JPH09165107A - 多段式立体倉庫の制御装置 - Google Patents

多段式立体倉庫の制御装置

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JPH09165107A
JPH09165107A JP33033695A JP33033695A JPH09165107A JP H09165107 A JPH09165107 A JP H09165107A JP 33033695 A JP33033695 A JP 33033695A JP 33033695 A JP33033695 A JP 33033695A JP H09165107 A JPH09165107 A JP H09165107A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下左右マトリックス状に荷物収容部を有す
る収容棚ユニットの一側に多段の仮置き棚を設け、各段
に対する横移動する荷運搬機と、仮置き棚に対する昇降
台とにより、荷物を出庫する場合の処理を迅速にしてロ
ス時間を少なくする。 【解決手段】 主制御装置から入庫指令があった時に
は、仮置き棚の荷物有無のセンサ情報と無関係に、昇降
台のコントローラは、入庫すべき荷物をコンベヤから昇
降台に受取り(S5)、入庫すべき所定の段の仮置き棚
まで昇降する(S6)という移動制御を実行し、ほぼ同
時に荷運搬機のコントローラは、荷運搬機が所定の仮置
き棚前迄移動する(S10)制御を非同期並行的に実行
する。また、仮置き棚に荷物無しのセンサ情報(S7:
no)にて、昇降台から仮置き棚に荷物を直ちに移送する
一方(S9)、仮置き棚に荷物有りのセンサ情報にて
(S11:yes )、仮置き棚から荷運搬機に荷物を移送
する(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下段方向と各段
の横方向とにマトリックス状に荷物収容部が配置された
収容棚ユニットと、該収容棚ユニットの各段毎に荷物収
容部の前面に沿って横移動し且つ荷物の受渡しを行う荷
運搬機と、収容棚ユニットの一側に設けた前記各段毎の
仮置き棚と、仮置き棚と外部のコンベヤとの間を上下移
動し且つ荷物の受渡しを行う昇降台と、入出庫指令を出
力する主制御装置とを備えた多段式立体倉庫における、
入出庫制御を実行するための制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多段式の立体倉庫の入出
庫制御装置においては、各荷運搬機と昇降台とに各々従
属コントローラを搭載し、外部の主制御装置と各従属コ
ントローラとが、相互に情報伝達を実行しながら、主制
御装置からの指令に従属するかたちで各従属コントロー
ラが所定の処理を実行することが提案されている。
【0003】この場合、主制御装置から前記各従属コン
トローラに入出庫指令を発信した後、前記主制御装置か
ら荷運搬機及び昇降台の移動、停止、荷物の受渡しの各
動作を指令する信号を伝送し、各荷運搬機及び昇降台か
らの処理を完了した旨の応答信号を受信して、その後、
次の処理ステップに移るという動作を繰り返す。この場
合、1つの従属コントローラに対して指令している間は
他の従属コントローラへの指令は実行されないのであっ
た。
【0004】他方、前記各段毎に設けた仮置き棚に、当
該仮置き棚に荷物があるから否かを判別するための荷物
センサを設け、この仮置き棚に荷物があるか否かの検出
信号を主制御装置が受信し、例えば、入庫指令時には、
仮置き棚に荷物があることを確認の上、昇降台から仮置
き棚への荷物の受渡しと仮置き棚から荷運搬機への荷物
の受渡し動作とを順序立てて実行するように主制御装置
が指令を出す。
【0005】また、出庫指令時には、出庫すべき荷物
を、所定の荷物収容部から荷運搬機に移した後、所定の
段の仮置き棚に荷物がないことを確認の上、荷運搬機か
ら仮置き棚に荷物の受渡しを実行し、次いで、その仮置
き棚から昇降台に荷物の受渡しをするという動作を順序
良く実行する、というような時系列的プログラム制御を
実行しているのであった。
【0006】これらの場合、前記荷物センサの検出信号
は、単に仮置き棚における荷物Wの有無を主制御装置が
確認するためのだけに利用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成では、入出庫指令があって、荷運搬機または昇降台の
うち一方が動作中は他方の装置は動作せず待機している
から、仮置き棚に対する荷物の受渡しのためにタイムラ
グが生じると共に、各荷運搬機及び昇降台が時間平行的
に動作しないことによる荷物の移動にロス時間が発生
し、入出庫作業に手間取るという問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであって、入出庫作業を迅速且つ効率的に実行
できる多段式立体倉庫の制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の多段式立体倉庫の制御装置
は、上下段方向と各段の横方向とにマトリックス状に荷
物収容部が配置された収容棚ユニットと、該収容棚ユニ
ットの各段毎に荷物収容部の前面に沿って横移動し且つ
荷物の受渡しを行う荷運搬機と、収容棚ユニットの一側
に設けた前記各段毎の仮置き棚と、仮置き棚と外部のコ
ンベヤとの間を上下移動し且つ荷物の受渡しを行う昇降
台と、入出庫指令を出力する主制御装置とを備えた多段
式立体倉庫において、前記各段の仮置き棚には荷物の有
無を検出する荷物センサを備え、該各荷物センサによる
センサ情報を主制御装置を介して前記各段の荷運搬機の
コントローラ及び昇降台用コントローラに所定時間間隔
毎に転送し、昇降台のコントローラが入庫指令を受信し
た時には、前記センサ情報の如何に拘らず、当該昇降台
はコンベヤから所定の荷物を受取り、所定段の仮置き棚
迄移動するように制御し、仮置き棚に荷物無しのセンサ
情報にて、昇降台から仮置き棚に荷物を移送するように
制御するものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の多段式立体倉庫の制御装置において、荷運搬機のコン
トローラが入庫指令を受信した時には、前記センサ情報
の如何に拘らず、当該荷運搬機は、所定の仮置き棚前迄
移動するように制御し、仮置き棚に荷物有りのセンサ情
報にて、仮置き棚から荷運搬機に荷物を移送するように
制御することを特徴とするものである。
【0011】そして、請求項3に記載の発明の多段式立
体倉庫の制御装置は、上下段方向と各段の横方向とにマ
トリックス状に荷物収容部が配置された収容棚ユニット
と、該収容棚ユニットの各段毎に荷物収容部の前面に沿
って横移動し且つ荷物の受渡しを行う荷運搬機と、収容
棚ユニットの一側に設けた前記各段毎の仮置き棚と、仮
置き棚と外部のコンベヤとの間を上下移動し且つ荷物の
受渡しを行う昇降台と、入出庫指令を出力する主制御装
置とを備えた多段式立体倉庫において、前記各段の仮置
き棚には荷物の有無を検出する荷物センサを備え、該各
荷物センサによるセンサ情報を主制御装置を介して前記
各段の荷運搬機のコントローラ及び昇降台用コントロー
ラに所定時間間隔毎に転送し、荷運搬機のコントローラ
が出庫指令を受信した時には、前記センサ情報の如何に
拘らず、当該荷運搬機は、所定の荷物収容部から荷物を
取り出し、仮置き棚前迄移動するように制御し、仮置き
棚に荷物無しのセンサ情報にて、荷運搬機から仮置き棚
に荷物を移送するように制御するものである。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の多段式立体倉庫の制御装置において、昇降台用
コントローラが出庫指令を受信した時には、前記センサ
情報の如何に拘らず、当該昇降台は所定の段の仮置き棚
まで昇降移動し、仮置き棚に荷物有りのセンサ情報にて
仮置き棚から昇降台に荷物を移送するように制御するの
である。
【0013】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1から請求項4迄のいずれかに記載の多段式立体倉庫の
制御装置において、前記仮置き棚と昇降台とコンベヤと
を入庫部側と出庫部側とに別々に設けたことを特徴とす
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は多段式立体倉庫の一部切欠
き斜視図であり、図2は要部平面図である。多段式立体
倉庫は、上下段方向と各段の横方向とにマトリックス状
に荷物収容部2が配置された2つの収容棚ユニット1,
1を適宜間隔を隔てて、荷物収容部2の前側開口部を相
対向させて配置している。 前記両収容棚ユニット1,
1の一側部に、前記荷物収容部2の各段毎に、荷物Wを
一時的に載置するための仮置き棚3が設けられ、前記両
収容棚ユニット1,1には、前記各段毎に、荷物収容部
2及び仮置き棚3の前面に沿って横移動し且つ荷物の受
渡しを行う荷運搬機4が走行し得るレール5,5が取付
けられている。
【0015】前記荷物収容部2は一定寸法の間口間隔で
仕切られていても良いし、間口寸法を異ならせていても
良く、実施例では荷物収容部2の金属製底板を連続状に
形成して、異なる巾寸法の荷物Wを載置できる構成であ
る。実施例では、収容棚ユニット1から図示しない作業
部または荷捌き部等の外部に荷物Wを搬出するための出
庫部と、前記外部からの荷物Wを収容棚ユニット1に搬
入するための入庫部とに区別するため、前記多段の仮置
き棚3の側方には、荷物Wを受渡しし、昇降する昇降台
6a,6bが収納されたリフト部7,7を配置し、一方
のリフト部7の一側下端には、搬入用コンベヤ8aを、
他方のリフト部7の一側下端には、搬出用コンベヤ8b
を配置している。符号9はオペレータが入出庫指令をす
るときに操作する主制御装置であり、該主制御装置9及
びその操作パネル9aは前記多段式立体倉庫の外部また
は遠隔操作室に配置しても良い。
【0016】図4及び図5は前記荷運搬機4の構成を示
し、左右一対の前記レール5,5に跨がる平面視略矩形
状の本体10には、前記各レール5に転動する前後車輪
11を備え、一対の車輪11,11が取付く車軸12は
本体10上の走行モータ13及びタイミングベルトを介
して正逆回転駆動する。本体10の荷物載置部には、そ
の左右両側に荷運搬機4の移動方向と直交する方向(図
4の矢印AB方向)に長手の固定フレーム14,14を
固着し、これら各固定フレーム14に第1移動フレーム
15を図4の矢印AB方向に前後移動自在に配置し、こ
の第1移動フレーム15に沿って第2移動フレーム16
を同じく前後移動自在に配置し、左右一対の第2移動フ
レーム16,16の各前後端には、当該第2移動フレー
ム16の進退動に同期して荷物Wを押したり引いたりす
るためのピッカー17が水平回動自在に装着されている
(図4では一方のみ示す)。
【0017】そして、固定フレーム14に対して、駆動
モータで正逆回転可能なピニオンギヤ18とこれに噛み
合うラック19とにより、第1移動フレーム15を進退
動させると共に、第1移動フレーム15と第2移動フレ
ーム16との間を図示しない無端チェンにて連結して、
第1移動フレーム15に対して第2移動フレーム16を
進退動させる。従って、荷物Wの受渡し時には、荷物収
容部2及び仮置き棚3に載置された荷物Wの左右両側に
沿って奥まで第2移動フレーム16が前進することにな
る。
【0018】図5は前記ピッカー17の作動機構の概略
斜視図であり、内向きの断面コ字状の左右両第2移動フ
レーム16の内面には、その長手方向(前後方向)の中
途部に、断面コ字状のブラケット20を固着し、該ブラ
ケット20に第2移動フレーム16の長手方向に延びる
ねじ杆21を回転自在に装架し、このねじ杆21にはス
ライダーナット22を螺合し、ブラケット20に装着し
た駆動モータ23の動力を一対のギヤ24を介して前記
ねじ杆21に伝達するように構成する。そして、前記ス
ライダーナット22には第2移動フレーム16の長手方
向に沿って延びる連動杆25を固定する。
【0019】前記ピッカー17は荷物当接部17aと基
部17bとが平面視でL字状に形成され、基部17aの
上下ブラケット片26,26が支軸27に対して水平回
動可能に装着されている。そして、支軸27は第2移動
フレーム16に設けた上下一対のリニアガイド体28に
沿って前後移動自在に装着されている。また、第2移動
フレーム16の前後端部には、前記支軸27と平行な規
制ピン30が立設されており、前記各ピッカー17の荷
物当接部17aの内面側が常時規制ピン30に当接する
ように、ばね31にて基部17bと前記連動杆25の端
部とを連結している。また、前記連動杆25の端部に
は、第2移動フレーム16の上下内面に固定した断面コ
字状のガイドレール32に沿って転動する上下対のガイ
ドローラ33と、前記ピッカー17の基部17b裏面を
押圧する押圧ローラ34とが装着されている。
【0020】この構成により、駆動モータ23が正回転
すると、ねじ軸21の回転によりスライダナット22ひ
いては連動杆25が図4及び図5の矢印A方向に前進
し、該前進側の前方に位置するピッカー17の基部17
bの裏面を前記押圧ローラ34にて押しつつ当該ピッカ
ー17を矢印A方向に前進させるので、その前進端で、
左右両側のピッカー17の荷物当接部17aが第2移動
フレーム16の内面に対してほぼ直角となるように閉じ
回動する。他方、連動杆25の後端側では、ばね31を
介してピッカー17の基部17bが引張られ、左右両側
のピッカー17の荷物当接部17aが規制ピン30に沿
いつつ回動移動し、当該荷物当接部17aが第2移動フ
レーム16の内面に略沿うように開き回動するのであ
る。
【0021】このピッカー17の動きと、第2移動フレ
ーム16の前進・後退の動作による、荷運搬機4から荷
物収容部2または仮置き棚3への荷物Wの移送時(載り
移り時)の動作について説明すると、第1移動フレーム
15及び第2移動フレーム16が前進するとき、荷物W
の移動方向の後側の左右両側のピッカー17,17を閉
じた状態で、当該荷物Wの移動方向後面を押して所定方
向に移送させる。逆に、荷物収容部2または仮置き棚3
から荷運搬機4への荷物Wの移送時(載り移り時)に
は、先端側の左右両側のピッカー17,17を開いた状
態のままその荷物Wの左右両側まで第2移動フレーム1
6を突っ込み、次いで、前記左右両側のピッカー17,
17を閉じて第2移動フレーム16及び第1移動フレー
ム15を荷運搬機4の本体方向に後退させることによ
り、荷物Wの移動方向後面を押して荷運搬機4へ載り移
らせるのである。
【0022】また、前記各段の仮置き棚3には、荷物W
の有無を検出するための投光部と受光部とからなる光遮
断式の荷物センサ35が備えられている。実施例におけ
る各仮置き棚3では、その前面側で荷運搬機4と荷物W
の受け渡しを実行し、それと平面視で直角の一側側で後
述する入庫部用の昇降台6a及び出庫部用の昇降台6b
とにそれぞれ荷物Wの受け渡しを実行するので、仮置き
棚3は平面視で直交する方向に回転自在な複数個のロー
ラ36を適宜間隔にて配置し、前記各荷物センサ35
は、仮置き棚3の一側の斜め上側に投光部35aを配置
し、前記ローラ36間の隙間等の下方に受光部35bを
設けるようにしている。
【0023】リフト部7,7における各昇降台6a,6
bは、下位置の搬入用コンベヤ8a及び搬出用コンベヤ
8bと、上方の仮置き棚3との間を昇降するように昇降
用駆動モータ37及びリフトチェン38を介して駆動さ
れ、各昇降台6には、前記荷運搬機4におけるピッカー
17と同じ構成の荷移送機構を備える。さらに、前記搬
入用コンベヤ8a及び搬出用コンベヤ8bにおける前記
昇降台6との荷受渡し部に、投光部と受光部とからなる
在荷センサ39a,39bを配置している。
【0024】次に、図6の参照しながら本発明の制御装
置の機能ブロック図について説明すると、制御を司る中
央処理装置(CPU)と制御プログラムを格納したRO
M(読み出し専用メモリ)と各種データを記憶するRA
M(随時読み書き可能メモリ)等を備えた主制御装置9
には、前記搬入用コンベヤ8a及び搬出用コンベヤ8b
における在荷センサ39a,39bと、前記各段の仮置
き棚3における荷物センサ35とを接続して、これらの
各センサからの信号を受ける。
【0025】また、前記主制御装置9に対して従属関係
にあるコントローラとして、前記搬入用コンベヤ8a及
び搬出用コンベヤ8bに対する各コンベヤコントローラ
50a,50bと、入庫部の昇降台6aに対する昇降台
用コントローラ51a及び出庫部の昇降台6bに対する
昇降台用コントローラ51bと、各段の荷運搬機4に搭
載したコントローラ52とが、それぞれ主制御装置9に
接続されている。
【0026】そして、前記各仮置き棚3における荷物セ
ンサ35からの荷物有無のセンサ情報は、主制御装置9
を介して、例えば10ミリ秒毎の一で時間間隔で、前記
昇降台用コントローラ51a,51b及び各コントロー
ラ52に転送され、各コントローラでは、仮置き棚3に
対する荷物Wの受渡し動作時に、前記センサ情報に基づ
いて、所定の動作を実行するか否かを決定するが、前記
仮置き棚3に対する荷物Wの受渡し動作と関係のない動
作であって、主制御装置9からの入出庫指令に基づく荷
物Wの移送に関しては、昇降台6a,6b及び荷運搬機
4の移動等は非同期並行的動作(マルチタスクオペレー
ション)を実行する。
【0027】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながら、荷物Wの入庫制御について説明すると、荷物W
の入庫作業時には、外部に設けられた主制御装置9にオ
ペレータが荷物Wに関するデータを入力するか、搬入用
コンベヤ8a上の荷物Wに添付されたバーコードを読み
込んで、当該荷物Wの種類等を主制御装置9内または接
続するメモリ(記憶手段)に記憶させる。次いで、主制
御装置9の操作パネル9aの表示部に空の荷物収容部2
が存在する番地(空番地)が表示されているので、その
内の一つの空番地を選択して入力する。これが入庫指令
である(S1)。
【0028】この入庫指令があると、その情報は、入庫
部用の昇降台6aおよび所定段の荷運搬機4に伝達さ
れ、これらがほぼ同時に入庫動作を開始する。この動作
は、非同期並行的動作(マルチタスクオペレーション)
であって、まず、昇降台6aの動作について説明する。
任意の段に停止していた昇降台6aは最下位置まで下降
し、搬入用コンベヤ8aの搬送終端側端部とリフト部7
の開口部40aの箇所にて停止する(S2)。そして、
搬入用コンベヤ8aの搬送終端側端部における在荷セン
サ39aにて入庫すべき荷物Wがあるか否かを判別する
(S3)。荷物Wが存在しない場合、在荷センサ39a
はOFFであり、その場合には(S3:no)、前記昇降
台6aは前記開口部40aの箇所で待機する(S4)。
【0029】なお、この在荷センサ39aによる入庫す
べき先行する荷物Wがあるか否かのセンサ情報も、主制
御装置9を介して一定時間間隔で、昇降台6aに転送さ
れている。搬入用コンベヤ8aの搬送終端側端部に荷物
Wが存在すると(S3:yes )、昇降台6aにおけるピ
ッカーが作動し、荷物Wを昇降台6aに載り移させよう
に取り込む(S5)。次いで、前記空番地の存在する段
まで、昇降台6aが上昇して停止する(S6)。ここ
で、前記所定段の仮置き棚3の荷物センサ35から発信
し、主制御装置9を介して一定時間ごとに転送されてく
る荷物有無のセンサ情報を昇降台6a用のコントローラ
51aが判断する(S7)。所定段の仮置き棚3に荷物
Wがある場合(S7:yes )、昇降台6aはその場で待
機する(S8)。
【0030】所定段の仮置き棚3に荷物Wがない場合
(S7:no)、昇降台6aのピッカーが作動して、当該
昇降台6aから仮置き棚3に荷物Wを移送させて荷渡し
(S9)、その後ピッカーを昇降台6a内に収納し、次
の入庫指令を待つべく、S1にリターンする。他方、前
記S1で入庫指令があると、前記荷物Wを収容すべき空
番地のある段の荷運搬機4が仮置き棚3の前まで横移動
した後停止する(S10)。ここで、この所定段の仮置
き棚3の荷物センサ35から発信し、主制御装置9を介
して一定時間ごとに転送されてくる荷物有無のセンサ情
報を荷運搬機4のコントローラ52にて判断する(S1
1)。当該所定段の仮置き棚3に荷物Wがない場合には
(S11:no)、荷運搬機4は待機する(S12)。逆
に、所定段の仮置き棚3に荷物Wがあると(S11:ye
s )、当該仮置き棚3上の荷物Wを、荷運搬機4に移す
べく、ピッカー17が作動して荷受けを行う(S1
3)。その後、荷運搬機4は、所定の空番地の荷物収容
部2の前迄横移動して所定位置で停止し(S14)、そ
の荷物収容部2内に荷物Wを載り移させるべくピッカー
17を作動させて、荷物Wの搬入を実行する(S1
5)。その後前記荷運搬機4はピッカー17を引き込め
て、次の入庫指令または出庫指令を待つべくS1へリタ
ーンする。
【0031】入庫指令に基づいて、搬入用コンベヤ8a
のコントローラ50aは、当該搬入用コンベヤ8aの搬
送終端側端部における在荷センサ39aにて入庫すべき
先行する荷物Wがあるか否かを判別して(S17)、荷
物Wが存在する場合には(S17:yes )、搬入用コン
ベヤ8aを作動させず待機し(S18)、先行する荷物
Wが存在しない場合(S17:no)、当該搬入用コンベ
ヤ8aを作動させ、所定の荷物Wを前記搬送終端側端部
に移送するのである(S19)。
【0032】図8は出庫指令のあった場合のフローチャ
ートを示す。この場合、主制御装置9における記憶手段
には、収納棚ユニット1のどの番地の荷物収容部2にど
の荷物Wが収容されているかのデータが既に記憶されて
いるので、所定の荷物Wを出庫させるには、オペレータ
が操作パネル9aの箇所で、少なくとも出庫すべき荷物
Wの番号等を入力する。このデータと共に出庫指令が主
制御装置9から所定段の荷運搬機4上のコントローラ5
2及び出庫用の昇降台6b用のコントローラ51bに伝
送される(S30)。また、前述のように、仮置き棚3
の荷物センサ35から発信し、主制御装置9を介して一
定時間ごとに、荷運搬機4上のコントローラ52及び出
庫用の昇降台6b用のコントローラ51bに転送され
る。
【0033】この出庫指令により、所定段の荷運搬機4
と出庫部用の昇降台6bとがほぼ同時に入庫動作を開始
する。この動作は、非同期並行的動作(マルチタスクオ
ペレーション)であって、まず、荷運搬機4の動作につ
いて説明すると、所定段の荷運搬機4におけるコントロ
ーラ52には前記出庫指令と出庫すべき荷物Wの荷物収
容部2の位置データとが伝送され、この指令とデータに
基づいて、荷運搬機4は、出庫すべき荷物Wが収容され
ている荷物収容部2の前まで横移動し、その前で停止す
る(S31)。次いで、その荷物収容部2から荷物Wを
受け取るべくピッカー17を作動させ、荷運搬機4に荷
物Wを取入れる(S32)。
【0034】次いで、荷運搬機4は仮置き棚3の前まで
横移動して停止する(S33)。ここで、前記仮置き棚
3に荷物Wがあるか否かのセンサ情報を荷運搬機4のコ
ントローラ52にて判断する(S34)。当該所定段の
仮置き棚3に荷物Wが有る場合には(S34:yes )、
荷運搬機4は待機する(S35)。逆に、所定段の仮置
き棚3に荷物Wがない場合には(S34:no)、荷運搬
機4から当該仮置き棚3上に荷物Wを移すべく、ピッカ
ー17が作動して荷渡しを行う(S36)。その後前記
荷運搬機4はピッカー17を引き込めて荷渡し完了し
(S37)、次の入庫指令または出庫指令を待つべくS
31へリターンする。
【0035】他方、出庫用の昇降台6bでは、前記出庫
指令に基づいて、所定の段まで、昇降台6bを昇降移動
させ、所定の段の仮置き棚3の横位置に停止する(S3
8)。ここで、仮置き棚3に荷物Wがあるか否かのセン
サ情報を昇降台6bのコントローラ51bにて判断する
(S39)。所定段の仮置き棚3に荷物Wがない場合
(S39:no)、昇降台6aはその場で待機する(S4
0)。
【0036】所定段の仮置き棚3に荷物Wがある場合
(S39:yes )、昇降台6aのピッカーが作動して、
当該仮置き棚3から昇降台6aに荷物Wを移送させて荷
渡し(S41)、その後昇降台6bは下降し、搬出用コ
ンベヤ8bの端部の位置で停止する(S42)。ここ
で、搬出用コンベヤ8bの端部に先行する荷物Wが存在
するか否かを在荷センサ39bにて判別する(S4
3)。なお、搬出用コンベヤ8bの搬送始端側端部にお
ける在荷センサ39bによる出庫すべき先行する荷物W
があるか否かのセンサ情報も、主制御装置9を介して一
定時間間隔で、昇降台6bに転送されている。前記在荷
センサ39bがONで先行する荷物Wが存在する場合に
は(S43:yes )、昇降台6bは待機する(S4
4)。先行する荷物Wがない場合には(S43:no)、
昇降台6bにおけるピッカーが作動し、開口部40bか
ら、搬出用コンベヤ8bの搬送始端側端部に荷物Wを放
出し(S45)、ピッカーを引き込めて荷渡し完了し
(S46)、次の出庫指令を待つべくS31へリターン
する。
【0037】以上のように、主制御装置9からの入出庫
の指令に従って、少なくとも各荷運搬機4及び昇降台6
a,6bは、仮置き棚3に対する荷物Wの受渡しと関係
のない部分ではそれぞれ非同期並行的に動作を実行する
ので、各荷運搬機4及び昇降台6a,6bの移動等の動
作についての待ち時間のロスを最小限にすることがで
き、荷物Wの入出庫作業を迅速且つ効率的に行える。ま
た、主制御装置9は、各荷運搬機4及び昇降台6a,6
bに対してその動作の全てを監視(確認)しつつ逐一制
御するのではなく、入出庫指令にて各荷運搬機4及び昇
降台6a,6bが所定の動作を採るように指令するだけ
であるから、主制御装置9自体の処理すべき情報量、及
び制御量を少なくできるから、特に多段の荷運搬機4で
ある場合には、制御速度を速め、ひいては荷物Wの入出
庫作業を迅速且つ効率的に行え、制御全体のシステム処
理能力を向上させることができる。
【0038】さらに、仮置き棚3における荷物Wの有無
のセンサ情報を、各荷運搬機4及び昇降台6a,6bに
転送するだけで、当該センサ情報に基づいて、荷運搬機
4や昇降台が独自の判断で荷物Wの受渡しを行うから、
主制御装置9の制御処理負担も軽減されるという効果を
奏する。なお、前記実施例では、入庫部と入庫部とを別
々にするように、搬入用コンベヤ8a及び搬出用コンベ
ヤ8bと、昇降台6a,6bと、2箇所の仮置き棚3,
3を備えるようにしたが、本発明は、コンベヤ、昇降台
及び仮置き棚を1箇所にして、入出庫部を共通となし、
時間帯などにより、入出庫作業を区別する等の使用態様
にも適用できるのである。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の多段式立体倉庫の制御装置は、上下段方向と各
段の横方向とにマトリックス状に荷物収容部が配置され
た収容棚ユニットと、該収容棚ユニットの各段毎に荷物
収容部の前面に沿って横移動し且つ荷物の受渡しを行う
荷運搬機と、収容棚ユニットの一側に設けた前記各段毎
の仮置き棚と、仮置き棚と外部のコンベヤとの間を上下
移動し且つ荷物の受渡しを行う昇降台と、入出庫指令を
出力する主制御装置とを備えた多段式立体倉庫におい
て、前記各段の仮置き棚には荷物の有無を検出する荷物
センサを備え、該各荷物センサによるセンサ情報を主制
御装置を介して前記各段の荷運搬機のコントローラ及び
昇降台用コントローラに所定時間間隔毎に転送し、昇降
台のコントローラが入庫指令を受信した時には、前記セ
ンサ情報の如何に拘らず、当該昇降台はコンベヤから所
定の荷物を受取り、所定段の仮置き棚迄移動するように
制御し、仮置き棚に荷物無しのセンサ情報にて、昇降台
から仮置き棚に荷物を移送するように制御するものであ
る。
【0040】従って、主制御装置から昇降台のコントロ
ーラが入庫指令を受信した時には、入庫すべき荷物をコ
ンベヤから昇降台に受取り、入庫すべき所定の段の仮置
き棚まで昇降するという移動動作を、仮置き棚の荷物有
無のセンサ情報と無関係に実行でき、また、仮置き棚に
荷物無しのセンサ情報にて、昇降台から仮置き棚に荷物
を直ちに移送すれば良いから、ロス時間を極力少なくで
きるという効果を奏する。
【0041】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の多段式立体倉庫の制御装置において、荷運搬機
のコントローラが入庫指令を受信した時には、前記セン
サ情報の如何に拘らず、当該荷運搬機が所定の仮置き棚
前迄移動する動作と、前記昇降台の昇降動作とをほぼ同
時に非同期並行的に実行でき、入庫作業を迅速に行える
という効果を奏する。
【0042】そして、仮置き棚に荷物有りのセンサ情報
にて、仮置き棚から荷運搬機に荷物を移送するように制
御し、また、仮置き棚に荷物無しのセンサ情報にて、昇
降台から仮置き棚に荷物を直ちに移送する制御を荷運搬
機自体のコントローラが処理するから、主制御装置の情
報処理量も少なくできるという効果を奏する。そして、
請求項3に記載の発明の多段式立体倉庫の制御装置は、
上下段方向と各段の横方向とにマトリックス状に荷物収
容部が配置された収容棚ユニットと、該収容棚ユニット
の各段毎に荷物収容部の前面に沿って横移動し且つ荷物
の受渡しを行う荷運搬機と、収容棚ユニットの一側に設
けた前記各段毎の仮置き棚と、仮置き棚と外部のコンベ
ヤとの間を上下移動し且つ荷物の受渡しを行う昇降台
と、入出庫指令を出力する主制御装置とを備えた多段式
立体倉庫において、前記各段の仮置き棚には荷物の有無
を検出する荷物センサを備え、該各荷物センサによるセ
ンサ情報を主制御装置を介して前記各段の荷運搬機のコ
ントローラ及び昇降台用コントローラに所定時間間隔毎
に転送し、荷運搬機のコントローラが出庫指令を受信し
た時には、前記センサ情報の如何に拘らず、当該荷運搬
機は、所定の荷物収容部から荷物を取り出し、仮置き棚
前迄移動するように制御し、仮置き棚に荷物無しのセン
サ情報にて、荷運搬機から仮置き棚に荷物を移送するよ
うに制御するものである。
【0043】従って、主制御装置から荷運搬機のコント
ローラが出庫指令を受信した時には、出庫すべき荷物を
所定の荷物収容部から荷運搬機に荷物を移送し、且つ仮
置き棚前迄移動するという仮置き棚への荷物受け渡しま
での前処理動作を、仮置き棚における荷物の有無に関係
なく実行でき、仮置き棚に荷物無しのセンサ情報にて、
荷運搬機から仮置き棚に荷物を移送するから、荷運搬機
の移動、荷物の荷渡しによるロス時間を極力少なくでき
るという効果を奏する。
【0044】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の多段式立体倉庫の制御装置において、昇降台用
コントローラが出庫指令を受信した時には、前記センサ
情報の如何に拘らず、当該昇降台は所定の段の仮置き棚
まで昇降移動し、仮置き棚に荷物有りのセンサ情報にて
仮置き棚から昇降台に荷物を移送するように制御するの
である。従って出庫指令を受信した時には、前記センサ
情報の如何に拘らず、当該昇降台は所定の段の仮置き棚
まで昇降移動する動作と、荷物を所定の荷物収容部から
荷運搬機に荷物を移送し、且つ仮置き棚前迄移動すると
いう仮置き棚への荷物受け渡しまでの前処理動作とをほ
ぼ同時に非同期並行的に実行でき、出庫作業を迅速に行
えるという効果を奏する。
【0045】そして、請求項5に記載の発明は、請求項
1から請求項4迄のいずれかに記載の多段式立体倉庫の
制御装置において、前記仮置き棚と昇降台とコンベヤと
を入庫部側と出庫部側とに別々に設けたものであるか
ら、前述の入庫処理と出庫処理とを、前記別々の仮置き
棚を介して同時並行的に実行できるのであるから、この
多段式立体倉庫での入出庫作業を迅速且つ効率的に行え
るという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】多段式立体倉庫の一部切欠き斜視図である。
【図2】多段式立体倉庫の一部切欠き平面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視断面図である。
【図4】荷運搬機の斜視図である。
【図5】ピッカーとその駆動機構の一部切欠き斜視図で
ある。
【図6】制御装置の機能ブロック図である。
【図7】入庫指令時のフローチャートである。
【図8】出庫指令時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 収容棚ユニット 2 荷物収容部 3 仮置き棚 4 荷運搬機 6a,6b 昇降台 8a,8b コンベヤ 9 主制御装置 35 荷物センサ 39a,39b 在荷センサ 50a,50b コンベヤコントローラ 51a,51b 昇降台用コントローラ 52 荷運搬機用のコントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下段方向と各段の横方向とにマトリッ
    クス状に荷物収容部が配置された収容棚ユニットと、該
    収容棚ユニットの各段毎に荷物収容部の前面に沿って横
    移動し且つ荷物の受渡しを行う荷運搬機と、収容棚ユニ
    ットの一側に設けた前記各段毎の仮置き棚と、仮置き棚
    と外部のコンベヤとの間を上下移動し且つ荷物の受渡し
    を行う昇降台と、入出庫指令を出力する主制御装置とを
    備えた多段式立体倉庫において、前記各段の仮置き棚に
    は荷物の有無を検出する荷物センサを備え、該各荷物セ
    ンサによるセンサ情報を主制御装置を介して前記各段の
    荷運搬機のコントローラ及び昇降台用コントローラに所
    定時間間隔毎に転送し、昇降台のコントローラが入庫指
    令を受信した時には、前記センサ情報の如何に拘らず、
    当該昇降台はコンベヤから所定の荷物を受取り、所定段
    の仮置き棚迄移動するように制御し、仮置き棚に荷物無
    しのセンサ情報にて、昇降台から仮置き棚に荷物を移送
    するように制御することを特徴とする多段式立体倉庫の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 荷運搬機のコントローラが入庫指令を受
    信した時には、前記センサ情報の如何に拘らず、当該荷
    運搬機は、所定の仮置き棚前迄移動するように制御し、
    仮置き棚に荷物有りのセンサ情報にて、仮置き棚から荷
    運搬機に荷物を移送するように制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の多段式立体倉庫の制御装置。
  3. 【請求項3】 上下段方向と各段の横方向とにマトリッ
    クス状に荷物収容部が配置された収容棚ユニットと、該
    収容棚ユニットの各段毎に荷物収容部の前面に沿って横
    移動し且つ荷物の受渡しを行う荷運搬機と、収容棚ユニ
    ットの一側に設けた前記各段毎の仮置き棚と、仮置き棚
    と外部のコンベヤとの間を上下移動し且つ荷物の受渡し
    を行う昇降台と、入出庫指令を出力する主制御装置とを
    備えた多段式立体倉庫において、前記各段の仮置き棚に
    は荷物の有無を検出する荷物センサを備え、該各荷物セ
    ンサによるセンサ情報を主制御装置を介して前記各段の
    荷運搬機のコントローラ及び昇降台用コントローラに所
    定時間間隔毎に転送し、荷運搬機のコントローラが出庫
    指令を受信した時には、前記センサ情報の如何に拘ら
    ず、当該荷運搬機は、所定の荷物収容部から荷物を取り
    出し、仮置き棚前迄移動するように制御し、仮置き棚に
    荷物無しのセンサ情報にて、荷運搬機から仮置き棚に荷
    物を移送するように制御することを特徴とする多段式立
    体倉庫の制御装置。
  4. 【請求項4】 昇降台用コントローラが出庫指令を受信
    した時には、前記センサ情報の如何に拘らず、当該昇降
    台は所定の段の仮置き棚まで昇降移動し、仮置き棚に荷
    物有りのセンサ情報にて仮置き棚から昇降台に荷物を移
    送するように制御することを特徴とする請求項3に記載
    の多段式立体倉庫の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記仮置き棚と昇降台とコンベヤとを入
    庫部側と出庫部側とに別々に設けたことを特徴とする請
    求項1から請求項4迄のいずれかに記載の多段式立体倉
    庫の制御装置。
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JP2013023302A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Daifuku Co Ltd 物品収納設備
KR101323806B1 (ko) * 2011-11-24 2013-10-31 문수진 배식용기 자동 승하강장치
CN111634596A (zh) * 2020-06-02 2020-09-08 江苏易高烟草机械有限公司 一种应用于高架库的空货位快速筛选方法

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