JP3525380B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP3525380B2 JP2000151471A JP2000151471A JP3525380B2 JP 3525380 B2 JP3525380 B2 JP 3525380B2 JP 2000151471 A JP2000151471 A JP 2000151471A JP 2000151471 A JP2000151471 A JP 2000151471A JP 3525380 B2 JP3525380 B2 JP 3525380B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿搬送路と、原
稿搬送路に配置された少なくとも一対の分離ローラ対
と、原稿搬送路における、分離ローラ対の下流側に配置
された少なくとも一対のレジストローラ対とを備えた原
稿搬送装置、更に詳しくは、静電複写機、レーザプリン
タ、ファクシミリ等の画像形成機、あるいは画像読取装
置に備えられた原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成機、例えば静電複写機に備えら
れている比較的簡易形の原稿搬送装置の一つの典型例
は、ピックアップローラと、ピックアップローラの下流
側に配置された分離ローラ対と、分離ローラ対の下流側
に配置されたレジストローラ対と、レジストローラ対の
下流側に配置された排出ローラ対とを備えている。ピッ
クアップローラ、分離ローラ対、レジストローラ対及び
排出ローラ対は、原稿搬送装置の原稿搬送路に沿って上
流から下流に向かってその順序で配置されている。分離
ローラ対は被駆動ローラ(給紙ローラ)と、分離コロと
から構成されている。分離ローラ対の分離コロは、トル
クリミッタを介して電動モータを含む駆動手段に駆動連
結されており、ピックアップローラから原稿が重送され
た場合にのみ、2枚目以降の原稿の重送を防止するため
に反転トルクが付与されるよう構成されている。レジス
トローラ対及び排出ローラ対は、それぞれ被駆動ローラ
と従動ローラとから構成されている。ピックアップロー
ラは分離ローラ対の被駆動ローラに歯付きベルトを介し
て駆動連結されており、分離ローラ対の被駆動ローラに
連動させられるよう構成されている。原稿搬送路におけ
る、分離ローラ対の直下流位置には給紙センサが配設さ
れている。
【0003】原稿搬送路の上流端の延長上には原稿給紙
テーブルが配設され、原稿搬送路の下流端の延長上には
原稿排出トレイが配設されている。原稿排出トレイは原
稿給紙テーブルの鉛直下方に配置されている。原稿搬送
装置には画像読取位置が設けられ、レジストローラ対は
画像読取位置の上流側に配置され、排出ローラ対は画像
読取位置の下流側に配置されている。原稿搬送路は分離
ローラ対から画像読取位置に至る間において反転するよ
う湾曲されている。
【0004】原稿給紙テーブルに例えば複数枚からなる
1セットの原稿がセットされ、複写機本体に備えられた
コピー開始キーがONされると、駆動手段によって、分
離ローラ対の被駆動ローラ及びピックアップローラが回
転駆動される。原稿給紙テーブル上にセットされた原稿
は、ピックアップローラによって上面側から通常複数
枚、分離ローラ対に送られる。分離ローラ対に送られた
複数枚の原稿は、分離ローラ対により最上部の1枚のみ
が分離されてレジストローラ対に向けて搬送される。原
稿の先端が給紙センサを通過してから所定の距離だけ移
動すると、分離ローラ対の被駆動ローラ及びピックアッ
プローラの回転駆動が停止され、一次給紙が終了する。
原稿は、その先端がレジストローラ対のニップ部に押圧
されかつ先端部にたわみが形成された状態で停止させら
れる。分離ローラ対における被駆動ローラ及びピックア
ップローラの回転駆動が停止されてから所定時間経過
後、レジストローラ対及び排出ローラ対は原稿搬送方向
に回転駆動されることにより二次給紙が開始される。原
稿はレジストローラ対により原稿読取位置を通して排出
ローラ対に送られ、排出ローラ対及びレジストローラ対
の協動により搬送された後、最終的には排出ローラ対に
より原稿排出トレイ上に排出されることになる。
【0005】以上のとおりにして原稿搬送装置により搬
送される原稿の画像は、原稿搬送経路の途中に配設され
た画像読取位置を通過する過程において、複写機本体に
配設された画像読取手段によって読み取られ、記憶装置
により画像情報として記憶される。記憶装置により記憶
された画像情報は、原稿搬送装置の上記搬送動作に並行
して行なわれる、複写機本体の画像形成手段の作動によ
り、用紙に転写・定着され、原稿の画像のコピーが行な
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿搬送装置にお
いて、分離ローラ対及びレジストローラ対のレイアウト
の最も簡潔な典型例の一つは次のとおりである。すなわ
ち図8及び図9を参照して、分離ローラ対80は一対備
えられ、またレジストローラ対90は、軸方向に間隔を
おいて配置された二対のレジストローラ対91及び92
とから構成されている。分離ローラ対80は、被駆動ロ
ーラ(給紙ローラ)80aと分離コロ80bとから構成
され、レジストローラ対91は被駆動ローラ91aと従
動ローラ91b(図示せず)とから構成され、レジスト
ローラ対92は被駆動ローラ92aと従動ローラ92b
とから構成されている。分離ローラ対80は、図示され
ていないピックアップローラと同じく、原稿搬送路にお
ける幅方向中央に配置されている。すなわち、分離ロー
ラ対80の軸方向中心は、原稿搬送路における幅方向中
心を通りかつ原稿Pの搬送方向に延在する、原稿搬送路
の中心線CL上に位置付けられている。二対のレジスト
ローラ対91及び92は、原稿搬送路の中心線CLに対
し、軸方向に等間隔をおいて配置されている。図8に示
されているように、原稿搬送路を平面に展開して分離ロ
ーラ対80及びレジストローラ対91及び92のレイア
ウトを平面から見た場合、分離ローラ対80とレジスト
ローラ対91及び92は、分離ローラ対80を頂点とす
る二等辺三角形ないし正三角形が形成されるよう配列さ
れている。したがってレジストローラ対91及び92
は、分離ローラ対80が配置された、原稿搬送路の中心
線CL上に配置されておらず、分離ローラ対80に対
し、原稿搬送路における幅方向に整合して配置されてい
ない、といえる。
【0007】分離ローラ対80及びレジストローラ対9
0のレイアウトが上記のように設定されている従来の原
稿搬送装置において、一次給紙が終了し、レジストロー
ラ対90及び図示しない排出ローラ対が原稿搬送方向に
回転駆動されることにより二次給紙が開始されると、原
稿Pの、先端部における幅方向(レジストローラ対90
の軸方向)に間隔をおいた2か所である、レジストロー
ラ対91及び92のニップ部には、原稿Pの搬送方向
(原稿搬送路の中心線CLに沿って図8において左方に
向かう方向)に原稿Pを引っ張ろうとする力、すなわち
引張力(搬送力)が作用し(図8及び図9において、矢
印白で示される方向の引張力)、かつ、原稿Pの、該ニ
ップ部よりも上流側における幅方向の中央部の1か所で
ある、分離ローラ対80のニップ部には、原稿Pを止め
ようとする力、すなわち原稿Pの搬送方向とは逆方向の
抵抗反力が作用する(図8及び図9において、矢印黒で
示される方向の抵抗反力)。その結果、原稿Pには、レ
ジストローラ対91及び92のニップ部と分離ローラ対
80のニップ部との間で、展開平面から見て三角形状を
なす比較的強い引っ張り部分が生成される。そして、レ
ジストローラ対91及び92のニップ部による引張力作
用位置と、分離ローラ対80のニップ部による抵抗反力
作用位置とは原稿搬送路における幅方向に整合されてい
ない。このような引っ張り状態は、分離ローラ対80及
びレジストローラ対90のレイアウトが上記のように設
定されていること、分離ローラ対80の被駆動ローラ8
0aが非駆動状態にあること及び分離ローラ対80のニ
ップ圧が原稿Pの重送防止のために比較的強く設定され
ていること等に起因するものである。そして上記したよ
うに、レジストローラ対91及び92のニップ部による
引張力作用位置と、分離ローラ対80のニップ部による
抵抗反力作用位置とは、原稿搬送路における幅方向に整
合されていないので、上記引張力は、原稿Pの搬送方向
に対し、展開平面から見て斜めに原稿Pに作用すること
になる。その結果、原稿Pには、図8において2点鎖線
P1及びP2で示されるように、ほぼ上記引張力の方向
に沿って延在するような斜めのしわが上記中心線CLを
挟んだ幅方向両側に発生する傾向がみられる。特に、原
稿の用紙が薄くなるほどしわがより易く、原稿を損傷す
るおそれが強くなり、安定した搬送が保証されないこと
になる。
【0008】上記のような問題は、分離ローラ対80及
びレジストローラ対90のレイアウトが図8に示されて
いるものに限定されるものではなく、例えば、分離ロー
ラ対80が二対以上配置され、それに対してレジストロ
ーラ対90が二対以上配置されたレイアウトにおいて
も、レジストローラ対90のニップ部による引張力作用
位置と、分離ローラ対80のニップ部による抵抗反力作
用位置とが、原稿搬送路における幅方向に整合されてい
ない限り、共通して存在するものである。
【0009】本発明の目的は、薄い原稿であってもしわ
を発生させることなく安定して搬送することを可能にす
る、新規な原稿搬送装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、従来装置においては
安定した搬送が不可能であった薄い原稿であっても、し
わを発生させることなく安定した搬送を可能にする、新
規な原稿搬送装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、原稿搬送路と、原稿搬送路に配置された少なくとも
一対の分離ローラ対と、原稿搬送路における、分離ロー
ラ対の下流側に配置された少なくとも一対のレジストロ
ーラ対とを備えた原稿搬送装置において、レジストロー
ラ対のニップ部において原稿に作用する引張力と分離ロ
ーラ対のニップ部において原稿に作用する抵抗反力とが
原稿搬送路の幅方向に整合された位置において相反する
方向に作用し合うよう、レジストローラ対と分離ローラ
対との相対位置が規定されており、分離ローラ対は軸方
向に間隔をおいて二対備えられ、レジストローラ対は軸
方向に間隔をおいて少なくとも四対備えられ、少なくと
も四対のレジストローラ対のうち二対のレジストローラ
対は、二対の分離ローラ対に対し、原稿搬送路における
幅方向に整合して配置されている、ことを特徴とする原
稿搬送装置、が提供される。本発明の他の局面によれ
ば、原稿搬送路と、原稿搬送路に配置された少なくとも
一対の分離ローラ対と、原稿搬送路における、分離ロー
ラ対の下流側に配置された少なくとも一対のレジストロ
ーラ対とを備えた原稿搬送装置において、レジストロー
ラ対のニップ部において原稿に作用する引張力と分離ロ
ーラ対のニップ部において原稿に作用する抵抗反力とが
原稿搬送路の幅方向に整合された位置において相反する
方向に作用し合うよう、レジストローラ対と分離ローラ
対との相対位置が規定されており、分離ローラ対は軸方
向に間隔をおいて二対備えられ、レジストローラ対は一
対備えられ、一対のレジストローラ対は、二対の分離ロ
ーラ対に対し、原稿搬送路における幅方向に整合して配
置されている、ことを特徴とする原稿搬送装置、が提供
される。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
原稿搬送装置の好適実施形態を添付図面を参照して更に
詳細に説明する。図1を参照して、その一部のみを示す
複写機100は、直方体状の複写機本体102を備えて
いる。複写機本体102の上面には本発明による原稿搬
送装置10が配設されている。複写機本体102内に配
設される、画像形成手段、画像読取装置、その他の各種
機器類、装置類それら自体は周知の構成を利用すること
でよく、また本発明の特徴をなすものではないので、そ
の説明は省略する。
【0014】図1及び図2を参照して、原稿搬送装置1
0は、ピックアップローラ20と、ピックアップローラ
20の下流側に配置された一対の分離ローラ対30と、
分離ローラ対30の下流側に配置されたレジストローラ
対40と、レジストローラ対40の下流側に配置された
排出ローラ対50とを備えている。ピックアップローラ
20、分離ローラ対30、レジストローラ対40及び排
出ローラ対50は、原稿搬送装置10の原稿搬送路11
に沿って上流から下流に向かってその順序で配置されて
いる。原稿搬送路11の上流端の延長上には原稿給紙テ
ーブル12が配設され、原稿搬送路11の下流端の延長
上には原稿排出トレイ14が配設されている。原稿排出
トレイ14は原稿給紙テーブル12の鉛直下方に配置さ
れている。原稿搬送装置10には画像読取位置Pが設け
られ、レジストローラ対40は画像読取位置Pの上流側
に配置され、排出ローラ対50は画像読取位置Pの下流
側に配置されている。原稿搬送路11は分離ローラ対2
0から画像読取位置Pに至る間において反転するよう湾
曲されている。
【0015】図2〜図4を参照して、ピックアップロー
ラ20は、原稿搬送路11における幅方向中央に配置さ
れている。すなわちピックアップローラ20の軸方向中
心は、原稿搬送路11の幅方向中心を通りかつ原稿Pの
搬送方向に延在する、原稿搬送路11の中心線CL上に
位置付けられている。分離ローラ対30は、少なくとも
一対、実施形態においては一対備えられ、被駆動ローラ
(給紙ローラ)30aと、分離コロ30bとから構成さ
れている。分離ローラ対30は、ピックアップローラ2
0と同じく、原稿搬送路11における幅方向中央に配置
されている。すなわち分離ローラ対30の軸方向中心
は、原稿搬送路11の中心線CL上に位置付けられてい
る。分離ローラ対30の分離コロ30bは、図示しない
トルクリミッタを介して電動モータからなる給紙モータ
を含む図示しない給紙駆動手段に駆動連結されており、
ピックアップローラ20から原稿が重送された場合にの
み、2枚目以降の原稿の重送を防止するために反転トル
クが付与されるよう構成されている。ピックアップロー
ラ20は分離ローラ対30の被駆動ローラ30aに歯付
きプーリ及び歯付きベルトを介して駆動連結されてお
り、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aに連動させ
られるよう構成されている。
【0016】レジストローラ対40は、少なくとも一
対、実施形態においては三対備えられている。すなわ
ち、レジストローラ対40は、それぞれ軸方向に等間隔
をおいて配置された三対のレジストローラ対41、42
及び43とから構成されている。本発明においては、レ
ジストローラ対41、42及び43のニップ部において
原稿に作用する引張力と分離ローラ対30のニップ部に
おいて原稿に作用する抵抗反力とが原稿搬送路11の幅
方向に整合された位置において相反する方向に作用し合
うよう、レジストローラ対41、42及び43と分離ロ
ーラ対30との相対位置が規定されていることが重要で
ある。更に具体的に説明すると、三対のレジストローラ
対41、42及び43のうち、軸方向の中央、すなわち
原稿搬送路11における幅方向中央に位置するレジスト
ローラ対42は、該幅方向中央に位置する分離ローラ対
30に対し、原稿搬送路11における幅方向に整合して
配置されていることが重要である。すなわちレジストロ
ーラ対42の軸方向中心は、分離ローラ対30と同じく
原稿搬送路11の中心線CL上に位置付けられている。
レジストローラ対41は被駆動ローラ41aと従動ロー
ラ41bとから構成され、レジストローラ対42は被駆
動ローラ42aと従動ローラ42bとから構成され、レ
ジストローラ対43は被駆動ローラ43aと従動ローラ
43bとから構成されている。排出ローラ対50は、レ
ジストローラ対40と同じく、それぞれ軸方向に等間隔
をおいて配置された三対の排出ローラ対51、52及び
53とから構成されている。排出ローラ対51、52及
び53は、レジストローラ対41、42及び43に対
し、原稿搬送路11における幅方向にそれぞれ整合して
配置されている。排出ローラ対51は被駆動ローラ51
aと従動ローラ51bとから構成され、排出ローラ対5
2は被駆動ローラ52aと従動ローラ52bとから構成
され、排出ローラ対53は被駆動ローラ53aと従動ロ
ーラ53bとから構成されている。
【0017】原稿搬送装置10には、開閉カバー体15
が旋回軸15aを旋回中心として開閉自在に支持されて
いる。ピックアップローラ20、及び分離ローラ対30
の被駆動ローラ30aは、開閉カバー体15に各々の支
持軸を介してそれぞれ回転自在に支持されている。分離
コロ30bは、原稿搬送装置10の図示しない枠体に配
設された図示しない一対の支持壁間にそれぞれ支持軸を
介して回転自在に支持されている。レジストローラ対4
0及び排出ローラ対50は、原稿搬送装置10の図示し
ない枠体に配設された図示しない前壁及び後壁間にそれ
ぞれ支持軸を介して回転自在に支持されている。開閉カ
バー体15が閉じられた状態(図2に示されている状
態)においては、分離ローラ対30の被駆動ローラ30
aが分離コロ30bに圧接され、開閉カバー体15が開
かれた状態(図示せず)においては、分離ローラ対30
の被駆動ローラ30aが分離コロ30bから上方に離隔
させられ、原稿搬送路11の上方が開放される。
【0018】ピックアップローラ20の鉛直方向下方位
置にはセット原稿押さえ板16が配設されている。セッ
ト原稿押さえ板16は、図示しない給紙ソレノイドによ
り図2において実線で示す示す非作用位置と、原稿給紙
テーブル12上にセットされた原稿の先端部をピックア
ップローラ20に向けて押圧する作用位置(図2におい
て2点鎖線で示す位置)とに選択的に強制又は位置付け
られるよう構成されている。ピックアップローラ20の
直下流位置には、原稿給紙テーブル12にセットされる
原稿先端位置を規定する原稿ストップ壁17が配設され
ている。分離ローラ対30の下流側には原稿の先端ある
いは後端を検出することができる給紙センサSが配設さ
れている。給紙センサSは、原稿の先端を検出するため
のセンサとして、あるいはまた、分離ローラ対30のニ
ップ部を抜け出た原稿の後端を検出するセンサとして、
それぞれ機能することができる。給紙センサSは光学式
反射型センサから構成されている。分離ローラ対30の
被駆動ローラ30aは、その支持軸を介して上記給紙駆
動手段に駆動連結され、またレジストローラ対40及び
排出ローラ対50の被駆動ローラ41a〜43a及び5
1a〜53aは、それぞれ支持軸を介して、電動モータ
からなる搬送モータを含む図示しない搬送駆動手段に駆
動連結されている。
【0019】複写機本体102の上面の一部領域にはガ
ラス板104が水平に延在するよう配設され、原稿搬送
装置10の、ガラス板104と対応する領域には原稿押
さえ板19が配設されている。原稿搬送装置10は、そ
の後側(図1及び図2において裏面側)の端部と、複写
機本体102の対応する後側端部との間に配設された図
示しないヒンジ手段を介して複写機本体102のガラス
板104を含む上面に対し開閉自在である。例えば本等
の原稿の画像を読み取る場合には、原稿搬送装置10を
開いて原稿面がガラス板104に当接される。この場
合、画像読取装置の光学系が移動して原稿における画像
の読み取りが行なわれる。原稿搬送路11の画像読取位
置Pには水平上面を有するガラス板106と、ガラス板
106に対し所定の隙間をおいて対向するよう配置され
たガイド部材60とが備えられている。ガラス板106
は複写機本体102側に設けられ、ガイド部材60は原
稿搬送装置10側に設けられている。ガイド部材60の
水平下面とガラス板106の水平上面の間には所定の隙
間が形成される。ガラス板106の上面は原稿搬送路1
1の画像読取位置Pにおける下面を規定し、ガイド部材
60の下面は原稿搬送路11の画像読取位置Pにおける
上面を規定する。ガラス板106とガイド部材60との
間の上記所定の隙間は、少なくとも所定範囲内の厚さを
有する原稿が、画像読取位置Pをほぼ水平な姿勢に保持
されて通過することができるように規定されている。
【0020】図示の実施形態による原稿搬送装置10は
以上のように構成されており、以下、原稿搬送装置10
の作用及び効果について、図2〜図4を参照して説明す
る。なお、以下の説明は、複数枚の原稿(1セットの原
稿)を1部だけコピーする標準のコピーモードのうち、
本発明にかかわる部分についての説明である。
【0021】原稿給紙テーブル12上に原稿がセットさ
れ、複写機本体102に設けられた図示しないコピー開
始キーがONされると、図示しないソレノイドによりセ
ット原稿押さえ部材16が図2において2点鎖線で示す
作用位置に向けて強制される。原稿給紙テーブル12上
にセットされた原稿は所定の圧力でピックアップローラ
20に押し付けられる。図示しない給紙駆動手段の作動
により、分離ローラ対30の被駆動ローラ30aが回転
駆動されるので、ピックアップローラ20も同時に連動
させられる。原稿給紙テーブル12上にセットされた原
稿は、ピックアップローラ20によって上面側から通常
複数枚、分離ローラ対30に送られる。分離ローラ対3
0に送られた複数枚の原稿は、分離ローラ対30により
最上部の1枚のみが分離されてレジストローラ対40に
向けて搬送される。原稿の先端が給紙センサSによって
検出されてから所定量だけ搬送された後、給紙駆動手段
の作動停止により、分離ローラ対30の被駆動ローラ3
0a及びピックアップローラ20の回転駆動が停止させ
られ、一次給紙が終了する。原稿は、その先端がレジス
トローラ対40のニップ部に押圧されかつ先端部にたわ
みが形成された状態で停止させられる。
【0022】上記のとおりにして一次給紙が終了してか
ら所定時間経過後、図示しない搬送駆動手段の作動によ
り、レジストローラ対40の被駆動ローラ41a〜43
a及排出ローラ対50の被駆動ローラ51a〜53aが
回転駆動される。原稿は、先ず、レジストローラ対40
により画像読取位置Pに向けて搬送させられ、二次給紙
が開始される。このとき、原稿の、先端部における幅方
向(レジストローラ対40の軸方向)に間隔をおいた3
か所である、レジストローラ対41、42及び43のニ
ップ部には、原稿の搬送方向(原稿搬送路11の中心線
CLに沿って図4において左方に向かう方向)に引張力
(搬送力)が作用し(図4において、矢印白で示される
方向の引張力)、かつ、原稿の、該ニップ部よりも上流
側における幅方向の中央部の1か所である、分離ローラ
対30のニップ部には原稿の搬送方向とは逆方向の抵抗
反力が作用する(図4において、矢印黒で示される方向
の抵抗反力)。しかしながら、本発明においては、先に
述べたように、三対のレジストローラ対41、42及び
43のうち、軸方向の中央、すなわち原稿搬送路11に
おける幅方向中央に位置するレジストローラ対42は、
該幅方向中央に位置する分離ローラ対30に対し、原稿
搬送路11における幅方向に整合して配置されている。
すなわちレジストローラ対42の軸方向中心は、分離ロ
ーラ対30と同じく原稿搬送路11の中心線CL上に位
置付けられている。その結果、原稿搬送路11における
幅方向中央に位置するレジストローラ対42のニップ部
により原稿に作用する引張力と分離ローラ対30のニッ
プ部により原稿に作用する抵抗反力とは、実質上、原稿
搬送路11の中心線CLに沿って相反する方向に作用し
合うので、原稿の、他のレジストローラ対41及び43
のニップ部と分離ローラ対30のニップ部との間に、従
来装置において生成されていたような斜め方向の強い引
っ張り部分が生成される現象は解消される。したがっ
て、薄い原稿であっても、従来装置において生成されて
いたようなしわを発生させることなく安定して搬送する
ことを可能にする。また、従来装置においては安定した
搬送が不可能であった薄い原稿であっても、しわを発生
させることなく安定した搬送を可能にするものである。
上記作用効果は、レジストローラ対41及び43におけ
る軸方向の外側に、更に他の図示しないレジストローラ
対が配置された他の実施形態においても、同じく達成さ
れることはいうまでもない。
【0023】上記したとおりにして二次給紙が開始され
た後、原稿は、画像読取位置Pを通過させられて排出ロ
ーラ対50に送られる。次いでレジストローラ対40及
び排出ローラ対50の協働により搬送された後、最終的
には、排出ローラ対50によって原稿排出トレイ14に
排出される。
【0024】以上のとおりにして原稿搬送装置10によ
り搬送される原稿の画像は、原稿搬送経路11の途中に
配設された画像読取位置Pを通過する過程において、複
写機本体102に配設された画像読取装置に含まれる画
像読取手段によって読み取られ、記憶装置により画像情
報として記憶される。記憶装置により記憶された画像情
報は、原稿搬送装置10の上記搬送動作に並行して行な
われる、複写機本体102に配設された画像形成手段の
作動により、用紙に転写・定着される。画像形成手段に
よる画像形成動作の繰り返しによって全原稿の画像の複
写、すなわちコピーが行なわれる。
【0025】本発明による原稿搬送装置10において
は、少なくとも一対のレジストローラ対40のニップ部
において原稿に作用する引張力と少なくとも一対の分離
ローラ対30のニップ部において原稿に作用する抵抗反
力とが原稿搬送路11の幅方向に整合された位置におい
て相反する方向に作用し合うよう、少なくとも一対のレ
ジストローラ対40と少なくとも一対の分離ローラ対3
0との相対位置が規定されていることが重要である。換
言すれば、少なくとも一対のレジストローラ対40のニ
ップ部による、原稿に対する引張力作用位置と、少なく
とも一対の分離ローラ対30のニップ部による、原稿に
対する抵抗反力作用位置とが、原稿搬送路11における
幅方向に整合されていることが重要である。すなわち本
発明においては、原稿に作用する、レジストローラ対4
0のニップ部による引張力と分離ローラ対30のニップ
部による反力とが、実質上、原稿搬送方向に延在する共
通のライン上において相反する方向に作用し合うよう、
レジストローラ対40及び分離ローラ対30のレイアウ
ト(数及び配置)が構成されているのである。この技術
的思想の範囲内において、レジストローラ対40及び分
離ローラ対30のレイアウトには種々の実施形態が考え
られるが、以下、幾つかの典型例を具体的に紹介する。
【0026】図5には、分離ローラ対30及びレジスト
ローラ対40のレイアウトの他の実施形態が示されてい
る。図5に示されている実施形態においては、分離ロー
ラ対30及びレジストローラ対40はそれぞれ一対備え
られている。分離ローラ対30は被駆動ローラ30a
と、分離コロ30bとから構成されている(図5におい
ては被駆動ローラ30aのみが図示されている)。また
一対のレジストローラ対40を構成するレジストローラ
対44は、被駆動ローラ44aと、従動ローラ44bと
から構成されている(図5においては被駆動ローラ44
aのみが図示されている)。レジストローラ対44は、
分離ローラ対30に対し、原稿搬送路11における幅方
向に整合して配置されかつ分離ローラ対30よりも軸方
向寸法が長く形成されていることが重要である。レジス
トローラ対44及び分離ローラ対30は、いずれも原稿
搬送路11における幅方向中央に配置されている。すな
わちレジストローラ対44の軸方向中心は、分離ローラ
対30と同じく原稿搬送路11の中心線CL上に位置付
けられている。レジストローラ対44の軸方向寸法が分
離ローラ対30の軸方向寸法よりも長く形成されている
理由は、原稿の先端をレジストローラ対44のニップ部
に押圧しかつ先端部にたわみが形成された状態で停止さ
せることによって斜め給紙を防止する機能を、原稿搬送
装置10において適用されるあらゆるサイズの原稿にお
いて確保するためである。この実施形態においても、原
稿搬送路11における幅方向中央に位置するレジストロ
ーラ対44のニップ部により原稿に作用する引張力(図
5において、矢印白で示される方向の引張力)と分離ロ
ーラ対30のニップ部により原稿に作用する抵抗反力
(図5において、矢印黒で示される方向の抵抗反力)と
は、実質上、原稿搬送路11の中心線CLに沿って相反
する方向に作用し合うので、従来装置において生成され
ていたような斜め方向の強い引っ張り部分が生成される
現象は解消される。したがって、この実施形態において
も、先の実施形態と実質上同じ作用効果が達成される。
【0027】図6には、分離ローラ対30及びレジスト
ローラ対40のレイアウトの更に他の実施形態が示され
ている。図6に示されている実施形態においては、分離
ローラ対30が軸方向に間隔をおいて二対、すなわち分
離ローラ対31と32とが備えられている。分離ローラ
対31と32とは、原稿搬送路11の中心線CLに対し
等間隔をおいて配置されている。分離ローラ対31の軸
方向中心は原稿搬送路11の中心線CLに平行な直線L
1上に配置され、分離ローラ対32の軸方向中心は中心
線CLに平行な直線L2上に配置され、中心線CLと直
線L1間の間隔と、中心線CLと直線L2間の間隔とは
それぞれ等しく規定されている。また、レジストローラ
対40が軸方向に間隔をおいて少なくとも四対、実施形
態においてはレジストローラ対45、46、47及び4
8の四対が備えられている。四対のレジストローラ対4
5、46、47及び48のうち、軸方向内側において相
互に間隔をおいて対向する二対のレジストローラ対46
及び47は、二対の分離ローラ対31及び32に対し、
原稿搬送路11における幅方向に整合して配置されてい
ることが重要である。すなわちレジストローラ対46の
軸方向中心は直線L1上に配置され、レジストローラ対
47の軸方向中心は直線L2上に配置されている。分離
ローラ対31は被駆動ローラ31aと、分離コロ31b
とから構成されている。分離ローラ対32は被駆動ロー
ラ32aと、分離コロ32bとから構成されている。な
お図6においては、被駆動ローラ31a及び32aのみ
が図示されている。またレジストローラ対45は被駆動
ローラ45aと、従動ローラ45bとから構成されてい
る。レジストローラ対46は被駆動ローラ46aと、従
動ローラ46bとから構成されている。レジストローラ
対47は被駆動ローラ47aと、従動ローラ47bとか
ら構成されている。レジストローラ対48は被駆動ロー
ラ48aと、従動ローラ48bとから構成されている。
なお図6においては、被駆動ローラ45a〜48aのみ
が図示されている。
【0028】図6に示されている実施形態においては、
原稿搬送路11の中心線CLを幅方向に等間隔で挟んで
位置付けられたレジストローラ対46及び47のニップ
部により原稿に作用する引張力(図6において、矢印白
で示される方向の引張力)と分離ローラ対31及び32
のニップ部により原稿に作用する抵抗反力(図6におい
て、矢印黒で示される方向の抵抗反力)とは、実質上、
直線L1及びL2に沿って相反する方向に作用し合うの
で、従来装置において生成されていたような斜め方向の
強い引っ張り部分が生成される現象は解消される。した
がって、この実施形態においても、先の実施形態と実質
上同じ作用効果が達成される。上記作用効果は、レジス
トローラ対45及び48における軸方向の外側に、更に
他の図示しないレジストローラ対が配置された他の実施
形態においても、同じく達成されることはいうまでもな
い。また分離ローラ対30が三対以上配設されている他
の実施形態においては、レジストローラ対40は、三対
の分離ローラ対30に対し、原稿搬送路11における幅
方向に整合して配置されるよう構成されることにより、
先の実施形態と実質上同じ作用効果が達成される。
【0029】図7には、分離ローラ対30及びレジスト
ローラ対40のレイアウトの更に他の実施形態が示され
ている。図7に示されている実施形態においては、図6
に示されている実施形態と同様に、分離ローラ対30が
軸方向に間隔をおいて二対、すなわち分離ローラ対31
と32とが備えられている。分離ローラ対31は被駆動
ローラ31aと、分離コロ31bとから構成されてい
る。分離ローラ対32は被駆動ローラ32aと、分離コ
ロ32bとから構成されている。なお図7においては、
被駆動ローラ31a及び32aのみが図示されている。
分離ローラ対31と32とは、原稿搬送路11の中心線
CLに対し等間隔をおいて配置されている。分離ローラ
対31の軸方向中心は原稿搬送路11の中心線CLに平
行な直線L1上に配置され、分離ローラ対32の軸方向
中心は中心線CLに平行な直線L2上に配置され、中心
線CLと直線L1間の間隔と、中心線CLと直線L2間
の間隔とはそれぞれ等しく規定されている。レジストロ
ーラ対40は一対備えられている。一対のレジストロー
ラ対40を構成するレジストローラ対49は、被駆動ロ
ーラ49aと、従動ローラ49bとから構成されてい
る。なお図7においては、被駆動ローラ49aのみが図
示されている。レジストローラ対49は、二対の分離ロ
ーラ対31及び32に対し、原稿搬送路11における幅
方向に整合して配置されていることが重要である。レジ
ストローラ対49の軸方向中心は、原稿搬送路11の中
心線CL上に位置付けられている。レジストローラ対4
9の軸方向の一端部は直線L1上に配置され、またレジ
ストローラ対49の軸方向の他端部は直線L2上に配置
されている。図7に示されている実施形態においては、
レジストローラ対49のニップ部により原稿に作用する
引張力(図7において、矢印白で示される方向の引張
力)と分離ローラ対31及び32のニップ部により原稿
に作用する抵抗反力(図7において、矢印黒で示される
方向の抵抗反力)とは、実質上、直線L1及びL2に沿
って相反する方向に作用し合うので、従来装置において
生成されていたような斜め方向の強い引っ張り部分が生
成される現象は解消される。したがって、この実施形態
においても、先の実施形態と実質上同じ作用効果が達成
される。なお、レジストローラ対49の軸方向寸法は、
二対の分離ローラ対31及び32の軸方向の全幅よりも
長く規定されている。この理由は、図5に示されている
実施形態において説明したとおりである。
【0030】以上、本発明を実施形態に基づいて添付図
面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく、更に他の種々の変形あるいは修正が可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明による原稿搬送装置によれば、薄
い原稿であってもしわを発生させることなく安定して搬
送することを可能にする。また、従来装置においては安
定した搬送が不可能であった薄い原稿であっても、しわ
を発生させることなく安定した搬送を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による原稿搬送装置の実施形態を備えた
複写機の一部を示す正面概略図。
【図2】図1に示す原稿搬送装置の一部を拡大して示す
断面概略図。
【図3】図2に示す原稿搬送装置に備えられた各ローラ
を上面から見たレイアウト図。
【図4】図2に示す原稿搬送装置に備えられた原稿搬送
路を分離ローラ対及びレジストローラ対と共に展開して
上面から見たときの分離ローラ対及びレジストローラ対
のレイアウトを示す上面概略図。
【図5】本発明による原稿搬送装置に含まれる分離ロー
ラ対及びレジストローラ対のレイアウトの他の実施形態
を示す上面概略図であって、図4と同様な上面概略図。
【図6】本発明による原稿搬送装置に含まれる分離ロー
ラ対及びレジストローラ対のレイアウトの更に他の実施
形態を示す上面概略図であって、図4と同様な上面概略
図。
【図7】本発明による原稿搬送装置に含まれる分離ロー
ラ対及びレジストローラ対のレイアウトの更に他の実施
形態を示す上面概略図であって、図4と同様な上面概略
図。
【図8】従来の原稿搬送装置に含まれる分離ローラ対及
びレジストローラ対のレイアウトを示す上面概略図であ
って、図4と同様な上面概略図。
【図9】図8に示される分離ローラ対及びレジストロー
ラ対を軸方向に見た図。
【符号の説明】
10 原稿搬送装置 11 原稿搬送路 30(31、32) 分離ローラ対 40(41〜49) レジストローラ対 CL 原稿搬送路の中心線 100 複写機 102 複写機本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江藤 拓哉 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セ ラミタ株式会社内 (56)参考文献 特開2001−233477(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 9/14 B65H 3/06 340 G03G 15/00 107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿搬送路と、原稿搬送路に配置された少
    なくとも一対の分離ローラ対と、原稿搬送路における、
    分離ローラ対の下流側に配置された少なくとも一対のレ
    ジストローラ対とを備えた原稿搬送装置において、 レジストローラ対のニップ部において原稿に作用する引
    張力と分離ローラ対のニップ部において原稿に作用する
    抵抗反力とが原稿搬送路の幅方向に整合された位置にお
    いて相反する方向に作用し合うよう、レジストローラ対
    と分離ローラ対との相対位置が規定されており、 分離ローラ対は軸方向に間隔をおいて二対備えられ、レ
    ジストローラ対は軸方向に間隔をおいて少なくとも四対
    備えられ、少なくとも四対のレジストローラ対のうち二
    対のレジストローラ対は、二対の分離ローラ対に対し、
    原稿搬送路における幅方向に整合して配置されている、ことを特徴とする 原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】原稿搬送路と、原稿搬送路に配置された少
    なくとも一対の分離ローラ対と、原稿搬送路における、
    分離ローラ対の下流側に配置された少なくとも一対のレ
    ジストローラ対とを備えた原稿搬送装置において、 レジストローラ対のニップ部において原稿に作用する引
    張力と分離ローラ対のニップ部において原稿に作用する
    抵抗反力とが原稿搬送路の幅方向に整合された位置にお
    いて相反する方向に作用し合うよう、レジストローラ対
    と分離ローラ対との相対位置が規定されており、 分離ローラ対は軸方向に間隔をおいて二対備えられ、レ
    ジストローラ対は一対備えられ、一対のレジストローラ
    対は、二対の分離ローラ対に対し、原稿搬送路における
    幅方向に整合して配置されている、ことを特徴とする 原稿搬送装置。
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