JP2001211349A - 伝達関数を実現する方法及び装置 - Google Patents

伝達関数を実現する方法及び装置

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JP2001211349A
JP2001211349A JP2000361054A JP2000361054A JP2001211349A JP 2001211349 A JP2001211349 A JP 2001211349A JP 2000361054 A JP2000361054 A JP 2000361054A JP 2000361054 A JP2000361054 A JP 2000361054A JP 2001211349 A JP2001211349 A JP 2001211349A
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Jean Gobert
ゴベル ジャン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response
    • H04N5/202Gamma control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/03Digital function generators working, at least partly, by table look-up
    • G06F1/035Reduction of table size
    • G06F1/0356Reduction of table size by using two or more smaller tables, e.g. addressed by parts of the argument
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0673Adjustment of display parameters for control of gamma adjustment, e.g. selecting another gamma curve

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、入力値に応答して出力値を生成す
る装置及び方法、並びに、ガンマ補正を行う画像処理シ
ステムのコスト削減を目的とする。 【解決手段】 所与の関数に従って、入力値に応答した
出力値が生成される。入力値からテーブル入力値及び補
間器入力値を抽出する入力部は、複数の入力区間を定義
する区間検出器を含む。区間検出器は入力値が収まる区
間を示す区間指標を生成する。入力部は区間指標の関数
として、区間指標に従って大きさが変化する入力値の上
位部及び相補的な下位部により夫々に決定されるテーブ
ル入力値及び補間器入力値を形成する入力値形成器を含
む。テーブルはテーブル入力値に応じてテーブル値を生
成する。補間器は補間器入力値に応じて補間値を生成す
る。出力部は出力値を獲得するためテーブル値と補間値
を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所与の関数F:Y
=F(X)にしたがって入力値Xに応答して出力値Yを
生成する装置及び方法に関する。本発明は、たとえば、
ディジタル方式でガンマ補正を行う画像処理システムに
利用される。
【0002】
【従来の技術】上述の装置はテーブルを用いて実現する
ことができる。たとえば、テーブルは、種々の各入力値
Xに対し出力値Yを格納する。非常に多種多様な入力値
Xが存在する場合、テーブルは非常に大きくなる。たと
えば、10ビットを有する入力値Xは、1024通りの
出力値を格納するテーブルを必要とする。
【0003】以下の原理にしたがって、テーブルのサイ
ズを縮小することが可能である。入力値は10ビットで
あるとする。上位5ビットがテーブルに利用される。テ
ーブルは32個のテーブル値を格納する。上位5ビット
に応答して、テーブルはテーブル値を生成する。テーブ
ル値は大量の出力値を形成する。入力値の下位5ビット
は、補間器に供給される。下位5ビットに応答して、補
間器は補間値を生成する。補間器は、たとえば、下位5
ビットを補間係数倍する。補間値は、出力値を獲得する
ためテーブル値に加算される。任意の伝達関数を実現す
るこの原理は、「表作成と補間(tabulation and interp
olation)」と称される。Trimediaファミリーに属する集
積回路TM2700は、この原理に従って動作するガンマ補正
の機能を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、入力値に応
答して出力値を生成する装置及び方法、並びに、ガンマ
補正を行う画像処理システムのコスト削減を目的とす
る。
【0005】本発明は、以下の局面を考慮する。「表作
成と補間」原理は、所望の関数の近似を獲得できるに過
ぎない。下位ビットがすべて0であるような入力値を想
定する。この場合、補間は行われない。出力値は、上位
ビットに応答して生成されたテーブル値だけによって形
成される。その結果として、出力値の精度は、テーブル
値のビット数だけによって決まる。
【0006】次に、下位ビットの中の少なくとも1ビッ
トが1である場合を考える。この場合、補間が下位ビッ
トに基づいて行われる。この補間により補間値が得られ
る。出力値は、テーブル値及び補間値によって形成され
る。出力値の精度は、補間の精度と、出力値に対する補
間値の寄与度とに依存する。
【0007】補間の精度は、一般的に、ある入力値区間
から別の入力値へ変化する。精度が比較的高い一つ以上
の区間と、精度が比較的低い一つ以上の区間とが存在す
る。
【0008】出力値に対する補間値の寄与度は、下位ビ
ットの中で補間を行う際に基づくビット数に依存する。
補間値が出力値に与える寄与度がより大きくなり、その
結果として、出力値の精度は、下位ビットの中で補間を
行う際に基づくビット数が増加する共に低下する。
【0009】次に、従来技術の「表作成と補間」原理が
適用された場合を考える。充足可能な精度を確保するた
めにはどうすればよいかを考える。まず、補間の精度が
低い入力値区間を識別する必要がある。次に、補間は、
この区間内で充足可能な精度を達成するために十分少な
いビット数の下位ビットに基づいて行われるべきであ
る。すなわち、他の区間における精度の方が優れてい
る。補間のために使用されないビットは、すなわち、上
位ビットは、テーブルに供給される。テーブルに供給さ
れる上位ビットのビット数を整数Kで表すことにする。
テーブルのサイズは、2のK乗に達する。したがって、
テーブルのサイズは、所望の精度で補間を実行するため
使用され得るビット数に直接的に関係する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以下に
説明するように所与の関数にしたがって、入力値に応答
した出力値を生成する。入力部は、入力値からテーブル
入力値及び補間器入力値を抽出する。入力部は、複数の
入力区間を定義する区間検出器を含む。この区間検出器
は、入力値が収まる区間を示す区間指標を生成する。入
力部は、区間指標の関数としてテーブル入力値及び補間
器入力値を形成する入力値形成器を更に含む。テーブル
入力値及び補間器入力値は、それぞれ、区間指標にした
がって大きさが変化する入力値の上位部及び相補的な下
位部により決定される。テーブルは、テーブル入力値に
応じてテーブル値を生成する。補間器は、補間器入力値
に応じて補間値を生成する。出力部は、出力値を獲得す
るため、テーブル値と補間値を合成する。
【0011】かくして、本発明によれば、補間を実行す
るため使用されるビット数は、従来技術では固定されて
いたのに対し、可変である。これにより、補間の精度が
低い入力値区間で補間を実行するため使用される下位ビ
ットのビット数をかなり少なくさせることが可能であ
る。同時に、補間の精度がかなり高い入力値区間で使用
される下位ビットのビット数が増加する。すなわち、か
かる入力値区間において、テーブルの入力値を形成する
上位ビットのビット数は減少する。したがって、本発明
によれば、テーブルは従来技術よりも小さくなる。
【0012】一面で、本発明は、入力値の全体に対し精
度を等化させることが可能であり、これは、テーブルが
小さい場合に有利である。また、本発明による装置の入
力部は、簡単な配線接続によって実現される従来技術の
入力部よりも複雑化する。しかし、テーブルのサイズが
縮小されると、一般的に、入力部の構成が簡単化される
ほど入力部にかかるコスト負担が削減される。したがっ
て、本発明は、コスト削減を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するために有
利的に使用される本発明の特徴的な事項並びにその他の
特徴的な事項が添付図面を参照して詳細に説明される。
【0014】最初に、参照符号について注記する。全て
の図面を通じて、類似した実体には同じ参照名が付され
る。複数の類似した実体が1枚の図面に表される場合が
ある。そのような場合、類似した実際を区別するため、
参照名に添え字番号が付される。この番号若しくは添え
字は、説明の便宜上略される場合もある。このことは、
発明の詳細な説明中の記載、並びに、特許請求の範囲中
の記載の両方にいえることである。
【0015】図1には、本発明の基本的な特徴事項が示
されている。この装置は、以下に説明するように、所与
の関数Fにしたがって、入力値Xに応じて出力値Yを生
成する。入力部INPは、入力値Xからテーブル入力値
XT及び補間器入力値XIを抽出する。テーブルTBL
は、テーブル入力値XTに応じてテーブル値YTを生成
する。補間器INTは、補間器入力値XIに応じて補間
値YIを生成する。出力部OUTは、出力値Yを獲得す
べくテーブル値YT及び補間値YIを合成する。
【0016】入力部INPは、複数の入力値区間I1、
I2を決める区間検出器DETを含む。この検出器DE
Tは、入力値Xが含まれる区間I1を示す間隔指標IN
Dを生成する。入力部INPは、区間指標INDの関数
としてテーブル入力値XT及び補間器入力値XIを形成
する入力値形成器IVCを更に有する。テーブル入力値
XT及び補間器入力値XIは、それぞれ、区間指標IN
Dにしたがって大きさが可変である入力値の中の上位部
MSP、及び、相補的な下位部LSPによって決定され
る。
【0017】図1に示された特徴事項は、たとえば、画
像処理システムで利用することが可能である。大半の画
像処理システムは、画像センサ若しくは表示装置の非線
形特性を補償するガンマ補正を含む。ガンマ補正は非線
形関数である。
【0018】図2には、画像処理システムが示されてい
る。このシステムは、画像復号器DECと、表示準備回
路DPCと、ガンマ補正回路GCAとを有する。このシ
ステムは、基本的に以下の通り動作する。画像復号器D
ECは、一つ以上の画像を表す復号化データDDを獲得
するため、符号化データCDを復号化する。表示準備回
路DPCは、たとえば、1画像当たりのライン数及び1
ライン当たりの画素数に関するフォーマット変換によっ
て、所望の表示を実現するため、復号化データを処理す
る。別の実現可能な処理動作は、テキスト、ロゴ若しく
は画像の主画像への挿入である。表示準備回路DPC
は、2進数値の系列の形式でビデオ信号VSを生成す
る。ガンマ補正回路GCAは、訂正ビデオ信号CVSを
獲得するため、ガンマ補正関数にしたがってビデオ信号
VSを処理する。訂正ビデオ信号CVSは、たとえば、
ディジタル・アナログ変換機(D/A)を介して、表示
装置へ供給される。
【0019】図3には、ガンマ補正関数Fγが実線で示
されている。図3のグラフにおいて、横軸は入力値Xを
表し、縦軸は出力値Yを表す。入力値Xは8ビットであ
る。したがって、0から255までの256通りの入力
値が存在する。
【0020】また、図3には、多数のセグメントで線形
近似されたガンマ補正関数に対する従来の近似関数≒F
γが点線で示されている。各セグメントは、16個の入
力値により構成される。全部で16個のセグメントが存
在し、第1のセグメントは入力値0〜15を含み、第2
のセグメントは入力値16〜31を含み、以下同様であ
る。線形補間は、セグメント毎に独立して行われる。す
なわち、全部で16個の補間係数が存在する。
【0021】さらに、図3には、以下に説明される従来
の近似関数の精度が破線で示されている。より詳細に説
明すると、この破線は、従来の近似関数の絶対誤差Δを
表す。精度は、入力値0〜15を含むセグメントではか
なり低い。逆に、他のセグメントにおける精度はかなり
高い。
【0022】図4は、図2に示された画像処理システム
のガンマ補正回路GCAを表す図である。ガンマ補正回
路GCAは、図3に示されたガンマ補正関数にしたがっ
て、入力値Xに応じて出力値Yを生成する。ガンマ補正
回路GCAは、区間検出器DETと、アドレス発生器A
Gと、ビット選別器SBと、メモリMEMと、乗算器M
ULと、加算器ADDとを含む。既に説明した通り、入
力値は8ビットである。最上位ビットはb7で表され、
最下位ビットはb0で表される。かくして、ビットの名
前の中の数字は重みを示す。
【0023】図4に示されたガンマ補正回路GCAは以
下の通り動作する。区間検出器DETは、入力値Xに基
づいて区間指標INDを生成する。入力値Xが0と15
の間に収まるとき、区間指標は0になる。入力値が16
と255の間にあるとき、区間標識は1である。この場
合、区間検出器DETは、非常に簡単な形で構成するこ
とができる。区間検出器DETは、入力値Xの上位4ビ
ットにOR関数:IND=b7 OR b6 OR b
5 OR b4を適用するのが好適である。
【0024】アドレス発生器は、入力値X及び区間指標
INDに基づいてアドレスADRを発生する。より詳細
に説明すると、区間指標INDが0である場合、アドレ
ス発生器AGは、入力値Xのビットb3とb2だけを考
慮する。したがって、アドレス発生器AGは、入力値が
0と15の間に収まるとき、4通りのアドレスXを発生
する。入力値0〜3用のアドレスADR1と、入力値4
〜7用のアドレスADR3と、入力値8〜11用のアド
レスADR3と、入力値12〜15用のアドレスADR
4とが存在する。
【0025】区間指標INDが1である場合、アドレス
発生器AGは、入力値Xの上位4ビットb7〜b4だけ
を考慮する。これにより、アドレス発生器AGは、16
と255の間にある入力値に対し15通りのアドレスを
発生する。入力値16〜31用のアドレスADR5と、
入力値32〜47用のアドレスADR6が存在し、以下
同様に続く。かくして、最終的なアドレスは、入力値2
40〜255用のアドレスADR19である。アドレス
発生器AGは、たとえば、比較的簡単な論理回路によっ
て形成される。
【0026】アドレスADR毎に、メモリMEMは、テ
ーブル値YT及び補間係数ICを記憶する。したがっ
て、メモリは19個のテーブル値YTと19個の補間係
数ICとを含む。アドレス発生器AGで発生されたアド
レスADRの関数として、メモリMEMは、このアドレ
スに記憶されたテーブル値YT及び補間係数値ICを生
ずる。
【0027】ビット選別器SBは、入力値X及び区間指
標INDに基づいて補間器入力値XIを生成する。区間
指標INDが0である場合、ビット選別器SBは、入力
値Xの下位2ビット、すなわち、b1とb0だけを使用
する。これらの2ビットは、補間器入力値XIを形成す
る。区間指標INDが1である場合、ビット選択器SB
は、入力値Xの中の下位4ビット、すなわち、b3〜b
0だけを使用する。これらの4ビットは補間器入力値X
Iを形成する。
【0028】必要に応じて、ビット選別器SBは、2ビ
ット若しくは4ビットの入力値Xを、上位ビットを表現
する論理0で補完する。かくして、ビット選別器SB
は、補間器入力値が所定のビット数により構成されるこ
とを保証する。このビット選別器SBは非常に簡単な形
でもよい。簡単な形のビット選別器は、以下の方法で、
入力値Xのビットb3〜b0を、乗算器MULの対応し
た重みの入力へ供給するのに十分である。各ビットb
3、b2は、区間指標INDを受けるAND論理回路を
通る。ビットb1、b0は、乗算器MULにそのまま供
給される。
【0029】乗算器MULは、補間器入力値X1に、メ
モリMEMからの補間係数ICを乗算する。この乗算の
結果は、補間値YIを形成する。必要に応じて、乗算の
結果は、補間値YIを獲得するためシフトされる。この
ようなシフトの効果により、乗算結果を形成する全ての
ビットの重みが1単位以上変更される(このような操作
は、ビットシフトと呼ばれる)。
【0030】加算器ADDは、補間値YIと、メモリM
EMからのテーブル値YTを加算する。この加算の結果
は、出力値Yを形成する。
【0031】図4に示されたガンマ補正回路GCAは、
図1に示された特徴的な機能の一実現例である。検出器
DETは、二つの入力値区間を定める。0から15まで
の範囲に収まる入力値は、第1の区間I1を形成する。
16から255までに収まる入力値は、第2の区間I2
を形成する。これらの二つの区間I1、I2は重なり合
わない。
【0032】図1に示された入力値形成器IVCは、図
4に示されたアドレス発生器AG及びビット選別器SB
を含むブロックのグループの形式をなす。図1に示され
たテーブル入力値XTは、図4におけるアドレスの形式
をとる。アドレスは、区間I1内の上位6ビットb7〜
b2と、区間I2内の上位4ビットb7〜b4とを含む
上位部MSPによって決められる。補間器入力値Xi
は、区間I1内の下位2ビットb1〜b0と、区間I2
内の下位4ビットとを含む相補的な下位部LSPによっ
て決められる。
【0033】図1におけるテーブルTBLは、図4のメ
モリMEMとして実現される。図1に示された補間器I
NTは、乗算器MULの形をなす。図1における出力部
OUTは、図4における加算器ADDの形をとる。
【0034】実際上、図4に示されたガンマ補正回路G
CAは、区間I1を各セグメントが4入力値を有する四
つのセグメントに分割する。ガンマ補正回路GCAは、
区間I2及びI5を、各セグメントが16個の入力値を
有する15個のセグメントに分割する。この装置は、セ
グメント毎に独立して補間を実行する。セグメントは、
補間精度がかなり低い場所、たとえば、区間I1では、
かなり小さい。また、補間精度がかなり高い場所、たと
えば、区間I2において、セグメントはかなり大きい。
したがって、非常に膨大な記憶空間を必要とすることな
く、図3に示された従来の近似の精度よりも高い精度を
達成することが可能である。
【0035】図面及び発明の詳細な説明は、本発明を例
示するため与えられたものであり、本発明を制限するも
のではない。特許請求の範囲の欄に記載された事項の範
囲内で、明らかに多数の代替を考えることができる。最
後に、この点に関して以下の点に付け加える。
【0036】値を表現する方法は多種多様である。図4
には、入力値が2進数値を用いて表現される一通りの可
能性だけが示されている。しかし、入力値は、10進数
値を用いて表現することができる。また、入力値の表現
形態は、本発明とは無関係である。
【0037】補間は多数の方法によって実行することが
できる。原理的に、補間は、任意の関数にしたがって行
われ得る。図4には、線形関数にしたがって補間が実行
される一通りの実現可能な利だけが示されている。補間
は、たとえば、三次関数を用いて実行してもよい。さら
に、補間は、固定的でも可変的でもよい。図4には、補
間がテーブルから獲得された補間係数の関数として変化
する一つの実現可能な例だけが示されている。補間は固
定されていても構わない。その場合、補間係数をテーブ
ルに記憶する必要が無くなる。補間を変化させる方法も
多数あることに注意する必要がある。たとえば、複数の
隣接したテーブル値から補間係数を導出することも可能
である。その場合、補間係数をテーブルに記憶する必要
は無い。
【0038】また、テーブルは多数の方法で実現され
る。図4には、テーブルがメモリを用いて実現される可
能性だけが示されている。他の例として、テーブルは、
プログラマブル論理回路(プログラマブル・アレイ・ロ
ジックと称される)を用いて実現され得る。
【0039】入力値区間を定義する多数の方法がある。
図4には、二つの区間が定義される一つの実現可能性の
ある例だけが示されている。より多数の区間を定義して
も構わない。
【0040】ハードウエア若しくはソフトウエア、又
は、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせによって
機能を実現する多数の方法がある。この点に関して、添
付図面は、非常に概略的に表されており、一通りの実現
可能性しか示されていない。そのため、たとえ、図面中
では異なる機能が別々のブロックとして表現されている
としても、単独のハードウエア品若しくはソフトウエア
品が複数の機能を実行する形態を排除するものではな
い。また、一つの機能がハードウエア品若しくはソフト
ウエア品の組み合わせによって実現されることも排除さ
れない。
【0041】請求項に記載された括弧付きの符号は、限
定的な意味で理解されるべきではない。また、「含む、
有する」などの動詞は、請求項に記載されていない他の
構成要件若しくはステップの使用を排除するものではな
い。また、特に断らない限り、構成要素若しくはステッ
プは、構成要素若しくはステップの個数が複数個である
ことを排除していない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な特徴事項を説明する概念構成
図である。
【図2】本発明による画像処理システムを説明するブロ
ック図である。
【図3】ガンマ補正関数と、補間よるガンマ補正関数の
近似とを説明するグラフである。
【図4】本発明によるガンマ補正回路を説明するブロッ
ク図である。
【符号の説明】
X 入力値 Y 出力値 INP 入力部 XT テーブル入力値 XI 補間器入力値 TBL テーブル YT テーブル値 INT 補間器 YI 補間値 OUT 出力部 DET 区間検出器 I1,I2 入力値区間 IND 区間指標 IVC 入力値形成器 MSP 上位部 LSP 下位部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力値からテーブル入力値及び補間器入
    力値を抽出する入力部と、 上記テーブル入力値に応じてテーブル値を生成するテー
    ブルと、 上記補間器入力値に応じて補間値を生成する補間器と、 出力値を獲得するため、上記テーブル値と上記補間値を
    合成する出力部とを有し、 ガンマ補正関数にしたがって入力値に応じた出力値を生
    成する、ガンマ補正回路を含む画像処理システムであっ
    て、 上記入力部は、 複数の入力値区間を定義し、上記入力値が収まる区間を
    示す区間指標を生成する区間検出器と、 上記区間指標の関数として、上記区間指標にしたがって
    大きさが変化する上記入力値の上位部及び相補的な下位
    部によってそれぞれに決定される上記テーブル入力値及
    び上記補間器入力値を形成する入力値形成器とを具備す
    ることを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 入力値からテーブル入力値及び補間器入
    力値を抽出するステップと、 テーブル値を獲得するため、上記テーブル入力値に基づ
    いてテーブル内でルックアップ操作を実行するステップ
    と、 補間値を獲得するため、上記補間器入力値に基づいて補
    間を実行するステップと、 出力値を獲得するため、上記テーブル値と上記補間値を
    合成するステップとを有し、ガンマ補正関数にしたがっ
    て入力値に応じた出力値を生成する方法であって、 複数の入力値区間の中から上記入力値が収まる区間を検
    出するステップと、 上記入力値が収まる区間の関数として、上記区間指標に
    したがって大きさが変化する上記入力値の上位部及び相
    補的な下位部によってそれぞれに決定される上記テーブ
    ル入力値及び上記補間器入力値を形成するステップとを
    更に有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 入力値からテーブル入力値及び補間器入
    力値を抽出する入力部と、 上記テーブル入力値に応じてテーブル値を生成するテー
    ブルと、 上記補間器入力値に応じて補間値を生成する補間器と、 出力値を獲得するため、上記テーブル値と上記補間値を
    合成する出力部とを有し、ガンマ補正関数にしたがって
    入力値に応じた出力値を生成する装置であって、 上記入力部は、 複数の入力値区間を定義し、上記入力値が収まる区間を
    示す区間指標を生成する区間検出器と、 上記区間指標の関数として、上記区間指標にしたがって
    大きさが変化する上記入力値の上位部及び相補的な下位
    部によってそれぞれに決定される上記テーブル入力値及
    び上記補間器入力値を形成する入力値形成器とを具備す
    ることを特徴とする装置。
JP2000361054A 1999-11-30 2000-11-28 伝達関数を実現する方法及び装置 Pending JP2001211349A (ja)

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FR9915044 1999-11-30

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