JP2001206817A - 多価アルコール中油型温熱基剤 - Google Patents

多価アルコール中油型温熱基剤

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oil
sucrose
fatty acid
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Takashi Matsui
隆 松井
Nobuyuki Ide
信之 井手
Masaaki Ishiwatari
正昭 石渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーク落とし効果と温熱感とを併せ有する安
全性に優れた多価アルコール中油型温熱基剤を提供す
る。 【解決手段】 ポリエチレングリコールを含む多価アル
コールを20.0〜99.0重量%と、ショ糖ステアリ
ン酸エステルのようなショ糖脂肪酸エステルを0.5〜
10.0重量%と、油分とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多価アルコール中油
型温熱基剤に関し、特に、メーク落とし効果と温熱感と
を併せ有する安全性に優れた多価アルコール中油型温熱
基剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】温熱
感を付与する化粧料は、従来よりグリセリンなどの保湿
剤を高配合することで得られ、主にマッサージ用のボデ
ィー製品などに幅広く用いられている。しかしながら、
保湿剤を高配合したこれらの温熱基剤を顔などに塗布し
ようとすると、刺激があるなど安全性の面で問題があ
り、使用することができなかった。また、ポリエチレン
グリコールを配合すると温熱感が非常に優れたものとな
るが、安定性が悪くなるという欠点があった。
【0003】本発明は上記したような従来の事情に鑑み
てなされたもので、温熱感があり安全性に優れ、かつメ
ーク落とし効果を併せ持つ安定な多価アルコール中油型
温熱基剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記課
題を解決するために鋭意研究を行った結果、多価アルコ
ール、ショ糖脂肪酸エステルからなるゲル状組成物中に
各種油分を含有せしめて得られる多価アルコール中油型
温熱基剤が、安全性に優れ、メイク落とし効果を併せ持
つことを見い出し、これに基づいて本発明を完成するに
至った。
【0005】すなわち本発明は、多価アルコールを2
0.0〜99.0重量%と、ショ糖脂肪酸エステルを
0.5〜10.0重量%と、油分とを配合してなること
を特徴とする多価アルコール中油型温熱基剤である。
【0006】以下に本発明について詳述する。本発明に
おける多価アルコールとは、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、エリスリ
トール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、グルコー
ス、ソルビトール、マルチトール、シュークロース、ラ
フィノース、トレハロースから選ばれる一種または二種
以上を組み合わせて使用する。これらの中でも特にグリ
セリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレング
リコールおよびポリエチレングリコールから選ばれる一
種または二種以上が好適であり、特にポリエチレングリ
コールを含むものであることが望ましい。この時、ポリ
エチレングリコールは多価アルコール中、20.0重量
%以上であるのがよい。
【0007】多価アルコールの配合量は温熱基剤全量
中、20.0〜99.0重量%であり、より好ましくは
20.0〜50.0重量%である。20.0重量%未満
では、多価アルコールによる温熱感が十分に得られず、
また99.0重量%より多いと、これらの温熱基剤を顔
などに塗布した際に、敏感肌の人には刺激があるなど安
全性の面で懸念されることがある。
【0008】本発明に用いられるショ糖脂肪酸エステル
は、構成脂肪酸の少なくとも50重量%以上が炭素数8
〜18の飽和脂肪酸又は炭素数16〜22の不飽和脂肪
酸であり、その75重量%以上がモノエステルであるこ
とが望ましい。このようなショ糖脂肪酸エステルの具体
例としては、ショ糖カプリル酸エステル、ショ糖カプリ
ン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリ
スチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ
糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、
ショ糖エルカ酸エステルを挙げることができ、これらの
1種または2種以上を用いることができる。これらのう
ち特に好ましいのはショ糖オレイン酸エステルおよびシ
ョ糖エルカ酸エステルである。モノエステルを含む割合
については、好ましくは95重量%以上、より好ましく
は97重量%以上、更に好ましくは100重量%であ
る。
【0009】本発明におけるショ糖脂肪酸エステルの配
合量は温熱基剤全量中、0.5〜10.0重量%であ
り、好ましくは1.0〜10.0重量%である。0.5
重量%未満では多価アルコールおよびショ糖脂肪酸エス
テルから得られるゲル状組成物に油分を高配合した場
合、経時での安定性が悪い。また10.0重量%を超え
る量で配合すると、強固なゲル状組成物が得られ、実際
の使用において伸びが重く、べたつきが気になる傾向に
ある。
【0010】本発明に用いられる油分としては、常温で
固体から液状までの炭化水素化合物、高級アルコール高
級脂肪酸モノエステル化合物、2塩基酸高級アルコール
ジエステル化合物、グリコール高級脂肪酸ジエステル化
合物、動植物油または合成トリグリセライド化合物から
選ばれる一種または二種以上が挙げられる。
【0011】本発明における油分の配合量は温熱基剤全
量中、30.0〜80.0重量%であり、好ましくは4
0.0〜70.0重量%である。30.0重量%未満で
は温熱感を得るためには多価アルコールを高配合しなけ
ればならず、安全性が懸念される。また80.0重量%
を超える量で配合すると、安定性が悪く、分離してしま
う。
【0012】本発明においては、上記必須成分に加えて
メントールを配合することにより、温熱感後に、冷却感
を有する多価アルコール中油型温熱冷却基剤とすること
ができる。
【0013】すなわち、本発明は、多価アルコールを2
0.0〜99.0重量%と、ショ糖脂肪酸エステルを
0.5〜10.0重量%と、メントールを0.01〜1
0.0重量%と、油分とを配合してなることを特徴とす
る多価アルコール中油型温熱冷却基剤である。
【0014】メントールの配合量は温熱冷却基剤全量
中、0.01〜10.0重量%であり、より好ましくは
0.05〜0.5重量%である。0.01重量%未満で
は十分な冷感が得られず、また10.0重量%を超える
と目にしみるといったメントール由来の刺激が認められ
るため、安全性の面で懸念されることがある。
【0015】本発明の多価アルコール中油型温熱基剤に
は、更にその使用目的に応じて適当な色素、香料、紫外
線吸収剤、防腐剤、薬剤、キレート剤、高分子、洗浄
剤、界面活性剤等を配合することができる。
【0016】このようにして得られた多価アルコール中
油型温熱基剤は、温熱感に優れ、油分を高配合している
ことにより多価アルコールによる肌への刺激を抑制する
ことでスキンケア効果に優れ、特にメーク落とし効果を
有する温熱基剤として好適である。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例により更に
詳細に説明する。なお、以下に挙げる配合量は特に指定
のない限り重量%で表す。
【0018】実施例1〜4,比較例1〜3 次の表1に示す処方で常法により多価アルコール中油型
温熱基剤であるメーク落とし化粧料を調製し、使用した
時の(1)使用中の温熱感、(2)使用中の伸びの軽さ、(3)
メーク落とし効果、(4)刺激の有無、および(5)安定性を
評価した。その結果を併せて表1に示す。評価方法は次
の通りである。
【0019】(1) 使用中の温熱感 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、メーク落と
し化粧料として使用した時の使用中の温熱感についてア
ンケートを行い、以下の基準で評価を行った。 ◎:温熱感が非常にあると答えたパネルが20名以上。 ○:温熱感が非常にあると答えたパネルが10〜19
名。 △:温熱感が非常にあると答えたパネルが5〜9名。 ×:温熱感が非常にあると答えたパネルが4名以下。
【0020】(2) 使用中の伸びの軽さ 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、メーク落と
し化粧料として使用した時の使用中の伸びの軽さについ
てアンケートを行い、以下の基準で評価を行った。 ◎:非常に伸びが軽いと答えたパネルが20名以上。 ○:非常に伸びが軽いと答えたパネルが10〜19名。 △:非常に伸びが軽いと答えたパネルが5〜9名。 ×:非常に伸びが軽いと答えたパネルが4名以下。
【0021】(3) メーク落とし効果 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、メーク落と
し化粧料として使用したと時のメーク落とし効果につい
てアンケートを行い、以下の基準で評価を行った。 ◎:メーク落とし効果が非常に高いと答えたパネルが2
0名以上。 ○:メーク落とし効果が非常に高いと答えたパネルが1
0〜19名。 △:メーク落とし効果が非常に高いと答えたパネルが5
〜9名。 ×:メーク落とし効果が非常に高いと答えたパネルが4
名以下。
【0022】(4) 刺激の有無 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、メーク落と
し化粧料として使用した時の刺激の有無についてアンケ
ートを行い、以下の基準で評価を行った。 ◎:刺激がないと答えたパネルが20名以上。 ○:刺激がないと答えたパネルが10〜19名。 △:刺激がないと答えたパネルが5〜9名。 ×:刺激がないと答えたパネルが4名以下。
【0023】(5) 安定性 被験試料を室温(25℃)に1ヵ月間放置し、その外観
を以下の基準で評価した。 ○:問題なく安定である。 △:やや表面に油浮きなどが見られる。 ×:油が分離して2層になっている。
【0024】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ─────────── ──────── 1 2 3 4 1 2 3 ─────────────────────────────────── ソルビトール 20.0 5.0 10.0 5.0 5.0 10.0 5.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 3.0 5.0 3.0 2.0 5.0 3.0 グリセリン 5.0 10.0 20.0 10.0 5.0 20.0 10.0 ポリエチレングリコール 10.0 20.0 20.0 20.0 5.0 20.0 10.0 ショ糖ステアリン酸エステル 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 0.2 12.0 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 エデト酸ナトリウム 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 PEG/PPGコポリマー − − − 3.0 − − − 流動パラフィン 50.0 50.0 35.0 50.0 70.0 35.0 50.0 ワセリン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ビタミンE誘導体 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 香料 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 ─────────────────────────────────── 温熱感 ○ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ○ 伸びの軽さ ○ ○ ○ ○ ○ ◎ × メーク落とし効果 ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ 刺激の有無 ○ ○ △ ○ ◎ △ ○ 安定性 ○ ○ △ ○ ○ × ○ ───────────────────────────────────
【0025】 実施例5 温熱感を有するメーク落とし化粧料 (A)ソルビトール 5.0 重量% 1,3−ブチレングリコール 3.0 グリセリン 10.0 ポリエチレングリコール 20.0 (B)ショ糖ミリスチン酸エステル 5.0 (C)精製水 残余 エデト酸ナトリウム 0.05 PEG/PPGコポリマー 5.0 (D)流動パラフィン 45.0 ワセリン 4.0 ビタミンE誘導体 0.02 香料 適量 (製法)(A)相を均一に混合し、60℃まで加熱す
る。これに(B)を加えて均一に混合分散する。このパ
ーツに、あらかじめ溶解混合しておいた(C)を添加
し、均一に混合する。あらかじめ60℃で加熱溶解して
おいた(D)パーツを徐々に加えながら、均一に乳化分
散する。
【0026】 実施例6 温熱感を有するマッサージ基剤 (A)ソルビトール 5.0 重量% グリセリン 20.0 ポリエチレングリコール 20.0 (B)ショ糖オレイン酸エステル 3.0 (C)精製水 残余 エデト酸ナトリウム 0.05 (D)流動パラフィン 40.0 ワセリン 7.0 ビタミンE誘導体 0.02 香料 適量 (E)球状ポリエチレン粉末 3.0 (製法)(A)相を均一に混合し、60℃まで加熱す
る。これに(B)を加えて均一に混合分散する。このパ
ーツに、あらかじめ溶解混合しておいた(C)を添加
し、均一に混合する。あらかじめ60℃で加熱溶解して
おいた(D)パーツを徐々に加えながら、均一に乳化分
散する。最後に(E)を均一に攪拌混合する。
【0027】 実施例7 温熱感を有するボディー用洗浄基剤 (A)1,3−ブチレングリコール 5.0 重量% グリセリン 5.0 ポリエチレングリコール 25.0 (B)ショ糖ステアリン酸エステル 5.0 (C)精製水 残余 エデト酸ナトリウム 0.05 ヤシ脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0 (D)流動パラフィン 40.0 ワセリン 2.0 ビタミンE誘導体 0.02 香料 適量 (E)球状ポリエチレン粉末 5.0 ナイロン粉末 10.0 (製法)(A)相を均一に混合し、60℃まで加熱す
る。これに(B)を加えて均一に混合分散する。このパ
ーツに、あらかじめ溶解混合しておいた(C)を添加
し、均一に混合する。あらかじめ60℃で加熱溶解して
おいた(D)パーツを徐々に加えながら、均一に混合す
る。乳化分散する。最後に(E)を均一に攪拌混合す
る。
【0028】実施例5〜7で得られた温熱基剤はいずれ
も安定で温熱感があり、安全性に優れ、かつメーク落と
し効果を併せ持つものであった。
【0029】実施例8〜12 次の表2に示す処方で常法により多価アルコール中油型
温熱冷却基剤を調製し、使用した時の(1)使用中の温熱
感、および(2)使用中の冷却感を評価した。その結果を
併せて表2に示す。評価方法は次の通りである。
【0030】(1) 使用中の温熱感 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、マッサージ
化粧料として使用した時の使用中の温熱感についてアン
ケートを行い、以下の基準で評価を行った。 ◎:温熱感が非常にあると答えたパネルが20名以上。 ○:温熱感が非常にあると答えたパネルが10〜19
名。 △:温熱感が非常にあると答えたパネルが5〜9名。 ×:温熱感が非常にあると答えたパネルが4名以下。
【0031】(2) 使用中の冷却感 女性パネル30名の顔に被験試料を塗布し、マッサージ
化粧料として使用した時の使用中の温熱感に続く冷却感
についてアンケートを行い、以下の基準で評価を行っ
た。 ◎:冷却感が非常にあると答えたパネルが20名以上。 ○:冷却感が非常にあると答えたパネルが10〜19
名。 △:冷却感が非常にあると答えたパネルが5〜9名。 ×:冷却感が非常にあると答えたパネルが4名以下。
【0032】
【表2】 ─────────────────────────────── 実施例 8 9 10 11 12 ─────────────────────────────── ソルビトール 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 グリセリン 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 ポリエチレングリコール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 ココイルメチルタウリンナトリウム 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ショ糖オレイン酸エステル 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 精製水 残量 残量 残量 残量 残量 流動パラフィン 50.0 50.0 50.0 50.0 50.0 ワセリン 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 ポリエチレングリコール/ ポリプロピレングリコール (25/30)コポリマー 3.0 3.0 3.0 3.0 3.0 メントール − 0.01 0.05 0.07 0.1 ─────────────────────────────── 温熱感 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 冷却感 × × ○ ○ ◎ ───────────────────────────────
【0033】 実施例13 温熱冷却感を有するマッサージ化粧料 (A)グリセリン 20.0重量% ポリエチレングリコール 10.0 ココイルメチルタウリンナトリウム 2.0 (B)ショ糖オレイン酸エステル 2.0 (C)精製水 残量 (D)流動パラフィン 50.0 ワセリン 4.0 メントール 0.1 ポリエチレングリコール/ ポリプロピレングリコール (25/30)コポリマー 3.0 (製法)(A)を均一に混合し、60℃まで加熱する。こ
れに(B)を加えて均一に混合分散する。このパーツに、
あらかじめ60℃で加熱溶解しておいた(D)パーツを徐
々に加えながら、均一に混合し、乳化分散させる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればメ
ーク落とし効果と温熱感とを併せ有する安全性に優れた
安定な多価アルコール中油型温熱基剤を提供できる。ま
た、メントールをさらに配合することにより、温熱感後
に冷却感を有する多価アルコール中油型温熱冷却基剤を
提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石渡 正昭 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価アルコールを20.0〜99.0重
    量%と、ショ糖脂肪酸エステルを0.5〜10.0重量
    %と、油分とを配合してなることを特徴とする多価アル
    コール中油型温熱基剤。
  2. 【請求項2】 前記多価アルコールがグリセリン、ジグ
    リセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコー
    ル、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
    ル、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
    エリスリトール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、
    グルコース、ソルビトール、マルチトール、シュークロ
    ース、ラフィノース、トレハロースから選ばれる一種ま
    たは二種以上である請求項1記載の多価アルコール中油
    型温熱基剤。
  3. 【請求項3】 前記多価アルコールがポリエチレングリ
    コールを含むものである請求項2記載の多価アルコール
    中油型温熱基剤。
  4. 【請求項4】 ショ糖脂肪酸エステルが、構成脂肪酸の
    少なくとも50重量%以上が炭素数8〜18の飽和脂肪
    酸又は炭素数16〜22の不飽和脂肪酸であり、その7
    5重量%以上がモノエステルである請求項1記載の多価
    アルコール中油型温熱基剤。
  5. 【請求項5】 多価アルコールを20.0〜99.0重
    量%と、ショ糖脂肪酸エステルを0.5〜10.0重量
    %と、メントールを0.01〜10.0重量%と、油分
    とを配合してなることを特徴とする多価アルコール中油
    型温熱冷却基剤。
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