JP3619102B2 - シート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、FAX及びプリンター等のシート材上に画像を形成する画像形成装置及びこのような画像形成装置に用いられて好適なシート材搬送装置及び画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿の画像を読み取り、これを紙等のシート材に形成する画像形成装置として、例えば複写機等が知られている。
【0003】
ここで、図5を用いて従来の複写機の概略動作について説明する。
図5に、従来の複写機の構造図を示す。
【0004】
図5に示される複写機1は、原稿2を押圧するための押圧手段として作用する押圧部Aと、原稿2の画像を読み取る画像読取部Bと、画像読取部Bにより読み取られた画像に基づき紙等のシート材に画像を形成する画像形成部Cとで構成されている。
【0005】
複写機1の押圧部Aは、原稿2を原稿給紙トレイ3からプラテンガラス4上の所定位置まで搬送し原稿画像を光学読取装置5によって走査した後、原稿排紙トレイ6上に原稿2を排出するためのドキュメントフィーダ装置7を有する。
【0006】
ドキュメントフィーダ装置7は原稿給紙トレイ3上の原稿2を1枚ずつ給紙するための給紙ローラ8と原稿2の重送を防止するための分離パッド9を有し双方の協力で原稿2を確実に1枚ずつ分離した上でレジスト上ローラ10及びレジスト下ローラ11により構成されるレジストローラ対のニップまで給送する。
【0007】
レジストローラ対のニップ部まで達した原稿2は、画像読取部Bと画像形成部Cとで構成される本体12側との同期をとった上で搬送ベルト13の入口14に送られ、その後搬送ベルト13によりプラテンガラス4上の所定位置まで搬送される。
【0008】
そして、画像読取部Bが備える光学読取装置5により画像を走査された後、原稿2は排紙ローラ15、16により原稿排紙トレイ6上に排出される。
【0009】
次に本体12側について述べる。画像形成シート材としての記録用紙20は給紙トレイ21上から給紙ローラ22、分離パッド23との協力で1枚ずつ分離された上でレジスト上ローラ25及びレジスト下ローラ24により構成されるレジストローラ対のニップ部まで給紙される。
【0010】
ここで、光学読取装置5によって走査された原稿画像がトナー粉を用いて現像された感光ドラム26上の画像と同期されながら感光ドラム26と転写帯電器27との間に送られ転写帯電器27により画像をその上面に転写される。
【0011】
この後搬送ベルト28により加熱定着ローラ29、30のニップまで送られ画像を定着された後、排紙ローラ31、32により排紙トレイ33上に排出される。
【0012】
次にドキュメントフィーダ装置7の給紙ローラ8、分離パッド9部及び本体側における給紙ローラ22、分離パッド23部の詳細構成をドキュメントフィーダ装置7側を例にし
て述べる。これは本体側においても同様である。
【0013】
まず、図5に示される複写機における給送部について図6及び図7を参照して説明する。図6及び図7に、図5に示される複写機における給送部の構造図を示す。
【0014】
図6において40は原稿給紙トレイ3上の原稿2の先端を給紙ローラ8に圧接させるための揺動板で軸42を中心にA、B方向に揺動可能にフレーム43に支持され、かつ中板バネ47によりA方向に付勢されており、この付勢力により原稿2の先端を給紙ローラ8に対して圧接させている。
【0015】
44は分離パッドホルダーであり、軸45を中心にC、D方向に揺動可能にフレーム43に支持され、かつ分離パッドバネ46によりC方向に付勢されている。この付勢力により分離パッドホルダー44上に固定された分離パッド9を介して給紙ローラ8に対して圧接されている。
【0016】
給紙ローラ8がE方向に回転を開始すると原稿2の数枚が給紙ローラ8と分離パッド9のニップ部入口まで送られるが、このニップ部で原稿2は1枚ずつ確実に分離されレジストローラ対まで給紙される。
【0017】
このように原稿2を確実に1枚ずつ分離し給送するため、分離パッド9の表面と給紙ローラ8表面の間の摩擦係数μは原稿どうしの摩擦係数より高くなければならず、原稿として使用される用紙の種類、温度、湿度等の環境条件を考慮して概ねμ=1程度以上必要である。
【0018】
48は給紙ローラ8により給送された原稿2を給紙ローラ8と分離パッド9のニップ出口51における接線方向Fに導くためのガイドコロであり、ガイドコロ48上を通過した原稿2は用紙上ガイド49と用紙下ガイド50に案内され、レジストローラ対のニップ部入口に達する。
【0019】
図6のように給紙ローラ8と分離パッド9のニップ部を抜けた原稿2をその後下方に位置するプラテンガラス4上に向けて下降させ搬送させなければならない構成の場合、図7に示されるように接線方向Fに原稿2をガイドするガイドコロ48若しくは相当するガイド手段を用いず直ちに原稿2をプラテンガラス4上に向けて下降搬送させてしまうと、比較的厚みの大きい腰の強い原稿2の場合に分離パッドバネ46が原稿2の腰に負けて十分な圧接力を給紙ローラ8に向けて加えることができなくなり、スリップ、重送等の給紙不良を引き起こしてしまう恐れがある。
【0020】
また分離パッドバネ46の圧接力が強すぎると、給紙ローラ8、分離パッド9のニップ部に原稿2の先端がスムーズに進入しなかったり、薄紙のような腰の弱い原稿の場合にしわが寄ってしまうとか、給送中に異音が発生する等の問題の恐れもあるため、分離パッドバネ46の圧接力を必要以上に大きくすることもできない。
【0021】
以上の理由により、給紙ローラ8と分離パッド9とにより原稿2を1枚ずつ分離して、その後給紙ニップ部より下方に向けて下降搬送させる構成の場合、給紙ローラ8と分離パッド9とのニップ部の下流直後にニップ出口51における接線方向へ原稿2をガイドするガイドコロもしくは同等の機能を有するガイド手段が必要となる。
【0022】
次に、図5に示される複写機1とドキュメントフィーダ装置7との取付関係等について図8から図15を用いて説明する。
【0023】
図8から図11に、図5に示される複写機1の外観斜視図を示し、図12及び図13に、図5に示される複写機1の背面図を示し、図14及び図15に、図5に示される複写機のヒンジ部の構造図を示す。
【0024】
複写機1の奥側上部にはドキュメントフィーダ装置7をヒンジ軸60を中心にG、H方向(図13図15)に回動可能に支持するためのヒンジ足61が固定されており、ドキュメントフィーダ装置7は図8図9図10図12図13(実線)、図14のような閉状態と図11図13(一点鎖線)、図15のような開状態を連続的に選択できるようになっており、プラテンガラス4上に原稿2を載置するときに開放し、載置後再び閉めることによりコピー動作が可能となっている。
【0025】
また、図14及び図15に示される62はマイクロスイッチであり、ドキュメントフィーダ装置7が図15のように開放された状態では押込部63は押し込まれてはおらず、複写機1本体からドキュメントフィーダ装置7への給電が行われないためコピー動作は不可となっており、図14のようにドキュメントフィーダ装置7が閉められた状態ではマイクロスイッチ62の押込部63はヒンジ足61の突部64により押込まれONとなるため、複写機1本体からドキュメントフィーダ装置7への給電が行われコピー動作が可能となる。
【0026】
次に、ドキュメントフィーダ装置7の給紙ローラ8と分離パッド9のニップ部からレジストローラ対にかけての部位で紙詰まり(JAM)が発生した場合の対処について述べる。
【0027】
このとき使用者は図示しない加圧解除手段を動作させて分離パッドバネ46及び中板バネ47の圧接力を解除させて上で給紙トレイ方向Kまたは搬送ベルト方向J(図6)に原稿を引抜くことでJAM処理を行うようになっている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例で述べた構成においては、給紙手段よりシート材の搬送方向下流、すなわち、給紙手段以降の部分のシート材の取り扱い性を向上させることが困難であるという問題点を有している。
【0029】
例えば、前述の従来技術を例に上げて説明すると、図16に示されるように、給紙ローラ8、分離パッド9のニップ部からレジスト上ローラ10及びレジスト下ローラ11により構成されるレジストローラ対にかけての範囲でJAMが発生した場合、使用者が分離パッドバネ46及び中板バネ47の圧接力を解除せずに給紙トレイの方向(K方向、図16)に原稿2を引張ってしまった場合に給紙ローラ8、分離パッド9のニップ出口51の角部に原稿2の下流側部が引掛かり破損し、図16のようにニップ出口51からガイドコロ48周辺にかけて紙片として残ってしまう恐れがある。ここで、図16に、図5に示される複写機の給紙ローラ近傍の構造図を示す。
【0030】
特に原稿2と給紙ローラ8及び原稿2と分離パッド9の摩擦係数はμ=1以上確保してあるので原稿2はK方向にすり抜け難く急激に引張って場合にニップ部内で原稿2が破れ下流側が図16のように残紙片として取り残されてしまうことがあるのである。
【0031】
給紙ニップ部からレジストローラ対にかけての範囲では上述のように給紙ローラ8、分離パッド9、ガイドコロ48、用紙上ガイド49、用紙下ガイド50、レジストローラ対といったように搬送部材が密集しているので給紙トレイ方向もしくは搬送ベルト13側から手指をさし込んでJAM処理を行うことはほぼ不可能である。
【0032】
このように、従来技術では、分離パッドバネ9、中板バネ47の圧接力を解除しないで原稿2を急激に引抜いたような場合に発生する恐れのある、給紙部JAM(紙片残り)に対しても有効なJAM処理を行うことが困難であった。
【0033】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、給紙手段以降の部分のシート材の取り扱い性を向上させることが可能な操作性の良いシート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るシート材搬送装置は、
複写機のプラテンガラスの上部で開閉可能に設けられたドキュメントフィーダ装置に設けられ原稿を自動的に前記プラテンガラス上に搬送するシート材搬送装置において、
給紙トレイ上に載置された原稿を給送する給送手段と、
前記給送手段により給送される原稿の重送を防止するために、前記給送手段に圧接するように圧接力が付与される分離手段と、
前記給送手段と前記分離手段との圧接点よりも下流の前記原稿の搬送路を形成するガイド手段と、
前記搬送路の下流に配置され、前記原稿を搬送する搬送回転体と、
を設け、該ガイド手段は、前記圧接点と前記搬送回転体との間の下部に配置された下ガ イド手段を備え、該下ガイド手段が前記搬送路の下方向に回動可能に設けられ、該下ガイド手段を回動させることにより前記搬送路を外部に対して開放及び閉鎖することを特徴とする
【0035】
また、前記ガイド手段が、前記搬送回転体の回転軸を中心下方向に回動することも好ましい
【0036】
また、ドキュメントフィーダ装置が複写機のプラテンガラスの上方に開放された場合、該複写機から該ドキュメントフィーダ装置への電源供給は停止されることも好ましい。これにより、前記ガイド手段の移動が行われている際は、シート材搬送装置の駆動が停止される。
【0037】
さらに、本発明に係る画像読取装置は、上記シート材搬送装置と、該シート材搬送装置により搬送された原稿の画像を読み取る画像読取手段を備える。
【0038】
さらに、本発明に係る画像形成装置は、上記シート材搬送装置と、該シート材搬送装置により搬送された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取られた原稿の画像を画像形成シート材に形成する画像形成手段とを備える。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0040】
また、以下の図面において、前述の従来技術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
【0041】
1、図2及び図3を用いて本発明に係るシート材搬送装置の実施形態について説明する。ただし従来例と同様の構成については説明を省略する。
【0042】
図1及び図2に、本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の構造図を示し、
図3及び図4に、本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の斜視下面図を示す。
【0043】
11は、本発明の搬送回転体としての前述したレジストローラ対の下側ローラであるレジスト下ローラであり、本発明の搬送回転体の回転軸としての軸心101を中心にして本発明のガイド手段により構成される開閉手段としての開閉扉100が回動自在に支持されている。
【0044】
開閉扉100は以下のように構成されている。104は本発明の押圧手段としてのドキュメントフィーダ装置7のフレーム43と一体に設けられている開閉扉固定部110に対して開閉扉100を閉状態で固定位置決めするための固定爪であり、先端には引掛部105が形成されている。
【0045】
109は、本発明のガイド手段の下ガイドを構成するガイドコロ103をガイドコロ軸102中心に回転自在に支持するためのガイドコロ支持部である。108は原稿2をガイドコロ103からレジスト下ローラ11まで導く、本発明のガイド手段の下ガイドを構成するガイド部である。
【0046】
113はレジスト下ローラ11の軸心101に対して開閉扉100を回動自在に支持させるための支持部である。
【0047】
107はフレーム43と一体に形成された回動角規制部111に対して突当ることにより開閉扉100の開状態(図1、図3)での開放角度を規制しているストッパーである。
【0048】
以上の構成によるドキュメントフィーダ装置7の動作について述べる。給紙トレイ3上の本発明のシート材としての原稿2は従来例でも述べたように本発明の給送手段としての給紙ローラ8と本発明の分離手段としての分離パッド9との本発明の圧接点としてのニップ部において、一枚ずつ分離されてそのニップ出口51から接線方向にガイドコロ103に導かれその後レジスト上ローラ10及びレジスト下ローラ11により構成されるレジストローラ対のニップ部に送られる。
【0049】
この際、給紙ローラ8、分離パッド9のニップ部から、レジストローラ対までの間においてジャムが発生し、かつ使用者が図示しない加圧解除手段を用いず、即ち分離パッドバネ46、中板バネ47の加圧力を解除せずに詰まった原稿を給紙トレイ側に急激に引張る等して空間106に紙片として残った場合には、使用者は図3、図4に示すように、本発明の押圧手段を構成するドキュメントフィーダ装置7のフレーム43に設けられた把手部114を持ち上げドキュメントフィーダ装置7を上方に開放する。
【0050】
このとき従来例でも述べたようにドキュメントフィーダ装置7への電源供給は停止され、使用者は容易にジャム処理を行うことが可能となる。
【0051】
ドキュメントフィーダ装置7を上方に開放することによりジャム処理のための開閉扉100がドキュメントフィーダ下面に位置していることを確認した使用者は固定爪104を手指でN方向に押し込むことにより、図1、図3のようにレジスト下ローラ11の軸心101を中心にL方向に開閉扉100を開放することができる。
【0052】
このとき先程述べたようにドキュメントフィーダ装置7への電源供給は停止されているので、給紙ローラ8、レジストローラ対及び搬送ベルト13その他図示しない駆動手段等は万一画像読取装置自体に誤動作が生じても動作することはないので手指を容易に空間106内にさし入れることができ、詰まった原稿2をとり出すことができる。
【0053】
ジャム紙片の取出しが終了した後再び開閉扉100をM方向に回動させることにより固定爪104先端の引掛部105がフレーム43側の開閉扉固定部110に対して引掛り、図2、図4のように開閉扉100を閉めることができる。最後にドキュメントフィーダ装置7を押し下げ本発明の載置台としてのプラテンガラス4上に載置することにより、再度ドキュメントフィーダ装置7への電源供給が行われコピー動作可能となる。
【0054】
以上述べた構成、動作により通常の動作時においては、給紙ローラ8、分離パッド9のニップを抜けた原稿2をニップ出口51における接線方向に導くことにより原稿2の厚み、腰の強さ等に左右されずに分離パッドバネ46による圧接力を安定させた状態でプラテンガラス4上に向けて原稿2を下降搬送させるためのガイドコロ103の機能を維持したまま、給紙ローラ8の原稿2の搬送方向下流である、給紙ローラ8及びレジストローラ対にかけての空間106でのジャム処理を効率的かつ安全に行うことができる。
【0055】
なお、使用者が図示しない加圧解除手段を動作させて給紙トレイ3の方向もしくは搬送ベルト13の方向へジャム原稿を引抜いた場合には従来例と同様のジャム処理を行うことができるので、本実施形態ではさらに高い操作性、信頼性が得られるわけである。
【0056】
(画像読取装置の実施形態)
次に本発明に係る画像読取装置の実施形態について説明する。本発明に係る画像読取装置の実施形態は、上記本発明に係るシート材搬送装置の実施形態を具備した実施形態である。
【0057】
すなわち、上記実施形態として示されたシート材搬送装置により搬送されたシート材の画像の読み取りを行なう画像読取手段を備える画像読取装置である。また、本発明に係る画像読取装置の実施形態が適用される装置としては、プリンタ、FAX、複写機等を挙げることができる。
【0058】
例えば、本発明に係る画像読取装置は、前述の図5において、押圧部Aが上述の本発明に係るシート材搬送装置の実施形態に置き換わった際の、画像読取部Bとなる。
【0059】
したがって、本発明に係る画像読取装置の実施形態においては、前述の本発明に係るシート材搬送装置の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】
(画像形成装置の実施形態)
次に本発明に係る画像形成装置の実施形態について説明する。本発明に係る画像形成装置の実施形態は、上記本発明に係るシート材搬送装置の実施形態を具備した実施形態である。
【0061】
すなわち、上記実施形態として示されたシート材搬送装置により搬送された原稿の画像を画像読取装置によりを読み取り、この読み取った画像情報に基づいて、本発明の画像形成シート材としてのシート材に画像形成を行なう画像形成手段を備える画像形成装置である。また、本発明に係る画像形成装置の実施形態が適用される装置としては、プリンタ、FAX、複写機等を挙げることができる。
【0062】
例えば、本発明に係る画像形成装置は、前述の図5において、押圧部Aが上述の本発明に係るシート材搬送装置の実施形態に置き換わった際の、画像形成部Cとなる。
【0063】
また、画像形成手段としては電子写真方式の画像形成手段の他にも、インクジェット式の画像形成手段や、バブルジェット式の画像形成手段等が適用できるが、これらに限定さ
れるものではなくその他適宜な画像形成手段を適用することができる。
【0064】
したがって、本発明に係る画像形成装置の実施形態においては、前述の本発明に係るシート材搬送装置の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0065】
このように、本発明に係るシート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置の各実施形態によれば、給送ローラ8と分離パッド9との圧接点よりも下流の原稿2の搬送路を形成する開閉扉100や開閉扉200が移動することから、例えば圧接点よりも下流においてジャム等の原稿2の搬送異常が発生した場合であっても、開閉扉100や開閉扉200を移動させてこの搬送異常に対処することができるため、ユーザの操作性及び利便性を向上させることができる。
【0066】
また、開閉扉100が下方向に移動するため、さらにユーザの操作性及び利便性を向上させることができる。
【0067】
また、開閉扉100の移動が行われている際は、例えば給送ローラ8の駆動やレジスト上ローラ10及びレジスト下ローラ11の駆動その他の駆動が停止されているため、ユーザはさらに容易に原稿2の搬送異常に対処することができる。
【0068】
また、シート材搬送装置が原稿2を押圧するドキュメントフィーダ装置7に配置されているため、さらに操作性及び利便性を向上させることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、給紙手段と分離手段との圧接部を抜けたシート材をガイド手段により導くことで、シート材の厚み、腰の強さ等に左右されずに分離手段により圧接力を安定して付与し、載置台に向けてシート材を搬送させつつ、給紙手段より下流の空間でのシート材のジャム処理等の搬送異常を容易かつ効率的に処理することが可能なシート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の構造図である。
【図2】本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の構造図である。
【図3】本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の斜視下面図である。
【図4】本発明に係るシート材搬送装置の実施形態の斜視下面図である。
【図5】従来の複写機の構造図である
【図6】図5に示される複写機における給送部の構造図である
【図7】図5に示される複写機における給送部の構造図である
【図8】図5に示される複写機の外観斜視図である
【図9】図5に示される複写機の外観斜視図である
【図10】図5に示される複写機の外観斜視図である
【図11】図5に示される複写機の外観斜視図である
【図12】図5に示される複写機の背面図である
【図13】図5に示される複写機の背面図である
【図14】図5に示される複写機のヒンジ部の構造図である
【図15】図5に示される複写機のヒンジ部の構造図である
【図16】図5に示される複写機の給紙ローラ近傍の構造図である
【符号の説明】
1 複写機
2 原稿
3 原稿給紙トレイ
4 プラテンガラス
5 光学読取装置
6 原稿排紙トレイ
7 ドキュメントフィーダ装置
8 給紙ローラ
8a 駆動軸
9 分離パッド
10 レジスト上ローラ
11 レジスト下ローラ
12 本体
13 搬送ベルト
14 入口
15、16 排紙ローラ
20 記録用紙
21 給紙トレイ
22 給紙ローラ
23 分離パッド
24 レジスト下ローラ
25 レジスト上ローラ
26 感光ドラム
27 転写帯電器
28 搬送ベルト
29、30 加熱定着ローラ
31、32 排紙ローラ
33 排紙トレイ
40 揺動板
42 軸
43 フレーム
44 分離パッドホルダー
45 軸
46 分離パッドバネ
47 中板バネ
48 ガイドコロ
49 用紙上ガイド
50 用紙下ガイド
51 ニップ出口
60 ヒンジ軸
61 ヒンジ足
62 マイクロスイッチ
63 押込部
64 突部
100 開閉扉
101 軸心
102 ガイドコロ軸
103 ガイドコロ
104 固定爪
105 引掛部
106 空間
107 ストッパー
108 ガイド部
109 ガイドコロ支持部
110 開閉扉固定部
111 回転角規制部
113 支持部
114 把手部
A 押圧部
B 画像読取部
C 画像形成部

Claims (5)

  1. 複写機のプラテンガラスの上部で開閉可能に設けられたドキュメントフィーダ装置に設けられ原稿を自動的に前記プラテンガラス上に搬送するシート材搬送装置において、
    給紙トレイ上に載置された原稿を給送する給送手段と、
    前記給送手段により給送される原稿の重送を防止するために、前記給送手段に圧接するように圧接力が付与される分離手段と、
    前記給送手段と前記分離手段との圧接点よりも下流の前記原稿の搬送路を形成するガイド手段と、
    前記搬送路の下流に配置され、前記原稿を搬送する搬送回転体と、
    を設け、該ガイド手段は、前記圧接点と前記搬送回転体との間の下部に配置された下ガイド手段を備え、該下ガイド手段が前記搬送路の下方向に回動可能に設けられ、該下ガイド手段を回動させることにより前記搬送路を外部に対して開放及び閉鎖することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 前記ガイド手段が、前記搬送回転体の回転軸を中心下方向に回動することを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。
  3. ドキュメントフィーダ装置が複写機のプラテンガラスの上方に開放された場合、該複写機から該ドキュメントフィーダ装置への電源供給は停止されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート材搬送装置。
  4. 上記請求項1からのいずれか1項に記載のシート材搬送装置と、
    前記シート材搬送装置により搬送された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  5. 上記請求項1からのいずれか1項に記載のシート材搬送装置と、
    前記シート材搬送装置により搬送された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該画像読取手段により読み取られた原稿の画像を画像形成シート材に形成する画像形成
    手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2000030263A 2000-02-02 2000-02-02 シート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP3619102B2 (ja)

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