JP4724633B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特に開閉可能に設けたシート積載部に積載されたシートを給送する装置の構成に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置においては、給紙カセットに収納された定型サイズのシートを給送するシート給送装置の他、不定形サイズのシート等を搬送する、いわゆるマルチ給送装置を備えたものがある。そして、このようなマルチ給送装置としては、例えば、画像形成装置本体に開閉可能に設けたシート積載部にシートを積載し、このシートを給送ローラにより給送するようにしている。
ここで、給送ローラを予め固定配置すると、マルチ給送装置が画像形成装置本体側面から突出してしまう。このため、近年では給送ローラを、外装カバーを兼ねた開閉カバーの開放に伴ってシート給送位置へ移動させ、閉鎖に伴って画像形成装置本体内部に退避させるようにしている。これにより、マルチ給送装置が装置本体側面から突出しないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、このような従来のマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図である。図8において、101は開閉カバーであり、この開閉カバー101は回動軸101aを支点として開閉可能となっている。また、この開閉カバー101には延長トレイ104が取り付けられている。
106は給送ローラ、102はシートを積載すると共に、給送ローラ106にシートを押し付けるための中板である。105は一端が回動軸105aを介して装置本体1Aの両側壁に回動自在に軸支され、他端が開閉カバー101に形成された長穴101bに沿って移動自在なストッパ軸105bを備え、開閉カバー101を支持する一対のリンクである支持部材である。
中板102は、この支持部材105のストッパ軸105bに回動軸102aが軸支されることにより、支持部材105に回動自在に軸支されている。そして、中板102は、開閉カバー101の開閉に伴って回動軸102a(ストッパ軸105b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体1Aから突出する方向に回動(移動)するようになっている。
例えば、開閉カバー101の開放状態においては、ストッパ軸105bが開閉カバー101の長穴101bの装置本体側端に当接係止されることにより、支持部材105、開閉カバー101及び中板102(の回動軸102a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー101の閉鎖時には図9に示すように、中板102、支持部材105、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。
なお、マルチ給送装置を使用する場合には、開閉カバー101を、回動軸101aを支点に時計方向に回動することにより、図8に示すように支持部材105と一体に中板102を装置本体外部に突出させ、シート積載位置に移動させることができる。
図10は、マルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す斜視図である。図10において、107は給紙ローラ106と一体に回転するカム、102bは中板102の回動端(移動端)側に設けられた中板当接部、111は一端が装置本体、他端が中板102に取り付けられた引っ張りバネである。そして、中板当接部102bは、この引っ張りバネ111によりカム107に圧接している。
ここで、シート給送動作が開始される前は、カム107により中板当接部102bを介して中板102は、図8に示すように引っ張りバネ111に抗して下方に押し下げられている。給紙動作が開始され、カム107が回転すると、引っ張りバネ111により給送ローラ106の回転に合わせて回動軸102aを支点に上方回動する。
これにより中板102及び延長トレイ104上に積載された不図示のシートは、給送ローラ106に押圧される。この後、給送ローラ106が回転すると、最上位のシートは不図示の分離加圧バネにより付勢され、給送ローラ106に圧接する分離部材108まで案内されて1枚ずつに分離され、シートの重送が防止される。
なお、図10において、103は中板102にシート給送方向と直交する方向(以下、幅方向という)にスライド可能に取り付けられた幅規制板であり、この幅規制板103により、シートの幅方向の位置を規制している。
ところで、図10に示すように中板102の回動端には突起部102cが設けられており、この突起部102cを装置本体1Aに設けられた溝形状部109に係合するようにしている。これにより、簡単な構成で、中板102の回動姿勢に関わらず、中板102の幅方向の位置を決めることができる。
なお、中板102は、回動軸102bにおいて開閉カバー101及び支持部材105により支持されている。したがって、開閉カバー101等により支持される中板102の支持部と突起部102cと溝形状部109との係合部がシート給送方向で重ならないよう、中板102は突起部102cを支持部に対して幅方向に関して十分な隙間を設けて突設している。
特開平11−189338号公報
ところで、このような構成の従来のマルチ給送装置においては、図9に示すように、開閉カバー101を閉鎖した際、中板102が下方回動し、このように中板102が下方回動すると、中板102の突起部102cが溝形状部109から外れてしまう。この場合、中板102は支持部によって支持されることになる。つまり、開閉カバー101の閉鎖時において、中板102は支持部によって支持される。
しかし、既述したように中板102の幅方向の位置は、開閉カバー101の開放状態で突起部102cと装置本体に設けられた溝形状部109の係合部で決まっている。また、既述したように支持部に対して幅方向に関して十分な隙間を設けて突設している。このため、開閉カバー閉鎖時において、中板102の幅方向の位置を必要な精度で支持することができない。
この結果、開閉カバー101を開放する際、例えば図11に示すように開閉カバー101の端をもって矢印方向に開放動作を行うと、開閉カバー101にねじれが生じ、中板102の幅方向の位置がずれるようになる。
この場合、開放状態において、図12に示すように突起部102cが溝形状部109に係合されずに外れて中板102が不適切な位置に固定されず、適切なシート積載位置に移動することができないという問題があった。この問題は、特に開閉カバー101の開閉動作を行う不図示の取っ手部が開閉カバー101の端に設けられている装置や、デザイン上開閉カバーが薄く設計されている装置において、より顕著に表れる。
なお、これを防ぐために、突起部102cを延長することも考えられるが、開閉カバー101を開放する際、中板102と共に突起部102cも回動するため、突起部102cを延長した分、突起部102cが回動する空間を増やす必要がある。この結果、本体構造に必要な強度メンバーを減らさなければならないなどの弊害が考えられ、現実的ではなかった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、開閉カバー開放時、確実に、中板(シート積載部)を適切なシート積載位置に移動させることのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、前記開閉カバーに一端が軸支され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置又は画像形成装置本体内の収納位置に移動するシート積載部と、を備えたシート給送装置において、前記画像形成装置本体に設けられ、前記開閉カバーの開放により前記シート積載位置に移動した前記シート積載部の移動端と係合して前記シート積載部のシート給送方向と直交する幅方向の移動を規制し、前記開閉カバーの閉鎖により前記シート積載部が前記収納位置に移動した際には前記シート積載部の移動端との係合が解除される係合部と、前記シート積載部の移動端よりもシート給送方向上流側で、かつ前記開閉カバーの開閉軸の近傍に設けられ、前記開閉カバーの閉鎖により前記係合部との係合が解除された前記シート積載部の幅方向の移動を規制する規制部と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のシート給送装置は、画像形成装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、前記開閉カバーに一端が軸支され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置又は画像形成装置本体内の収納位置に移動するシート積載部と、前記画像形成装置本体に設けられ、前記開閉カバーの開放により前記シート積載位置に移動した前記シート積載部と、前記シート積載部のシート給送方向と直交する幅方向の移動を規制するように係合し、前記開閉カバーの閉鎖により前記シート積載部が前記収納位置に移動した際には前記シート積載部との係合が解除される係合部と、前記開閉カバーを開放する際に、前記シート積載部と前記係合部とが係合するように前記シート積載部の幅方向の移動を規制する規制部と、を有することを特徴とするものである。
本発明のように、開閉カバーの閉鎖によりシート積載部の係合部との係合が解除された際には、規制部によってシート積載部の幅方向の移動を規制することにより、開閉カバー開放時、確実にシート積載部を適切なシート積載位置に移動させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はシートの両面に画像を形成することができるレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ1は、レーザビームプリンタ本体(以下、装置本体という)1Aと、画像形成を行う画像形成部1Bを備えている。さらに、第1面に画像が形成された後、第2面(裏面)に画像を形成するためシートPを再度画像形成部1Bに給紙する再給紙搬送部1Cと、画像形成部1BにシートPを1枚ずつ分離給送するシート給送部1D、マルチ給送装置1E等を備えている。
ここで、画像形成部1Bはプロセスカートリッジ3、転写ローラ9等を備え、シート給送部1DはシートPを収納する給紙カセット5、給紙カセット5に収納されたシートPを給送する給送ローラ6aを備えている。プロセスカートリッジ3は感光ドラム2と、これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手段)とを一体に備え、装置本体1Aに対して着脱可能になっている。
シート給送装置であるマルチ給送装置1Eは、装置本体1Aに開閉自在に設けられた開閉カバー101と、シート積載手段である中板202と、中板202に積載されたシートPを給送する給送ローラ106とを備えている。そして、画像形成時には画像形成動作に応じて給送ローラ106が回転し、中板上からシートPを1枚ずつ給送するようになっている。なお、図1において、4はレーザスキャナユニット、10は定着器、14はシート排出積載台である。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ1の画像形成動作を説明する。
不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント命令を発すると、装置本体1Aに着脱自在に装着された給紙カセット5に積載されたシートPは給送ローラ6aによって給送される。この後、シートPは給送ローラ6aと分離パッド6bによって構成される分離部により、1枚ずつ分離され、レジストローラ8に搬送される。
また、手差し給紙が選択された場合には、マルチ給送装置1Eの給送ローラ106により中板202に積載されたシートPが1枚ずつ給送される。そして、このようにマルチ給送装置1Eから給送されたシートは、給送ローラ106と分離パッド106aによって構成される分離部により1枚ずつ分離されて経てレジストローラ8に搬送される。
ここで、このように給紙カセット5、或はマルチ給送装置1EからシートPが搬送されたとき、レジストローラ8は停止しており、このように停止したレジストローラ8に当接することにより、シートPは斜行が補正されると共にこの位置でー旦停止して待機する。
一方、プリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット4からは画像情報をビットイメージにしたレーザ光が感光ドラム上に照射され、このビットイメージに従って感光ドラム2の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光ドラム上にトナー画像が形成される。
この後、レジストローラ8が回転し、待機していたシートPがタイミングを合わせて感光ドラム2と転写ローラ9とにより構成される転写部31に給送され、この転写部31を通過する際、感光ドラム上のトナー画像がシートPに転写される。さらに、トナー画像が転写されたシートPは、この後、定着器10に送られ、定着器10によって加熱加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着される。
定着器10を通過したシートPは定着排出ローラ11と第1コロ12との第1ニップN1に送られる。シートPの第1面に対してのみ画像を形成する場合は、この後、シートPは排出ローラ対13に送られ、排出ローラ対13によってシート排出積載台14に排出される。
一方、シートPの両面に画像を形成する場合は、シートPは、まず定着排出ローラ11の第1ニップN1を通過した後、正転している排出ローラ対13によりシート排出積載台14に向って搬送される。この後、シート後端が第1ニップN1を抜けると、排出ローラ対13は一旦停止した後、逆転する。
これにより、シートPは先端後端が逆転した状態で定着排出ローラ11と第2コロ15によって形成される第2ニップN2に進入し、この後、定着排出ローラ11と第2コロ15によって挟持搬送され、再給紙搬送部1Cに進入する。このとき、シートPは、今まで先端であった部分が後端になり、後端であった部分が先端になって再給紙搬送部1Cに進入する。
次に、シートPは、シート横レジストローラ対17及びシート横レジスト修正ガイド18によって、斜行を修正されて真っ直ぐに搬送され、且つ幅方向の位置を位置決めされて搬送される。この後、シートPは、両面搬送ローラ対19によって表裏を反転された状態で感光ドラム2と転写ローラ9との間に送り込まれ、感光ドラム上に形成されたトナー画像が転写される。次に、シートPは、定着器10、定着排出ローラ11と第1コロ12との第1ニップN1を通過した後、排出ローラ対13によってシート排出積載台24に排出される。
図2はマルチ給送装置1Eの開閉カバー開放時における中板202の状態を示す斜視図、図3はその上面図である。なお、図2及び図3において、図10と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図2及び図3において、202aは中板202の回動軸であり、中板202は、後述する図4に示す支持部材105のストッパ軸105bに回動軸202aが軸支されることにより、支持部材105に回動自在に軸支されている。そして、中板202は、開閉カバー101の開閉に伴って回動軸202a(ストッパ軸105b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体1Aから突出する方向に回動(移動)するようになっている。
例えば、開閉カバー101の開放状態においては、ストッパ軸105bが開閉カバー101の長穴101bの装置本体側端に当接係止されることにより、支持部材105、開閉カバー101及び中板202(の回動軸202a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー101の閉鎖時には図4に示すように、中板202、支持部材105、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。
なお、マルチ給送装置1Eを使用する場合には、開閉カバー101を、回動軸101aを支点に時計回転方向に回動することにより、図1に示すように支持部材105と一体に中板202を装置本体外部に突出させ、シート積載位置に移動させることができる。
また、中板202の回動端(移動端)には突起部202cが設けられており、この突起部202cを装置本体1Aに設けられた係止部である溝形状部109に係合するようにしている。これにより、簡単な構成で、中板202の回動姿勢に関わらず、中板202の幅方向の位置を決めることができる。
開閉カバー101が閉鎖され、図4に示すように中板202が収納位置に移動すると、中板202は下方回動し、このように中板202が下方回動すると、中板202の突起部202cが溝形状部109から外れてしまう。
ここで、本実施の形態においては、中板202の回動端よりもシート給送方向上流側で、かつ開閉カバー101の開閉軸である回動軸101aの近傍の両端部に、図2及び図3に示すようにシート給送方向に延びたリブであるガイドリブ202dを設けている。また、装置本体1Aには、このガイドリブ202dの側面に臨む位置に設けられ、ガイドリブ202dに当接して中板202の幅方向の移動を規制する当接部210が設けられている。
そして、開閉カバー閉鎖時、中板202の突起部202cが溝形状部109から外れた場合でも、ガイドリブ202dの幅方向の移動は、当接部210により規制される。これにより、中板202の、開閉カバー101の回動軸近傍の幅方向の位置は、このガイドリブ202dと当接部210とにより構成される規制部211によって規制される。
ここで、開閉カバー101の開放動作の際、開閉カバー101の回動軸101aから離れた位置においては、開閉カバー101の開放動作に連動して中板202の姿勢が大きくが変化する場合がある。
しかし、このように中板202の姿勢が大きくが変化した場合でも、中板202の幅方向の位置を規制部211によって決めることにより、開閉カバー101の回動軸101aの近傍において中板202の姿勢変化を小さくすることができる。このため、中板202の姿勢が大きくが変化した場合でも、中板202の回動端と、装置本体1Aとの位置関係の変化が少なくなる。
つまり、開閉カバー101を開放するときに、突起部202cが装置本体1Aに設けられた溝形状部109に挿入されるように、規制部211によって中板202の幅方向の移動が規制される。
この結果、既述した図11に示すように開閉カバー101がねじれるように開放され、それに連動して中板202の位置をずらす力が加わった場合においても、ガイドリブ202dが当接部210に当接することにより、中板202のズレを押えることができる。
これにより、開放動作時の開閉カバー101の変形状態によらず、中板202が適切な回動軌跡を描くようになって中板202に設けられた突起202cを溝形状部109に確実に挿入させることができ、中板202を適切な位置まで回動させることができる。
このように、開閉カバー101の閉鎖により中板202の溝形状部109との係合が解除された際には、規制部211によって中板202の移動を規制することにより、開閉カバー開放時、確実に中板202を適切なシート積載位置に移動させることができる。
なお、これまでは規制部211を、中板202に設けたガイドリブ202dと、装置本体1Aの当接部210とで構成する形態を例示したが、装置本体1Aにリブを形成し、リブと当接する部分を中板202に形成して規制部を構成するようにしても良い。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図5は、本実施の形態に係るシート給送装置であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時における中板の状態を示す斜視図、図6はその上面図を示している。なお、図5及び図6において、図2及び図3と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図5及び図6において、302は中板、302aは中板302の回動軸であり、中板302は、後述する図7に示す支持部材105のストッパ軸105bに回動軸302aが軸支されることにより、支持部材105に回動自在に軸支されている。そして、中板302は、開閉カバー101の開閉に伴って回動軸302a(ストッパ軸105b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体1Aから突出する方向に回動するようになっている。
例えば、開閉カバー101の開放状態においては、ストッパ軸105bが開閉カバー101の長穴101bの装置本体側端に当接係止されることにより、支持部材105、開閉カバー101及び中板302(の回動軸302a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー101の閉鎖時には図7に示すように、中板302、支持部材105、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。なお、マルチ給送装置1Eを使用する場合には、開閉カバー101を、回動軸101aを支点に時計回転方向に回動することにより、既述した図1に示すように支持部材105と一体に中板202を装置本体外部に突出させることができる。
また、中板302の回動端(移動端)には突起部302cが設けられており、この突起部302cを装置本体1Aに設けられた係止部である溝形状部109に係合するようにしている。これにより、簡単な構成で、中板302の回動姿勢に関わらず、中板302の幅方向の位置を決めることができる。
開閉カバー101が閉鎖され、図7に示すように中板302が収納位置に移動すると、中板302は下方回動し、このように中板302が下方回動すると、中板302の突起部302cが溝形状部109から外れてしまう。
ここで、本実施の形態においては、中板302の回動端よりもシート給送方向上流側で、かつ開閉カバー101の回動軸101aの近傍の両端部に、図5及び図6に示すようにシート給送方向に延びたリブであるガイドリブ302dを設けている。さらに、このガイドリブ302dにはガイドコロ312が回転自在に取り付けられている。また、装置本体1Aには、このガイドリブ302dの側面に臨む位置に設けられ、ガイドリブ302dに当接して中板302の幅方向の移動を規制する当接部310が設けられている。
そして、開閉カバー閉鎖時、中板302のガイドコロ312の幅方向の位置は、当接部310により規制される。これにより、中板302の、開閉カバー101の回動軸近傍の幅方向の位置は、このガイドコロ312と当接部310とにより構成される規制部311によって規制される。
ここで、開閉カバー101の開放動作の際、開閉カバー101の回動軸101aから離れた位置においては、開閉カバー101の開放動作に連動して中板302の姿勢が大きくが変化する場合がある。
しかし、このように中板302の姿勢が大きくが変化した場合でも、中板302の幅方向の位置を規制部311によって決めることにより、開閉カバー101の回動軸101aの近傍において中板302の姿勢変化を小さくすることができる。このため、中板302の姿勢が大きくが変化した場合でも、中板302の回動端と、装置本体1Aとの位置関係の変化が少なくなる。
この結果、既述した図11に示すように開閉カバー101がねじれるように開放され、それに連動して中板302の位置をずらす力が加わった場合においても、ガイドコロ312が当接部310に当接することにより、中板202のズレを押えることができる。
これにより、開放動作時の開閉カバー101の変形状態によらず中板302が適切な回動軌跡を描くようになって中板302に設けられた突起302cを溝形状部109に確実に挿入させることができる。この結果、中板302を適切なシート積載位置まで回動させることができる。さらに、本実施の形態のように、当接部310に回転可能なガイドコロ312を当接させることにより、開閉カバー101の開放動作をひっかかることなく行うことができる。
なお、これまでは規制部311を中板302に設けたガイドリブ302d及びガイドコロ312と、装置本体1Aの当接部310とで構成する形態を例示した。しかし、装置本体1Aにガイドリブおよびガイドコロを設け、それと当接する部分を中板に形成することで規制部を構成するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記シート給送装置であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時における中板の状態を示す斜視図。 上記開閉カバー開放時における中板の状態を示す上面図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時における中板の状態を示す斜視図。 上記開閉カバー開放時における中板の状態を示す上面図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す斜視図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバーの開放動作を示す図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバーの開放動作に応じて突起部が溝形状部から外れた状態を示す図。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ
1A レーザビームプリンタ本体
1B 画像形成部
1E マルチ給送装置
101 開閉カバー
105 支持部材
109 溝形状部
202 中板
202a 回動軸
202c 突起部
202d ガイドリブ
210 当接部
211 規制部
302 中板
302a 回動軸
302c 突起部
302d ガイドリブ
310 当接部
311 規制部
312 ガイドコロ
P シート

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、前記開閉カバーに一端が軸支され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置又は画像形成装置本体内の収納位置に移動するシート積載部と、を備えたシート給送装置において、
    前記画像形成装置本体に設けられ、前記開閉カバーの開放により前記シート積載位置に移動した前記シート積載部の移動端と係合して前記シート積載部のシート給送方向と直交する幅方向の移動を規制し、前記開閉カバーの閉鎖により前記シート積載部が前記収納位置に移動した際には前記シート積載部の移動端との係合が解除される係合部と、
    前記シート積載部の移動端よりもシート給送方向上流側で、かつ前記開閉カバーの開閉軸の近傍に設けられ、前記開閉カバーの閉鎖により前記係合部との係合が解除された前記シート積載部の幅方向の移動を規制する規制部と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 画像形成装置本体に開閉自在に設けられた開閉カバーと、
    前記開閉カバーに一端が軸支され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置又は画像形成装置本体内の収納位置に移動するシート積載部と、
    前記画像形成装置本体に設けられ、前記開閉カバーの開放により前記シート積載位置に移動した前記シート積載部と、前記シート積載部のシート給送方向と直交する幅方向の移動を規制するように係合し、前記開閉カバーの閉鎖により前記シート積載部が前記収納位置に移動した際には前記シート積載部との係合が解除される係合部と、
    前記開閉カバーを開放する際に、前記シート積載部と前記係合部とが係合するように前記シート積載部の幅方向の移動を規制する規制部と、を有することを特徴とするシート給送装置。
  3. 前記規制部は、前記シート積載部及び前記画像形成装置本体の一方の、前記シート積載部の前記移動端よりもシート給送方向上流側で、かつ前記開閉カバーの開閉軸の近傍に設けられ、シート給送方向に延びたリブと、前記シート積載部及び前記画像形成装置本体の他方の、前記リブの側面に臨む位置に設けられ、前記リブと当接する当接部と、により構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 前記リブに設けられ、前記開閉カバーの開閉に伴って前記シート積載部が移動する際、前記当接部と当接して回転するコロを備えたことを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  5. 前記開閉カバーを支持し、かつ前記画像形成装置本体に一端が回動自在に軸支され、他端が前記開閉カバーにスライド可能に保持された支持部材を備え、
    前記シート積載部は、前記支持部材を介して前記開閉カバーに軸支されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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