JP3232402B2 - 合成樹脂製下枠 - Google Patents

合成樹脂製下枠

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JP3232402B2
JP3232402B2 JP29498896A JP29498896A JP3232402B2 JP 3232402 B2 JP3232402 B2 JP 3232402B2 JP 29498896 A JP29498896 A JP 29498896A JP 29498896 A JP29498896 A JP 29498896A JP 3232402 B2 JP3232402 B2 JP 3232402B2
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synthetic resin
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outdoor
rail
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光一 瀬川
浩行 佐々木
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製窓枠を
構成する合成樹脂製下枠に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂製窓枠を構成する合成樹脂製下
枠としては、合成樹脂製の下枠本体に金属製の下レール
を取付けたものが知られている。例えば、実公昭63−
32870号公報に示すように下枠本体の溝部に下レー
ルを係合すると共に、下レールをビスで下枠本体に固定
して取付けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように下レール
を下枠本体の溝部に係合することで下レールを見込み方
向に位置決めできる。
【0004】
【0005】従来は、下枠本体は中空形状として剛性を
大としているが、その下枠本体の室内側部分を建物躯体
に取付けた場合(半外付けの場合)には建物躯体よりも
室外側に突出した部分に人が乗った場合に弯曲変形する
ことがある。
【0006】このために、半外付けの場合には下枠本体
の上下寸法及び肉厚を大きくして剛性を大とすることで
人が乗った場合に弯曲変形しないようにしている。
【0007】しかしながら、合成樹脂製窓枠は合成樹脂
製上枠、下枠、縦枠の端部を45度に切断し、突き合せ
て溶着等で連結するので、各枠の上下寸法、肉厚を同一
とする必要がある。したがって、前述のような下枠本体
を用いると上枠、縦枠も上下寸法大で肉厚大となるので
合成樹脂製窓枠が大変高価となる。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした合成樹脂製下枠を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、合成樹脂
製の下枠本体に下レールを取付けた合成樹脂製下枠にお
いて、 前記下枠本体を、中空形状で下面見込み方向中間
に縦取付片を有すると共に、この縦取付片よりも室外寄
り中空部内に補強連結板を垂直に対して斜めに一体的に
有するものとしたことを特徴とする合成樹脂製下枠であ
る。
【0010】第2の発明は、第1の発明における下枠本
体下面と縦取付片とに亘ってほぼL字状の補強金具を設
けた合成樹脂製下枠である。
【0011】
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、下枠本体の縦取付片を
建物躯体の室外側面に固着して取付け、その下枠本体の
縦取付片よりも室外側部分が建物躯体よりも室外側に突
出した状態において、その下枠本体の突出部分は中空部
に設けた補強連結板によって下向き力に対して強いの
で、人が乗った時に弯曲変形することがない。
【0013】第2の発明によれば、下枠本体の突出部分
の下向き力に対する強度が補強金具でアップするから、
下枠本体の上下寸法、肉厚をより一層小さくできる。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、合成樹
脂製上枠1と合成樹脂製下枠2と左右の合成樹脂製縦枠
3を方形枠組みして合成樹脂製窓枠4とする。この合成
樹脂製窓枠4に室内側合成樹脂製障子5と室外側合成樹
脂製障子6が引き違いに装着されて合成樹脂製引違い窓
とする。合成樹脂製上枠1の室外側部と合成樹脂製下枠
2の室外側部とに亘って網戸7が装着してある。
【0016】前記合成樹脂製上枠1は、合成樹脂製で中
空形状の上枠本体10の内面10aに室内寄り内向突起
部11と、中間内向突起部12と、室内寄り突部13
と、室外寄り突部14を一体的に設けてある。前記上枠
本体10の室外側面10b下部にレール取付用溝部15
が室外側に向けて開口して形成してある。このレール取
付用溝部15と室外寄り突部14とに金属製の網戸上レ
ール16が取付けてある。
【0017】前記網戸上レール16はアルミ製で横片1
7と下向レール片18でL字状となり、横片17に係合
凹部19と係止片20が一体的に設けてある。
【0018】前記係合凹部19を室外寄り突部14に係
合すると共に、係止片20をレール取付用溝部15に係
合して取付けてある。具体的には網戸上レール16を合
成樹脂製上枠1の下方から係合して取付ける。網戸上レ
ール16の下向レール片18は上枠本体10より室外側
に突出している。
【0019】前記合成樹脂製下枠2は、合成樹脂製で中
空形状で下枠本体30の内面30aに室内寄り内向突起
部31と室内寄り突部32と中間内向突起部33と室外
側突部34が一体的に設けてある。前記下枠本体30の
室外側面30bにはレール取付用溝部35が室外側に開
口して形成してある。
【0020】前記下枠本体30は上横板40と下横板4
1を室内側縦板42、室内寄り縦板43、室外寄り縦板
44、室外側縦板45で一体的に連結して室内寄り中空
部46、中間中空部47、室外寄り中空部48を有す
る。
【0021】前記下横板41の見込み方向中間には縦取
付片49が一体的に設けられ、室内側縦板42には横取
付片50が一体的に設けてある。前記縦取付片49が建
物躯体51の室外面51aに固着具52で固着され、横
取付片50が建物躯体51の開口部内面51bに固着具
53で固着されている。これによって、半外付けタイプ
としてある。
【0022】前記下横板41における縦取付片49より
も室外寄りと室外寄り縦板44の上部とに亘って補強連
結板54が斜めに一体的に設けられて下向き力に対する
強度をアップしている。前記縦取付片49と下横板41
とに亘ってL字状の補強金具55が設けられて下向き力
に対する強度をアップしている。
【0023】このようであるから、下枠本体30におけ
る建物躯体51よりも室外側に突出した部分の下向き力
に対する強度が大であり、人が乗った時に弯曲変形しな
い。
【0024】前記室内寄り突部32と中間内向突起部3
3の係止突片33aとに亘って室内側下レール56が取
付けてある。室外寄り突部34とレール取付用溝部35
とに亘って室外側下レール57が取付けてある。
【0025】室内側下レール56は横片60とレール片
61でL字状としてある。この横片60を前記係止突片
33aに係合すると共に、下向凹部62を室内寄り突部
32に係合し、ビス65を横片60から下枠本体30に
螺合し、室内側下レール56を取付けてある。つまり、
係止突片33aと室内寄り突部32が室内寄り係合部と
なっている。
【0026】このようであるから、室内側下レール56
を下枠本体30の上部から係合して見付け方向に位置決
めして取付けできる。
【0027】室外側下レール57は横片63とレール片
64とでL字状となり、かつ横片63に網戸下レール5
8が一体的に設けてあると共に、係止片65が一体的に
設けてある。
【0028】前記横片63の下向凹部66を室外寄り突
部34に係合すると共に、係止片65をレール取付用溝
部35に係合し、横片63からビス68を下枠本体30
に螺合して室外側下レール57を取付けてある。つま
り、室外寄り突部34とレール取付用溝部35が室外寄
り係合部となっている。
【0029】このようであるから、室外側下レール57
を下枠本体30の上部から係止して見付け方向に位置決
めして取付けできる。
【0030】合成樹脂製縦枠3は図2に示すように、中
空形状の縦枠本体70の内面70aに室内寄り内向突起
部71、中間内向突起部72、室内寄り突部73、室外
寄り突部74が一体的に設けてある。縦枠本体70の室
外側面70bにレール取付溝部75が形成してある。つ
まり上枠、下枠、縦枠は同一断面形状としてある。
【0031】そして、合成樹脂製縦枠3の中間内向突起
部72の上端部と合成樹脂製上枠1の中間内向突起部1
2の両端部を45度に切断して突き合せ溶着してある。
合成樹脂製縦枠3の中間内向突起部72の下端部と合成
樹脂製下枠2の中間内向突起部33の両端部を45度に
切断して突き合せ溶着してある。
【0032】このようであるから、中間内向突起部1
2,33,72の溶着部によって合成樹脂製窓枠の連結
強度がアップする。
【0033】図3は本発明の第2の実施の形態を示し、
下枠本体30の内面30aに室内寄り係止片80と室外
寄り係止片81と室外係止片82を一体的に上向きに設
ける。室内側下レール56には室内寄り係止片80に係
合する係合凹部83を設けて室内寄り係止片80と係止
突片33aで室内寄り係合部とする。室外側下レール5
7には室外寄り係止片81に係合する係合凹部84を設
けて室外寄り係止片81と室外係止片82で室外寄り係
合部とすると共に、横片63を室外係止片82に係合す
る。
【0034】図4は本発明の第3の実施の形態を示し、
下枠本体30の上面30aにおける室外端に室外係止片
85を上向きに一体的に設け、この室外係止片85と係
止突片33aで室外寄り係合部とする。室内寄り突部3
2に係止突片32aを設け、この係止突片32aと係止
突片33aで室内寄り係合部とする。
【0035】室内側下レール56を横片60とレール片
61で逆T字状とし、その横片60の両端部を室内寄り
突部32の係止突片32aと中間内向突起部33の係止
突片33aにそれぞれ係止する。
【0036】室外側下レール57を横片63とレール片
64で逆T字状とし、その横片63の両端部を中間内向
突起部33の係止突片33aと室外係止片85にそれぞ
れ係止する。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、下枠本体の縦取付
片を建物躯体の室外側面に固着して取付け、その下枠本
体の縦取付片よりも室外側部分が建物躯体よりも室外側
に突出した状態において、その下枠本体の突出部分は中
空部に設けた補強連結材によって下向き力に対して強い
ので、人が乗った時に弯曲変形することがない。
【0038】このようであるから、下枠本体の上下寸
法、肉厚が小さくなり、合成樹脂製上枠、縦枠も上下寸
法、肉厚が小さくなるので、合成樹脂製窓枠を安価にで
きる。
【0039】第2の発明によれば、下枠本体の突出部分
の下向き力に対する強度が補強金具でアップするから、
下枠本体の上下寸法、肉厚をより一層小さくできる。
【0040】
【0041】
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す横断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す下枠の断面図
である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す下枠の断面図
である。
【符号の説明】
1…合成樹脂製上枠、2…合成樹脂製下枠、3…合成樹
脂製縦枠、4…合成樹脂製窓枠、30…下枠本体、30
a…内面、32…室内寄り突部、33…中間内向突起
部、34…室外寄り突部、35…レール取付用溝部、5
4…補強連結板、55…補強金具、56…室内側下レー
ル、57…室内側下レール、60…横片、61…レール
片、63…横片、64…レール片、65…係合片。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/06 124 E06B 1/26 - 1/32 E06B 1/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の下枠本体に下レールを取付
    けた合成樹脂製下枠において、 前記下枠本体を、中空形状で下面見込み方向中間に縦取
    付片を有すると共に、この縦取付片よりも室外寄り中空
    部内に補強連結板を垂直に対して斜めに一体的に有する
    ものとしたことを特徴とする合成樹脂製下枠。
  2. 【請求項2】 前記下枠本体下面と縦取付片とに亘って
    ほぼL字状の補強金具を設けた請求項1記載の合成樹脂
    製下枠。
JP29498896A 1996-11-07 1996-11-07 合成樹脂製下枠 Expired - Lifetime JP3232402B2 (ja)

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KR102489479B1 (ko) * 2021-08-25 2023-01-18 김선이 일체형 안전망 난간대

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