JP2001206584A - シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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JP2001206584A
JP2001206584A JP2000022957A JP2000022957A JP2001206584A JP 2001206584 A JP2001206584 A JP 2001206584A JP 2000022957 A JP2000022957 A JP 2000022957A JP 2000022957 A JP2000022957 A JP 2000022957A JP 2001206584 A JP2001206584 A JP 2001206584A
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Hiroshi Sawanaka
啓 澤中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化を図ることのできるシート搬送
装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 搬送手段6,7によって搬送されるシー
トが通過する搬送通路Pを構成すると共に、搬送通路P
を開放する方向に回動可能なガイド部材1Aの側方に、
ガイド部材1Aを付勢する付勢部材5を設ける一方、こ
の付勢部材5の一端をガイド部材1Aに取り付けるよう
にする。そして、この付勢部材5の中央部分に当接部材
4を当接させて付勢部材5を、付勢部材5の中央部分が
少なくともガイド部材側の端部よりも開放方向側に位置
するよう湾曲させることにより、ガイド部材1Aを湾曲
した付勢部材5によって開放方向に付勢するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート搬送装置及
びこれを備えた画像形成装置に関し、特にジャムシート
を処理する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機、レーザービームプ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、給
紙ローラ、搬送ローラ等の搬送手段を有するシート搬送
装置を備え、このシート搬送装置によりカセット等に収
納されたシートを画像形成部に搬送するようにしてい
る。
【0003】図9は、このような従来の画像形成装置の
一例であるレーザービームプリンタの概略構成を示す図
であり、同図において、50はレーザービームプリン
タ、51はレーザービームプリンタ本体(以下、装置本
体という)である。
【0004】また、12はシートSを積載収納すると共
に、装置本体51の下部に着脱可能に装着された給紙カ
セット、13は給紙カセット12に積載されているシー
トSを最上側より1枚づつ給送する給紙ローラ、14、
15は給紙ローラ13によって給送されたシートSをガ
イドするガイド、6は搬送ローラ、7は搬送ローラ6と
共に搬送ローラ対を形成している従動コロである。
【0005】また、17は装置本体51に着脱自在に装
備されている画像形成部であるプロセスカートリッジで
あり、このプロセスカートリッジ17は感光ドラム17
a及びその周囲に配置された現像器17b、一次帯電器
17c等を備えている。26は画像情報に応じてレーザ
光Lを走査し、感光体ドラム17aに対して書き込み
(潜像形成)を行うレーザースキャナ、27は感光体ド
ラム17aと圧接している転写ローラであり、この転写
ローラ27と感光体ドラム17aとの間をシートSが通
過する際に感光体ドラム17aより現像像(トナー像)
が転写される。
【0006】また、16はレジストローラ対であり、停
止状態にあるレジストローラ対16のニップ部にシート
Sの先端部を突き当ててループを形成することによりシ
ートSの斜行が補正される。さらに、このように斜行を
補正した後、所定のタイミングでレジストローラ対16
を回転させることにより、シートSが転写ローラ27と
感光体ドラム17aとの間に搬送される。
【0007】また、30AはシートSに転写された画像
(トナー像)を定着させると共に、定着ローラ29、加
圧ローラ30、定着排紙ローラ対31等を備えた定着装
置、28は画像転写後のシートSを定着装置30Aに導
く搬送ガイドである。32、33は排紙ローラ対、34
は装置本体51の上面に形成されると共に、画像定着後
に排紙ローラ対32,33により装置外に画像形成手段
面を下にして排出されるシートSを積載保持する排紙ト
レイである。
【0008】次に、このように構成されたレーザービー
ムプリンタ50の画像形成動作について説明する。
【0009】図示しないホストコンピュータより画像形
成が指示されると、まず給紙ローラ13が回転し、これ
により給紙カセット12内の最上側のシートS1が給送
され、この後、このシートS1はガイド14,15に案
内されて搬送ローラ6と従動コロ7とからなる搬送ロー
ラ対を経て停止状態のレジストローラ対16に導かれ、
このレジストローラ対16に先端部を突き当ててループ
を形成することにより斜行が補正される。
【0010】次に、このように斜行が補正された後、シ
ートS1は感光ドラム17aに形成された画像とタイミ
ングを合わせて回転するレジストローラ対16により感
光ドラム17aと転写ローラ27との間に搬送され、感
光体ドラム17aと転写ローラ27との間を通過する際
に画像(トナー像)が転写される。
【0011】次に、このようにして画像が転写された
後、シートS1は搬送ガイド28に沿って定着装置30
Aに搬送され、定着ローラ29と加圧ローラ30との間
を通過する際に、加熱及び加圧されて転写画像が定着さ
れる。この後、画像が定着されたシートS1は、定着排
紙ローラ31により搬送され、さらに排出ローラ対3
2,33により排紙トレイ34上に排出、積載される。
【0012】ところで、図10は、このようなレーザー
ビームプリンタ50のシートSをプロセスカートリッジ
17に搬送するシート搬送装置の構成を示す図である。
【0013】同図において、18は下部ガイド部材、1
は下部ガイド部材18及びガイド15と共にシート搬送
通路Pを構成する上部ガイド部材であり、この上部ガイ
ド部材1は装置本体51の不図示の左右の両側板に支軸
11を介して回動可能に軸支されると共に、弾性部材2
0により上方に回動するように付勢されている。なお、
19は固定上部ガイド部材である。
【0014】25は先端部に従動コロ7を回転自在に保
持すると共に、従動コロ7を搬送ローラ6に圧接するよ
う付勢する弾性部材であり、この弾性部材25は上部ガ
イド部材1に固定部材36により固定されている。
【0015】ところで、上部ガイド部材1の回動側端部
にはリブ23Aが垂設されており、このリブ23Aには
係止部材22が固定された軸23が回転自在に設けられ
ている。ここで、この係止部材22は装置本体51に設
けられたストッパ21に係止されるものであり、通常、
係止部材22は弾性部材20の付勢力によりストッパ2
1に係止されている。これにより、支軸11を支点とし
て上方に回動する構成の上部ガイド部材1及び従動コロ
7が弾性部材20によって上方に引き上げられるのを防
ぐようにしている。
【0016】一方、24は軸23に固着されたレバーで
あり、このレバー24を押し下げると、軸23が時計回
りの方向に回転し、このように軸23が回転すると、こ
れに連動して係止部材22が回転し、ストッパ21との
係止が解除されるようになっている。さらに、このよう
にストッパ21との係止が解除されると、図11に示す
ように上部ガイド部材1及び従動コロ7が弾性部材20
の付勢力によって上方に引き上げられるようになる。
【0017】そして、このように構成することにより、
従動コロ7と搬送ローラ6とから構成される搬送ローラ
対や、レジストローラ対16を通過中にジャムが発生し
た場合、レバー24を押し下げるようにすれば同図に示
すように上部ガイド部材1が上方に回動し、シート搬送
通路Pが開放される。これにより、ジャム処理を簡単に
行うことができるようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ジャム処理の際、弾性部材20によって上部ガイド部材
1を開いてジャムシートを取り除くようにした従来のシ
ート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置において
は、上部ガイド部材1を持ち上げるための弾性部材20
が占めるスペースが広く、省スペース化を図ることが難
しい。
【0019】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、省スペース化を図ることのでき
るシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されるシー
トが通過する搬送通路とを備えたシート搬送装置におい
て、前記搬送通路を構成すると共に、該搬送通路を開放
する方向に回動可能なガイド部材と、前記ガイド部材を
付勢するよう該ガイド部材の側方に設けられると共に、
一端が前記ガイド部材に取り付けられた付勢部材と、前
記付勢部材の中央部分に当接し、該付勢部材の中央部分
が少なくとも前記ガイド部材側の端部よりも開放方向側
に位置するよう該付勢部材を湾曲させる当接部材と、を
備え、前記ガイド部材が前記当接部材により湾曲した付
勢部材により開放方向に付勢されるようにしたことを特
徴とするものである。
【0021】また本発明は、前記当接部材は、前記付勢
部材により前記開放方向に付勢される前記ガイド部材を
前記搬送通路を構成する位置に係止する係止部材を兼ね
ていることを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記ガイド部材を回動可能
に支持する本体フレームに前記ガイド部材の回動を案内
する案内部を形成したことを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記当接部材に前記ガイド
部材の回動を案内する案内部を設けたことを特徴とする
ものである。
【0024】また本発明は、前記案内部に前記ガイド部
材が前記開放方向に移動したとき、該ガイド部材を前記
搬送通路を開放する位置で係止する係止部を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0025】また本発明は、画像形成部と、前記画像形
成部にシートを搬送するシート搬送装置とを備えた画像
形成装置において、前記シート搬送装置は上記のいずれ
かに記載のものであることを特徴とするものである。
【0026】また本発明のように、搬送手段によって搬
送されるシートが通過する搬送通路を構成すると共に、
搬送通路を開放する方向に回動可能なガイド部材の側方
に、ガイド部材を付勢する付勢部材を設ける一方、この
付勢部材の一端をガイド部材に取り付けるようにする。
そして、この付勢部材の中央部分に当接部材を当接させ
て付勢部材を、付勢部材の中央部分が少なくともガイド
部材側の端部よりも開放方向側に位置するよう湾曲させ
ることにより、ガイド部材を湾曲した付勢部材によって
開放方向に付勢するようにする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
シート搬送装置の要部を示す斜視図、図2はその正面
図、図3はその側面図である。なお、図1〜図3におい
て、図10と同一符号は、同一又は相当部分を示してい
る。
【0029】図1〜図3において、1Aは下部ガイド部
材18と共にシート搬送通路Pを構成するガイド部材で
ある上部ガイド部材であり、この上部ガイド部材1Aの
一端部に設けられた側板1aには支持軸11が、また他
端部に設けられた側板1bにはロック軸3がそれぞれ設
けられている。
【0030】また、35はシート搬送装置の本体フレー
ムを構成する左右の側板であり、この側板35には、そ
れぞれ支持軸11が挿通される挿通穴9と、ロック軸3
が挿通されるガイド孔10とが形成されている。
【0031】ここで、この挿通穴9は、後述するように
ジャムシート処理のため、上部ガイド部材1Aを矢印方
向に引き出してシート搬送通路Pを開放する方向である
上方向に回動させる際の、上部ガイド部材1Aの引き出
しが可能となるよう長穴形状を有している。
【0032】また、案内部を構成するガイド孔10は、
引き出された上部ガイド部材1Aを支持軸11を支点と
して上方回動させることができるよう円弧形状を有して
いる。これにより、上部ガイド部材1Aは、支持軸11
を支点としてガイド孔10に案内されながら上方回動す
るようになっている。なお、2はジャムシート処理の
際、上部ガイド部材1Aを矢印方向に引き出すための把
手である。
【0033】一方、5は上部ガイド部材1Aの側方、本
実施の形態においては左右の側板35の外側に設けられ
ると共に、ジャムシート処理の際、上部ガイド部材1A
を持ち上げるよう上部ガイド部材1Aを付勢する付勢部
材である弾性部材であり、この弾性部材5は、一端が側
板35に固定され、他端がロック軸3に係止されてい
る。また、4はロック軸3を係止する係止部材であるス
トッパであり、通常、ロック軸3はストッパ4の係止部
4aに係止されるようになっている。
【0034】ところで、このストッパ4の上端4cは少
なくとも弾性部材5の上部ガイド部材側の端部よりも上
方、本実施の形態においては弾性部材5の両端の位置よ
りも上方にあり、弾性部材5の中央部分がこのストッパ
4の上端4cに当接している。そして、このように弾性
部材5の中央部分に当接部材として作用するストッパ4
の上端4cを当接させることにより、中央部分が両端部
に比べて上方に位置するよう弾性部材5を湾曲させるこ
とができる。
【0035】これにより、上部ガイド部材1Aは弾性部
材5によって上方に付勢されるようになる。即ち、図4
に示すように中間部分をストッパ4の上端4cに当接さ
せ、向きを変えた状態で他端をロック軸3に係止するこ
とにより、弾性部材5の付勢力は、ストッパ4によって
作用する方向を変えられながらも上部ガイド部材1A
(ロック軸3)に対しては常に上方に引き上げる方向に
作用するようになる。
【0036】この結果、ストッパ4による係止が解除さ
れた際、ストッパ4によって作用する方向を変えられな
がらも上部ガイド部材1A(ロック軸3)に対しては常
に上方に引き上げる方向に作用する弾性部材5の付勢力
により、上部ガイド部材1Aは上方へと持ち上げられる
ようになる。
【0037】次に、このように構成されたシート搬送装
置のジャム処理について説明する。ジャムが発生した
際、上部ガイド部材1Aに取り付けられた把手2を図1
に示す矢印の方向に引くと、上部ガイド部材1Aの支持
軸11が挿通穴9に沿って移動すると共に、ストッパ4
の係止部4aに係止されているロック軸3も図2に示す
矢印方向に移動し、これによりストッパ4による係止が
解除される。
【0038】そして、このようにストッパ4による係止
が解除されると、ストッパ4によって付勢力の作用する
方向を変えられながらも上部ガイド部材1A(ロック軸
3)に対しては常に上方に引き上げる方向に作用する弾
性部材5の付勢力により、係止が解除された上部ガイド
部材1Aは図5に示すように上方へと持ち上げられる。
【0039】なお、図5の係止解除状態から図1の係止
状態に戻すには把手2を押し下げて上部ガイド部材1A
を、ロック軸3がストッパ4のスリット部4aに臨む位
置まで押し下げるようにしている。そして、このような
位置まで上部ガイド部材1Aを押し下げると、弾性部材
5の左上方に働く付勢力によりロック軸3がスリット4
aに案内され、これにより上部ガイド部材1がストッパ
4に係止される。
【0040】このように、弾性部材5を中央部分が両端
部に比べて上方(開放方向側)に位置するよう湾曲さ
せ、上部ガイド部材1Aを湾曲した弾性部材5により開
放方向に付勢されるようにすることにより、弾性部材5
を狭いスペースの中で効率よく機能させることができ
る。
【0041】これにより、弾性部材5の占めるスペース
を小さくすることができ、省スペース化を図ることがで
きる。また、従来に比べて上部ガイド部材1Aの開閉機
構に必要となる部品を減らすことができ、コストダウン
が可能となる。
【0042】なお、本実施の形態においては、ガイド孔
10を側板35にそれぞれ形成した場合について説明し
たが、ストッパ4にガイド孔10が形成された案内部を
設けるようにしても良い。
【0043】図6はこのような本発明の第2の実施の形
態に係るシート搬送装置の要部を示す斜視図であり、同
図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し
ている。
【0044】同図において、4Aは左右の両側板35に
取り付けられたストッパであり、このストッパ4Aは樹
脂等で形成されると共に、上部ガイド部材1Aのロック
軸3を係止する係止部4aと、ロック軸3が挿通される
ガイド孔10が形成された案内部4bを備えている。な
お、両側板35にはストッパ4Aの案内部4bをはめ込
むための不図示の溝(穴)が空けられている。
【0045】そして、このような構成のストッパ4Aを
備えたシート搬送装置において、ジャム処理を行う際、
把手2を引っ張ることで上部ガイド部材1Aの係止を解
除し、係止が解除された上部ガイド部材1Aは弾性部材
5の付勢力によって上方へと引き上げられる。また、こ
のとき、上部ガイド部材1Aのロック軸3は、ストッパ
4Aの案内部4bに形成されたガイド孔10によりガイ
ドされながら上昇する。
【0046】ところで、例えば両側板35及び上部ガイ
ド部材1Aのロック軸3が金属で形成されているものの
場合、ロック軸3がガイド孔10内を移動する際、側板
35とロック軸3とがこすれてノイズや、削れが生じる
恐れがある。
【0047】そこで、このような恐れがある場合には、
本実施の形態のように両側板35にストッパ4Aの案内
部4bを嵌め込むことにより、ロック軸3がガイド孔1
0内を移動する際、側板35に直接接触することのない
ようにすることができる。さらに、この案内部4b(ス
トッパ4A)を樹脂等にて形成することにより、ノイズ
や、削れが生じることのないようにすることができる。
【0048】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0049】図7は本実施の形態に係るシート搬送装置
の要部を示す正面図である。なお、同図において、図6
と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0050】同図において、10aは案内部4bに形成
されたガイド孔10の上端部に形成された係止部であ
る。
【0051】そして、把手2の操作によって上部ガイド
部材1Aの係止を解除することにより、上部ガイド部材
1Aが弾性部材5の付勢力によって上方へと持ち上げら
れる際、ガイド孔10に沿って移動するロック軸3が係
止部10aの位置までくると、弾性部材5の付勢力によ
ってロック軸3は係止部10aへと引き込まれ係止され
る。
【0052】そして、このようにロック軸3を係止する
ことにより、上部ガイド部材1Aをシート搬送通路Pを
開放する位置で係止することができ、ジャムシートの処
理を容易に行うことができる。
【0053】なお、これまでの説明においては、ストッ
パ4,4Aを両側板35に1個づつ設けたものについて
述べたが、本発明はこれに限らずストッパ4,4Aを片
側に1つ設けるようにしても良く、またストッパ4,4
Aを側板35の内側に設けるようにしても良い。
【0054】さらに、これまでの説明においては、上部
ガイド部材1Aを上方に回動してシート搬送通路Pを開
放するものについて述べてきたが、本発明はこれに限ら
ずガイド部材を下方に回動してシート搬送通路を開放す
る構成のものにも適用することができることは言うまで
もない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送通路を開放する方向にガイド部材を付勢する付勢部材
を、付勢部材の中央部分が少なくともガイド部材側の端
部よりも開放方向側に位置するよう湾曲させることによ
り、付勢部材の占めるスペースを小さくすることがで
き、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装
置の要部を示す斜視図。
【図2】上記シート搬送装置の要部正面図。
【図3】上記シート搬送装置の要部側面図。
【図4】上記シート搬送装置の弾性部材の付勢力が働く
方向を示す図。
【図5】上記シート搬送装置のジャム処理のときの状態
を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装
置の要部を示す斜視図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るシート搬送装
置の要部正面図。
【図8】上記シート搬送装置のジャム処理のときの状態
を示す図。
【図9】従来のレーザービームプリンタの概略構成を示
す図。
【図10】上記レーザービームプリンタに設けられた従
来のシート搬送装置の構成を示す図。
【図11】上記シート搬送装置のジャム処理のときの状
態を示す図。
【符号の説明】
1,1A 上部ガイド部材 3 ロック軸 4,4A ストッパ 4a 係止部 4b 案内部 4c 上端 5 弾性部材 6 搬送ローラ 9 挿通穴 10 ガイド孔 10a 係止部 11 支持軸 13 給紙ローラ 17 プロセスカートリッジ 18 下部ガイド部材 35 側板 50 レーザービームプリンタ P 搬送通路 S シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する搬送手段と、前記搬送
    手段によって搬送されるシートが通過する搬送通路とを
    備えたシート搬送装置において、 前記搬送通路を構成すると共に、該搬送通路を開放する
    方向に回動可能なガイド部材と、 前記ガイド部材を付勢するよう該ガイド部材の側方に設
    けられると共に、一端が前記ガイド部材に取り付けられ
    た付勢部材と、 前記付勢部材の中央部分に当接し、該付勢部材の中央部
    分が少なくとも前記ガイド部材側の端部よりも開放方向
    側に位置するよう該付勢部材を湾曲させる当接部材と、 を備え、 前記ガイド部材が前記当接部材により湾曲した付勢部材
    により開放方向に付勢されるようにしたことを特徴とす
    るシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記当接部材は、前記付勢部材により前
    記開放方向に付勢される前記ガイド部材を前記搬送通路
    を構成する位置に係止する係止部材を兼ねていることを
    特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材を回動可能に支持する本
    体フレームに前記ガイド部材の回動を案内する案内部を
    形成したことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記当接部材に前記ガイド部材の回動を
    案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記案内部に前記ガイド部材が前記開放
    方向に移動したとき、該ガイド部材を前記搬送通路を開
    放する位置で係止する係止部を形成したことを特徴とす
    る請求項3又は4記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 画像形成部と、前記画像形成部にシート
    を搬送するシート搬送装置とを備えた画像形成装置にお
    いて、 前記シート搬送装置は前記請求項1〜5のいずれかに記
    載のものであることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105607451A (zh) * 2015-12-29 2016-05-25 珠海天威飞马打印耗材有限公司 处理盒
JP2017154890A (ja) * 2016-02-26 2017-09-07 株式会社リコー シート供給装置及びシート供給装置におけるシート供給方法

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