JPH0874840A - スラスト軸受装置 - Google Patents
スラスト軸受装置Info
- Publication number
- JPH0874840A JPH0874840A JP6239475A JP23947594A JPH0874840A JP H0874840 A JPH0874840 A JP H0874840A JP 6239475 A JP6239475 A JP 6239475A JP 23947594 A JP23947594 A JP 23947594A JP H0874840 A JPH0874840 A JP H0874840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- thrust collar
- fitting
- thrust
- adjusting bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/30—Application independent of particular apparatuses related to direction with respect to gravity
- F16C2300/34—Vertical, e.g. bearings for supporting a vertical shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に主軸の振れを所定値以内に収め鉛直度
を出すことのできるスラスト軸受装置を提供する。 【構成】 主軸1とスラストカラー2の嵌合部において
スラストカラー側に、主軸とスラストカラーの嵌合状態
を調整する調整ボルト9を設けた構成とする。
を出すことのできるスラスト軸受装置を提供する。 【構成】 主軸1とスラストカラー2の嵌合部において
スラストカラー側に、主軸とスラストカラーの嵌合状態
を調整する調整ボルト9を設けた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦軸水車発電機等に用
いられるスラスト軸受装置に関する。
いられるスラスト軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスラスト軸受装置は図2のように
なっている。すなわち、主軸1に円筒状のスラストカラ
ー2が嵌合され、この嵌合が軸方向に滑らないようにリ
ングキー3が設けられる。スラストカラー2の下端には
回転板4を有し、この回転板4は、ベアリング台5にス
プリング6を介して取付けられた静止板7の上に乗せら
れ、回転板4と静止板7の間が滑動する。
なっている。すなわち、主軸1に円筒状のスラストカラ
ー2が嵌合され、この嵌合が軸方向に滑らないようにリ
ングキー3が設けられる。スラストカラー2の下端には
回転板4を有し、この回転板4は、ベアリング台5にス
プリング6を介して取付けられた静止板7の上に乗せら
れ、回転板4と静止板7の間が滑動する。
【0003】スラストカラー2と主軸1の嵌合は、スラ
ストカラー2の外周に焼嵌コイル8を配置し、誘導電流
によってスラストカラー2を加熱し膨脹させて行う。そ
して主軸1にローター重量をかけ、スラストカラー2が
常温に降下後、ローターをゆっくり回転させて主軸の振
れを測定する。実機運転できるためには振れが所定値よ
り小さく、主軸は鉛直でなければならない。
ストカラー2の外周に焼嵌コイル8を配置し、誘導電流
によってスラストカラー2を加熱し膨脹させて行う。そ
して主軸1にローター重量をかけ、スラストカラー2が
常温に降下後、ローターをゆっくり回転させて主軸の振
れを測定する。実機運転できるためには振れが所定値よ
り小さく、主軸は鉛直でなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】主軸の振れの原因とし
ては、発電機軸の曲り、水車軸の曲り、これら両軸のカ
ップリング部の曲り、スラストカラーの嵌合不良等があ
り得るが、この最後の原因が最も多い。主軸とスラスト
カラーの嵌合不良としては、双方の中心軸が同心になっ
ていないことと平行になっていないこととがありうる。
これらを修正するには、嵌合面の修正加工、ライナーの
介装等を行って、スラストカラーの焼嵌めをやり直さな
ければならず、多大な労力と日数を要する。
ては、発電機軸の曲り、水車軸の曲り、これら両軸のカ
ップリング部の曲り、スラストカラーの嵌合不良等があ
り得るが、この最後の原因が最も多い。主軸とスラスト
カラーの嵌合不良としては、双方の中心軸が同心になっ
ていないことと平行になっていないこととがありうる。
これらを修正するには、嵌合面の修正加工、ライナーの
介装等を行って、スラストカラーの焼嵌めをやり直さな
ければならず、多大な労力と日数を要する。
【0005】そこで本発明は、容易に主軸の振れを所定
値以内に収め鉛直度を出すことのできるスラスト軸受装
置を提供することを目的とする。
値以内に収め鉛直度を出すことのできるスラスト軸受装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるスラスト軸
受装置は、主軸とスラストカラーの嵌合部においてスラ
ストカラー側に、主軸とスラストカラーの嵌合状態を調
整する調整ボルトを設けた構成とする。
受装置は、主軸とスラストカラーの嵌合部においてスラ
ストカラー側に、主軸とスラストカラーの嵌合状態を調
整する調整ボルトを設けた構成とする。
【0007】
【作用】本発明のスラスト軸受装置においては、調整ボ
ルトの出し入れによって主軸とスラストカラーの嵌合の
同心度や平行度を調整することができるので、容易に主
軸の振れを所定値以内に収め鉛直度を出すことができ
る。
ルトの出し入れによって主軸とスラストカラーの嵌合の
同心度や平行度を調整することができるので、容易に主
軸の振れを所定値以内に収め鉛直度を出すことができ
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1を参照して説明
する。
する。
【0009】主軸1とスラストカラー2の嵌合部の加工
精度を上げるため、各々嵌合部中央を逃げ加工する。ス
ラストカラー2の逃げ加工された部分において全周数箇
所に調整ネジを穿つ。スラストカラー2を焼嵌コイルで
加熱し主軸1に挿入して、リングキー3を取付け後すぐ
にローター重量をかけ、振れ見を行って主軸1の鉛直度
を測定する。つぎに調整ネジに調整ボルト9を取り付
け、前記測定値をもとに主軸1の鉛直度を修正する。こ
の修正作業はスラストカラーが熱いうちに行う。この状
態で常温に降下させて焼嵌め完了となるが、調整ボルト
9で主軸1の鉛直度を保っているので、従来のようにス
ラストカラーの冷却過程で主軸1の鉛直度が変化するこ
とはなく、常に適正な鉛直度に収めることができる。
精度を上げるため、各々嵌合部中央を逃げ加工する。ス
ラストカラー2の逃げ加工された部分において全周数箇
所に調整ネジを穿つ。スラストカラー2を焼嵌コイルで
加熱し主軸1に挿入して、リングキー3を取付け後すぐ
にローター重量をかけ、振れ見を行って主軸1の鉛直度
を測定する。つぎに調整ネジに調整ボルト9を取り付
け、前記測定値をもとに主軸1の鉛直度を修正する。こ
の修正作業はスラストカラーが熱いうちに行う。この状
態で常温に降下させて焼嵌め完了となるが、調整ボルト
9で主軸1の鉛直度を保っているので、従来のようにス
ラストカラーの冷却過程で主軸1の鉛直度が変化するこ
とはなく、常に適正な鉛直度に収めることができる。
【0010】本実施例によれば、1〜2回の繰り返し作
業で主軸の適正な鉛直度を得ることができるので、工程
を正確に予測しまた短縮することができる。
業で主軸の適正な鉛直度を得ることができるので、工程
を正確に予測しまた短縮することができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縦軸水車
発電機等の主軸の振れを容易に所定値以内に収め鉛直度
を出すことのできるスラスト軸受装置を提供することが
できる。
発電機等の主軸の振れを容易に所定値以内に収め鉛直度
を出すことのできるスラスト軸受装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の実施例のスラスト軸受装置の断面図
【図2】従来のスラスト軸受装置の断面図
1・・主軸 2・・スラスト
カラー 3・・リングキー 4・・回転板 5・・ベアリング台 6・・スプリン
グ 7・・静止板 8・・焼嵌コイ
ル 9・・調整ボルト
カラー 3・・リングキー 4・・回転板 5・・ベアリング台 6・・スプリン
グ 7・・静止板 8・・焼嵌コイ
ル 9・・調整ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 主軸とスラストカラーの嵌合部において
スラストカラー側に主軸とスラストカラーの嵌合状態を
調整する調整ボルトを設けたことを特徴とするスラスト
軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6239475A JPH0874840A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スラスト軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6239475A JPH0874840A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スラスト軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874840A true JPH0874840A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17045330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6239475A Pending JPH0874840A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スラスト軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019052750A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 日本電産株式会社 | 変速機及びアクチュエータ |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6239475A patent/JPH0874840A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019052750A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 日本電産株式会社 | 変速機及びアクチュエータ |
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