JP2001200559A - 湯水混合水栓 - Google Patents

湯水混合水栓

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JP2001200559A
JP2001200559A JP2000011675A JP2000011675A JP2001200559A JP 2001200559 A JP2001200559 A JP 2001200559A JP 2000011675 A JP2000011675 A JP 2000011675A JP 2000011675 A JP2000011675 A JP 2000011675A JP 2001200559 A JP2001200559 A JP 2001200559A
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JP
Japan
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hot
water
mixing faucet
opening
water mixing
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JP2000011675A
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English (en)
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Masahiko Imazono
雅彦 今園
Osamu Tokunaga
修 徳永
Hideyuki Matsui
英之 松井
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カウンター面に設置され温度調節ハンドル部と
開閉ハンドル部を別々に設けた台所用湯水混合水栓にお
いて、温度調節ハンドル部と開閉ハンドル部をシンクに
設けたポケット部に干渉しない位置に設置することにあ
る。 【解決手段】湯水混合水栓本体が台所のカウンター面な
どに設置され、温度調節ハンドル部と、開閉ハンドル部
と、前記湯水混合水栓本体に上方に向けて回転自在に突
設した吐水管部とを備えた湯水混合水栓であって、前記
温度調節ハンドル部を前記湯水混合水栓本体の正面部に
設けると共に前記開閉ハンドル部を前記吐水管部の先端
部に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湯水混合栓に関し、
詳しくは台所のカウンター面などに取り付けられる湯水
混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の台所のカウンター面などに設置さ
れる湯水混合水栓は、一般に筒状の湯水混合水栓本体上
部に水平面での回転で温度調節が、垂直面での回転で開
閉が行えるレバーハンドル部を設け、且つ湯水混合水栓
本体下部より斜め上方に延びる吐水管部を備えた所謂シ
ングルレバー式の湯水混合水栓が用いられているが、適
温に設定して開閉操作している際に水平面上の温度調節
位置が微妙に変わり温度変化するうえ、吐水管部の奥に
レバーハンドルが位置して操作し難い問題が有る。
【0003】そこで、実公昭61−44038号公報の
湯水混合水栓に見られるように、温度調節位置が微妙に
変わることを防止するため、温度調節ハンドル部と開閉
ハンドル部を別々に設けた湯水混合水栓としてが知られ
ているが、この湯水混合水栓においては、湯水混合水栓
本体に向かって右側に温調ハンドル部を、また上面に開
閉ハンドル部を位置させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
台所のシンクには洗剤容器やスポンジなどを収納するポ
ケット部が設けられることが多く、また洗うスペースを
広くするためこのポケット部近くに湯水混合水栓が設置
されることが増えている。
【0005】そしてこのポケット部に本体に温度調節ハ
ンドル部と開閉ハンドル部を別々に設けた湯水混合水栓
を設置すると、ハンドル部がポケット部に臨んでしま
い、ポケット部に収納した洗剤容器やスポンジがハンド
ル部に近接したり当たったりしてハンドル操作や洗剤容
器の収納に不便をきたしてしまう。
【0006】そこで本発明では、カウンター面に設置さ
れ温度調節ハンドル部と開閉ハンドル部を別々に設けた
湯水混合水栓において、温度調節ハンドル部と開閉ハン
ドル部をシンクに設けたポケット部に干渉しない位置に
設置した湯水混合水栓を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、湯水混合水栓本体が台所のカウ
ンター面などに設置され、温度調節ハンドル部と、開閉
ハンドル部と、前記湯水混合水栓本体に上方に向けて回
転自在に突設した吐水管部とを備えた湯水混合水栓であ
って、前記温度調節ハンドル部を前記湯水混合水栓本体
の正面部に設けると共に前記開閉ハンドル部を前記吐水
管部の先端部に設けたことを特徴としている。
【0008】このようにすることで、温度調節ハンドル
部が湯水混合水栓本体の正面に位置し、併せて開閉ハン
ドル部が吐水管部先端部に位置するので、湯水混合水栓
本体の両サイドにハンドル部が無くてシンクに設けたポ
ケット部に干渉せず、しかも頻繁に使用する開閉ハンド
ル部を吐水管部先端部に設けて、シンクの前に立った
時、手前側の近い場所に開閉ハンドル部が位置するの
で、使い勝手の良い湯水混合水栓を提供することができ
る。
【0009】勿論温度調節ハンドル部、開閉ハンドル部
両ハンドルとも正面に向いており、右手でも左手でも操
作し易い。
【0010】前記開閉ハンドル部をレバー式ハンドルで
構成すると共にこのレバー部の回転軸を前記カウンター
面と平行にすれば、開閉操作の際に吐水管部を回転させ
る方向に作用せず、使いやすい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について説明する
と、図1は湯水混合水栓を台所のカウンター面に取付け
た状態を示す外観斜視図、図2は同拡大外観斜視図、図
3は同湯水混合栓本体の分解斜視図、図4は同湯水混合
栓本体の中央断面図、図5は同湯水混合栓本体の要部の
断面図、図6は同温度調節バルブ部の分解斜視図、図7
は同吐水管部の分解斜視図、図8は同吐水管部の要部の
断面図である。
【0012】本発明において、その湯水混合水栓1は、
カウンター面2に取付けられる湯水混合水栓本体3と、
この湯水混合水栓本体3に向かって正面に設けられた温
度調節ハンドル部4と、湯水混合水栓本体3から上方に
伸び回転自在に取り付けられた吐水管部5と、この吐水
管部5先端に正面に向かって取り付けられた開閉ハンド
ル部6とを備えている。
【0013】湯水混合水栓本体3は円筒を組み合わせた
側面略ト字形状で、カウンター面2に開けた一つの取付
け穴Hに取り付け用アダプタ7を介して取付けられ、こ
の湯水混合水栓本体3内には湯用の可撓性管8に接続さ
れた湯流路10、水用の可撓性管9に接続された水流路
11、及び混合水流路12が設けられている。
【0014】湯水混合水栓本体3の中途部の正面側の側
壁部には温度調節バルブ部13を収納する開口部14が
開設され、この開口部14の底壁部15に湯流路10と
水流路11の各々の出口16及び17と、混合水流路の
入口18が開設されている。
【0015】以下温度調節バルブ部13について説明す
ると、この実施例においては温度調節の形態は湯と水の
混合比を手動で調整する所謂ミキシングバルブ式であ
る。
【0016】温度調節バルブ部13は、図6に示すよう
に樹脂製のケーシング19内に例えばポリアセタール樹
脂製の固定デスク20とPPS樹脂製の可動バルブ21
が収納され、この固定デスク20には湯用通孔22、水
用通孔23、混合水用通孔24がパッキン25を介し
て、各々湯出口16、水出口17、混合水流路の入口1
8に対向して設けられている。
【0017】可動バルブ21と一体に突設された軸26
はケーシング19より突出し、この突出した端部には、
温度調節ハンドル部4がスプライン結合で取付けられる
と共に、固定デスク20に対抗する面には空洞部27が
設けられ、温度調節ハンドル部4を回転操作して可動バ
ルブ21を回転することにより、この空洞部27と湯用
通孔22、水用通孔23の重なり状況により湯、水の混
合比が変わり、これらを通過した湯水は混合水用通孔2
4を経て混合水流路の入り口18に至る。
【0018】温度調節ハンドル部4は止めネジ28によ
り軸26に固定される筒部29と、この筒部29の外周
面に連接されたレバー部30を備えており、このレバー
部30が上方に向くように軸26に取付けられると共
に、このレバー部30が略垂直の位置では、適温の混合
水が吐出し、この位置より約45度左方向に傾いた位置
では湯のみが、約45度右方向に傾いた位置では水のみ
が吐出するように構成されている。
【0019】可動バルブ21の軸26基部に設けられた
凸部31は、ケーシング19内に設けられた扇形状の座
繰り部32と係合し、この座繰り部32の範囲内におい
てのみ凸部31は回転移動が可能であり、温度調節ハン
ドル部4の回転角度を、湯全開の位置から水全開の位置
の間に規制しており、凸部31と座繰り部32は温度調
節ハンドル部4の規制手段を構成している。
【0020】湯水混合水栓本体3の上面には吐水管部5
の接続用開口部33が設けられ、その底端側は混合水流
路12に連通すると共に、湯水混合水栓本体3の上部側
方にはネジ孔34が設けられて接続用開口部33に臨ん
でいる。
【0021】吐水管部5は黄銅管などの金属管からな
り、湯水混合水栓本体3への接続側には金属ブッシュ3
5がはんだ付け或いは溶接などの方法で固着され、先端
側には開閉バルブ部36が取り付けられている。
【0022】金属ブッシュ35の外周面には、中途部に
円周状の切り欠き部37が設けられると共に先端部外周
にはシールパッキン38が装着され、この金属ブッシュ
35を接続用開口部33に水密状に挿入し、ネジ孔34
に螺着したネジビス39先端部が切り欠き部37に係合
することにより金属ブッシュ35の抜け止めを行ってい
る。
【0023】開閉バルブ部36は図8に示すように、混
合水流路12の出口40と吐出口41とを連絡する流路
途中に弁座42が形成され、この弁座42に接離してこ
れを開閉する弁体43とを備えている。
【0024】弁体43の軸部44には、この軸部44に
固定される筒部45と、この筒部45の外周端面に連設
され他端は吐水管部5の正面側に位置するリング状のレ
バー部46からなる開閉ハンドル部6が取付けられてお
り、この開閉ハンドル部6の回転中心軸はカウンター面
2と平行で、レバー部46がカウンター面2と略平行に
なった状態では止水状態で、レバー部46がこの位置よ
り約45度上方向に傾いた位置では全開するようにして
いる。
【0025】湯水混合水栓本体3の下部は、カウンター
面2に開けた取付け穴H周囲を挟持して固定される取付
け用アダプタ7に外嵌して止めネジ47で固定されてお
り、可撓性管8、9はこの取付け用アダプタ7を通過し
て下方に伸び、給水管および給湯管(何れも図示せず)
にカプラー接続されている。
【0026】この様に、温調ハンドル部4は湯水混合水
栓本体3の正面に設けて、且つ開閉ハンドル部6は吐水
管部5先端に設けそのレバー部46を略正面に位置させ
て、両ハンドル4、6を右手でも左手でも操作し易いよ
うにしている。
【0027】而して使用に際しては、予め温調ハンドル
部4を回転操作して吐出温度を設定し、開閉ハンドル部
6を上下方向に回転操作して混合水を吐出、止水せしめ
る。
【0028】この開閉ハンドル部6の回転操作方向は、
その回転軸が吐水管部5と直交する方向で、カウンター
面2に対し平行なので、開閉ハンドル部6を回転操作し
ても吐水管部5に対し回転する方向には作用せず吐水管
部5は動かないので、操作し易い。
【0029】又、温調ハンドル部4が湯水混合水栓本体
3に設けられているので、温調ハンドル部4を操作して
も吐水管部5が動くことが無く、しかも温調ハンドル部
4は、その回転軸が湯水混合水栓本体3と直交する方向
に正面に向けて設けているので、シンクSに設けたポケ
ット部Pに干渉せず、使用し易い。
【0030】また、温調ハンドル部4を濡れた手で扱っ
ても、その水滴がシンクS内に落下し、カウンター面2
が汚れ難い。
【0031】これらの温調ハンドル部4や開閉ハンドル
部6のハンドル操作の際、レバー部30、46に指を掛
けて回転することが出来るので、洗剤などが付着した指
であっても滑ることはない。
【0032】又、吐出位置を変える際には、開閉ハンド
ル部6のリング状レバー部46に指を掛けて吐水管部5
を回転でき、洗剤などが付着した指であっても滑ること
はない。
【0033】更に、吐水管部5先端に開閉ハンドル部6
を設けているので、頻繁に使用する開閉ハンドル部6が
手前に位置し、使い勝手が良い。
【0034】尚、温度調節ハンドル部4のハンドル回転
角度を規制する機構部を、温度調節バルブ部13内にそ
れぞれ設けたことによって、温度調節ハンドル部4のレ
バー部30を、使用者の使い勝手の良い向きに、ハンド
ルを差し替えることが可能である。
【0035】本発明は上述の実施例に限定されること無
く種々の変形が可能であり、例えば温度調節バルブの機
構として、感温ばねなどを用いたサーモスタットバルブ
機構を用いても良い。
【0036】吐水管部の形状も、グースネック形状のほ
か、斜め上方に伸びて先端において平行になり、平行部
分の先端に下向きに吐水口が設けられた形状であっても
良く、吐出口部に整流、泡沫、シャワーなど吐水形態を
変えることが出来る吐水具付きであっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、、本発明においては、湯
水混合水栓本体が台所のカウンター面などに設置され、
温度調節ハンドル部と、開閉ハンドル部と、前記湯水混
合水栓本体に上方に向けて回転自在に突設した吐水管部
とを備えた湯水混合水栓であって、前記温度調節ハンド
ル部を前記湯水混合水栓本体の正面部に設けると共に前
記開閉ハンドル部を前記吐水管部の先端部に設け、温度
調節ハンドル部が湯水混合水栓本体の正面に位置し、併
せて開閉ハンドル部が吐水管部先端部に位置するので、
湯水混合水栓本体の両サイドにハンドル部が無くてシン
クに設けたポケット部に干渉せず、しかも頻繁に使用す
る開閉ハンドル部を吐水管部先端部に設けて、シンクの
前に立った時、手前側の近い場所に開閉ハンドル部が位
置するので、使い勝手の良い湯水混合水栓を提供するこ
とができる。
【0038】更に、開閉ハンドル部をレバー式ハンドル
で構成すると共にこのレバー部の回転軸を水平面と平行
にすれば、開閉操作の際に吐水管部を回転させる方向に
作用せず、使いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る湯水混合水栓を台所の
カウンターに設置状態を示す外観斜視図である。
【図2】同拡大外観斜視図である。
【図3】同湯水混合栓本体の分解斜視図である。
【図4】同湯水混合栓本体の中央断面図である。
【図5】同湯水混合栓本体の要部の断面図である。
【図6】同温度調節バルブ部の分解斜視図ある。
【図7】同吐水管部の分解斜視図である。
【図8】同吐水管部の要部の断面図である。
【符号の説明】
1:湯水混合水栓 2:カウンター面 3:湯水混合水栓本体 4:温度調節ハンドル部 5:吐水管部 6:開閉ハンドル部 7:取り付け用アダプタ 8:可撓性管 9:可撓性管 10:湯流路 11:水流路 12:混合水流路 13:温度調節バルブ部 14:開口部 15:底壁部 16:湯出口 17:水出口 18:入口 19:ケーシング 20:固定ディスク 21:可動バルブ 22:湯用通孔 23:水用通孔 24:混合水用通孔 25:パッキン 26:軸 27:空洞部 28:止めネジ 29:筒部 30:レバー部 31:凸部(規制手段) 32:座繰り部(規制手段) 33:接続用開口部 34:ネジ孔 35:金属ブッシュ 36:開閉バルブ部 37:切り欠き部 38:シールパッキン 39:ネジビス 40:出口 41:吐出口 42:弁座 43:弁体 44:軸部 45:筒部 46:レバー部 47:止めネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水混合水栓本体が台所のカウンター面
    などに設置され、温度調節ハンドル部と、開閉ハンドル
    部と、前記湯水混合水栓本体に上方に向けて回転自在に
    突設した吐水管部とを備えた湯水混合水栓であって、前
    記温度調節ハンドル部を前記湯水混合水栓本体の正面部
    に設けると共に前記開閉ハンドル部を前記吐水管部の先
    端部に設けたことを特徴とする湯水混合水栓。
  2. 【請求項2】 前記開閉ハンドル部をレバー式ハンドル
    で構成すると共にこのレバー部の回転軸を前記カウンタ
    ー面と平行にしたことを特徴とする請求項1記載の湯水
    混合水栓。
JP2000011675A 2000-01-20 2000-01-20 湯水混合水栓 Pending JP2001200559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125514A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mym Corp 混合水栓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006125514A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mym Corp 混合水栓
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