JP6069916B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置に関する。
特許文献1に開示されているシート搬送装置は、シートを載置するトレイ部が変位可能に設けられている。特許文献1に開示されているシート搬送装置の筐体は、トレイ部を露出させる状態とトレイ部を覆う状態とに開閉可能なカバー部を備える。特許文献1に開示されているシート搬送装置では、カバー部の開閉に伴って、トレイ部が変位するように構成されている。
特開2010−245624号公報
トレイ部およびカバー部は、筐体に変位可能に取り付けられている。そのため、そのシート搬送装置を備える製品が輸送されるときなどに、シート搬送装置の落下などにより、シート搬送装置に衝撃が加わると、トレイ部またはカバー部が筐体から外れるおそれがある。
本発明の目的は、輸送時などに開閉部材が筐体から外れることを抑制できる、シート搬送装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係るシート搬送装置は、筐体と、所定方向に延びる回動端縁を備え、前記筐体に対して前記回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられ、開かれた状態でシートが載置されるよう構成され、閉じられた状態で前記筐体の一部をカバーするよう構成される開閉部材とを備えている。そして、前記筐体は、前記回動端縁に当接可能に設けられ、閉じられた状態の前記開閉部材の前記所定方向の移動を規制する規制部を備えている。
この構成によれば、開閉部材は、所定方向に延びる回動端縁を備えている。そして、開閉部材は、筐体に対して回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられている。開閉部材が開かれた状態で、開閉部材にシートを載置することができる。また、開閉部材が閉じられた状態で、開閉部材によって筐体の一部がカバーされる。
筐体には、第1規制部が備えられている。この第1規制部により、閉じられた状態の開閉部材の所定方向の移動が規制される。
そのため、開閉部材が閉じられた状態において、シート搬送装置に衝撃が加わっても、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
第1規制部は、筐体から回動軸線と直交する方向に延出する板状に形成されていてもよい。そして、開閉部材は、開閉部材が閉じられた状態において、第1規制部に対して所定方向の一方側から対向する第1対向部と、開閉部材が閉じられた状態において、第1規制部に対して所定方向の一方側と反対側の他方側から対向する第2対向部とを備えていてもよい。
開閉部材の所定方向の一方側への移動は、第2対向部が第1規制部に当接することによって規制される。また、開閉部材の所定方向の他方側への移動は、第1対向部が第1規制部に当接することによって規制される。その結果、開閉部材の所定方向の一方側および他方側の両側への移動が規制される。
開閉部材は、開閉部材が閉じられた状態において、第1規制部側に開放される凹状の切欠部を備えていてもよい。この場合、切欠部の所定方向の一方側の側面が第1対向部となり、他方側の側面が第2対向部となる。そして、開閉部材が閉じられた状態において、第1規制部が切欠部に入り込むことにより、第1対向部および第2対向部が第1規制部に所定方向から対向し、開閉部材の所定方向の移動が規制される。
開閉部材が開かれた状態および閉じられた状態の両方の状態で、閉じられた状態の開閉部材の表面に直交する方向において、切欠部が筐体と重なることが好ましい。
切欠部が筐体に隠されるので、切欠部に他部材が引っ掛かることを抑制できる。
筐体は、上面が閉じられた状態の開閉部材の上面と同一平面上に配置される上部カバーを備えていてもよい。この場合、第1規制部の開閉部材側の端部は、上部カバーの下方において、上部カバーの開閉部材側の端縁に対して開閉部材側と反対側に位置していることが好ましい。
第1規制部が上部カバーに対して開閉部材側に突出していないので、開閉部材を筐体に取り付ける際に、第1規制部がその取付けの邪魔にならない。そのため、開閉部材を筐体に容易に取り付けることができる。
開閉部材は、開閉部材が開かれた状態においてシートが載置される載置面を有し、載置面には、所定方向と直交する方向に延びる搬送リブが設けられていることが好ましい。
搬送リブが設けられることにより、シートとトレイとの摩擦抵抗を低減することができる。その結果、シートを良好に搬送することができる。
この場合、筐体は、開閉部材が開かれた状態で、搬送リブが入り込む第2切欠部を備えていることが好ましい。
開閉部材が開かれた状態において、搬送リブが第2切欠部に入り込むことにより、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
また、本発明の他の局面に係るシート搬送装置は、筐体と、所定方向に延びる回動端縁を備え、前記筐体に対して前記回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられ、開かれた状態でシートが載置されるよう構成され、閉じられた状態で前記筐体の一部をカバーするよう構成される開閉部材とを備えている。そして、前記筐体は、前記回動端縁に当接可能に設けられ、閉じられた状態の前記開閉部材の前記所定方向の移動を規制する第1規制部と、開かれた状態の前記開閉部材の前記所定方向の移動を規制する第2規制部とを備えている。
この構成によれば、開閉部材は、所定方向に延びる回動端縁を備えている。そして、開閉部材は、筐体に対して回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられている。開閉部材が開かれた状態で、開閉部材にシートを載置することができる。また、開閉部材が閉じられた状態で、開閉部材によって筐体の一部がカバーされる。
筐体には、第1規制部および第2規制部が備えられている。第1規制部により、閉じられた状態の開閉部材の所定方向の移動が規制される。そのため、開閉部材が閉じられた状態において、シート搬送装置に衝撃が加わっても、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。第2規制部により、開かれた状態の開閉部材の所定方向の移動が規制される。そのため、開閉部材が開かれた状態において、シート搬送装置に衝撃が加わっても、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
よって、開閉部材が閉じられた状態および開かれた状態の両方の状態において、開閉部材の所定方向の移動が規制され、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
また、本発明のさらに他の局面に係るシート搬送装置は、筐体と、所定方向に延びる回動端縁を備え、前記筐体に対して前記回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられ、開かれた状態でシートが載置されるよう構成され、閉じられた状態で前記筐体の一部をカバーするよう構成される開閉部材とを備えている。そして、前記筐体は、前記開閉部材に直交する方向に延びる壁と、前記壁から前記所定方向と直交する方向において前記開閉部材側に突出する突出部とを備えている。前記開閉部材は、前記開閉部材が閉じられた状態において、前記突出部側に開放される凹状の切欠部を前記回動端縁に備えている。そして、前記突出部は、前記開閉部材が閉じられた状態で、前記切欠部に入り込む。
この構成によれば、開閉部材は、所定方向に延びる回動端縁を備えている。そして、開閉部材は、筐体に対して回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられている。開閉部材が開かれた状態で、開閉部材にシートを載置することができる。また、開閉部材が閉じられた状態で、開閉部材によって筐体の一部がカバーされる。
筐体は、壁および突出部を備えている。突出部は、壁から所定方向と直交する方向において開閉部材側に突出している。開閉部材は、切欠部を備えている。切欠部は、開閉部材が閉じられた状態において、突出部側に開放される凹状をなしている。
そして、開閉部材が閉じられた状態において、突出部が切欠部に入り込む。これにより、切欠部の所定方向の両側面が突出部に所定方向から対向し、開閉部材の所定方向の移動が規制される。
そのため、開閉部材が閉じられた状態において、シート搬送装置に衝撃が加わっても、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
シート搬送装置は、開閉部材に所定方向の両側から対向する1対のサイドカバーを備えていることが好ましい。
1対のサイドカバーによっても、開閉部材の所定方向の移動を規制することができる。その結果、開閉部材が筐体から外れることを一層防止することができる。
本発明によれば、開閉部材が閉じられた状態において、シート搬送装置に衝撃が加わっても、開閉部材の所定方向の移動が規制されるので、開閉部材が筐体から外れることを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るシート搬送装置1の左前上方から見た斜視図であり、トレイ20が閉じられた状態を示す。 図2は、前記シート搬送装置1の左前上方から見た斜視図であり、トレイ20が開かれた状態を示す。 図3は、前記トレイ20の斜視図である。 図4は、図1に示される切断面線A−Aにおける前記シート搬送装置1の断面図である。 図5は、前記シート搬送装置1の左側面図である。 図6は、図5に示される切断面線B−Bにおける前記シート搬送装置1の断面図である。 図7は、前記トレイ20の切欠部49および前記シート搬送装置1の筐体2の突出部53の近傍を拡大して示す断面図である。 図8は、図7に示される構成の変形例として、前記突出部53および前記突出部53に対向する第1対向部61ならびに第2対向部62を示す断面図である。 図9は、図8に示される構成の変形例として、前記突出部53および前記突出部53に対向する第1対向部71ならびに第2対向部72を示す断面図である。 図10は、図8に示される構成の他の変形例として、前記突出部53および前記突出部53に対向する第1対向部81ならびに第2対向部82を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<シート搬送装置の外観構成>
図1に示されるように、シート搬送装置1は、扁平な略直方体形状をなしている。シート搬送装置1は、いわゆるADF(Auto Document Feeder)であり、たとえば、不図示の画像読取装置上に取り付けられる。
なお、平面視におけるシート搬送装置1の長手方向を左右方向と規定する。また、平面視におけるシート搬送装置1の長手方向と直交する方向を前後方向と規定する。そして、シート搬送装置1の左右方向および前後方向に直交する方向は、シート搬送装置1の上下方向である。図1以降の各図では、図面の理解を助けるために、その規定された方向を矢印で示す。
シート搬送装置1は、筐体2を備えている。筐体2の下方には、フラットベッド式の読取に用いられる非図示のコンタクトガラスが設けられる。筐体2は左右方向に平行な軸線周りに回動する。筐体2が非図示のコンタクトガラスから開かれると、コンタクトガラス上に原稿が載置される。載置された原稿の画像は、非図示のイメージセンサにより読み取られる。
筐体2は、前側板11、後側板12、左側板13および右側板14を有している。
1対のサイドカバーの一例としての前側板11および後側板12は、上下方向に短く延び、左右方向に長く延びる略矩形板状をなしている。前側板11および後側板12は、互いに前後方向に間隔を空けて平行をなすよう配置されている。
左側板13は、前後方向に延びる略矩形板状をなしている。左側板13の前端縁は、平面視で円弧状の連結部15を介して、前側板11の左端縁に連結されている。左側板13の後端縁は、平面視で円弧状の連結部16を介して、後側板12の左端縁に連結されている。
右側板14は、前後方向に延びる略矩形板状をなしている。右側板14の前端縁は、平面視で円弧状の連結部17を介して、前側板11の右端縁に連結されている。右側板14の後端縁は、平面視で円弧状の連結部18を介して、後側板12の右端縁に連結されている。
筐体2は、上部カバーの一例としての上板19を備える。上板19は、前側板11および後側板12の各右端部の上端縁間に架設されている。上板19は、略矩形板状をなしている。
シート搬送装置1は、開閉部材の一例としてのトレイ20を備える。トレイ20は、前側板11および後側板12の左右方向の各中央部間に設けられている。トレイ20は、平面視で略矩形状をなしている。トレイ20は、筐体2に対して、その右端縁20Aに沿って延びる軸線を中心とした回動により開閉可能に設けられている。トレイ20が閉じられた状態において、トレイ20の外面は、上板19の上面と同一平面上に配置される。トレイ20が閉じられた状態から開かれるときには、閉じられた状態のトレイ20の左端部20Bが持ち上げられて、トレイ20が右側に回動される。トレイ20は、開かれた状態において、図2に示されるように、右上がりに傾斜して延びる。
シート搬送装置1は、メンテナンスカバー21を備える。メンテナンスカバー21は、前側板11および後側板12の各左端部間に設けられている。メンテナンスカバー21は、平面視で略矩形状をなしている。メンテナンスカバー21は、筐体2に対して、その右端縁21Aに沿って延びる軸線を中心とした回動による開閉が可能に設けられている。メンテナンスカバー21が閉じられた状態から開かれるときには、閉じられた状態のメンテナンスカバー21の左端部21Bが持ち上げられて、メンテナンスカバー21が右側に回動される。メンテナンスカバー21が閉じられた状態のメンテナンスカバー21の外面は、上板19および閉じられた状態のトレイ20の上面と同一平面上に配置される。メンテナンスカバー21は、開かれた状態において、左上がりに傾斜して延びる。
<シート搬送のための構成>
シート搬送装置1は、図2に示されるように、供給部31および排出部32を備えている。供給部31および排出部32は、トレイ20が開かれることによって外部に露出される。
供給部31は、排出部32の下方に位置している。供給部31の上面の右端部31Aは、緩やかに湾曲しつつ右上がりに傾斜している。供給部31の上面の右端部31Aは、載置面の一例としての開かれた状態のトレイ20の内面47の下端部47Aに微小な隙間を空けて接続される。
供給部31は、1対のシート幅ガイド33を備える。1対のシート幅ガイド33は、互いに前後方向に対向している。各シート幅ガイド33は、供給部31の上面に対して垂直に立ち上がる案内壁34と、案内壁34の上端縁から前後方向の内側に延出するひさし35とを有している。1対のシート幅ガイド33は、それらの間の中央を基準として、互いに同じ移動量で近接および離間可能に構成されている。
排出部32は、供給部31の上方に、供給部31と間隔を空けて設けられている。排出部32は、前後方向および左右方向に延びる矩形板状をなしている。
3個のLFローラ36が筐体2内部に設けられている。3個のLFローラ36は、メンテナンスカバー21が開かれることによって露出される。3個のLFローラ36は、前後方向に延びる不図示の軸に支持されて、前後方向に間隔を空けて配置されている。LFローラ36の軸は、筐体2に回転可能に保持されている。
LFローラ36の周面の最上点と排出部32との間には、ガイド部材37がそれらに跨がるように設けられている。
シート搬送装置1の使用時、つまりシートの搬送時には、1対のシート幅ガイド33の間の間隔がシートの幅に合わされる。そして、シートは、1対のシート幅ガイド33の間に右側から差し込まれることにより、供給部31およびトレイ20上に跨がってセンタ基準で載置される。
供給部31およびトレイ20上に載置されたシートは、不図示の供給ローラにより、供給部31から左方に引き込まれ、LFローラ36の下方に向けて搬送される。その後、シートは、LFローラ36の周面に沿って搬送されることにより、搬送方向が左方向から右方向に折り返される。そして、シートは、ガイド部材37上を右方向に搬送されて、排出部32上に排出される。シートの右端部は、排出部32を越えて、ひさし35又はトレイ20上に載置される。シートの左端部は、排出部32上に残って、ひさし35又は排出部32上に載置される。なお、供給部31にセットされたシートの上方には、シート幅ガイド33のひさし35が位置するため、排出部32およびトレイ20上に跨って載置される排出後のシートと供給部31およびトレイ20上に跨がって載置されている搬送前のシートとは混合しない。
<トレイの構成>
図3は、トレイ20の斜視図を示す。トレイ20は、たとえば、樹脂からなる。トレイ20は、図3に示されるように、本体部41、第1壁部42、第2壁部43、第3壁部44、延出部45および第2規制部の一例としての搬送リブ46を一体的に有している。図3に示すトレイ20のうち、第2壁部43側をAA側、第3壁部44側をBB側、第1壁部42側をCC側、本体部41側をDD側と定義する。AA側は、トレイ20が筐体2に取り付けられたときに、図1などに示す筐体2の前側と一致する。BB側は、トレイ20が筐体2に取り付けられたときに、図1などに示す筐体2の後側と一致する。CC側は、トレイ20が筐体2に取り付けられ、トレイ20が閉じられたときに、図1などに示す筐体2の右側と一致する。DD側は、トレイ20が筐体2に取り付けられ、トレイ20が閉じられたときに、図1などに示す筐体2の左側と一致する。
本体部41は、略矩形板状をなしている。
トレイ20のAA側、及びBB側に一対設けられる第1壁部42は、本体部41のAA−BB方向に延びる一端縁41Aから立ち上がる。一対の第1壁部42は、一端縁41Aに沿って延びている。
第2壁部43は、本体部41のAA側の端縁である前端縁41Bから立ち上がる。第2壁部43は、本体部41のAA側の端縁である前端縁41Bに沿って延びている。第2壁部43は、第1壁部42のAA側の端部である前端部42Bに接続されている。
第3壁部44は、本体部41のBB側の端縁である後端縁41Cから立ち上がる。第3壁部44は、本体部41のBB側の端縁である後端縁41Cに沿って延びている。第3壁部44は、第1壁部42のBB側の端部である後端部42Cに接続されている。
延出部45は、AA−BB方向において、一対の第1壁部42の間に位置する。延出部45は、図3に示すように、一対の第1壁部42よりもCC側に延出している。延出部45は、前後方向に細長く延びる矩形板状をなしている。
搬送リブ46は、本体部41の内面47上に、AA−BB方向に間隔を空けて、複数設けられている。各搬送リブ46は、本体部41の内面47に対して垂直に立ち上がり、CC−DD方向に延びている。また、1つ置きに配置された搬送リブ46は、本体部41の内面47と延出部45とに跨がっており、延出部45に対して突出している。
また、トレイ20は、2つの回動軸部48を備えている。一方の回動軸部48は、第2壁部43の第1壁部42側の端部からAA側に突出している。他方の回動軸部48は、第3壁部44における一方の回動軸部48と前後方向に対向する位置からBB側に突出している。そして、2つの回動軸部48は、AA−BB方向に延びる共通の軸線を有する円筒状に形成されている。
さらに、トレイ20は、2つの切欠部49を備えている。2つの切欠部49は、それぞれ延出部45の前端部および後端部に設けられる。2つの切欠部49は、延出部45の前後方向に延びる回動端縁の一例としての先端縁50からDD側に凹状に切り欠かれた形状に形成されている。
<トレイの結合構造>
筐体2の前側板11および後側板12の内面には、図4に示されるように、それぞれ軸保持部51が設けられている。軸保持部51は、回動軸部48の外径よりも大きな径を有する円形の穴として形成されている。各回動軸部48は、軸保持部51に前後方向の内側から挿入されることにより、軸保持部51に回動可能に保持される。これにより、トレイ20は、筐体2に対して、回動軸部48を支点に回動可能である。
また、筐体2は、図6,7に示されるように、上板19の下方において、上板19の下面に対して垂直に延びる壁52を備えている。壁52には、それぞれトレイ20側に突出する板状の規制部および第1規制部の一例としての突出部53が設けられている。突出部53の先端は、上板19の左端縁よりも右側に位置している。トレイ20が閉じられた状態において、各突出部53が切欠部49に入り込む。
さらに、筐体2の供給部31の右端部には、第2切欠部54が設けられている。第2切欠部54は、右側に開放された凹状をなしている。トレイ20が開かれた状態において、延出部45から突出した各搬送リブ46が第2切欠部54に入り込む。
<作用効果>
以上のように、トレイ20は、前後方向に延びる先端縁50を備えている。そして、トレイ20は、筐体2に対して先端縁50に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられている。トレイ20が開かれた状態で、トレイ20にシートを載置することができる。また、トレイ20が閉じられた状態で、トレイ20によって筐体2の一部、つまり供給部31および排出部32が設けられた部分がカバーされる。
筐体2には、突出部53が備えられている。また、トレイ20の延出部45には、トレイ20が閉じられた状態において、突出部53側に開放される凹状の切欠部49が備えられている。そして、トレイ20が閉じられた状態において、突出部53が切欠部49に入り込む。切欠部49の前側の側面55は、第1対向部の一例として、突出部53に前側から対向する。また、切欠部49の後側の側面56は、第2対向部の一例として、突出部53に後側から対向する。これにより、トレイ20の前後方向の移動が規制される。
そのため、トレイ20が閉じられた状態において、シート搬送装置1に衝撃が加わっても、トレイ20の前後方向の移動が規制されるので、トレイ20が筐体2から外れることを抑制できる。
図1,2に示されるように、トレイ20が開かれた状態および閉じられた状態の両方の状態で、閉じられた状態のトレイ20の表面に直交する方向、つまり上下方向において、切欠部49が筐体2と重なる。
これにより、切欠部49が筐体2に隠されるので、切欠部49に他部材が引っ掛かることを抑制できる。また、切欠部49が筐体に隠されるので、デザイン性を向上させつつ、切欠部49と突出部53とにより、トレイ20が筐体2から外れることを抑制できる。
筐体2には、上板19の下方に、壁52が備えられている。突出部53は、壁52からトレイ20側に突出している。突出部53のトレイ20側の端部は、上板19のトレイ20側の端縁、つまり左端縁に対して右側に位置している。
突出部53が上板19に対してトレイ20側に突出していないので、トレイ20を筐体2に取り付ける際に、突出部53がその取付けの邪魔にならない。そのため、トレイ20を筐体2に容易に取り付けることができる。
トレイ20の本体部41の内面47上には、複数の搬送リブ46が設けられている。
搬送リブ46が設けられることにより、シートとトレイ20との摩擦抵抗を低減することができる。その結果、シートを良好に搬送することができる。
筐体2は、トレイ20が開かれた状態で、搬送リブ46が入り込む第2切欠部54を備えている。
トレイ20が開かれた状態において、搬送リブ46が第2切欠部54に入り込むことにより、トレイ20の前後方向の移動が規制されるので、トレイ20が筐体2から外れることを抑制できる。
シート搬送装置1は、トレイ20に前側および後側からそれぞれ対向する前側板11および後側板12を備えている。
前側板11および後側板12によっても、トレイ20の前後方向の移動を規制することができる。その結果、トレイ20が筐体2から外れることを一層防止することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、トレイ20が閉じられた状態において、2つの突出部53がそれぞれ切欠部49に入り込む構成を取り上げた。これに限らず、図8に示されるように、トレイ20は、トレイ20が閉じられた状態において、各突出部53に対して前側および後側からそれぞれ対向する板状の第1対向部61および第2対向部62を備えていてもよい。
また、2つの突出部53が設けられた構成では、図9に示されるように、トレイ20は、前側の突出部53に対して前側から対向する板状の第1対向部71と、後側の突出部53に対して後側から対向する板状の第2対向部72とを備えていてもよい。
さらに、2つの突出部53が設けられた構成では、図10に示されるように、トレイ20は、前側の突出部53に対して後側から対向する板状の第1対向部81と、後側の突出部53に対して前側から対向する板状の第2対向部82とを備えていてもよい。
たとえば、トレイ20が閉じられた状態において、筐体2の突出部53がトレイ20の切欠部49に入り込む構成を取り上げた。これに限らず、例えば、筐体が切欠部を備え、トレイが筐体の切欠部に入り込む突出部を備えていてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 シート搬送装置
2 筐体
11 前側板
12 後側板
19 上板
20 トレイ
46 搬送リブ
49 切欠部
50 先端縁
52 壁
53 突出部
54 第2切欠部
55 側面
56 側面
61 第1対向部
62 第2対向部
71 第1対向部
72 第2対向部
81 第1対向部
82 第2対向部

Claims (8)

  1. 筐体と、
    所定方向に延びる回動端縁を備え、前記筐体に対して前記回動端縁に平行な回動軸線を中心に開閉可能に設けられ、開かれた状態でシートが載置されるよう構成され、閉じられた状態で前記筐体の一部をカバーするよう構成される開閉部材と、を備え、
    前記筐体は、前記回動端縁に当接可能に設けられ、閉じられた状態の前記開閉部材の前記所定方向の移動を規制する第1規制部、および
    上面が閉じられた状態の前記開閉部材の上面と同一平面上に配置される上部カバーを備え、
    前記第1規制部は、前記上部カバーの下方における前記筐体に設けられており、
    前記第1規制部の前記開閉部材側の端部は、前記上部カバーの前記開閉部材側の端縁に対して前記開閉部材側と反対側に位置している、シート搬送装置。
  2. 前記第1規制部は、前記筐体から前記回動軸線と直交する方向に延出する板状に形成され、
    前記開閉部材は、前記開閉部材が閉じられた状態において、前記第1規制部に対して前記所定方向の一方側から対向する第1対向部と、前記開閉部材が閉じられた状態において、前記第1規制部に対して前記所定方向の前記一方側と反対側の他方側から対向する第2対向部とを備える、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記開閉部材は、前記開閉部材が閉じられた状態において、前記第1規制部側に開放される凹状の切欠部を備え、
    前記第1規制部は、前記開閉部材が閉じられた状態で前記切欠部に入り込んでいる、請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記切欠部は、閉じられた状態の前記開閉部材の表面に直交する方向において、前記開閉部材が開かれた状態および閉じられた状態で前記筐体と重なる、請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記開閉部材は、前記開閉部材が開かれた状態においてシートが載置されるよう構成された前記開閉部材の載置面に設けられ、前記所定方向と直交する方向に延びる搬送リブを備え、
    前記筐体は、前記開閉部材が開かれた状態で、前記搬送リブが入り込む第2切欠部を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記筐体は、開かれた状態の前記開閉部材の前記所定方向の移動を規制する第2規制部を備える、請求項1に記載のシート搬送装置。
  7. 前記筐体は、前記上部カバーの下方で前記上部カバーの下面と直交する方向に延びる壁と、前記壁における前記所定方向に延びる箇所から前記所定方向および前記壁が延びる方向の両方と直交する方向において前記開閉部材側に突出する突出部とを備え、
    前記第1規制部は、前記突出部であり、
    前記開閉部材は、前記開閉部材が閉じられた状態において、前記突出部側に開放される凹状の切欠部を前記回動端縁に備え、
    前記突出部は、前記開閉部材が閉じられた状態で、前記切欠部に入り込む、請求項1に記載のシート搬送装置。
  8. 前記開閉部材に前記所定方向の両側から対向する1対のサイドカバーを備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
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