JP2001205758A - 多層複合シートとその製法 - Google Patents

多層複合シートとその製法

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JP2001205758A
JP2001205758A JP2000018266A JP2000018266A JP2001205758A JP 2001205758 A JP2001205758 A JP 2001205758A JP 2000018266 A JP2000018266 A JP 2000018266A JP 2000018266 A JP2000018266 A JP 2000018266A JP 2001205758 A JP2001205758 A JP 2001205758A
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polyolefin
laminate
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adhesive layer
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Kazumasa Nakajima
和政 中島
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Hagiwara Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハタメキによる強度劣化を抑制し、柔軟性に
方向性やムラがなくすぐれた多層複合シートとその製法
を提供すること。 【解決手段】 2枚の基布2が接着層5を介して積層さ
れた積層体であって、前記基布2はポリオレフィン延伸
糸条からなる織編布3の少なくとも片面にポリオレフィ
ンからなるラミネート層4を設けてなり、かつ前記積層
体の外面に少なくともラミネート層4を配した構成であ
るとともに、前記接着層5はポリオレフィンから構成さ
れ、海島状に欠損部6を形成してなる多層複合シート1
である。サンドイッチラミネート法により発泡剤を配合
したポリオレフィンを押出コーティングで接着層5を形
成することで効率的に製造可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層複合シートと
その製法に関するもので、特にその用途としてはトラッ
クカバー、工事用シート、テントシートに好適に用いら
れる。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックカバー、工事用シート、
テントシートなどに用いられるポリオレフィン製シート
としては、ポリオレフィンフィラメントからなる織編布
にポリオレフィンからなるラミネート層を積層したポリ
オレフィンラミネートクロスが試みられている。このポ
リオレフィンラミネートクロスは、ポリエステルマルチ
フィラメントからなる織布にポリ塩化ビニル層をコーテ
ィングしたターポリンと比較してハタメキによる強度劣
化や柔軟性の点では劣っていた。
【0003】そこで出願人は、2枚のポリオレフィンラ
ミネートクロスからなるシートを上下に重ね合わせ筋状
に部分的に接合してなる多層複合シートを発明し特許出
願(特願平11−348347号)を行った。この方法
では、1枚のシートに必要な強度を上下2枚のシートで
維持できればよいため、1枚当たりの織編布を薄くする
ことが可能となり、2枚のシートは部分的に接合されて
いるので自由度を残し柔軟性は1枚の厚いシートに比較
して著しく向上している。また、2枚のシートの間には
空気層が形成されているので、風によりシートがハタメ
ク際にシートとシートの間の空気がエアダンパーの作用
をなし、急激な変形に対して変形し難いためハタメキに
よる強度劣化を著しく低下させることが可能となるもの
である。
【0004】しかしながら、上記多層複合シートにおい
ては、接合方向とこれに垂直方向とでは柔軟性が大幅に
異なるという問題があるうえ、接合が熱溶着の場合には
熱溶着部分とそうでない部分とでは柔軟性にムラが生
じ、接合が縫着の場合には生産性に劣るうえにミシン目
からの漏水やミシン目による強度低下などの問題があっ
た。また、シート切り口から水の侵入が起こりやすいと
いう問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、その目的はハタメ
キによる強度劣化を抑制し、柔軟性に方向性やムラがな
くすぐれた多層複合シートとその製法およびその用途を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1に記載の発明の多層複合シート
は、2枚の基布が接着層を介して積層された積層体であ
って、前記基布はポリオレフィン延伸糸条からなる織編
布の少なくとも片面にポリオレフィンからなるラミネー
ト層を設けてなり、かつ前記積層体の外面に少なくとも
ラミネート層を配した構成であるとともに、前記接着層
はポリオレフィンから構成され、海島状に欠損部を形成
した構成からなる。
【0007】また、請求項2に記載の発明の多層複合シ
ートの製法は、2枚の基布が接着層を介して積層された
積層体であって、前記基布はポリオレフィン延伸糸条か
らなる織編布の少なくとも片面にポリオレフィンからな
るラミネート層を設けてなり、かつ少なくともラミネー
ト層を外面に配した2枚の基布の間に、サンドイッチラ
ミネート法により発泡剤を配合したポリオレフィンを押
出コーティングすることにより海島状に欠損部を形成し
てなる接着層を設けた構成からなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用される基布は、ポリオレフィン製の延伸糸
条からなる織編布の少なくとも片面にポリオレフィンか
らなるラミネート層を設けたラミネートクロスである。
【0009】上記ポリオレフィンのうち延伸糸条に用い
るポリオレフィンとしては、延伸効果があり高強力を有
するものが好ましく、具体的には、高密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどが
挙げられる。また、ポリオレフィンからなるラミネート
層に用いるポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸アルキルエステル共重
合体、プロピレン−エチレン共重合体など通常ラミネー
ト法に用いられるポリオレフィンが使用できる。これら
のポリオレフィンは1種単独または2種以上を組合わせ
て用いても差し支えない。
【0010】前記延伸糸条の糸条形態としては、モノフ
ィラメント、マルチフィラメント、フラットヤーン、ス
プリットヤーンなどいずれも使用できるが、成形性、生
産性平滑性などの点からフラットヤーンが好ましい。
【0011】延伸糸条としては、ポリオレフィンを単独
に用いた単糸糸条であってもよいが、融点の異なる2種
以上の成分を用いた複合糸条であってもよい。複合糸条
の構成として具体的には、高融点成分を芯層または内層
とし、低融点成分を鞘層または外層とする芯鞘型または
並列型の複合糸条である。具体的には、高密度ポリエチ
レンまたはポリプロピレンからなる芯層または内層と、
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸アル
キルエステル共重合体、エチレン−プロピレンランダム
またはブロック共重合体などからなる鞘層または外層と
から構成される芯鞘型モノフィラメントあるいは並列型
フラットヤーンなどである。
【0012】前記ポリオレフィンフラットヤーンは、ポ
リオレフィンを用いて押出機にてTダイ法またはインフ
レーション法にてフィルムを成形し、約10〜20mm
幅にスリットした後延伸し、次いで熱処理してフラット
ヤーンを形成する。上記ポリオレフィンフラットヤーン
の単糸繊度は100〜3000デシテクス(以下、dtと
略記する)が好ましく、500〜2000dtがより好ま
しい。
【0013】上記ポリオレフィンフラットヤーンを経緯
糸に用いて織編成し織編布を形成する。打込密度は6〜
20本/インチが好ましく、10〜15本/インチがよ
り好ましい。また、織編布の目付量は50〜400g/
が好ましく、100〜250g/mがより好まし
い。
【0014】上記織編布の織組織としては、平織、綾
織、絡み織、模紗織など種々の形状が使用され、一方、
編組織としては、経編、緯編など適宜使用される。
【0015】上記織編布の両面にポリオレフィンからな
るラミネート層を設けて基布を形成する。ポリオレフィ
ンからなるラミネート層を設ける方法としては、公知の
押出ラミネート法、ドライラミネート法、熱圧着ラミネ
ート法などが採用できるが、押出ラミネート法が成形性
の点で好ましい。ラミネート層の厚みは任意とすること
ができるが、30〜150μmが好ましく、50〜10
0μmがより好ましい。
【0016】上記ポリオレフィンからなるラミネート層
に用いられるポリオレフィンとしては、低密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン触媒によ
り製造されたエチレン・α−オレフィン共重合体(メタ
ロセン樹脂)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸アルキルエステル共重合体、プロピレン
−エチレン共重合体など通常ラミネート法に用いられる
ポリオレフィンが使用できる。これらのポリオレフィン
は、多層複合シートの用途により、表面が耐摩耗性を要
する場合には低MFRのメタロセン樹脂、柔軟性を要す
る場合には低密度ポリエチレンのうちでも密度の低いも
の、高周波ウエルド加工を要する場合には極性基を有す
るエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル
酸アルキルエステル共重合体等をそれぞれ使い分ければ
よい。
【0017】このようにして得られた基布は、少なくと
も片面にラミネート層を設けた2枚の基布を、各基布の
ラミネート層を外面に配してその2枚を上下に重ね合わ
せ、その間にサンドイッチラミネート法により接着層を
設けて積層体を形成するものである。このとき、接着層
に用いるポリオレフィンに発泡剤を混合し、押出機で溶
融押出し、発泡状態を発泡剤の種類、ポリオレフィンの
種類、押出温度条件等を調整することによって、Tダイ
から押し出された溶融膜に所定の大きさにコントロール
された海島状の欠損部を形成し、2枚の基布の間に接着
層を介して積層された積層体である多層複合シートを得
るものである。欠損部の形状は溶融樹脂の表面張力の作
用により、円形または楕円形となるのが普通である。欠
損部の大きさは用途により異なるが、欠損部の径が10
〜50mm程度が好ましく、欠損部の面積比率は全体の
30〜70%が好ましい。
【0018】上記発泡剤としては、アゾジカルボンアミ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、N,N'-ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、ベンゼンスルホニルヒドラジ
ッド等の有機発泡剤、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘ
キサン等の低沸点炭化水素、水などが用いられる。発泡
剤の配合割合は、海島状の欠損部をコントロールする発
泡状態により異なるが、通常ポリオレフィン100重量
部に対して発泡剤0.1〜10重量部が好ましい。
【0019】上記のような構成により、風によりシート
が変形する際、シートとシートの間の空気がエアダンパ
ーの作用をなし、急激な変形に対してほぼ2枚分の曲げ
応力を必要として変形し難いためハタメキによる強度劣
化を著しく低下させることが可能となるものである。ま
た、1枚のシートで用いた時に必要な強度を上下2枚の
シートで賄えばよいため、1枚当たりの織編布を薄くす
ることが可能となり、同一厚みのラミネート層を形成す
る場合には厚い織編布に比較して高い剥離強度が得られ
るとともに、薄いシートにおいては曲げ応力に対して表
面の変位量が小さくラミネート層にクラックが入るなど
の破損が生じ難くなる。そして、1枚の厚いシートの代
わりに2枚の薄いシートを部分的に熱溶着または縫着に
より接合したものであるから、曲げ応力は厚みの3乗に
比例するものであるから曲げ応力に対して柔軟性が著し
く向上し、かつ方向性のない柔軟性を保持している。さ
らに、2枚のシート間に形成された空気層が断熱層とな
るため保温効果にすぐれたシートが得られるものであ
る。
【0020】このようにして得られた多層複合シート
は、縁部を折り返して補強するなど所定の縁加工を施
し、さらに連結用の鳩目を打設するなどして諸用途に供
される。用途としてトラックカバーに用いられると、走
行中の風によるハタメキに対しては、2枚のシート間の
空気がエアダンパーの作用をして急激な変形を防止する
ため、強度劣化が軽減されるとともに、空気層が断熱効
果を奏してトラックカバーとして好適に使用される。ト
ラックカバー用途においては、ハタメキによる強度劣化
およびパイプや側面板との接触部において発生する摩擦
によるラミネート層の剥離などのトラブルはトラック荷
台の側面部において多発するものであるから、2枚のシ
ートを積層した多層複合シートは側面部にのみ配置し、
荷台中央部分は1枚のシートの構成であってもよい。工
事用シートおよびテントシートに使用される場合におい
ても、柔軟性を具えており取扱い性にすぐれ、軽量、高
強力でハタメキに対して強度劣化が少なく好適に使用さ
れる。また、用途はこれらに限定されるものではなく、
防水シート、野積シート、農水産業用シート、土木シー
ト、レジャーシート、防音シート、建築資材用カバー、
プールカバー、競技場用カバー、保温用カバー、コット
ンカバー、鶏舎用カーテン、垂れ幕類、風管、フレキシ
ブルコンテナ、簡易倉庫用シートなどに好適に用いられ
る。
【0021】本発明に用いられるポリオレフィンには、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、光安定剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、難
燃剤、無機充填剤、核剤等の通常用いられる添加剤を配
合してもよい。
【0022】
【実施例】高密度ポリエチレン(MFR=0.7g/1
0min、密度=0.957g/cm)を用いて、T
ダイ法によりフィルムに押出し、水冷式で冷却してフィ
ルムを形成した。このフィルムを熱板接触延伸法で延伸
倍率9倍で延伸し、繊度875dtのフラットヤーンを形
成した。このフラットヤーンを経緯糸として用い、打込
密度を経緯糸として15×14本/2.54cmとし
て、目付量が110g/mの平織の織布3を得た。上
記織布3の片面に、メタロセン触媒を用いて製造された
エチレン・α−オレフィン共重合体(MFR=3.5g
/10min、密度=0.898g/cm、Tm=9
0℃、Mw/Mn=2.8)を溶融押出温度270℃で
押出ラミネート法で、厚さ各50μmのラミネート層4
を設けて基布2を得た。
【0023】つぎに、低密度ポリエチレン(MFR=
8.0g/10min、密度=0.917g/cm)に
対して、発泡剤としてアゾジカルボンアミド1.0重量
%を配合した組成物を押出機を用い、押出温度290℃
で過発泡させて海島状の欠損部を有するウエブを押出
し、前記基布2を2枚、それぞれラミネート層4を外面
に配するように重ね合わせ、それらの間にサンドイッチ
ラミネート法にて厚み50μmの欠損部6を有する接着
層5を形成し多層複合シート1を得た。欠損部6の径は
平均20mmで、欠損部6の面積比率が50%であっ
た。
【0024】このようにして得られた多層複合シート
は、柔軟性があり、ハタメキに対する剥離強度も強力
で、表面は耐摩耗性にすぐれ、また接着層に形成された
空気が断熱性を具えるため保温性にすぐれたトラックカ
バーとして好適に使用された。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多層複合
シートは、2枚の基布を上下に重ね合わせ海島状の欠損
部を具えた接着層を介して積層された積層体であって、
風によりシートが変形する際、上記欠損部に存在する空
気がエアダンパーの作用をなし、急激な変形に対してほ
ぼ2枚分の曲げ応力を必要として変形し難いためハタメ
キによる強度劣化を著しく低下させることが可能となる
ものである。また、1枚のシートで用いた時に必要な強
度を上下2枚のシートで賄えばよいため、1枚当たりの
織布を薄くすることが可能となり、同一厚みのラミネー
ト層を形成する場合には厚い織布に比較して高い剥離強
度が得られるとともに、薄いシートにおいては曲げ応力
に対して表面の変位量が小さくラミネート層にクラック
が入るなどの破損が生じ難くなる。そして、1枚の厚い
シートの代わりに2枚の薄いシートを部分的に熱溶着ま
たは縫着により接合したものであるから、曲げ応力は厚
みの3乗に比例するものであるから曲げ応力に対して柔
軟性が著しく向上し、方向性のない柔軟性を備えてい
る。さらに、2枚のシート間に形成された空気層が断熱
層となるため保温効果にすぐれたシートが得られるもの
である。また、本発明の製造方法によれば、2枚の基布
の間にサンドイッチラミネート法により、発泡剤を配合
したポリオレフィンを過発泡させて海島状の欠損部を具
えたウエブを押出し、欠損部を具えた接着層を介して容
易に積層体を形成することができ、上記のすぐれた多層
複合シートを効率よく製造することができる。そして、
上記多層複合シートの用途として、トラックカバー、工
事用シート、テントシートなどに好適に使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる多層複合シートの模式断面図で
ある。
【図2】図1にかかる接着層における海島状の欠損部の
状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 多層複合シート 2 基布 3 織編布 4 ラミネート層 5 接着層 6 欠損部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29K 23:00 B29L 7:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4F100 AK03A AK03B AK03C AK03D AK03E AK05 AK06 BA05 BA06 BA10A BA10E BA32C CA01C CB00 DD21C DG12B DG12D DG13B DG13D DJ01C EH172 EH232 EJ022 GB07 JK06 JK09 JL11C 4F207 AA04 AB02 AC03 AD16 AG01 AG03 AH46 KA01 KA11 KB13 KB26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の基布が接着層を介して積層された
    積層体であって、前記基布はポリオレフィン延伸糸条か
    らなる織編布の少なくとも片面にポリオレフィンからな
    るラミネート層を設けてなり、かつ前記積層体の外面に
    少なくともラミネート層を配した構成であるとともに、
    前記接着層はポリオレフィンから構成され、海島状に欠
    損部を形成してなる多層複合シート。
  2. 【請求項2】 2枚の基布が接着層を介して積層された
    積層体であって、前記基布はポリオレフィン延伸糸条か
    らなる織編布の少なくとも片面にポリオレフィンからな
    るラミネート層を設けてなり、かつ少なくともラミネー
    ト層を外面に配した2枚の基布の間に、サンドイッチラ
    ミネート法により発泡剤を配合したポリオレフィンを発
    泡押出することにより海島状に欠損部を形成してなる接
    着層を設ける多層複合シートの製法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523390A (ja) * 2002-04-22 2005-08-04 キ,ヨンサン 高強度peターポリンの製造方法
JP2021104653A (ja) * 2019-12-27 2021-07-26 洋一 久永 遮熱材、テント、及び遮熱材の製造方法
JP2022063492A (ja) * 2020-10-12 2022-04-22 平岡織染株式会社 高強度ターポリン及びその製造方法
JP7436029B2 (ja) 2020-11-12 2024-02-21 平岡織染株式会社 高強度ターポリンの基布の回収方法

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