JP2000284450A - 処理剤溶解装置 - Google Patents

処理剤溶解装置

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JP2000284450A
JP2000284450A JP11093828A JP9382899A JP2000284450A JP 2000284450 A JP2000284450 A JP 2000284450A JP 11093828 A JP11093828 A JP 11093828A JP 9382899 A JP9382899 A JP 9382899A JP 2000284450 A JP2000284450 A JP 2000284450A
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bottle
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dissolving
treatment agent
tank
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Atsushi Ikeda
淳 池田
Motoi Suzuki
基 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトルから溶解槽への粒状の処理剤の流動
を、長期間メンテナンス不要で円滑に行う。 【解決手段】 穿孔部材でシール部材202を破断した
後、粒状の処理剤がほぼボトル122内からなくなった
時点では、所定時間、カバー部材の内部へ水道水を吐出
させる。この吐出には勢いがあり、ボトル122の内部
まで届くようになっており、これにより、ボトル122
内に残留する粒状の処理剤を溶解し、ボトル122から
流出させることができる。パイプ158の吐出口は若干
斜め向きとされ、粒状の処理剤の落下時に吐出口がふさ
がれないような構造とされている。また、吐出量は0.2
〜2リットル/毎分とされ、ボトル122の底部近傍に
向けて吐出させる(ボトル122の底部の中央部が好ま
しい)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体又は粒状の処
理剤が収容され、かつこの処理剤の吐出口がシール部材
で閉止されたボトルを、吐出口が下向きとなるように装
填した状態で前記シール部材を破断し、処理剤を下方に
位置する溶解槽へ落下させて溶解槽内で水に溶解する処
理剤溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像機用として用いられる粉体又
は顆粒状の処理剤を水に溶解して処理液を準備する場
合、専用の溶解装置を用いて溶解することがある。
【0003】一般に粉体又は顆粒状の処理剤は、PET
製のボトルに収容されて市販されている。その吐出口
は、粉体又は顆粒状の処理剤をボトル内に収容した後
に、アルミニウム製のシール部材等でシールされてい
る。なお、安全のため、シール部材を覆うねじ込み式の
蓋体で締め付けもよい。
【0004】このようなボトルは、蓋体を外した状態で
吐出口を下向きにして溶解装置の装填部に装填される。
【0005】溶解装置の装填部には、装填されるボトル
のシール部材と対向するように円筒状の刃を持つ穿孔部
材が配設されており、この穿孔部材の刃によってシール
部材を輪状に突き破ることにより、ボトル内の処理剤を
下方の溶解槽へ落下させる。
【0006】溶解槽には水が貯留されており、攪拌用の
スクリューを回転させることにより処理剤を水に溶解
し、所定の濃度の処理液をが生成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボトル
内部には、処理剤が残留することがある。ボトルに収容
された所定量の処理剤を溶解槽内の所定量の水に溶解す
ることにより、所定濃度の処理液を得るのであるが、処
理剤がボトル内に残留すると、正常な濃度を得られなく
なってします。
【0008】処理剤が残っているボトルを溶解装置から
外したときに、処理剤が周辺に飛び散り、清掃等のメン
テナンスに時間を要することもある。
【0009】また、ボトルから排出されたものの、穿孔
部材等のボトルの吐出口から溶解槽の間に付着してしま
う処理剤もある。この場合、1回の付着量は少量であっ
ても、粉体状又は顆粒状の処理剤は雰囲気中の水分を吸
って固化する。固化するとかなり硬くなり、洗浄ではと
れなくなる。この状態を放置すると経時的には相当の量
が堆積し、ボトルからの流出する粒状の処理剤の落下の
妨げになる。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、ボトル内の処
理剤を溶解槽へ処理剤を完全に供給することができ、長
期間にわたってメンテナンス不要な処理剤の溶解装置を
得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、粉体又は粒状の処理剤が収容され、かつこの処理剤
の吐出口がシール部材で閉止されたボトルを、吐出口が
下向きとなるように装填した状態で前記シール部材を破
断し、処理剤を下方に位置する溶解槽へ落下させて溶解
槽内で水に溶解する処理剤溶解装置であって、処理剤落
下後のボトル内へ向けて水を吐出し、ボトル内に残留す
る処理剤を溶解槽へ流出させる洗浄手段を有することを
特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、処理剤の
ボトル内に水を吐出させるようにしたため、ボトル内を
洗浄できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記請求項1記
載の発明において、ボトルと溶解槽との間に、ボトル側
から溶解槽側に向けて徐々に内径が減少するテーパ形状
のカバー部材が設けられている、ことを特徴としてい
る。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、カバー部
材はボトル内から落下する処理剤を溶解槽へ案内するた
めのものであり、穿孔部材の可動部等に粉体状又は顆粒
状の処理剤が飛散することを防止する。また、このカバ
ー部材の表面に洗浄用に水を流すことにより、付着する
処理剤を洗い流すことができる。これにより、経時的に
処理剤が蓄積し、これらの可動部が動作不良を起こを防
止する。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載1に性きゅせいkボトル内の処理剤を流出させた水
が、シール部材を破断する穿孔部材を洗浄した後、溶解
槽へ流れこむようにしたことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項1又は請求項2のように、ボトル内に残留した粒状の
処理剤の処理を必須とせず(別の形で解消していること
を前提とし)、あくまでもボトルから流出した後の粒状
の処理剤が溶解槽まで至らず、穿孔部材等に付着するこ
とを解消するための発明であり、水溶液をカバー部材の
内周面に沿って流出させる。
【0017】すなわち、粒状の処理剤が最も析出し、堆
積し、穿孔部材に動作不良を起こさせるのは、穿孔部材
とその周囲との間に析出するのが最大の原因であると考
え、カバー部材に沿って水溶液を流出させることによ
り、このカバー部材に付着する粒状の処理剤を除去す
る。このとき、請求項3では、カバー部材の内周面をテ
ーパ形状としたため、粒状の処理剤は流れ落ち易く、洗
浄作業性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係る現
像剤溶解装置100が示されている。
【0019】溶解装置100は、上下二層構造を持つ。
上槽は、予めあらか所定量の水を貯留し、その中に後述
する粉体又は顆粒状の現像剤を溶解する溶解槽104で
あり、下槽は水に現像剤を溶解させてできた現像液を1
08をストックするストック槽110である。
【0020】溶解槽104の水平断面は8角形をしてお
り、各内壁側壁104Sが交わる角部は、所謂面取りが
施されている。図2では、面取り部分が分かりやすいよ
うに、稜線Rを引いているが、実際には少なくとも内周
面は隣合う側壁104S同士が円弧によって連続的に接
っている。
【0021】また、溶解槽104の底部の四隅の角部
は、底板104Bに対して面取りが施されている。な
お、この稜線Rについても、分かりやすくするために描
いたものであり、実際には少なくとも内周面は、隣合う
側壁104S同士並びに側壁104Sと底板104Bと
は円弧によって連続的につながっている。
【0022】底板104Bはさらにすり鉢状に成形され
舟底形状となっており、その最底位置に開口部112が
設けられ、この開口部112を経て処理液が溶解槽10
4からストック槽110へ流下する構造となっている。
開口部112には、電磁弁114が取り付けられてお
り、処理剤106を溶解する段階では開口部112は閉
止されている。
【0023】上記溶解槽104の内周面を構成する全て
の壁面は円弧面をもって交叉しており、側壁104S及
び底板104Bを伝って落下する物(溶けきらない処理
剤等)に対して、ほとんど抵抗力(摩擦力)が無く、自
重により前記開口部112の1箇所に集中する構造とな
っている。
【0024】図1に示される如く、溶解槽104のすり
鉢状(舟底形状)の底部近傍には、パドル115が配設
されている。パドル115は、攪拌羽根115Aを備え
ており、溶解槽104内の水によるそhり剤の溶解を促
進するために攪拌するときに用いられる。すなわち、攪
拌羽根115Aは、図示しない駆動手段の駆動力で回転
する回転軸115Bの先端部に取り付けられており、こ
れにより、攪拌羽根115Aを回転させ、処理剤の溶解
を促進する。
【0025】ストック槽110の側壁110Aには、配
管116の一端が接続され、図示しない現像部機の現像
槽等まで配管され、その中間部にはポンプ118が設け
られている。このポンプ118の駆動により、ストック
槽110内の処理液108を現像槽へ送り込むことがで
きる。
【0026】溶解槽104の上方には、ケーシング10
0Aの上面を支持第124として、粉体又は顆粒状の処
理剤を溶解装置に固定するための装填部120が配設さ
れている。
【0027】支持台124の中央部には円孔126が設
けられている。この円孔126の周縁部には、ボトル1
22の吐出口128(図3参照)を固定する係合部13
0が設けられている。図3に示される如く、係合部13
0は、リング状の側壁部130Aとこの側壁部130A
の上端にドーナツ状の天井部130Bとが一体形成され
た構成となっている。なお、この天井部130B位置に
は、切欠部132が設けられている。
【0028】この係合部130の切欠部132に対応し
てボトル122の吐出口128の周面には、半径方向の
突起部134が、互いに直径方向に設けられている。
【0029】ここでボトル122を装填部120に装填
する場合の動作は、ボトル122を逆さ(吐出口128
を下向き)にして、突起部134と切欠部132とを対
向させて、係合部130内へ押し込む。その後、ボトル
122を回転させる。この押し込み、回転動作により、
突起部134が支持台124と天井部130Bとの間に
挟持され、ボトル122は装填部120の支持第24に
固定される。
【0030】図1に示される如く、支持台124の下面
側にける円孔126の周縁部には、カバー部200が形
成されている。このカバー部200は、前記支持台12
4の下面から下方に行くに従い徐々に小径となる所謂テ
ーパー形状となっている。
【0031】このカバー部材200は、ボトル122か
ら落下してくる処理剤を案内するガイド筒としての役目
も有している。
【0032】このカバー部200には、穿孔部材140
がボトル122のシール部材202(図3参照)を穿孔
する位置(第2の位置)と、待機位置(第1の位置、図
1では二点鎖線)の間を移動し得るように切欠部分が配
設されている。
【0033】図4及び図5に示される如く、穿孔部材1
40は、十文字型の断面をもつ槍刃142とこの槍刃1
42を支持する円筒部144とで構成されている。円筒
部144はなくてもよい。円筒部144の外周には、ブ
ラケット部146が取り付けられている。
【0034】ブラケット部146のアーム部146Aに
は、それぞれ同軸で円孔148が設けられており、嵌合
軸150が掛け渡されている。この嵌合軸150は、図
示しない駆動手段の駆動力で回転するカムプレート15
2の偏芯位置に取り付けられている(図1参照)。
【0035】ここで、カムプレート152がカム溝15
2Aに案内されて1回転する内に、嵌合軸150から伸
びるアーム部146Aは所定角度(90°)の範囲の回
動を1往復する構造となっている。
【0036】すなわち、穿孔部材140は、図1の実線
位置(第2の位置)と想像線位置(第1の位置)の間を
往復回動することになる。また、このとき、第1の位置
では、図示しない付勢手段の付勢力が蓄積された状態と
なっており、カムプレート152の回転が所定角度を通
過するとき、この蓄積された付勢力が開放され、穿孔部
材140を瞬時に第1の位置から第2の位置へと移動さ
せるため、十文字刃部142は勢いよくシール部材20
2に突き刺さり、これにより、シール部材202を十文
字に切り裂くことができる。
【0037】なお、十文字に切り裂かれたシール部材2
02はその周囲のほとんどが切断されずに残っているた
め、ボトル122の吐出口Kから離脱せずに残る。しか
し、シール部材202は四方に開放されるため、処理剤
は円滑にボトル122内から支持第24の円孔126内
へ落下する。
【0038】カバー部材200の下部には、フィルタ2
04が取り付けられている。このフィルタ204は、前
記穿孔部材140でシール部材122Aを突き破ったと
きに、上記シール部材202の一部がちぎれて落下した
とき、これを保持して、溶解槽104まで至らないよう
になっている。なお、フィルタ204は、粒状の処理剤
の落下には全く影響のない粗い網目状のものである。
【0039】前記カバー部材の内側には、パイプ158
が配設されている。このパイプ158は、ポンプ164
の吐出口に配管されている。
【0040】また、ポンプの取り入れ口に取り付けられ
たパイプ168は、水タンク160にに接続されてい
る。また、水タンク160からは、配管162がポンプ
170を介して溶解槽104の上部開口まで配管されて
いる。
【0041】パイプ158の吐出口は若干斜め向きとさ
れ、粒状の処理剤の落下時に吐出口がふさがないような
構造となっている。また、吐出量は0.2〜2リットル
/毎分とされ、ボトル122の底部近傍に向けて吐出さ
せる(ボトル122の底部の中央部が好ましい)。
【0042】なお、本実施の形態では、ボトル122の
先端吐出口128の内径と、前記カバー部材200の下
端部の内径とが等しくなっており、カバー部材200か
ら落下する洗浄水が飛散することはなく、確実に溶解槽
104へ流れ落ちるようになっている。また、この洗浄
に使用される水は、溶解時に必要な水溶液の一部として
利用されるものである。
【0043】すなわち、水タンク160からは、溶解槽
104へ水を貯留する配管と、カバー部材200の内側
へ案内する配管とにより、総量としてボトル122の1
本分の処理剤の溶解に必要な水が吐出される。
【0044】以下に本実施の形態の作用を説明する。 (ボトル122の装填)ボトル122の吐出口128ね
じ込み式の蓋体がついている場合には、この蓋体を取り
外し、シール部材122Aを露出させる。この状態で、
ボトル122を逆さ(吐出口128を下向きにし、装填
部120に対応させる。このとき、吐出口128の周囲
に形成された突起部134を、装填部120の切欠部1
32に対向させた状態で、係合部130へ押し込む。そ
の後、ボトル122を吐出口を中心に軸回転させると、
突起部134が支持台124と天井部130Bとの間に
挟持され、固定される。なお、この場合、穿孔部材14
0は第1の位置で位置決めされている。 (穿孔動作)このボトル122のシール部材122の穿
孔前に、溶解槽104には、ボトル122の1本分に必
要な水の量の内のほとんが貯留されている。
【0045】第1の位置で位置決めされた穿孔部材14
0に対して、カムプレート152を回転させると、蓄積
されていた付勢手段の付勢力が開放され、穿孔部材14
0は勢いよく第2の位置へ移動(回転)する。この移動
(回転)力により、十文字状の槍刃142がシール部材
202を突き破る。このとき、シール部材202は、中
心から徐々に四方に切り裂かれて行く。1回の動作で突
き破れない場合には、第1の位置から第2の位置への移
動を繰り返す。
【0046】シール部材122Aが穿孔されると、ボト
ル122内の処理剤の重みでシール部材202は開か
れ、処理剤が落下し、穿孔部材140の円筒部144の
内側を通過して、補助溶解容器142へと流れ落ちる。
このとき、円筒部144の周囲にはテーパ形状のカバー
部材200が配設されているため、処理剤は飛散するこ
となく、確実に溶解槽104へ案内される。なお、シー
ル部材202は、十文字状の槍刃142によって破断し
たため、ボトル122の吐出口128とシール部材20
2の周囲の接着がほとんど損なわれていないため、シー
ル部材202がボトル12から脱落することはほとんど
ないが、仮に一部がちぎれて小片等が落下しても、フィ
ルタ204によって溶解槽104への落下が防止されて
いる。これにより、電磁弁114やパドル115に絡ん
で、これらが動作不良を起こすようなことがない。 (溶解動作)補助溶解容器142に収容された粒状の処
理剤は、パドル115を駆動し、攪拌羽根115AAを
回転させることにより、攪拌を促進する。このパドル1
15は溶解槽104のすり鉢状となった底部近傍に配置
されている。
【0047】溶解槽104に落下した粒状の処理剤のほ
とんどは、上記パドル115の駆動によって溶解する
が、溶解しきれない粒状の処理剤が存在する。しかし、
本実施の形態では、溶解槽104の内周の角部(図2の
稜線Rで示した部分)、すなわち側壁104S間及び側
壁104Sと底板104B間の稜線Rを円弧面で連続さ
せており、粒状の処理剤が堆積するような領域がない。
従って、粒状の処理剤は、その全てがすり鉢状の底部近
傍に集中し、パドル115によって攪拌され、完全に溶
解する。 (洗浄)ボトル122のシール部材122Aを穿孔する
ための第1の位置から第2の位置へ移動した穿孔部材1
40は、粒状の処理剤が穿孔部材140の内側を通過す
ることによりその一部が付着することがある。これを放
置しておくと、周囲の湿気や、溶解槽104からの水の
跳ね上げによって堆積、固化することがある。また、ボ
トル122の内部には、自然落下せずに残った粒状の処
理剤が存在することがある。
【0048】そこで、ボトル122からほぼ粒状の処理
剤が落下すると、ポンプ164を作動させる。これによ
り、カバー部材200の内部に位置する吐出口から勢い
よく水がボトル122の内方ヘ吐出され、ボトル122
の内部が洗浄される。この水は、前記溶解槽104へ供
給する水量の一部であり、ボトル122内に残っていた
粒状の処理剤と共に溶解槽104へ流れ落ちる。また、
このとき、カバー部材200が上から下に向けて小径と
なるテーパ形状となっているため、水分を含む粒状の処
理剤がカバー部材200の内周面に付着して、流れ落ち
やすくなっているため、滞留し固化するようなことはな
い。
【0049】所定時間水を吐出し、ボトル122の内部
並びに穿孔部材140を洗浄した後は、穿孔部材140
を第1の位置に戻すことにより、穿孔部材140は、次
のボトル122のシール部材122Aの穿孔の待機状態
となる。
【0050】なお、本実施の形態では、ボトル122の
内部に水が届くように、かつ穿孔部材140を洗浄する
ようにカバー部材200の下部にパイプ158の吐出口
を設けたが、図7に示される如く、ボトル122の内部
の洗浄は必須とせず、穿孔部材140への処理剤の析
出、固化による動作不良防止のみを考慮して、カバー部
材200の上方にパイプ176を配設し、カバー部材2
00の内周面に沿うように比較的大量の水道水を流出さ
せる構造としてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る処理剤溶
解装置は、ボトル内の処理剤を溶解槽へ処理剤を完全に
供給することができ、長期間にわたってメンテナンス不
要とすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る溶解装置の全体概略図であ
る。
【図2】溶解槽の底部構造を示す斜視図である。
【図3】装填部と装填部に係合されるボトル注ぎ口を示
す斜視図である。
【図4】穿孔部材の斜視図である。
【図5】(A)は穿孔部材の側面断面図、(B)は図5
(A)の下面図である。
【図6】ボトル内を洗浄する水道水の流れを示すボトル
正面断面図である。
【図7】変形例に係る溶解装置の概略構成図である。
【符号の説明】
100 溶解装置 104 溶解槽 120 装填部 122 ボトル 128 吐出口 130 係合部 140 穿孔部材 142 刃部 144 円筒部 158 パイプ 160 水タンク 164 ポンプ 170 ポンプ 200 カバー部材 202 シール部材 204 フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体又は粒状の処理剤が収容され、かつ
    この処理剤の吐出口がシール部材で閉止されたボトル
    を、吐出口が下向きとなるように装填した状態で前記シ
    ール部材を破断し、処理剤を下方に位置する溶解槽へ落
    下させて溶解槽内で水に溶解する処理剤溶解装置であっ
    て、 処理剤落下後のボトル内へ向けて水を吐出し、ボトル内
    に残留する処理剤を溶解槽へ流出させる洗浄手段を有す
    ることを特徴とする処理剤溶解装置。
  2. 【請求項2】 ボトルと溶解槽との間に、ボトル側から
    溶解槽側に向けて徐々に内径が減少するテーパ形状のカ
    バー部材が設けられている、ことを特徴とする請求項1
    記載の処理剤溶解装置。
  3. 【請求項3】 ボトル内の処理剤を流出させた水が、シ
    ール部材を破断する穿孔部材を洗浄した後、溶解槽へ流
    れこむようにしたことを特徴とする請求項1記載の処理
    剤溶解装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232294A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Sulzer Mixpac Ag 少なくとも2つの流動性成分を混合するための混合器及び供給装置

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