JP6039243B2 - 開閉部材のロック機構及びシート搬送装置 - Google Patents

開閉部材のロック機構及びシート搬送装置 Download PDF

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本発明は、開閉部材のロック機構及びこれを用いた電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置において原稿や転写紙等のシートの搬送を行うシート搬送装置に関する。
近年、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置やスキャナ装置においては、ユーザビリティの向上の観点から機内での紙詰まり(ジャム)の処理性の向上又は、装置内の清掃のため、シート搬送パスを構成する搬送ガイド板を開閉可能に配置する構成が求められている。すなわち、ジャム時に搬送ガイド板を開いて詰まったシートの除去を容易にするものである。このように搬送ガイド板を開閉可能とした場合には、ジャム処理後に開閉部材を確実に閉じ状態で保持するためのロック機構が必要となる。
そのため、従来技術においては開閉部材の片閉まりを防止するための技術として、例えば、 特許文献1では、画像形成装置のカバーに設けられた複数のフック部材を設けたロック機構が提案されている。そして、これら複数のフック部材のロックするタイミングをずらすことによって開閉部材の片閉まりを防止するものである。
具体的には、両端と中央部に合わせて3個のフック部材を有する把手部材において、中央に設けられたフック部材がロックするタイミングが両端部のフック部材よりも遅くなるように構成されている。そのため、開閉部材を閉じたときに中央部のフック部材がロックする位置まで閉じないかぎり両端部に設けられたフック部材がロックすることがない。このようにして開閉部材の端部だけが片閉まりすることを防止する構成となっている。
また、特許文献2では、開閉部材の両端部に複数のフック部材を軸部材に遊びをもって回動可能に設けることで、フック部材が係合部に係合する位置近傍において、所定の範囲で揺動自在となるようにした構成が提案されている。これにより、開閉部材の両端部に設けられたフック部材のロックのタイミングがずれた場合においても両端部のフック部材をロックすることが可能としている。
特開2000−098681号公報 特開2004−123317号公報
しかしながら従来の構成では、開閉部材を閉じ状態にする場合には、開閉部材を閉じる位置まで確実に押し付ける必要があった。例えば、装置内に存在する搬送ガイド板を開閉可能にした場合、開閉部材の内部にまた開閉部材を設けるような構成となる。この時、外側の開閉部材を閉じる動作で内部の開閉部材を確実に閉じる位置まで付勢する必要が生じる。
特に、ジャムシートを除去するためにシート搬送パスの内部を露出する場合には、搬送ローラ対の一方が、装置本体に設けられ、他方が開閉部材に設けられている。そして、開閉部材を開くことにより、搬送ローラ対の押圧が解除されて、シートの搬送路からジャムシートを取り除くことがきるようになっている。
このような場合、開閉部材を閉じるときには、搬送ローラ対のニップ圧よりも大きな力で開閉部材を閉じる必要があり、ユーザによる開閉部材の操作性を損なうという問題があった。
本発明は、このように、開閉部材を閉じる際に比較的大きな力を必要とする場合であっても操作性を損なうことなく確実に開閉部材のロックを行うことができる開閉部材のロック機構を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の開閉部材のロック機構は、本体と、前記本体に対して開閉可能な枠体と、前記枠体に保持され、前記枠体に対して開閉可能な開閉部材とを有する開閉部材のロック機構であって、前記開閉部材に設けられた係止部材と、前記枠体に設けられ、前記係止部材が係止するための被係止部材と、前記係止部材が当接可能な当接部と、を有し、前記係止部材は、前記係止部材が前記被係止部材と係止していない状態で前記体を閉じる際に前記当接部に当接する突当部を有し、前記突当部が前記当接部に当接した状態で前記枠体を閉じると前記開閉部材が押し上げられ、前記係止部材が前記被係止部材と係止し、前記突当部は、弾性を有することを特徴とする。
本発明の開閉部材のロック機構及びシート搬送装置によれば、係止部材が被係止部材と係止していない状態で枠体を閉じる際に、突当部が当接部に当接して開閉部材を押し上げ、係止部材が被係止部材に係止してロックされる。このため、搬送ローラ対のニップを形成する場合など開閉部材を閉じるのに大きな力を要する場合であってもユーザの操作性を損なうことなく確実に開閉部材のロックをすることができる。
また、開閉部材を押し上げて係止部材が被係止部材とロックするために、ロック後においては突当部が当接部と離間可能である。このため、ロック後においては開閉部材は当接部からの押圧の影響を受けないようにすることが可能となる。
本発明の実施形態であるスキャナ装置を示す斜視図である。図1(a)は、シート搬送ユニットが閉じた状態を示し、図1(b)はシート搬送ユニットを開いた状態を示す要部斜視図、図1(c)はシート搬送ユニットに対してさらに開閉自在に取り付けされた白色板と開閉部材を開いた状態を示している。 本発明の実施形態であるスキャナ装置の断面図である。 本発明の実施形態であるスキャナ装置のシート搬送ユニットに用いられる開閉部材を閉じた状態である。図3(a)は開閉部材が閉じた状態を示し、図3(b)は開閉部材が開いた状態を示したものである。 本発明の実施形態であるスキャナ装置に用いられるフック部材の開閉の動きを示す要部平面図である。図4(a)は、開放状態を示し、図4(b)は、閉じ始めを示し、図4(c)は、半閉まり状態を示し、図4(d)は、ロック開始状態を示し、図4(e)は、ロック状態を示している。 本発明の実施形態であるスキャナ装置に用いられるフック部材の他の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態のスキャナ装置を示す斜視図である。スキャナ装置1(本体、シート搬送装置)は、画像を読み取るべきシートを搬送するシート搬送ユニット2と画像読取ユニット3から構成されている。図1(a)はシート搬送ユニット2が閉じた状態を示し、図1(b)はシート搬送ユニット2を開いた状態を示す要部斜視図である。図1(c)はシート搬送ユニット2に対してさらに開閉自在に取り付けされた白色板22と開閉部材5を開いた状態を示している。また、図2はスキャナ装置1の構成を示す断面図である。
図1(b)に示すように、シート搬送ユニット2は、画像読取ユニット3に対して回動可能に取付けられている。スキャナ装置1には、画像読取ユニット3上にシートをセットして画像読取手段19を移動させながら画像を読み取る固定読み方式とシート搬送ユニット2を用いて多数枚のシートを一枚ずつ分離してシートを搬送しながら画像を読み取る流し読み方式がある。
固定読み方式では、画像読取ユニット3上に配置された原稿台ガラス21(ガラス板)上にシートをセットして、画像読取手段19を移動させながらシートの画像を読み取る方式である。この時、シート搬送ユニット2の下面に設けられた白色板22によってシートを押し付けることによって、シートに発生するシワ等の浮きを防止している。
白色板22は、シートを押し付けるため、スポンジ部材等の弾性部材(図示せず)を介して白色支持板23に取り付けられている。
一方、流し読み方式では、給送トレイ9上にシートを積載し、図2に示すピックアップローラ10によって積載されたシートをシート搬送ユニット2内に向けて搬送し、分離部11によって1枚ずつに分離する。シート搬送ユニット2内に搬送されたシートは引抜ローラ12によって分離部11から引き抜かれ、停止した状態のレジストローラ13にシート先端を突き当てて撓みを形成し斜行を矯正する。
斜行が矯正されたシートは、屈曲パスを通過して搬送ローラ14によって流し読み用の流読ガラス20に供給されプラテンローラ15によって流読ガラス20上を搬送されて画像読取手段19によってシートの画像が読取られる。画像読取手段19を通過したシートは搬送ローラ16(第1の搬送ローラ)によって排出トレイ18方向に搬送され、排出ローラ17によって排出トレイ18上に排出される。
図1(c)に示すようにシート搬送ユニット2内でジャムが発生した際にシートを傷付けずに取り除くために搬送ローラ16から排出ローラ17にかけての搬送パスの一部を開放可能に構成されている。
<ロック機構の構成>
次に、開閉部材5のロック機構について説明する。
図3は開閉部材5の構成を示す側面図である。開閉部材5は、シート搬送ユニット2に開閉可能に設けられている。図3(a)は開閉部材5が閉じた状態を示し、図3(b)は開閉部材5が開いた状態を示したものである。
これらの図に示すように、開閉部材5はシート搬送ユニット2の枠体4に回転軸5aを中心に回転自在となるように取り付けられている。開閉部材5には、開閉部材5に対して回転軸6bを中心に回転可能となるように取り付けられたフック部材6(係止部材)が開閉部材5の前奥方向の端部に2個取り付けられている。
フック部材6は、図示されていない弾性部材によって、フック部材6がロック(係止)する方向に回転するように付勢力が付与されている。枠体4にはフック部材6と係合する係合軸7(被係止部材)が枠体の前奥方向に2個取り付けられている。図3では、奥側のフック部材6は不可視となっている。開閉部材5には搬送ローラ16と対向する搬送ローラ16a(第2の搬送ローラ)が保持されておりフック部材6が係合軸7に係合し、ロック状態となった時に搬送ローラ16、搬送ローラ16aの搬送力が発生する構成となっている。そしてシートが搬送されてくると搬送ローラ16、16aがシートを挟持して搬送する。
また、フック部材6には、白色板22に当接可能な干渉部6a(突当部)が設けられておりシート搬送ユニット2を閉じた場合に、原稿台ガラス21(当接部)上の白色板22(当接部)に突き当たることでフック部材6を回転させる力を与える。なお、干渉部6aを白色板22ではなく、直接、原稿台ガラス21に突き当てるようにしても良い。
シートがシート搬送ユニット2内の下方の搬送パス内でジャムした場合には、まずシート搬送ユニット2を画像読取ユニット3に対して開状態に回動させる(図1(b))。そして、シート搬送ユニット2の枠体4に対して開閉部材5を回動させて開き、搬送ローラ16から搬送ローラ16aを離間させることによってシート搬送ユニット2内に詰まったシートを取り出すことが可能となっている(図1(c))。
ジャムしたシートを処理した後には開閉部材5を閉じ、フック部材6が係合軸7と係合してロック状態(図3(a))になった後に、シート搬送ユニット2を画像読取ユニット3に対して閉じる操作を行う必要がある。しかし、開閉部材5の閉め忘れ、または半閉まり、片閉まり等の状態でシート搬送ユニット2を閉じる操作を行ってしまうことも想定される。搬送ローラ16aを保持した開閉部材5が閉じ状態で確実にロックされていない状態のままシートの搬送を行った場合、搬送力が不安定となりシートの斜行やスキャン画像の劣化を招く恐れがある。そのため、開閉部材5が開いた状態でシート搬送ユニット2を閉じた場合でも確実に開閉部材5を閉じる必要がある。
また、スキャナ装置1においては、シート搬送ユニット2の開閉動作の操作力または、シート搬送ユニット2の画像読取ユニット3に対する着地性の確保のために、シート搬送ユニット2は画像読取ユニット3に対してシート搬送ユニット2に複数設けられた突き当て部が画像読取ユニット3に接触するように設定されている。
なお、突き当て部以外のシート搬送ユニット2の下面はシートの搬送のため画像読取ユニット3に対して所定のクリアランスが得られるように保持されている。そのため、シート搬送ユニット2の下面に設けられた開閉部材5は閉じた状態において、画像読取ユニット3に対して所定のクリアランスを確保しなければならない。
<開閉部材の開閉動作>
図4は、開閉部材5が開いた状態のままシート搬送ユニット2が閉められた場合の開閉部材5とフック部材6の開閉の様子を示す図である。
図4(a)は、図1(b)のようにシート搬送ユニット2が開いて開閉部材5が開放状態を示している。図4(b)、図4(c)は、シート搬送ユニット2が閉め終わりの状態に近づいて開閉部材5が開放状態から閉状態に近づいて行く過程を示しており、図4(b)は、開閉部材5が閉じ初めの状態を示し、図4(c)はフック部材6が係合軸7に対して半閉まり状態となった状態を示している。図4(d)はさらにシート搬送ユニット2が閉じられて開閉部材5に設けられたフック部材6がロックを開始した状態を示しており、図4(e)は、さらにシート搬送ユニット2が閉じられてフック部材6の完全に係合軸7にロックした状態を示している。
図4(a)に示すように、フック部材6が係合軸7に係止していない開放状態においては開閉部材5は重力によって下方に回動し、白色板22に当接することで位置が決まっている。この状態からシート搬送ユニット2を閉じていくとシート搬送ユニット2と白色板22が近づき、開閉部材5もそれにならってシート搬送ユニット2に固定された係合軸7に近づいていく。
図4(b)に示すように、フック部材6のフック部先端には傾斜面6cが形成されており、シート搬送ユニット2を閉じていくと、前記傾斜面6cに係合軸7が当接して押圧していく。この押圧により、係合軸7に対してフック部材6の傾斜面6cが滑り、フック部材6が時計回りに回転する。そして、フック部材6が時計回りに回転することによって、フック部材6に設けられた干渉部6aが白色板22に当接する。このとき白色板22は下面が原稿台ガラス21上に支持されているため、該当接部が支点となって開閉部材5を上方に押し上げる力が作用し、開閉部材5が白色板22に対して上方に押し上げられる。すなわち、係合軸7が傾斜面6cを押圧して、この接触点が力点、干渉部6aの白色板22との接触点が支点、回転軸6bが作用点となり、回転軸6bから開閉部材5を上方に持ち上げる力が伝達される。そして、開閉部材5が持ち上がることによってフック部材6の回転軸6bが持ち上がり、図4(c)に示すようにフック部材6がより時計回りに回転し、開閉部材5がさらに持ち上がる。
上記のようにして開閉部材5が持ち上がり、図4(d)に示すようにフック部材6のフック部先端が係合軸7の中央部を超える位置まで持ち上げられると、フック部材6にロック方向の付勢をしている弾性部材(不図示)の力によりフック部材6がロック方向である反時計回りに回転することによって開閉部材5が図4(e)に示す閉状態となる。このとき、干渉部6aの先端は白色板22の表面から離間する。
なお、フック部材6の傾斜面6cが係合軸7から当接により受ける力とフック部材6の干渉部6aが白色板22から当接により受ける力は互いにフック部材6を反対方向に回転させる力である。このため、フック部材6の干渉部6aの突出量はフックの回転量に応じて調整する必要がある。
すなわち、干渉部6aの突出量が多すぎるとフック部材6の傾斜面6cが係合軸7に接触したときにストップしてしまい、それ以上、開閉部材5が閉じないことになる。
一方、干渉部6aの突出量が少なすぎると開閉部材5を持ち上げる十分な力を回転軸6bに与えることができない。このため、干渉部6aの突出量は、開閉部材5を持ち上げることができ、かつ、フック部材6の傾斜面6cが係合軸7を滑り、フック部材6と係合軸7が係合できるように調整する必要がある。
上記のように、フック部材6がロックしていない状態でシート搬送ユニット2を閉じると、フック部材6の干渉部6aが原稿台ガラス21に支持された白色板22に当接して開閉部材5が押し上げられ、フック部材6が係合軸7に係止してロックされる。このため、ユーザの操作性を損なうことなく確実に開閉部材5のロックをすることができる。また、開閉部材5を押し上げてフック部材6が係合軸7に係止するために、ロック後においては干渉部6aが原稿台ガラスや白色板と離間可能である。このため、ロック後においては開閉部材5は画像読取ユニット3に対して所定のクリアランスが確保される。
<フック部材の他の構成例>
スキャナ装置1においては、シート搬送ユニット2はヒンジによって画像読取ユニット3に固定されており、ヒンジは画像読取ユニット3に対するシート搬送ユニット2の高さを調整する構成を有する場合がある。
図5は、このような場合に適合したフック部材61の構成及びフック部材61が設けられた開閉部材5を示す図である。
同図に示すように、フック部材61の干渉部61aに弾性を設けることによって、フックの回転による力をフック部材61の干渉部61aの弾性で吸収しながら開閉部材5を所定の位置まで持ち上げることが可能となる。フック部材61に対して干渉部61aが所定の範囲で撓みを発生させることで、フック部材61の回転範囲を広げることができる。
また、干渉部61aの撓み解消の復元力によってフック部材61の回転軸6bが持ち上げられ、開閉部材5をフック部材61のロック開始位置まで移動させることができ、また、フック部材61のロック方向への回転を補助することによってフック部材61のロックをより確実に行えるようになる。
さらに、弾性によってフック部材61が回転して係合軸7に係止するので上述した干渉部6aの突出量の調整ほど、厳格にする必要がなくなる。
また、上述の実施形態では、フック部材6、61の干渉部6a、61aは、シート搬送ユニット2の下面に配置された白色板22に干渉するように構成した。この場合には、シート搬送ユニット2を閉じる動作、及び、白色板22を閉じる動作によって開閉部材5が閉じて、この状態でロックする構成とすることができる。
なお、フック部材6、61の干渉部6a、61aが白色板22に干渉するのではなく、直接、原稿台ガラス21に干渉するようにしても良い。この場合には、シート搬送ユニット2を閉じる動作によって開閉部材5が閉じて、この状態でロック可能である。そして、ロックした後においては、干渉部が原稿台ガラス21から離間するため、フック部材が原稿台ガラス21から押圧されることなく、搬送パス間や搬送ローラのニップ力が安定して保持される。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において原稿や転写紙等のシートの搬送を行うシート搬送装置に利用することができる。
1・・・スキャナ装置
2・・・シート搬送ユニット
3・・・画像読取ユニット
4・・・枠体
5・・・開閉部材
6・・・フック部材
6a・・干渉部
6b・・回転軸
6c・・傾斜面
7・・・係合軸
16・・搬送ローラ
16a・搬送ローラ
20・・流読ガラス
21・・原稿台ガラス
22・・白色板
61・・フック部材
61a・干渉部

Claims (9)

  1. 本体と、前記本体に対して開閉可能な枠体と、前記枠体に保持され、前記枠体に対して開閉可能な開閉部材とを有する開閉部材のロック機構であって、
    前記開閉部材に設けられた係止部材と、
    前記枠体に設けられ、前記係止部材が係止するための被係止部材と、
    前記係止部材が当接可能な当接部と、を有し、
    前記係止部材は、前記係止部材が前記被係止部材と係止していない状態で前記枠体を閉じる際に前記当接部に当接する突当部を有し、
    前記突当部が前記当接部に当接した状態で前記枠体を閉じると前記開閉部材が押し上げられ、前記係止部材が前記被係止部材と係止し、
    前記突当部は、弾性を有することを特徴とする開閉部材のロック機構。
  2. 前記突当部は、前記係止部材が前記被係止部材に係止した状態にあっては前記当接部に当接しないことを特徴とする請求項1に記載の開閉部材のロック機構。
  3. 前記係止部材は、回転軸を中心として回動可能であって前記被係止部材に係止する方向に付勢力が付与されており、前記開閉部材が押し上げられた後に前記付勢力により前記係止部材が前記被係止部材に係止する方向に回転して前記突当部が前記当接部から離間することを特徴とする請求項2に記載の開閉部材のロック機構。
  4. シートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記シート搬送装置の本体に対して開閉可能な枠体と、
    前記枠体に設けられ、前記シートを搬送するための第1の搬送ローラと、
    前記枠体に保持され、前記枠体に対して開閉可能な開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられ、前記開閉部材が閉じられた場合に前記第1の搬送ローラとの間で前記シートを挟持して搬送するための第2の搬送ローラと、
    前記開閉部材に設けられた係止部材と、
    前記枠体に設けられ、前記係止部材が係止するための被係止部材と、
    前記係止部材が当接可能な当接部と、を有し、
    前記係止部材は、前記係止部材が前記被係止部材と係止していない状態で前記枠体を閉じる際に前記当接部に当接する突当部を有し、
    前記突当部が前記当接部に当接した状態で前記枠体を閉じると前記開閉部材が押し上げられ、前記係止部材が前記被係止部材と係止し、
    前記突当部は、弾性を有することを特徴とするシート搬送装置。
  5. シートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記シート搬送装置の本体に対して開閉可能な枠体と、
    前記枠体に設けられ、前記シートを搬送するための第1の搬送ローラと、
    前記枠体に保持され、前記枠体に対して開閉可能な開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられ、前記開閉部材が閉じられた場合に前記第1の搬送ローラとの間で前記シートを挟持して搬送するための第2の搬送ローラと、
    前記開閉部材に設けられた係止部材と、
    前記枠体に設けられ、前記係止部材が係止するための被係止部材と、
    前記係止部材が当接可能な当接部と、を有し、
    前記係止部材は、前記係止部材が前記被係止部材と係止していない状態で前記枠体を閉じる際に前記当接部に当接する突当部を有し、
    前記突当部が前記当接部に当接した状態で前記枠体を閉じると前記開閉部材が押し上げられ、前記係止部材が前記被係止部材と係止し、
    前記当接部は、前記本体に設けられた、前記シートを載せるためのガラス板であることを特徴とするシート搬送装置。
  6. シートを搬送するシート搬送装置であって、
    前記シート搬送装置の本体に対して開閉可能な枠体と、
    前記枠体に設けられ、前記シートを搬送するための第1の搬送ローラと、
    前記枠体に保持され、前記枠体に対して開閉可能な開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられ、前記開閉部材が閉じられた場合に前記第1の搬送ローラとの間で前記シートを挟持して搬送するための第2の搬送ローラと、
    前記開閉部材に設けられた係止部材と、
    前記枠体に設けられ、前記係止部材が係止するための被係止部材と、
    前記係止部材が当接可能な当接部と、を有し、
    前記係止部材は、前記係止部材が前記被係止部材と係止していない状態で前記枠体を閉じる際に前記当接部に当接する突当部を有し、
    前記突当部が前記当接部に当接した状態で前記枠体を閉じると前記開閉部材が押し上げられ、前記係止部材が前記被係止部材と係止し、
    前記当接部は、前記枠体に開閉可能に設けられた白色板であることを特徴とするシート搬送装置。
  7. 前記突当部は、前記係止部材が前記被係止部材に係止した状態にあっては前記当接部に当接しないことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記係止部材は、回転軸を中心として回動可能であって前記被係止部材に係止する方向に付勢力が付与されており、前記開閉部材が押し上げられた後に前記付勢力により前記係止部材が前記被係止部材に係止する方向に回転して前記突当部が前記当接部から離間することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記シート搬送装置の本体は、シートの画像を読取る画像読取ユニットであることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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