JP2008114937A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体1Aに一端が軸支された開閉カバー101が開放された際、支持部材200により、中板102がシート積載位置に移動した状態で開閉カバー101を支持する。また、開閉カバー101の両側端部に対向して立設された保持部101dにより、開閉カバー101に引き出し可能に設けられ、シートのシート給送方向に長さに応じて引き出され、中板102と共にシート積載部を構成する延長トレイ104を引き出し可能に保持する。そして、対向して立設された保持部101dの間に延長トレイ104を配置し、支持部材200を保持部101dの外方に配置し、開閉カバー101を閉じる際、延長トレイ104と支持部材200とが干渉することがないようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特に画像形成装置本体に開閉可能に設けた中板に積載されたシートを給送するものに関する。
従来、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、給紙カセットに収納された定型サイズのシートを給送するシート給送装置の他、不定形サイズのシート等を搬送する、いわゆるマルチ給送装置を備えたものがある。そして、このようなマルチ給送装置では、例えば、画像形成装置本体に開閉可能に設けた中板にシートを積載し、このシートを給送ローラにより給送するようにしている。
ここで、給送ローラを予め固定配置すると、マルチ給送装置が画像形成装置本体側面から突出してしまう。このため、近年では給送ローラを、外装カバーを兼ねた開閉カバーの開放に伴ってシート給送位置へ移動させ、閉鎖に伴って画像形成装置本体内部に退避させるようにしている。これにより、マルチ給送装置が装置本体側面から突出しないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、このような従来のシート給送装置の一例であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図である。図10において、106は給送ローラ、101は装置本体105に一端が軸支された開閉カバーであり、開閉カバー101には延長トレイ104が引き出し可能に取り付けられている。
この延長トレイ104のシート給送方向と直交する幅方向の両端にはスライド軸104aが突設されており、このスライド軸104aは開閉カバー101の両側端に立設された保持部101dに形成されたガイド溝101bにスライド可能に取り付けられている。そして、このようにスライド軸104aをガイド溝101bにスライド可能に取り付けることにより、延長トレイ104はシートのシート給送方向に長さに応じてガイド溝101bに沿って開閉カバー101から引き出されるようになっている。
102はシートを積載すると共に、給送ローラ106にシートを押し付けるための中板であり、延長トレイ104は、シートのシート給送方向に長さに応じて引き出された際には、この中板102と共にシート積載部を構成するようになっている。
100は開閉カバー101を支持する対向した一対のリンクである支持部材である。支持部材100は、一端が回動軸100aを介して装置本体105の両側壁に回動自在に軸支され、他端には開閉カバー101に形成された長穴101cにスライド可能に取り付けられるストッパ軸100bが設けられている。
中板102は、この支持部材100のストッパ軸100bに形成された回動穴100cに回動軸102aが軸支されることにより、図11に示すように対向した支持部材100の内側にはさまれる形で一対の支持部材100に回動自在に軸支されている。そして、中板102は、開閉カバー101の開閉に伴って回動軸102a(ストッパ軸100b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体105から突出する方向に回動(移動)するようになっている。なお、103は、中板102に幅方向にスライド自在に設けられ、シートの幅方向の位置を規制する幅規制板である。
ここで、例えば図10及び図11に示すように、開閉カバー101の開放状態においては、支持部材100のストッパ軸100bが開閉カバー101の長穴101cの一端部に当接係止される。これにより、支持部材100、開閉カバー101及び中板102(の回動軸102a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー101の閉鎖時には、図12に示すように中板102、支持部材100、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。
なお、マルチ給送装置を使用する場合には、開閉カバー101を、回動軸101aを支点として時計回りに開放することにより、図10に示すように支持部材100と一体に中板102を装置本体外部に突出させ、シート積載位置に移動させることができる。なお、このように開閉カバー101を開放した後、開閉カバー101は、中板102がシート積載位置に移動した状態で支持部材100により支持される。
このような構成のマルチ給送装置において、シート給送動作が開始される前は、不図示のカムにより中板102は、図10に示すように不図示に引っ張りバネに抗して下方に押し下げられている。
そして、給紙動作が開始され、給送ローラ106と共にカムが回転すると、中板102は、引っ張りバネにより給送ローラ106の回転に合わせて回動軸102aを支点に上方回動する。これにより中板102及び延長トレイ104上に積載された不図示のシートは、給送ローラ106に押圧される。この後、給送ローラ106が回転すると、最上位のシートは不図示の分離加圧バネにより付勢され、給送ローラ106に圧接する分離部材107まで案内されて1枚ずつに分離され、シートの重送が防止される。
特開平11−189338号公報
ところで、このような構成の従来のシート給送装置(マルチ給送装置)においては、開閉カバー101を閉鎖する際、延長トレイ104を開閉カバー内部に収納するようにしている。ここで、このように延長トレイ104を収納すると、支持部材100が開閉カバー101の保持部101dの内側に位置していることから、延長トレイ104が支持部材100の下方に位置するようになる。
このため、開閉カバー101を閉鎖する際、図12に示すように開閉カバー101と支持部材100の間に、支持部材100と延長トレイ104とが干渉することがないようなスペースを設ける必要がある。しかし、このようなスペースを設けた場合、シート給送装置の開閉方向の幅が広くなる。さらに、このシート給送装置を備えた画像形成装置が大型化する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、小型化が可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、装置本体に軸支された開閉カバーと、前記開閉カバーに支持され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置及び装置本体内の収納位置に移動するトレイと、を備えたシート給送装置において、一端が前記装置本体に、他端が前記開閉カバーにそれぞれ取り付けられ、前記開閉カバーが開放された際、前記トレイが前記シート積載位置に移動した状態で前記開閉カバーを支持する支持部材と、前記開閉カバーに引き出し可能に設けられた延長トレイと、前記開閉カバーのシート給送方向と直交する両側端部に立設され、前記延長トレイを引き出し可能に保持する保持部と、を備え、前記保持部の間に前記延長トレイを配置し、前記支持部材を前記保持部の外方に配置したことを特徴とするものである。
本発明のように、延長トレイを保持する保持部の間に延長トレイを配置し、開閉カバーを支持する支持部材を保持部の外方に配置して開閉カバーを閉じる際、延長トレイと支持部材とが干渉することがないようにすることにより、小型化が可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はシートの両面に画像を形成することができるレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ1は、レーザビームプリンタ本体(以下、装置本体という)1Aと、画像形成を行う画像形成部1Bを備えている。さらに、第1面に画像が形成された後、第2面(裏面)に画像を形成するためシートPを再度画像形成部1Bに給紙する再給紙搬送部1Cと、画像形成部1BにシートPを1枚ずつ分離給送するシート給送部1D、マルチ給送装置1E等を備えている。
ここで、画像形成部1Bはプロセスカートリッジ3、転写ローラ9等を備え、シート給送部1DはシートPを収納する給紙カセット5、給紙カセット5に収納されたシートPを給送する給送ローラ6aを備えている。プロセスカートリッジ3は感光ドラム2と、これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手段)とを一体に備え、装置本体1Aに対して着脱可能になっている。
シート給送装置であるマルチ給送装置1Eは、装置本体1Aに開閉自在に設けられた開閉カバー101と、トレイとしての中板102と、中板102に積載されたシートPを給送する給送ローラ106とを備えている。そして、画像形成時には画像形成動作に応じて給送ローラ106が回転し、中板上からシートPを1枚ずつ給送するようになっている。なお、図1において、4はレーザスキャナユニット、10は定着器、14はシート排出積載台である。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ1の画像形成動作を説明する。
不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント命令を発すると、装置本体1Aに着脱自在に装着された給紙カセット5に積載されたシートPは給送ローラ6aによって給送される。この後、シートPは給送ローラ6aと分離パッド6bによって構成される分離部により、1枚ずつ分離され、レジストローラ8に搬送される。
また、手差し給紙が選択された場合には、マルチ給送装置1Eの給送ローラ106により中板102に積載されたシートPが1枚ずつ給送される。そして、このようにマルチ給送装置1Eから給送されたシートは、給送ローラ106と分離パッド106aによって構成される分離部により1枚ずつ分離されて経てレジストローラ8に搬送される。
ここで、このように給紙カセット5、或はマルチ給送装置1EからシートPが搬送されたとき、レジストローラ8は停止しており、このように停止したレジストローラ8に当接することにより、シートPは斜行が補正されると共にこの位置でー旦停止して待機する。
一方、プリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット4からは画像情報をビットイメージにしたレーザ光が感光ドラム上に照射され、このビットイメージに従って感光ドラム2の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光ドラム上にトナー画像が形成される。
この後、レジストローラ8が回転し、待機していたシートPがタイミングを合わせて感光ドラム2と転写ローラ9とにより構成される転写部に給送され、このニップ部を通過する際、感光ドラム上のトナー画像がシートPに転写される。さらに、トナー画像が転写されたシートPは、この後、定着器10に送られ、定着器10によって加熱加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着される。
定着器10を通過したシートPは定着排出ローラ11と第1コロ12との第1ニップN1に送られる。シートPの第1面に対してのみ画像を形成する場合は、この後、シートPは排出ローラ対13に送られ、排出ローラ対13によってシート排出積載台14に排出される。
一方、シートPの両面に画像を形成する場合は、シートPは、まず定着排出ローラ11の第1ニップN1を通過した後、正転している排出ローラ対13によりシート排出積載台14に向って搬送される。この後、シート後端が第1ニップN1を抜けると、排出ローラ対13は一旦停止した後、逆転する。
これにより、シートPは先端後端が逆転した状態で定着排出ローラ11と第2コロ15によって形成される第2ニップN2に進入し、この後、定着排出ローラ11と第2コロ15によって挟持搬送され、再給紙搬送部1Cに進入する。このとき、シートPは、今まで先端であった部分が後端になり、後端であった部分が先端になって再給紙搬送部1Cに進入する。
次に、シートPは、シート横レジストローラ対17及びシート横レジスト修正ガイド18によって、斜行を修正されて真っ直ぐに搬送され、且つ幅方向の位置を位置決めされて搬送される。この後、シートPは、両面搬送ローラ対19によって表裏を反転された状態で感光ドラム2と転写ローラ9との間に送り込まれ、感光ドラム上に形成されたトナー画像が転写される。次に、シートPは、定着器10、定着排出ローラ11と第1コロ12との第1ニップN1を通過した後、排出ローラ対13によってシート排出積載台14に排出される。
図2はマルチ給送装置1Eの開閉カバー開放時の状態を示す側面図、図3はその斜視図である。なお、図2及び図3において、図10及び図11と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図2及び図3において、200は装置本体1Aに設けられ、開閉カバー101を支持する対向した一対のリンクである支持部材である。支持部材200は、一端が回動軸200aを介して装置本体1Aの両側壁に回動自在に軸支され、他端には開閉カバー101に形成された長穴101cにスライド可能に取り付けられるストッパ軸200bが設けられている。
中板102は、この支持部材200の回動穴200cに回動軸102aが軸支されることにより、支持部材200の内側にはさまれる形で支持部材200に回動自在に軸支されている。そして、中板102は、開閉カバー101の開閉に伴って回動軸102a(ストッパ軸200b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体1Aから突出する方向に回動(移動)するようになっている。
ここで、例えば図2に示すように、開閉カバー101の開放状態においては、支持部材200のストッパ軸200bが開閉カバー101の長穴101cの一端部に当接係止される。これにより、支持部材200、開閉カバー101及び中板102(の回動軸102a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー101の閉鎖時には、図4に示すように中板102、支持部材200、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。
なお、マルチ給送装置1Eを使用する場合には、開閉カバー101を、回動軸101aを支点として時計回りに開放することにより、図2に示すように支持部材200と一体に中板102を装置本体外部に突出させ、シート積載位置に移動させることができる。なお、このように開閉カバー101を開放した後、開閉カバー101は、中板102がシート積載位置に移動した状態で支持部材200により支持される。
このような構成のマルチ給送装置1Eにおいて、シート給送動作が開始される前は、不図示のカムにより中板102は、図2に示すように不図示に引っ張りバネに抗して下方に押し下げられている。
そして、給紙動作が開始され、給送ローラ106と共にカムが回転すると、中板102は、引っ張りバネにより給送ローラ106の回転に合わせて回動軸102aを支点に上方回動する。これにより、中板102及び延長トレイ104上に積載された不図示のシートは、給送ローラ106に押圧される。この後、給送ローラ106が回転すると、最上位のシートは不図示の分離加圧バネにより付勢され、給送ローラ106に圧接する分離部材107まで案内されて1枚ずつに分離され、シートの重送が防止される。
なお、図5は、中板102を支持部材200に取り付ける様子を示す図である。図5に示すように、中板102の回動軸102aの先端部にはキー形状102bが形成されており、支持部材200の回動穴200cには切り込み200dが設けてある。
そして、中板102を支持部材200に取り付ける際には、この回動軸102aのキー形状102bと、回動穴200cの切り込み200dを合わせ、この後、中板102を回動軸102aのキー形状102bと、切り込み200dが合わない位置まで回転させる。これにより、中板102が支持部材200から不用意に外れてしまうのを防止している。
ところで、本実施の形態において、図3、図5及び図6に示すように支持部材200を、延長トレイ104と、開閉カバー101に立設され、延長トレイ104の引き出しをガイドするガイド溝101bが形成された保持部101dの外方に配置している。
そして、このように支持部材200を配置することにより、図4に示すように、開閉カバー101を閉じた場合、支持部材200が、延長トレイ104及び保持部101dの外方に位置するようになる。
つまり、延長トレイ104を保持部101dの間に配置し、支持部材200を、保持部101dの外方に配置することにより、支持部材200と開閉カバー101の間に、延長トレイ104を収めるためのスペースを設ける必要がなくなる。この結果、支持部材200のすぐ側方に開閉カバー101を配置することが可能となり、マルチ給送装置1E(シート給送装置)及びレーザビームプリンタ1(画像形成装置)の小型化が可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は、本実施の形態に係るシート給送装置の一例であるマルチ給送装置1Eの開閉カバー開放時の状態を示す側面図、図8はその斜視図である。なお、図7及び図8において、図10及び図11と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図7及び図8において、301は開閉カバーであり、この開閉カバー301には延長トレイ104が取り付けられている。なお、この延長トレイ104は、スライド軸104aが開閉カバー301の両側端に立設された保持部301dに形成されたガイド溝301bに係止されている。そして、このようにスライド軸104aをガイド溝301bに係止することにより、延長トレイ104はガイド溝301b沿って出し入れ可能となっている。
300は開閉カバー301を支持する対向した一対のリンクである支持部材である。支持部材300は、一端が回動軸300aを介して装置本体1Aの両側壁に回動自在に軸支され、他端には開閉カバー301に形成された長穴301cにスライド自在に取り付けられるストッパ軸300bが設けられている。
ここで、本実施の形態において、中板102の回動軸102aは開閉カバー301の保持部301dに回動自在に軸支されており、これにより中板102は回動軸102aを中心に回動自在となっている。また中板102は、開閉カバー301の保持部301dの内側にはさまれる形で配置されている。
そして、中板102は、開閉カバー301の開閉に伴って回動軸102a(ストッパ軸300b)を支点として装置本体内に収納される方向、又は装置本体1Aから突出する方向に回動(移動)するようになっている。
ここで、例えば図7及び図8に示すように、開閉カバー301の開放状態においては、支持部材300のストッパ軸300bが開閉カバー301の長穴301cの一端部に当接係止される。これにより、支持部材300、開閉カバー301及び中板102(の回動軸102a)の姿勢及び位置が定まる。また、開閉カバー301の閉鎖時には、図9に示すように中板102、支持部材300、延長トレイ104等が装置本体内部に収納される。
なお、マルチ給送装置を使用する場合には、使用時は開閉カバー301を、回動軸301aを支点として時計回りに開放することにより、図7に示すように支持部材300と一体に中板102を装置本体外部に突出させ、シート積載位置に移動させることができる。なお、このように開閉カバー301を開放した後、開閉カバー301は、中板102がシート積載位置に移動した状態で支持部材300により支持される。
このような構成のマルチ給送装置において、シート給送動作が開始される前は、不図示のカムにより中板102は、図7に示すように不図示に引っ張りバネに抗して下方に押し下げられている。
そして、給紙動作が開始され、給送ローラ106と共にカムが回転すると、引っ張りバネにより給送ローラ106の回転に合わせて回動軸102aを支点に上方回動する。これにより中板102及び延長トレイ104上に積載された不図示のシートは、給送ローラ106に押圧される。この後、給送ローラ106が回転すると、最上位のシートは不図示の分離加圧バネにより付勢され、給送ローラ106に圧接する分離部材107まで案内されて1枚ずつに分離され、シートの重送が防止される。
ところで、本実施の形態において、図8及び図9に示すように支持部材300を、延長トレイ104と、開閉カバー301の保持部301dの外方に配置している。そして、このように支持部材300を配置することにより、図9に示すように、開閉カバー301を閉じた場合、支持部材300が、延長トレイ104及び保持部301dの外方に位置するようになる。
これにより、支持部材300と開閉カバー301の間に、延長トレイ104を収めるためのスペースを設ける必要がなくなる。この結果、支持部材300のすぐ側方に開閉カバー301を配置することが可能となり、マルチ給送装置1E(シート給送装置)及びレーザビームプリンタ1(画像形成装置)の小型化が可能となる。
つまり、本実施の形態のように、中板102を開閉カバー301に回動可能に軸支するように構成した場合でも、支持部材300を延長トレイ104及び保持部301dの外方に配置することにより、既述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記シート給送装置であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す斜視図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。 上記マルチ給送装置の、中板を支持部材に取り付ける様子を示す図。 上記マルチ給送装置の要部斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置の一例であるマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す斜視図。 上記マルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す側面図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー開放時の状態を示す斜視図。 従来のマルチ給送装置の開閉カバー閉鎖時の状態を示す側面図。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ
1A レーザビームプリンタ本体
1B 画像形成部
1E マルチ給送装置
101 開閉カバー
101a 回動軸
101d 保持部
102 中板
104 延長トレイ
106 給送ローラ
200 支持部材
200a 回動軸
200b ストッパ軸
300 支持部材
300a 回動軸
300b ストッパ軸
301 開閉カバー
301a 回動軸
301d 保持部
S シート

Claims (3)

  1. 装置本体に軸支された開閉カバーと、前記開閉カバーに支持され、前記開閉カバーの開閉に伴ってシート積載位置及び装置本体内の収納位置に移動するトレイと、を備えたシート給送装置において、
    一端が前記装置本体に、他端が前記開閉カバーにそれぞれ取り付けられ、前記開閉カバーが開放された際、前記トレイが前記シート積載位置に移動した状態で前記開閉カバーを支持する支持部材と、
    前記開閉カバーに引き出し可能に設けられた延長トレイと、
    前記開閉カバーのシート給送方向と直交する両側端部に立設され、前記延長トレイを引き出し可能に保持する保持部と、を備え、
    前記保持部の間に前記延長トレイを配置し、前記支持部材を前記保持部の外方に配置したことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記支持部材の他端は前記保持部にスライド可能に取り付けられ、前記支持部材の他端と前記トレイとは接続されており、前記トレイは、前記支持部材を介して前記保持部にスライド可能に支持されることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する前記請求項1又は2記載のシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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