JP3428796B2 - シート材給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 - Google Patents

シート材給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置

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JP3428796B2
JP3428796B2 JP01698496A JP1698496A JP3428796B2 JP 3428796 B2 JP3428796 B2 JP 3428796B2 JP 01698496 A JP01698496 A JP 01698496A JP 1698496 A JP1698496 A JP 1698496A JP 3428796 B2 JP3428796 B2 JP 3428796B2
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cam
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリンタ
などの画像形成装置、及び画像読取装置に関し、特にシ
ート材を画像形成部及び画像読取部へ給送するためのシ
ート材給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザープリンタなどの画像形成
装置におけるシート材の給送機構を備えた従来のシート
材給送装置の例を図10〜図14に示す。
【0003】図10は、基本となる従来のレーザープリ
ンタの断面図である。同図において101が画像形成装
置である。
【0004】まず、画像形成装置101についての構成
を示す。
【0005】前面カバー102を開くことにより、シー
ト材103を積載可能とすることができる状態にセッテ
ィングされる。シート材積載台としてのシート材積載ト
レイ104およびシート材103束を受けるシート材束
受け部材としての中板105にシート材103が正しく
積載されると残検フラグ106はシート材103束の先
端部により回動し、フォトインタラプタ107の遮光を
解除することによりシート材有の状態を認識する(図中
実線106a参照)。
【0006】逆に、シート材103が存在しないときは
残検フラグ106は106b(図中破線)に示すように
フォトインタラプタ107を遮光する。106cは残検
フラグ106の回動中心であり、機能上給送ローラとし
てのピックアップローラ108の上流側の定められた位
置に存在する。
【0007】サイド規制板124はシート材103の両
側部を規制する部材であり、左右に2つ存在してお互い
に連動する。
【0008】図11(a)に示すように、ローラ軸10
9が駆動されるとピックアップローラ108および同軸
上に設けられたカム110が矢印A方向に回転を始め
る。中板105はピックアップローラ108側に付勢す
る付勢手段としての給送バネ111(圧縮バネ)により
常に矢印B方向に付勢されており、中板105の先端部
であるピックアップローラ108の下方側に位置する突
起部105aがカム110に当接している。
【0009】なお、105bは中板105の回動中心で
あり、ピックアップローラ108上流側の定められた位
置に存在する。矢印A方向への回転が進むと図11
(b)に示すようにカム110から中板105の突起部
105aが外れるため、中板105が給送バネ111よ
り矢印B方向に押し上げられる。これにより、シート材
103の最上シートは矢印A方向に回転するピックアッ
プローラ108表面に当接するので、矢印C方向に搬送
される。
【0010】シート材103がピックされる際に重送し
た場合は、図10に示すように第1の重送防止部材を成
すピックアップローラ108に対向した分離部材として
の分離パッド112により分離される。
【0011】この分離パッド112はパッドバネ113
(圧縮バネ)により矢印D方向に付勢されており、ピッ
クアップローラ108に常に当接している。その後シー
ト材103は、搬送ローラ114a,114bによりガ
イドパス115を経由して現像部に送られる。
【0012】図11(a)に示すように、カム110が
ホームポジションに戻り、搬送ローラ114a,114
bでシート材103が送られているときに、特にOHP
でつれ重送を引き起こす可能性がある。
【0013】これを防止するために、第2の重送防止部
材としてのつれ重送防止サブパッド125が存在する。
つれ重送防止サブパッド125は、回動中心125aを
中心に回転可能であり、中板105の先端に支えられる
ことによりつれ重送防止部125bの位置を決めてい
る。
【0014】また、図11(b)に示すように、シート
材103のピック時には、つれ重送防止部125bが搬
送の邪魔にならないように退避する。これは、中板10
5の先端が上昇するため、つれ重送防止サブパッド12
5が図中矢印方向に自重ないし付勢バネ等によって回動
することによる。
【0015】図12は、片側に存在するカム110が中
板105を突起部105aを介して押し下げた状態を給
送方向下流側からみた斜視図である。また、図13は2
つのカム110,110′がそれぞれ中板105の突起
部105a,105a′を押し下げる場合の同斜視図で
ある。
【0016】図10に示す116は画像形成部であり、
画像形成部116内の感光ドラム117は、スキャナユ
ニット118からの照射により潜像される。画像形成部
116内で感光ドラム117がトナー現像された後、感
光ドラム117および転写ローラ119によってニップ
されたシート材103上にトナーが転写される。
【0017】シート材103は、ガイドパス120を経
由して定着ローラ対121に送られ、定着ローラ対12
1のニップをもってトナーがシート材103に定着され
る。
【0018】その後、シート材103は搬送ローラ対1
22を経由して排紙ローラ対123によってフェイスダ
ウン排出される。
【0019】図14には、本シート材給送装置の前面カ
バー102を閉じ、シート材積載部を成すシート材積載
トレイ104を閉じた状態を示す。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示した従来のレーザープリンタなどでのシート材給送装
置(図10〜図14)では次のような欠点があった。
【0021】従来の給送機構ではカム110により中板
105をその先端部の突起部105aを介して押し下げ
た状態がホームポジションとなっていた。このため、カ
ム110の停止位置のずれがそのまま中板105先端の
位置精度に影響していた。特に、中板105の動きに連
動して、つれ重送防止サブパッド125を機能させる構
成では、中板105先端の位置ずれが、つれ重送防止部
125bの位置精度に大きく影響し、つれ重送防止能力
を劣化させる要因となっていた。
【0022】図12のようにカム110が中板105の
片側を押し下げる構成では、中板105の自重ないし積
載されたシート材103の重さにより反対側のシート材
103の積載面先端部(片側)が下方にたわむため、ピ
ックアップ時のピックアップローラ108に対するニッ
プバランスが左右で崩れ、斜行の原因となっていた。
【0023】また、中板105の剛性を上げたとしても
ピックアップローラ108の位置に対する中板105の
アライメントが上述の斜行の原因となる。
【0024】また、図13のように中板105の左右方
向でバランス取りをした構成では、図中矢印方向へのた
わみ力が発生し、特に中板105がモールド部品である
場合ヒートチェックによる変形が問題となる。
【0025】更に図14に示すようにサイド規制板12
4が存在する場合、シート材積載台を成すシート材積載
トレイ104の収納時にサイド規制板124が装置本体
内のガイド126やピックアップローラ108などとの
干渉を避けるためにピックアップローラ108の位置か
ら装置本体前面までの距離が長くなり、装置全体が大き
くなるといった欠点があった。
【0026】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その第1の目的とするとこ
ろは、シート材束受け部材の位置精度がカムの停止位置
精度の影響を受けないようにし得るシート材給送装置及
びそれを用いた画像形成装置並びに画像読取装置を提供
することにある。
【0027】第2の目的とするところは、第2の重送防
止部材を有するものにおいて、その第2の重送防止部材
の位置精度の向上を図り得るシート材給送装置及びそれ
を用いた画像形成装置並びに画像読取装置を提供するこ
とにある。
【0028】第3の目的とするところは、シート材の斜
行を防止し得るシート材給送装置及びそれを用いた画像
形成装置並びに画像読取装置を提供することにある。
【0029】第4の目的とするところは、装置の小型化
を図り得るシート材給送装置及びそれを用いた画像形成
装置並びに画像読取装置を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、第1の発明にあっては、給送ローラにシート
材束先端部を押し当て、前記給送ローラの回転動作によ
り、該給送ローラに対向した、分離部材で1枚ずつ分離
するとともに、給送する、シート材給送装置において、
前記シート材束先端部の下方側に有するシート材束を受
けるシート材束受け部材と、前記給送ローラの回転動作
に連動して前記シート材束受け部材を前記給送ローラ側
に付勢し、シート材束を前記給送ローラに加圧するため
の付勢手段と、前記給送ローラの同軸上に設けられるカ
ムと、該カムと接触することで連動するカムレバーと、
を有し、シート材の給送動作時は、前記カムと前記カム
レバーの一端が接触し、該カムレバーの他端が前記付勢
手段を介して前記シート材束受け部材と連結し、非給送
動作状態では、前記カムと前記カムレバーが非接触とす
ることを特徴とする。
【0031】上記第2の目的を達成するために、第2の
発明にあっては、第1の発明に係るシート材給送装置に
おいて、給送ローラに当接し、該給送ローラによって給
送されるシート材の重送を防ぐ第1の重送防止部材と、
該第1の重送防止部材が前記給送ローラから離れたとき
に、シート材の重送を防ぐべく重送機能を果たす第2の
重送防止部材と、を有し、シート材束受け部材の上下動
に連動して、第2の重送防止部材が重送機能状態に位置
することを特徴とする。
【0032】上記第3の目的を達成するために、第3の
発明にあっては、給送ローラにシート材束先端部を押し
当て、前記給送ローラの回転動作により、該給送ローラ
に対向した、分離部材で1枚ずつ分離するとともに、給
送する、シート材給送装置において、前記シート材束先
端部の下方側にシート材束を受けるシート材束受け部材
を設け、該シート材束受け部材は、前記給送ローラの回
転動作によって軸方向に貫通形成された貫通孔を有する
ガイド部材の貫通孔内を上下動する保持部材を介して上
下動し、前記ガイド部材の貫通孔の断面形状が、給送ロ
ーラのスラスト方向に長孔であることを特徴とする。
【0033】上記第3の目的を達成するために、第4の
発明にあっては、第3の発明に係るシート材給送装置に
おいて、ガイド部材の貫通孔の断面長孔形状が上方から
下方に向かうにしたがって、給送ローラのスラスト方向
に広がることを特徴とする。
【0034】上記第4の目的を達成するために、第5の
発明にあっては、第1,2,3または4の発明に係るシ
ート材給送装置において、シート材が積載されるシート
材積載台に積載されたシート材の側部を規制する規制部
材を設け、該規制部材のシート材の給送方向中央部に、
えぐれ部を有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するために、第6の発明に
あっては、上記第1,2,3,4または5の発明に係る
シート材給送装置を、画像形成装置の画像形成部へシー
ト材を給送するシート材給送部に設けたことを特徴とす
る。
【0036】上記目的を達成するために、第7の発明に
あっては、上記第1,2,3,4または5の発明に係る
シート材給送装置を、画像読取装置の画像読取部へシー
ト材を給送するシート材給送部に設けたことを特徴とす
る。
【0037】上記第1の発明に係るシート材給送装置に
あっては、給送ローラの同軸上に設けられるカムと、こ
のカムに接触することで連動するカムレバーとを有して
おり、そしてシート材の給送動作時、すなわちカムの回
転時はカムレバーの一端がカムと接触し、他端が付勢手
段を介してシート材束受け部材が連結されているが、非
給送動作状態、すなわちカムが止まっている状態では、
カムとカムレバーが接触していないことから、シート材
束受け部材の位置精度がカムの停止位置精度の影響を受
けることがない。
【0038】上記第2の発明に係るシート材給送装置に
あっては、シート材束受け部材の上下動に連動して、第
2の重送防止部材が重送機能状態に位置するようにして
いることから、上記したようにシート材束受け部材の位
置精度がカムの停止位置精度の影響を受けることがない
ため、第2の重送防止部材の位置精度の向上も図ること
ができる。
【0039】上記第3の発明に係るシート材給送装置に
あっては、上下動する保持部材を介してシート材束受け
部材の上下動をガイドするガイド部材の貫通孔の断面形
状を給送ローラのスラスト方向に長孔とすることから、
たとえ給送ローラが傾いていたり、保持部材が傾いてい
たとしても、その傾きを長孔にて緩衝するため、給送ロ
ーラに対するシート材束受け部材のニップ圧が均一(エ
コライズ)可能となる。このことから、シート材の斜行
を防ぐことができる。
【0040】上記第4の発明に係るシート材給送装置に
あっては、ガイド部材の貫通孔の断面長孔形状が上方か
ら下方に向かうに従ってスラスト方向に広げることか
ら、上記したようにエコライズ可能としながらもシート
材束受け部材の給送ローラに対するスラスト方向の動き
を規制することが可能となる。これらから、シート材の
斜行をより防ぐことができる。
【0041】上記第5の発明に係るシート材給送装置に
あっては、シート材積載台に積載されたシート材の側部
を規制する規制部材を有し、その規制部材のシート材給
送方向中央部に、えぐれ部を設けたことから、そのえぐ
れ部により、シート材積載台を装置本体に対して収納す
る場合、装置内部の給送ローラ等の構成部品との干渉を
避けることができる。
【0042】このため、そのえぐれ部の分シート材積載
台が収納される装置本体の面を給送ローラ側に近づける
ことができる。その結果、特に奥行き方向の省スペース
化を図ることができ、よって装置の小型化を図ることが
できる。
【0043】上記第6の発明に係る画像形成装置にあっ
ては、画像形成部へシート材を給送するシート材給送部
に上記した第1〜5の発明に係るシート材給送装置を設
けることから、良好な画像形成を得ることができる。
【0044】上記第7の発明に係る画像読取装置にあっ
ては、画像読取部へシート材を給送するシート材給送部
に上記した第1〜5の発明に係るシート材給送装置を設
けることから、良好な画像読取を得ることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1〜図5に第1、第3の発明に係る
実施の形態1および第5の発明に係る一実施の形態を本
発明の実施の形態1として示す。
【0046】図1は、本発明を示すための画像形成装置
のシート材給送部でシート材給送装置の断面図である。
図1において1が画像形成装置本体である。
【0047】まず、画像形成装置についての構成を示
す。前面カバー2を開くことにより、シート材3を積載
可能とすることができる状態にセッティングされる。こ
こで、シート材積載台としてのシート材積載トレイの機
能を兼ねる前面カバー2およびシート材3の給送ローラ
としてのピックアップローラ7へのニップを促すシート
材束を受けるシート材束受け部材としての従来の中板1
05に相当する板(以下、給送板という)4にシート材
3を積載し、連動する左右のサイド規制板18をシート
材3の側端部につき当てることによってシート材3の幅
を規制する。
【0048】図2にこの給送板4の構成を説明する斜視
図を示す。
【0049】給送板4は、積載面4a、管部4b、後述
するカムレバーの動きを規制するストッパ4c、最下シ
ートの重送を防ぐための第1の重送防止部材としての分
離シート4dにより構成される。ただし、4eは管部4
bの軸方向に貫通形成された貫通孔(以下、孔という)
を示す。
【0050】この積載面4aはピックアップローラ7の
下方側に位置し、奥行き方向の幅は従来の中板105よ
りも狭いものである。また給送板4の孔4eには画像形
成装置本体1に固定された給送板4の保持部材としての
丸軸5が挿入されており、稼働時には給送板4が上下に
ピストン運動を行うようにガイドする。すなわち、管部
4bが給送板4の上下動するためのガイド部材と成って
いる。
【0051】ただし、孔4eは、断面形状幅方向、すな
わちローラ軸6に対してスラスト方向に長孔となってい
る。
【0052】以下に、給送板4のピストン運動手段を説
明する。
【0053】図2に示すように、ローラ軸6の矢印E方
向に駆動されるとピックアップローラ7および同軸上に
設けられるカム8が矢印E方向に回転を始める。やが
て、画像形成装置本体1中の軸中心Fに対して回動可能
なカムレバーとしての給送レバー(以下、レバーとい
う)9の一端がカム8によって押し下げられ、他端が押
し上げられる。
【0054】また、レバー9の他端部には給送板4の管
部4bを自由に通すが、管部4bの外周部に設けられた
給送板4をピックアップローラ7側に付勢する付勢手段
としての給送バネ10は通さない孔9aがあいている。
【0055】つまり、図3(a)に示すようにレバー9
の端部と給送板4の積載面4aとの間には給送バネ10
(圧縮バネ)が存在している。
【0056】また図3(b)に示すようにレバー9の端
部が矢印J方向に給送バネ10を直接押し上げると給送
バネ10上端部が矢印K方向に積載面4aおよびシート
材3束先端部を押し上げる。やがてシート材3の最上シ
ートがピックアップローラ7表面に突き当たると給送バ
ネ10が圧縮し始める。これにより、シート材3の最上
シートはE方向に回転するピックアップローラ7によっ
て矢印G方向に搬送力を受ける。
【0057】シート材3がピックされる際に重送した場
合は、図1および図3に示すように分離部材としての分
離パッド11によって分離される。この分離パッド11
はパッドバネ12(圧縮バネ)により矢印H方向に付勢
されており、ピックアップローラ7に少なくとも分離時
には当接している。
【0058】図2に示すカム8は一枚のシート材3がピ
ックされた後に給送板4の積載面4aを下げて、積載さ
れたシート材3とピックアップローラ7とのニップを解
放するように設計されており、ひとサイクルの給送行程
を終える。
【0059】ところで、給送板4が下がるときはレバー
9の端部の底面が給送板4のストッパ4cを押し下げる
ことにより行われる。自重で給送板4が下がりきらない
ときは図2に示す補助バネ9cによって強制的に下げる
ようにする。
【0060】この補助バネ9cは、レバー9の回動中心
Fよりもピックアップローラ7軸に存在する引張りバネ
であり、一端は画像形成装置本体1に固定して設けられ
た引っ掛け部材19にかかっている。この補助バネ9c
の力を受けて、レバー9自身は、その先端突き当て部9
dが画像形成装置本体1に固定して備えられたストッパ
20に突き当たり静止可能となる。
【0061】また、本給送機構が図3(a)のようにホ
ームポジションにいるときにはレバー9の給送板4側端
部が給送板4のストッパ4cにより規制されているため
に給送バネ10は圧縮予圧をもって介在しており、高さ
方向のスペースを小さくしている。
【0062】また、このレバー9の一端がカム8によっ
て押し下げられる前の状態(ホームポジション)では、
カム8とレバー9は非接触である。この状態を図2中の
L矢視図として図4(a)に示す。
【0063】同構成において、ピックアップローラ7の
1回転である程度の搬送量を稼ごうとするとカム8は図
に示すような円弧状の凹部81を有する曲玉形状とな
る。図4(b)には、この斜視図を示す。レバー9は構
成上、カム8によって図中矢印方向に動かされるので、
レバー9のカム当接部9eは半太鼓形状になっているこ
とが望ましい。
【0064】つぎにシート材有無センサについて説明す
る。
【0065】図1に示す前面カバー2を開くことによ
り、シート材3を積載可能とすることができる状態にな
る。前面カバー2および給送板4にシート材3が正しく
積載されると残検フラグ13はシート材3の先端部に押
されて回動中心13cまわりに回動し、フォトインタラ
プタ14の遮光を解除することによりシート材有の状態
を認識する(図中実線13a参照)。
【0066】逆に、シート材3が存在しないときは残検
フラグ13は13b(図中破線)に示すようにフォトイ
ンタラプタ14を遮光する。
【0067】なお、残検フラグ13の回動中心13cは
機能上ピックアップローラ7上流側に位置する。ただ
し、この回動中心13cはフラグアーム15の一端に回
動自在に存在し、このフラグアーム15は、ローラ軸6
まわりに回動自在となっている。
【0068】図2に残検機構の斜視図を示す。これはシ
ート材無しの状態である。
【0069】このとき残検フラグ13およびフラグアー
ム15が自重で垂れ下がった状態で必ずフォトインタラ
プタ14を遮光する位置に存在させるため、フラグアー
ム15にはストッパ部15aおよび15bが設けられて
いる。
【0070】ストッパ部15aには残検フラグ13の下
面が突き当たり、残検フラグ13およびフラグアーム1
5の相対角度が規制される。またストッパ部15bは、
画像形成装置本体1中の固定部材16に突き当たり、フ
ラグアーム15の画像形成装置本体1に対する角度が規
制される。
【0071】本給送部不使用時に前面カバー2を閉じる
と、その閉じる過程で残検フラグ13およびフラグアー
ム15が前面カバー2の内面によって押し上げられるこ
とにより回転し、図5に示すように残検フラグ13およ
びフラグアーム15が画像形成装置本体1内に収納され
た状態になる。
【0072】再び前面カバー2を開いたときに残検フラ
グ13およびフラグアーム15が自重によって前面カバ
ー2側に回動し、図2の位置に設置されるように、画像
形成装置本体1内に固定された規制部材17を設けてい
る。
【0073】つまり、残検フラグ13およびフラグアー
ム15が収納状態にあってもこれらの重心が常に前面カ
バー2側に存在させる役割を果たす。
【0074】図5に示す収納状態でも画像形成装置本体
1がシート材無しであることを認識するためには、やは
りフォトインタラプタ14が遮光された状態でなければ
ならない。そのために前面カバー2にはセンサフラグ部
2aが設けられており、前面カバー2を閉めた状態でフ
ォトインタラプタ14を遮光するようになっている。
【0075】つぎにシート材3の側部を規制する規制部
材としてのサイド規制板について説明する。
【0076】図5に示すサイド規制板18は、従来例の
サイド規制板に比し、えぐれ部としての切り欠き部18
bを有している。この切り欠き部18bは、サイド規制
板18の収納時、ピックアップローラ7、ローラガイド
21、残検フラグ13およびフラグアーム15などとの
干渉を避けるようになっている。
【0077】一方、切り欠かれていない部分は機能上重
要となる給送下流側のサイド規制部分18aとして残っ
ている。
【0078】上記構成のシート材給送装置にあっては、
ピックアップローラ7と同軸上に設けられるカム8と、
このカム8に接触することで連動するレバー9とを有し
ているが、非給送動作状態、すなわちカム8が止まって
いる状態では、カム8とレバー9はお互いに接触してい
ないことから、給送板4の位置精度がカム8の停止位置
精度の影響を受けることがない。これにより、給送板4
の位置精度の向上を図ることができる。
【0079】また、管部4bの孔4eの断面形状をピッ
クアップローラ7のスラスト方向に長孔としていること
から、丸軸5に対してガタを持たせることになり、たと
えピックアップローラ7が傾いていたり、丸軸5が傾い
ていたとしても、その傾きを孔4eにて緩衝するため、
ピックアップローラ7に対する給送板4のニップ圧が均
一(エコライズ)可能となる。このことから、シート材
3の斜行を防ぐことができる。
【0080】さらに、サイド規制板18のシート材給送
方向中央部に、切り欠き部18bを設けたことから、そ
の切り欠き部18bにより、ピックアップローラ7、ロ
ーラガイド21、残検フラグ13及びフラグアーム15
などとの干渉を避けているため、画像形成装置本体1の
前面をピックアップローラ7に対して近づけることが可
能となり、結果的に画像形成装置を小型化することがで
きる。
【0081】このようなシート材給送装置を画像形成装
置の画像形成部へシート材3を給送するシート材給送部
に用いることで、良好な画像形成を得ることができる。
【0082】また、画像読取装置の画像読取部へシート
材3を給送するシート材給送部に用いても良く、良好な
画像読取を得ることができる。
【0083】(実施の形態2)図6に第2の発明に係る
一実施の形態を本発明の実施の形態2として示す。な
お、上記実施の形態1と同一の構成部分については同一
の符号を付して説明する。
【0084】図6(a)において、カム8がホームポジ
ションに戻り、搬送ローラ対23でシート材3が送られ
ているときに、特にOHPでつれ重送を引き起こす可能
性がある。これを防止するために第2の重送防止部材と
してのつれ重送防止サブパッド22が存在する。
【0085】つれ重送防止サブパッド22は、回動中心
22aを中心に回転可能であり、給送板4の先端に支え
られることによりつれ重送防止部22bの位置を決めて
いる。
【0086】つれ重送防止能力を得るには、このつれ重
送防止部22bの位置精度が特に重要となるが、上記実
施の形態1で述べたようにホームポジションではカム8
とレバー9が非接触であるため、カム8の位置ずれの影
響を受けない。したがって、給送板4に連動して機能す
るつれ重送防止サブパッド22の位置精度の向上を図る
ことができる。
【0087】また、図6(b)に示すように、シート材
3のピック時には、つれ重送防止部22bが搬送の邪魔
にならないように退避する。これは、給送板4の先端が
上昇するため、つれ重送防止サブパッド22が図中矢印
方向に自重ないし付勢バネ等によって回動することによ
る。
【0088】その他の構成及び作用については実施の形
態1と同一なので、同一の構成部分については図中同一
の符号を付して、その説明は省略する。
【0089】(実施の形態3)図7に第3の発明に係る
実施の形態2を本発明の実施の形態3として示す。な
お、上記実施の形態と同一の構成部分については同一の
符号を付して説明する。
【0090】シート材束受け部材としての給送板4′に
は、給送板4′を保持する丸棒形状のスティック部4′
bが存在し、画像形成装置本体1に備え付けられたガイ
ド部材としての固定ガイド部材5′によってガイドされ
る。
【0091】この固定ガイド部材5′は、軸方向に貫通
形成された貫通孔として断面形状ピックアップローラ7
のスラスト方向に長孔4′eとなっている管形状となっ
ているため、たとえピックアップローラ7が傾いていた
り、スティック部4′が傾いていたとしても、給送板
4′の図中矢印方向への動きを許す。したがって、ピッ
クアップ時に給送板4′がピックアップローラ7とニッ
プするときには、ニップ圧がスラスト方向にエコライズ
される。このことから、シート材3の斜行を防ぐことが
できる。
【0092】その他の構成及び作用については上記実施
の形態と同一なので、同一の構成部分については図中同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0093】(実施の形態4)図8に第4の発明に係る
一実施の形態を本発明の実施の形態4として示す。な
お、上記実施の形態と同一の構成部分については同一の
符号を付して説明する。
【0094】シート材束受け部材としての給送板4″に
は、ガイド部材としての管部4″bが存在し、軸方向に
貫通形成された貫通孔として断面形状スラスト方向に長
孔4″eとなっている。ただし、この長孔4″eは上方
から下方に向かうにしたがって広がっている。
【0095】画像形成装置本体1に備え付けられた、丸
棒5によって給送板4″は保持される。
【0096】管部4″bは、上記したように断面形状が
スラスト方向に長孔4″eとなっている管形状となって
いるため、たとえピックアップローラ7が傾いていた
り、丸棒5が傾いていたとしても、給送板4″の図中矢
印方向への動きを許す。
【0097】したがって、ピックアップ時に給送板4″
がピックアップローラ7とニップするときには、ニップ
圧がスラスト方向にエコライズされる。しかも管部4″
bの貫通孔である長孔4″eの形状が末広がりになって
いるために給送板4″が下がっているときには、給送板
4″のガイド部材である管部4″bに対するスラスト方
向への動きをある程度厳しく規制することができる。こ
れらから、よりシート材3の斜行を防ぐことができる。
【0098】その他の構成及び作用については上記実施
の形態と同一なので、同一の構成部分については図中同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0099】(実施の形態5)図9に第4の発明に係る
実施の形態2を本発明の実施の形態5として示す。な
お、上記実施の形態と同一の構成部分については同一の
符号を付して説明する。
【0100】シート材束受け部材としての給送板4′に
は、給送板4′の保持部材としての丸棒形状のスティッ
ク部4′bが存在し、画像形成装置本体1に備え付けら
れた、固定ガイド部材5″によってガイドされる。
【0101】この固定ガイド部材5″は、軸方向に貫通
形成された貫通孔として断面形状スラスト方向に長孔
5″aとなっている管形状となっているため、たとえピ
ックアップローラ7が傾いていたり、スティック部4′
bが傾いていたとしても、給送板4′の図中矢印方向へ
の動きを許す。
【0102】したがって、ピックアップ時に給送板4′
がピックアップローラ7とニップするときには、ニップ
圧がスラスト方向にエコライズされる。また、長孔5″
aは上方から下方に向かうにしたがって広がっているた
めに給送板4′が上下運動をする際に、給送板4′のガ
イド部材である固定ガイド部材5″に対するスラスト方
向への動きをある程度厳しく規制することができる。こ
れらから、よりシート材3の斜行を防ぐことができる。
【0103】その他の構成及び作用については上記実施
の形態と同一なので、同一の構成部分については図中同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、給送ローラの同軸上に設けられるカムと、このカム
に接触することで連動するカムレバーとを有している
が、非給送動作状態、すなわちカムが止まっている状態
では、カムとカムレバーはお互いに非接触としているこ
とから、シート材束受け部材の位置精度がカムの停止位
置精度の影響を受けることがない。これにより、シート
材束受け部材の位置精度の向上を図ることができる。
【0105】第2の発明によれば、シート材束受け部材
の上下動に連動して、第2の重送防止部材が重送機能状
態に位置するようにしていることから、上記したように
シート材束受け部材の位置精度がカムの停止位置精度の
影響を受けることがないので、第2の重送防止部材の位
置精度の向上も図ることができる。
【0106】第3の発明によれば、上下動する保持部材
を介してシート材束受け部材の上下動をガイドするガイ
ド部材の貫通孔の断面形状を給送ローラのスラスト方向
に長孔とすることから、たとえ給送ローラが傾いていた
り、保持部材が傾いていたとしても、その傾きを長孔に
て緩衝するため、給送ローラに対するシート材束受け部
材のニップ圧が均一(エコライズ)可能となる。このこ
とから、シート材の斜行を防ぐことができる。
【0107】第4の発明によれば、ガイド部材の貫通孔
の断面長孔形状が上方から下方に向かうに従ってスラス
ト方向に広げることから、上記したようにエコライズ可
能としながらもシート材束受け部材の給送ローラに対す
るスラスト方向の動きを規制することが可能となる。こ
れらから、シート材の斜行をより防ぐことができる。
【0108】第5の発明によれば、シート材積載台に積
載されたシート材の側部を規制する規制部材を有し、そ
の規制部材のシート材給送方向中央部に、えぐれ部を設
けたことから、そのえぐれ部により、シート材積載台を
装置本体に対して収納する場合、装置内部の給送ローラ
等の構成部品との干渉を避けることができる。
【0109】このため、そのえぐれ部の分シート材積載
台が収納される装置本体の面を給送ローラ側に近づける
ことができる。その結果、特に奥行き方向の省スペース
化を図ることができ、よって装置の小型化を図ることが
できる。
【0110】第6の発明によれば、画像形成装置の画像
形成部へシート材を給送するシート材給送部に上記した
第1〜5の発明に係るシート材給送装置を設けること
で、良好な画像形成を得ることができる。
【0111】第7の発明によれば、画像読取装置の画像
読取部へシート材を給送するシート材給送部に上記した
第1〜5の発明に係るシート材給送装置を設けること
で、良好な画像読取を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1、第3および第5の発明に係る本発
明の実施の形態1を示す画像形成装置のシート材給送装
置の断面図である。
【図2】図2は第1、第3の発明に係る本発明の実施の
形態1を示す画像形成装置のシート材給送装置の斜視図
である。
【図3】図3(a),(b)はシート材のピック状態を
説明するシート材給送装置の断面図である。
【図4】図4(a)は図2のL矢視図であり、同図
(b)は同図(a)の斜視図である。
【図5】図5は第5の発明に係る本発明の実施の形態1
のシート材給送装置を用いた画像形成装置のシート材給
送部の断面図である。
【図6】図6(a),(b)は第2の発明に係る本発明
の実施の形態2のシート材給送装置を用いた画像形成装
置のシート材給送部の断面図である。
【図7】図7は第3の発明に係る本発明の実施の形態3
のシート材給送装置を用いた画像形成装置のシート材給
送部の斜視図である。
【図8】図8は第4の発明に係る本発明の実施の形態4
のシート材給送装置を用いた画像形成装置のシート材給
送部の断面図である。
【図9】図9は第4の発明に係る本発明の実施の形態5
のシート材給送装置を用いた画像形成装置のシート材給
送部の断面図である。
【図10】図10は従来のシート材給送装置を用いた画
像形成装置の断面図である。
【図11】図11は従来の画像形成装置のシート材給送
部のピック状態を説明する断面図である。
【図12】図12は従来のシート材給送装置の中板構成
を示す斜視図である。
【図13】図13は従来のシート材給送装置の他の中板
構成を示す斜視図である。
【図14】図14は従来の画像形成装置のシート材積載
部が閉じた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 前面カバー(シート材積載台) 2a センサフラグ部 3 シート材 4,4′,4″ 給送板(シート材束受け部材) 4a 積載面 4b,4″b 管部(ガイド部材) 4′b スティック部(保持部材) 4c ストッパ 4d 分離シート(第1の重送部材) 4e 孔(貫通孔) 4′e,4″e 長孔(貫通孔) 5 丸軸(保持部材) 5′,5″ 固定ガイド部材(ガイド部材) 6 ローラ軸 7 ピックアップローラ(給送ローラ) 8 カム 81 凹部 9 給送レバー(カムレバー) 9c 補助バネ 9d 先端突き当て部 9e カム当接部 10 給送バネ(付勢手段) 11 分離パッド(分離部材) 12 パッドバネ 13,13a,13b 残検フラグ 13c 回動中心 14 フォトインタラプタ 15 フラグアーム 15a,15b ストッパ部 16 固定部材 17 規制部材 18 サイド規制板(規制部材) 18a サイド規制部分 18b 切り欠き部(えぐれ部) 19 引っ掛け部材 20 ストッパ 21 ローラガイド 22 つれ重送防止サブパッド(第2の重送部材) 22a 回動中心 22b つれ重送防止部 23 搬送ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−350033(JP,A) 特開 平3−120128(JP,A) 特開 平6−312846(JP,A) 特開 平7−251967(JP,A) 特開 昭54−77963(JP,A) 特開 昭55−40156(JP,A) 特開 平4−358633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/24 B41J 13/00 G03G 15/00 516 H04N 1/00 108

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送ローラにシート材束先端部を押し当
    て、前記給送ローラの回転動作により、該給送ローラに
    対向した、分離部材で1枚ずつ分離するとともに、給送
    する、シート材給送装置において、 前記シート材束先端部の下方側に有するシート材束を受
    けるシート材束受け部材と、 前記給送ローラの回転動作に連動して前記シート材束受
    け部材を前記給送ローラ側に付勢し、シート材束を前記
    給送ローラに加圧するための付勢手段と、 前記給送ローラの同軸上に設けられるカムと、 該カムと接触することで連動するカムレバーと、 を有し、 シート材の給送動作時は、前記カムと前記カムレバーの
    一端が接触し、該カムレバーの他端が前記付勢手段を介
    して前記シート材束受け部材と連結し、 非給送動作状態では、前記カムと前記カムレバーが非接
    触とすることを特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート材給送装置にお
    いて、給送ローラに当接し、該給送ローラによって給送
    されるシート材の重送を防ぐ第1の重送防止部材と、該
    第1の重送防止部材が前記給送ローラから離れたとき
    に、シート材の重送を防ぐべく重送機能を果たす第2の
    重送防止部材と、を有し、シート材束受け部材の上下動
    に連動して、第2の重送防止部材が重送機能状態に位置
    することを特徴とするシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 給送ローラにシート材束先端部を押し当
    て、前記給送ローラの回転動作により、該給送ローラに
    対向した、分離部材で1枚ずつ分離するとともに、給送
    する、シート材給送装置において、 前記シート材束先端部の下方側にシート材束を受けるシ
    ート材束受け部材を設け、 該シート材束受け部材は、前記給送ローラの回転動作に
    よって軸方向に貫通形成された貫通孔を有するガイド部
    材の貫通孔内を上下動する保持部材を介して上下動し、 前記ガイド部材の貫通孔の断面形状が、給送ローラのス
    ラスト方向に長孔であることを特徴とするシート材給送
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシート材給送装置にお
    いて、ガイド部材の貫通孔の断面長孔形状が上方から下
    方に向かうにしたがって、給送ローラのスラスト方向に
    広がることを特徴とするシート材給送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4に記載のシー
    ト材給送装置において、シート材が積載されるシート材
    積載台に積載されたシート材の側部を規制する規制部材
    を設け、該規制部材のシート材の給送方向中央部に、え
    ぐれ部を有することを特徴とするシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    シート材給送装置を、画像形成部へシート材を給送する
    シート材給送部に設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    シート材給送装置を、画像読取部へシート材を給送する
    シート材給送部に設けたことを特徴とする画像読取装
    置。
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