JP2001210537A - 高圧トランス - Google Patents

高圧トランス

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JP2001210537A
JP2001210537A JP2000021799A JP2000021799A JP2001210537A JP 2001210537 A JP2001210537 A JP 2001210537A JP 2000021799 A JP2000021799 A JP 2000021799A JP 2000021799 A JP2000021799 A JP 2000021799A JP 2001210537 A JP2001210537 A JP 2001210537A
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voltage
connection portion
case
cable
voltage transformer
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Kenji Iwai
賢次 岩井
Hiroshi Okuda
浩士 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質の向上及び生産コストを下げることがで
き、より高い電圧で使用することができる高圧トランス
を提供すること。 【解決手段】 高圧巻線を有して高圧出力を取り出すた
めの高圧トランス10であり、ケース12と、ケース1
2に一体に設けられて、高圧出力を取り出すための高圧
ケーブル22の一端部を収容するための第1接続部14
と、第1接続部14とは別体であり、ケース12内で第
1接続部14の端部に対して接続することで高圧ケーブ
ルの一端部を収容して、高圧ケーブルの電気接続端部を
電気的に接続するための電気接続部分50を有する第2
接続部16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばテレビジ
ョン受像機やコンピュータ用のモニター装置等の陰極線
管等に対して用いられる高圧トランスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばテレビジョン受像機の陰極線管
(CRT)のアノードに高電圧を供給するために、高圧
トランスとしてのいわゆるフライバックトランスが用い
られる。フライバックトランスは、たとえば低圧巻線を
巻き付けたボビンと高圧巻線を巻き付けたボビンを有し
ており、高圧巻線の一端部から発生する高電圧は、フラ
イバックトランスの高圧リードを介して陰極線管のアノ
ードに供給する。図4は、従来の高圧トランスの構造を
示しており、外装ケース1000は高圧コイル1001
や高圧整流器1002等を収容している。外装ケース1
000はチューブ1003と一体になっており、この外
装ケース1000とチューブ1003は、プラスチック
のモールド成形により一体的に成形されている。
【0003】チューブ1003は、外装ケース1000
から突出している突出部分1004と、外装ケース10
00の中に位置している内側部分1005を有してい
る。チューブ1003は高圧ケーブル1006を収容し
ている部分であり、高圧ケーブル1006の一端部10
07は、導電ゴム1008に対して電気的に接続されて
いる。高圧ケーブル1006の一端部1007が抜けな
いようにするために、内側部分1005の中には抜け止
め用の爪1009が必要である。このチューブ1003
は、高圧ケーブル1006の一端部1007のために絶
縁空間Sを形成している。導電ゴム1008は高圧整流
器1002等、高圧コイル1001の出力と電気的に接
続されている。外装ケース1000の中には、モールド
樹脂1010が電気絶縁性の確保のために、充填されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種の高圧トランスでは、次のような問題がある。上述し
たように外装ケース1000とチューブ1003をプラ
スチックにより一体成形している構造であり、しかもチ
ューブ1003の内側部分1005の中には爪1009
を突出して設ける必要がある。チューブ1003は突出
部分1004と内側部分1005が、外装ケース100
0に対して一体に形成されている。従って絶縁空間Sを
確保できるような長さを有するチューブ1003を外装
ケース1000に対して一体成形するような成形は精度
を確保することが大変困難であり、成形時にいわゆるシ
ョートモールドのような樹脂のヒケ現象やチューブの倒
れを生じてしまうことから、外装ケース1000とチュ
ーブ1003の成形品質の維持が難しく、生産コストも
上昇してしまう。この不具合を避けるためには、チュー
ブ1003の長さを短かくすればよいが、絶縁空間Sが
短くなるため、実際の使用時の信頼性の確保が難しくな
る。そこで本発明は上記課題を解消し、品質の向上及び
生産コストを下げることができ、より高い電圧で使用す
ることができる高圧トランスを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高圧
巻線を有して高圧出力を取り出すための高圧トランスに
おいて、ケースと、前記ケースに一体に設けられて、前
記高圧出力を取り出すための高圧ケーブルの一端部を収
容するための第1接続部と、前記第1接続部とは別体で
あり、前記ケース内で前記第1接続部の端部に対して接
続することで前記高圧ケーブルの一端部を収容し、前記
高圧ケーブルの電気接続端部を電気的に接続するための
電気接続部分を有する第2接続部と、を備えることを特
徴とする高圧トランスである。請求項1では、第1接続
部はケースに一体に設けられて、高圧出力を取り出すた
めの高圧ケーブルの一端部を収容する。第2接続部は前
記第1接続部とは別体であり、ケース内で第1接続部の
端部に対して接続することで、高圧ケーブルの一端部を
収容して、第2接続部の電気接続部分が高圧ケーブルの
電気接続端部を電気的に接続するようになっている。こ
れにより、高圧ケーブルを収容する部分が、ケースに一
体になっている第1接続部と、この第1接続部とは別体
の第2接続部とを接続することで、高圧ケーブルを収容
して、高圧ケーブル用の絶縁空間を確保することができ
る。ケースとこのケースに一体になった第1接続部を成
形し、第2接続部を別に成形することで、それぞれの接
続部の長さを短かく出来るため簡単に成形して作ること
ができる。従って成形が容易となる事により、成形精度
が高まり、かつ信頼性保証上要求される十分な絶縁空間
を確保する事が可能となる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の高圧
トランスにおいて、前記第1接続部と前記第2接続部は
チューブ状であり、前記第1接続部と前記第2接続部は
前記高圧ケーブルの絶縁空間を形成している。請求項2
では、第1接続部と第2接続部はチューブ状であり、第
1接続部と第2接続部は高圧ケーブルの絶縁空間を形成
している。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の高圧
トランスにおいて、前記第2接続部の第1端部が前記第
1接続部の端部に接続され、前記第2接続部の第2端部
には前記電気接続部分が配置されている。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の高圧
トランスにおいて、前記第1接続部の端部と前記第2接
続部の前記第1端部が、凹部と凸部により機械的に接続
されている。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載の高圧
トランスにおいて、前記電気接続部分は導電ゴムであ
り、前記電気接続部分は、前記高圧ケーブルの前記一端
部の突起が突き刺さることまたは接触することにより電
気的に接続されている。
【0010】請求項6の発明は、請求項1に記載の高圧
トランスにおいて、前記第2接続部内には、前記高圧ケ
ーブルが抜けるのを防止する抜け止め部が設けられてい
る。請求項6では、第2接続部の中には、高圧ケーブル
が抜けるのを防止するための抜け止め部を設けるように
しても、第2接続部が短いため第2接続部は簡単に成形
することができる。
【0011】請求項7の発明は、請求項1に記載の高圧
トランスにおいて、陰極線管用のフライバックトランス
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1と図2は、本発明の高圧トランスであ
るフライバックトランスの好ましい実施の形態を示して
おり、図1では、高圧トランスが組み立てられた状態を
示し、図2は高圧トランスの要素を組み立てる前の状態
を示している。図1と図2において、高圧トランス10
は、概略的にはケース(外装ケースともいう)12、第
1接続部14、及び第2接続部16を有している。この
ケース12の中にはたとえば高圧コンデンサー18や高
圧抵抗器20等が収容されている。
【0014】このケース12、第1接続部14及び第2
接続部16は、ケース12内の高圧コンデンサー18、
高圧抵抗器20及び高圧ケーブル22等を保持する機能
を有している。ケース12の中には、電気絶縁のための
モールド樹脂24が充填されていて、第1接続部14、
第2接続部16、ホルダー36が封止されている。この
モールド樹脂24は、たとえばエポキシ樹脂を用いるこ
とができる。ケース12、第1接続部14及び第2接続
部16とホルダー36は、たとえば熱可塑性プラスチッ
ク(変性PPO)により作られている。ケース12は、
たとえばほぼ円筒状の部材であり、ケース12の一端面
は閉鎖部26であり、他方は開放部28になっている。
ケース12の周囲面30は、高圧コンデンサー18、高
圧抵抗器20、第1接続部14、第2接続部16、ホル
ダー36やその他の要素を収容できるような十分な空間
を有している。この要素は高圧巻線や低圧巻線を含む。
【0015】第1接続部14は、ケース12に対して一
体成形で形成されている。この第1接続部14は、好ま
しくはチューブ状であり、外側の部分14Aと内側の部
分14Bを有している。部分14Aは、ケース12の外
に対して突出して形成されているが、部分14Bはケー
ス12の中において突出して形成されている。部分14
A、部分14Bは、ほぼ同じ内径及びほぼ同じ外径を有
している。部分14Aの端部14Cは、封止部材30に
より封止されている。この封止部材30の穴には、高圧
ケーブル22が通る。第2接続部16は第1接続部14
とは別体の部材である。第1接続部14の部分14Bの
端部32は、第2接続部16の第1端部34に対して着
脱可能に接続できるようになっている。図1と図2の例
では、端部32は凹部32Aが形成されており、第2接
続部16の第1端部34には凸部34Aが形成されてい
る。凹部32Aは凸部34Aに対して機械的にはめ込む
ことで、第1接続部14と第2接続部16は軸方向に沿
って接続できる。
【0016】第2接続部16は、円柱形単体またはホル
ダー36と一体になっている。このホルダー36の中に
は高圧コンデンサー18や高圧抵抗器20などが収容さ
れている。ホルダー36の端部からは電気接続端子38
が突出している。第2接続部16の第2端部40の中に
は、電気接続部分50がはめ込まれている。この電気接
続部分50は、たとえば円柱状の導電ゴムであり、高圧
ケーブル22の一端部22A側の突起54が、突き刺さ
るようにまたは接触するようにして接続されている。こ
れにより、電気接続部分50は高圧ケーブル22の一端
部22Aに対して電気的に接続されている。第2接続部
16の中であって、その途中部分には、複数の抜け止め
部60が設けられている。この抜け止め部60は、爪状
のものであり、電気接続部分50に向けて斜めに突出し
ている。
【0017】図1に示すように第1接続部14と第2接
続部16の内径及び外径は同じに設定されており、第1
接続部14の端部14Cから第2接続部16の抜け止め
部60の位置までの区間は、高圧ケーブル22の電気的
な絶縁空間SPとなっている。このように絶縁空間SP
を設けるのは、高電圧活電部である高圧ケーブル22の
一端部22Aから第2接続部16及び第1接続部14の
内側壁面、または高圧ケーブル22の表面を伝わって高
電圧が外部に吹き出すのを防ぐために、十分な長さを確
保しなければならない為である。
【0018】図3は、図1と図2に示す高圧トランス1
0の回路例を示している。高圧トランス10は、陰極線
管(CRT)100の陽極110に対して高圧出力HT
を供給するようになっている。高圧トランス10は、低
圧巻線(1次コイルともいう)70と、複数の高圧巻線
(2次コイルともいう)80を有している。各高圧巻線
80の間には、高圧整流器(ダイオード)90が配置さ
れている。ABL(電流一定調整部)95は、外部制御
回路であり、通常高圧トランス10とは別に回路基板等
に配されている。ABL(Auto Brightne
ss Limitter)は、陰極線管100に加えら
れる高圧電流が異常に増大し、陰極線管100より放出
されるX線の量が規定値を超えない様にする為の制限回
路である。このABL95と1つの高圧巻線80の間に
は高圧整流器91が配置されている場合もある。また1
つの高圧巻線80と陽極110の間にも高圧整流器92
が配置されている。
【0019】中間位置の高圧巻線に位置する中間電位点
MVには、フォーカス調整部20が接続されている。フ
ォーカス調整部20は複数の抵抗器21,22,23を
有しており、高圧抵抗器22をマニュアル調整すること
で、陰極線管100におけるフォーカス調整を行うこと
ができる。また高圧抵抗器23をマニュアル調整するこ
とで、第2グリッドG2のグリッド電圧の調整をするこ
ともできる。低圧巻線70に所定の電圧たとえば100
0V程度のパルス電圧を印加することで、高圧巻線80
からはたとえば30000V〜35000V程度の高圧
出力HTが陰極線管100の陽極110に対して供給さ
れる。
【0020】次に、図1と図2を参照して、高圧トラン
ス10の組み立てについて説明する。図2を参照する
と、高圧トランス10の第2接続部16が、ケース12
及び第1接続部14とは別体になっている。第2接続部
16は、ケース12及び第1接続部14とは別々にモー
ルド成形することで作られる。このように第2接続部1
6が、ケース12と第1接続部14と別にモールド成形
できるので、第2接続部16の中に複数の抜け止め部6
0が設けられていたとしても、簡単に製造することがで
きる。一方、ケース12及び第1接続部14をモールド
成形する場合であっても、従来に比べて第1接続部14
の軸方向の長さが短くできるので、モールド成形はかな
り容易になる。
【0021】図2の第2接続部16の第2端部40の中
に、電気接続部分50をはめ込む。抜け止め部60は第
2接続部16の中において、モールド成形時にすでに一
体に成形されており、各抜け止め部60は電気接続部分
50に対して斜め方向に突出している。図2のケース1
2の第1接続部14の端部14Cには、封止部材30が
はめ込まれる。この封止部材30は絶縁性を有するたと
えばゴム等により作られており、その封止部材30の穴
には高圧ケーブル22の一端部22Aが挿入される。高
圧ケーブル22の一端部22Aには、突起54が突出し
ている。
【0022】次に、図2において第2接続部16を矢印
R方向に沿って、ケース12の中に入れ込む。これによ
り第2接続部16の第1端部34の凸部34Aは、第1
接続部14の凹部32Aに対して機械的にはまり込んで
固定される。このようにすることで、図2に示すような
高圧ケーブル22のための絶縁空間SPが形成される。
この状態では、高圧ケーブル22の一端部22Aの外径
が、第1接続部14及び第2接続部16の内径に比べて
小さく設定されているので、高圧ケーブル22が第1接
続部14及び第2接続部16の内周面に接触するような
ことはなく、電気的絶縁を図ることができる。高圧ケー
ブル22の一端部22Aは、抜け止め部60により、図
1のT方向には抜けないように固定される。しかも、突
起54は電気接続部分50に対して突き刺さるようにま
たは接触するようにして電気的に接続される。この電気
接続部分50は、図1と図3に示すように高圧巻線出力
部80に対して電気的に接続されることになる。この
後、ケース12の中には、モールド樹脂24を充填する
ことで、ホルダー36、電気接続部分50、高圧巻線出
力部80等の電気的な絶縁を図る。
【0023】以上のようにして、本発明の実施の形態で
は、第1接続部14がケース12に一体に成形されてお
り、第2接続部16は第1接続部14に対してたとえば
凹凸形状の端部で機械的に接続する。これにより、従来
のように高圧ケーブルを収容するチューブをケースと一
体成形ししかも絶縁空間を取るために長く形成しかつそ
の中に爪を形成する必要がなくなり、抜け止め部を有す
る第2接続部16と、抜け止め部は有していない第1接
続部14を別々に成形することができる。このことか
ら、第1接続部14を有するケースの成形と、抜け止め
部60を有する第2接続部16の成形を別々にすること
ができるので、成形が容易でかつ成形精度を高めること
ができ、コストダウンを図ることができる。またこのよ
うな構造を採用することで、高圧ケーブル22のための
絶縁空間SPの長さを自由に設定することができるの
で、絶縁性を高めることができ、高圧出力の出力値を高
めることができる。
【0024】本発明の実施の形態では、たとえばコンピ
ュータのディスプレイ装置等に使用するフライバックト
ランス等の高電圧用の高圧トランスを作るために、その
高圧出力を取り出す高圧ケーブル(高圧コネクター)が
2個のチューブ状や筒状のプラスティック成形部品を繋
ぎ合わせた構成である。これにより、従来よりも高い電
圧がより安全にCRT等へ供給することができる。それ
ぞれの筒状プラスティック成形部品の筒状構造部分は、
従来より短くなるため、より信頼性の高い成形部品が容
易に生産でき、より安全性の高い高電圧発装置とするこ
とができる。従来の高圧トランスでは、絶縁部分を構成
する筒状の絶縁空間を1個の成形部品で構成していたた
めに、あまり大きな絶縁空間を設けるとその成形部品の
成形が難しく、品質の維持、生産コストの問題が大き
く、また信頼性の面でも十分ではなかった。しかし、本
発明の実施の形態の高圧トランスは、要求されるより高
い電圧出力下においても十分な信頼性を確保する事が可
能となる。
【0025】本発明の実施の形態では、高圧コネクター
を2個の筒状プラスティック成形部品を繋ぎ合わせる構
成としたので、大きな絶縁空間を作ることが可能であ
り、個々の筒状部分の長さは従来品の半分より少し長く
なる程度であるため、安定した品質で信頼性の高い成形
部品となる。又大きな絶縁空間を作ることが可能なた
め、高い電圧出力を必要とする場合でも十分な寿命と信
頼性を持つ高電圧の接続装置が得られ、信頼性の高い高
電圧発装置を実現できる。ところで本発明の高圧トラン
スは、コンピュータのモニター装置の陰極線管に限らず
テレビジョン受像機の陰極線管に対しても用いることが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
品質の向上及び生産コストを下げることができ、より高
い電圧で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧トランスの好ましい実施の形態を
示す断面図。
【図2】図1の高圧トランスの分解図。
【図3】図1の高圧トランスの回路例を示す図。
【図4】従来の高圧トランスを示す断面図。
【符号の説明】
10・・・高圧トランス、12・・・ケース、14・・
・第1接続部、16・・・第2接続部、50・・・電気
接続部分、SP・・・絶縁空間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧巻線を有して高圧出力を取り出すた
    めの高圧トランスにおいて、 ケースと、 前記ケースに一体に設けられて、前記高圧出力を取り出
    すための高圧ケーブルの一端部を収容するための第1接
    続部と、 前記第1接続部とは別体であり、 前記ケース内で前記第1接続部の端部に対して接続する
    ことで前記高圧ケーブルの一端部を収容し、前記高圧ケ
    ーブルの電気接続端部を電気的に接続するための電気接
    続部分を有する第2接続部と、を備えることを特徴とす
    る高圧トランス。
  2. 【請求項2】 前記第1接続部と前記第2接続部はチュ
    ーブ状であり、前記第1接続部と前記第2接続部は前記
    高圧ケーブルの絶縁空間を形成している請求項1に記載
    の高圧トランス。
  3. 【請求項3】 前記第2接続部の第1端部が前記第1接
    続部の端部に接続され、前記第2接続部の第2端部には
    前記電気接続部分が配置されている請求項1に記載の高
    圧トランス。
  4. 【請求項4】 前記第1接続部の端部と前記第2接続部
    の前記第1端部が、凹部と凸部により機械的に接続され
    ている請求項3に記載の高圧トランス。
  5. 【請求項5】 前記電気接続部分は導電ゴムであり、前
    記電気接続部分は、前記高圧ケーブルの前記一端部の突
    起が突き刺さることまたは接触することにより電気的に
    接続されている請求項1に記載の高圧トランス。
  6. 【請求項6】 前記第2接続部内には、前記高圧ケーブ
    ルが抜けるのを防止する抜け止め部が設けられている請
    求項1に記載の高圧トランス。
  7. 【請求項7】 陰極線管用のフライバックトランスであ
    る請求項1に記載の高圧トランス。
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