JP2001205191A - ブラシレス振動モータ - Google Patents

ブラシレス振動モータ

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JP2001205191A JP2000019819A JP2000019819A JP2001205191A JP 2001205191 A JP2001205191 A JP 2001205191A JP 2000019819 A JP2000019819 A JP 2000019819A JP 2000019819 A JP2000019819 A JP 2000019819A JP 2001205191 A JP2001205191 A JP 2001205191A
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茂 吉田
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公道 福岡
Koji Kuyama
浩二 久山
Toshiaki Tsuzaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心ウエイトを用いて大きな発生振動量を確
保し、それをモータケース内部に取り込んで安全性確保
を図りながら、さらに小型薄型にできるブラシレス振動
モータを得ることを目的とする。 【解決手段】 ロータ10はマグネット12と偏心ウエ
イト13とを有し、マグネットは回転方向に多極着磁し
駆動磁界を発生するものであって、偏心ウエイトはマグ
ネットよりも比重の大なる材質で形成し、マグネット1
2の回転空間領域と偏心ウエイト13の回転空間領域と
が重なるようにした。またマグネット12はその包絡線
が外径と内径と高さとを備える円筒体であって、その中
の一部の領域を切除して空間を形成し、形成した空間に
偏心ウエイト13を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシレス振動モー
タに係り、詳しくはその振動発生構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯報知機器などに使われる振動モータ
は、出力軸付きモータの軸に偏心ウエイトを取り付けて
回転させたものが原型のようである。しかしやがて、扇
形、半円形の偏心ウエイトが回転することによる危険性
の問題などから、偏心ウエイトをモータケースの内部に
取り込んだものが案出されている。たとえば実開平6−
52363号公報のものは、偏心ウエイトをモータケー
スの内部に取り込んでいる。
【0003】一方振動モータは、低コスト化することを
恒常的に求められている。その一案として、ロータの一
部を削除することにより偏心ウエイトを省略するものが
ある。たとえば特開平6−284662号公報のもの
は、ブラシレスモータのロータの界磁マグネットを90
°ないし180°の範囲で切り欠いて偏心ウエイトを不
要ならしめている。このようにして偏心ウエイトを省略
したものは、低コスト化において有利であることが見込
まれる。
【0004】しかしながら、携帯電話機に代表される携
帯報知機器は、近年特に小型軽量化競争が激しい。そし
てそれに使う振動モータは一定の振動レベルを確保した
上で可及的に小さくしなければならない。上に述べた界
磁マグネットを切り欠いた形式のものはマグネットの比
重はせいぜい5程度であるから、相当に大きな空間を確
保しなければ必要な振動レベルが得られない。したがっ
てモータはその空間を内部に含んだ大きさとなるから、
小型化において早晩限界に突き当たる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の状況を
ふまえ、偏心ウエイトを用いて大きな発生振動量を確保
し、それをモータケース内部に取り込んで安全性確保を
図りながら、さらに小型薄型にできるブラシレス振動モ
ータを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のブラシレス振動モータは、ロータはマグネッ
トと偏心ウエイトとを有し、マグネットは回転方向に多
極着磁し駆動磁界を発生するものであって、偏心ウエイ
トはマグネットよりも比重の大なる材質で形成し、マグ
ネットの回転空間領域と偏心ウエイトの回転空間領域と
が重なるようにしたものである。またマグネットはその
包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体であって、
その中の一部の領域を切除して空間を形成し、形成した
空間に偏心ウエイトの少なくとも一部を配設したもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、a)ロータはマグネットと偏心ウエイトとを有し、
b)マグネットは回転方向に多極着磁し駆動磁界を発生
するものであって、c)偏心ウエイトはマグネットより
も比重の大なる材質で形成し、d)マグネットの回転空
間領域と偏心ウエイトの回転空間領域とが重なるように
したブラシレス振動モータである。偏心ウエイトとマグ
ネットとを同じ回転空間領域に置き、両者が空間を共有
するようにしている。このように偏心ウエイト回転領域
内の空いた空間領域に駆動マグネットを配置すること
で、空間の無駄が減少する。したがって空間を高密度に
活用した、小型薄型で大振動を発生するモータを実現で
きる。ここで回転空間領域とは、或る物体が中心軸のま
わりを回転するとき占有する空間である。文中、回転領
域とも記す。
【0008】請求項2に記載の発明は、a)ロータはマ
グネットと偏心ウエイトとを有し、b)偏心ウエイトは
マグネットよりも比重の大なる材質で形成し、c)マグ
ネットはその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒
体であって、その中の一部の領域を切除して空間を形成
し、d)前記形成した空間に偏心ウエイトの少なくとも
一部を配設したブラシレス振動モータである。マグネッ
トはその能力をよく発揮する円筒状とし、その一部を切
り欠いて、偏心ウエイトとマグネットとを同じ回転領域
に置いている。このように偏心ウエイトの無い領域にマ
グネットを配置することで、モータ内部空間の無駄が減
少する。特にコア付きアウタロータモータではマグネッ
トをステータコアの外周に配置しており、マグネットの
少しの領域を偏心ウエイトに置換することにより、小さ
な置換領域でも大きな振動が得られる。請求項中でマグ
ネットの包絡線という表現は、マグネットの回転空間領
域という表現をより具体的なイメージに代えたものであ
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、a)ロータはマ
グネットと偏心ウエイトとを有し、b)偏心ウエイトは
マグネットよりも比重の大なる材質で形成し、c)マグ
ネットはその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒
体であって、その中の軸方向片側の一部の領域を切除し
て空間を形成し、d)前記形成した空間に偏心ウエイト
の少なくとも一部を配設したブラシレス振動モータであ
る。マグネットはその包絡線が円筒体であって、回転方
向に連続した円筒と一部を切り欠いた連続しない円筒と
を軸方向に重ねた形状を備えている。このようにマグネ
ットが連続した円筒領域を持っているから、モータの発
生トルクは均一でモータとしての性能、品質が高い。ま
たマグネットが取り扱い中に破損しにくく生産性がよ
い。連続領域と切除領域とのいずれも備えているから、
モータの特性や生産性は良好で、かつ空間を高密度に活
用した、小型薄型で大振動を発生するモータを実現でき
る。
【0010】請求項4に記載の発明は、a)ロータとス
テータ組立体とを有するブラシレス振動モータであっ
て、b)ロータはマグネットと偏心ウエイトとを有し、
ステータ組立体はステータコアを有しマグネットに径方
向に対向していて、c)マグネットの磁気的中心をステ
ータコアの磁気的中心に対し軸方向にずらして配置し、
d)偏心ウエイトはマグネットの磁気的中心をずらした
側に近接配置し、マグネットよりも比重の大なる材質で
形成し、e)マグネットはその包絡線が外径と内径と高
さとを備える円筒体であって、その中の偏心ウエイトを
配置した側の一部の領域を切除して空間を形成し、f)
前記形成した空間に偏心ウエイトの少なくとも一部を配
設したブラシレス振動モータである。マグネットの磁気
的中心をステータコアの磁気的中心に対し軸方向にずら
して配置し、偏心ウエイトをマグネットの磁気的中心を
ずらした側に近接配置し、マグネットは偏心ウエイトを
配置した側の一部を切り欠いた空間を備え、そこに偏心
ウエイトを配設している。すなわち、偏心ウエイトがス
テータコアの側に磁気吸引されるように配置している。
これは、磁気スラスト吸引に使われるマグネットの一部
を偏心ウエイトに置換したものといえる。この部分はモ
ータのトルク発生にも寄与するが、その寄与率は小さ
い。ゆえにその一部を切除してもモータ特性は大きくは
低下しない。したがって、空間を高密度に活用した、小
型薄型で大振動を発生するモータを実現できる。
【0011】請求項5に記載の発明は、a)ロータとス
テータ組立体とを有するブラシレス振動モータであっ
て、b)ロータはマグネットと偏心ウエイトとを有し、
ステータ組立体はステータコアを有しマグネットに径方
向に対向していて、c)偏心ウエイトはマグネットより
も比重の大なる材質で形成し、d)マグネットはその包
絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体であって、そ
の中のステータコアに対向しない側の一部をその高さの
全範囲に亙って切除して空間を形成し、e)前記形成し
た空間に偏心ウエイトの少なくとも一部を配設したブラ
シレス振動モータである。マグネットはその包絡線が円
筒体であって、その中に円周方向の一定角度範囲でステ
ータコアに対向しない側をその高さの全範囲に亙って切
り欠いた空間を備える。すなわちマグネットのステータ
コアに対向する側は全周に亙って連続させている。した
がってモータの発生トルクは均一でモータとしての性
能、品質が高い。またマグネットが取り扱い中に破損し
にくく生産性がよい。また特にアウタロータモータで
は、マグネットの外周側の一部を偏心ウエイトに置換し
内周側はトルク発生のために使うことになる。ロータの
最外周を偏心ウエイトに振り向けるから、小さい置換領
域で大きなアンバランス振動が得られる。
【0012】請求項6に記載の発明は、a)ロータはマ
グネットと偏心ウエイトとを有し、b)偏心ウエイトは
マグネットよりも比重の大なる材質で形成し、c)マグ
ネットはその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒
体であって、その中の或る角度領域をその高さの全範囲
に亙って切除して空間を形成し、d)前記形成した空間
に偏心ウエイトの少なくとも一部を配設したブラシレス
振動モータである。マグネットはその包絡線が円筒体で
あって、その中に円周方向の一定角度範囲をその高さの
全範囲に亙って切り欠いた空間を備え、その空間に偏心
ウエイトを配設している。それによって、一定角度範囲
では、マグネットの回転領域の全てを偏心ウエイトに置
換できる。そして多くの場合、他の領域に偏心ウエイト
を置く必要がないほどに大きな領域を確保できる。その
とき、従来偏心ウエイトの回転領域に存在した無駄な空
間を皆無にすることができて、極めて小型・薄型の振動
モータが得られる。
【0013】請求項7に記載の発明は、a)マグネット
は円周方向に多極着磁されており、そのN/S一対の範
囲のおよそ整数倍に相当する角度範囲を切除して空間を
形成した、請求項1から6のいずれか1項に記載のブラ
シレス振動モータである。マグネットを円周方向に一部
欠落させたことによるコギングやトルクリップルを最小
限に抑えることができ、モータの発生トルクは略均一で
モータとしての性能、品質の低下を小さくできる。
【0014】請求項8に記載の発明は、a)ロータはさ
らにロータフレームを有し、b)ロータフレームは円筒
部と天面部とを備える略カップ状であって、その中に偏
心ウエイトの少なくとも一部を収容しており、c)円筒
部の一部を内周側へ突出させて偏心ウエイトの軸方向移
動を阻止した、請求項1から6のいずれか1項に記載の
ブラシレス振動モータである。ウエイト固定作業は容易
で、かつ外周に突出させて回転領域を無為に占有するこ
とがない。したがって、空間を高密度に活用した、小型
薄型で大振動を発生するモータを実現できる。
【0015】請求項9に記載の発明は、a)マグネット
は可撓性材料にて形成したものである、請求項1から6
のいずれか1項に記載のブラシレス振動モータである。
マグネットの割れ、欠けなどの発生を防ぐことができ、
円環状に連続していないなど、切り欠いたマグネットの
構造的な弱点を補うことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。本実施例のモータは携帯電話機に使われる偏
平振動モータである。
【0017】(実施例1)図1は本発明の第一の実施例
に係るモータの構造を示す断面図である。図2はそのモ
ータベースとステータ組立体とを組み合わせて示した図
で、(a)は平面図、(b)は側面断面図である。図3
はそのマグネットであり、(a)は上面図、(b)は側
面断面図である。図4はそのマグネットと偏心ウエイト
の形状および回転方向位置関係を示す分解斜視図であ
る。
【0018】図1においてモータは、ステータ(非回転
部分)とロータ(回転部分)とカバーとで構成されてい
る。ロータ10はカップ状のロータフレーム11を主体
とし、リング形のマグネット12をその内側に取り付け
てある。さらにこのロータフレームには偏心ウエイト1
3が取り付けられている。そして中央に取り付けたシャ
フト14を中心に回転する。
【0019】ステータはモータベース31を主体とし、
ステータコア21、線処理部材22、巻線23よりなる
ステータ組立体20がブッシング33を用いて取り付け
られ、さらにメタル32がその中央に取り付けられてい
る。巻線端末23aはモータベースの端子31aに接続
されている。そしてこのメタル32にロータのシャフト
14が回転可能な状態で嵌合している。ステータ組立体
の外周はマグネットの内周と径方向に対向している。そ
してこれらをカバー34で覆っている。
【0020】またモータの下面には、端子31aが露出
していて機器の基板(図示せず)にリフロー接続できる
ようになっている。モータは機器(携帯電話)の基板に
半田接続され、端子31aを経由して巻線に通電制御さ
れ、ロータが回転する。そしてロータに取り付けられた
偏心ウエイト13により振動が発生して機器を振動させ
る。
【0021】図2に、ステータ組立体をモータベースと
ともに示す。モータベース31は樹脂成形によって形成
されており、略平板状のベース部31cと、そのベース
部の中央から垂直に突出し軸受を支持する軸受支持部3
1dを備えている。スラスト軸受は軸受支持部の中央底
面のスラスト軸受部31hで構成している。またベース
部31cには、図2(a)に示すように軸受支持部の周
囲に6個の端子31aを配置してある。この端子は金属
板でできていて、ベース部にインサート成形されてい
る。端子31aの上面はステータ組立体の巻線端末を接
続する接続端子である。この端子の下面はベース部の底
面から露出していて、機器の基板にリフロー取付する取
付端子となる。
【0022】ステータ組立体は図のようにモータベース
の軸受支持部と同心に取り付けられている。そのステー
タコア21は強磁性体でできており、中央の環状部21
aとそれから半径方向に突出する6個の突極21bとを
備える。そして巻線23を巻回し、その巻線端末23a
を線処理部材22に保持している。
【0023】以下本発明の主要部であるロータについて
説明する。
【0024】マグネットの形状を図3に示す。マグネッ
ト12はリング状で従来からあるアウタロータモータの
ものに類似しているが、その一部が切り欠かれている。
すなわち、マグネットの軸方向片側の、約半周の領域を
切除して、切除空間領域12aを形成している。マグネ
ットの他の部分の呼称は、残りの半周の実体領域12b
を切除残余領域と呼び、下側の連続したリング部12c
を連続領域と呼ぶことにする。このマグネットの場合、
回転空間領域は連続領域と切除空間領域と切除残余領域
とを合計した空間である。
【0025】偏心ウエイトは図4のようにリングをその
半周以下を残して他を切り取ったような形状である。そ
の下部13aはロータフレーム内部に位置する部分であ
り、上部13bはロータフレームの孔に係合し上方にわ
ずかに突出している部分である。そしてその下部13a
は、マグネット12の切除空間領域12a(図3参照)
に置かれている。したがってマグネットは偏心ウエイト
とその回転空間領域を共有することとなる。
【0026】さらに図1に戻ってマグネット12とステ
ータコア21との位置関係をみると、マグネットは全体
としてステータコアに対し軸方向上側にずらして配置さ
れている。すなわち、ロータをスラスト軸受部31h側
へ押し付ける磁気スラスト吸引力を発生させている。そ
してその力は、主として切除残余領域12b(図3
(b)参照)が受け持っている。このモータは以上のよ
うに構成され、モータ部の性能・特性を維持したまま薄
型コンパクトな振動モータを得ている。
【0027】このように本実施例のモータは、偏心ウエ
イト13とマグネット12とを同じ回転空間領域に置
き、両者が空間を共有するようにしている。偏心ウエイ
ト回転領域内の空いた空間領域に駆動マグネットを配置
することで、空間の無駄が減少する。したがって空間を
高密度に活用した、小型薄型で大振動を発生するモータ
を実現できる。
【0028】また本実施例のモータは、マグネット12
の円周方向の一部を切り欠いて空間を形成し、切り欠い
た切除空間領域12aに偏心ウエイト13の一部を配設
している。マグネットはその能力をよく発揮する円筒状
とし、その一部を切り欠いて、偏心ウエイトとマグネッ
トとを同じ回転領域に置いている。したがって高い基本
性能を有するモータの空間を高密度に活用して、小型薄
型で大振動を発生するモータを実現できる。特にコア付
きアウタロータモータではマグネットをステータコアの
外周に配置しており、マグネットの少しの領域を偏心ウ
エイトに置換することにより、小さな置換領域でも大き
な振動が得られる。
【0029】偏心ウエイトは、従来であれば、円筒の約
半周以上を切除した形状とし、切除した領域は何もない
空間とするのが一般的であった。本発明は、この領域に
もマグネットを配置してモータの特性を向上させ、その
結果として小型薄型形状と大振動を両立させたものであ
る。
【0030】一方マグネット側からの観点でみると、マ
グネットとアンバランス振動発生技術との関係は、従来
であれば、不均等着磁で振動を発生させるもの、その一
部を除去して空間を形成しアンバランスを発生させるも
のなどが主なものであった。本発明は、マグネット(比
重はおよそ5)の領域の一部を比重の大なる偏心ウエイ
ト(タングステンならば比重はおよそ18)に置換し
て、単にマグネットの一部を除去したときよりもはるか
に大きいアンバランスを得、その結果として小型薄型形
状と大振動を両立させたものである。
【0031】また本実施例のモータは、マグネット12
はその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体であ
って、その中に円周方向の軸方向片側の一部を切り欠い
た空間を備える。すなわち、回転方向に連続した円筒
(連続領域12c)と一部を切り欠いた連続しない円筒
(切除残余領域12b)とを軸方向に重ねた形状を備え
ている。連続した円筒領域を持っているから、モータの
発生トルクは均一でモータとしての性能、品質が高い。
またマグネットが取り扱い中に破損しにくく生産性がよ
い。連続領域と切除・置換領域とのいずれも備えている
から、モータの特性や生産性は良好で、かつ空間を高密
度に活用した、小型薄型で大振動を発生するモータを実
現できる。
【0032】また本実施例のモータは、マグネット12
の磁気的中心はステータコア21の磁気的中心に対し軸
方向にずらして配置し、偏心ウエイト13はマグネット
の磁気的中心をずらした側に近接配置し、マグネットは
その包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体であっ
て、その中に円周方向の偏心ウエイトを配置した側の一
部を切り欠いた空間を備える。すなわち、偏心ウエイト
13をステータコア21の側に磁気吸引するようにして
いる。そうすると、マグネットの、偏心ウエイトと回転
領域を同じくする領域の部分が磁気スラスト吸引に使わ
れることとなる。換言すれば、磁気スラスト吸引に使わ
れるマグネットの一部を偏心ウエイトに置換したものと
いえる。この部分はモータのトルク発生にも寄与する
が、ステータコアに正対している部分に比べればその寄
与率は小さい。したがってその一部を切除してもモータ
特性は大きくは低下しない。したがって、空間を高密度
に活用した、小型薄型で大振動を発生するモータを実現
できる。
【0033】またもちろん、磁気スラスト構造を採用す
ることによってシンプルな軸受構造のモータとなる。な
お、一部を切除することにより磁気スラスト吸引力が低
下するが、本発明によりロータが小型化されて必要な吸
引力が小さくなることで相殺される。足りなければマグ
ネットのシフト量、高さをわずかに増加させればよい。
【0034】(実施例2)つぎに第二の実施例を説明す
る。図5は本発明の第二の実施例に係るモータの構造を
示す断面図である。20はステータ組立体、21はステ
ータコア、11a2は開口端、11b2は係合部、13
c2は凹部、132は偏心ウエイト、142はシャフ
ト、112はロータフレーム、102はロータ、122
はマグネットである。図6はそのマグネットであり、
(a)は上面図、(b)は側面断面図である。図7はそ
のマグネットと偏心ウエイトの形状および回転方向位置
関係を示す分解斜視図である。
【0035】本実施例のモータは図6のように第一の実
施例よりもさらに低背薄型になっている。そのポイント
はロータにあるので、以下ロータの構造について説明す
る。他の部品も多少の変更があるが、単にロータに適合
するように低背にしているだけなので説明を省略する。
【0036】マグネット122は図6に示すようにリン
グの一部を切り欠いたC字状である。中心軸からみて9
0°の角度範囲の領域を切除した切除空間領域12a2
と、残り270°の実体領域である切除残余領域12b
2とで構成されており、連続領域はない。したがってこ
のマグネットの場合、回転空間領域は切除空間領域と切
除残余領域とを合計した空間である。またマグネットは
円周方向に多極着磁されており、切除空間領域12a2
はそのN/S一対の角度範囲に相当する。材質は可撓性
材料にて形成している。
【0037】偏心ウエイト132は図7のようにマグネ
ット122の切除空間領域12a2にほぼ合致する90
°の回転方向角度を有する形状である。その下部13a
2がロータフレーム内部に位置する。上部13b2はロ
ータフレームの孔に係合しわずかに突出している。凹部
13c2はロータフレームと係合させるためのものであ
る。
【0038】マグネットと偏心ウエイトとの位置関係
は、偏心ウエイト132がマグネット122の切除空間
領域12a2(図6(b)参照)にくるように置かれ
る。そしてマグネット122は偏心ウエイト132とそ
の回転空間領域を共有している。偏心ウエイトはまた図
5のように、マグネットの領域を越えたロータフレーム
開口端11a2まで延び、利用できる空間をフルに埋め
ている。さらに偏心ウエイトの凹部13c2にはロータ
フレームの係合部11b2が変形係合して脱落しないよ
うに固定している。
【0039】このように本実施例のモータは、マグネッ
トはその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体で
あって、その中に円周方向の一定角度範囲をその高さの
全範囲に亙って切り欠いた空間を備え、切り欠いた空間
に偏心ウエイトを配設している。それによって、一定角
度範囲では、マグネットの回転領域の全てを偏心ウエイ
トに置換できる。そして場合によっては他の領域に偏心
ウエイトを置く必要がないほどに大きな領域を確保でき
る。そのとき、従来偏心ウエイトの回転領域に存在した
無駄な空間を皆無にすることができて、極めて小型・薄
型の振動モータが得られる。また、軸受をマグネットと
同じ軸方向位置に配置したモータでは、ロータの重心の
軸方向位置を軸受の支持範囲に一致させることができ
る。回転中の軸受負荷が増大せず消費電流を低減でき
て、小型薄型モータの実現を助ける。
【0040】また本実施例のモータは、マグネットは円
周方向に多極着磁されており、そのN/S一対の範囲の
およそ整数倍に相当する角度範囲を切除して空間を形成
している。このようにすると、マグネットを円周方向に
一部欠落させたことによるコギングやトルクリップルを
最小限に抑えることができる。したがってモータの発生
トルクは略均一で、モータとしての性能、品質の低下が
小さく良好な状態を得ることができる。
【0041】また本実施例のモータは、ロータフレーム
の円筒部の一部を内周側へ突出変形させて偏心ウエイト
の軸方向移動を阻止している。円筒部は従来はマグネッ
トをガイドしていたが、その部分に偏心ウエイトを配し
たことで、内周側へ突出させることが可能になったもの
である。こうするとウエイト固定作業は容易で、かつ外
周に突出させて回転領域を無為に占有することがない。
したがって、空間を高密度に活用した、小型薄型で大振
動を発生するモータを実現できる。
【0042】また本実施例のモータは、マグネット12
2を可撓性材料にて形成している。マグネットの割れ、
欠けなどの発生を防ぐことができ、円環状に連続してい
ないマグネットの構造的な弱点を補っている。
【0043】なお本実施例ではマグネットの回転方向角
度を270°として表現しているが、よりコギング・ト
ルクリップルを低減したい、よりアンバランス量を増大
させたい、などのために角度を増減させてもよい。
【0044】(実施例3)さらに第三の実施例を説明す
る。図8は本発明の第三の実施例に係るモータのマグネ
ットであり、(a)は上面図、(b)は側面断面図であ
る。偏心ウエイトは図示しないが、第二の実施例に示し
た形状に類似であり、マグネットに近接する部分の半径
方向肉厚を減少させたものである。
【0045】このマグネット123は図に示すようにリ
ング状マグネットの外周側が削り取られている。外周側
の、約90°の領域を切除して、切除空間領域12a3
を形成している。残りの270°の実体領域が切除残余
領域12b3で、内側の連続したリング部が連続領域1
2c3である。そしてこの切除空間領域12a3を偏心
ウエイトで埋めてアンバランスを発生させる。
【0046】このように本発明のモータは、マグネット
はその包絡線が外径と内径と高さとを備える円筒体であ
って、その中に円周方向の一定角度範囲でステータコア
に対向しない側をその高さの全範囲に亙って切り欠いた
空間を備え、マグネットのステータコアに対向する側は
全周に亙って連続させている。ステータコアに対向する
側に連続した円筒領域を持っているから、モータの発生
トルクは均一でモータとしての性能、品質が高い。また
マグネットが取り扱い中に破損しにくく生産性がよい。
特にアウタロータモータでは、マグネットの外周側の一
部を偏心ウエイトに置換し内周側はトルク発生のために
使うことになるが、そのときマグネットの最外周を偏心
ウエイトに振り向けるから、小さい置換領域で大きなア
ンバランス振動が得られる。
【0047】以上本発明の実施例をいくつか説明してき
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の主旨の範囲で様々に応用展開が可能である。こ
れらの発明のうち特に構造の限定がないものは、実施例
で挙げたコア付き周対向磁界型アウタロータモータのみ
ならず、インナロータモータ、コアレス平面対向磁界型
モータなど他の構造のモータにも適用できるものであ
る。またマグネットはその包絡線が円筒体と表現した
が、その中には、円板形状、面取り、一部の面を傾斜さ
せる、一部の面を曲面にする、フランジその他を付加す
るなど、諸々の変形を加えたものを含む。図9には、マ
グネットを円板形状としたときの一実施例を示した。
(a)はマグネットの軸方向片側を切り欠いたもの、
(b)はマグネットのある角度範囲を切除したもの、
(c)はマグネットの半径方向片側を切り欠いたもので
ある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、偏心ウエ
イトを用いて大きな発生振動量を確保し、それをモータ
ケース内部に取り込んだ。そして偏心ウエイトと駆動マ
グネットとを同じ回転空間領域に置き、両者が空間を共
有するようにした。このようにして従来あったモータ内
部空間の無駄を減少させ、小型薄型で大振動を発生する
モータを実現したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係るモータの構造を示
す断面図
【図2】(a)本発明の第一の実施例に係るモータのモ
ータベースとステータ組立体とを組み合わせて示した平
面図 (b)同側面断面図
【図3】(a)本発明の第一の実施例に係るモータのマ
グネットの上面図 (b)同側面断面図
【図4】本発明の第一の実施例に係るモータのマグネッ
トと偏心ウエイトの形状および回転方向位置関係を示す
分解斜視図
【図5】本発明の第二の実施例に係るモータの構造を示
す断面図
【図6】(a)本発明の第二の実施例に係るモータのマ
グネットの上面図 (b)同側面断面図
【図7】本発明の第二の実施例に係るモータのマグネッ
トと偏心ウエイトの形状および回転方向位置関係を示す
分解斜視図
【図8】(a)本発明の第三の実施例に係るモータのマ
グネットの上面図 (b)同側面断面図
【図9】(a)マグネットを円板形状としたときの実施
例でマグネットの軸方向片側を切り欠いた図 (b)同マグネットの或る角度範囲を切除した図 (c)同マグネットの半径方向片側を切り欠いた図
【符号の説明】
10、102 ロータ 11、112 ロータフレーム 11a2 開口端 11b2 係合部 12、122、123 マグネット 12a、12a2、12a3 切除空間領域 12b、12b2、12b3 切除残余領域 12c、12c3 連続領域 13、132 偏心ウエイト 13a、13a2 下部 13b、13b2 上部 13c2 凹部 14、142 シャフト 20 ステータ組立体 21 ステータコア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月11日(2000.12.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久山 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津崎 敏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D107 AA02 AA03 AA12 AA13 BB08 CC09 DD09 5H607 AA00 BB01 BB09 BB14 BB17 BB25 CC05 CC09 DD02 DD14 EE57 GG01 GG09 5H621 GA04 GB09 GB10 HH04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータはマグネットと偏心ウエイトとを
    有し、前記マグネットは回転方向に多極着磁し駆動磁界
    を発生するものであって、前記偏心ウエイトは前記マグ
    ネットよりも比重の大なる材質で形成し、前記マグネッ
    トの回転空間領域と前記偏心ウエイトの回転空間領域と
    が重なるようにしたブラシレス振動モータ。
  2. 【請求項2】 ロータはマグネットと偏心ウエイトとを
    有し、前記偏心ウエイトは前記マグネットよりも比重の
    大なる材質で形成し、前記マグネットはその包絡線が外
    径と内径と高さとを備える円筒体であって、その中の一
    部の領域を切除して空間を形成し、前記形成した空間に
    前記偏心ウエイトの少なくとも一部を配設したブラシレ
    ス振動モータ。
  3. 【請求項3】 ロータはマグネットと偏心ウエイトとを
    有し、前記偏心ウエイトは前記マグネットよりも比重の
    大なる材質で形成し、前記マグネットはその包絡線が外
    径と内径と高さとを備える円筒体であって、その中の軸
    方向片側の一部の領域を切除して空間を形成し、前記形
    成した空間に前記偏心ウエイトの少なくとも一部を配設
    したブラシレス振動モータ。
  4. 【請求項4】 ロータとステータ組立体とを有するブラ
    シレス振動モータであって、前記ロータはマグネットと
    偏心ウエイトとを有し、前記ステータ組立体はステータ
    コアを有し前記マグネットに径方向に対向していて、前
    記マグネットの磁気的中心を前記ステータコアの磁気的
    中心に対し軸方向にずらして配置し、前記偏心ウエイト
    は前記マグネットの磁気的中心をずらした側に近接配置
    し、前記マグネットよりも比重の大なる材質で形成し、
    前記マグネットはその包絡線が外径と内径と高さとを備
    える円筒体であって、その中の前記偏心ウエイトを配置
    した側の一部の領域を切除して空間を形成し、前記形成
    した空間に前記偏心ウエイトの少なくとも一部を配設し
    たブラシレス振動モータ。
  5. 【請求項5】 ロータとステータ組立体とを有するブラ
    シレス振動モータであって、前記ロータはマグネットと
    偏心ウエイトとを有し、前記ステータ組立体はステータ
    コアを有し前記マグネットに径方向に対向していて、前
    記偏心ウエイトは前記マグネットよりも比重の大なる材
    質で形成し、前記マグネットはその包絡線が外径と内径
    と高さとを備える円筒体であって、その中の前記ステー
    タコアに対向しない側の一部をその高さの全範囲に亙っ
    て切除して空間を形成し、前記形成した空間に前記偏心
    ウエイトの少なくとも一部を配設したブラシレス振動モ
    ータ。
  6. 【請求項6】 ロータはマグネットと偏心ウエイトとを
    有し、前記偏心ウエイトは前記マグネットよりも比重の
    大なる材質で形成し、前記マグネットはその包絡線が外
    径と内径と高さとを備える円筒体であって、その中の或
    る角度領域をその高さの全範囲に亙って切除して空間を
    形成し、前記形成した空間に前記偏心ウエイトの少なく
    とも一部を配設したブラシレス振動モータ。
  7. 【請求項7】 マグネットは円周方向に多極着磁されて
    おり、そのN/S一対の範囲のおよそ整数倍に相当する
    角度範囲を切除して空間を形成した、請求項1から6の
    いずれか1項に記載のブラシレス振動モータ。
  8. 【請求項8】 ロータはさらにロータフレームを有し、
    前記ロータフレームは円筒部と天面部とを備える略カッ
    プ状であって、その中に偏心ウエイトの少なくとも一部
    を収容しており、前記円筒部の一部を内周側へ突出させ
    て前記偏心ウエイトの軸方向移動を阻止した、請求項1
    から6のいずれか1項に記載のブラシレス振動モータ。
  9. 【請求項9】 マグネットは可撓性材料にて形成したも
    のである請求項1から6のいずれか1項に記載のブラシ
    レス振動モータ。
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