JP2001207729A - 段 窓 - Google Patents

段 窓

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JP2001207729A
JP2001207729A JP2000018907A JP2000018907A JP2001207729A JP 2001207729 A JP2001207729 A JP 2001207729A JP 2000018907 A JP2000018907 A JP 2000018907A JP 2000018907 A JP2000018907 A JP 2000018907A JP 2001207729 A JP2001207729 A JP 2001207729A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー部材と無目、縦枠との密着部分の水密
性を向上でき、シール作業性も向上できる段窓を提供す
ることにある。 【解決手段】 段窓1は、無目4で上窓2の下枠12お
よび下窓3の上枠11を連結して構成する。各窓2,3
の縦枠13に躯体取付片13Dを形成し、無目4の少な
くとも躯体取付片13Dよりも室外側に位置する部分の
左右両端面4Aを、縦枠13の外周面13Aと面一とな
る位置まで延長する。面一とされた無目端面4Aおよび
縦枠外周面13Aに接するカバー部材600を設ける。
カバー部材600を面一となった各面4A,13Aに均
一に密着できるので、水密性が向上する。カバー部材6
00のみで水密性を向上できるため、シール作業性も向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段窓に係り、特に
2つのサッシ窓を無目を介して上下に配置し、上窓の下
枠および下窓の上枠を前記無目で連結することで構成さ
れる段窓に関する。
【0002】
【背景技術】上枠、下枠および左右の縦枠を四周枠組み
して形成された窓枠に、開閉可能な障子や、はめ殺しと
された障子、ガラスを組み込んで構成されるサッシ窓
を、無目(横補助枠)で連結して構成される段窓は、例
えば特開平3−76985号公報に示しているように公
知である。
【0003】この際、横補助枠は、上下枠の見付け幅と
同じ幅寸法に形成されており、上窓の縦枠下端と下窓の
縦枠上端との間には隙間が生じるため、この各縦枠の室
外側端部間における隙間を閉塞する目地材を、横補助枠
の室外側端部に取り付けていた。
【0004】また、段窓を構成する際に、各縦枠間に跨
って補強板を設けて強度を補強しており、この補強板に
密封用弾性材を付設して縦枠外周面に密着させることで
縦枠および無目の接合部をカバーして水密性能を向上さ
せていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記無
目は、上下枠の見付け幅寸法と同じ長さに形成されてい
るため、前記補強板等のカバー部材を縦枠に固定した場
合、カバー部材と無目端面との間の寸法は、カバー部材
と縦枠外周面との間の寸法よりも縦枠の肉厚分だけ大き
くなる。このため、密封用弾性材を無目端面と縦枠外周
面とで均一に密着させることが難しく、隙間が生じて水
密性が低下するおそれがあった。
【0006】このため、前述のように、横補助枠とは別
体の目地材を用意して上下の縦枠間の隙間を塞いだり、
縦枠および外壁間に充填される充填材を多めに充填し、
前記カバー部材と無目等との接触面部分に雨水が浸入し
ないように、厳重なシール作業を行わなければならず、
シール作業性が低下するとともに、目地材等の部品点数
が増えてコストが高くなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、カバー部材と無目、縦枠
との密着部分の水密性を向上でき、シール作業性も向上
できる段窓を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の段窓は、上窓お
よび下窓間に配置された無目によって上窓の下枠および
下窓の上枠を連結して構成される段窓であって、前記各
窓の縦枠には躯体取付片が形成され、前記無目において
少なくとも前記躯体取付片よりも室外側に位置する部分
の左右両端面は、前記縦枠の外周面と面一となる位置ま
で延長され、この面一とされた無目の端面および無目を
挟んで上下に配置された各縦枠の外周面に接するカバー
部材が設けられていることを特徴とする。
【0009】本発明においては、無目を上下枠の見付け
幅寸法よりも大きくして、縦枠の外周面と面一になる位
置まで延長しているので、縦枠の躯体取付片の室外側に
取り付けられて無目の端面を覆うカバー部材を、面一と
なった縦枠の外周面および無目端面に均一に密着させる
ことができ、カバー部材部分の水密性を向上できる。さ
らに、カバー部材部分のみで水密性を向上できるため、
従来のように、別体の目地板を取り付けたり、充填材を
多めに充填して水密性を向上させる必要がないため、シ
ール作業性も向上できる。
【0010】この際、前記下窓の上枠と無目との間には
横水密材が介装され、前記カバー部材はこの横水密材の
端面に密接されていることが好ましい。このような横水
密材が設けられていれば、仮に無目と下窓上枠との接合
面に雨水などが浸入しても、横水密材でそれ以上の浸入
を防止できる。また、浸入した雨水が横水密材の外周面
に沿って左右に流れても、前記横水密材の端面はカバー
部材に密接されているので、その部分から室内側に雨水
等が浸入することはなく、確実な水密性能が得られる。
【0011】また、前記無目はその長手方向に連続する
中空部を有し、この中空部の室外側の壁面は前記縦枠の
躯体取付片の形成位置よりも室外側でかつ無目の室外側
端部よりも室内側の位置に設けられ、前記中空部の前記
躯体取付片の形成位置よりも室外側の部分において、中
空部下面と下窓の上枠との間には第1横水密材が介装さ
れ、かつ中空部上面と上窓の下枠との間には第2横水密
材が介装され、前記カバー部材は、これらの各横水密材
および中空部において前記躯体取付片の形成位置よりも
室外側に設けられた端面に密接されていることが好まし
い。
【0012】無目に中空部を形成すれば、その分、無目
の剛性を高めることができ、上下窓の接合強度も向上で
きる。さらに、中空部の端面に前記カバー部材を密接さ
せるとともに、この中空部の上下面と上窓下枠、下窓上
枠との間に介装された第1,2横水密材の端面をカバー
部材に密接させているので、カバー部材と無目端面との
密着面積を大きくでき、シール性能を向上することがで
きる。
【0013】また、前記カバー部材は、無目補強板と無
目水密材とで構成され、無目水密材を前記無目端面およ
び縦枠外周面に密接させて取り付けられていることが好
ましい。このような構成のカバー部材を用いれば、無目
端面部分のシール性能を向上させるだけでなく、上下枠
の縦枠同士を連結して補強することができ、段窓の建て
付け強度や風圧に対する強度を向上することができる。
【0014】前記縦枠の室外側端部には、外周面から突
出された折り返し部が形成され、前記カバー部材は上窓
および下窓における縦枠の折り返し部間の隙間に配置さ
れる突部を有するとともに、カバー部材の肉厚はカバー
部材を無目および各縦枠の外周面に取り付けた際に、カ
バー部材の表面が前記折り返し部の外周面と面一になる
寸法に設定されていることが好ましい。
【0015】このような構成によれば、カバー部材の突
部で縦枠の室外側端部間の間隙を塞ぐことができ、かつ
その突部の外周面が前記折り返し部の外周面と面一にな
るため、意匠性を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。なお、各図面においては図面を
見やすくするために、窓枠や障子等の主要な構成部材に
は断面を示すハッチングを省略して記載している。
【0017】図1に示すように、本実施形態の段窓1
は、上窓2および下窓3を無目4を挟んで連結して構成
される。各窓2,3は、窓枠10に障子15を組み込ん
で構成される。なお、窓枠10や障子15の具体的な構
造は、窓2,3の種類に応じて適宜設定されるが、本実
施形態では、上下窓2,3ともに縦辷り出し窓として構
成されている。
【0018】具体的には、縦辷り出し窓である上窓2、
下窓3は、図2,3に示すように、アルミ形材断熱窓枠
10と、室外側に開かれるアルミ樹脂複合障子15とを
組み合わせて構成されている。
【0019】アルミ形材断熱窓枠10は、上枠11、下
枠12と左右両端の縦枠13とを四角枠状に接合して形
成されている。上枠11および左右両端の縦枠13は、
非鉄金属であるアルミを押出成形によって一体成形した
アルミ形材で構成されている。また、下枠12は、非鉄
金属であるアルミ押出形材製の室外部材12Aおよび室
内部材12Bと、これらの各部材を連結するウレタン樹
脂等で形成された断熱部材12Cとで構成されている。
なお、本実施形態では、ウレタン樹脂を各室内外部材1
2A,12B間に注入して硬化させることで断熱部材1
2Cとしているが、合成樹脂製の帯板状の断熱部材を各
部材12A,12B間にそれぞれ1枚以上配置し、各部
材12A,12Bをかしめて連結させることで、断熱部
材12Cを構成してもよい。
【0020】これらの上枠11、下枠12、縦枠13に
は、各枠11,12,13が取り付けられるまぐさ7、
窓台(図示せず)、柱9の室外面に当接してビス止めさ
れる躯体取付片11D,13D(下枠12の躯体取付片
は図示せず)が形成されている。但し、後述するよう
に、無目4に連結される上窓2の下枠12と、下窓3の
上枠11では、無目4に干渉しないように躯体取付片1
1Dは切断されている。
【0021】また、上枠11、下枠12、縦枠13と外
壁材5との間には、バックアップ材26および充填材2
7が充填されてシールされている。
【0022】上枠11の下面の室内側部分には、断熱性
カバー171が取り付けられている。同様に、下枠12
の室内部材12Bの上面には、断熱性カバー172が取
り付けられ、縦枠13の室内面には断熱性カバー173
が取り付けられている。
【0023】各断熱性カバー171〜173には、アル
ミ樹脂複合障子15が当接される室内側戸当たり部がそ
れぞれ一体に形成されている。そして、この室内側戸当
たり部には、障子15の室内面に当接し、かつ四周連続
する気密材125が取り付けられている。これらの各断
熱性カバー171〜173は、障子15の内周面から各
額縁81,83の内周面まで延長され、枠11〜13に
おいて障子15を閉めた際に室内側に露出する露出面部
を被覆している。
【0024】また、各枠11〜13の室外側近傍には、
アルミ樹脂複合障子15が当接する室外側戸当たり部が
一体に形成されている。そして、これらの室外側戸当た
り部にも、四周連続する気密材126が取り付けられて
いる。
【0025】アルミ樹脂複合障子15は、上框131、
下框132、および左右の竪框133を四周框状に組ん
で構成されている。そして、各框131〜133の内周
面には、複層ガラス29が複層ガスケット30を介して
嵌合されている。
【0026】各框131〜133は、それぞれアルミ製
の室外部材131A〜133Aと、ポリ塩化ビニル樹脂
等の合成樹脂や合成木材等で形成されて断熱性を有する
室内部材131B〜133Bとで構成されている。そし
て、これらの各框131〜133において、室外部材1
31A〜133Aがそれぞれ室外側戸当たり部の気密材
126に当接され、室内部材131B〜133Bが室内
側戸当たり部の気密材125に当接するように構成され
ている。
【0027】アルミ樹脂複合障子15は、上框131と
上枠11との間および下框132と下枠12との間にそ
れぞれ配置されて取り付けられたステンレス製の辷り出
しアーム(4バーヒンジや6バーヒンジ)140によ
り、窓枠10に対して開閉可能に設けられている。一方
の竪框133には、カムラッチハンドル146が取り付
けられている。
【0028】無目4は、図4,5に示すように、アルミ
の押出形材で構成された室外部材400および室内部材
410と、これらの各部材を連結するウレタン樹脂製
(樹脂注入方式やかしめ方式によるものなど)の断熱部
材420とで構成されている。
【0029】室外部材400は、下窓3の上枠11の上
面に沿って配置されるほぼ水平板状の本体部401と、
本体部401の室外側端部からほぼ上方に向かって延出
された室外壁部402と、本体部401の見込み方向の
中間部に形成された中空部403とを備えて構成されて
いる。
【0030】中空部403は、前記本体部401の一部
である中空部用下面部403Aと、中空部用下面部40
3Aから上方に向かって延出された中空部用室外壁部4
03Bと、この中空部用室外壁部403Bから連続して
形成されてほぼ水平に配置された中空部用上面部403
Cと、中空部用上面部403Cおよび中空部用下面部4
03A間を連結する中空部用室内壁部403Dとにより
構成されている。ここで、中空部用室外壁部403B
は、見込み方向の位置が躯体取付片11D,13Dより
も室外側でかつ無目4の室外壁部402(室外端部)よ
りも室内側の位置に形成されている。また、中空部用室
内壁部403Dは、見込み方向の位置が躯体取付片11
D,13Dよりも室内側に形成されている。さらに、こ
の中空部403内には、ビスホール405も形成されて
いる。
【0031】室外壁部402の上端には、下枠12の室
外側端部に形成された折り返し部91が係合される溝部
402Aが形成されている。また、前記本体部401の
下面には、下窓3の上枠11に係合されるフック部40
6が突設されている。
【0032】この無目4は、前記本体部401において
室外壁部402および中空部403間の凹溝状に構成さ
れた溝部分を下窓3の上枠11の上面にビス等で固定す
るとともに、前記本体部401の室内側端部を上枠11
の室内面にビス等で固定することで下窓3の上枠11に
固定されている。
【0033】また、前記室外壁部402の溝部402A
を上窓2における下枠12の折り返し部91に係合さ
せ、さらに下枠12の室内面に室内部材410をビスな
どで固定することで、無目4は、上窓2の下枠12に固
定されている。
【0034】さらに、中空部用下面部403Aと下窓上
枠11との間には第1横水密材430が介装され、中空
部用上面部403Cと上窓下枠12との間には第2横水
密材440が介装されている。これらの各水密材43
0、440の室外端部は、躯体取付片11D,13Dの
形成位置よりも室外側に配置され、各水密材430、4
40の室内端部は、少なくとも躯体取付片11D,13
Dの形成位置部分まで延長されている。
【0035】無目4の見付け方向の左右両端間の寸法W
2は、図6,7に示すように、上枠11や下枠12の見
付け幅寸法W1よりも長くされ、その端面(小口)4A
が縦枠13における外周面13Aと面一になるように構
成されている。具体的には、無目4の各端面4Aは、上
枠11や下枠12の端面よりも縦枠13の外周面部の肉
厚t3(例えば1.4mm)と上下枠11,12および縦
枠13間に介装されるシーラー17の厚さt4(例えば
0.5mm)とを足した分(例えば1.9mm)だけ長く形
成されている。
【0036】但し、図8,9にも示すように、無目4に
おいて延長されているのは、躯体取付片11D,13D
よりも室外側に位置する部分の端面4Aだけであり、室
内側に位置する部分は切削加工等を施されることによっ
て、その端面4Bが上下枠11,12とほぼ同じ位置
(上下枠11,12の端面と面一となる位置)となるよ
うに形成されている。
【0037】一方、各水密材430,440の幅寸法
は、無目4の延長された室外側の端面4A部分と同じ寸
法W2とされている。従って、図8,9において、斜線
が引かれた部分、つまり無目4の躯体取付片13Dの室
外側部分の端面4Aと、各水密材430,440の端面
とが、縦枠13の外周面13Aと面一とされている。
【0038】この無目4および上下窓2,3の縦枠13
に跨ってカバー部材600が取り付けられている。カバ
ー部材600は、縦枠13同士の連結強度等を向上する
無目補強板700と、水密性能を向上する無目水密材7
10とを備えて構成されている。
【0039】無目補強板700は、縦枠13の外周面1
3Aに沿って配置されるカバープレート部701と、こ
のカバープレート部701から直角に延出されて縦枠1
3の躯体取付片13D間に配置される目地プレート部7
02とを備えて構成されている。
【0040】カバープレート部701の室外面には2段
階の段差が設けられ、その最も突出した突部701A
は、縦枠13の室外側端部に形成された折り返し部92
の下端および上端間の隙間に配置されるように構成され
ている。また、2段目の突部701Bは、上窓2の縦枠
13の折り返し部92の下端に形成された切り欠き92
Aに係合するように構成されている。なお、カバープレ
ート部701の室外面701Cは、折り返し部92の室
内面に沿って配置される。
【0041】カバープレート部701の裏面側には、前
記無目水密材710が接着されている。この際、無目水
密材710は、カバープレート部701の全面に貼られ
ているが、その室外側は突部701Bの室外面に沿った
位置まで延長され、室外面701Cよりも突出してい
る。なお、無目水密材710の一部は、突部701Aの
裏面側まで延出されて貼られている。さらに、目地プレ
ート部702の裏面(室内面)側にも目地水密材720
が接着されている。この目地水密材720の高さ寸法
は、目地プレート部702の高さ寸法よりも大きくさ
れ、その上下端は目地プレート部702よりもはみ出し
て設けられている。
【0042】カバー部材600は、上下枠11,12の
室外側のビスホール41,43と無目4のビスホール4
05とに、縦枠13および無目補強板700に形成され
た穴13E,705を介してビスをねじ込むことで、上
下窓2,3および無目4に跨って取り付けられる。ま
た、カバー部材600は、目地プレート部702に形成
された穴706を介して柱9にビスをねじ込むことで躯
体側にも固定される。この際、目地プレート部702の
水密材720の上下端部は、各躯体取付片13Dの室外
面に密着され、目地プレート部702と各縦枠13の各
躯体取付片13Dとの隙間をシールするように構成され
ている。
【0043】このような本実施形態においては、上下枠
11,12および各縦枠13を組んで各上下窓2,3を
構成し、さらに無目4を各上下枠11,12に連結す
る。また、カバー部材600をビスを用いて無目4の端
面4Aおよび各縦枠13の外周面13Aに密着固定す
る。この際、各躯体取付片13Dの室外側の部分におい
て、無目4の端面4Aおよび各縦枠13の外周面13A
は面一であるため、カバー部材600の無目水密材71
0は、各面に均一に当接し、確実なシールが行える。な
お、本発明において、無目4の端面4Aが外周面13A
と面一であるとは、各面が完全に同一面に設けられてい
る場合のみに限らず、多少の段差があってもよく、要す
るに、無目水密材710が均一に密着可能な程度に各面
が揃っていればよい。具体的には、無目水密材710
は、水密材720とともに弾性を有する合成樹脂材等で
構成されており、その圧縮によって多少の誤差は吸収で
きるため、シーラー17の厚さ分(0.5mm)程度ずれ
ている場合も、本発明の面一に含まれる。
【0044】また、図6,7に示すように、外周面13
Aから折り返し部92の外側面までの幅寸法t5と、カ
バー部材600を取り付けた際の圧縮された無目水密材
710の厚さ寸法t6およびカバープレート部701の
肉厚t7を足した寸法とが一致し、カバープレート部7
01の表面(外側面)が折り返し部92の外側面と面一
になるように設定されている。
【0045】また、カバープレート部701の突部70
1Aによって各折り返し部92間の間隙が塞がれるとと
もに、無目水密材710の室外面701Cから突出した
部分は、折り返し部92の内側の溝部分に充填され、シ
ールする。
【0046】その後、このようにして組まれた段窓1
を、各躯体取付片11D,13Dを躯体側にビス止めす
ることなどで建物の開口に取り付け、さらに、各枠11
〜13と外壁材などとの間に、バックアップ材26、充
填材27を挿入してシールすることで、段窓1が施工さ
れる。なお、アルミ樹脂複合障子15を窓枠10に組み
込むタイミングは、無目4で各上下窓2,3を連結する
前でもよいし、連結後でもよく、さらには上下窓2,3
の窓枠10同士を無目4で連結して躯体に取り付けた後
でもよく、これらは実施に応じて適宜選択すればよい。
【0047】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 1)無目4を上下枠11,12の見付け幅寸法W1より
も大きくして、縦枠13の外周面13Aと面一になる位
置まで延長しているので、縦枠13の躯体取付片13D
の室外側に取り付けられて無目4の端面4Aを覆うカバ
ー部材600を、面一となった縦枠13の外周面13A
および無目4の端面4Aに均一に密着させることができ
る。このため、無目水密材710と無目4や縦枠13と
の間に隙間などが生じることもなく、十分な水密性能を
容易に確保することができる。特に、無目4の端面4A
および外周面13Aが面一で無い場合には、その寸法差
に応じて無目水密材710の肉厚を対応させたりしなけ
ればならず、そのため無目水密材710の表面に段差部
が形成され、その段差部に隙間が生じやすくなるが、本
実施形態のように面一であれば無目水密材710の肉厚
も一定にでき、段差部も無くすことができるため、隙間
が生じることもなく、水密性能を向上できる。
【0048】2)カバー部材600を縦枠13の外周面
13Aおよび無目4に均一に密着させることができるた
め、カバー部材600のみで水密性を向上できる。この
ため、従来のように、別体の目地板を取り付けたり、充
填材を多めに充填して水密性を向上させる必要がないた
め、シール作業性も向上でき、コストも低減できる。そ
の上、無目水密材710の肉厚を変化させる必要が無い
ため、無目水密材710つまりはカバー部材600の構
造も簡単になって容易に製造でき、製造コストも低減で
きる。
【0049】3)無目4と各上下枠11,12との間に
は第1および第2横水密材430,440が介装され、
前記カバー部材600はこれらの横水密材430,44
0の端面に密接されているため、図8の矢印A,Bのよ
うに、仮に無目4と上枠11や下枠12との接合面に雨
水などが浸入しても、横水密材430,440でそれ以
上の浸入を防止でき、水密性能をより一層向上すること
ができる。さらに、浸入した雨水が横水密材430,4
40の外周面に沿って左右に流れても、前記横水密材4
30,440の端面はカバー部材600に密接されてい
るので、その部分から室内側に雨水等が浸入することは
なく、確実な水密性能が得られる。
【0050】4)無目4の見込み方向の中間部に中空部
403が形成され、無目4の室外側の部分には、室外壁
部402および中空部用室外壁部403Bで囲まれた凹
溝部が形成されているので、図8の矢印Bのように、下
枠12および無目4の接合部から凹溝部に雨水が浸入し
ても、中空部用室外壁部403Bの立上り部分で堰き止
めることができ、雨水の浸入をより効果的に防止でき
る。さらに、仮に中空部用室外壁部403Bを雨水が越
えても、その先は前記横水密材440で密封されている
ので、室内側への浸水を確実に防止することができる。
【0051】5)無目4は中空部403を有するため、
無目4の剛性を高めることができ、上下窓2,3の接合
強度も向上できる。さらに、中空部403の端面に前記
カバー部材600の無目水密材710を密接させるとと
もに、この中空部403の上下面403A,403Cと
上枠11、下枠12との間に介装された第1,2水密材
430,440の端面を無目水密材710に密接させて
いるので、前記カバー部材600と無目4の端面との密
着面積を大きくでき、シール性能を向上することができ
る。
【0052】6)カバー部材600は、無目補強板70
0と、無目水密材710、目地水密材720とを備えて
構成されているので、無目4の端面部分のシール性能を
向上させるだけでなく、上下枠2,3の縦枠13同士の
連結部分を補強することができ、段窓1の建て付け強度
や風圧に対する強度を向上することができる。
【0053】7)カバー部材600の無目補強板700
は、無目補強板700を無目4および各縦枠13の外周
面13Aに取り付けた際に、その外側面が前記折り返し
部92の外側面と面一になる寸法t7に設定されている
ので、無目補強板700の突部701Aで上下の折り返
し部92間の間隙を確実に塞ぐことができ、かつ意匠性
を向上できる。
【0054】8)カバー部材600が取り付けられた無
目4の接続部分における折り返し部92内には無目水密
材710が充填密封されるので、縦枠13の折り返し部
92とカバープレート部701の突部701Aとの金属
同士の接触部分(メタルタッチ部分)から水が浸入して
も、その水は折り返し部92の裏側や無目4内に浸入で
きず、その分、水密性能を向上することができる。
【0055】9)無目4に中空部403を設け、この中
空部403内にビスホールを形成したので、ビスホール
部分の水密性も向上できる。同様に、ビスホール41,
43も、上枠11、下枠12の中空部に形成しているの
で、ビスホール部分の水密性能を向上できる。
【0056】10)無目補強板700をカバープレート部
701および目地プレート部702を備えて構成したの
で、カバー部材600を取り付けることで、無目4の端
面部分のシールや縦枠13同士の連結強度向上ととも
に、躯体取付片13D間の間隙を塞ぐこともでき、施工
作業性を向上できると共に、縦枠13の連結強度をより
向上することができる。その上、目地プレート部702
には、目地水密材720を設けているので、躯体取付片
13Dと目地プレート部702間の水密性能も向上でき
る。
【0057】11)下枠12や縦枠13の折り返し部9
1、92の見付け寸法を枠の肉厚寸法の5倍以下と最小
限にしたので、バックアップ材26の挿入作業や充填材
27の充填作業を容易に行うことができ、作業性を向上
でき、十分な水密性能を容易に得ることができる。
【0058】12)窓枠10や障子15には、断熱性のカ
バー171〜173や室内部材131B〜133Bなど
を設けているので、断熱性能を向上させることができ、
結露の発生も通常の窓に比べて抑えることができ、より
快適な住空間を形成することができる。また、無目4を
室外部材400、室内部材410および断熱部材420
で構成したので、断熱部材12Cを介在させている下枠
12の室内部材12Bへの無目4からの熱伝導を抑える
ことができ、段窓1を構成した場合でも断熱性能を向上
できる。
【0059】なお、本発明は、前述の実施形態に限定さ
れない。例えば、窓枠としては、アルミなどの非鉄金属
やステンレス等のみで構成された一般的な窓枠でもよい
し、下枠12が上枠11や縦枠13と同様な金属と樹脂
カバーとで構成されたものでもよいし、上枠11、縦枠
13が下枠12と同様に室内外部材を断熱材で連結した
タイプのものでもよい。さらに、窓枠は、合成樹脂や合
成木材等の断熱部材のみで構成されたものでもよい。
【0060】同様に、障子としても、框がアルミなどの
非鉄金属やステンレス等のみで構成された一般的な障子
でもよいし、合成樹脂や合成木材等の断熱部材のみで構
成されたものでもよいし、各框が下枠と同様に室内外部
材を断熱材で連結したタイプのものでもよい。
【0061】さらに、無目4も、アルミなどの非鉄金属
やステンレス等のみで構成されたものでもよいし、合成
樹脂や合成木材等の断熱部材のみで構成されたものでも
よい。また、上枠11に断熱部材が介在されている場合
等には、無目4において上枠11の室内面にビス止めさ
れる部分も室内部材410の一部としてもよい。
【0062】また、合成樹脂や合成木材で構成された断
熱性カバーや室内部材を、木等の他の断熱部材で構成し
てもよい。
【0063】カバー部材600としては、目地プレート
部702や目地水密材720を別体とし、カバープレー
ト部701および無目水密材710のみを備えた板状の
もので構成してもよい。また、カバー部材600として
は、最低限、水密性を確保するための無目水密材710
を備えていればよく、無目補強板700は必ずしも必要
ではない。但し、無目水密材710をある程度の圧力で
無目4の端面4Aなどに密着させる必要があるため、抑
え板等が必要となることが多く、前記無目補強板700
を備えていれば、このような抑え板を不要にでき、かつ
縦枠13の連結強度も向上できるという利点がある。
【0064】前記実施形態では、無目4の躯体取付片1
3Dよりも室外側の部分のみを延長して外周面13Aに
面一となるようにしていたが、無目4の端面全体を延長
してもよい。この場合、フック部406等の上枠11や
下枠12と干渉する部分は切削などして干渉しないよう
にすればよい。
【0065】また、前記障子15には、複層ガラス29
を配置していたが、単板ガラスを配置してもよく、これ
らも断熱性能などを考慮して設定すればよい。
【0066】無目4で連結される各窓2,3としては、
縦辷り出し窓同士の場合に限らず、引違い窓、はめ殺し
窓、横辷り出し窓、内開き窓、外開き窓、片引き窓、上
げ下げ窓等の各種サッシ窓同士や、異なるサッシ窓同士
を連結してもよい。さらには、勝手口、玄関、浴室等の
各種出入り口に設けられるドアや引き戸とサッシ窓との
連結に適用してもよい。さらに、本発明は、段窓に限ら
ず、連段窓における段窓部分に適用してもよい。
【0067】
【発明の効果】このような本発明の段窓によれば、カバ
ー部材と無目、縦枠との密着部分の水密性を向上でき、
シール作業性も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である段窓を示す概略正面
図である。
【図2】図1に示す段窓の要部を示す縦断面図である。
【図3】図1に示す段窓の要部を示す横断面図である。
【図4】無目部分を示す拡大断面図である。
【図5】本実施形態の要部を示す分解斜視図である。
【図6】無目端部およびカバー部材部分を示す正面図で
ある。
【図7】無目端部およびカバー部材部分を示す横断面図
である。
【図8】無目端部を示す拡大斜視図である。
【図9】無目端部を示す拡大斜視図である。
【図10】カバー部材の取付け状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…段窓、2…上窓、3…下窓、4…無目、4A…端
面、5…外壁材、10…アルミ形材断熱窓枠、11…上
枠、11D…躯体取付片、12…下枠、13…縦枠、1
3A…外周面、13D…躯体取付片、15…アルミ樹脂
複合障子、17…シーラー、26…バックアップ材、2
7…充填材、29…複層ガラス、41,43…ビスホー
ル、81,83…額縁、91、92…折り返し部、92
A…切り欠き、125,126…気密材、131…上
框、132…下框、133…竪框、131A〜133A
…室外部材、131B〜133B…室内部材、171〜
173…断熱性カバー、400…室外部材、401…本
体部、402…室外壁部、402A…溝部、403…中
空部、403A…中空部用下面部、403B…中空部用
室外壁部、403C…中空部用上面部、403D…中空
部用室内壁部、405…ビスホール、406…フック
部、410…室内部材、420…断熱部材、430…第
1横水密材、440…第2横水密材、600…カバー部
材、700…無目補強板、701…カバープレート部、
701A…突部、701B…突部、701C…室外面、
702…目地プレート部、710…無目水密材、720
…目地水密材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上窓および下窓間に配置された無目によ
    って上窓の下枠および下窓の上枠を連結して構成される
    段窓であって、 前記各窓の縦枠には躯体取付片が形成され、前記無目に
    おいて少なくとも前記躯体取付片よりも室外側に位置す
    る部分の左右両端面は、前記縦枠の外周面と面一となる
    位置まで延長され、この面一とされた無目の端面および
    無目を挟んで上下に配置された各縦枠の外周面に接する
    カバー部材が設けられている段窓。
  2. 【請求項2】 前記下窓の上枠と無目との間には横水密
    材が介装され、前記カバー部材はこの横水密材の端面に
    密接されている請求項1に記載の段窓。
  3. 【請求項3】 前記無目はその長手方向に連続する中空
    部を有し、この中空部の室外側の壁面は前記縦枠の躯体
    取付片の形成位置よりも室外側でかつ無目の室外側端部
    よりも室内側の位置に設けられ、 前記中空部の前記躯体取付片の形成位置よりも室外側の
    部分において、中空部下面と下窓の上枠との間には第1
    横水密材が介装され、かつ中空部上面と上窓の下枠との
    間には第2横水密材が介装され、 前記カバー部材は、これらの各横水密材および中空部に
    おいて前記躯体取付片の形成位置よりも室外側に設けら
    れた端面に密接されている請求項1または請求項2に記
    載の段窓。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は、無目補強板と無目水
    密材とで構成され、無目水密材を前記無目端面および縦
    枠外周面に密接させて取り付けられている請求項1〜3
    のいずれかに記載の段窓。
  5. 【請求項5】 前記縦枠の室外側端部には、外周面から
    突出された折り返し部が形成され、前記カバー部材は上
    窓および下窓における縦枠の折り返し部間の隙間に配置
    される突部を有するとともに、カバー部材の肉厚はカバ
    ー部材を無目および各縦枠の外周面に取り付けた際に、
    カバー部材の表面が前記折り返し部の外周面と面一にな
    る寸法に設定されている請求項1〜4のいずれかに記載
    の段窓。
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