JP2001212021A - 洗面器置き台構造 - Google Patents

洗面器置き台構造

Info

Publication number
JP2001212021A
JP2001212021A JP2000026645A JP2000026645A JP2001212021A JP 2001212021 A JP2001212021 A JP 2001212021A JP 2000026645 A JP2000026645 A JP 2000026645A JP 2000026645 A JP2000026645 A JP 2000026645A JP 2001212021 A JP2001212021 A JP 2001212021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basin
counter
washing
recess
structure according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000026645A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Go
郷  芳和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000026645A priority Critical patent/JP2001212021A/ja
Publication of JP2001212021A publication Critical patent/JP2001212021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の洗面器置き台構造では、汚れやすい洗面
器置き台を取り外すことが難しく、清掃が面倒なものに
なっていた。安全上、強固に取り付ける必要があり、壁
面やカウンター等から洗い場に張り出し状に固定する場
合、取付け構造が複雑で高価なのもになりやすい。 【解決手段】洗い場面まで垂下し洗面器載置部を支持す
る胴部の前面を窪ませ、洗面器載置部下面に開放された
空間を形成した、また、カウンターの前面に凹部が形成
され、カウンターと洗面器置き台が一体状に納まる。洗
面器置き台の下部が排水口の窪みと同形状に形成されて
いる。また転倒防止構造を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室の洗い場に設置
される洗面器を載置して使用することが可能な洗面器置
き台に係り、特に狭い洗い場でも比較的洗い場を広く使
用することが出来、更に使用上も好適でコスト的にも優
れる洗面器置き台構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室の洗い場に設置される洗面器
を載置して使用することが可能な洗面器置き台構造は、
洗面器載置部が壁面やカウンター等から洗い場に張り出
し状に固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗面器載置部が
壁面やカウンター等から洗い場に張り出し状に固定され
ていた洗面器置き台構造では、汚れやすい洗面器置き台
を取り外すことが難しく、清掃が面倒なものになってい
た。又、安全上、強固に取り付ける必要があり、壁面や
カウンター等から洗い場に張り出し状に固定する場合、
取付け構造が複雑で高価なのもになりやすい。本発明
は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明
の目的は、自由に取り外すことが可能で、掃除のし易
い、構造が簡単で安価な洗面器置き台構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、浴室の洗い場に設置され洗面器を上部に
載せて使用する洗面器置き台において、洗い場面まで垂
下し洗面器載置部を支持する胴部の前面を窪ませ、洗面
器載置部下面に開放された空間を形成したので、入浴者
が足を入れることができ洗い場を広く使うことが可能で
ある。また、物を置くことが可能であり洗い場を狭くし
ない。また、視覚的な圧迫感も減少させることが可能で
ある。特別な支持構造が一切不要であるので、支持材の
コストが発生しないのはもちろん、壁、カウンターに支
持のための加工などが発生せず構造がきわめて簡単で安
価な洗面器置き台を提供可能である。
【0005】請求項2は、洗い場の一辺に設置されたカ
ウンターの前面に凹部が形成され、前記凹部と同形状に
洗面器置き台が形成され、カウンターと洗面器置き台が
一体状に納まるので、洗面器置き台の前で寸法が少なく
すみ、洗い場を広く使用することが可能である。また、
意匠的にも好適である。
【0006】請求項3は、洗面器置き台を設置する洗い
場床面に、排水口を取り付けるための窪みが形成され、
洗面器置き台の下部が前記窪みと同形状に形成されてい
るので、別に排水口のカバーが必要なく、この分のコス
トを削減できる。また、入浴時排水口のカバーを踏むな
ど入浴中の不具合を解決することができる。
【0007】請求項4は洗面器載置部下面に開放された
空間の内側下面が洗い場面より高い位置にしたので、洗
い場での汚れた排水が内側下面にかからず、物を置いて
使った場合、置いたものが汚れないで済む。
【0008】請求項5は、洗面器置き台の下部の洗い場
の窪みに飲み込まれる部分に、排水用の凹凸を設けたの
で、洗い場で使用した水を排水する際、排水の流れを妨
げず好適である。
【0009】請求項6は、洗面器置き台が下方ほど小さ
くなるテーパ状に形成されているので、実使用上も視覚
的にも圧迫感を与えず、洗い場を有効に使用することが
可能である。また、カウンターと床を一体的に成形する
場合、製造上の都合からカウンターの立ち上がり部は下
方ほど小さくなるテーパ状に形成されるので、取り合い
上好適である。
【0010】請求項7は、洗面器置き台を前後対象形状
にて形成し、前後両方向ともカウンターと一体状に設置
できるので、開放部をカウンター側にして設置した場
合、内部に置いたものを目隠し状に収納することが可能
であり、また、シャワー使用時の飛び散った水から内部
に置いたものを守ることが可能である。
【0011】請求項8は、洗面器置き台、カウンターに
設けられた凹部、凸部を嵌合させ、転倒防止構造を備え
たので、使用に支障を来たすことがない。特に、請求項
6のように上部が大きい構造では効果を発揮する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示された実施例
に基づき詳述する。浴室は図1に示されるように、床パ
ン5の周縁部に壁パネル6と入口(ドア)(図示せず)
を立設し、壁パネル6の上部に天井パネル(図示せず)
を設置し、床パン5の片側部に浴槽2が形成され、他の
片側部は洗い場1となり、洗い場1にはカウンター3が
設置され主体が構成されている。
【0013】洗い場1に設置されたカウンター3には洗
面器を載置して洗面等の動作が可能な洗面器置き台4が
半埋込み状に設置される。洗面器置き台4の前面は洗い
場に向かって開放状の窪み4aが形成され、窪みの内側
下面はシャンプー等浴室の小物が置けるように平面が形
成されている。洗面器置き台4の下端部4cは、排水口
窪みと略同一形状になっており、排水口窪みに洗面器置
き台4を置くだけで、移動しないように設置される。下
端部4cには洗い場の排水が排水口に流れ込む際、妨げ
にならないように凹凸が形成される。また、洗面器置き
台4の窪みの内側下面4bは洗い場1より若干高い位置
に形成され、洗い場の汚れた水が窪みの内側下面4bに
達しないように配慮されている
【0014】このように形成されているので、洗面器置
き台4使用する際入浴者の足回りを広く使用することが
可能である。また、排水口カバー等が別に必要なくコス
ト上も有利となる。排水口カバーが無いため、入浴時に
排水口カバーを踏んでバランスを崩す等の不具合が発生
しない。洗面器置き台4は前後対象形状にて成形された
場合、使用状態に応じて洗面器置き台4を前後を逆にし
て使用することが可能である。この場合は、内部に収納
した浴室の小物等をシャワーの散水等からある程度守る
ことができ、たとえば、高級な石鹸等水にぬれると使用
できなくなるようなものを収納するのに好適である。
【0015】また、カウンター3床パン5と一体にて成
形されている場合、製造上の制約によりカウンター3の
前面は抜き勾配があり、下方ほど小さくなるテーパ状に
形成されている。このため、洗面器置き台4について
も、同様のテーパにて作成し、カウンター3と一体状に
嵌めあわせることが意匠的にも使い勝手からも好まし
い。洗面器置き台4の下方が小さく成形されることによ
り、視覚的な圧迫感や実使用上の足元の広さを確保する
ことが可能である。
【0016】洗面器置き台4の下方を小さく成形すると
不安定になる危険性があるため、転倒防止の機構を備え
ることが好ましい。転倒防止機構は実施例ではカウンタ
ーに転倒防止凸部3a、洗面器置き台4に転倒防止凹部
4dを形成しているが、凹凸が逆でも問題なく、また、
これ意外にも単純な転倒防止機構は多数考えられるので
省略する。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、浴室の洗い場に設置され洗面器を上
部に載せて使用する洗面器置き台において、洗い場面ま
で垂下し洗面器載置部を支持する胴部の前面を窪ませ、
洗面器載置部下面に開放された空間を形成したので、入
浴者が足を入れることができ洗い場を広く使うことが可
能である。また、物を置くことが可能であり洗い場を狭
くしない。また、視覚的な圧迫感も減少させることが可
能である。
【0018】請求項2は、洗い場の一辺に設置されたカ
ウンターの前面に凹部が形成され、前記凹部と同形状に
洗面器置き台が形成され、カウンターと洗面器置き台が
一体状に納まるので、洗面器置き台の前で寸法が少なく
すみ、洗い場を広く使用することが可能である。また、
意匠的にも好適である。
【0019】請求項3は、洗面器置き台を設置する洗い
場床面に、排水口を取り付けるための窪みが形成され、
洗面器置き台の下部が前記窪みと同形状に形成されてい
るので、別に排水口のカバーが必要なく、この分のコス
トを削減できる。また、入浴時排水口のカバーを踏むな
ど入浴中の不具合を解決することができる。
【0020】請求項4は洗面器載置部下面に開放された
空間の内側下面が洗い場面より高い位置にしたので、洗
い場での汚れた排水が内側下面にかからず、物を置いて
使った場合、置いたものが汚れないで済む。
【0021】請求項5は、洗面器置き台の下部の洗い場
の窪みに飲み込まれる部分に、排水用の凹凸を設けたの
で、洗い場で使用した水を排水する際、排水の流れを妨
げず好適である。
【0022】請求項6は、洗面器置き台が下方ほど小さ
くなるテーパ状に形成されているので、実使用上も視覚
的にも圧迫感を与えず、洗い場を有効に使用することが
可能である。また、カウンターと床を一体的に成形する
場合、製造上の都合からカウンターの立ち上がり部は下
方ほど小さくなるテーパ状に形成されるので、取り合い
上好適である。
【0023】請求項7は、洗面器置き台を前後対象形状
にて形成し、前後両方向ともカウンターと一体状に設置
できるので、開放部をカウンター側にして設置した場
合、内部に置いたものを目隠し状に収納することが可能
であり、また、シャワー使用時の飛び散った水から内部
に置いたものを守ることが可能である。
【0024】請求項8は、洗面器置き台、カウンターに
設けられた凹部、凸部を嵌合させ、転倒防止構造を備え
たので、使用に支障を来たすことがない。特に、請求項
6のように上部が大きい構造では効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すパース図
【図2】本発明の実施例A−A断面を示す断面図
【図3】本発明の実施例の洗面器置き台を前後逆に置い
たパース図
【図4】本発明の実施例転倒防止機構を示す図
【図5】本発明の実施例転倒防止機構を示すB部分詳細
【符号の説明】
1、洗い場 2、浴槽 3、カウンター 3a、転倒防止凸部 4、洗面器置き台 4a、開放状の窪み 4b、窪みの内側下面 4c、下端部 4d、転倒防止凹部 5、床パン 6、壁 7、排水口の窪み

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の洗い場に設置され洗面器を上部に載
    せて使用する洗面器置き台において、洗い場面まで垂下
    し洗面器載置部を支持する胴部の前面を窪ませ、洗面器
    載置部下面に開放された空間を形成したことを特長とす
    る洗面器置き台構造。
  2. 【請求項2】洗い場の一辺に設置されたカウンターの前
    面に凹部が形成され、前記凹部と同形状に洗面器置き台
    が形成され、カウンターと洗面器置き台が一体状に納ま
    ることを特長とする請求項1の洗面器置き台構造。
  3. 【請求項3】洗面器置き台を設置する洗い場床面に、排
    水口を取り付けるための窪みが形成され、洗面器置き台
    の下部が前記窪みと同形状に形成されていることを特長
    とする請求項1及び請求項2の洗面器置き台構造。
  4. 【請求項4】洗面器載置部下面に開放された空間の内側
    下面が洗い場面より高い位置にあることを特長とする請
    求項3の洗面器置き台構造。
  5. 【請求項5】洗面器置き台の下部の洗い場の窪みにのみ
    込まれる部分に、排水用の凹凸を設けたことを特長とす
    る請求項3及び請求項4の洗面器置き台構造。
  6. 【請求項6】洗面器置き台が下方ほど小さくなるテーパ
    状に形成されていることを特長とする請求項1及び請求
    項2及び請求項3及び請求項4及び請求項5の洗面器置
    き台構造。
  7. 【請求項7】洗面器置き台を前後対象形状にて形成し、
    前後両方向ともカウンターと一体状に設置できることを
    特長とする請求項2及び請求項3及び請求項4及び請求
    項5及び請求項6の洗面器置き台構造。
  8. 【請求項8】洗面器置き台、カウンターに設けられた凹
    部、凸部を嵌合させ、転倒防止構造を備えたことを特長
    とする請求項2及び請求項3及び請求項4及び請求項5
    及び請求項6及び請求項7の洗面器置き台構造。
JP2000026645A 2000-02-03 2000-02-03 洗面器置き台構造 Pending JP2001212021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026645A JP2001212021A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 洗面器置き台構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026645A JP2001212021A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 洗面器置き台構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001212021A true JP2001212021A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18552358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000026645A Pending JP2001212021A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 洗面器置き台構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001212021A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097748A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Sekisui Home Techno Kk 浴室カウンター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097748A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Sekisui Home Techno Kk 浴室カウンター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001212021A (ja) 洗面器置き台構造
JP5276617B2 (ja) 浴室ユニット
JP2746498B2 (ja) 浴室ユニット
JP7186551B2 (ja) 浴室カウンター収納構造及び浴室ユニット
JP2914482B2 (ja) 浴室のベンチユニット
JPH07155Y2 (ja) 浴室用備品収納籠の取付構造
JPH0737579Y2 (ja) 浴槽のカウンター装置
JP2515846Y2 (ja) シャワー使用の際腰掛として利用できる浴槽の蓋
JP4315098B2 (ja) 浴室用カウンターパネル
KR20000017506U (ko) 욕조에 걸치는 보조세면대
JP2535502Y2 (ja) 浴室の洗い場構造
JPH0726457Y2 (ja) 浴室洗い場の構造
JP3808057B2 (ja) バスルーム
JPH0736553Y2 (ja) バスユニット
JP3460014B2 (ja) シャワーホース保持具を取付けた浴室
JP2002102096A (ja) 浴室ユニット
JP4324950B2 (ja) 浴室カウンター
JP2001161587A (ja) 浴室等における洗面器置き構造
JP2732749B2 (ja) 浴室ユニット
JPH10155694A (ja) 浴室ユニット
JP2002143015A (ja) 中仕切型浴槽
JP2002291635A (ja) 風呂蓋収納装置
JPH08336481A (ja) 洗い場カウンタ
JPH11324358A (ja) 浴室カウンター構造
JPH0884681A (ja) 浴室カウンター及び浴室