JP2001206488A - 処理剤溶解装置 - Google Patents

処理剤溶解装置

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JP2001206488A
JP2001206488A JP2000022026A JP2000022026A JP2001206488A JP 2001206488 A JP2001206488 A JP 2001206488A JP 2000022026 A JP2000022026 A JP 2000022026A JP 2000022026 A JP2000022026 A JP 2000022026A JP 2001206488 A JP2001206488 A JP 2001206488A
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JP
Japan
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water
bottle
treatment agent
opening
tank
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JP2000022026A
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Kenji Inoue
井上  健治
Motoi Suzuki
基 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル内の処理剤が落下した後にボトルの内
壁等に付着して残った処理剤や、シールの舌状部分が妨
げとなって溶解槽へ至らない処理剤を、効率よく、かつ
確実に溶解槽へ落下させる。 【解決手段】 ノズル160からボトル122内へ吐出
する水の揚程を16mと定めている。ノズル160の位
置からボトル122の装填時における天井面までの距離
は数10cmであり、水の揚程に対して非常に短い距離
となっている。このため、水はボトル122内で勢いよ
く流動し、1点集中で吐出しても、ボトル122内の内
壁のほとんどに洗浄効果をもたらすことができる。この
ため、当該内壁に付着している処理剤をあますことな
く、確実に洗い流すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体又は粒状の処
理剤を収納し開口が薄膜で封止された容器を、溶解槽上
方に該開口を下向きにした状態で保持し、該薄膜を開封
して処理剤を該溶解槽内へ落下させる処理剤溶解装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真現像機に用いられる現像
液や定着液を生成する場合、粉体又は粒状等の処理剤を
水に溶解することがある。このような処理剤を溶解する
ための溶解装置が市販されている。
【0003】この溶解装置の概略構造は、前記処理剤と
水とを入れて攪拌する溶解槽と、この溶解槽の下部に設
けられ、溶解が完了した処理液をストックする貯留槽
と、で構成されている。溶解槽の上方には、ボトル装填
部が配設されており、この装填部は、処理剤が収容され
たボトル(容器)を開口を下向きにして装填するように
なっている。このとき、開口は、アルミシート等のシー
ルによって封止されている。
【0004】装填部にボトルが装填された状態で、C字
状の刃を持つ開封部材が作動し、封止シールを舌状に開
封する。これにより、処理剤は溶解槽へ落下する。
【0005】一方、溶解槽には予め水を供給しておき、
処理剤が流下されると、攪拌機が作動して、攪拌を開始
する。これにより、溶解槽において処理剤は水に溶け処
理液が完成する。完成した処理液は、フィルタを介して
貯留槽へ送り出される。なお、貯留槽には、ポンプが装
備され、このポンプの作動により必要に応じて処理液は
現像処理装置等へ送られる。
【0006】ボトル内の処理剤は、開封後自然落下によ
って開口から落下するが、その一部がボトル内壁に付着
して落下しないことがある。この場合、処理槽で生成さ
れる処理液の濃度が所定の濃度より低いものになり、こ
の処理液を現像処理装置へ送って、写真感光材料の処理
を実行すると、画質の低下を招く恐れがある。このた
め、封止シールの開封後に、ボトル内方に向けて溶解水
の一部を洗浄水として吐出し、ボトル内に残った処理剤
を洗い流すことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吐出さ
れる水の揚程が小さいとボトル内を充分に洗うことがで
きず、また、必要以上に揚程を上げると、ボトル内で水
が散乱し過ぎて、効率よく洗い流せないという不具合が
ある。従来では、このような揚程に関して、何ら規定が
されておらず、単純にボトル内を洗浄するのみでああっ
たため、効率よく、かつ確実にボトル内を洗浄するには
至っていなかった。
【0008】また、前記開封部材により開封されたシー
ル(薄膜)は、その一部がボトル内の処理剤の重さによ
り舌状に開き、通常は処理剤はその重力により開口から
落下するが、開封部材による開封が不充分等の理由によ
り、まれに落下の妨げとなる場合がある。このような場
合、容器内の処理剤が全て処理剤へ落下しない、という
問題点がある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、ボトル内の処
理剤が落下した後にボトルの内壁等に付着して残った処
理剤や、シールの舌状部分が妨げとなって溶解槽へ至ら
ない処理剤を、効率よく、かつ確実に溶解槽へ落下させ
ることができる処理剤溶解装置を得ることが目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、粉体又は粒状の処理剤を収納し開口が薄膜で封止さ
れた容器を、溶解槽上方に該開口を下向きにした状態で
保持し、該薄膜を開封して処理剤を該溶解槽内へ落下さ
せる処理剤溶解装置であって、保持された状態の該容器
の開口を介して洗浄水を容器内に向けて吐出させる吐出
口と、該吐出口から吐出される洗浄水が該薄膜の開封を
促進することが可能な圧力で該吐出口へ水洗水を供給す
る水洗水供給手段と、を有している。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、水洗水を
圧送することにより、吐出口からは薄膜の開封を促進す
ることが可能な圧力で洗浄水が吐出される。これによ
り、ボトル内壁に付着した処理剤をあますことなく洗い
流すことができる。
【0012】また、ボトル開口縁において、一部が破断
されずに残ったシールが、処理剤が流下する流下路上で
処理剤の流下の妨げとなっているに場合に、前記水洗水
は、水圧によって、シールをボトル内へ押し上げ、洗浄
剤の流下路を確保することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記水洗水供給手段が該吐出口へ
水柱の揚程が5m以上の圧力で水洗水を供給することを
特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記水洗水供給手段の水柱の揚程
が5m〜20mの圧力で水洗水を供給することを特徴と
している。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記水洗水供給手段の水柱の揚程
が10m〜16mの圧力で水洗水を供給することを特徴
としている。
【0016】請求項2乃至請求項4に記載の発明によれ
ば、前記請求項1に記載の薄膜の開封を促進することが
可能な圧力の洗浄水を得るために水柱の揚程を設定して
いる。すなわち、水柱の揚程が5m(請求項2)以上、
好ましくは5m〜20m(請求項3)、さらに好ましく
は10m〜16m(請求項4)とすることで、薄膜の開
封の促進を図ることができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記水洗
水が処理剤を溶解するための水として利用されることを
特徴としている。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、水洗とし
て利用した水は、自然落下で溶解槽へ至り、溶解のため
の水として利用される。
【0019】請求項6に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、該吐出口
の径が0.5〜4mmφであることを特徴としている。
【0020】請求項7に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、該吐出口
の径が2〜2.5mmφであることを特徴としている。
【0021】請求項6及び請求項7に記載の発明によれ
ば、吐出口の開口径が細ければ細いほど洗浄水は霧状に
なり洗浄しにくい。また太過ぎると面圧によりボトルを
変形させる可能性があるため、開口径を0.5〜4mm
φ、好ましくは2〜2.5mmφが適当である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0023】図1及び図2には、本実施の形態に係る処
理剤溶解装置100の概略図が示されている。
【0024】図1に示される如く、溶解装置100は、
上下二層構造を2セットを持つ。上槽は、予め所定量の
水を貯留し、その中に後述する粒状又は紛体状の処理剤
(現像剤や定着剤)を溶解する溶解槽104であり、下
槽は溶解槽104で作った処理液をストックするストッ
ク槽110である。また、一方の上段一槽では現像液が
生成され、他方の上段一槽では定着液が生成される。さ
らに、この上下二層構造に隣接して溶解槽104及び洗
浄水を供給するための給水タンク161が設けられてい
る。
【0025】枠体106の上部の支持台121には、上
下二層構造の各溶解槽104上にそれぞれ2個のボトル
装填部123が設けらている。
【0026】溶解槽104、ストック槽110について
は、現像液側、定着的が共に同一の構成であるので、以
下、一方のみの構成を説明する。
【0027】図2に示される如く、溶解槽104とスト
ック槽110とは、それぞれ独立して、枠体106に支
持されている。
【0028】図2及び図3に示される如く、溶解槽10
4は略箱型で、底部は短辺側の一方の側壁104Aから
他方の側壁104Bに向けて緩やかな傾斜がつけられて
いる(図3(C)参照)。
【0029】他方の側壁104Bの中央には、溶解槽1
04の内側からみて外側に凸となる円弧状の凹陥部10
8が形成されている。この凹陥部108は、筒状で溶解
槽104の上端開口から底部まで延設されている。な
お、凹陥部108の最底部は、テーパ状に縮径されて漏
斗部108Aが形成されている。すなわち、凹陥部10
8は、溶解槽104からストック槽110へ処理液を移
すための案内路の役目を有している。
【0030】この凹陥部108には、図3(A)に示す
フィルタユニット112が緊密に装着されるようになっ
ている。フィルタユニット112は、上部が円筒形とさ
れ、下部が軸線方向からみて接線方向の切欠部112A
が形成されており、この切欠部112Aの切欠面にフィ
ルタユニット112の内外を貫通する矩形孔112Bが
形成されている。この矩形孔112Bの周縁には、フィ
ルタ114が貼り付けられており、矩形孔112Bはフ
ィルタ114により被覆されている。
【0031】上記構成のフィルタユニット112が前記
溶解槽104の凹陥部108に装填されることにより、
溶解槽104に貯留した処理液が、この処理液に含まれ
る不純物(ゴミや溶解しきれなかった処理剤の粒等)が
取り除かれた状態でストック槽へ移行することになる。
【0032】図2に示される如く、ストック槽110の
天井面には、前記凹陥部108の軸線とほぼ一致する位
置には、円孔が設けられ流入口116とされている。流
入口116には、円筒状の配管118が取り付けられて
おり、その上端開口に前記漏斗部112Bの先端部が入
り込んでいる。配管118の途中にはボールバルブ12
0が介在されており、このボールバルブ120を開放状
態とすることにより、溶解槽104とストック槽110
とが、漏斗部112B、配管118を介して処理剤案内
路が開通する。
【0033】図4に示される如く、溶解槽104の上方
には、溶解装置100ケーシングの上面に設けられた支
持台121には、粉体又は粒状の処理剤を収納したボト
ル122を装填する装填部123が配設されている。図
4(B)に示される如く、ボトル122の開口部には、
シール部材122が貼り付けられており、ボトル122
は、この開口部を下向きにして前記装填部123へ装填
するようになっている。
【0034】また、この支持台121からは、駆動手段
124の駆動力で回転する回転軸126の一端が配設さ
れ、他端は溶解槽104の底部近傍まで延長されてい
る。この回転軸126の他端(先端)には、羽根状のパ
ドル126Aが取り付けられており、回転軸126が回
転することで、パドル126Aが回転し、溶解槽104
内に貯留される水及び処理剤を攪拌する構造となってい
る。
【0035】装填部123には、開封部材140が配設
されており、ボトル122のシール部材を開封する位置
(図4(A)の実線位置)と、待機位置(図4(A)で
想像線位置)の間を移動し得るように配設されている。
【0036】開封部材140は、円筒形に形成され、上
端がのこぎり状で開封形状が舌状となる刃部140Aで
構成されており、開封部材140のは、互いに平行な一
対のブラケット部146に支持されている。なお、この
ブラケット部146間の上端には刃部140Aは存在し
ていないため、開封すると舌状にシール部材を開封す
る。
【0037】ブラケット部146から延設される2本の
アーム部146Aは、1本の軸150に取り付けられて
いる。この軸150は、カム機構部152の動作で所定
角度(90°)の範囲の回動を1往復するようになって
いる。これにより、開封部材140は、図4(A)の実
線位置と想像線位置の間を往復回動することになる。こ
れにより、シール部材をほぼC字形に切ることができ
る。
【0038】切られたシール部材は、刃部140Aが存
在しない部分が開封せず残っているため、ボトル122
の開口部から離脱せずに残り、溶解槽104へ落下する
ことが防止されている。
【0039】前記支持台121における装填部123の
下部に対応する位置には、ノズル160が配設されてい
る。このノズル160は、図4(C)に示される如く、
ホース158の一端と連結されており、このホース15
8の他端は、ポンプ164の吐出口に配管されている。
【0040】また、ポンプ164の取り入れ口に取り付
けられたホース168は、給水タンク161に接続され
ている。また、給水タンク161からは、ポンプ170
を介して溶解槽104の上部までホース162が配管さ
れている。
【0041】ホース158は、開封部材140の第1の
位置と第2の位置の間の移動を妨げない位置に設けられ
ている。また、ホース158の先端に取り付けられたノ
ズル160は、吐出口を粒状の処理剤の落下時にふさが
ないような配置となっている。
【0042】ここで、ポンプ164は、ノズル160か
らの水の揚程が16mとなるようなものを使用してい
る。なお、ノズル160の開口径は2〜2.5mmφで
あり、揚程はこの開口径に基づいて設定される。これら
の圧力調整(揚程調整)は圧力調整弁を圧力計からの信
号によってパルスモータ等で自動調整する構成であって
もよいし、圧力調整弁をツマミ等を把持して設定する手
動調整であってもよい。さらには、水の揚程16mの能
力のポンプを直接接続してもよい。これにより、ノズル
160から吐出された水は、ボトル122内へ行き渡
る。また、揚程16mというボトル装填時の天井部まで
の距離に比べて非常に大きな能力を持っているため、ボ
トル122内で水流が勢いよく発生し、ボトル内壁に付
着したよ処理剤を確実に洗い流すことが可能となってい
る。また、この洗浄に使用される水は、溶解時に必要な
水(希釈水)の一部として利用される。
【0043】すなわち、給水タンク161からは、溶解
槽104へ直接水を送液するホース162と、ボトル1
22の底面へ向けて水を吐出させるホース158とを介
して溶解槽104へ供給され、その水の総量はボトル1
22の1本の処理剤を溶解させて所望濃度の現像液を作
るのに必要な量である。
【0044】以下の本実施の形態の作用を説明する。
【0045】作業者が溶解装置を作動させると、ポンプ
170が作動して溶解槽104に処理剤を溶解させるた
めに使用する水を供給する。ここで供給する水の量は、
処理剤を完全に溶解させるために必要な適正量であり、
図示しないレベルセンサで検出することで供給の停止す
ればよい。
【0046】次に、パドル126Aを回転させて溶解槽
104内の水の攪拌を開始する。次いで、開封部材14
0を動作させてボトル122から処理剤を溶解槽104
に投入する。処理剤の投入から処理剤が完全に水に溶解
するために必要な予め定められた所定時間が経過した後
に、ポンプ164を介してノズル160から所定量の水
をボトル122の内部に噴出し、ボトル122の内部を
洗浄する。
【0047】ここで、本実施の形態では、ノズル160
からボトル122内へ吐出する水の揚程を16mと定め
ている。
【0048】ノズル160の位置からボトル122の装
填時における天井面までの距離は数10cmであり、水
の揚程に対して非常に短い距離となっている。このた
め、水はボトル122内で勢いよく流動し、1点集中で
吐出しても、ボトル122内の内壁のほとんどに洗浄効
果をもたらすことができる。このため、当該内壁に付着
している処理剤をあますことなく、確実に洗い流すこと
ができる。
【0049】また、開封部材140によるシール部材1
22Aの開封後、シール部材122Aが、ボトル122
の開口部に垂れ下がった状態となる。このとき、処理剤
の落下路から外れた位置にあれば問題ないが、落下路内
に滞留して処理剤の落下を妨げる場合があり得る。この
ような場合、ノズル160から吐出する水がシール部材
122Aに当たり、揚程16mという勢いの強さでシー
ル部材122Aをボトル内部まで押し上げる。これによ
り、洗浄水がボトル内に噴射され、処理剤は完全に溶解
槽104へ落下し、適度な希釈率で溶解される。
【0050】なお、上記洗浄動作により、洗浄用に使用
した水およびボトル122内部に残留していた処理剤が
全て溶解槽104に流れ落ちてくるまで、攪拌は継続さ
れる。
【0051】ここで、溶解槽内の水量が所定量になった
ことをレベルセンサで検出すると、ポンプ164の作動
を停止させて水の供給を止める。
【0052】溶解が終了すると、パドル126Aを停止
させて溶解槽104内の水の攪拌を停止し、溶解処理を
終了する。その後、ボールバルブ120を開放すること
で、溶解槽104内の処理液(現像液)をストック槽1
10へ排出することができる。
【0053】なお、本実施の形態では、ノズル160か
ら吐出する水柱の揚程を16mとしたが、5m〜20m
の範囲であればよい。5mに満たないと水の勢いが弱
く、完全に洗浄できず、20mを越えると勢いが強すぎ
て水が拡散し、ボトル内壁全域に届かない場合があるか
らである。なお、より好ましい揚程の範囲は、10m〜
16mである。併せて、ノズル開口径は0.5〜4mm
の範囲が良く、ポンプの揚程を16mとする場合、2〜
2.5mの範囲であれば良い。ノズルより噴射する水の
勢いは、ポンプの揚程により変わるので、ノズル開口径
は、この揚程に合わせて最適な口径を設定することが好
ましい。
【0054】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る処理剤溶
解装置は、ボトル内の処理剤が落下した後にボトルの内
壁等に付着して残った処理剤や、シールの舌状部分が妨
げとなって溶解槽へ至らない処理剤を、効率よく、かつ
確実に溶解槽へ落下させることができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る溶解装置の正面図である。
【図2】本実施の形態に係る溶解装置の側面図である。
【図3】(A)溶解槽の斜視図、(B)は溶解槽の平面
図、(C)は溶解槽の側面図である。
【図4】(A)は装填部近傍の概略図、(B)はボトル
の開口を示す斜視図、(C)はノズルの配管状態を示す
図4(A)に対する側面図である。
【符号の説明】
100 溶解装置 104 溶解槽 122 ボトル 122A シール部材 123 装填部 140 開封部材 140A 刃部 146 ブラケット部 146A アーム部 152 カム機構部 158 ホース 160 ノズル 161 給水タンク 164 ポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体又は粒状の処理剤を収納し開口が薄
    膜で封止された容器を、溶解槽上方に該開口を下向きに
    した状態で保持し、該薄膜を開封して処理剤を該溶解槽
    内へ落下させる処理剤溶解装置であって、 保持された状態の該容器の開口を介して洗浄水を容器内
    に向けて吐出させる吐出口と、 該吐出口から吐出される洗浄水が該薄膜の開封を促進す
    ることが可能な圧力で該吐出口へ水洗水を供給する水洗
    水供給手段と、を有する処理剤溶解装置。
  2. 【請求項2】 前記水洗水供給手段が該吐出口へ水柱の
    揚程が5m以上の圧力で水洗水を供給することを特徴と
    する請求項1記載の処理剤溶解装置。
  3. 【請求項3】 前記水洗水供給手段の水柱の揚程が5m
    〜20mの圧力で水洗水を供給することを特徴とする請
    求項2記載の処理剤溶解装置。
  4. 【請求項4】 前記水洗水供給手段の水柱の揚程が10
    m〜16mの圧力で水洗水を供給することを特徴とする
    請求項2記載の処理剤溶解装置。
  5. 【請求項5】 前記水洗水が処理剤を溶解するための水
    として利用されることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4の何れか1項記載の処理剤溶解装置。
  6. 【請求項6】 該吐出口の径が0.5〜4mmφである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の
    処理剤溶解装置。
  7. 【請求項7】 該吐出口の径が2〜2.5mmφである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の
    処理剤溶解装置。
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