とコンベヤライン
T2間に配設されており、完成した上記弾球遊技機20
を上記製造ライン10から上記コンベヤラインT2に配
設されている上記台車D1に移載するものである。ま
た、上記トラバーサS2は、ローラコンベヤS210、
挿入ユニットS220を有している。
【0039】上記ローラコンベヤS210は、水平状態
に配設されており、上記製造ライン10から搬送されて
きた弾球遊技機20を、各ローラが回転することによっ
て上記トラバーサS2の中央部まで搬送する。また、上
記トラバーサS2の垂直面側に挿入ユニットS220が
結合されている。挿入ユニットS220は、ロータリア
クチュエータS224の回転軸に一端が結合されている
上記挿入レバーS222を有している。そして、挿入レ
バーS222は、ロータリアクチュエータS224によ
って回動されることによって水平状態と垂直状態が切換
えられる。また、上記挿入レバーS222は、上記ロー
タリアクチュエータS224を介してスライドシリンダ
ーS226に係合されており、該スライドシリンダーS
226によって左右に水平に駆動される。
【0040】このように構成することによって挿入ユニ
ットS220は、挿入レバーS222を垂直状態とした
場合には、ローラコンベヤS210に弾球遊技機20が
入り込んだときに、挿入レバーS222と弾球遊技機2
0が接触しない状態となるため、弾球遊技機20の製造
ライン10からの受け入れが可能となる。また、挿入レ
バーS222を垂直状態とした場合には、弾球遊技機2
0の後部面に当接することができるため、上記スライド
シリンダーS226によって上記挿入レバーS222を
台車D1方向へ移動させれば、弾球遊技機20を台車D
1へ送り出すことができ、弾球遊技機20を製造ライン
10から台車D1へ積載することが可能となる。
【0041】また、上記コンベヤラインT2において
は、図8、図9に示すように、上記トラバーサS2と連
接する部分に、大型の昇降装置T210が配設されてい
る。該昇降装置T210は油圧リフトによって、図8の
下降状態から図9の上昇状態まで昇降可能に形成されて
いる。従って、上記昇降装置T210を、図8の下降状
態から図9の上昇状態まで昇降させることによって、上
段収納部D12或いは下段収納部D14と上記挿入レバ
ーS222を水平位置とすることによって、上下2段階
の収納部に対応して収納することが可能になる。また、
この時に、弾球遊技機20は、上記挿入レバーS222
を上記スライドシリンダーS226によって平行にスラ
イドさせるだけで弾球遊技機20を台車D1の所定の収
納部へ収納することができる。そして、弾球遊技機20
が積載された台車D1は、図示略の入庫用ラインによっ
て自動倉庫J1の搬入口T30まで搬送される。
【0042】以上述べたように、本第2実施例によれ
ば、上記コンピュータシステムC1によって、製造ライ
ン10、トラバーサS2、台車D1、コンベヤラインT
2、自動倉庫J1を連係させてシステム化することがで
きるため、完成した弾球遊技機20を、上記製造ライン
10から自動的に自動倉庫J1へ入庫することができ、
また人手を介さず効率的で誤入庫の虞のないものとする
ことができる。
【0043】なお、本第2実施例では、上記トラバーサ
S2を1台のみの構成としているが、それのみに限定さ
れるものではなく、図10に示すように、2台の上記ト
ラバーサS2を対向して配設する構成とすることもでき
る。このように構成すると、2台の上記トラバーサS2
を同時に使用することによって、一度に2倍の上記弾球
遊技機20を上記製造ライン10から自動的に上記自動
倉庫J1へ入庫することができるため、2倍程度処理ス
ピードを短縮させることができる。また、上記第1実施
例においても、トラバーサを2台設け、両側から収納で
きるようにしてもよい。
【0044】続いて、第3実施例の弾球遊技機収納装置
N3について説明する。本実施例の弾球遊技機収納装置
N3は、上記第1及び第2実施例が弾球遊技機をスライ
ドさせることによって、台車に弾球遊技機を収納してい
るのに対して、弾球遊技機を掴んで持ち上げて台車の上
部まで移動させ、その位置で弾球遊技機を下降させて収
納するものである。なお、その他の上記コンピュータシ
ステムC1、上記製造ライン10、上記自動倉庫J1な
どの構成においては、上記第1実施例と略同一であるた
め、上記第1実施例との相違する部分のみに説明を限定
し、共通する部分は説明を一部省略する。
【0045】本実施例における弾球遊技機収納装置N3
は、図11、図12に示されるように、製造ライン1
0、トラバーサ(弾球遊技機積載手段)S3、台車D
3、コンベヤライン(台車搬送手段)T1、図示略の自
動倉庫J1、図示略のコンピュータシステムC1を有し
ている。
【0046】上記トラバーサS3は、図11、図12に
示すように、上記製造ライン10とコンベヤラインT1
間に配設されており、完成した弾球遊技機20を製造ラ
イン10からコンベヤラインT1に配設されている台車
D3に移載するものである。また、上記トラバーサS3
は、昇降レールS310、昇降クレーンS320、ロボ
ットアームS330を有している。
【0047】上記昇降レールS310は、略角柱形状を
呈しており、内部に図示略のモータによって駆動される
コンベヤチェーンが配設されている。また、該コンベヤ
チェーンには、上記昇降クレーンS320が係合されて
おり、上記コンベヤチェーンを回動することによって、
昇降クレーンS320が上下に駆動される。また、昇降
クレーンS320には、上記ロボットアームS330が
回動自在に枢支されており、その先端部にクランプユニ
ットS332が係合されている。
【0048】また、台車D3は、略直方体状に枠組みさ
れて形成されており、弾球遊技機20を収納した状態で
上記自動倉庫J1内に格納される。また、左側収納部D
32と右側収納部D34の左右2段階に収納部が形成さ
れており、上方に開口部が形成されて上記弾球遊技機2
0を横臥状態で収納する。そのため、上記台車D3に収
納が可能な上記弾球遊技機20を収納する収納台数を、
単位床面積当たりにおいて拡大を図ることが可能にな
る。
【0049】このように構成することによって上記トラ
バーサS3は、図11、図12に上記製造ライン10か
ら送られてきた弾球遊技機20の上端部をクランプユニ
ットS332が掴んで、上記昇降クレーンS320を上
昇させて持ち上げ、続いて、上記ロボットアームS33
0を台車D1の上部まで回動し、上記昇降クレーンS3
20を台車D3の内部まで下降させて、クランプユニッ
トS332を開放することによって、弾球遊技機20を
上記製造ライン10から台車D3へ積載することが可能
となる。
【0050】以上述べたように、本第3実施例によれ
ば、上記コンピュータシステムC1によって、製造ライ
ン10、トラバーサS3、台車D3、コンベヤラインT
1、自動倉庫J1を連係させてシステム化することがで
きるため、完成した弾球遊技機20を、上記製造ライン
10から自動的に上記自動倉庫J1へ入庫することがで
き、また人手を介さず効率的で誤入庫の虞のないものと
することができる。
【0051】上記第1〜第3実施例によれば、以上述べ
たように、コンピュータシステムによって、製造ライ
ン、トラバーサ、台車、コンベヤライン、自動倉庫を連
係させてシステム化することができるため、完成した弾
球遊技機を、製造ラインから自動的に自動倉庫へ入庫す
ることができ、また人手を介さず効率的で誤入庫の虞の
ないものとすることができる。
【0052】なお、本発明は、上記各実施例の構成のみ
に限定されるものではなく、多様な態様が可能である。
例えば、上記台車は、台車搬送手段たるコンベヤライン
によって積載手段から自動倉庫まで搬送しているが、そ
れのみに限定されるものではなく、上記台車に電動モー
タなどの駆動手段を配設して自走式のものとしてもよ
い。また、上記各実施例では、積載手段、台車搬送手
段、自動倉庫は、それぞれ1ユニットづつ配設している
が、それのみに限定されるものではなく、少なくとも1
ユニットづつ配設されていればよく、効率を上げるべく
複数ユニット配設することもできる。
【0053】
【発明の効果】本発明に基づく弾球遊技機収納装置によ
れば、完成した弾球遊技機を、弾球遊技機1台ごとに機
種名、出荷先、台車番号等のデータを管理しながら、自
動的に台車に移載し、該台車を自動的に自動倉庫へ格納
するので、人手を介さず効率的に自動倉庫への格納を行
うことができ、誤入庫や誤出庫のおそれを防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾球遊技機収納装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の弾球遊技機収納装置の構成を示す構成
図である。
【図3】第1実施例の全体構成を示す正面図である。
【図4】第1実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図5】第1実施例の全体構成を示す側面図である。
【図6】第1実施例の台車の構造を示す斜視図である。
【図7】弾球遊技機管理テーブルの内容を説明するため
の説明図である。
【図8】第2実施例の全体構成を示す正面図である。
【図9】第2実施例の台車が上昇した状態を示す正面図
である。
【図10】第2実施例の全体構成を示す正面図である。
【図11】第3実施例の全体構成を示す平面図である。
【図12】第3実施例の全体構成を示す正面図である。
【符号の説明】
10 製造ライン 20 弾球遊技機 C1 コンピュータシステム C10 情報管理手段 C20 入庫指令手段 D1 台車 J1 自動倉庫 S1 トラバーサ T1 コンベヤライン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造ライン(10)にて製造された弾球
    遊技機(20)を台車(D1)に積載する弾球遊技機積
    載手段(S1)と、 上記弾球遊技機が積載された台車を搬送する台車搬送手
    段(T1)と、 上記台車搬送手段により搬送された台車を格納する自動
    倉庫(J1)と、を有することを特徴とする弾球遊技機
    収納装置。
  2. 【請求項2】 上記弾球遊技機収納装置が、さらに、 製造された弾球遊技機に関するデータ及び台車に関する
    データを管理する情報管理手段(C10)と、 上記情報管理手段のデータに基づいて、上記弾球遊技機
    積載手段、上記台車搬送手段及び上記自動倉庫に指令を
    行う入庫指令手段(C20)と、を有することを特徴と
    する請求項1に記載の弾球遊技機収納装置。
  3. 【請求項3】 上記台車に、所定のデータを記憶可能な
    記憶媒体(D16)が設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の弾球遊技機収納装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶媒体には、台車を特定するため
    の情報が記憶されていることを特徴とする請求項3に記
    載の弾球遊技機収納装置。
  5. 【請求項5】 上記台車が、上記弾球遊技機を収納する
    収納部(D12、D14)を上下方向に複数段有してい
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載
    の弾球遊技機収納装置。
  6. 【請求項6】 上記弾球遊技機積載手段が、積載する弾
    球遊技機を昇降させる弾球遊技機昇降手段(S12)を
    有することを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機収
    納装置。
  7. 【請求項7】 上記弾球遊技機収納装置が、上記台車を
    昇降させる台車昇降手段(T210)を有することを特
    徴とする請求項5に記載の弾球遊技機収納装置。
  8. 【請求項8】 上記情報管理手段が、弾球遊技機に関す
    るデータとして、機種名、納入先、製造日、出荷予定
    日、証紙番号、台車番号のうち、少なくともいずれかの
    データを弾球遊技機ごとに有していることを特徴とする
    請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載
    の弾球遊技機収納装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119126A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Newgin Corp 遊技機本体ユニット投入システム
JP2008119139A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Newgin Corp 遊技機本体ユニット投入システム
JP2008200525A (ja) * 2008-05-14 2008-09-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機管理システム及び遊技機
JP2016214517A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 株式会社Naito 遊技機搬送方法及び遊技機搬送台車

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