JP3660859B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成機における画像形成機本体に装着された原稿搬送装置、更に詳しくは、画像形成機本体にヒンジ手段を介して開閉自在に装着された原稿搬送装置であって、原稿搬送路における画像読取位置を挟んで上流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている上流側搬送ローラ対と、下流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている下流側搬送ローラ対とを備えた原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成機、例えば静電複写機には原稿搬送装置が備えられている。原稿搬送装置は、複写機本体にヒンジ手段を介して開閉自在に装着されている。比較的簡易形の原稿搬送装置の一つの典型例は、ピックアップローラと、ピックアップローラの下流側に配置された分離ローラ対と、分離ローラ対の下流側に配置されたレジストローラ対と、レジストローラ対の下流側に配置された排出ローラ対とを備えている。ピックアップローラ、分離ローラ対、レジストローラ対及び排出ローラ対は、原稿搬送装置の原稿搬送路に沿って上流から下流に向かってその順序で配置されている。分離ローラ対は被駆動ローラ(給紙ローラ)と、分離コロとから構成されている。分離ローラ対の分離コロは、トルクリミッタを介して電動モータを含む駆動手段に駆動連結されており、ピックアップローラから原稿が重送された場合にのみ、2枚目以降の原稿の重送を防止するために反転トルクが付与されるよう構成されている。レジストローラ対及び排出ローラ対は、それぞれ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている。ピックアップローラは分離ローラ対の被駆動ローラに歯付きベルトを介して駆動連結されており、分離ローラ対の被駆動ローラに連動させられるよう構成されている。原稿搬送路における、分離ローラ対の直下流位置には給紙センサが配設されている。
【0003】
原稿搬送路の上流端の延長上には原稿給紙テーブルが配設され、原稿搬送路の下流端の延長上には原稿排出トレイが配設されている。原稿排出トレイは原稿給紙テーブルの鉛直下方に配置されている。原稿搬送装置の原稿搬送路の一部領域は、複写機本体の上面の一部領域と協働して形成されると共に画像読取位置を規定している。レジストローラ対は画像読取位置の上流側に配置され、排出ローラ対は画像読取位置の下流側に配置されている。原稿搬送路は分離ローラ対から画像読取位置に至る間においてほぼ反転するよう湾曲されている。
【0004】
原稿搬送装置は主枠体を備え、主枠体には開閉カバー体が旋回軸を旋回中心として開閉自在に支持されている。ピックアップローラ、及び分離ローラ対の被駆動ローラは、開閉カバー体に各々の支持軸を介してそれぞれ回転自在に支持されている。分離コロは主枠体に配設された一対の支持壁間に支持軸を介して回転自在に支持されている。レジストローラ対及び排出ローラ対の各々の被駆動ローラ及び従動ローラは主枠体に配設された前壁及び後壁間にそれぞれ支持軸を介して回転自在に支持されている。開閉カバー体が閉じられた状態においては、分離ローラ対の被駆動ローラが分離コロに圧接され、開閉カバー体が開かれた状態においては、分離ローラ対の被駆動ローラが分離コロから上方に離隔させられ、原稿搬送路の上方が開放される。
【0005】
原稿給紙テーブルに例えば複数枚からなる1セットの原稿がセットされ、複写機本体に備えられたコピー開始キーがONされると、原稿給紙テーブル上にセットされた原稿は、上記各ローラによって1枚づつ順次原稿搬送路を通して搬送され、原稿排出トレイ上に全数が排出される。原稿搬送装置によって1枚づつ搬送される原稿の画像は、画像読取位置を通過する過程において、複写機本体に配設された画像読取手段によって読み取られ、記憶装置により画像情報として記憶される。記憶装置により記憶された画像情報は、原稿搬送装置の上記搬送動作に並行して行なわれる、複写機本体の画像形成手段の作動により、用紙に転写・定着され、原稿の画像のコピーが行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記原稿搬送装置において、ピックアップローラあるいは分離ローラ対等においてジャムが発生した場合には、開閉カバー体を開くことにより、分離ローラ対の被駆動ローラを分離コロから上方に離隔させて原稿搬送路の上方を開放することができるので、原稿搬送路の上方から容易にジャム処理を容易かつ迅速に遂行することができる。一方、レジストローラ対あるいは排出ローラ対においてジャムが発生した場合には、原稿は、従動ローラが被駆動ローラに圧接されているレジストローラ対又は排出ローラ対にニップされた状態となるので、開閉カバー体を開いた上で、次のようにしてジャム処理が行なわれていた。
(1)そのまま、原稿の先端又は後端のいずれかを引き抜く。
(2)ジャム処理ハンドルを設けてこのハンドルを手動により回転させることにより原稿をレジストローラ対のニップ部から送り出す。
(3)レジストローラ対における被駆動ローラに圧接されている従動ローラをレバー等を利用して被駆動ローラから離隔してニップを解消した上で、原稿の先端又は後端のいずれかを引き抜く。
上記(1)においては、ジャム処理が比較的困難で、原稿を破損するおそれが高く、時間を要する、との問題を有している。原稿の破損を防止するためには、一般的に、ワンウェイクラッチを使用してローラの負荷を軽くする手段が設けられるが、ワンウェイクラッチを設けることに起因してコストアップとなる。
上記(2)及び(3)においては、ジャム処理が比較的困難で時間を要する、との問題を有している。
【0007】
上記した技術的課題は、複写機本体にヒンジ手段を介して開閉自在に装着された原稿搬送装置のうち、更に高性能である原稿搬送装置、具体的には、原稿搬送路に沿って配置された、ピックアップローラ、分離ローラ対、レジストローラ対を備え、更にレジストローラ対の下流側に配置された搬送ローラ対、搬送ローラ対の下流側における原稿搬送路に設けられかつ画像読取位置の上流側に配置された上流側搬送ローラ対、画像読取位置の下流側に配置された下流側搬送ローラ対及び下流側搬送ローラ対の下流側に配置された排出ローラ対等を備えている、原稿搬送装置においても同様に存在する。すなわち、更に広く言えば、上記した技術的課題は、画像形成機本体にヒンジ手段を介して開閉自在に装着された原稿搬送装置であって、原稿搬送路における画像読取位置を挟んで上流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている上流側搬送ローラ対と、下流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている少なくとも一対の下流側搬送ローラ対とを備えた原稿搬送装置において、共通に存在するものである。そして、上記「上流側搬送ローラ対」とは、レジストローラ対により構成される場合と、レジストローラ対以外の搬送ローラ対により構成される場合とがあり、また、上記「少なくとも一対の下流側搬送ローラ対」とは、排出ローラ対のみにより構成される場合と、搬送ローラ対及び排出ローラ対により構成される場合とがある。
【0008】
本発明の目的は、画像読取位置を挟んで上流側に配設された上流側搬送ローラ対あるいは下流側に配設された少なくとも一対の下流側搬送ローラ対において発生したジャムの処理を、原稿を破損することなく容易かつ迅速に遂行することを可能にする、新規な原稿搬送装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、画像形成機本体にヒンジ手段を介して画像形成機本体の上面を覆う閉位置と画像形成機本体の上面を開放する開位置との間を旋回自在に装着された原稿搬送装置であって、原稿搬送路における画像読取位置を挟んで上流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている上流側搬送ローラ対と、下流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている少なくとも一対の下流側搬送ローラ対とを備えた原稿搬送装置において、
主枠体と、主枠体に閉位置と開位置との間を旋回軸まわりに旋回可能に装着された補助枠体とを備え、該被駆動ローラの各々は主枠体に装着され、該従動ローラの各々は補助枠体に装着され、補助枠体を閉位置に位置付けると、該従動ローラの各々は対応する該被駆動ローラに圧接され、原稿搬送装置が画像形成機本体の上面を覆う閉位置に位置付けられた状態で、補助枠体は閉位置に位置付けられており、原稿搬送装置を画像形成機本体の上面を開放する開位置に位置付け、次いで、補助枠体を閉位置から開位置に下方に向って旋回させると、該従動ローラの各々が対応する該被駆動ローラに対し下方に離隔されて原稿搬送路の下方が開放される、
ことを特徴とする原稿搬送装置が提供される。
【0010】
旋回軸は前後方向に水平に延在するよう配置されている、ことが好ましい。
旋回軸は左右方向に水平に延在するよう配置されている、ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された原稿搬送装置の好適実施形態を添付図面を参照して更に詳細に説明する。図1を参照して、その一部のみを示す複写機100は、直方体状の複写機本体102を備えている。複写機本体102の上面には本発明による原稿搬送装置10が装着されている。原稿搬送装置10は、複写機本体102の後端部にヒンジ手段を介して開閉自在に装着されている。更に具体的に説明すると、原稿搬送装置10は、複写機本体102の後端部にヒンジ手段を介して複写機本体102の上面を覆う閉位置と複写機本体102の上面を開放する開位置との間を旋回自在に装着されている。ヒンジ手段は、原稿搬送装置10の後端部に、原稿搬送装置10を正面から見て左右方向に間隔をおいて装着された一対のヒンジ体11から構成され、ヒンジ体11の各々は装着用の脚部11aを備えている。一方、複写機本体102の後端部には、ヒンジ体11の各々に対応して、一対の脚部挿入用孔103が、複写機本体102を正面から見て左右方向に間隔をおいて配設されている。原稿搬送装置10は、ヒンジ体11の各々の脚部11aが複写機本体102の、対応する脚部挿入用孔103に離脱自在に挿入されることによって複写機本体102に装着される。複写機本体102内に配設される、画像形成手段、画像読取装置、その他の各種機器類、装置類それら自体は周知の構成を利用することでよく、また本発明の特徴をなすものではないので、その説明は省略する。
【0012】
図1及び図2を参照して、原稿搬送装置10は、ピックアップローラ20と、ピックアップローラ20の下流側に配置された一対の分離ローラ対30と、分離ローラ対30の下流側に配置されたレジストローラ対40と、レジストローラ対40の下流側に配置された排出ローラ対50とを備えている。ピックアップローラ20、分離ローラ対30、レジストローラ対40及び排出ローラ対50は、原稿搬送装置10の原稿搬送路12に沿って上流から下流に向かってその順序で配置されている。原稿搬送路12の上流端の延長上には原稿給紙テーブル13が配設され、原稿搬送路12の下流端の延長上には原稿排出トレイ14が配設されている。原稿排出トレイ14は原稿給紙テーブル13の鉛直下方に配置されている。原稿搬送路12の一部領域は、複写機本体102の上面の一部領域と協働して形成されると共に画像読取位置Pを規定している。画像読取位置Pの上流側にはレジストローラ対40が配置され、画像読取位置Pの下流側には排出ローラ対50が配置されている。原稿搬送路12は分離ローラ対20から画像読取位置Pに至る間においてほぼ反転するよう湾曲されている。
【0013】
分離ローラ対30は被駆動ローラ(給紙ローラ)30aと、分離コロ30bとから構成されている。分離コロ30bは、図示しないトルクリミッタを介して電動モータからなる給紙モータを含む図示しない給紙駆動手段に駆動連結されており、ピックアップローラ20から原稿が重送された場合にのみ、2枚目以降の原稿の重送を防止するために反転トルクが付与されるよう構成されている。ピックアップローラ20は分離ローラ対30の被駆動ローラ30aに図示しない歯付きプーリ及び歯付きベルトを介して駆動連結されており、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aに連動させられるよう構成されている。レジストローラ対40は被駆動ローラ40aと従動ローラ40bとから構成されている。排出ローラ対50は被駆動ローラ50aと従動ローラ50bとから構成されている。
【0014】
原稿搬送装置10は主枠体10A(図4及び図5参照)を備え、主枠体10Aには、原稿搬送装置10の前後方向(図1及び図2において表裏方向)に間隔をおいて前側板60及び後側板62が備えられている(図2においては前側板60のみが示されているが、図4においては両方示されている)。前側板60及び後側板62間には、開閉カバー体15が旋回軸15aを旋回中心として開閉自在に支持されている。旋回軸15aは、前側板60及び後側板62の左端部における下端部から相互に接近する方向に突出するよう、前側板60及び後側板62に取り付けられている。旋回軸15aの各々は同軸上に位置付けられている。開閉カバー体15の、上記前後方向の両端にはフランジ部が形成され、該フランジ部の各々が対応する旋回軸15aに旋回自在に支持される。ピックアップローラ20、及び分離ローラ対30の被駆動ローラ30aは、開閉カバー体15に各々の支持軸を介してそれぞれ回転自在に支持されている。分離コロ30bは、原稿搬送装置10の主枠体10Aに配設された図示しない一対の支持壁間にそれぞれ支持軸を介して回転自在に支持されている。開閉カバー体15が閉じられた状態(図2に示されている状態)においては、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aが分離コロ30bに圧接され、開閉カバー体15が開かれた状態(図示せず)においては、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aが分離コロ30bから上方に離隔させられ、原稿搬送路12の上方が開放される。
【0015】
原稿搬送装置10の主枠体10Aに備えられた前側板60及び後側板62間には、補助枠体70が旋回軸71を旋回中心として開閉自在に支持されている。旋回軸71は、前側板60及び後側板62の右端部における下端部から相互に接近する方向に突出するよう、前側板60及び後側板62に取り付けられている。すなわち、旋回軸71の各々は、前後方向に水平に延在するよう同軸上に配置されている。補助枠体70は、上記前後方向に延在する本体部72と、本体部72における前後方向の両端に形成された前側板74及び後側板76とを備えている(図2においては前側板74のみが示されているが、図4においては両方示されている)。前側板74及び後側板76の各々の右端部、したがって補助枠体70の右端部が対応する旋回軸71に旋回自在に支持される。
【0016】
レジストローラ対40及び排出ローラ対50の被駆動ローラ40a及び50aは、主枠体10Aに備えられた前側板60及び後側板62間にそれぞれ支持軸を介して回転自在に支持されている。一方、レジストローラ対40及び排出ローラ対50の従動ローラ40b及び50bは、補助枠体70の前側板74及び後側板76間にそれぞれ支持軸を介して回転自在に支持されている。補助枠体70が図2に示す閉位置に位置付けられると、レジストローラ対40の従動ローラ40bはレジストローラ対40の被駆動ローラ40aに斜め下方から圧接され、排出ローラ対50の従動ローラ50bは排出ローラ対50の従動ローラ50bに下方から圧接される。なお、補助枠体70の閉位置は、補助枠体70の左端部と、原稿搬送装置10の主枠体10Aとの間に設けられた図示しないロック手段により解除自在にロックされることにより保持される。ロック手段は、例えば、主枠体10Aに設けられた係止爪と、補助枠体70に設けられたフックと、フックを係止爪と係止する方向に常時付勢するばね部材と、フックの、係止爪に対する係止を解除する係止解除レバー手段等から構成することができる。一方、補助枠体70が図2に示す閉位置から図3に示す開位置に下方に向かって旋回させられると、レジストローラ対40の従動ローラ40bはレジストローラ対40の被駆動ローラ40aに対し下方に離隔され、排出ローラ対50の従動ローラ50bは排出ローラ対50の被駆動ローラ50aに対し下方に離隔されて原稿搬送路12の下方が開放される。
【0017】
ピックアップローラ20の鉛直方向下方位置にはセット原稿押さえ板16が配設されている。セット原稿押さえ板16は、図示しない給紙ソレノイドにより図2において実線で示す示す非作用位置と、原稿給紙テーブル13上にセットされた原稿の先端部をピックアップローラ20に向けて押圧する作用位置(図2において2点鎖線で示す位置)とに選択的に位置付けられ又は強制されるよう構成されている。ピックアップローラ20の直下流位置には、原稿給紙テーブル13にセットされる原稿先端位置を規定する原稿ストップ壁17が配設されている。分離ローラ対30の下流側には原稿の先端あるいは後端を検出することができる給紙センサSが配設されている。給紙センサSは、原稿の先端を検出するためのセンサとして、あるいはまた、分離ローラ対30のニップ部を抜け出た原稿の後端を検出するセンサとして、それぞれ機能することができる。給紙センサSは光学式反射型センサから構成されている。分離ローラ対30の被駆動ローラ30aは、その支持軸を介して上記給紙駆動手段に駆動連結され、またレジストローラ対40及び排出ローラ対50の被駆動ローラ40a及び50aは、それぞれ支持軸を介して、電動モータからなる搬送モータを含む図示しない搬送駆動手段に駆動連結されている。
【0018】
複写機本体102の上面の比較的広い領域にはガラス板104が水平に延在するよう配設され、原稿搬送装置10の、ガラス板104と対応する領域には原稿押さえ板19が配設されている。例えば本等の原稿の画像を読み取る場合には、原稿搬送装置10を開いて原稿面がガラス板104に当接される。この場合、画像読取装置の光学系が移動して原稿における画像の読み取りが行なわれる。原稿搬送路12の画像読取位置Pには水平上面を有するガラス板106と、ガラス板106に対し所定の隙間をおいて対向するよう配置されたガイド部材64とが備えられている。ガラス板106は、複写機本体102の左端部における画像読取位置Pにおいて、一定の幅で複写機本体102の前後方向に延在するよう配置されている。またガイド部材64は、原稿搬送装置10の、ガラス板106に対応した位置において原稿搬送装置10の前後方向に延在するよう、原稿搬送装置10の主枠体10Aに装着されている。ガイド部材64の水平下面とガラス板106の水平上面の間には所定の隙間が形成される。ガラス板106の上面は原稿搬送路12の画像読取位置Pにおける下面を規定し、ガイド部材64の下面は原稿搬送路12の画像読取位置Pにおける上面を規定する。したがって、原稿搬送路12の一部領域は、複写機本体102の上面の一部領域(上記ガラス板104が配設された領域以外の他の一部領域)と協働して形成されると共に画像読取位置Pを規定している。ガラス板106とガイド部材64との間の上記所定の隙間は、少なくとも所定範囲内の厚さを有する原稿が、画像読取位置Pをほぼ水平な姿勢に保持されて通過することができるように規定されている。画像読取位置Pとレジストローラ対40との間における原稿搬送路12の上面は、ガイド部材64の上流側下面64aにより規定され、これに対応する原稿搬送路12の下面は、補助枠体70に配設されたガイド板70aにより規定されている。また、画像読取位置Pと排出ローラ対50との間における原稿搬送路12の上面は、ガイド部材64の下流側下面64b及びその下流側に位置するよう主枠体10Aに配設されたガイド板65により規定され、これらに対応する原稿搬送路12の下面は、複写機本体102のガラス板106の下流側端部を支持する支持枠部材107の上面及びその下流側に位置するよう、補助枠体70に配設されたガイド板70bにより規定されている。なお、補助枠体70の本体部72には、補助枠体70開閉時にガイド部材64等と干渉しないように、図示しない切欠き部が適宜に形成されている。
【0019】
図示の実施形態による原稿搬送装置10は以上のように構成されており、以下、原稿搬送装置10の作用及び効果について、図2及び図3を参照して説明する。なお、開閉カバー体15及び補助枠体70は図2に示す閉位置に位置付けられている。原稿給紙テーブル13上に原稿がセットされ、複写機本体102に設けられた図示しないコピー開始キーがONされると、図示しないソレノイドによりセット原稿押さえ部材16が図2において2点鎖線で示す作用位置に向けて強制される。原稿給紙テーブル13上にセットされた原稿は所定の圧力でピックアップローラ20に押し付けられる。図示しない給紙駆動手段の作動により、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aが回転駆動されるので、ピックアップローラ20も同時に連動させられる。原稿給紙テーブル13上にセットされた原稿は、ピックアップローラ20によって上面側から通常複数枚、分離ローラ対30に送られる。分離ローラ対30に送られた複数枚の原稿は、分離ローラ対30により最上部の1枚のみが分離されてレジストローラ対40に向けて搬送される。原稿の先端が給紙センサSによって検出されてから所定量だけ搬送された後、給紙駆動手段の作動停止により、分離ローラ対30の被駆動ローラ30a及びピックアップローラ20の回転駆動が停止させられ、一次給紙が終了する。原稿は、その先端がレジストローラ対40のニップ部に押圧されかつ先端部にたわみが形成された状態で停止させられる。
【0020】
上記のとおりにして一次給紙が終了してから所定時間経過後、図示しない搬送駆動手段の作動により、レジストローラ対40の被駆動ローラ44a及排出ローラ対50の被駆動ローラ50aが回転駆動される。原稿は、先ず、レジストローラ対40により画像読取位置Pに向けて搬送させられ、二次給紙が開始される。二次給紙が開始された後、原稿は、画像読取位置Pを通過させられて排出ローラ対50に送られる。次いでレジストローラ対40及び排出ローラ対50の協働により搬送された後、最終的には、排出ローラ対50によって原稿排出トレイ14に排出される。
【0021】
以上のとおりにして原稿搬送装置10により搬送される原稿の画像は、画像読取位置Pを通過する過程において、複写機本体102に配設された画像読取装置に含まれる画像読取手段(例えばCCDイメージセンサ)によって読み取られ、記憶装置により画像情報として記憶される。記憶装置により記憶された画像情報は、原稿搬送装置10の上記搬送動作に並行して行なわれる、複写機本体102に配設された画像形成手段の作動により、用紙に転写・定着される。画像形成手段による画像形成動作の繰り返しによって、全原稿の画像のコピーが行なわれる。
【0022】
原稿画像のコピーのため、上記したとおりにして原稿搬送装置10により原稿が搬送される動作が行なわれているとき、レジストローラ対40あるいは排出ローラ対50においてジャムが発生した場合には、先ず、原稿搬送装置10をヒンジ体11の各々を介して開位置に位置付ける。次いで、補助枠体70を図2に示す閉位置から図3に示す開位置に旋回させると、レジストローラ対40の従動ローラ40bはレジストローラ対40の被駆動ローラ40aに対し下方に離隔され、また排出ローラ対50の従動ローラ50bは排出ローラ対50の従動ローラ50bに対し下方に離隔され、更に、原稿搬送路12の上記下面を規定するガイド板70a及び70bが、対応する、ガイド部材64の上流側下面64a、下流側下面64b、及びガイド板65に対し下方に離隔されることにより、原稿搬送路12の下方が開放される。その結果、レジストローラ対40及び/又は排出ローラ対50にニップされた原稿はニップから完全に解除され、しかも原稿搬送路12の下方が開放されるので、ジャム処理を、原稿を破損することなく容易かつ迅速に遂行することを可能にする。また従来のようにワンウェイクラッチを設ける必要もないので、コストを低減することができる。なお上記ジャム処理において、原稿の一部が分離ローラ対30にニップされていた場合には、開閉カバー体15を開いて分離ローラ対30の被駆動ローラ30aを分離コロ30bから離隔して原稿搬送路12の上方を開放することにより、該ニップを解除し、原稿を破損することなく容易に取り除くことができる。
【0023】
図4及び図5には本発明による原稿搬送装置10の他の実施形態が示されている。図1〜図3を参照して説明した先の実施形態においては、補助枠体70の旋回軸71は原稿搬送装置10の前後方向に水平に延在するよう配置されているが、図4及び図5に示す実施形態においては、原稿搬送装置10の左右方向に水平に延在するよう配置されている。図4及び図5を参照して更に具体的に説明すると、原稿搬送装置10の後側板62の後側には、原稿搬送装置10の左右方向(図4において表裏方向)に間隔をおいて、一対のブラケット65が取り付けられ、ブラケット65の各々には、補助枠体70の旋回軸77が原稿搬送装置10の左右方向に相互に離隔する方向に突出するよう取り付けられている。旋回軸77の各々は原稿搬送装置10の左右方向に水平に延在するよう同軸上に配置されている。補助枠体70は、上記前後方向に延在する本体部72と、本体部72における前後方向の両端に形成された前側板74及び後側板76とを備えている。この基本構成は、図1〜図3を参照して説明した先の実施形態における補助枠体70と実質上同じである。補助枠体70の後側板76には、上記前後方向に間隔をおいて後方向に延び出す一対の水平フランジ76aが設けられ、水平フランジ76aの各々には被支持プレート76bが上方に直立するように固着されている。被支持プレート76bの各々は対応する旋回軸77に旋回自在に支持されている。
【0024】
原稿搬送装置10の前側板60の前側には、原稿搬送装置10の左右方向(図4において表裏方向)に間隔をおいて、一対の係止爪66が取り付けられている。係止爪66の各々は、下方が開放されたチャンネル部材の前側の下端を後方に折り曲げて形成されている。補助枠体70の前側板74には、上記前後方向に間隔をおいて前方向に延び出す一対の水平フランジ74aが設けられ、水平フランジ74aの各々の先端は上方に直角に延び出し、その上端には支持プレート74bが前方向に延びるよう折曲形成されている。支持プレート74bの各々にはフック80が旋回可能に支持されている。支持プレート74bの各々にはまたフック80を対応する係止爪66に係止する方向に付勢する図示しないばね手段が配設されている。フック80の各々は支持プレート74bの各々間に旋回自在に装着された共通の旋回軸82に固着され、旋回軸82には、フック80の各々の、対応する係止爪66に対する係止を解除する係止解除レバー(図示せず)が装着されている。補助枠体70が旋回軸77まわりに図5に示す開位置から図4に示す閉位置に旋回させられると、フック80の各々は対応する係止爪66に離脱自在に係止され、補助枠体70は閉位置に位置付けられる。係止解除レバーを操作してフック80の各々の、対応する係止爪66に対する係止を解除することにより、補助枠体70は図4に示す閉位置から図5に示す開位置に旋回させることができる。なお、前側板60及び後側板62の各々には、補助枠体70の開閉を許容する、図示しない切欠き部が形成されていることはいうまでもない。図4及び図5に示す実施形態におけるその他の構成は、図1〜図3を参照して説明した先の実施形態と実質上同じであるので、図示及び説明は省略する。すなわち、図4及び図5に示す実施形態においても、図1〜図3を参照して説明した先の実施形態と実質上同じ特徴ある構成を有しているので、実質上同じ作用効果が得られる。
【0025】
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の種々の変形あるいは修正が可能である。本発明は、原稿搬送路に沿って配置された、ピックアップローラ、分離ローラ対、レジストローラ対を備え、更にレジストローラ対の下流側に配置された搬送ローラ対、搬送ローラ対の下流側における原稿搬送路に設けられかつ画像読取位置の上流側に配置された上流側搬送ローラ対、画像読取位置の下流側に配置された下流側搬送ローラ対及び下流側搬送ローラ対の下流側に配置された排出ローラ対等を備えている、原稿搬送装置においても同様に適用される。すなわち、更に広く言えば、本発明は、画像形成機本体にヒンジ手段を介して開閉自在に装着された原稿搬送装置であって、原稿搬送路における画像読取位置を挟んで上流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている上流側搬送ローラ対と、下流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている少なくとも一対の下流側搬送ローラ対とを備えた原稿搬送装置に適用される。そして、上記「上流側搬送ローラ対」とは、レジストローラ対により構成される場合と、レジストローラ対以外の搬送ローラ対により構成される場合とがあり、また、上記「少なくとも一対の下流側搬送ローラ対」とは、排出ローラ対のみにより構成される場合と、搬送ローラ対及び排出ローラ対により構成される場合とがある。
【0026】
【発明の効果】
本発明による原稿搬送装置によれば、画像読取位置を挟んで上流側に配設された上流側搬送ローラ対あるいは下流側に配設された少なくとも一対の下流側搬送ローラ対において発生したジャムの処理を、原稿を破損することなく容易かつ迅速に遂行することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による原稿搬送装置の実施形態を備えた複写機の一部を示す正面概略図。
【図2】図1に示す原稿搬送装置の一部を拡大して示す断面概略図。
【図3】図2に示す原稿搬送装置の他の作動態様を示す断面概略図。
【図4】本発明による原稿搬送装置の他の実施形態の要部を示す概略図であって、原稿搬送装置を左側から見た概略図。
【図5】図4に示す原稿搬送装置の他の作動態様を示す概略図。
【符号の説明】
10 原稿搬送装置
10A 主枠体
12 原稿搬送路
30 分離ローラ対
40 レジストローラ対
40a 被駆動ローラ
40b 従動動ローラ
50 排出ローラ対
50a 被駆動ローラ
50b 従動動ローラ
70 補助枠体
71、77 旋回軸
100 複写機
102 複写機本体

Claims (3)

  1. 画像形成機本体にヒンジ手段を介して画像形成機本体の上面を覆う閉位置と画像形成機本体の上面を開放する開位置との間を旋回自在に装着された原稿搬送装置であって、原稿搬送路における画像読取位置を挟んで上流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている上流側搬送ローラ対と、下流側に配設されかつ被駆動ローラと従動ローラとから構成されている少なくとも一対の下流側搬送ローラ対とを備えた原稿搬送装置において、
    主枠体と、主枠体に閉位置と開位置との間を旋回軸まわりに旋回可能に装着された補助枠体とを備え、該被駆動ローラの各々は主枠体に装着され、該従動ローラの各々は補助枠体に装着され、補助枠体を閉位置に位置付けると、該従動ローラの各々は対応する該被駆動ローラに圧接され、原稿搬送装置が画像形成機本体の上面を覆う閉位置に位置付けられた状態で、補助枠体は閉位置に位置付けられており、原稿搬送装置を画像形成機本体の上面を開放する開位置に位置付け、次いで、補助枠体を閉位置から開位置に下方に向って旋回させると、該従動ローラの各々が対応する該被駆動ローラに対し下方に離隔されて原稿搬送路の下方が開放される、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 旋回軸は前後方向に水平に延在するよう配置されている、請求項1記載の原稿搬送装置。
  3. 旋回軸は左右方向に水平に延在するよう配置されている、請求項1記載の原稿搬送装置。
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