JP2019052753A - 変速機及びアクチュエータ - Google Patents

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山内 渉
Wataru Yamauchi
渉 山内
顕寛 戸田
Akihiro Toda
顕寛 戸田
廣野 禎一
Teiichi Hirono
禎一 廣野
祐子 坂本
Yuko Sakamoto
祐子 坂本
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Abstract

【課題】カムの変形を抑制し、内歯車と外歯車との噛み合い精度の悪化を抑制する。【解決手段】変速機は、一方向に延びる中心軸を中心とする周方向に回転可能な第1シャフトと、周方向に回転可能であり且つ前記中心軸が延びる軸方向に前記第1シャフトと並べて配置される第2シャフトと、内歯部を有する内歯車を内部に収容するハウジングと、前記内歯部と部分的に噛み合う外歯部を有するとともに前記第2シャフトに接続される環状の外歯車と、前記第1シャフトの一部を収容する接続穴を有するとともに前記第1シャフトと一体的に回転するカムと、前記外歯車の内周面と前記カムの外周面との間に配置される軸受と、を備え、前記第1シャフトは、前記接続穴に収容される外周面に前記中心軸を中心とする径方向へ窪む凹部を備え、前記凹部の少なくとも一部は、前記外歯部と径方向に対向する 。【選択図】図1

Description

本発明は、変速機及びアクチュエータに関する。
特許文献1には、剛性内歯車と、この内側に同軸状態に配置されているカップ形状の可撓性外歯車と、この内側に嵌め込まれている楕円形輪郭の波動発生器とを有するカップ型波動歯車装置が開示されている。このカップ型波動歯車装置における波動発生器は、楕円形輪郭をしたカム板と、このカム板が同軸状態に固定されたプラグと、カム板の外周面に装着したウエーブベアリングとを備えている。プラグの中心には入力軸をはめ込み固定可能な軸穴が形成されている。
特開2005−308131号公報
プラグの軸穴に入力軸が圧入されると、入力軸の外周形状がプラグに転写され、プラグの外周部が変形する虞がある。可撓性外歯車はプラグの外周部の形状に応じて変形するため、プラグの外周部が変形すると、剛性内歯車と可撓性外歯車との噛み合い精度が悪化する虞がある。
本発明の一態様に係る変速機は、一方向に延びる中心軸を中心とする周方向に回転可能な第1シャフトと、周方向に回転可能であり且つ前記中心軸が延びる軸方向に前記第1シャフトと並べて配置される第2シャフトと、内歯部を有する内歯車を内部に収容するハウジングと、前記内歯部と部分的に噛み合う外歯部を有するとともに前記第2シャフトに接続される環状の外歯車と、前記第1シャフトの一部を収容する接続穴を有するとともに前記第1シャフトと一体的に回転するカムと、前記外歯車の内周面と前記カムの外周面との間に配置される軸受と、を備え、前記第1シャフトは、前記接続穴に収容される外周面に前記中心軸を中心とする径方向へ窪む凹部を備え、前記凹部の少なくとも一部は、前記外歯部と径方向に対向する 。
本発明の一態様に係るアクチュエータは、前記変速機と、前記第1シャフト又は前記第2シャフトに接続される回転電気機械と、を備える。
本発明によれば、カムの変形を抑制することができ、内歯車と外歯車との噛み合い精度の悪化を抑制することができる。
実施形態に係るアクチュエータの外観構成を示す斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータの側面断面図である。 カムの外形の一例を示す斜視図である。 外歯車の外形の一例を示す斜視図である。 内歯車の外形の一例を示す斜視図である。 実施形態に係る減速機の歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。 実施形態に係る減速機の第1変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。 実施形態に係る減速機の第2変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。 実施形態に係る減速機の第3変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。
<本発明の実施形態の詳細>
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の詳細を説明する。
[1.アクチュエータの全体構成]
図1は、本実施形態に係るアクチュエータの外観構成を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係るアクチュエータの側面断面図である。図1及び図2に示されるように、アクチュエータ100は、モータ(回転電気機械)200と、減速機(変速機)300とを備える。なお、回転電気機械はモータに限られず、発電機であってもよいし、モータとしても、発電機としても機能する電動発電機であってもよい。また、変速機は減速機に限られず、増速機であってもよい。
[2.モータの構成]
図2を参照し、モータ200の構成について説明する。モータ200は、回転軸である第1シャフト110を回転駆動する。モータ200は、第1シャフト110に固定された回転子210と、回転子210を囲む円環状の固定子220とを備える。この例では、回転子210が界磁であり、固定子220が電機子である。なお、回転子210が電機子であり、固定子220が界磁であってもよい。以下の説明では、第1シャフト110の中心軸111の軸方向を「X方向」、中心軸111を中心とする周方向を「θ方向」、中心軸111を中心とする径方向を「r方向」ともいう。
回転子210は、円筒状のヨーク211と、ヨーク211の外周面に固定された永久磁石212とを備える。ヨーク211には第1シャフト110のX方向における一部が収容され、ヨーク211は第1シャフト110に固定される。ヨーク211の外周には、永久磁石212が設けられる。永久磁石212は、S極とN極とがθ方向に交互に並び、且つその間隔が等間隔になるよう着磁されたリングマグネットである。永久磁石212は、1つの磁極がr方向外側の面、つまり、固定子220に対向する面に位置づけられる。
固定子220は、鉄心221と、複数のコイル222とを備える。鉄心221は、軟磁性体であり、複数のティース224を備える。複数のティース224は、θ方向に等間隔に並ぶ。各ティース224は、中心軸111に向かってr方向に延びる。コイル222の数とティース224の数とは同一である。
コイル222の数、即ちスロット数は、永久磁石212の数、即ち極数と異なる。例えば、3相モータの場合、スロット数は3の倍数となる。また、極数は偶数となる。
モータ200は、ケース230とカバー240とをさらに備える。ケース230は筒部231と板状の蓋部232とを備える。筒部231は内部に円柱状の空間を有し、筒部231の一端、図2の例ではX方向の端部が蓋部232によって閉じられる。かかるケース230は、回転子210及び固定子220を収容する。
ケース230の筒部231の内径は、鉄心221の外形と略同じ大きさであり、例えば接着剤によって鉄心221が筒部231の内周面に固定される。これにより、ケース230の内周面に固定子220が固定される。蓋部232はr方向中心部に円形の穴233を備える。穴233は、第1シャフト110より直径が大きく、第1シャフト110は穴233を貫通する。穴233の周囲には、円環状の軸受234が取り付けられ、軸受234は第1シャフト110を回転可能に支持する。
ケース230の外形は、X方向視において半円と矩形とを組み合わせた形状である。つまり、ケース230は、X方向視において半円の半円部235と矩形のフランジ部236とを備える。半円部235の半円の外形は内周面と同心円とされる。つまり、半円部235の外形は第1シャフト110の中心軸を中心とした半円の円弧面である。他方、フランジ部236はr方向に延びる直角の角部237を2つ備えており、それぞれの角部237においてボルトによって減速機300に連結される。
カバー240は、ケース230の円形の開口より若干直径が大きい円板である。カバー240は、ケース230の開口に固定され、開口を塞ぐ。カバー240のr方向中心部には円形の穴241が設けられ、この穴241に円環状の軸受242が取り付けられる。軸受242は、第1シャフト110を回転可能に支持する。
上記のような構成のモータ200において、電機子である固定子220の各コイル222に電流が与えられると、電磁誘導作用によって第1シャフト110がθ方向に回転する。
[3.減速機の構成]
図2を参照し、減速機300の構成について説明する。減速機300は、第1シャフト110から、X方向に延びる回転軸である第2シャフト120へ、変速して回転を伝達する波動歯車装置である。減速機300は、ハウジング301と、内歯車302と、外歯車303と、波動発生器310とを備える。
第1シャフト110はカバー240からX方向に延びており、第1シャフト110の一端には波動発生器310が接続される。波動発生器310は、カム304と、可撓性軸受305とを備える。
第1シャフト110の一端部にはカム304が固定される。図3は、カム304の外形を示す斜視図である。カム304は、X方向に並ぶ小径部341と大径部342とを備える。小径部341及び大径部342の外形は、第1シャフト110の中心軸111を中心とする円形であり、大径部342の外径は、小径部341の外径よりも大きい。大径部342は、小径部341よりもモータ200に近接して配置される。大径部342の外周部には楕円状の欠落部343が設けられており、この欠落部343には可撓性軸受305が取り付けられる(図2参照)。
カム304のr方向中央には、接続穴344が設けられる。接続穴344には、第1シャフト110の一端部が収容され、第1シャフト110の一端部は接続穴344に固定される(図2参照)。これにより、カム304は第1シャフト110と一体にθ方向に回転する。
図4は、外歯車303の外形を示す斜視図である。外歯車303は、X方向の一端が閉じ、他端が開口するカップ状の外歯車である。つまり、外歯車303は円筒部331と円板状の蓋部332とを備え、蓋部332が円筒部331の一端を塞ぐ。円筒部331は炭素鋼等の金属の薄い円筒であり、可撓性を有する。円筒部331は他端、つまり、モータ200に近接する端部の外周に外歯部333を備える。
蓋部332のX方向の両面のうち、円筒部331が設けられた面とは反対側の面のr方向中心から、X方向に第2シャフト120が延びる。外歯車303は第1シャフト110と同軸上に配置され、第2シャフト120は第1シャフト110と同軸上に並ぶ(図2参照)。第2シャフト120は円筒部331に固定され、円筒部331と一体にθ方向に回転する。
図2を参照する。カム304は、外歯車303の円筒部331に収容される。可撓性軸受305は、外歯車303の円筒部331の内周面と、カム304の欠落部343(外周面)との間に配置される。これにより、外歯車303とカム304とはθ方向に相対的に回転可能である。可撓性軸受305は、可撓性を有する外輪部材351及び内輪部材352と、これらの外輪部材351及び内輪部材352の間に収容される複数のボール353とを備え、r方向に変形可能である。
カム304は炭素鋼等の金属製のブロックであり高い剛性を有する。そのため、カム304に装着された可撓性軸受305は、カム304の欠落部343の外周面に嵌められ楕円形に変形する。また、外歯車303の内周面は可撓性軸受305と接触するため、外歯車303の円筒部331は可撓性軸受305の外形に適合して楕円形に変形する。
ハウジング301は、モータ200のケース230と同じく、X方向視において半円と矩形とを組み合わせた形状を有する(図1参照)。つまり、ハウジング301は、X方向視において半円の半円部311と矩形のフランジ部312とを備える。半円部311の直径はケース230の半円部235の直径と同じであり、フランジ部312はr方向に延びる直角の角部313を2つ備える。ハウジング301のフランジ部312の形状とケース230のフランジ部236の形状とは互いに適合しており、フランジ部312とフランジ部236とがボルトによって互いに固定される。
また、図2に示されるように、ハウジング301は、内部に円形断面の空間を有し、当該空間に内歯車302を収容する。図5は、内歯車302の外形の一例を示す斜視図である。内歯車302の形状は円環状であり、ハウジング301の内部空間に圧入され、ハウジング301と内歯車302とは互いに固定される。内歯車302の内周には内歯部321が設けられる。
図2を参照する。内歯車302の内側には、外歯車303が配置される。外歯車303は、上述したようにX方向視において楕円形に変形する。したがって、外歯車303の外歯部333のうち長軸部分の歯が内歯車302の内歯部321と噛み合い、外歯部333のうち短軸部分の歯が内歯部321から離れる。
内歯車302の内歯部321の歯数は、外歯車303の外歯部333の歯数と異なる。例えば、nを正の整数としたとき内歯部321の歯数は、外歯部333の歯数より2n多い。第1シャフト110が回転すると、カム304が第1シャフト110と一体的に回転する。カム304の回転に伴って、外歯車303が弾性変形し、楕円形の長軸が回転する。これにより、外歯部333と内歯部321との噛み合い位置がθ方向に移動する。つまり、波動発生器310は、内歯車302と外歯車303との噛み合い位置がθ方向に変化するように、第1シャフト110の回転に応じて外歯車303を変形させる。第1シャフト110が1回転すると、内歯部321と外歯部333との歯数の差に応じて外歯車303がθ方向に回転する。これにより、第1シャフト110の回転が変速されて、第2シャフト120へ伝達される。
ハウジング301には軸受306が取り付けられており、軸受306は第2シャフト120を中心軸111周りに回転可能に支持する。また、第2シャフト120には、軸受306とX方向に並ぶようにワッシャ307及び円板状の板部材308が取り付けられる。
[4.歯車機構の構造]
図6は、本実施形態に係る減速機の歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。カム304はX方向に延びる接続穴344を備え、接続穴344には第1シャフト110の一端が収容される。第1シャフト110の接続穴344に収容される部位の外周面には、r方向に窪む凹部112が設けられる。凹部112は、第1シャフト110の外周面のθ方向全周に亘って、円環状に設けられる。
図6には、凹部112の一例が示される。この例では、凹部112は、カム304のX方向両端の間に設けられる。つまり、凹部112は、第1シャフト110の外周面のうち、接続穴344に接触する部位のX方向中間部分に設けられる。また、さらに詳細には、凹部112は、第1シャフト110の外周面のうち、カム304の大径部342に接触する部位に設けられる。
凹部112は、外歯車303の外歯部333とr方向に対向する。さらに詳細には、図6に示される例では、凹部112が、外歯部333の一部とr方向に対向する。つまり、外歯部333は、凹部112の位置からr方向に延びる直線上に位置する。換言すれば、X方向における凹部112の範囲は、X方向における外歯部333の範囲と重複する。
第1シャフト110が収容される前の接続穴344の直径は、第1シャフト110の直径より僅かに小さい。第1シャフト110はかかる寸法の接続穴344に圧入され、第1シャフト110とカム304とが接続される。第1シャフト110が圧入される際、第1シャフト110の外周形状がカム304に転写され、カム304の外周形状が僅かに変形する可能性がある。しかし、X方向における凹部112の範囲では、カム304と第1シャフト110とが接触せず、第1シャフト110の外周形状がカム304に転写されることが防止される。したがって、X方向における凹部112の範囲では、カム304の外周形状の変形が抑制される。
凹部112と外歯部333との間には、可撓性軸受305が設けられる。つまり、可撓性軸受305は、凹部112及び外歯部333のそれぞれとr方向に対向する。したがって、カム304の外周形状の変形が抑制された部分に可撓性軸受305が設けられ、外歯部333は可撓性軸受305を介してカム304の外周形状に適合して楕円形に変形する。このため、第1シャフト110の外周形状が外歯部333の形状に与える影響が抑制され、内歯車302と外歯車303との噛み合い精度の悪化が抑制される。
凹部112の深さ、つまりr方向の長さは、第1シャフト110の接続穴344に収容される部位における半径の半分以下である。これにより、第1シャフト110の凹部112が設けられた部分におけるr方向の長さが小さくなりすぎず、第1シャフト110の機械的強度を確保することができる。
[5.変形例]
以下、本実施形態に係る減速機の変形例について説明する。
[5−1.第1変形例]
図7は、実施形態に係る減速機の第1変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。本例では、外歯車303において、外歯部333が開口端からX方向に距離を隔てて設けられる。また、第1シャフト110の外周面のうち、カム304の小径部341及び大径部342に収容される部位に凹部112が設けられる。かかる凹部112の一部は、外歯部333の全体とr方向に対向する。つまり、X方向における外歯部333の範囲は、X方向における凹部112の範囲に含まれる。
これにより、第1シャフト110によるカム304の外周変形が外歯部333の全体の形状に影響を与えることがない。よって、内歯車302と外歯車303との噛み合わせが悪化することをより一層抑制できる。
[5−2.第2変形例]
図8は、実施形態に係る減速機の第2変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。本例では、外歯車303において、外歯部333が開口端部に設けられる。また、第1シャフト110は、カム304の大径部342側の端部346を含む範囲でX方向に延びる。第1シャフト110の外周面のうち、接続穴344におけるX方向の途中箇所から端部346を含む範囲で凹部112はX方向に延びる。即ち、凹部112はカム304の大径部342側の端部346を跨いで設けられる。
これにより、カム304の大径部342側の一端までの凹部112の範囲で第1シャフト110とカム304とが接触せず、カム304の外周形状の変形をより一層抑制することができる。
[5−3.第3変形例]
図9は、実施形態に係る減速機の第3変形例における歯車機構の構成を示す部分拡大側面断面図である。本例では、第1シャフト110の外周面のうち、カム304の接続穴344に収容される部位の内周面に、X方向に並ぶ複数の凹部112が設けられる。各凹部112は、外歯部333とr方向に対向する。
これにより、カム304の外周形状の変形をより一層抑制することができる。また、接続穴344における第1シャフト110との接触部分が少なくなるので、第1シャフト110とカム304との接続が容易になる。
[5−4.他の変形例]
上記の実施形態においては、回転電気機械の一例であるモータ200に、第1シャフト110が接続される構成のアクチュエータ100について述べた。しかし、アクチュエータはかかる構成に限られない。第1シャフト110に、回転電気機械の他の例である発電機が接続されてもよい。また、モータ、発電機、又は電動発電機のような回転電気機械に、第2シャフト120が接続されてもよい。
[6.補記]
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 アクチュエータ
110 第1シャフト
111 中心軸
112 凹部
120 第2シャフト
200 モータ
210 回転子
211 ヨーク
212 永久磁石
220 固定子
221 鉄心
222 コイル
224 ティース
230 ケース
231 筒部
232 蓋部
233 穴
234 軸受
235 半円部
236 フランジ部
237 角部
240 カバー
241 穴
242 軸受
300 減速機
301 ハウジング
302 内歯車
303 外歯車
304 カム
305 可撓性軸受
306 軸受
307 ワッシャ
308 板部材
310 波動発生器
311 半円部
312 フランジ部
313 角部
321 内歯部
331 円筒部
332 蓋部
333 外歯部
341 小径部
342 大径部
343 欠落部
344 接続穴
345 凹部
346 端部
351 外輪部材
352 内輪部材
353 ボール

Claims (6)

  1. 一方向に延びる中心軸を中心とする周方向に回転可能な第1シャフトと、
    周方向に回転可能であり且つ前記中心軸が延びる軸方向に前記第1シャフトと並べて配置される第2シャフトと、
    内歯部を有する内歯車を内部に収容するハウジングと、
    前記内歯部と部分的に噛み合う外歯部を有するとともに前記第2シャフトに接続される環状の外歯車と、
    前記第1シャフトの一部を収容する接続穴を有するとともに前記第1シャフトと一体的に回転するカムと、
    前記外歯車の内周面と前記カムの外周面との間に配置される軸受と、
    を備え、
    前記第1シャフトは、前記接続穴に収容される外周面に前記中心軸を中心とする径方向へ窪む凹部を備え、
    前記凹部の少なくとも一部は、前記外歯部と径方向に対向する、
    変速機 。
  2. 前記凹部の深さは、前記第1シャフトの前記カムとの接合箇所における半径の半分以下である、
    請求項1に記載の変速機。
  3. 前記凹部の少なくとも一部は、前記外歯部の全体と径方向に対向する、
    請求項1又は2に記載の変速機。
  4. 前記凹部は、前記カムの軸方向における一端を含む範囲で軸方向に延びる、
    請求項1から3の何れか1項に記載の変速機。
  5. 前記第1シャフトは、前記接続穴に収容される範囲の外周面に、軸方向に並ぶ複数の前記凹部を備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の変速機。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の前記変速機と、
    前記第1シャフト又は前記第2シャフトに接続される回転電気機械と、
    を備える、
    アクチュエータ。
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