JP2595295B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2595295B2 JP63099159A JP9915988A JP2595295B2 JP 2595295 B2 JP2595295 B2 JP 2595295B2 JP 63099159 A JP63099159 A JP 63099159A JP 9915988 A JP9915988 A JP 9915988A JP 2595295 B2 JP2595295 B2 JP 2595295B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、レーザービームプリンタ、複写機等の画像
形成装置に係り、特に情報処理システムの出力装置とし
て用いられて好適な小型の画像形成装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、情報処理システムの出力装置として用いられる
小型のレーザービームプリンタがある。該プリンタ40
は、第4図に示すように、装置本体41に着脱自在に装着
されたプロセスカートリッジ42を備えており、該プロセ
スカートリッジ42には感光ドラム43と、その周辺に配設
された帯電器44、現像器45及びクリーナ46等の公知のプ
ロセス機器が内蔵されている。また、装置本体41上部に
はレーザ光を発射及び走査するスキャナユニット47及び
ミラー49が配置されており、帯電器44によって一様に帯
電された感光ドラム43にスキャナユニット47から発射さ
れたレーザ光をミラー49を介して照射することにより、
感光ドラム43上に所定の画像情報に対応した潜像が形成
され、該潜像が現像器45によって現像されてトナー像と
なる。また、装置本体41の下方には多数のシートSを収
容する給紙カセット50が配置されており、該給紙カセッ
ト50に臨んで給紙ローラ51が配置されていて、給紙カセ
ット50に収容されたシートSは、給紙ローラ51によって
1枚ごとにレジストローラ52に送られ、該レジストロー
ラ52によってタイミングを合されて感光ドラム43と転写
帯電器53との間に送られ、該位置にて感光ドラム43上の
トナー像を転写される。そして、トナー像を転写された
シートSは搬送ベルトユニット55により定着器56に送ら
れ、そのトナー像を定着されて装置本体41の外へ排出さ
れる。
また、該ブリンタ40にはシートSを排出する2つの方
式があって、シートSをフェースアップ、すなわち画像
面を上側にして排出する場合は、フェースアップ用排出
ローラ57からフェースアップ用排出トレイ59に排出し、
シートをフェースダウン、すなわち画像面を下側にして
ページ順に排出する場合は、シートSを上記フェースア
ップ用排出ローラ57から更にフラッパ等のシート搬送方
向切換機構およびシート案内部材等を介して上方に案内
し、フェースダウン用排出ローラ60からフェースダウン
用排紙トレイ61に排出するようになっている。これ等の
シート排出方式は操作者の選択によりコンピュータ等か
ら指定される。
なお、該レーザービームプリンタ40のメンテナンス、
即ちジャム処理やプロセスカートリッジ42の交換等は、
図中鎖線にて示すように、装置本体41の上部41aを下部4
1bに対して支軸Pを中心に上方に回動して装置内部を開
放し、矢印A方向から手を挿入して行われる。
次に、該レーザービームプリンタ40のオフィス等にお
ける使用状態について第5図を用いて説明する。
第5図(a)はシートSを給送する給紙カセット50を
操作者側に向けて装置本体41を机D等の上面に設置した
状態、(b)は机D等の下側に設置した状態を表わし、
シートSの排出は主にフェースダウン方式が使用され
る。また同図(c)は給紙カセット50を操作者側と反対
側に向けて装置本体41を机Dの上面に設置した状態を表
わし、フェースアップ用排出トレイ59が操作者側にあり
シートSのプリント状態を1枚ごとに確認しながら操作
することができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上記第5図(a),(b)のように給紙カ
セット50の着脱方向が操作者に相対するように装置本体
41を配置し、プリントされたシートSをフェースダウン
状態でページ順に出力させる場合は、操作者側にシート
Sが排出されるため取り扱いやすく、またプロセスカー
トリッジ42やシートSの交換・補給なども同じ方向から
行えるために操作性は良好であるが、画像面が見れるよ
うにフェースアップ状態でシートSを出力させる場合
は、シートSが操作者と反対側に排出されるため非常に
使用しずらく、特に第5図(b)の場合は実際にはフェ
ースアップによる排出方式は使用不可能であり、フェー
スダウンで出力されたシートSを1枚ごとに取り出して
見るという作業をしなければならない。
一方、第5図(c)の設置方法は、シートSをフェー
スアップで排紙する場合にシートSが操作者側へ排紙さ
れるが、フェースダウン排紙やメンテナンスつまりプロ
セスカートリッジ42の交換やシートSの補給などを行う
場合は、すべて操作者のいる側とは反対側で行わなけれ
ばならず、総合的な操作性が非常に劣るという不具合が
ある。
以上のように従来の装置はフェースアップ排紙とフェ
ースダウン排紙とでシートの排出方向が異なり、操作性
が悪いという欠点があった。
また、シートSは定着器56を通過すると、熱、或は圧
力を受けてカールが生じ易くなり、定着器56を通過した
シートSはカールしていると経路のいずれかに引っかか
り、ジャムする虞れがある。
そこで、本発明は、シートを例えばフェースアップ排
紙、或はフェースダウン排紙等異なる態様で排出する場
合にも、シートを装置正面側に排出し、操作性を改善す
ることを目的とするものである。
また、本発明の他の目的は、定着器通過後のシートの
カールを矯正し得る構成を提供し、搬送経路におけるシ
ートづまり、ジャムを防止することにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであって、
シートを画像面を上にして排出するフェースアップ排出
と、該シートを画像面を下にして排出するフェースダウ
ン排出と、を備える画像形成装置において、装置正面に
起立姿勢で配置され、下方から排出されるシートを起立
した状態で積載する上部トレイと、前記装置正面の下方
において、正面側に突出して配置され、シートを横に寝
かせた状態で、且つ前記上部トレイとはシート面を逆に
して積載する下部トレイと、前記シートの排出方向を前
記上部トレイと前記下部トレイとに選択的に切換える切
換手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にあ
る。
また、前記切換手段の上流近傍位置に、前記シートを
前記切換手段に誘導し、且つ前記シートのカールを矯正
するように湾曲している湾曲経路を備えると好ましい。
(ホ)作用 上述構成に基づき、フェースアップ排出の場合でも、
フェースダウン排出の場合でも共にシートは装置正面に
排出される。
また、このときシートは、湾曲経路で矯正されながら
切換手段に誘導されて装置正面に排出される。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
レーザービームプリンタMは、第1図に示すように、
装着本体1を有すると共に、該装置本体1に着脱自在に
装着されるプロセスカートリッジ2を備えており、該プ
ロセスカートリッジ2には感光ドラム3、帯電器4、現
像機5及びクリーナ6等の公知のプロセス機器が内蔵さ
れている。また、プロセスカートリッジ2近傍にはレー
ザ光を発射及び走査するスキャナユニット7及びミラー
9,9が配置されており、帯電器4によって一様に帯電さ
れた感光ドラム3に該スキャナユニット7から発せられ
たレーザ光をミラー9,9を介して照射することにより所
定の画像情報に対応した潜像が形成され、該潜像が現像
器5によって現像されてトナー像となる。また、装置本
体1上部には多数のシートSを収容する給紙カセット10
が配置されており、該給紙カセット10に臨んで給紙ロー
ラ11が配置され、該給紙ローラ11から上記感光ドラム3
にかけて上記ガイド板12からなる上部シート搬送路が配
置されている。該上部シート搬送路12の下流部にはレジ
ストローラ13が配置されており、更に該レジストローラ
13の下流には転写帯電器15、搬送ベルトユニット16、定
着器17及び搬送ローラ19が配置されている。そして、上
記給紙カセット10に収容されたシートSは、給紙ローラ
11にて上部シート搬送路12へ送り出されて該上部シート
搬送路12を搬送され、レジストローラ13によってタイミ
ングを合されて感光ドラム3と転写帯電器15との間に送
られ、感光ドラム3上のトナー像を転写される。更に、
トナー像を転写されたシートSは定着器17に送られ、そ
のトナー像を定着される。
一方、装置本体1の正面側X(図中右方)には起立姿
勢の上部トレイ21が配置されている。また、装置本体1
の正面側X下部には下部トレイ22が配置されており、該
下部トレイ22は、第2図に詳示するように、支持腕等を
介して装置本体1に支点23を中心に回動自在に支持され
ていて、実線にて示す収容位置と、シートSを収容しな
い場合には操作者の操作の邪魔にならないように起立し
た鎖線にて示す退避位置とに選択的に移動し得るように
なっている。また、上記定着器17の下流には、搬送ロー
ラ19から上記トレイ21及び下部トレイ22にかけてカール
矯正用の湾曲案内部20が配置されており、該湾曲案内部
20は1対の湾曲したガイド部材20a,20bからなってい
て、シートSが該湾曲案内部20に搬入されるとシートS
はガイド部材20a,20bに規制されて、該シートSのカー
ルが矯正されるようになっている。
更に、湾曲案内部20の下流部には上部トレイ21に臨ん
で上駆動ローラ25aと上従動ローラ25bとからなるフェー
スアップ排紙部25が配置されており、フェースアップ排
紙時には該フェースアップ排紙部25からシートSを上向
きに上部トレイ21上に排出する。また、下部トレイ22に
臨んで下駆動ローラ26aと下従動ローラ26bとからなるフ
ェースダウン排紙部26が配置されており、フェースダウ
ン排紙時には該フェースダウン排紙部26からシートSを
下向きにして下部トレイ22上に排出する。また、上下の
駆動ローラ25a,26aはそれぞれ装置本体1から駆動力を
得て矢印方向に回動するようになっている。また、上下
の従動ローラ25b,26bはばね弾性を有する支板27に回転
自在に支持されて、それぞれ上下の駆動ローラ25a,26a
に圧接するように付勢されている。なお、支板27と該支
板27に支持された上下の従動ローラ25b,26bとは上下の
駆動ローラ25a,26aに沿って複数組配置されていて、シ
ートSを安定して排出するようになっている。
なお、上記フェースアップ排紙部25及びフェースダウ
ン排紙部26は、定着器17を通過した後のシートSの搬送
路長を極力短くするために、装置本体1の正面側Xの下
部、具体的には上限目安となる感光ドラム3の中心より
下方の位置に配置されている。更に、フェースダウン排
紙時のシートSの搬送路長の方が短くなるように、フェ
ースアップ排紙部25を上方に、フェースダウン排紙部26
を下方に配置する構成となっている。
また、上述湾曲案内部20の下流部にはフラッパ29が配
置されており、該フラッパ29はフラッパ軸30に固定され
ており、該軸30を中心に回動し得るようになっていて、
フェースダウン排紙時には実線位置に移動し、またフェ
ースアップ排紙時には鎖線位置に移動する。なお、該フ
ラッパ29はその下端部29aがガイド部材20a,20bに当接し
て位置決めされる。
またフラッパ29の回動軌跡内でフラッパ29と干渉しな
い位置にシート検知手段31が設けられている。該検知手
段31は支点32の回りに矢印方向に回動可能となってお
り、通常その自重により、ストッパ33に突き当ってい
る。35は検知素子であり、本実施例では光学検知素子を
採用している。このような構成をとることによりシート
Sの通過時においてはシート検知手段31はシートSの搬
送力により時計方向に回動され、検知素子35の検知域か
ら離れ、もってシートSの通過を検知することができ
る。
次に第3図に基づき、フラッパ29の切換えについて説
明する。
なお、フェースダウン排紙時を実線で、フェースアッ
プ排紙時を鎖線で示す。
上記フラッパ軸30上には、該軸30に対し回動可能なレ
バー36が設置されている。またフラッパ軸30にはピン37
が固定されている。更にフラッパ軸30にはねじりコイル
ばね39が巻き付けられており、その一端39aはピン37に
係合し、他の一端39bはレバー36の突起部36bの外周の一
縁に係合している。またこの突起部36bの外周の他縁に
は先のピン37が延ばされてきている。このような構成を
とることにより、レバー36は、ねじりコイルばね39の力
によりピン37に押しあてられ、もってフラップ軸30と一
体的に回動するようになっている。そして、この切換系
全体をフラッパ軸30の軸心回りに回動させるためのばね
38の一端がレバー36の一端36cに掛けられている。ばね3
8の他端は、この切換系に対しては不動体となっている
部分に引っ掛けられている。
第3図の実線時(フェースダウン時)下部トレイ22
と、この切換系は関係が断たれており、切換系はばね38
により回動力を受け、これはフラッパ29に伝えられ、第
2図に示したようなフラッパ実線位置を最終位置決め位
置としている。
一方フェースアップ排紙時、第3図に示すように、下
部トレイ22が鎖線の位置へ回動されると、該下部トレイ
22の一縁22bがレバー36の突起36aと係合する。これによ
り、レバー36をはじめとする切換系及びフラッパ29は反
時計方向に回動する。フェースアップ排紙時の最終位
置、すなわち下部トレイ22とレバー36の鎖線位置への到
達以前にフラッパ29は第2図で示す鎖線位置で停止す
る。従ってフラッパ軸30及びピン37も回動を停止する
が、レバー36は下部トレイ22により更に回動させられ
る。この時レバー36の突起36bはピン37を離れ、ねじり
コイルばね39を巻きあげるので、その力がばね端39aを
介し、ピン37、フラッパ軸30、フラッパ29へ伝えられ、
フラッパ29は鎖線位置で安定して停止することになる。
最終状態では下部トレイ22は鎖線位置で不図示のロック
部材により保持され、下部トレイ22及び切換系、フラッ
パ29はフェースアップ排紙状態を保つ。
なお、この状態からフェースダウン排紙状態への切換
えは、上述の説明と逆の経過を経るだけなので説明は省
略する。
本実施例では上述の説明より明らかなようにフラッパ
の切換機構はフェースダウンの方向に常時回動力を受け
るようになっている。これはプリンタ装置ではフェース
ダウンの態様で使用されることが多く、かつフェースア
ップでトラブルが生じた場合、下部トレイをフェースダ
ウンにすることにより素早くフラッパもフェースダウン
切換えにするためである。
フラッパ29の切換機構にこのような構成を実施したの
はフラッパの位置決めは極力精度よく行うことが重要で
あることによる。上述したように、定着器17を通過した
後のシートSはカール等の変形を生じていやすく、この
ようなシートSを安定的に排出するには、定着後の経路
が精度良く定められていることが重要で、そのためには
フラッパ27の位置決めはフラッパ自身で決められるよう
にするのが最も良い。更に言えばシートSの導入先端、
すなわちシートSの搬送方向における上流側でフラッパ
自身で位置決められるのが良い。
一方、切換え動作自身は利用者が最も理解しやすい方
法で行うのが良い。それにはトレイの向きにより行える
ようにした方法が最適である。ただしトレイ自身でフラ
ッパの位置決めを行おうとすると、構成部品の寸法誤
差、取付誤差が介在することになり、正確な位置決めが
行えなくなる。従って、フラッパの切換動作は排紙トレ
イを用いて行え、かつフラッパの最終位置決めはフラッ
パ自身で行えることが最も望ましく、本発明の実施例は
これに最適である。
さて、このように切換え、位置決めされるフラッパ29
は、フェースダウン排紙時、その縁部29bによりシート
Sをフェースダウン排紙部26へ導く(第2図参照)。縁
部29bはガイド部材20a,20bにより形成された湾曲案内部
20から下従動ローラ26bへ向けて延ばされており、直接
フェースダウン排紙部26へシートSを送り込む。
またフェースアップ排紙時も全く同様に、フラッパ29
の縁部29cがガイド部材20a,20bにより形成された湾曲案
内部20から上従動ローラ25bへ向けて延ばされており、
直接フェースアップ排紙部25へシートSを送り込む。
通常、シート搬送用のローラ対においては、駆動用ロ
ーラは、その表面がゴム等の摩擦係数の高い材質で形成
されており、シート先端が駆動用ローラにまず導かれる
と先端が折れ曲る等の問題が発生しやすい。従ってシー
ト先端は、まず摩擦係数の低い従動ローラ側へ導かれ、
その後ローラ対のニップ部へ導かれるのが望ましい。
ここで、本実施例のレーザービームプリンタMのシー
ト排出動作について説明する。
定着器17にてトナー像を定着されたシートSは、搬送
ローラ19に搬送されて湾曲案内部20に搬入され、該湾曲
案内部20にて定着器17を通過した際に生じたカールを矯
正される。そして、フェースアップ排紙の場合には、下
部トレイ22が下方に起立する退避位置に移動され、該下
部トレイ22の退避位置への移動に連動してフラッパ29が
シートSをフェースアップ排紙部25側に誘導するように
切換えられて、シートSはフェースアップ排紙部25から
画像面を上にして装置本体1の正面側Xの上部トレイ21
に排出される。また、フェースダウン排紙の場合には、
下部トレイ22が収容位置に移動され、該移動に連動して
フラッパ29がシートSをフェースダウン排紙部26側に誘
導するよう部に切換えられて、シートSはフェースダウ
ン排紙部26から画像面を下にむけて、フェースアップ排
紙のシートSと同様に装置本体1の正面側Xの下部トレ
イ22に排出・積載される。
なお、本実施例のように定着後の搬送経路をフェース
アップ排紙経路、フェースダウン排紙経路ともに極力短
くして、フラッパ29の回動支点30をはさんで略上下近傍
に両排紙部25,26を配置することにより、両排紙部25,26
に対し、全く同様に、フラッパ29(切換手段)自身によ
り、直ちに両排紙部25,26の従動ローラ側25b,26bへシー
トSを導くようにすることができるのである。また両排
紙部25,26の従動ローラ25b,26bを一つの支板27により支
えることが可能となる。更に、以上のような構成下で下
部トレイ22の回動にともなってフラッパ29を切換えられ
るようにしたので、操作も簡単でかつ、フラッパ29の位
置決めも正確に行うことができる。また、排紙部25,26
近傍に設けられるシート検知手段31は、無事にシートS
の排出が行われたかどうかを知るためのものであること
から、極力シート搬送方向下流側にあるのが望ましい。
そこでフラッパ29のシート導入側の移動軌跡内に検知手
段31を設けた実施例により、フェースアップ側もフェー
スダウン側も、一つの検知手段31のみで最下流に近い所
で排出の確認が行えることになる。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によっては、フェースア
ップ排出及びフェースダウン排出のいずれの場合もシー
トを装置正面に排出するので、装置の操作性を向上する
ことができる。その上、上部トレイは装置正面に起立姿
勢で配置されているので装置が小型化されると共に、シ
ートの排出状態の確認が容易であるし、シートの整合も
容易である。
また、切換手段の上流近傍位置に、シートを切換手段
に誘導し、且つ前記シートのカールを矯正するように湾
曲している湾曲経路を設けることによっては、定着部に
て定着されたシートを、フェースアップ排出及びフェー
スダウン排出のいずれの場合も湾曲経路を搬送して、全
ての排出シートの定着部で生じたカールを矯正すること
ができ、品質を向上することができると共にジャム発生
の防止をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るレーザービームプリンタ
の側面図、第2図はその排紙部を示す拡大した側面図、
第3図はそのフラッパ切換え機構を示す側面図、第4図
は従来のレーザービームプリンタの側面図、第5図はそ
の配置状態を示す斜視図である。 17……定着部(定着器)、20……湾曲経路(湾曲案内
部)、21……上部トレイ、22……下部トレイ、25……フ
ェースアップ排出(フェースアップ排紙部)、26……フ
ェースダウン排出(フェースダウン排紙部)、29……切
換え手段(フラッパ)、M……画像形成装置(レーザー
ビームプリンタ)、S……シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 530 G03G 15/00 530

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを画像面を上にして排出するフェー
    スアップ排出と、該シートを画像面を下にして排出する
    フェースダウン排出と、を備える画像形成装置におい
    て、 装置正面に起立姿勢で配置され、下方から排出されるシ
    ートを起立した状態で積載する上部トレイと、 前記装置正面の下方において、正面側に突出して配置さ
    れ、シートを横に寝かせた状態で、且つ前記上部トレイ
    とはシート面を逆にして積載する下部トレイと、 前記シートの排出方向を前記上部トレイと前記下部トレ
    イとに選択的に切換える切換手段と、を備えたこと、 を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記切換手段の上流近傍位置に、前記シー
    トを前記切換手段に誘導し、且つ前記シートのカールを
    矯正するように湾曲している湾曲経路を備えたこと、 を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP63099159A 1988-04-21 1988-04-21 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2595295B2 (ja)

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JPS62175345A (ja) * 1986-01-29 1987-08-01 Minolta Camera Co Ltd 再給紙装置

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