JP6618344B2 - シート収納装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを収納するシート収納装置、及びシート収納装置を備えた画像形成装置に関する。
今日、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、シート給送装置によりシートを画像形成部に給送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。このシート給送装置としては、装置本体に給紙カセット(シート収納装置)を装着及び引き出し可能に有し、この給紙カセットに収納されたシートを画像形成部に自動給送するように構成したものが一般的である。この給紙カセットには、例えば、シートが積載され、上昇させられることにより積載されているシートを給送ローラに押し付けるように構成したシート積載部を備えたものがある。
このシート積載部を有する給紙カセットには、異なるサイズのシートを収納可能となるように、シート積載部に積載されたシートのシート給送方向の上流端(以下、後端という)の位置を規制する後端規制部材が設けられている。また、この給紙カセットには、シートの給送方向に直交する方向(以下、幅方向という)の側端位置を規制する一対の側端規制部材が設けられている。
この給紙カセットでは、一対の側端規制部材でシートの両側端を規制すると共に、後端規制部材でシートの後端を規制して、シートが常に所定の位置となるように位置決めする。これにより、給紙カセットを装置本体に収納した場合に、常に同じ位置からのシートの給送が可能となり、安定したシート給送性能を得ることができる。
一方、近年では葉書や封筒等の小サイズシートの多量の印刷の要望が多くなっている。従来は手差し給送部により葉書や封筒等の小サイズシートを給送していたが、その手差し給送部では、シートの積載量が10mm程度と限られてしまい、多量の印刷は不可能であった。そのためシートを多量に積載可能な給紙カセットからの小サイズシートの給送が求められるが、一般的に側端規制部材や後端規制部材により規制可能なシートの最小サイズは、小サイズシートよりも大きなサイズ(例えばA5サイズ)と定められているものが多い。したがって、この種の給紙カセットでは、通常使用される最小サイズよりも小さなサイズの葉書や封筒等に関しては、側端規制部材や後端規制部材によって端面を規制することができなかった。
そこで、カセット本体(第1の給紙カセット)の内側に、小サイズシートを収納可能な補助カセット(第2の給紙カセット)が装着された給紙カセットが提案されている(特許文献1参照)。この給紙カセットにおいて、第2の給紙カセットに設けられた後端規制部材及び側端規制部材は、葉書や封筒等の小サイズシートに対応する位置に固定されている。この第2の給紙カセットを、装置本体に装着及び引出し可能に設けられた第1の給紙カセットのシート積載部に装着することで、小サイズシートの端部を規制でき、小サイズシートの給送が可能になる。
特開平11−59925号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、第2の給紙カセットに設けられた側端規制部材や後端規制部材が固定されている。このため、異なるサイズの小サイズシートを給送するためには、側端規制部材及び後端規制部材の位置が異なる複数種類の第2の給紙カセットが必要となる。これにより、コストが嵩む上に、小サイズシートに適合する第2の給紙カセットをいちいち選んで付け替える時間と労力が必要になるため、作業が煩雑であった。
そこで、本発明は、煩雑な作業をすることなく異なるサイズのシートに対応可能なシート収納装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係るシート収納装置は、シートが積載されるシート積載手段と、シート給送方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記シート給送方向における上流端の位置を規制する後端規制手段と、前記シート給送方向に直交する幅方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記幅方向における端部の位置を規制する側端規制手段と、前記後端規制手段に着脱可能補助後端規制手段と、を有し、前記シート積載手段は前記側端規制手段の移動空間として設けられた開口部を有し、前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着された状態で前記開口部を介して下方へ延びる規制部を有し当該規制部により、前記後端規制手段の規制位置よりも前記シート給送方向の下流でシートの上流端の位置を規制可能である、ことを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係るシート収納装置は、シートが積載されシート積載手段と、シート給送方向と直交する幅方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記幅方向の端部に当接する側端規制手段と、前記シート給送方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記シート給送方向における上流端に当接する主規制面を備える後端規制手段と、前記後端規制手段に着脱可能な補助後端規制手段であって、前記後端規制手段に装着された際に、前記後端規制手段の前記主規制面の位置よりも前記シート給送方向の下流シートの上流端を規制する副規制面を備える補助後端規制手段と、を有し、前記シート積載手段は、前記側端規制手段の移動を許容するための側端切欠き部と、前記後端規制手段の移動を許容するための後端切欠き部と、を有し、前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着された状態で、前記側端切欠き部を介して下方に延び、シート収納装置の底部に摺動可能に当接している、ことを特徴とする。
本発明のシート収納装置によると、煩雑な作業をすることなく異なるサイズのシートに対応可能になる。
本実施形態に係る給紙カセットを備えた画像形成装置を示す概略断面図。 (a)は本実施形態に係る給紙カセットを示す斜視図であり、(b)は(a)のF−F線の位置における矢視断面図。 側端規制部材の相対移動に係る構成を示す斜視図。 本実施形態に係る補助後端規制部を示す斜視図。 (a)は本実施形態に係る補助後端規制部を後端規制部材に取り付ける前の状態を示す斜視図であり、(b)は(a)の補助後端規制部を後端規制部材に取り付けた後の状態を示す斜視図。 (a)は本実施形態に係る補助後端規制部を後端規制部材に取り付ける前の状態を示す側面図であり、(b)は(a)の補助後端規制部を後端規制部材に取り付けた後の状態を示す側面図。 本実施形態に係る補助後端規制部を後端規制部材に取り付けた状態で示す給紙カセットの斜視図。 (a)は本実施形態に係る補助後端規制部が取り付けられていない後端規制部材を最小規制位置に移動させた状態を示す側面図であり、(b)は補助後端規制部を取り付けた後端規制部材を最小規制位置に移動させた状態を示す側面図。 (a)は本実施形態に係る補助後端規制部を装着した後端規制部材を前方側へ移動させた状態を示す側面図であり、(b)は補助後端規制部を装着した後端規制部材を後方に移動させた状態を示す側面図。 (a)は本実施形態に係る補助後端規制部が後端規制部材に装着され、シート積載部が下方位置にある状態を示す側面図であり、(b)は(a)の状態からシート積載部を上昇させた状態を示す側面図。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて詳細に説明する。まず、図1を用いて、シート収納装置としての給紙カセットを備えた画像形成装置について説明する。なお、図1は、本発明に係る画像形成装置としてのレーザビームプリンタを正面から見た状態で示す概略断面図である。
[画像形成装置]
図1に示すように、画像形成装置であるフルカラーのレーザビームプリンタ(以下「プリンタ」)1は、画像形成装置本体(以下、装置本体という)1aを備えている。この装置本体1aは、画像形成部28と、定着手段としての定着部20と、装置本体1aの上方に略水平に設置された上部装置としての画像読取装置2とを有している。装置本体1aには、装置各部を制御する制御手段としての制御部18が配置されている。
画像読取装置2と装置本体1aとの間には、シート排出用の排出空間Saが形成されている。排出空間Saの下方にはトナーカートリッジ15が配置され、装置本体1aの下部には、複数(本実施形態では4つ)のシート給送装置29が配置されている。
画像形成部28は、4ドラムフルカラー方式を採用しており、レーザスキャナ10と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ11を有している。
ここで、各プロセスカートリッジ11は、感光体としての感光ドラム12と、帯電手段としての帯電器13と、現像手段としての現像器14と、クリーニング手段としてのクリーナ(不図示)とを有している。また、画像形成部28は、プロセスカートリッジ11の上方に中間転写ユニット41を備えている。
中間転写ユニット41は、駆動ローラ16a及びテンションローラ16bに巻き掛けられた像担持体としての中間転写ベルト16を備えている。また、中間転写ユニット41は、中間転写ベルト16の内側に設けられ、感光ドラム12に対向した位置で中間転写ベルト16の内面に当接する1次転写ローラ19を有している。中間転写ベルト16は、フィルム状部材から構成され、各感光ドラム12に当接している。中間転写ベルト16は、不図示の駆動部によって駆動される駆動ローラ16aにより矢印方向に回転させられる。
1次転写ローラ19から中間転写ベルト16に正極性の転写バイアスが印加されることにより、感光ドラム12上の負極性を持つ各色トナー像が順次中間転写ベルト16に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはカラー画像が形成される。中間転写ユニット41の駆動ローラ16aと対向する位置には、中間転写ベルト上に形成されたカラー画像をシートPに転写する2次転写ローラ17が配置されている。なお、駆動ローラ16aとこれに圧接する2次転写ローラ17とで形成される2次転写ニップ部Nにより2次転写部が構成される。
2次転写ローラ17のシート搬送方向の下流には定着部20が配置され、定着部20の上方には、第1排出ローラ対25a、第2排出ローラ対25b、及び反転排出部としての両面反転部42が配置されている。両面反転部42は、正逆転可能なシート反転搬送ローラとしての反転ローラ対26、及び第1面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部28に搬送する再搬送通路R等を有している。なお、画像形成部28と、2次転写ニップ部Nと、定着部20とにより、後述のシート給送装置29から給送されるシートPに画像を形成する画像形成手段としての画像形成ユニット27が構成される。この画像形成ユニット27は、給紙カセット30から送り出されたシートPに画像を形成する。
上記構成において、画像読取装置2で読み取られた画像情報又は不図示のパーソナルコンピュータ(PC)等の外部機器から入力された画像情報は、画像処理された後、電気信号に変換されて画像形成部28のレーザスキャナ10に伝送される。
そして、画像形成部28では、各プロセスカートリッジ11の感光ドラム12の表面をレーザスキャナ10から射出されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック成分色の画像情報に対応するレーザ光により走査する。これにより、帯電器13によって表面が所定の極性及び電位に一様に帯電された感光ドラム12の表面が露光され、各プロセスカートリッジ11の感光ドラム上に、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの単色画像に対応する静電潜像が形成される。
この後、静電潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナーにより現像して可視化すると共に、1次転写ローラ19に印加した1次転写バイアスにより、各感光ドラム上の各色トナー像を中間転写ベルト16に順次重ね合わせて転写する。これにより、中間転写ベルト16上にトナー画像が形成される。
一方、シート給送装置29から送り出されたシートPは、レジストレーションローラ対40を通過し、2次転写ニップ部Nへ送られる。ここで、レジストレーションローラ対40は、シートPが突き当られてループを形成することにより、シートPの先端をニップ部に倣わせて斜行を補正する。2次転写ニップ部Nでは、画像形成部28で形成されたトナー像がシートP上に一括して2次転写される。
引き続き、このようにトナー像を2次転写されたシートPは、定着部20に搬送されて加熱及び加圧され、トナー像をカラー画像として定着される。この後、カラー画像が定着されたシートPは、第1排出ローラ対25aによって排出空間Saに排出され、排出空間Saの積載部23に積載される。
[シート給送装置]
シート給送装置29には、シートPを収容するシート収容装置としての給紙カセット30と、給紙カセット30に収容されているシートPを下流の引き抜きローラ対21に向けて送り出すシート給送部24とが配置されている。シート給送部24は、給紙カセット30におけるシート給送方向の下流の上部に配置され、ピックアップローラ62と、フィードローラ60及びリタードローラ61で構成される分離ローラ対22とを有している。給送手段としてのピックアップローラ62は、フィードローラ60を中心に回動可能なアーム(不図示)により上下に回動可能に支持され、給紙カセット30内に収納されたシートPに圧接して回転することでシートPを送り出す。
画像形成動作が開始されると、シートPはシート給送部24により給紙カセット30から1枚ずつ分離給送される。ピックアップローラ62は、後述するシート積載手段としてのシート積載部32(図2参照)の上方に設けられ、シート積載部32が上昇した場合にシート積載部32に積載されたシートPの最上位のシートに当接してシート給送方向(図1の右方)に送り出す。ピックアップローラ62により送り出されたシートPは、フィードローラ60により搬送されるが、シートが重送した場合には、2枚目以降のシートはリタードローラ61で給紙カセット30側に戻される。
これらフィードローラ60及びリタードローラ61から構成される分離ローラ対22によって分離搬送されたシートPは、引き抜きローラ対21によってさらに下流側へ送られ、レジストレーションローラ対40に搬送される。その後は、上述した通り、シートPに画像が形成されて排出される。
[給紙カセットの詳細な構成]
次に、図2(a),(b)及び図3を参照して、本実施形態に係る給紙カセット30の詳細な構成について説明する。なお、図2(a)は給紙カセット30を示す斜視図、図2(b)は給紙カセット30を図2(a)の矢印F−F線の位置において矢印方向に見た状態を示す断面図である。また、図3は、一対の側端規制部材35a,35bの相対移動に係る構成を示す斜視図である。
図2(a),(b)に示すように、シート収納装置としての給紙カセット30は、装置本体1aの前面に装着及び引き出し可能に設けられた、収納装置本体としてのカセット本体30aを有している。カセット本体30a内には、カセット本体30a内壁面から突出する支持軸33が設けられており、支持軸33に板状のシート積載部32(中板)に設けられている回動支持部32aが支持されている。この構成により、シート積載部32は、シートPを積載した状態で、支持軸33を支点としてカセット本体30aの底部30bに対して上下方向に回動可能に支持される。
また、カセット本体30a内には、シート積載部32を昇降させるリフタアーム34が底部30bに回動可能に支持されている。リフタアーム34は、制御部18(図1参照)の制御で駆動するモータ(不図示)からの駆動力が伝達されて回動し、シート積載部32を押し上げる。そして、シート積載部32は、シート面検知センサ(不図示)の検知に基づき、シート積載部32に積載されているシートのうち、最上位シートの上面が所定の給送可能位置に位置した時点で停止される。
カセット本体30a内には、シートの幅方向における端部位置を規制する一対の側端規制手段としての一対の側端規制部材35a,35bが配置されている。また、図2(a),(b)に示すように、カセット本体30a内には、シートの後端を規制する後端規制手段としての後端規制部材36が配置されている。図3に示すように、側端規制部材35a,35bは、ラックギア37a,37bと、ラックギア37a,37bの間に位置して両ギア(37a,37b)に夫々噛合するピニオンギア38とにより、互いに接近及び離間するように相対移動可能に構成されている。
図2(a),(b)に示すように、側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36はそれぞれ、給紙カセット30のカセット本体30aにおける底部30bに対して摺動可能である。側端規制部材35a,35bはそれぞれ、底部30bにおけるシート給送方向(矢印Dの方向)に直交する幅方向(矢印Eの方向)に長く切り欠き形成された溝状の案内部150,150に沿って互いに接近及び離間するように摺動する。つまり、一対の側端規制手段である側端規制部材35a,35bは、幅方向(矢印Eの方向)において相対移動可能に設けられ、シート積載部32に積載されているシートの側端部に当接してシートの位置を規制することができる。なお、矢印XCはシート給送方向(矢印Dの方向)と平行な方向、YCは幅方向(矢印Eの方向)と平行な方向、ZCはこれらと直交する上下方向を示す。
シート積載部32は、その側部に、一対の側端規制手段としての側端規制部材35a,35bの幅方向への移動を許容する、すなわち側端規制部材35a,35bが幅方向へ移動可能な空間を形成する側端切欠き部32b,32cが設けられている。側端切欠き部32b,32cは、後述する補助後端規制部100を用いることなく給紙カセット30が収納可能なシートの最小サイズ(例えばA5サイズ)の側端を規制できる位置まで前記側端規制部材が幅方向に移動可能な大きさの空間を形成している。
後端規制手段としての後端規制部材36は、カセット本体30aの底部30bに、シート給送方向(矢印Dの方向)に長く切り欠き形成された溝状の案内部151に沿って、底部30bに摺動するように支持されている。シート積載部32には、後端規制部材36の摺動時に、シート積載部32が後端規制部材36の移動を遮ることのないように後端切欠き部152が案内部151と同じ方向に形成されている。
つまり、後端規制部材36は、案内部151に案内されることで、シート給送方向及びその反対の方向(反対方向)に移動可能に設けられている。そして、後端切欠き部152は、後端規制部材36のシート給送方向及びその反対方向への移動を許容する、すなわち後端規制部材36がシート給送方向及びその反対方向へ移動可能な空間を形成している。後端規制部材36には、後述する主規制面36aが設けられており、この主規制面36aが、シート積載部32に積載されているシートPのシート給送方向における後端(上流端)に当接して、シートPの後端位置を規制する。
本実施形態におけるシート積載部32は、側端切欠き部32b,32cの間の部分が、幅方向で比較的狭く形成されており、後端切欠き部152は、この幅方向が狭いシート積載部32の長手方向に沿って形成されている。
上記構成により、側端規制部材35a,35bと後端規制部材36とがカセット本体30a内を摺動することで、使用されるシートのサイズに応じて任意に規制範囲を設定可能に構成され、任意サイズのシートに対しその先端位置を常に所定位置に規制できる。
ところで、後端規制部材36によるシート後端の規制範囲は、通常、使用頻度の高いシートを規制する範囲である。そのため、本実施の形態では、後端規制部材36が規制可能なシートの最小サイズは、例えばA5サイズのシートと定められている。そのため、これより小さな小サイズシート(例えば葉書、封筒等)に対しては、後端規制部材36による規制はできない。なお、葉書や封筒等の小サイズシートまで規制可能となるように後端規制部材36の可動域(シート給送方向での移動可能範囲)を広げると、シート積載部32の後端切欠き部152も広がってしまい、シート積載部32の剛性が低下してしまう。
シート積載部32の剛性が低下すると、サイズが大きく(例えばA3)且つ坪量の大きい(例えば厚紙)シートを多数枚積載したシート積載部32をリフタアーム34により昇降動作させた際に、シート積載部32が変形するおそれがある。つまり、サイズの大きなシートの重量をシート積載部32が適正に保持することができず、給送可能な状態でシートを上昇させることができなくなり、シートの給送不良を発生するおそれがある。
これに対し、本実施形態では、後端規制部材36に、補助後端規制手段である補助後端規制部100を装着してシート後端を規制することによって、上記問題を解決している。以下に、その詳細について説明する。
[後端規制部材及び補助後端規制部の構成]
まず、本実施形態に係る補助後端規制部100が装着される後端規制部材36の構成について、図2(a)、図4及び図5(a),(b)を参照して説明する。なお、図4は、本実施形態に係る補助後端規制部100を示す斜視図である。図5(a)は、補助後端規制部100を後端規制部材36に装着する前の状態を示す斜視図、図5(b)は、図5(a)の補助後端規制部100を後端規制部材36に装着した後の状態を示す斜視図である。
図2(a)及び図5(a),(b)に示すように、後端規制部材36は、シート積載部32に積載されたシートPの後端を規制する主規制面36aと、回動軸36dを中心として回動操作される摘み部(摘み操作部)36bとを有している。さらに後端規制部材36は、摘み部36bの回動操作によって案内部151に沿って設けられた細かい凹凸部(ラック部)151aに対して係合状態と非係合状態とに切り換わる係合部36cを有している。この係合部36cは、摘み部36bの回動操作に従って上記凹凸部151aに係合する係合歯(不図示)を有している。従って、ユーザは摘み部36bの操作により係合部36cを凹凸部151aに係合させることで、後端規制部材36をカセット本体30aに固定することができる。また、ユーザは係合部36cを凹凸部151aから離間させることで、後端規制部材36の固定を解除して後端規制部材36を移動させることができる。これらの摘み部36b、係合部36c及び凹凸部151aにより後端規制部材36の固定手段としての固定機構36F(後部固定機構)が構成される。なお、側端規制部材35a,35bをシートの端部に当接した状態で固定するための固定機構(側部固定機構)が設けられているが、この側端規制部材の固定機構も後端規制部材の固定機構と同様の構成である。
次に、補助後端規制部(アタッチメント)100の構成について、図4、図5(a),(b)及び図6(a),(b)を参照して説明する。なお、図6(a)は、本実施形態に係る補助後端規制部100を後端規制部材36に取り付ける前の状態を示す側面図、図6(b)は、図6(a)の補助後端規制部100を後端規制部材36に取り付けた後の状態を示す側面図である。
図5(a),(b)に示すように、補助後端規制部100は、基部100hと、一対の脚部100d,100d(第1規制部、第2規制部)からなる規制部100Dと、を有している。基部100hには、後端規制部材36に上方から嵌め合わせて装着するための略四角形状の装着穴が形成された装着部100aが設けられている。なお、装着穴の形状は四角形状に限定されるものではなく、例えば、半円形状や三角形状など後端規制部材36に嵌合可能(装着可能)であり、且つ、後述する操作空間100fが確保できる穴形状であればよい。そして、補助後端規制部100の装着部100aが後端規制部材36に装着された状態では、補助後端規制部100は、後端規制部材36と一体で移動可能となる。
図6(a)、(b)に示すように、基部100hは、装着部100aからシート給送方向(図中右方)へと延出し、給送方向下流端において規制部100Dを支持している。従って、補助後端規制部100が後端規制部材36に装着された状態で、脚部100d,100dは、後端規制部材36の主規制面36aよりもシート給送方向において下流側に配置されている。この装着状態では、脚部100d,100dは側端切欠き部32b,32cが形成する切欠き(開口部)を介して下方へと延び、下端部100k,100kにおいてカセット本体30aの底部30bに当接している。
なお、本実施形態では、側端切欠き部32b,32cを、シート積載部32を貫通して規制部100Dを配置するための開口部として利用しているが、側端切欠き部32b,32cとは別個に上下方向に開口する開口部を設けて規制部100Dを配置してもよい。この場合、本実施形態に係る側端切欠き部と同様、補助後端規制部100のシート給送方向及びその反対方向への移動を可能とするように、開口部は少なくともシート給送方向に延びて形成されると好ましい。また、規制部100Dを構成する脚部の個数は、装置の構成に応じて、一つ又は3つ以上であってもよい。
脚部100d,100dは、それぞれ、シート給送方向における下流側の側面に、シート積載部32上に積載された小サイズシートの後端を規制する副規制面100b,100bを備えている。言い換えると、規制部100Dは、後端規制部材36に装着された状態で、主規制面36aよりもシート給送方向の下流に配置された副規制面100b,100bを備えている。つまり、補助後端規制部100は、後端規制部材36を最も下流側に移動させたときに主規制面36aにより規制が可能なシートよりもシート給送方向の長さが短いシートのシート給送方向における後端(上流端)を副規制面100bにより規制可能である。なお、副規制面100b,100bは、脚部100d,100dに一体に設けられなくてもよく、脚部100d,100dとは別の位置に設けてもよい。
また、図6(a)に示すように、後端規制部材36に装着された状態での補助後端規制部100は、シート給送方向の上流側において上下方向に延設された支持部100jを有している。この支持部100jは、図6(a)に示す状態の補助後端規制部100を上方から下降させて装着部100aを後端規制部材36に嵌め込む際に、後端規制部材36の後端部(背面部)に沿って補助後端規制部100を移動させるように案内する。支持部100jは、脚部100d,100dよりも上下方向において短く形成されている。
図5(a)、(b)に示すように、装着部100aに形成された装着穴のサイズは、上方から視た後端規制部材36のサイズよりも大きく設定されている。補助後端規制部100が後端規制部材36に装着された状態で、後端規制部材36はシート給送方向の上流側(後側)に寄った位置にある。この状態で、装着穴のうちシート給送方向の下流側(前側)には、装着穴の内側に位置する摘み部36bを指で摘む操作ができる操作空間100fが形成される。図5(a)に示すように、補助後端規制部100は、装着部100aの装着穴に嵌合された後端規制部材36の両側面及び背面を支持する支持面100eを有している。図4において後端規制部材36の背面に対応する支持面100eの外側には、図6(a),(b)に示した支持部100jが位置している。
図4及び図5(a)に示すように、装着部100aには、支持面100eと操作空間100fとの間に、上下方向に延設されて装着部100aに形成された装着穴の内方に幅方向の両側から突出する係止凸部100gが形成されている。
装着部100aに形成された装着穴の後端側に嵌合される後端規制部材36は、図5(b)に示すように、背面及び両側面を支持面100eによって支持されると共に、両側面を係止凸部100gによって確実に押さえられる。このため、補助後端規制部100がその副規制面100bでシートSの後端を規制した状態であっても、補助後端規制部100が後端規制部材36に対して位置ずれすることが防がれる。
補助後端規制部100の基部100hには、幅方向において互いに異なる位置に配置された脚部100d,100dの間に位置し、両脚部100d,100dの上部を連結する連結部100cが設けられている。そして、連結部100cは、ピックアップローラがシート積載部32に積載されたシートの最上位シートに当接する場合のシート積載部32の位置よりも上方に位置している(図10(b)参照)。従って、脚部100d,100dと連結部100cとで囲まれた領域が、シート積載部32の上昇を許容する移動空間Spを構成する。
すなわち、図4に示すように、脚部100d,100dの各下端部から連結部100cまでの高さは、高さ寸法Hとなるように設定されている。高さ寸法Hは、図5(b)に示すように、後端規制部材36への装着状態にて、所定の給送可能な位置まで昇降するシート積載部32の昇降動作を遮ることのない高さに設定される(図10(b)参照)。
また、図5(b)に示すように、シート給送方向における基部100hの下流側の側面は、シート給送方向において脚部100dの副規制面100bと同じ位置に配置され、副規制面100bと連続的に形成されている。従って、基部100hは、脚部100d(規制部100D)と共に、シート積載部32に積載されたシートPの後端に当接可能な規制面の一部を構成している。
以上の補助後端規制部100は、後端切欠き部152から突出する後端規制部材36に装着された際に、一対の脚部100dがシート積載部32を跨ぐかたちで下端部100kにおいて底部30bに当接した状態となる(図9(a)、(b)参照)。すなわち、補助後端規制部100は、後端規制部材36に装着された場合、装着部100aと脚部100dの下端部100kとの3か所において、後端規制部材36及びカセット本体30aの底部30bに支持される。このため、補助後端規制部100は、下端部をカセット本体30aの底部30bに摺接させながら後端規制部材36と共に安定して移動することができる。
この補助後端規制部100が、図6(a),(b)に示すように、補助後端規制部100が後端規制部材36に装着されると、装着前の主規制面36aからシート給送方向の下流側に所定の長さLAだけ移動した位置に副規制面100bが位置する。
次に、後端規制部材36に補助後端規制部100を装着した給紙カセット30の詳細について、図7及び図8(a),(b)を参照して説明する。なお、図7は、本実施形態に係る補助後端規制部100を後端規制部材36に取り付けた状態で示す給紙カセットの斜視図である。図8(a)は補助後端規制部100を取り付けない後端規制部材36を最小規制位置(最下流の規制位置)に移動させた状態を示す側面図、図8(b)は最小規制位置に位置する後端規制部材36に補助後端規制部100を取り付けた状態を示す側面図である。
図6を用いて既述したように、後端規制部材36に補助後端規制部100を装着することで、副規制面100bを、装着前の後端規制部材36の主規制面36aから長さLAの分シート給送方向の下流側に位置させることができる。このため、図8(a)に示す後端規制部材36の規制範囲であった最小サイズ(最小規制寸法LB)に対し、図8(b)に示すように、最小規制寸法LBを長さLAだけ短くした最小規制長さ(装着後の最小規制寸法LC)として設定することができる。これにより、本実施形態によれば、図8(a)に示す後端規制部材36によるシートを規制する構成に比べて、図8(b)に示す長さLAだけ短い最小規制寸法LCでシートの後端規制が可能になる。
ここで、後端規制部材36に装着した補助後端規制部100が後端規制部材36の移動に伴って移動する点について、図9(a),(b)を参照して説明する。なお、図9(a)は、本実施形態に係る補助後端規制部100を装着した後端規制部材36を後方に移動させる前の状態を示す側面図である。図9(b)は、図9(a)の補助後端規制部100を装着した後端規制部材36を後方に移動させた後の状態を示す側面図である。
図9(a),(b)に示すように、補助後端規制部100は、後端規制部材36に装着された状態において、後端規制部材36とともに移動することができる。そして、後端規制部材36を最後方へ移動させた状態では、補助後端規制部100は、少なくとも最小規制寸法LBの大きさのシートを収納可能な位置をとる(図9(b)参照)。このため、後端規制部材36で規制可能な最小規制寸法LBと、後端規制部材36に装着した補助後端規制部100で規制可能な最小規制寸法LCとの間の任意の寸法のシートは、以下のようになる。つまり、後端規制部材36を移動させることで、補助後端規制部100により後端の規制が可能になる。
ここで、後端規制部材36に補助後端規制部100を装着した状態においてシート積載部32を上昇させる場合について、図7及び図10(a),(b)を参照して説明する。なお、図10(a)は、補助後端規制部100を装着した後端規制部材36に対しシート積載部32を上昇させる前の状態を示す側面図、図10(b)は、図10(a)の状態からシート積載部32を上昇させた状態を示す側面図である。
図7に示すように、後端規制部材36に補助後端規制部100が装着された状態では、幅方向に並んで配置された一対の副規制面100b,100bの間の移動空間Spにシート積載部32が位置している。これにより、補助後端規制部100は、シート積載部32上ではなく、給紙カセット30におけるカセット本体30aの底部30bの上面に摺動可能に安定して当接している。
ここで、シートPを給紙カセット30に装填する操作について説明する。まず、後端規制部材36が規制可能な最小サイズ(例えばA5サイズ)以上の大きさのサイズのシートの場合、ユーザは側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36をカセット本体30aの外壁側へ移動させた状態でシート積載部32にシートを載置する。そして、側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36をシートの側端位置及び後端位置に合わせるように移動する。または、ユーザは予め側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36を装填するシートのサイズに応じた位置に移動させておき、シートを上方からシート積載部32上に落とし込む。このようにして、給紙カセット30内での最小サイズのシート(例えばA5サイズ)以上の大きさのサイズのシートを装填して位置規制を行うことができる。
次に、後端規制部材36が規制可能な最小サイズよりも小さい小サイズのシート(葉書や封筒等)を給紙カセット30に装填する場合には、ユーザは後端規制部材36に補助後端規制部100を装着する。そして、小サイズのシートをシート積載部32に載置し、側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36をそれぞれ移動させる。そして、ユーザは側端規制部材35a,35bによりシートの幅方向の端部を規制し、後端規制部材36に装着された補助後端規制部100によりシートの後端を規制する。このようにして、給紙カセット30に最小サイズのシート(例えばA5サイズ)よりも小さい小サイズのシートを装填して位置規制を行うことができる。なお、小サイズのシートには、シート給送方向及び幅方向の寸法が異なる複数の種類のシートがある。そこで、ユーザはシートの寸法に合わせて側端規制部材35a,35b及び後端規制部材36を載置されたシートの端部に当接するよう移動させることで、これら複数の種類のシートの側端及び後端を規制することができる。
ここで例えば、補助後端規制部100をシート積載部32上に載せるなど、シート積載部32に支持させる構成が考えられるが、この構成では以下のような問題が生じる。即ち、シートの最上面をピックアップローラ62(図1参照)によって給送可能な位置に移動させるため、シート積載部32が支持軸33を支点として回動すると、シート積載部32の回動につれて補助後端規制部100が持ち上げられてしまうことになる。補助後端規制部100がシート積載部32の上昇により持ち上げられてしまうと、補助後端規制部100の上面が装置本体1aに干渉しないようにするため、装置本体1aを大きくする必要が生じ、プリンタ1の大型化に繋がる。
これに対し、本実施形態の構成によれば、図10(a)のように補助後端規制部100を、シート積載部32上にではなく、給紙カセット30の底部30bに支持させている。そして、図10(b)に示すように、シート積載部32が上昇する場合には、補助後端規制部100によって形成された移動空間Spをシート積載部32が移動する。これにより、補助後端規制部100を給紙カセット30に装着した場合であっても、シート積載部32の移動が遮られることがなく、装置を大型化させることなくシート積載部32の回動を許容することができる。補助後端規制部100の高さ寸法Hは、所定の給送可能な位置まで昇降するシート積載部32の昇降動作を遮ることのない高さに設定されている。このため、シート積載部32の回動につれて補助後端規制部100が持ち上げられてしまうという上述の問題は確実に回避される。
以上のように、本実施形態によると、後端規制部材36に容易に着脱可能な補助後端規制部100を用いることで、葉書、封筒等の小サイズシートの給送を可能とすることができる。そして、後端切欠き部152の切欠き面積を大きくすることがないので、シート積載部32の剛性を低下させることなく、小サイズシートの後端の規制を適正に行うことができ、給紙カセット30から多量の小サイズのシートを安定して給送することが可能になる。
また、補助後端規制部100が、後端規制部材36と共に給紙カセット30内を摺動可能となるように構成されるので、複数種類のシートサイズに対する安定した後端規制が可能になる。そして、従来のようにシートサイズが変更される度にアタッチメントを付け替えるような煩雑な作業が不要になる。
1…レーザビームプリンタ(画像形成装置)/27…画像形成ユニット(画像形成手段)/30…給紙カセット(シート収納装置)/30a…カセット本体(収納装置本体)/30b…底部/32…シート積載手段(シート積載部)/32b,32c…側端切欠き部(開口部)/35a,35b…側端規制部材(側端規制手段)/36…後端規制部材(後端規制手段)/36a…主規制面/36b…摘み部(摘み操作部)/36F…固定機構(後部固定機構)/62…ピックアップローラ(給送手段)/100…補助後端規制部材(補助後端規制手段)/100a…装着部/100b…副規制面/100c…連結部/100D…規制部/100d…脚部(第1規制部、第2規制部)/100f…操作空間/100h…基部/151…案内部/152…後端切欠き部/D…シート給送方向/E…幅方向/P…シート/Sp…移動空間

Claims (14)

  1. ートが積載されるシート積載手段と、
    シート給送方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記シート給送方向における上流端の位置を規制する後端規制手段と、
    前記シート給送方向に直交する幅方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記幅方向における端部の位置を規制する側端規制手段と、
    記後端規制手段に着脱可能補助後端規制手段と、を有し、
    前記シート積載手段は前記側端規制手段の移動空間として設けられた開口部を有し
    記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着された状態で前記開口部を介して下方へ延びる規制部を有し当該規制部により、前記後端規制手段の規制位置よりも前記シート給送方向の下流でシートの上流端の位置を規制可能である、
    ことを特徴とするシート収納装置。
  2. 前記開口部は、前記幅方向において前記側端規制手段が移動可能な空間を形成する側端切欠き部であり、
    前記シート積載手段は、前記後端規制手段が前記シート給送方向移動するための後端切欠き部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート収納装置。
  3. 前記シート収納装置の底部に設けられ、前記後端規制手段を前記シート給送方向に案内する案内部を有し、
    前記シート積載手段の前記開口部は、前記後端規制手段が前記案内部に沿って移動する場合に、前記補助後端規制手段が前記底部に当接した状態で摺動可能となるように、少なくとも前記シート給送方向に延びて形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート収納装置。
  4. 前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に嵌合される基部を備え、
    前記基部は、前記後端規制手段に嵌合された状態で前記後端規制手段よりも前記シート給送方向の下流へと延出し、下流側の端部において前記規制部を支持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  5. 前記規制部は、前記シート給送方向と直交する幅方向において互いに異なる位置に配置された第1規制部及び第2規制部を含み、
    前記基部は、前記シート積載手段の上方で前記第1規制部と前記第2規制部とを連結し、
    前記第1規制部、前記第2規制部、及び前記基部は、前記シート積載手段に積載されたシートの上流端に当接可能な規制面を構成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシート収納装置。
  6. 前記シート積載手段の上方に設けられ、前記シート積載手段に積載されたシートの最上位シートに当接して給送する給送手段を有し、
    前記補助後端規制手段の前記基部は、前記給送手段が前記最上位シートに当接する場合の前記シート積載手段の位置よりも上方に位置する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のシート収納装置。
  7. 前記後端規制手段をシートのサイズに応じた位置で固定するための固定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  8. 前記固定手段は、前記後端規制手段の固定を解除するための摘み操作部を有し、
    前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着された状態で、前記摘み操作部の操作をするための操作空間を形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のシート収納装置。
  9. シートが積載されシート積載手段と、
    シート給送方向と直交する幅方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記幅方向の端部に当接する側端規制手段と、
    前記シート給送方向に移動可能であり、前記シート積載手段に積載されているシートの前記シート給送方向における上流端に当接する主規制面を備える後端規制手段と、
    前記後端規制手段に着脱可能な補助後端規制手段であって、前記後端規制手段に装着された際に、前記後端規制手段の前記主規制面の位置よりも前記シート給送方向の下流シートの上流端を規制する副規制面を備える補助後端規制手段と、を有し、
    前記シート積載手段は、前記側端規制手段の移動を許容するための側端切欠き部と、前記後端規制手段の移動を許容するための後端切欠き部と、を有し
    前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着された状態で、前記側端切欠き部を介して下方に延び、シート収納装置の底部に摺動可能に当接している
    ことを特徴とするシート収納装置。
  10. 前記補助後端規制手段は、前記後端規制手段に装着される装着部と、前記シート収納装置の前記底部に摺動可能に当接する脚部と、を有し、前記後端規制手段に装着された状態では、前記シート積載手段の上昇を許容する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のシート収納装置。
  11. 前記補助後端規制手段の前記脚部は、前記副規制面の少なくとも一部を構成している、
    ことを特徴とする請求項10に記載のシート収納装置。
  12. 前記側端規制手段を固定する固定手段及び前記後端規制手段を固定するための固定手段を有する、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のシート収納装置。
  13. 前記シート積載手段を昇降させる昇降手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のシート収納装置。
  14. 請求項1乃至1のいずれか1項に記載のシート収納装置と、
    前記シート収納装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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