JP2001224941A - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JP2001224941A
JP2001224941A JP2000038292A JP2000038292A JP2001224941A JP 2001224941 A JP2001224941 A JP 2001224941A JP 2000038292 A JP2000038292 A JP 2000038292A JP 2000038292 A JP2000038292 A JP 2000038292A JP 2001224941 A JP2001224941 A JP 2001224941A
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liquid
stirring
water
tank
dissolving
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JP2000038292A
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Kenji Inoue
井上  健治
Eiichi Isozaki
栄一 磯崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶解タンク内の水を攪拌して処理剤を溶かす
ときの泡立ちを防止する。 【解決手段】 蓋体64には、攪拌装置80の攪拌モー
タ84が設けられている。また、蓋体からはシャフト8
6が溶解タンク14の液中へ向けて垂下されている。こ
のシャフトは、一端が攪拌モータの駆動軸84Aに連結
されており、他端部に攪拌フィン88が設けられてい
る。また、シャフトには、溶解タンクに所定量の水を貯
留したときに、攪拌フィンと液面との間となる位置に円
板状の抑制板98が設けられている。この抑制板は、攪
拌モータの駆動によって攪拌フィンが回転したときに、
液面近傍の水が攪拌フィンによって直接吸引されるのを
防止して、液面のうねりや波打ちが抑える。これによ
り、処理液の泡立ちが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク内に貯留し
た水等の液体を攪拌する攪拌装置に関する。詳細には、
粉末状ないし顆粒状の処理剤を水などの液体に溶かすと
きに、処理剤の溶解を促進する攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真処理に用いられる処理液には、粉末
状ないし顆粒状の処理剤を水で溶解して生成するものが
ある。このような処理剤は、例えばPET製の専用ボト
ルに封入されており、所定の濃度となるように水に溶か
すことにより、感光材料を処理する処理液として使用可
能となる。
【0003】処理剤を水に溶かして処理液を生成する専
用の溶解装置がある。この溶解装置は、溶解タンク内に
ボトル内の処理剤を投入し、投入した処理剤の量に応じ
た量の給水を行う。この給水量の計測は、溶解タンク内
に液面検出用の電極を配置して、この電極によって水の
液面が所定レベルに達したか否かを検出するなどの方法
が用いられている。
【0004】ところで、溶解装置には、溶解タンク内に
貯留している水を攪拌することにより、溶解タンク内に
投入した処理剤が均一に溶けるのを促進するように、攪
拌装置が設けられている。この攪拌装置は、溶解タンク
の上部開口を覆う蓋体に取り付けた攪拌モータによっ
て、蓋体から溶解タンク内に垂下したシャフトを駆動す
ることにより、シャフトの先端部に取り付けたパドルと
なる攪拌フィンを回転駆動する。
【0005】これにより、溶解タンク内の水は、攪拌フ
ィンの回転方向に沿って流れると共に、攪拌フィンによ
って例えば溶解タンクの底部へ向けて移送されることに
より、上下に対流されて循環される。攪拌装置は、この
ようにして溶解タンク内の水を攪拌するようにしてい
る。
【0006】しかしながら、このような攪拌フィンによ
る水の攪拌では、攪拌フィンによって攪拌フィンの上側
から下側に水が移送されることにより、液面近傍の水が
シャフトに沿って底部へ向けて吸い込まれ、シャフト近
傍の液面を大きく下げてしまう。このようなシャフト近
傍の液面の低下は、水の液面にうねるような波打ちを生
じさせ、液面を不安定にすると共に、液面近傍の空気を
巻き込んで引き入れてしまう。
【0007】水に処理剤が溶けることにより徐々に処理
液の粘度が高くなると、液中に引き入れられた空気によ
って液面が泡だってしまう。このような液面の泡が、例
えば液面を検出するための液面センサの電極に付着する
と、液面センサによる液面の誤検出を生じさせてしま
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、タンク内に貯留する水等の液
体を攪拌するときに、液面の波打ちや処理液の泡が生じ
るのを防止する攪拌装置を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、タンク内に貯留している液体を攪拌する攪
拌装置であって、前記液体中に配置され、駆動手段によ
って回転駆動されることにより該液体を上下方向へ移送
する攪拌手段と、前記攪拌手段と前記液体の液面との間
に配置され、液面近傍での前記攪拌手段による液体の移
送を抑制する抑制板と、を含むことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、液体を攪拌するときに
液体を上下に移送する攪拌手段と、液体の液面との間に
抑制板を設け、例えば液面近傍の液体が直接攪拌手段に
よって底部へ向けて引き入れられてしまうのを防止して
いる。
【0011】液面近傍の液体が攪拌手段によって大きく
吸引された場合には、液面の部分的な低下が生じ、この
液面の低下に伴って周囲の液面が上昇する。このような
液面の波打ちによって液面近傍の空気が液中に引き入れ
られ、泡立ちが生じる。
【0012】これに対して、攪拌手段の上方に抑制板を
設け、液面近傍の液体が攪拌手段によって直接吸引され
てしまうのを防止することにより、液面の部分的な低下
を抑えることができ、液面が部分的に低下することによ
る液面のうねりや波打ち及び液面近傍の空気が液中に引
き入れられることによる泡立ちを防止することができ
る。
【0013】請求項2に係る発明は、前記タンクの上部
開口を覆う蓋体からタンク内の液中に垂下されたシャフ
トと、前記シャフトの先端部に設けられて回転されるこ
とにより前記タンク内の液体を上下方向へ移送する攪拌
フィンと、前記蓋体に設けられて前記シャフトを所定方
向へ回転駆動する駆動手段と、前記攪拌フィンと前記タ
ンク内の液体の液面との間に設けられ液面との間での攪
拌フィンによる液体の移送を抑制する抑制板と、を含む
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、駆動手段によって駆動
されるシャフトに攪拌フィンと抑制板を設けている。こ
れにより、抑制板を攪拌フィンの真上に配置することが
でき、抑制板によって液面近傍の液体が攪拌フィンに直
接吸引されてしまうのを確実に防止することができる。
【0015】このような本発明では、前記抑制板を前記
攪拌フィンと一体に回転する円板として形成することが
できる。これにより、抑制板が回転しても、液面近傍の
液体を引き入れることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1には、本実施の形態である処
理剤溶解装置10を示している。
【0017】処理剤溶解装置10は、直方体状に組まれ
たフレーム12をもち、その上側に2つの溶解タンク1
4、16が、下側にストックタンク18、20がそれぞ
れ配置される。図1において装置奥側(図1の紙面奥
側)には、給水タンク22が設けられている。給水タン
ク22には、図示しない水道配管等が接続されるように
なっており、水道配管を介して供給される水を貯留す
る。
【0018】給水タンク22の下方側には、給水ポンプ
24、26が設けられている。給水ポンプ24、26
は、吸引側が給水タンク22に開口し、吐出側が溶解タ
ンク14、16内に接続されている。これにより、処理
剤溶解装置10では、給水ポンプ24によって給水タン
ク22から溶解タンク14へ給水し、給水ポンプ26に
よって給水タンク22から溶解タンク16へ給水する。
【0019】処理剤溶解装置10の上面の所定位置に例
えば処理剤として写真フィルムなどの写真感光材料の現
像及び定着処理を行うために使用する現像液、定着液の
元となる粉末状ないし顆粒状の現像剤、定着剤が収容さ
れているそれぞれのボトル28を装填する。なお、ボト
ル28は、例えばボトル口28Aが図示しないシール材
によってシールされることにより内部が密閉されてい
る。
【0020】このボトル28内の現像剤、定着剤を溶解
タンク14、16で水に溶かし、現像液及び定着液を生
成する。溶解タンク14、16内で生成された現像液及
び定着液は、溶解タンク14、16からそれぞれの下方
のストックタンク18、20に移されて貯留される。す
なわち、処理剤溶解装置10は、溶解タンク14、16
内で現像剤及び定着剤を水に溶かして現像液及び定着液
を生成するのに用いることができる。なお、処理剤溶解
装置10では、溶解タンク14、16の一方で現像液を
生成し、他方で定着液を生成するようになっている。
【0021】処理剤溶解装置10には、補充ポンプ3
0、32が設けられている。この補充ポンプ30、32
の吸引側には、ストックタンク18、20に挿入されて
いる配管34A、34Bが接続されている。補充ポンプ
30、32の吐出側には、処理剤溶解装置10によって
生成した処理液(現像液及び定着液)を使用する自動現
像装置(図示省略)の各処理槽へ現像液または定着液を
供給するための供給ノズルが接続されるようになってい
る。
【0022】このような構成により、処理剤溶解装置1
0は、自動現像装置からの要求に応じて補充ポンプ3
0、32を作動させて、ストックタンク18、20に貯
留している現像液及び定着液を、自動現像装置へ供給す
るようになっている。さらに、この処理剤溶解装置10
には、水補充ポンプ36が設けられており、この水補充
ポンプ36を自動現像装置からの給水要求によって作動
させることにより、現像液及び定着液と共に、水を自動
現像装置へ補充可能となっている。
【0023】以下に、この処理剤溶解装置10の要部を
説明する。なお、現像剤及び定着剤を特に区別せずに処
理剤として表現し、この処理剤を水に溶かして処理液を
生成するものとして説明する。また、処理剤現像装置1
0では、溶解タンク14及びストックタンク18側と、
溶解タンク16とストックタンク20側が略同じ構成と
なっており、以下では、主に溶解タンク14とストック
タンク18を例に説明し、溶解タンク16及びストック
タンク20の説明を省略する。
【0024】図2に示すように、溶解タンク14は、外
形形状が略立方体のブロー成形された中空の容器であ
り、上面に略矩形の開口部38が形成され、この開口部
38を上向きにしてフレーム12に支持されている(図
1参照)。
【0025】図1及び図2に示すように、溶解タンク1
4の側壁の一部は突出しており、この突出した側壁の先
端部に、縦に半円筒内面形状のフィルタユニット装填部
40が形成されている。また、溶解タンク14は、底面
がフィルタユニット装填部40の下方へ向けて傾斜し、
さらに、フィルタユニット装填部40の底部には、溶解
タンク14内で生成した処理液を溶解タンク14から排
出するために管状に下方へ突出した開口42が形成され
ている。
【0026】図1に示すように、溶解タンク14には、
開口42に配管44の一端が接続されている。この配管
44の他端は、ストックタンク18の上部に開口してお
り、また、配管44には、電動式のボールバルブ46が
設けられている。これにより、処理剤溶解装置10で
は、ボールバルブ46を開くことにより、溶解タンク1
4内の処理液をがフィルタユニット装填部40を通過さ
せてストックタンク18に流し落とすようにしている。
【0027】図2に示すように、フィルタユニット装填
部40には、上部の挿入孔40Aからフィルタユニット
48が装着されるようになっている。フィルタユニット
48は、フィルタユニット装填部40に挿入されて装填
されたときに、外周面がフィルタユニット装填部40の
内周面に密接するように、外径がフィルタユニット装填
部40の半円筒状の凹面に合わせた略円筒状に形成され
ている。
【0028】このフィルタユニット48は、フィルタユ
ニット装填部40への挿入方向側(図2の紙面下側)の
端部が略半円形状に形成され、先端に突出部50が突設
されて開口されている。フィルタユニット48には、半
円形状とすることにより生じる平面部52にフィルタエ
レメント54が設けられている。また、フィルタユニッ
ト48は、フィルタユニット装填部40に装填されたと
きに、突出部50が開口42に嵌まり込むようになって
いる。
【0029】これにより、バルブ46を開くと溶解タン
ク14内の処理液は、フィルタユニット48のフィルタ
エレメント54を透過して、突出部50から配管44内
に流れ込む。このときに、フィルタエレメント54は、
水に溶けきれずに残っている処理剤や処理液中のごみや
塵等が溶解タンク14から排出され、自動現像装置へ供
給されてしまうのを防止している。
【0030】ストックタンク18、20内には、液面セ
ンサ58が設けられている。液面センサ58は、ストッ
クタンク18、20内に配置された一対の電極60A、
60Bから構成されている。処理剤溶解装置10では、
一対の電極60A、60Bのそれぞれでストックタンク
18、20内の処理液(現像液及び定着液)の液面が所
定のレベルより低下したか否かを検出し、低下したとき
に新たな現像液、定着液の生成を促し、自動現像装置へ
供給する現像液、定着液に不足が生じるのを防止してい
る。
【0031】処理剤溶解装置10では、フレーム12の
上端部に上板62が設けられている。図3に示すよう
に、この上板62には、溶解タンク14の開口部38の
上方の位置に、開口部38よりも広い矩形孔62Aが穿
設されている。このような構成により、処理剤溶解装置
10では、溶解タンク14の開口部38が開放されてい
る。
【0032】この上板62には、矩形孔62Aを覆う位
置と覆わない位置とを取りうる蓋体64が設けられてい
る。図4に示すように、蓋体64は、一端がヒンジ10
0によって上板62に回動可能に連結され、他端側が図
示しないネジによって適宜外れるように上板62に固定
されている。なお、図3及び図4に示すように、蓋体6
4は、矩形孔62Aを覆ったときに上板62の矩形孔6
2A内に入り込んで開口部38を覆うようになってい
る。
【0033】図1及び図4に示すように、この蓋体64
には、ボトル28が装填される装填口66が2個所に形
成されている。処理剤溶解装置10では、この装填口6
6にボトル28を、そのボトル口28Aを下向きにして
装填することにより、ボトル28内の処理剤を開口部3
8から溶解タンク14内に投入可能となっている。な
お、本実施の形態では、蓋体64の2箇所に装填口66
を設けており、例えば一方の装填口66には、現像剤を
収容しているボトル28のみを装填可能となっており、
他方の装填口66には、定着剤を収容しているボトル2
8のみを装填可能となっている。
【0034】図3及び図4に示すように、蓋体64に
は、サポートバー106が取り付けられている。サポー
トバー106は、その長手方向の一端がピン108を介
して蓋体64に軸支されている。また、図3に示すよう
に、蓋体64によって矩形孔62Aを覆ったときに、サ
ポートバー106が収容される収容孔110が形成され
ている。サポートバー106は、蓋体64を、溶解タン
ク14の開口部38を開放する方向へ回動することによ
り蓋体64と共に移動して収容孔110から引き出され
る。
【0035】図4に示すように、サポートバー106に
は、ピン108と反対側の端部に切り欠き112が形成
されており、この切り欠き112の奥部がロック部11
4となっている。サポートバー106は、収容孔110
から引き出されたときに、切り欠き112に対向して収
容孔110の周縁部に形成されている図示しない掛かり
部がこの切り欠き112からロック部114へ入り込む
ことにより、蓋体64の重さによる下方移動が上板62
に阻止される。これにより、蓋体64は、サポートバー
106によって所定の回動位置に保持される。
【0036】また、図1及び図3に示すように、処理剤
溶解装置10の上面には、蓋体64の上方をさらに覆う
カバー68が設けられている。このカバー68には、蓋
体64に設けられている装填口66に対向する位置に挿
入口70が形成されている。各ボトル28は、ボトル口
28Aを下方にしてカバー68の挿入口70から挿入さ
れることにより、蓋体64の装填口66に装填される。
【0037】図3に示すように、蓋体64には、装填口
66のそれぞれに対して、穿孔機構72が設けられてい
る(図1及び図4では、図示省略)。この穿孔機構72
は、穿孔刃74を備えており、この穿孔刃74を図示し
ないアクチュエータによってボトル口28Aへ向けて揺
動させることにより、ボトル口28Aを閉塞しているシ
ール材を破断させる。シール材が破断すると、装填口6
6に装填されたボトル28のボトル口28Aから処理剤
が溶解タンク14、16内に落下する。
【0038】なお、穿孔刃74はシール材の一部を残し
て破断するような形状をもち、シール材が破断される前
には、このシール材が、処理剤が溶解タンク14、16
内に落下するのを防止している。穿孔機構72及び穿孔
刃74として、従来公知の構成を用いることができ、本
実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0039】図3及び図4に示すように、蓋体64に
は、装填口66に装填されたボトル28の内方に向けて
ボトル洗浄ノズル76が設けられている。図1に示すよ
うに、フレーム12内には、ボトル洗浄ポンプ78が設
けられている。ボトル洗浄ポンプ78は、吸引側が給水
タンク22に接続され、吐出側がボトル洗浄ノズル76
に接続されており、ボトル洗浄ノズル76は、ボトル洗
浄ポンプ78の作動によってボトル28内へ向けて水を
噴出するようになっている。
【0040】ボトル28には、一定量の処理剤が封入さ
れており、このボトル1本分の処理剤を溶解タンク14
内に供給した所定量の水で溶解することにより、所定濃
度の処理液が生成される。このために、ボトル28内の
処理剤を溶解タンク14、16内に落下させた後に、所
定のタイミングでボトル洗浄ポンプ78を作動させて、
ボトル洗浄ノズル76からボトル28の内部へ水を噴出
し、ボトル28の内部を洗浄する。これにより、落下せ
ずにボトル28内に残っている処理剤を溶解タンク1
4、16へ流すようにし、また、ボトル口28Aのシー
ル材が確実に穿孔されずにボトル口28Aを塞いでいる
ときには、ボトル洗浄ノズル76から噴出する水でシー
ル材をボトル28内に押し込み、ボトル28内の全量の
処理剤が溶解タンク14、16内に確実に落下するよう
にしている。
【0041】ところで、図1、図3及び図4に示すよう
に、蓋体64には、液面センサ82と共に、攪拌装置8
0が設けられている。液面センサ82は、複数本の電極
92を備えており、これらの電極92の各上端は図示し
ないブラケットに取付けられており、このブラケットが
蓋体64に取付けられていることにより、蓋体64が溶
解タンク14の開口部38を覆う位置となったときに、
各電極92は、先端が溶解タンク14内の所定位置に位
置する。
【0042】図4に示すように、例えば電極92は、4
本の電極92C、92L、92M、92Hからなる。電
極92Mは、処理剤を溶解タンク14内に落下させる前
に給水ポンプ24(又は給水ポンプ26)を作動させて
溶解タンク14(又は溶解タンク16)へ供給した水の
量が、予め設定した所定レベルに至ったか否かの検出用
となっている。また、電極92C、92Lは、溶解タン
ク14の底面近傍に達する長さとなっている。電極92
Hは、溶解タンク14内の水位(液面レベル)が1本の
ボトル28に収容されている処理剤を溶解して所定濃度
の処理液を得るのに必要十分な量に達したときに、この
水の液面に先端が接する長さとなっている。
【0043】処理剤溶解装置10では、検出センサ82
の検出状態を確認しながら溶解タンク14への給水を行
い、処理剤を適切な量の水に溶かすようにしている。な
お、図3及び図4に示すように、蓋体64の底面には、
電極92を一体で囲う筒体状の電極カバー96が取り付
けられている。検出センサ82では、電極92が電極カ
バー96に囲まれることにより、溶解タンク14への給
水や攪拌等によって電極カバー96の周囲が波立って
も、この液面の変動が電極カバー96で囲っている電極
の周囲の液面に波及するのをできるだけ小さくするよう
にしている。
【0044】攪拌装置80は、駆動手段として攪拌モー
タ84を備えており、この攪拌モータ84が駆動軸84
Aを下方へ向けた状態で、蓋体64の上面に取り付けら
れている。この攪拌モータ84の駆動軸84Aには、シ
ャフト86の一端が連結されている。
【0045】図4及び図5に示すように、シャフト86
は、駆動軸84A側の端部が蓋体64に軸支され、蓋体
64から溶解タンク14内へ垂下されている。なお、図
5では、溶解タンク14の要部のみを示している。
【0046】シャフト86は、先端部が溶解タンク14
の底部近傍に達する長さとなっている。また、このシャ
フト86の先端部には、攪拌フィン88が取り付けられ
ている。このような構成により、溶解タンク14内に所
定量の水を投入した状態で、攪拌モータ84が駆動する
と、攪拌フィン88が回転して溶解タンク14内の水を
攪拌するようになっている。
【0047】このとき、攪拌フィン88は、上方側の水
を溶解タンク14の底部へ向けて送り出すように水を移
送し、溶解タンク14の底部近傍の水が溶解タンク14
の側壁に沿って上方へ移送される。これにより、溶解タ
ンク14内では、攪拌フィン88の回転方向に沿った水
の流れが生じると共に、対流するように水が上下に循環
されて攪拌される。
【0048】シャフト86には、攪拌フィン88の上方
の所定位置に抑制板98が設けられている。この抑制板
98は、例えば円盤状に形成され、軸心部がシャフト8
6に連結されている。これにより、抑制板98は、シャ
フト86と一体に回転するようになっている。なお、抑
制板98は、円盤状に形成されることによりシャフト8
6と一体に回転したときに、シャフト86を半径方向へ
移動させる慣性モーメントが生じることのないようにす
ると共に、処理液を攪拌してしまうのを抑えている。
【0049】図5に示すように、この抑制板98は、所
定量の水を溶解タンク14へ供給したときに、溶解タン
ク14の底部と水の液面との中間部で、攪拌フィン88
と液面との間に位置するようになっている。また、抑制
板98の半径は、攪拌フィン88の回転半径よりも僅か
に大きくなっている。
【0050】これにより、抑制板98は、液面と攪拌フ
ィン88との間で、シャフト86に沿って水が移送され
るのを抑えるようにしている。
【0051】なお、図3乃至図5に示されるように、シ
ャフト86には、蓋体64の近傍にフランジ90が設け
られている。このフランジ90は、溶解タンク14内に
処理剤を溶解するための所定量の水を投入したときに、
この水の液面よりも上方に位置し、シャフト86が回転
したときに、液面近傍の水がシャフト86に沿って上昇
してしまうのを防止している。
【0052】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0053】溶解タンク14、16に対向して設けられ
た蓋体64の装填口66、現像剤及び定着剤が収容され
ているボトル28が装填する。このとき、ボトル28
は、シール材によって閉塞されているボトル口28Aを
カバー68に形成している挿入口70から挿入する。
【0054】装填口66にボトル28を装填して、処理
を開始すると、所定のタイミングで穿孔機構72を作動
させ、穿孔刃74によってボトル口28Aを閉塞してい
るシール材を破断する。これにより、ボトル28に収容
されている現像剤及び定着剤のそれぞれが、溶解タンク
14、16に落下する。
【0055】また、穿孔機構72によってシール材を判
断すると、所定のタイミングでボトル洗浄ポンプ78を
作動させ、ボトル洗浄ノズル76からボトル28内へ向
けて水を噴出し、ボトル28の内面に付着して残ってい
る現像剤及び定着剤を溶解タンク14、16内に流し落
とす。なお、ボトル28を洗浄した水は、溶解タンク1
4、16のそれぞれに回収され、処理剤(現像剤及び定
着剤)を溶解する水として用いられる。
【0056】一方、溶解タンク14、16への現像剤及
び定着剤の投入に合わせて、給水ポンプ24、26が作
動し、溶解タンク14、16に1本のボトル28に収容
している現像剤及び定着剤の溶解に必要な量の水を供給
する。これにより、処理剤溶解装置10では、1本分の
ボトル28に収容されてい一定量の処理剤を所定量の水
に溶かして、所定濃度の処理液を生成する。
【0057】このようにして溶解タンク14、16で現
像剤及び定着剤を水に溶かして現像液及び定着液を生成
すると、ボールバルブ46を開放する。これにより、溶
解タンク14、16内の現像液及び定着液は、フィルタ
ユニット48のフィルタエレメント54を透過して、ス
トッタンク18、20に流れ落ち、ストックタンク1
8、20に貯留される。
【0058】ところで、処理剤溶解装置10では、溶解
タンク14に処理剤と、この処理剤を溶かす水を投入し
ながら、攪拌装置80を作動させて、溶解タンク14内
の水を攪拌することにより、処理剤が水に溶けるのを促
進している。
【0059】溶解タンク14内では、攪拌モータ84が
作動することにより、攪拌フィン88が回転し、攪拌フ
ィン88を中心に攪拌フィン88の回転方向に沿った水
の流れを生じさせる。
【0060】これと共に、溶解タンク14内では、攪拌
フィン88が、攪拌フィン88の上方側の水を溶解タン
ク14の底部へ向けて移送する。また、攪拌フィン88
の下方の水が、溶解タンク14の側壁側へ送られ、さら
に、側壁に沿って液面近傍へ送られる。すなわち、溶解
タンク14内の水が、対流するように上下に循環され
る。
【0061】これにより、溶解タンク14内の水は、攪
拌装置80によって溶解タンク14内で循環されること
により攪拌される。溶解タンク14内に投入された処理
剤は、この水の攪拌によって溶解が促進されると共に、
濃度ムラが生じないように均一に溶解される。
【0062】図5に示すように、攪拌フィン88が回転
すると、抑制板98の近傍では、抑制板98の下方側
(攪拌フィン88側)の水が攪拌フィン88に引き入れ
られ、攪拌フィン88によって溶解タンク14の底部へ
送られる。これにより、抑制板98の下方には、溶解タ
ンク14の側壁近傍の水や、抑制板98の端面近傍の水
が流れ込み、攪拌フィン88に吸引される。
【0063】また、溶解タンク14内では、攪拌フィン
88の作動によって溶解タンク14の側壁近傍から液面
に送られた水がシャフト86の近傍へ向けて流れ込む。
これに対して、抑制板98の上方では、攪拌フィン88
の吸引力が抑制板98に遮られている。
【0064】したがって、抑制板98の上方となるシャ
フト86の近傍の液面の水は、攪拌フィン88の吸引力
によって直接引き入れられることなく、シャフト86に
沿って下方へ移動し、抑制板98によって溶解タンク1
4の側壁へ向けて拡散され、その一部が、抑制板98の
端面近傍から攪拌フィン88側に回り込むのみとなる。
【0065】このように、攪拌フィン88の上方に抑制
板98を設けることにより、液面近傍の水が、攪拌フィ
ン88に直接吸引されることがないので、攪拌フィン8
8の吸引力によって液面近傍の水が吸引され、シャフト
86の近傍の液面が大きく下がるのを防止することがで
きる。すなわち、溶解タンク14内の水を攪拌するとき
に、液面近傍の水が攪拌フィン88の吸引力によって強
く引き入れられるのを防止し、液面近傍の水が攪拌フィ
ン88によって強く引き入れられることにより液面が、
攪拌フィン88の上方であるシャフト86の近傍で大き
く低下し、この液面の低下によってうねるような波打ち
が生じてしまうのを防止している。
【0066】溶解タンク14内の水を攪拌するときに、
液面にうねるような大きな波打ちが生じると、液面近傍
の空気が水の中に入り込み、水を泡立ててしまう。処理
剤が溶けた処理液は、粘度が高くなり、泡立ちが生じ易
くなると共に、泡が消え難くなって液面に残る。
【0067】これに対して、攪拌装置80のシャフト8
6に抑制板98を設けることにより、液面に波打ちやう
ねりが生じるのを抑えることにより、液面近傍の空気が
処理液中に引き入れられるのを防止でき、液面近傍の空
気が処理液中に引き入れられることにる処理液の泡立ち
を防止することができる。
【0068】このような攪拌中の処理液の泡立ちを防止
することができるので、処理液の泡が液面センサ82の
電極92に付着することによる誤検出を生じさせること
がない。
【0069】また、処理剤として例えば現像剤を用いて
いる場合、現像剤が溶けた水にさらに空気が溶け込む
と、現像液の酸化による劣化や現像能力の低下を生じさ
せ、フィルム等の感光材料の処理に用いたときに、感光
材料を最適な状態に仕上げることが困難となってしま
う。
【0070】これに対して、溶解タンク14内の水を攪
拌するときに、液面のうねりや波打ちを抑えることがで
きるので、液面の波打ち等によって液中に空気の泡が入
り込んで生じる処理液(現像液)の酸化等の劣化を防止
することができる。これにより、例えば現像液の生成を
行っても、生成した現像液の現像能力が低下してしまう
ことがなく、感光材料を最適な品質で仕上げることがで
きる現像液の生成が可能となる。
【0071】なお、本実施の形態では、抑制板98の大
きさを、半径が攪拌フィン88の回転半径(半径)より
僅かに大きくしたが、抑制板98は、半径が攪拌フィン
88の回転半径以上であれば良い。また、抑制板98の
半径を大きくした場合、攪拌装置80(攪拌フィン8
8)による攪拌能力に低下が生じるため、抑制板98の
半径と攪拌フィン88の回転半径の差が0〜20mmであ
ることがより好ましい。
【0072】また、本実施の形態では、抑制板98の配
置位置を、攪拌フィン88と液面の中間部としている
が、抑制板98の位置は、溶解タンク14内の水の静止
液面よりも下であれば良く、攪拌フィン88の上側に攪
拌フィン88と一体になるように設けても良く、攪拌フ
ィン88の攪拌能力の低下を抑えるためには、攪拌フィ
ン88との間隔が10mm〜50mmの範囲であることがよ
り好ましい。
【0073】さらに、攪拌フィン88の攪拌能力は、回
転数や羽根の形状等によって変化するので、これらを含
めて抑制板98の大きさ及び取り付け位置を選択するこ
とが最も好ましい。
【0074】なお、本実施の形態では、円板状の抑制板
98を用いて説明したが、攪拌フィン88の上方に配置
する抑制板の形状はこれに限定するものではない。例え
ば、攪拌フィン88側となる下側の面に水の攪拌を可能
とする羽根等を設け、攪拌フィン88と共に水を攪拌す
るようにしても良く、また、上面側ないし下面側を傾斜
させてソロバン玉形状としても良い。これにより、液面
近傍の水が直接攪拌フィンに吸引されてしまうのを抑え
ながら、溶解タンク内の水を上下に循環させて攪拌する
ことができる。
【0075】なお、本実施の形態では、液体を攪拌する
タンクとして溶解タンクを用いると共に、溶解タンクに
投入する液体として水を用いて説明したが、本発明は、
任意の構成のタンク内に貯留した液体の攪拌に適用する
ことができる。
【0076】さらに、本実施の形態では、2つの溶解タ
ンク14、16のそれぞれで処理剤を溶解する処理剤溶
解装置10を例に説明したが、本発明が適用される処理
剤溶解装置の溶解タンクの数はこれに限定するものでは
ない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、攪
拌手段の上方に抑制板を配置することにより、液面近傍
の液体が攪拌手段によって直接吸引されてしまうのを防
止できるので、液面のうねりや波打ちを抑えることがで
きる。また、液面のうねりや波打ちを抑えることにより
液面近傍の空気が泡となって処理液中に入り込んで処理
液を泡立ててしまうのを確実に防止することができると
言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態適用した処理剤溶解装置の概略構
成図である。
【図2】本実施の形態に適用した溶解タンクと溶解タン
クに装着されるフィルタユニットを示す概略斜視図であ
る。
【図3】蓋体に設けている穿設機構を示す溶解タンクの
上部の概略構成図である。
【図4】溶解タンクの図3とは異なる方向から見た溶解
タンクの概略構成図である。
【図5】溶解タンクでの攪拌による水の流れを示す溶解
タンクの概略図である。
【符号の説明】
10 処理剤溶解装置 14、16 溶解タンク(タンク) 64 蓋体 80 攪拌装置 82 検出センサ 84 攪拌モータ(駆動手段、攪拌手段) 86 シャフト 88 攪拌フィン(攪拌手段) 98 抑制板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H098 BA10 EA06 4G035 AA19 AA25 AE13 4G078 AA01 AB20 BA05 CA01 CA05 CA12 DA19 DB08 DC10 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内に貯留している液体を攪拌する
    攪拌装置であって、 前記液体中に配置され、駆動手段によって回転駆動され
    ることにより該液体を上下方向へ移送する攪拌手段と、 前記攪拌手段と前記液体の液面との間に配置され、液面
    近傍での前記攪拌手段による液体の移送を抑制する抑制
    板と、 を含むことを特徴とする攪拌装置。
  2. 【請求項2】 前記タンクの上部開口を覆う蓋体からタ
    ンク内の液中に垂下されたシャフトと、 前記シャフトの先端部に設けられて回転されることによ
    り前記タンク内の液体を上下方向へ移送する攪拌フィン
    と、 前記蓋体に設けられて前記シャフトを所定方向へ回転駆
    動する駆動手段と、 前記攪拌フィンと前記タンク内の液体の液面との間に設
    けられ液面との間での攪拌フィンによる液体の移送を抑
    制する抑制板と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置。
  3. 【請求項3】 前記抑制板が前記攪拌フィンと一体に回
    転する円板であることを特徴とする請求項2に記載の攪
    拌装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106926361A (zh) * 2017-04-05 2017-07-07 熊国辉 一种干湿水泥搅拌器

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